JP2010522441A - 半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムとその方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ウエハを検査し、リペア可能な半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムとその方法に関するものであって、ウエハを移送して整列させる移送アームと、ウエハが定着してウエハ表面のイメージを撮像する検査部と、該検査部に現われたイメージ上の異物を分析する分析モジュールと、分析された異物の情報に応じて、異物をリペアするリペア部とを備える半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムと、ウエハを移送して整列させるステップと、整列されたウエハに光を照射して、ウエハの表面イメージを撮像するステップと、表面イメージを読み取って異物の情報(位置、高さ、直径)を生成するステップと、読み取られた異物の情報を基準データと比較判断するステップと、比較判断されてリペア対象になる異物の情報をリペア部に伝送するステップと、受信された異物の情報に応じて、当該異物をリペアするステップとを含むことを特徴とする半導体ウエハの異物検査及びリペア方法に関するものである。本発明によれば、単純な構成でもウエハ上の異物検査及びリペアが可能なシステムとその方法を提供して、製造費用の低減、製造装備の損失の抑制、半導体チップの歩留まりの増加を図ることができるという効果がある。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエハを検査し、リペア可能な半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムとその方法に関し、より詳細には、EDS工程前やEDS工程に含まれてウエハ上の異物を検査し、検出された異物をリペア可能な半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムとその方法に関する。
一般に、半導体の製作工程は、大別して、最初のウエハ製作から最終の完成品まで4つの工程に区別することができる。すなわち、シリコン原石でウエハを製作するウエハ製造工程と、製造されたウエハを用いてウエハ表面に複数個の半導体チップを形成するウエハ加工工程と、半導体チップの良否を判別する半導体チップの電気的特性検査工程(以下、EDS(Electric Die Sorting)工程とする)と、加工されたウエハでチップを製作するパッケージ組立工程及びパッケージをモジュールに取り付けて完全な機能を果たす製品に製作するモジュール組立工程とに分けることができる。
上述した半導体装置を製造する工程が行われる間、ウエハまたはウエハに形成されるチップは、随時所定の測定及び修正作業を行う。所定の測定及び修正作業が当該ウエハに所望のとおりに行われるか否かを確認する機器としては、走査電子顕微鏡または透過電子顕微鏡などの光学顕微鏡が用いられる。また、ウエハ上に形成された半導体チップの電気的特性検査を行い、正常に動作する半導体チップと不良が発生した半導体チップとを選別する工程がEDS工程である。
EDS工程では、プローブカードを用いて当該チップの電気的な特性検査が行われ、ウエハ上に形成された複数個の半導体チップに特定電流を印加することにより、半導体チップの良否をテストする。
このようなEDS工程に利用される半導体チップの検査装置は図1に示すように、EDSテスター100及び支持台130で構成される。EDSテスター100は、ウエハ140上の半導体チップに電気的信号を印加することにより、チップ内部回路の異常の可否を検査するための装置であって、プローブカード110と、ニードル120と、信号検査器(図示せず)と、支持台130とが備えられる。ニードル120は、ウエハ140のチップパッド部位と極めて微細な距離dの分だけ離隔しており、プローブカード110は、ニードル120及び前記信号検査器と接続される。前記信号検査器から生成された電気的信号は、プローブカード110を介してニードル120に伝達され、ウエハ140上に形成された半導体チップは、ニードル120から前記電気的信号を受信する。また、前記電気的信号によってチップから出力された信号は、ニードル120及びプローブカード110を介して前記信号検査器に伝達され、前記信号検査器は、ウエハ140上の半導体チップからの出力信号を分析して、当該チップの異常の可否を検査する。
また、支持台130は、EDS工程が行われるウエハを載置することのできる部分であり、整列装置が備えられてウエハ140上のチップの検査正確度を向上させることができるように構成される。EDSテスター100に関する技術は、既に多くの公開公報に開示されているので、それ以上の詳細な説明を省略する。
このようなEDSテスター100が支持台130上に整列されてウエハ140上に形成された半導体チップを検査するためにニードル120を移動させるとき、ウエハ140上にニードル120とウエハ140との許容間隔dより高さの高い異物Aが付着していると、ニードル120が折れる場合が発生する。このため、製造工程上、致命的な欠陥及びエラーが発生する可能性があり、ニードル120が折れた場合、高価の製造装備を交替しなければならないという問題があった。したがって、このような欠陥及びエラーを防止しようとして、EDS工程前に異物の有無と大きさ、特に、高さなどを測定するための検査装備が必要となり、このような検査装備では、装備に損傷を負わせる恐れがある一定高さ以上の異物を検出しなければならなかった。
ところが、研磨工程後のウエハの表面状態は微細表面突起Bが存在する表面状態、すなわち、許容範囲内で均一な状態で研磨されて後工程がなされるため、この許容範囲を通過した不均一な微細表面突起Bが異物として誤検出される問題があった。
一方、上述した半導体の各々の製造工程後に得られる良品の生産物の割合を歩留まりといい、歩留まりは、投入した量(input)に対して製造されて出てきた量(output)の割合をいう。例えば、インプット(input)が100であるとき、アウトプット(output)が80であれば、歩留まりが80である。このような歩留まりは、各工程による各々の歩留まりとして区分されることもある。このように、歩留まりを強調する理由は、製造工程において生じる失敗や問題点が製品に致命的な影響を及ぼすためである。また、1つのウエハから得られる複数個の半導体チップは、製品として製造された後、いずれか1つでも不良と判明されると、半導体チップ自体を廃棄しなければならないため、各工程で得られる歩留まりは極めて重要である。したがって、異物を検出してリペアしなかった状態でEDS工程を行ったとき、異物によるウエハの欠陥が生じる可能性があり、半導体チップの歩留まりを落とす結果が発生して、製造単価の上昇の原因となる問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためのものであって、その目的は、ウエハ上の異物検査及びリペア可能なシステムとその方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、ウエハ上の異物検査及びリペア可能なシステムを提供して、製造費用を低減し、工程を改善することにある。
さらに、本発明の目的は、ウエハ上の異物検査及びリペアシステムとその方法を提供することにより、製造装備の損失を抑制することにある。
さらにまた、本発明の目的は、ウエハ上の異物検査及びリペアシステムとその方法を提供することにより、半導体チップの歩留まりを増加させることにある。
前記課題を解決するために本発明は、ウエハを検査し、リペア可能な半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムであって、ウエハを移送して整列させる移送アームと、ウエハが定着する支持台と、該支持台の両側に位置して、水平方向に光を照射する測光発生部と、該測光発生部から照射されて、異物から反射された光を受光するように、前記支持台の上向きに配置される結像レンズと、該結像レンズに受光された光の強度を表わすように、前記結像レンズの上部に配置される撮像手段で構成された検査部と、該検査部の撮像手段に現われたイメージの異物を分析する分析モジュールと、該分析モジュールで分析された異物の情報の伝送を受けて異物をリペアするリペア部とを備えることを特徴とする。
このとき、前記分析モジュールで分析される異物の情報は、異物の位置情報及び高さ情報である。
一方、前記分析モジュールは、前記検査部の撮像手段に現われたイメージを認識する認識モジュールと、該認識モジュールで認識されたイメージを読み取って異物に関する情報を生成するデコードモジュールと、該デコードモジュールで読み取られた異物の情報に応じてリペア対象になるのかを判断する判断モジュールと、該判断モジュールでリペア対象と判断された異物の情報をリペア部に伝送する伝送モジュールとを備えて構成されることにより、異物に関する情報を分析するのに好ましい。
このとき、前記デコードモジュールで読み取られた異物の位置情報は、ウエハに表示された位置合わせポイントから計算された絶対座標である。
また、前記リペア部は、前記分析モジュールからリペア対象になる異物の情報の伝送を受ける受信モジュールが設けられ、該受信モジュールから伝送されたリペア対象になる異物の情報に応じて異物をリペアするレーザー部を備えて構成されることが当該異物をリペアするのに好ましい。
本発明の他の側面として、半導体ウエハの異物を検査し、リペアする方法は、半導体ウエハを移送して整列させるステップと、整列されたウエハの側面から光を照射して、前記ウエハの表面イメージを表わすステップと、該表面イメージを認識しかつ読み取って異物の位置情報及び高さ情報を生成するステップと、読み取られた異物の情報を基準データと比較判断し、リペア対象であるか否かを決定するステップと、リペア対象になる異物の情報をリペア部に伝送するステップと、受信された異物の情報に応じて、当該異物をリペアするステップとからなる。
本発明によれば、ウエハ上の異物検査及びリペアが可能なシステムを提供することにより、製造費用を低減し、工程を改善することができるという効果がある。
また、本発明によれば、ウエハ上の異物検査及びリペアシステムとその方法を提供することにより、製造装備の損失を抑制することができるという長所がある。
なお、本発明によれば、ウエハ上の異物検査及びリペアシステムとその方法を提供することにより、半導体チップの歩留まりを増加させることができるという利点がある。
図1は、EDS工程において利用される検査装置の断面図である。 図2は、本発明に係る半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムの概略図である。 図3は、本発明に係る検査部において、第1の光の経路を示した断面図である。 図4は、本発明に係る検査部において、第2の光の経路を示した断面図である。 図5は、本発明に係る半導体ウエハの異物検査及びリペア方法を示したフローチャートである。 図6は、本発明に係る測光発生部における照射された光の経路を示した断面図である。
以下、上記のような本発明に係る半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムの実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明に係る半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムの概略図を示したものである。
同図に示すように、本発明に係わる半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムは、ウエハ10を移送する移送アーム20と、該移送アーム20により移送されたウエハ10を検査する検査部30と、該検査部30に現われた異物の位置を分析する分析モジュール40と、該分析モジュールで分析された異物の位置情報の伝送を受けて異物を除去するリペア部50とで構成される。
ウエハ10は、全体の加工工程を終えた後、移送アーム20により後述する検査部30の支持台31に整列させて定着できるように、一方の側に位置合わせポイント11が形成されている。
移送アーム20は、所定のロボットアームであって、その末端にアーム部21が設けられてウエハ10を検査部30に移送させることができるように設けられる。
次に、検査部30を説明する。検査部30は、ウエハ10が整列されて定着する支持台31が設けられ、支持台31の両側にはウエハ10に向かって水平方向に光を照射する測光発生部32が配置される。
測光発生部32は、ウエハ10上の異物Aを検出するためのものであって、測光発生部32から照射された光は、ウエハ10の上面に付着されたガラス破片またはその他の異物質のような異物Aにぶつかって反射または散乱される。測光発生部32の光軸は、平板状であるウエハ10の上面と水平するように配置されることが異物の高さ測定に容易である。
結像レンズ33は、ウエハ10の上部に一定距離離隔して配置されており、測光発生部32から照射されて異物Aまたは微細表面突起(図1のB)から反射された光を受光する。結像レンズ33は、ウエハ10の上部において一定領域毎に複数配置されており、異物Aまたは微細表面突起から反射された光は、異物Aまたは微細表面突起の上部領域にある結像レンズ33に入る。
撮像手段34は、前記結像レンズ33の上部に配置されており、測光発生部32から照射されて異物Aまたは微細表面突起から反射された光を表わす。すなわち、撮像手段34は、ウエハ10の上方に設けられて、微細表面突起や異物Bの映像を獲得する。
このとき、撮像手段は、電荷結合素子CCD(Charge Coupled Device)を備えることができる。また、撮像手段は、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)を備えることができる。
CCDの場合、単価は高いが、ノイズがほとんどない、綺麗な画質を出すことができるという長所がある。これとは反対に、CMOSは、単価はCCDに比べて安いが、ノイズが多いという短所がある。全体的には、CCDがCMOSに比べてほぼ3倍程度明るく、高画質を実現することができるが、CCDはCMOSに比べて多くの電力を消費する。
このような構成により、測光発生部32から照射された光は様々な経路を経ることができるが、測光発生部32で進行する光が突起で反射され、光の進行方向と垂直な方向、すなわち、上方に反射された光が結像レンズ33及び撮像手段34を介して現われる。
前記構成により、撮像手段34であるCCDやCMOSに現われたイメージの大きさ、すなわち、ピクセル個数や広さに比例して異物の高さを測定かつ計算できる。
次に、図3及び図4を参照して本発明に係る検査部の原理を比較説明する。
図3は、本発明に係わる検査部において、第1の光の経路を示した断面図であり、図4は、本発明に係る検査部において、第2の光の経路を示した断面図である。
図3に示すように、異物Aの高さがh1である場合、測光発生部32で進行した光L、すなわち、第1の光は異物Aで反射され、そのうち、光の進行方向と垂直な方向、すなわち、上方に反射された光L'が結像レンズ33を介して撮像手段34であるCCDやCMOSに結ばれる。
ウエハ10から突起の高さh1が高いほど、異物Aで反射される光L'の量もさらに多くなり、これにより、撮像手段34であるCCDやCMOSに結ばれる像も一層大きく、明るくなる。
一方、図4に示すように、異物Aの高さがh2(h1より小さいと仮定)である場合にも同様に、測光発生部32で進行した光M、すなわち、第2の光は突起で反射され、そのうち、光の進行方向と垂直な方向、すなわち、上方に反射された光M'が結像レンズ33を介して撮像手段34に結ばれる。
図3及び図4を参照して第1の光を照射した場合(図3)の異物Aの高さh1が、第2の光を照射した場合(図4)の異物Aの高さh2より高いと仮定すれば、第1の光を照射した場合が、第2の光を照射した場合に比べて異物Aで反射される光の量がさらに多く、これにより、第1の光を照射した場合、撮像手段34であるCCDやCMOSに結ばれる像も一層大きく、明るく現われる。
また、異物Aを半球形であると仮定すれば、異物Aの高さは撮像手段34であるCCDやCMOSに現われるイメージの大きさ、すなわち、ピクセルの個数及び明るさに比例する。
このように、検査部30は、ウエハ10上に平行に光を照射する側面照明装置及び上部結像装置を利用することにより、ウエハ10の表面イメージを獲得することができる。
次に、分析モジュール40について説明する(図2参照)。分析モジュール40は、前記検査部30の撮像手段34に現われたイメージの微細表面突起及び異物に関する情報(位置、高さに関する情報)を分析する役割を果たす。また、前記分析モジュール40は、認識モジュール41と、デコードモジュール42と、判断モジュール43と、伝送モジュール44とを備える。
認識モジュール41は、前記撮像手段に現われたイメージを認識する役割を果たす。
デコードモジュール42は、前記認識モジュール41で認識されたイメージ上の表面突起及び異物に関する情報を読み取る。このとき、表面突起及び異物の情報は、位置情報と高さ情報であり、前記位置情報は、ウエハに表示された位置合わせポイント11から計算された絶対座標である。
判断モジュール43は、デコードモジュール42で読み取られた異物の情報に応じてリペア対象になるのかを判断する役割を果たし、このとき、判断モジュール43には高さと大きさによる基準データが格納されていることにより、基準データと読み取られた異物の情報とのうち、高さ情報を比較判断してリペア対象になるのかを判断できるようにプログラミングされている。
伝送モジュール44は、前記判断モジュール42でリペア対象と判断された異物の情報を、後述するリペア部50に伝送する役割を果たす。
次に、リペア部50について説明する。リペア部50は、前記分析モジュール40からリペア対象になる異物の情報を受信し、当該異物をリペアする役割を果たす。リペア部50は、受信モジュール51とレーザー部52とを備えて構成される。
受信モジュール51は、上述した分析モジュール40の伝送モジュール44から伝送された異物の情報を受信する役割を果たす。
レーザー部52は、前記受信モジュール51から伝送された異物の情報のうち、位置情報、すなわち、異物の絶対座標に沿って当該異物にレーザーを照射し、ウエハ上の異物をリペアできるように設けられる。
本実施形態では、レーザー部52が検査部の一方の側に位置し、付加的な移送手段により移送されて、当該異物にレーザーを照射するように構成されているが、検査部30の上向きに配置し、受信された異物の情報に応じてレーザーを照射するように構成されることもできる。
前述した半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムによるウエハの異物検査並びにリペア方法について説明する。
図5は、本発明に係わる半導体ウエハの異物検査及びリペア方法に関するフローチャートである。
同図に示すように、全工程を終えたウエハは、移送アームにより移送されて、検査部の支持台に整列された状態で定着する(S1)。
次に、図6に示すように、整列されたウエハ10の上部に測光発生部が平行に光Nを照射し(S2)、照射された光は平行に進行している途中、ウエハ10上の異物Aに反射されて光の進行方向と垂直な方向、すなわち、上方に反射された光N'が結像レンズを介して撮像手段であるCCDやCMOSに結ばれる(S3)。
このとき、ウエハ10から異物Aの高さhが高いほど、異物Aで反射される光N'の量が多くなり、これにより、撮像手段であるCCDやCMOSに結ばれる像もさらに明るく、これに対応するCCDまたはCMOSのピクセルの個数も増加する。
次に、撮像手段に結ばれたイメージは、分析モジュールの認識モジュールでイメージを認識し(S4)、該認識されたイメージをデコードモジュールで読み取って表面突起または異物の情報、すなわち、位置情報、高さ情報を生成する(S5)。この生成された情報は、読み取りモジュールで既に格納されている基準データと比較して、リペア対象になるのか否かを判断する(S6)。このとき、比較されるデータは高さ情報である。仮に、リペア対象になる異物であると判断されると、すなわち、異物の情報が基準データより大きい値を有すると、当該異物の情報を伝送モジュールを介して伝送する(S7)。
リペア部の受信モジュールでは、リペアすべき異物の情報を受信し(S8)、この受信された情報に応じてレーザー部が当該異物をリペアする(S8)。このとき、受信された情報で用いられる情報は位置情報、すなわち、当該異物の絶対座標である。したがって、レーザー部は、絶対座標によって当該異物をリペアする(S9)。
このような方法により半導体ウエハの異物を検査し、リペアすることができる。
また、本発明に係わる半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムによれば、測光を用いて一定の大きさ以上の異物を検出できるので、EDS工程前にリペアすべき異物を検出し、リペアすることにより、製造装備の損失を抑制して製造費用の低減及び工程の改善を期することができ、また、半導体チップの歩留まりの増大を図ることができる。
本発明の権利範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、添付された特許請求の範囲内で様々な形の実施形態で実現され得る。特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明の属する技術分野における通常の知識を有した者であれば、変形可能な範囲まで本発明の請求の範囲内にあるということが理解できるであろう。
本発明によれば、ウエハ上の異物検査及びリペアが可能なシステムを提供することにより、製造費用の低減及び工程の改善の効果がある。
10 ウエハ
11 位置合わせポイント
20 移送アーム
21 アーム部
30 検査部
31 支持台
32 測光発生部
33 結像レンズ
34 撮像手段
40 分析モジュール
41 認識モジュール
42 デコードモジュール
43 判断モジュール
44 伝送モジュール
51 受信モジュール
52 レーザー部

Claims (6)

  1. ウエハを検査し、リペア可能な半導体ウエハの異物検査及びリペアシステムであって、
    ウエハを移送して整列させる移送アームと、
    ウエハが定着する支持台と、該支持台の両側に位置して、水平方向に光を照射する測光発生部と、該測光発生部から照射されて、異物から反射された光を受光するように、前記支持台の上向きに配置される結像レンズと、該結像レンズに受光された光の強度を表わすように、前記結像レンズの上部に配置される撮像手段とで構成された検査部と、
    該検査部の撮像手段に現われたイメージの異物を分析する分析モジュールと、
    該分析モジュールで分析された異物の情報の伝送を受けて異物をリペアするリペア部と、
    を備えることを特徴とする半導体ウエハの異物検査及びリペアシステム。
  2. 前記分析モジュールで分析される異物の情報は、異物の位置情報及び高さ情報であることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウエハの異物検査及びリペアシステム。
  3. 前記分析モジュールが、
    前記検査部の撮像手段に現われたイメージを認識する認識モジュールと、
    該認識モジュールで認識されたイメージを読み取って異物に関する情報を生成するデコードモジュールと、
    該デコードモジュールで読み取られた異物の情報に応じてリペア対象になるのかを判断する判断モジュールと、
    該判断モジュールでリペア対象と判断された異物の情報をリペア部に伝送する伝送モジュールと、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体ウエハの異物検査及びリペアシステム。
  4. 前記デコードモジュールで読み取られた異物の位置情報が、ウエハに表示された位置合わせポイントから計算された絶対座標であることを特徴とする請求項3に記載の半導体ウエハの異物検査及びリペアシステム。
  5. 前記リペア部が、
    前記分析モジュールからリペア対象になる異物の情報の伝送を受ける受信モジュールが設けられ、該受信モジュールから伝送されたリペア対象になる異物の情報に応じて異物をリペアするレーザー部を備えることを特徴とする請求項4に記載の半導体ウエハの異物検査及びリペアシステム。
  6. 半導体ウエハの異物を検査し、リペアする方法であって、
    半導体ウエハを移送して整列させるステップと、
    整列されたウエハの側面から光を照射して、前記ウエハの表面イメージを表わすステップと、
    該表面イメージを認識しかつ読み取って異物の位置情報及び高さ情報を生成するステップと、
    読み取られた異物の情報を基準データと比較判断し、リペア対象であるか否かを決定するステップと、
    リペア対象になる異物の情報をリペア部に伝送するステップと、
    受信された異物の情報に応じて、当該異物をリペアするステップと、
    を含むことを特徴とする半導体ウエハの異物検査及びリペア方法。
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