JP2010529292A5

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Info

Publication number: JP2010529292A5
Application number: JP2010510458A
Authority: JP
Filing date: 2008-05-28
Publication date: 2011-03-31

Claims

少なくとも１つの軸方向に移動可能な上方パンチを有する上方ダイと、少なくとも１つの軸方向に移動可能な下方パンチを有する下方ダイとを有するツールセットを使用して、非軸方向の特徴部を有する粉末金属部品に粉末金属を圧縮成形するための装置であって、
ａ）上方ダイの底面と下方ダイの上面との間に位置決めされたアンダーカットダイと、
ｂ）円周パターンの複数の成形パンチを含むアンダーカットダイと、
ｃ）外縁と、第１の側縁と、第２の側縁と、先端とを有する各々の成形パンチとを備え、
少なくとも１つの成形パンチの外縁が、互いに対し円周方向に移動するように成形パンチを付勢して内周を形成する駆動機構と動作可能に係合される装置。
アンダーカットダイが２つの保持プレートの間に位置決めされ、保持プレートが基部プレート及び上方プレートからなり、
アンダーカットダイ及び保持プレートが、２つの圧縮成形ダイの間に位置決めされる、請求項１に記載の装置。
先端の近傍の各々の成形パンチの第１の側縁の一部が動作縁部を画定し、各々の成形パンチの第１の側縁が、隣接する成形パンチの第２の側縁に摺動可能に係合する、請求項１に記載の装置。
すべての成形パンチの動作縁部の組み合わせが内周を形成し、
内周が設計形状を画定し、
そしてアンダーカットダイの複数の成形パンチがほぼ多角形またはほぼ円形の設計形状のいずれかを形成するように、各々の成形パンチの動作縁部が直線である、請求項１に記載の装置。
成形パンチが少なくとも２つの部分に分割され、各々の部分の成形パンチが、粉末金属部品の非対称の非軸方向の特徴部を形成するために異なる長さのものであり、
非対称の非軸方向の特徴部がカムローブである、請求項１に記載の装置。
駆動機構が、内周の最大直径位置から内周の最小直径位置に向かって回転かつ摺動するように成形パンチを付勢し、
各々の成形パンチが、少なくとも１つの保持プレートに形成された複数の湾曲スロットの１つを通して横断する少なくとも１つの直立ピンを有し、少なくとも１つの保持プレートとピンとが係合して、基部プレートとアンダーカットダイの上方プレートとの間でほぼ円周方向に回転するように各々の成形パンチを案内し、
そしてアンダーカットダイの内周の近傍に配置された湾曲スロットの曲率が、螺旋の経路に近似するように、複数のスロットが基部プレートおよび上方プレートの両方に形成される、請求項１に記載の装置。
駆動機構が、少なくとも１つの成形パンチの外縁に形成された歯と動作可能に噛合するウォームギヤであり、
そして駆動機構が、成形パンチの外縁に接続されたシャフト部材を有する油圧式又は空気圧式に作動されるシリンダであり、シャフト部材が成形パンチと動作可能に係合される、請求項１に記載の装置。
非軸方向の特徴部が、粉末金属部品のより大きな直径の２つの円周特徴部の間のアンダーカットであり、
アンダーカットがほぼ円形またはほぼ多角形である、請求項１に記載の装置。
粉末金属部品が、アンダーカットのいずれかの側面に配置された２つの円周列の歯を有するギヤ又はスプロケットである、請求項８に記載の装置。
非軸方向の特徴部を有する粉末金属部品に粉末金属を圧縮成形するための方法であって、
ａ）粉末金属をツールセットのキャビティに挿入するステップであって、ツールセットが、少なくとも１つの軸方向に移動可能な上方パンチを有する上方ダイと、少なくとも１つの軸方向に移動可能な下方パンチを有する下方ダイと、上方ダイと下方ダイとの間に配置されたアンダーカットダイとを備え、アンダーカットダイが、円周パターンを形成する複数の同一平面の成形パンチを含み、円周方向に配置された成形パンチが外周と内周とを有し、各々の成形パンチが第１の側縁と、第２の側縁と、外縁と、先端とを有するステップと、
ｂ）駆動機構を作動して、成形パンチを内周の最大直径位置から最小直径位置に回転させる間に、漸次圧力を増加させつつ、上方パンチと下方パンチとを互いに向かってキャビティ内に移動させて、圧縮成形粉末金属部品を形成するステップと、
ｃ）上方及び下方パンチに対する圧力を解放し、上方及び下方パンチをキャビティから引っ込める間に、成形パンチを最小直径位置から最大直径位置に回転させるステップと、
ｄ）圧縮成形粉末金属部品をキャビティから取り除くステップと、
を含む方法。
アンダーカットダイが２つの保持プレートの間に位置決めされ、保持プレートが基部プレート及び上方プレートからなり、
そしてアンダーカットダイ及び保持プレートが、２つの圧縮成形ダイの間に位置決めされる、請求項１０に記載の方法。
先端の近傍の各々の成形パンチの第１の側縁の一部が動作縁部を画定し、動作縁部が粉末金属部品に非軸方向の特徴部を生成する内周を形成するために組み合わさる、請求項１０に記載の方法。
粉末金属部品が、２つの円周列の歯を有するギヤ又はスプロケットであり、
そして非軸方向の特徴部が、２つの円周列の歯の間のほぼ円形またはほぼ多角形のアンダーカットである、請求項１０に記載の方法。
駆動機構が、完全な圧力を圧縮成形ダイに加える前に成形パンチを内周の最小直径位置に回転させる、請求項１０に記載の方法。
駆動機構が、成形パンチを内周の最小直径位置に徐々に回転させて、圧縮成形ダイに加えられる漸次増加する圧力に対応させる、請求項１０に記載の方法。