JP2010528934A - 多極導線 - Google Patents

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Abstract

多極導線は、縦方向に連続的に配置された複数の絶縁形材を具備し、この絶縁形材は、それぞれ、規則的に配置されかつ縦方向に延在する数個のチャンバを有する。チャンバの少なくとも1つのグループは、閉じた横断面を有し、そしてチャンバの少なくとも1つのグループは、一方の側が開放した横断面を有し、かつそれぞれ1個のバスバーを保持するために適している。絶縁形材の端面側の連結のために、絶縁材料からなる連結要素が設けられている。この連結要素は、その構成要素としてそれぞれ、絶縁形材の端面から絶縁形材の閉じたチャンバに挿入可能である少なくとも1個の差し込み要素と、絶縁形材内への差し込み要素の挿入深さを制限する少なくとも1個のストッパー要素と、連結要素と絶縁形材を係合させることができる好ましくは少なくとも1個の係止要素を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載した多極導線に関する。
このような導線は、例えば特許文献1と特許文献2によって知られている。導線のバスバーが合成樹脂製押出し形材内に互いに絶縁されて配置されている。この形材は、複数のチャンバを有し、このチャンバの一方のグループは形材の前側の方に開放している。このグループのチャンバ内には、バスバーが配置され、導線に沿って走行する車両の集電装置が開放した前側からバスバーにアクセス可能である。横断面が閉じた他の2つのグループのチャンバは、形材の背面側の底部またはバスバーの間の絶縁部を形成する。
この種の導線は、一般的に、複数の絶縁形材を端面側に連続配置するために必要な全長を有する。その際、導線の個々の絶縁形材を機械的に安定するように互いに連結しなければならない。そのために、適切な連結要素が使用される。このような連結要素との係合のために、絶縁形材の端領域を然るべき形状に形成する必要がある。この形状は、押し出し成形の範囲では、形成することができず、後加工を必要とする。それによって、製作コストが高くなる。
更に、導線の個々の絶縁形材の間の連結個所で、絶縁作用が中断するという問題がある。その場合、個々のバスバーの間のエアギャップと沿面距離の長さ、すなわち自由空間を通るあるいは絶縁形材に沿って絶縁形材の横断面によって設定される絶縁形材の表面に沿った、隣接する2個のバスバーの表面間の最短経路はもはや正しくない。それどころか、付加的な手段が講じられないと、このような連結個所で、エアギャップの長さが隣接する2個のバスバーの直接的な間隔によって与えられ、そして沿面距離の長さが絶縁形材の端面側の隣接する2個のバスバー間の最短経路によって与えられる。連結個所で作用するこの長さは、一般的に、絶縁形材に沿った長さよりもはるかに短い。
エアギャップと沿面距離の長さは、関連する安全規定を義務づけられている。この安全規定は、製造物責任の観点から守らなければならず、しかも導線全体に沿って、すなわち上記の連結個所でも守らなければならない。これは、勿論、導線の全体寸法が小さければ小さいほど、達成が困難である。
個々の絶縁形材間の連結個所のエアギャップと沿面距離を、安全技術的に規定された値に延長するための方法は、個々の絶縁形材の組み立ての途中で付加的な絶縁要素をこの領域内に挿入することにある。そのためには、上記の絶縁要素を収容するために、絶縁形材の端領域を準備しなければならない。それによって、絶縁形材の製作時に他のコストがかかる。これは、特に、絶縁形材を端面側から後加工しなければならない場合にあてはまる。
これに関連して、金属製、一般的に銅製のバスバーの熱膨張係数と、合成樹脂製の絶縁形材の熱膨張係数との間の大きな差は他の問題を生じる。この問題は、収縮継目を生じる形態の対策が講じられないときには、導線が時として非常に長いので、熱で誘導される非常に大きな縦方向応力を生じることになる。このような収縮継目では、絶縁形材の絶縁作用の中断の問題が一層厳しい形態で生じる。なぜなら、連続する2個の絶縁形材の間の変化するかなりの大きさの隙間を考慮に入れて、絶縁技術的に除去しなければならないからである。
独国特許出願公開第10359541A1号明細書 独国特許出願公開第19917309A1号明細書
これを考慮して、本発明の課題は、導線のバスバー間のエアギャップと沿面距離の十分の長さを保証し、組み立て時の作業ができるだけ少なくて済む、多極導線の連続する絶縁形材を連結するための新規で合目的な解決策を提供することである。
この課題は、本発明に従い、請求項1の特徴を有する導線によって解決される。本発明の有利な実施形は、従属請求項に記載してある。
本発明は、公知の種類の絶縁形材を備えた多極導線から出発し、絶縁形材の端面側の連結のために、絶縁材料からなる連結要素を提供する。この連結要素は、その構成要素としてそれぞれ、絶縁形材の端面から絶縁形材の閉じたチャンバに挿入可能である少なくとも1個の差し込み要素と、絶縁形材内への差し込み要素の挿入深さを制限する少なくとも1個のストッパー要素とを備えている。
それによって、少ない構成要素と端面側からの作業段階によって、導線の連続する絶縁形材間の機械的に安定しかつ電気的に絶縁する連結部が簡単に形成可能である。絶縁形材は、連結要素によって互いに一直線に並ぶように配向される。この場合、前側の方へ開放したチャンバの横断面は狭くなっていないので、そこを走行する集電装置は、連結個所で邪魔されない。差し込み要素は、バスバー間に直接設けられた閉じたチャンバ内に達する。これによって、そうしない場合に連結個所に存在する、集電装置間の短いエアギャップが中断され、かつ差し込み要素の形状によって決まる長さに延長される。この機能の観点から、連結要素は、絶縁材料だけからなっている。連結要素は、更に、二重機能、すなわち絶縁形材を互いに一直線上に配向して機械的に連結する機能と、2個の絶縁形材の連結個所でのバスバー間の付加的な絶縁機能とを発揮する。
連結要素の表面上に延在するパスの最小長さが所定のきわめて短い長さを有し、このパスが連結要素の表面の第1個所から、連結要素の表面の第2個所まで案内され、この第1個所が絶縁形材内の連結要素の組み込み状態で第1バスバーに最も近い位置にあり、第2個所が他のバスバーに最も近い位置にあるように、本発明による連結要素が形成および採寸されていると合目的である。これにより、絶縁形材の端面側の2個のバスバー間の有効沿面距離の全長が連結要素の挿入によって著しく短縮されることはない。
連結要素が少なくとも1個の係止要素を備え、この係止要素によって、連結要素と絶縁形材が係合可能であると特に有利である。この場合、連結要素は、更に、導線の縦方向において絶縁形材を互いに固定する機能を発揮する。この場合、本発明の実施形は、固定連結、すなわち不動の連結を提供し一方、他の実施形は、熱膨張運動と収縮運動のための所定の遊び空間を有する連結を提供する。
本発明の他の詳細および効果が、従属請求項と、図を参照した実施の形態の次の説明とから明らかになる。
本発明に係る絶縁形材の横断面図である。 支持形材と関連して図1の絶縁形材の横断面を示す図である。 図1の絶縁形材の斜視図である。 第1種類の本発明に係る連結要素を備えた図1の絶縁形材の一部の二つの異なる位置を示す斜視図である。 第1種類の本発明に係る連結要素の4つの異なる図である。 絶縁形材内にある第1種類の連結要素の差し込み部材と共に、図1の絶縁形材の一部を示す拡大横断面図である。 端領域を変形し、かつ絶縁形材に挿入された複数の部材からなる第2種類の連結要素を有する、図1の絶縁形材の変形の斜視図と側面図である。 複数の部材からなる第2種類の連結要素の構成要素の斜視図である。
図1から分かるように、絶縁形材1は、その横断面において規則的に配置された複数のチャンバを有する。このチャンバは、形材の縦方向に、すなわち図1の図面の平面に対して垂直方向に延在している。チャンバ2の1つのグループは、横断面において一方の側に開放し、それによって図1において上側に位置する絶縁形材1の開放した前面3を形成している。開放したグループのチャンバ2は、それぞれ、バスバー4をかみ合わせて保持するのに適した2つのアンダーカット5A,5Bを有する。隣接する複数の閉じたチャンバ6,7の壁区間は、共に、絶縁形材1の背壁8を形成する。この背壁は、絶縁形材の前面3とは反対側に位置し、図1において下側に配置されている。
チャンバのグループに関連して使用する用語「開放した」と「閉じた」は、グループ分けの特性を意味するのではなく、グループに属する個々のチャンバの各々の特性を意味する。用語「グループ」は、グループに属するすべてのチャンバが同じ横断面形状を有することを表している。図1に示した絶縁形材1の姿勢は、必ずしも使用現場の据え付け姿勢ではない。というのは、この姿勢が一般的に、直立した姿勢、すなわち図1の図示に対して±90°だけ回転した姿勢であるからである。しかしながら、この姿勢を180°回転してもよい。垂直配置を示す「上側」と「下側」のような用語が使用される場合には、これらの用語については図1の絶縁形材1の姿勢だけを参照する。
閉じた第1グループのチャンバ6は、形材1の背壁8から形材1の開放した前面3の方へ、開放したグループのチャンバ2のアンダーカット5A,5Bを経て延在している。この閉じた第1グループのチャンバ6は、それぞれ、開放したグループの隣接する2つのチャンバ2の間に配置されている。閉じた第1グループのチャンバ6の中央領域の幅の縮小部はそれぞれ、アンダーカット5A,5Bによって生じる。閉じた第1グループの隣接する2つのチャンバ6の間において、このチャンバの間に位置する開放したグループのチャンバ2の下方には、それぞれ、閉じた他のグループのチャンバ7が配置されている。絶縁形材1の前面3において、開放したグループの隣接する2つのチャンバ2の間には、それぞれ、閉じた他のグループのチャンバ9が配置されている。このチャンバ9は、閉じた第1グループのチャンバ6に接し、しかもその上側端部、すなわち前面側端部にある。形材1の前面3の方に向いたチャンバ9の外壁10の横断面は、前方へ突出した形を有し、図1に示した例ではほぼ切妻屋根の形をしている。
図1の横断面図から直接明らかであるように、隣接する2本のバスバー4の間の最短接続部材は、絶縁形材1に沿って、自由空間内におよび絶縁形材1の前面側の表面の絶縁体の表面に延在している。すなわち、いわゆるエアギャップと沿面距離の長さL,Kは、同じ長さであり、かつ開放したチャンバ2に面した閉じたチャンバ6の壁部分の横断面形状と閉じたチャンバ9の外壁10の横断面形状によって定められる。この場合、図1には、、互いに一致するエアギャップと沿面距離L,Kが、チャンバ6と所属のチャンバ9上に、太線によって上記壁部分と外壁に沿って示してある。
絶縁形材1の端面で絶縁形材の絶縁作用が中断されるので、付加的な手段が講じられない場合には、エアギャップLは、隣接する2個のバスバー4間の最短間隔になる。形材1に沿って作用するエアギャップLよりもはるかに短いこのエアギャップLは、図1において短い太線によって1個所示してある。
沿面距離は、バスバー4の間にあるチャンバ6の横断面形状に左右される。なぜなら、漏れ電流がチャンバ6の壁の端面に沿って形材1の端面上を流れるからである。このような漏れ電流のために、チャンバ6の壁は、2つの経路、すなわち形材1の前側を通る経路と、形材1の後側を通る経路を提供する。各沿面距離K,Kは、図1において同様に太線で記入してある。沿面距離Kが形材1の背壁8を経て延在しているのに対し、沿面距離Kにとっては、チャンバ6とそれに接するチャンバ9の間の隔壁が重要である。この隔壁は、機械的な安定性に寄与し、有効沿面距離の長さに影響を与えない。なぜなら、図1に示した実施の形態の場合、両沿面距離K,Kの長さがほぼ同じであるからである。上記の隔壁を省略すると、沿面距離Kが長くなるがしかし、全体の有効沿面距離は、長くならない。というのは、全体の有効沿面距離が2つの沿面距離K,Kの短い方によって決まるからである。
図1から分かるように、形材1の高さの大部分にわたるチャンバ6の高さ、すなわち背壁8からアンダーカット5A,5Bを越えるまでのチャンバ6の高さは、沿面距離K,Kの長さの比較的に大きな値を提供する。チャンバ6の高さが低い場合に同じ沿面距離の長さを得るためには、チャンバ6の幅を大きくしなければならない。これは、形材1の全幅を拡げることになる。これは、最新の導線の場合に追求されるような、できるだけコンパクトな構造にするという目的に反することになる。チャンバ6の本発明による形成は、個々の絶縁形材1の端面側の連結個所で、普通の長さの導線の構造にとって欠かせない、沿面距離の規定通りの最小長さを保ちながら、導線の構造をコンパクトにすることを可能にする。
後側の沿面距離Kは、バスバー4の背後にあるチャンバ7の形成を断念することによって、すなわちバスバーの背後で隣接するチャンバ6を互いに直接接するようにすることによって延長させることができる。しかし、これは、形材1の安定性に悪影響を与える。なぜなら、この場合、各バスバー4が1つのチャンバ隔壁によってのみ支持されるからである。更に、それによって、全体の有効沿面距離の長さは延長されない。なぜなら、この有効沿面距離の長さが前側の沿面距離Kによって決まるからである。
図1には、更に、背壁8に一体形成されたほぼフック状の取付け要素11,12と、背壁8から垂直に突出するリブ13が示してある。これらの要素は、絶縁形材1を、図2に示した支持形材14に取付けるために使用される。図2に示すように、支持形材14は、その中央部分15に、絶縁形材1の背面に対して相補的な形状を有する。従って、絶縁形材1は、取付け要素11,12によって支持形材14の中央部分15にスナップ止めすることができ、かみ合うように支持形材に連結される。その際、絶縁形材1の背壁8は、リブ13によって支持形材14上に支持される。
図3は、本発明に係る絶縁形材1の斜視図である。その際、長さは、縮尺に従っておらず、幅に比較して非常に短くなっている。図3には、特に、チャンバ9の突出する外壁10の開口16が示してある。この開口は、絶縁形材1の両端近くに、すなわち絶縁形材の端面から所定の間隔をおいて配置されている。この開口16は、すべて同じ形をしている。すなわち、形材1の縦方向において同じ全長を有し、かつ長さに対して横方向において同じ全幅を有する。外壁10がそれぞれほぼ切妻屋根の形をしている図示した実施の形態の場合には、開口16の幅は、それぞれチャンバ9のほぼ全幅にわたっている。
開口16は、図4,5に基づいて説明する適当な連結要素を用いて、複数の絶縁形材1を端面側で互いにかみ合い連結するために使用される。開口16のこの形の利点は、すべての開口が形材1の両端の近くで、横方向に1回鋸引きすることによってきわめて効率的に形成可能であることにある。この場合、形材1の縦方向における開口16の長さは、鋸刃の幅によって生じ、そしてチャンバ9の外壁10が凸形である場合には、横方向における幅は、鋸引きの深さによって生じる。従って、個々の開口16を形成するための順次加工は不要である。理解されるように、チャンバ9の外壁10によって形成される、開放したチャンバ2の間にある形材1の前側の壁部部分10の突出した形状は、開口16をこのように形成する方法の前提となる。
前述のように、チャンバ6の本発明に係る形状は、2個の絶縁形材1の連結個所に十分な沿面距離の長さを生じる。規定通りの長さのエアギャップを形成するためには、連結個所で絶縁要素をチャンバ6に挿入する必要がある。それによって、図1に示すような、最初は、非常に短すぎるエアギャップLが遮断される。この手段は、本発明に係る絶縁形材1の切断図に基づいて図4に示してある。この切断図は、完全に絶縁材料からなる連結要素17を左下に示している。この連結要素は、閉じたチャンバ6の手前において、直線的にスライドさせてチャンバ6に差し込むことができるように配向されている。この場合同時に、連結要素17の一部が、上にあるチャンバ9内に達する。更に、同一の他の連結要素17が示してある。この連結要素は、チャンバ6内に既に完全に、すなわちできるだけ深く差し込まれている。
連結要素17は、図5において4つの図で示してある。すなわち左上には、上から見た斜視図で、中央左には、側面図で、中央右には、正面図で、そして右下には、下から見た斜視図で示してある。左上の斜視図において、側面図と正面図の方向がそれぞれS,Vの矢印によって示してある。側面図と正面図には、それぞれ、図面の平面に対して垂直に延在する対称平面を示す対称線S,Sが一点鎖線で示してある。
連結要素17は、一体的な部材である。連結要素は、基礎板18と、この基礎板18の中心平面に関して対称に基礎板から垂直に突出する2個の差し込み部材19と、同様に基礎板の中心平面に関して対称に基礎板から垂直に突出するスナップフック20とからなっている。見やすくするために、側面図では、対称の両フックの一方だけに参照符号が付けてある。差し込み部材19の外側輪郭は、チャンバ6の内側輪郭に合わせられており、それによって絶縁形材1の端面側の端部から差し込み部材19をチャンバ6に挿入することができる。特に斜視図と正面図から明らかなように、差し込み部材19は、正面から見て上側の横方向ウェブ21と下側の横方向ウェブ22を有し、そしてこの両横方向ウェブの間に主ウェブ23を有する。従って、差し込み部材は、正面図でほぼ大文字Iの基本形を有する。この形状は、チャンバ6の横断面形状に対応している。この場合、主ウェブ23は、隣接する開放したチャンバ2のアンダーカット5A,5Bによって形成されたチャンバ6の中央の幅狭部に組み込まれる。一方、両横方向ウェブ21,22は、上記の中央の幅狭部の上方または下方にあるチャンバ6の幅広の両領域に組み込まれる。
差し込み部材19の横断面の外側輪郭は、チャンバ6の内側輪郭に正確に一致させる必要はなく、差し込み部材19をチャンバ6に挿入した後で差し込み部材19とチャンバ6の壁の間に最大でも小さな遊びがあることが重要である。図示した実施の形態では、差し込み部材19をチャンバ6に挿入した後で横方向ウェブ21,22が横方向からチャンバ6の壁に少なくともほぼ接触し、その結果横方向において差し込み部材19を固定するように、横方向ウェブの幅が採寸されている。これは、図6に明瞭に示してある。
図6は、図1の絶縁形材の拡大横断面図であり、チャンバ6内に位置する連結要素17の差し込み部材19と共にチャンバ6およびチャンバ9を示している。
更に、上側の横方向ウェブ21からそれぞれ2個の上側リブ24と下側リブ25が垂直に突出している。これらのリブは、チャンバ6とそれに接するチャンバ9の間の隔壁あるいはアンダーカット5A,5Bの上側を形成するチャンバ6の壁部分に少なくともほぼ接触するように採寸されている。これによって、差し込み部材19が垂直方向で固定される。他の3個のリブ26が下方の横ウェブ22から垂直に下方に突出している。このリブは、差し込み部材19をチャンバ6に挿入した後でチャンバの壁に接触しない。なぜなら、この接触が差し込み部材19を固定するために不要であり、この差し込み部材の締めつけを生じるだけであるからである。リブ26の機能については後述する。
特に図5の両斜視図から分かるように、差し込み部材19の端領域は面取りされ、しかも横方向ウェブ21,22とリブ24,25,26において面取りされている。これは、チャンバ6への差し込み部材19の挿入を容易にする働きがある。
正面図Vにおける基礎板18の外側輪郭は、その一部が壁を含めたチャンバ6,9の横断面の共通の外側輪郭に一致し、しかも隣接する開放したチャンバ2のアンダーカット5A,5Bまでの絶縁形材1の開放した前面側の領域における外側輪郭に一致する。このアンダーカットには、基礎板18の切欠き27が付設されている。絶縁形材1の前面側の端領域、すなわち突出する壁部分10と、背壁8寄りのチャンバ6の領域は、上記と異なっている。
差し込み部材19を絶縁形材1に挿入する際に、基礎板18は、チャンバ6,9の壁の端面に接触し、それによって挿入深さを制限するストッパーを形成する。基礎板18は、他方では、どこでもチャンバ6,9の壁を越えて側方に突出していない。すなわちバスバー4の上方の隣接する開放したチャンバ2の横断面内に突出していない。従って、内部を集電装置が移動するこの横断面は、連結要素17の挿入によって変更されず、集電装置の移動を妨害しない。
差し込み部材19を絶縁形材1のチャンバ6に挿入する際に同時に、連結要素17のスナップフック20がこのチャンバに接する絶縁形材1のチャンバ9に押し込まれる。連結要素17のスナップフック20の長さは、差し込み部材19を完全に挿入した後、すなわち基礎板18が形材1の端面に当接した後で、スナップフック20がチャンバ9の突出壁部分10の開口16に係合するように、すなわちこの開口にスナップ止めされるように採寸されている。これにより、連結要素17は、形材1に確実に固定される。
第1の絶縁形材1の端面側のすべてのチャンバ6,9に連結要素17を1個ずつ挿入し、それに続いて第2の形材1を第1の形材1に挿入された連結要素17に嵌め込むことにより、両絶縁形材1を互いに固定連結することができ、しかも両絶縁形材が縦方向において互いに一直線に並び、かつ集電装置が開放したチャンバ2内で連結個所を越えて妨害されずに直線運動するように、固定連結することができる。それぞれ1列の連結要素17を使用して多数の絶縁形材1を連続して連結し、それに続いてバスバーを開放したチャンバ2に入れることにより、任意の長さのコンパクトな多極導線を製作することができる。
連結要素17を挿入することにより、絶縁形材1の間の連結個所の短すぎるエアギャップL(図1)が中断されることが明からである。連結個所のエアギャップと沿面距離は、連結要素17の形状によって決まる。不利な場合には、連結要素17の基礎板18の切欠き27のエッジが隣接する2個のバスバーに接触し得ると仮定すると、3つのクリープパスが隣接する2本のバスバーの間で連結要素17の表面に存在する。
第1のクリープパスKS1は、バスバー4の高さ位置で、すなわち連結要素17において基礎板18の切欠き27の高さ位置で、基礎板18の切欠き27の内側エッジ30から差し込み部材19まで延在し、そして差し込み部材19の主ウェブ23上を差し込み部材の縦方向に直線的に主ウェブの端部まで延在し、この主ウェブの周りを主ウェブ23の他方の側の基礎板18まで戻り、そして最後に反対側の切欠き27の内側エッジ30まで基礎板上を延在する。このクリープパスの一部が図5に記入してあり、その側面図でKS1′の符号で示してあり、正面図でKS1″の符号で示してある。この場合、KS2″は、正面図で見える部分の全長を示している。クリープパスKS1の長さについては、KS1=2・KS1′+KS1″が当てはまる。
第2と第3のクリープ長さKS2,KS3は、図6の横断面図に示すように延在し、この図では、太線で示してある。上側のクリープパスKS2が存在する。このクリープパスは、基礎板18の切欠き27の上側の角28から出発している。このクリープパスは、基礎板上をほぼ垂直に上側の横方向ウェブ21の端部まで案内され、そして上側の第1リブ24の端部まで斜めに案内され、そして上側の第2リブ24の端部まで水平に案内され、そして上側の横方向ウェブ21の反対側の端部まで再び斜めに案内され、そして最後に反対側の切欠き27の上側の角まで再びほぼ垂直に案内されている。
更に、下側のクリープパスKS3が存在する。このクリープパスは、基礎板18の切欠き27の下側の角29から出発している。このクリープパスは、基礎板上を垂直に下側の横方向ウェブ22の端部まで案内され、そして下側の第1リブ26の端部まで斜めに案内され、そして下側の横方向ウェブ22の下面へ案内され、そこで下側の中央リブ26を回って更に、下側の第3リブ26の下端まで案内され、そこから基礎板18上を下側の横方向ウェブ22の反対側の端部まで再び斜めに案内され、そして最後に反対側の切欠き27の下側の角まで再び垂直に案内されている。
基礎板18が下側の横方向ウェブ22を越えて下方へ延在しておらず、外側からのみ下側リブ26のうちの外側の両リブに達するので、下側のクリープパスKS3は、側リブ26のうちの外側の両リブの間の下側横方向ウェブ22の下面において、差し込み部材19の下側表面の横断面に沿って正確に案内される。これは、上側横方向ウェブ21の表面の場合とは異なる。というのは、基礎板18が上側リブ24を含む上側横方向ウェブ21を越えて延在しているからである。従って、クリープパスKS2は、上側の両リブ24の端部の間で直線的に、すなわち基礎板18の上を延在している。
連結要素17の表面上の沿面距離の長さは、3つのパスKS1,KS2,KS3のうちの最も短いパスの長さである。そして、この最も短いパスを、絶縁形材1の端面上のクリープパスK,K(図1)の長さと比較すべきである。この場合更に、すべてのパスのうちの最も短いパスが、関連する安全規定を満たさなければならない有効な全沿面距離の長さの重要な尺度である。
両クリープパスKS1,KS2は、それぞれ、対応するエアギャップLS1,LS2と一致する。なぜなら、クリープパスがその都度のその経過に沿って、隣接する2個のバスバー4の間の自由空間内における連結要素17周りのその都度できるかぎり短い距離であるからである。この両エアギャップLS1=KS1,LS2=KS2を第3エアギャップLS3と比較すべきである。この第3エアギャップは、クリープパスKS3にほぼ一致しているがしかし、下側の横方向ウェブ22の下面では、このクリープパスKS3よりも幾分短くなっている。というのは、第3エアギャップがそこでは下側の3個のリブ26の下端の間で直接的に延在し、下側の横方向ウェブ22の下面へ戻って接触していないからである。3つのエアギャップLS1,LS2,LS3のうちの最も短い長さが、関連する安全規定を満たさなければならない有効な全エアギャップの長さの重要な尺度である。直接理解されるように、このエアギャップは、連結要素17が存在しない場合の、図1に記入したエアギャップLよりもはるかに長い。
上述の連結要素17は、縦方向において少なくともほぼ遊びのないように、連なる2本の絶縁形材1を固定連結する。冒頭で述べたように、絶縁形材1とバスバー4の大きく異なる熱膨張係数を補償するために、縦方向における所定の寸法の相対運動を許容し、かつその際沿面距離とエアギャップに関する絶縁規定を守る連結部が必要である。次に、図7,8に基づいて、この要求を満たす本発明の他の実施の形態を説明する。
図7は、図1の絶縁形材の変形である絶縁形材101の斜視図と側面図である。この絶縁形材101は、その両端領域の変更だけが第1実施の形態の絶縁形材1と異なっており、第1実施の形態の絶縁形材1と全く同じ横断面形状を有する。図7では、複数の部材からなる第2の種類の連結要素117が絶縁形材101に挿入されている。この連結要素自体は、図8に示してある。この連結要素117は、複数の部材からなり、アタッチメント要素118と差し込み要素119と2個の挿入要素118A,118Bとを備えている。このアタッチメント要素は、図8の上側と中央に、下側と上側から見た異なる2つの斜視図で示してある。差し込み要素は、図8の下側に、側方から見た斜視図で示してある。図8の上側と中央において、アタッチメント要素118の右隣の挿入要素は、分離された部材として示してあり、そしてアタッチメント要素118の左端の挿入要素は、アタッチメント要素に連結された状態が示してある。
図8の下側と図4,図5および図6との比較によって明らかなように、絶縁形材1の閉じたチャンバ6の横断面形状に対する、差し込み部材19の横断面形状の適合に類似して、差し込み要素119の横断面形状は、絶縁形材101の閉じたチャンバ106の横断面形状に適合している。この閉じたチャンバ106は、それぞれ、バスバー4を装着した2個の開放チャンバ102の間にある。上記の適合は、差し込み要素119が小さな遊びでもって閉じたチャンバ106に挿入できるように、すなわち第2実施の形態の場合差し込み要素119の横断面の外側輪郭がチャンバ106の横断面の内側輪郭にほぼ一致するように行われる。挿入状態で絶縁形材101の背面の方に向いた、差し込み要素119の横断面の外側輪郭の下側だけが、チャンバ106の横断面の内側輪郭と明瞭に相違しており、その代わりに第1実施の形態の差し込み部材19の下側の輪郭にほぼ一致している。従って、差し込み要素119の下側の周りの沿面距離は、図6に記入した、差し込み部材19の下側の周りの沿面距離KS3とほぼ同じ形状を有する。
差し込み要素119は、差し込み部材19と同様に、主ウェブ123を有する。しかしながら、差し込み部材19と異なり、差し込み部材19の上側と下側の横方向ウェブ21,22の代わりに、閉じた上側のチャンバ121と閉じた下側のチャンバ122が設けられている。このチャンバは、差し込み要素119の縦方向に延在し、その全長にわたって主ウェブ123によって互いに連結されている。この閉じたチャンバ121,122は、対応する横方向ウェブと比較して、必要な剛性を差し込み要素119に付与する。剛性が必要である理由は、連結要素117が連結要素17と異なり、収縮継目として機能する、連続する2個の絶縁形材101の間の隙間を架橋し、この領域において十分な機械的安定性を提供しなければならないことにある。この理由から、連結要素117の差し込み要素119の長さは、連結要素17の両差し込み部材19の合計の長さよりもかなり長い。というのは、連結部の十分な安定性を生じるために、差し込み要素119がそれによって互いに連結される両絶縁形材の各々に比較的に深く挿入しなければならないからである。その際、連結要素17の差し込み部材19と異なり、差し込み深さは、ストッパーによって制限されない。なぜなら、差し込み要素119の場合には、基礎板18に対応する要素がないからである。
図7から分かるように、絶縁形材101の場合、絶縁形材1と比較して、端面側の端部から長さdの区間に沿って、閉じたチャンバ107の上側の屋根状壁110が設けられていない。この屋根状壁は、絶縁形材101の前面側で閉じたチャンバ106に接続している。これによって、閉じたチャンバ106とそれぞれその上にあるチャンバ107との間の隔壁131は、この部分に沿って露出している。この隔壁131には、それぞれ長穴132が設けられている。この長穴の縦方向は、絶縁形材101の縦方向に一致し、長穴は、それぞれ絶縁形材101の端面から同じ距離をおいて絶縁形材の全幅にわたって配置されている。
差し込み要素119は、それぞれその上側のチャンバ121の上側に、孔133〜135を有する。絶縁形材101の閉じたチャンバ106内に差し込み要素119を挿入することにより、差し込み要素119の外側の両孔133,135の一方が、絶縁形材101の隔壁131の長穴132と重なる位置にもたらされる。
外側の孔135が長穴と重なるほど、差し込み要素119が絶縁形材101の閉じたチャンバ106に挿入され同時に、他の外側の孔133が他の絶縁形材101の長穴132と重なるほど、差し込み要素の反対側の端部が同じような他の絶縁形材101に挿入されると、係止機能およびストッパー機能を同時に満たすアタッチメント要素118を付加することにより、両絶縁形材101の間の後述するような連結部が形成され、この連結部は、固定されているがしかし、所定の寸法だけ絶縁形材101の縦方向に移動可能である。
アタッチメント要素118は、細長い主部分136と、この主部分から下方へ垂直に突出する係合要素137〜139とからなっている。主部分136の上側の形状は、閉じたチャンバ107の前側の壁110の形状に一致している。各係合要素137〜139は、差し込み要素119の孔133〜135に付設され、かつアタッチメント要素118の主部分136から下方へ垂直に突出する少なくとも2個のスナップフック140を備えている。このスナップフックは、それぞれ弓形の横断面を有するので、係合要素137〜139全体がほぼ円形の横断面となる。図8には、それぞれ4個のスナップフックを備えた係合要素137〜139が例示的に示してある。外側の係合要素137,139は、連続する2個の絶縁形材101のそれぞれ閉じたチャンバ106内に差し込み要素119を挿入した後で、両絶縁形材101の隔壁131の長穴132を通って、その下にある差し込み要素119の外側の孔133,135に挿入される。
これを行う前に、挿入要素118Aまたは118Bが連結すべき両絶縁形材101の各々に挿入される。この挿入要素118A,118Bは、絶縁形材101の閉じたチャンバ107の内側輪郭に適合した横断面形状を有する。この横断面形状は、各係合要素を小さな遊びでこのような閉じたチャンバ107に挿入することを可能にする。各挿入要素118A,118Bは、その一端に、それぞれ2つの切欠き141を有する。この切欠きは、アタッチメント要素118の主部分136の下側の突起142をかみ合わせるために適している。挿入要素118A,118Bは、差し込み要素119を挿入した後、連結すべき絶縁形材101の隔壁131上に置かれ、そしてその都度絶縁形材の閉じたチャンバ107に押し込まれる。この押し込みは、続いてアタッチメント要素118の係合要素137,139を差し込み要素119の孔133または135に挿入する際に、切欠き141が突起142と係合する場所に位置するように行われる。この係合によって、挿入要素118A,118Bがアタッチメント要素118に対して縦方向で固定される。挿入要素118A,118Bは、縦方向に変化する、絶縁形材101と相対的なアタッチメント要素118の位置に関係なく、閉じたチャンバ107の外壁110のない領域を、常に覆った状態にし、そしてこの領域において、絶縁形材101の前側の形状をほぼ連続させる。
アタッチメント要素118の係合要素137,139を差し込み要素119の孔133または135に挿入する際に同時に、中央の係合要素138がその下にある差し込み要素119の中央の孔134に挿入され、その際連結すべき両絶縁形材101の一方を貫通することがない。アタッチメント要素118を付加するのに適した深さまで差し込み要素119を連結すべき絶縁形材101に挿入した後で、両絶縁形材101の間には、中間空間が生じる。この中間空間の幅は、少なくとも、差し込み要素119の中央の孔134の直径に等しい。
差し込み要素119の孔133〜135に係合要素137〜139を挿入する際に、3個すべての係合要素137〜139のスナップフック140は、差し込み要素119にかみ合う。それによって、アタッチメント要素118全体が差し込み要素119に動かぬように係止される。その際同時に、絶縁形材101の隔壁131がその都度連結要素117のアタッチメント要素118と差し込み要素119との間で挟持されることにより、外側の両係合要素137,139の各々によってその都度、連結すべき両絶縁形材101の各々と、2つの部材からなる連結要素117とが、互いにかみ合い連結される。その後で、外側の各係合要素137,139がそれを設けた隔壁131の長穴132内で、長穴の縦方向に摺動可能であることにより、両絶縁形材101の各々と連結要素117とが縦方向に相対移動可能である。
アタッチメント要素118の中央の方に向いた係合要素137または139のスナップフック140が、長穴132の外側の端部において、長穴132とそれぞれの絶縁形材101の端面側の端部との間にある絶縁形材101の隔壁131の部分と係合することにより、連結要素117は、絶縁形材101から縦方向に引き抜くことができるが一方、反対方向への連結要素117の移動範囲は、同じ係合要素137の他の両スナップフック140が長穴132の反対側の端部において絶縁形材101の隔壁131と係合することによって、たとえ制限が基本的に可能であっても制限されない。
長穴132の長さは好ましくは次のように採寸されている。すなわち、連結要素117に連結された両絶縁形材101の端面が互いに突き当たるまで、両絶縁形材が互いに嵌合移動するように採寸されている。しかし、この端面の突き当たりは、アタッチメント要素118の主部分136によって阻止される。この主部分は、閉じたチャンバ107の上側の屋根状壁110が設けられていない区間の長さの2倍よりも長い。従って、主部分136は、両絶縁形材101を互いに所定の最低間隔を有するように保持するストッパーとして作用する。
中央の係合要素138のスナップフック140は、外側の両係合要素137,139の形と幾分異なる形を有する。すなわち、このスナップフックは、アタッチメント要素118の中心側が丸められておらず、そこにそれぞれはっきりしたエッジ143を有する。この手段の目的は、収縮継目が収縮移動する際に、時間が経つうちにこの領域に堆積する塵埃および摩耗屑を排除することにある。
理解されるように、連結要素117によって形成される、連続する2個の絶縁形材101の間の縦方向の移動範囲は、適切に採寸すれば、絶縁形材101とバスバー4の異なる熱膨張を補償するため、すなわち導線のための収縮継目を提供するために適している。最後に述べた種類の絶縁形材101と連結要素117を用いた膨張可能な連結部が、前述の種類の絶縁形材1と連結要素17を用いた膨張可能な連結部よりも、関与する要素の形状付与と組み立ての過程に関して複雑であるので、導線に沿って、予想される膨張を補償するために必要な数の伸縮可能な連結部を規則的な間隔をおいて設け、残りの連結部のために伸縮不可能な簡単な変形連結部を使用することが合目的である。
実施の形態の上述の説明から、専門家に明らかなように、絶縁形材1の横断面の形状と連結要素17の形状の多数の変形が可能である。第1実施の形態の差し込み部材19に関しては、その横断面の基本形状は、必ずしも大文字Iに一致させる必要はなく、横方向ウェブ21,22は、主ウェブ23に対して斜めに延在していてもよい。それによって、上側半部は、大文字Yの横断面基本形状を有し、および/または下側半部は、これに対して180°回転させた横断面基本形状を有する。リブ25,25,26の数、位置および高さは、当然、必要に応じて変更可能である。第2実施の形態の差し込み要素119の場合にも、同様な変形が可能である。差し込み要素の横断面形状と長さに基づいて、隣接するバスバーの間の各パスに沿って、差し込み要素の表面に十分な沿面距離の長さを生じることが重要である。

Claims (16)

  1. 縦方向に連続的に配置された複数の絶縁形材を具備し、この絶縁形材がそれぞれ、規則的に配置されかつ縦方向に延在する数個のチャンバを有し、チャンバの少なくとも1つのグループが閉じた横断面を有し、そしてチャンバの少なくとも1つのグループが一方の側を開放した横断面を有し、かつ、それぞれバスバーを保持するために適している、多極導線において、
    絶縁形材(1;101)の端面側の連結のために、絶縁材料からなる連結要素(17;117)が設けられ、
    この連結要素がその構成要素としてそれぞれ、
    絶縁形材(1;101)の端面から絶縁形材(1;101)の閉じたチャンバ(6)に挿入可能である少なくとも1個の差し込み要素(19;119)と、
    絶縁形材(1;101)内への差し込み要素(19;119)の挿入深さを制限する少なくとも1個のストッパー要素(18;118)と、
    を備えていることを特徴とする導線。
  2. 連結要素(17;117)の表面上に延在するパスの最小長さがきわめて短い長さを有し、このパスが差し込み要素(19;119)の表面の第1個所から、連結要素(17;117)の表面の第2個所まで案内され、この第1個所が2個の絶縁形材(1)の間における連結要素(17;117)の組み込み状態で第1バスバー(4)に最も近い位置にあり、第2個所が他のバスバー(4)に最も近い位置にあることを特徴とする請求項1記載の導線。
  3. 連結要素(17;117)が少なくとも1個の係止要素(20;137,139)を備え、この係止要素によって、連結要素(17;117)と絶縁形材(1;101)がかみ合い連結可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の導線。
  4. 連結要素(17)がストッパー要素(18)として基礎板を備え、更に差し込み要素(19)として、基礎板(18)から垂直にかつ基礎板の中心平面に関して対称に突出する差し込み部材(19)を備え、基礎板(18)が、差し込み部材(19)を絶縁形材(1)に挿入する際に、絶縁形材(1)の開放したチャンバ(2)の横断面内に入り込まずに絶縁形材の端面に接触するように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の導線。
  5. 連結要素(17)の基礎板(18)の外側輪郭の少なくとも一部が絶縁形材(1)の閉じたチャンバ(6)の壁の外側輪郭に一致し、基礎板の外側輪郭が互いに対称な2つの切欠き(27)を有し、この切欠きの形状が、バスバー(4)を保持するために開放したチャンバ(2)の構成部分として設けられたアンダーカット(5A,5B)の形状に一致していることを特徴とする請求項4記載の導線。
  6. 基礎板(18)の両切欠き(27)の各々の内側エッジ(30)の間で連結要素(17)の差し込み部材(19)の縦方向自由端部の周りに延在する最短パスの長さが、隣接する2つの開放したチャンバ(2)のアンダーカット(5A,5B)の間の絶縁形材(1)の開放した前側の表面上の最短パスに少なくともほぼ一致しているかまたはこの最短パスを上回っていることを特徴とする請求項5記載の導線。
  7. 連結要素(17)の基礎板(18)上において差し込み部材(19)の周りに基礎板(18)の両切欠き(27)の外側上方の角(28)の間または外側下方の角(29)の間で延在する最短パスの長さが、隣接する2つの開放したチャンバ(2)のアンダーカット(5A,5B)の間の絶縁形材(1)の開放した前側の表面上の最短パスの長さに少なくともほぼ一致していることを特徴とする請求項5または6に記載の導線。
  8. 連結要素(17)が係止要素(20)として、基礎板(18)の中心平面に関して対称に基礎板から垂直に突出する2個のスナップフック(20)を備え、差し込み部材(19)を絶縁形材(1)に挿入する際に、基礎板(18)が絶縁形材(1)の端面に接触するまで、関連するスナップフック(20)が絶縁形材(1)の前側の壁部分(10)の穴(16)に係合するように、スナップフックが形成および配置され、絶縁形材の前側からバスバー(4)がアクセス可能であることを特徴とする請求項4〜7のいずれか一つに記載の導線。
  9. 差し込み部材(19)を絶縁形材(1)に挿入する際に、関連するスナップフック(20)が絶縁形材(1)の閉じたチャンバ(9)内に達し、閉じたチャンバ(9)の内部から穴(16)に対して係合するように、連結要素(17)のスナップフック(20)が基礎板(18)に配置されていることを特徴とする請求項8記載の導線。
  10. 連結要素(117)と絶縁形材(101)の係合が、絶縁形材(101)の縦方向における、連結要素(117)と絶縁形材(101)の間の所定の大きさの可逆の相対運動を可能にすることを特徴とする請求項3記載の導線。
  11. 連結要素(117)が少なくとも2個の異なる構成要素(118,119)からなり、この構成要素の一方が差し込み要素(119)を形成し、他方がストッパー要素(118)を形成していることと、連結要素(117)の両構成要素(118,119)が互いにかみ合い連結可能であり、かつ少なくとも1個の絶縁形材(101)に連結可能であることを特徴とする請求項10記載の導線。
  12. 絶縁形材(101)がその端面側の端部の近くに、連結要素(117)の各差し込み要素(119)を挿入可能である閉じたチャンバ(106)の壁(132)に、外側からアクセス可能で絶縁形材(101)の縦方向に延在する穴(132)を有し、連結要素(117)の両構成要素をかみ合い連結した後で、連結要素に設けられた係合要素(137,139)が前記の各穴を通過し、絶縁形材(101)の縦方向における係合要素(137,139)の寸法が穴(132)の長さよりも短いことを特徴とする請求項11記載の導線。
  13. 連結要素(117)の差し込み要素(119)が差し込み要素(119)の縦方向に並べて配置された複数の穴(133,134,135)を有し、この穴の少なくとも1つが、差し込み要素(119)を絶縁形材(101)に挿入することによって、差し込み要素(119)を挿入した閉じたチャンバ(106)の壁(131)の、外部からアクセス可能な穴(132)と重なる位置にずらすことが可能であることと、差し込み要素(119)のこの位置で、連結要素(117)の他の構成要素(118)から突出する係合要素(137,139)が閉じたチャンバ(106)の壁(131)の穴(132)を通って、この穴と重なる差し込み要素(119)の穴(133,135)に挿入可能であり、かつそこで差し込み要素(119)に係止可能であることを特徴とする請求項12記載の導線。
  14. 第2の構成要素(118)の係合要素(137,139)が差し込み要素(119)の穴(133,134,135)とのスナップ連結部を形成するために適した複数のスナップフック(14)を備えていることを特徴とする請求項13記載の導線。
  15. 他方の構成要素(118)が主部分(136)を備え、連結要素(117)が連続する2個の絶縁形材(101)に取付けられた状態で、主部分がストッパーを形成し、このストッパーが係合要素(137,139)の位置や寸法および絶縁形材(101)の穴(132)の位置や寸法に関係なく、2個の絶縁形材(101)の端面を所定の最低間隔に保つことを特徴とする請求項13または14に記載の導線。
  16. 差し込み要素(119)の表面に延在するパスが、第1バスバー(4)に最も近い、差し込み要素(119)の表面の第1個所から、他のバスバー(4)に最も近い、差し込み要素(119)の表面の第2個所まで案内され、連結要素(117)が連続する2個の絶縁形材(101)に取付けられた状態で、パスの長さが、絶縁形材(101)の縦方向に存在する連結要素(117)の移動範囲内の連結要素のすべての位置において、絶縁形材(101)の端面上の2つの個所の間の最短パスの長さと少なくとも同じ長さを有し、この個所のうちの第1個所が第1バスバー(4)に最も近く、第2個所が他のバスバー(4)に最も近いことを特徴とする請求項10〜15のいずれか一つに記載の導線。
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