JP2010516560A - キャタピラのジョイントシールシステム - Google Patents

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Abstract

無限軌道のジョイントシールシステムは、軸受筒(49)を介在させることにより第1キャタピラリンク(41)が両端において回転自在に連結されている軸(43)と、軸(43)の端部に連結されている端部部材(42)とを備えており、端部部材(42)は、環状台座(57)と、前記台座に支持収容されて軸受筒(49)と協働してジョイントを封鎖するシール群(56)とから構成されており、軸受筒(49)はその端部に環状のヘッド台座(58)が設けられており、シール群(56)の封鎖部(47)と接触させられることになる当接面(48)が設けられた軸受筒インサート(53)を該ヘッド台座が収容している。
【選択図】 図7

Description

本発明は、無限軌道車両のキャタピラのジョイントシールシステムに関するものである。
無限軌道作業車両のキャタピラは、一般に、1対の互いに平行なチェーンを備えており、チェーンは各々が一連の切れ目無く連続する蝶番型の連接ジョイントから構成されており、これらチェーンは、キャタピラリンクと呼ばれる適切な剛性接続部材によって互いに接続されているとともに一定の離隔距離に維持されている。
キャタピラはまた、互いに隣接し合うリンクとリンクの間に複数の軸受筒と軸が介在させられてリンクそれぞれの端部を接続し、チェーンを形成している。
このように支持されたキャタピラリンクと軸受筒とが互いに協働することで複数のキャタピラジョイントを形成しているが、このようなジョイントにより互いに隣接し合うキャタピラリンク相互の間で必要な回転運動を行えるようにしている。
これにより、キャタピラが回転しても、互いに隣接し合うキャタピラリンクが相互に連接することができるようになり、無限軌道手段のホイールを巻いて回る。
キャタピラの回転により無限軌道機械は地上を移動することができ、機械がするべき多数の作業を実行する。
キャタピラジョイントは、通例、シールシステムを装備しており、このシステムの目的は、使用中のチェーンが晒されることになる水、土、砂、石、それ以外の鉱物、化学物質などの腐食性と磨耗性がある混合物を寄せ付けないことである。
シールシステムは、キャタピラジョイントの内側に潤滑剤を保持することで複数のキャタピラリンクの相関的な連接運動を容易にするという機能を有している。
上述の機能を実行する際には、一般に、キャタピラリンクの収容部内に配置されて封鎖部が設けられているシール部材により得られる前面シールシステムが利用されるが、各シール部材は個々に対応する軸受筒の端面を押圧する構成になっている。
先行技術によるシールシステムは、図1から図5に端面図が例示されており、更に、この種のシール装置は、本願と同じ出願人名の欧州特許 EP 0953497号(米国特許第6,176,491号と同一)の客体を形成している。
特に、図1は先行技術によるジョイント式の一例を示している。
図示されたキャタピラジョイントは2個のキャタピラリンク1、2を備えており、これらキャタピラリンクは軸3およびシールシステム10で相互接続されている。
シールシステム10は軸受筒9を有しており、この軸受筒は軸3およびシールセットに同軸で当接挿入されており、軸3の両端には弾性シールリング4、スペーサーリング5、および、予備装填接触リング6が設けられている。
図2を参照すると、シールシステム10もまた、軸受筒9およびシールセットが設けられて構成されており、シールセットは1個の弾性シール4およびスペーサーリング5を含んでいる。
上述の2つの類型において、シールリング4を起点にシール突縁7が張出しており、軸受筒9の端面8と接触することになる。
ジョイントシールを設けるもう1つ別な態様は、張出した接触面を設ける方法を採用しており、このような実施例は本願と同じ出願人名の欧州特許 EP 0953497号(米国特許第6,176,491号に対応する)の客体を形成しており、図3に具体化されている。
この類型では、シールリング4は剛性で、シール突縁7の場合とは異なり、弾性を欠いている。
シールシステム10はこの場合も、その構成部材であるシールリング4が軸受筒9の端部、スペーサーリング5、および、予備装填リング6と接触状態になる。
キャタピラリンク1、2は、軸3および軸受筒9を介して、互いに隣接し合うジョイント対(図示せず)に接合されて、無限軌道式の機械のチェーンを構成している。
無限軌道式機械のチェーンは、図4および図5に例示されているように、カートリッジを使って構成されてもよい。
図示のカートリッジセット21は、軸の両端の片方ごとに、軸受筒9、軸3、環部材22、および、シールシステム10を備えており、図4および図5に具体的な概略図で例示されている。
上述のカートリッジはその両側に当接した環部材22を利用して、軸線方向に保持される。
環部材22はシールリング23を使って軸3に接続されており、挿入後に干渉嵌めされるか、または、溶接接合される。
カートリッジは、特に、互いに重なり合ったキャタピラリンク1、2の内側に挿入されてチェーンジョイントを設けるのに適した構成になっている。
上述のカートリッジシステムの利点は無数にあり、例えば、上述のカートリッジが独立式であってチェーンジョイントセットが必要とする不可欠なシール機能と支持機能を全て果たすという事実に加えて、必要に応じて、古い磨耗したカートリッジ21を取外してその代用として新しいカートリッジ21と交換することにより容易に修復することができる点が挙げられる。
カートリッジセット21全体を取外して交換することでチェーンジョイントを修復するほうが、チェーンジョイントを1本ずつ全て置換するという通常の実施慣行と較べて経済的かつ効果的である。
それにも関わらず、このようなシステムを採用しても、キャタピラーセットの過剰な磨耗や頻繁な摩損の問題は未解決のままである。
欧州特許 EP 0953497号(米国特許第6,176,491号に対応する)
本件出願人は、キャタピラジョイントの作業寿命を延ばすという問題に対処するにあたり、この作業寿命が軸受筒の保全性に直接関連しており、結果的には軸受筒の保全性がシールシステム全体の寿命を左右するうえに、ジョイントとキャタピラの寿命をも左右していることを見出した。
先行技術によるシールシステムの機能不全の主因はシール突縁またはシールの一部と引掻き接触した軸受筒の端面が磨耗してしまったことであるが、このような磨耗は各部材の相対回転によって起こる。
このような接触は軸受筒の端面に溝を生じてしまうことがある。
このような溝が十分に深くなると、シールシステムの保全性が危うくなり、外部からの磨耗性で腐食性のある粒子がジョイント内部に侵入する恐れがある。
このような溝が原因となって、チェーンジョイントの内側に保有されていた潤滑剤も喪失される。
上述の各問題点はすぐさまジョイント保全性の劣化の原因となり、従って、チェーンそれ自体の保全性の劣化をも引起す恐れがある。
本件出願人は、長期に亘りキャタピラジョイントの軸受筒端面の保全性を護るのに適した構成のシールシステムにより、上述の問題点を解決することができた。
本発明の第1の観点によれば、キャタピラジョイントのシールシステムは、添付の特許請求の範囲の請求項1に記載された内容に従って設けられている。
本発明の更に別な特徴は各々が、各従属項の客体となっている。
先行技術によるキャタピラジョイントの一例の一方端を例示している部分概略図である。 先行技術によるキャタピラジョイントの別な一例の一方端を例示している部分外略図である。 先行技術によるキャタピラジョイントのもう1つの例の一方端を例示している部分外略図である。 先行技術によるキャタピラジョイントの更に別な例の一方端を例示している部分外略図である。 先行技術によるキャタピラジョイントの別な例の一方端を例示している部分概略図である。 本発明によるシールシステムを装備したキャタピラジョイントの端面の部分概略断面図である。 図6のシールシステムを詳細に例示した拡大図である。 本発明によるシールシステムを装備したキャタピラジョイントの実施例の端部を例示した部分概略図である。 本発明によるシールシステムを装備したキャタピラジョイントのもう1つ別な実施例の端部を例示した部分概略図である。
本発明によるキャタピラジョイントのシールシステムの特徴および利点は、添付の概略図面を参照しながら後段の制限する意図のない具体例を提示した発明の詳細な説明を読めば、より明らかとなる。
図6から図9を参照すると、無限軌道車両のキャタピラのチェーンジョイントの端部が例示されている。
このようなチェーンジョイントは軸の中間平面に関して実質的に対称であるため、図で認識できる構成部材は各々が、具体例として図示されている軸端の反対側軸端にも同じものが存在する。
チェーンジョイントは、第1キャタピラリンク41および端部部材42を備えており、これらは長手方向軸線54に沿って長手の実質的に円筒状の軸43により同軸に相互接続されている。
図6から図8の実施例を特に参照すると、上述の端部部材は第2キャタピラリンク42の形状を呈しているが、図9の実施例を参照すると、このような端部部材は環部材62の形態を呈しており、その上に第2キャタピラリンク42が連結されている。
キャタピラリンク41、42は互いに隣接し合うチェーン対(図示せず)のジョイントで接続されて、無限軌道機械のチェーンを構成している。
ここで再び図6から図8を参照すると、第2キャタピラリンク42は端部部材として、軸43の両端に干渉状態に連結されているが、これに対応する第1キャタピラリンク41は内側で軸43に回転自在に連結されており、その連結位置は軸の端部の近辺であり、両部材間に軸受筒49を介在させることで連結しているが、その軸受筒49は第1キャタピラリンク41に干渉状態に連結され、軸受筒49は軸43上に同軸に挿入されている。
第2キャタピラリンク42はその内面の中央に環状台座57が設けられて、組立てが完了した時点でこの台座が第1キャタピラリンク41に対面する構成になっている。このような台座57は、ジョイントのシールシステム50を製造する目的で軸受筒49と協働することになるシール群56を収容することを見越した構成となっている。
図6および図7に例示されている実施例によれば、シール群56は、軸43と直接接触状態に設置されたスペーサーリング45上に同軸に集成されたシールリング44と、シールリング44の外側に同軸で尚且つ台座57の壁と接触状態に配置されてシールリング44を圧縮状態に維持する予備装填リング46とを備えている。
更に、シールリング44には金属芯材59が設けられて剛性を高めており、予備装填リング46はシールリング44と一体にされていてもよいし、または、別体であってもよい。
予備装填リング46は弾性材で作られているのが好ましい。
ジョイントを封鎖するためのシールが達成されるのは、シール群56が軸受筒インサート53の当接面48と協働するおかげであるが、軸受筒インサートは軸受筒の端部に設けられて第2キャタピラリンクの台座57と対面するように作られた環状のヘッド台座58の内側に収容されており、潤滑剤室55がシール群56と当接面48との間に定められている。
特に、シール部47は、突縁または面の形態を呈しているが、シールリング44を起点にジョイントの内側に向かって軸線方向の張出し、軸受筒インサート53の当接面48との封鎖接触を設けるように図っている。
軸受筒インサート53は、環状台座58においてスペーサーリング45に当接して周方向に設置された剛性インサート52と、剛性インサート52と同心であって、且つ、その上に重畳されて台座58と周方向に接触することで剛性インサート52に加えられるべき必要な圧縮推力を生成するようにした弾性リング51とを備えている。
軸受筒インサート53は、軸受筒49の収容部58の内側で回転軸線54と同心に設置される。
潤滑剤室55に潤滑剤を確実に維持するために、更に、外部から磨耗性で腐食性の粒子が混入するのを防ぐ目的で、シールリング44は剛性インサート52の当接面48と動的封鎖結合状態となり、それと同時に、弾性リング51は軸受筒49に設けられている収容部58と静止封鎖結合状態となる。
次に、弾性リング51は収容部58と剛性インサート52の間で放射方向と軸線方向の両方向に圧縮される。
剛性インサート52と当接している弾性リング51により及ぼされる放射方向と軸線方向の圧力により、回転軸線54と同軸であって、且つ、回転軸線に沿って剛性インサートを同一中心に設置することができるようになる。
剛性インサート52と当接している弾性リング51によって及ぼされる軸線方向の圧力は、キャタピラ機械の使用時によくある衝突や振動が生じた場合でさえも、シールリング44と剛性インサート52の当接面48との間の接触を一定に保つように作用する。
弾性リング44によって及ぼされる軸線方向圧力と放射方向圧力の複合圧力が、収容部58に関して軸受筒インサート53が回転するのを阻止している。
収容部58と静止封鎖結合状態で剛性インサート52を支持するために、弾性リング51は剛性インサート52と一体であってもよいし、または、別体であってもよい。
剛性インサート52には実質的にL字型部分が設けられており、一方側には当接面48が設けられており、他方面には弾性リング51の収容部60が設けられている。
剛性インサート52の当接面48は熱処理により硬化されるか(一般には、剛性インサート52の素材を焼入れしてから焼戻すのが好ましい)、または、単層プラズマ被膜または多層プラズマ被膜を硬化することにより被覆されるのが好ましいが、このような処理により硬度レベルを上昇させることができ、合金鋳鉄の熱処理の場合は少なくともロックウエルHRC硬度値65まで、また、表面被膜の場合は少なくともビッカース HV 硬度値900(HRC 硬度値67と同等)まで上昇させることができる。
これに代えて、潤滑剤補給されているチェーンの典型的な軸受筒は焼結炭レベルの低い浸炭鋼の構造にされ、焼入れされてから焼戻しされる。
熱処理後、浸炭部材片の表面ではHRC硬度値が58から62に達しているが、芯部位では炭素レベルが低く、よって、焼入れ処理の硬化効果に対してはほとんど反応がないが、延性および靭性をかなりの強度と共に兼備している。
このような表面の硬質性と靭性とを芯部位が兼備して維持していることは非常に重要であるが、このような表面特性は高い耐磨耗性と、疲労による寿命の延命と、キャタピラ機械では頻繁に起こるピーク応力に耐える能力とから生じる。
作業寿命を延ばすこと、すなわち、シールシステムの耐摩耗性の向上は、本発明に従って、軸受筒の端面をまた別な部材で代用する、すなわち、軸受筒インサートで代用することにより実施されるが、軸受筒インサートは、従来の方法を利用して製造された軸受筒の仕上げ面で得られる硬度と比較してより硬質の表面を有している。
軸受筒の接触面の代用として、剛性インサート52は、その一方側に硬度をより向上させた表面を設けている。
剛性インサート52は以下に列挙する素材のうち1種類以上を利用して製造されるのが好ましい。すなわち、
−耐腐食性合金鋳鉄のうち、例えば、クロミウム含有量の高い合金鋳鉄、クロミウム・モリブデン合金鋳鉄、ニッケル・クロミウム合金鋳鉄など、硬化熱処理のせいで接触面でHRC硬度値65に等しい硬度に達したもの。
−熱処理で硬化され、尚且つ、接触面上に単層プラズマ被膜または多層プラズマ被膜が設けられたスチールのうち、表面硬度レベルをビッカー硬度レベルにして少なくともHV 900 の硬度値まで上昇させることができるもの。
−浸炭鋼または焼入れ鋼。
弾性リング51は、軸受筒インサート53と軸受筒収容部58との間のジョイントを封鎖する機能を有しており、シール突縁またはシール面47を利用して軸受筒インサート53の接触面が継続的に接触し続けるように図っている。
この機能は、軸受筒インサートとシールそれ自体との間で弾性リングが圧縮することにより発揮される。
弾性リングには、軸受筒収容部の形状および軸受筒インサートの形状に相関的な円形部または偏菱形部が設けられていてもよい。
弾性リングの素材は、必要な封鎖圧縮力を生じることができて、油、水、砂、および、粒子が存在していても、また一般にどのような温度でも、衝突、振動、もしくは、衝突と振動の両方に遭遇しても、または、これらの諸条件がどのように組合わさって生じても上述の封鎖圧縮力を継続して維持するエラストマーであるのが好ましい。
剛性インサート52の当接面48の粗さは、インサート52と接触するリング44の素材に関連して予め整えられるが、一般に、表面仕上げはラップ仕上げにより施されて、平均粗さの値Raが0.2マイクロメートルから0.4マイクロメートルの範囲であるのが好ましい。
スペーサーリング45は第2キャタピラリンク42と軸受筒49の間の軸43の上に自由に設置されて、両部材の間の軸線方向の空隙を最小に制限することができる。
本発明による軸受筒インサート53は、出願人が本件出願人と同一名である欧州特許EP 0953497号による剛性表面シールリングなどと組合せて使用されてもよいし、または、もっと一般的に、軸受筒の端面と接触状態で作動する封鎖部を設けた従来のシール群と組合せて使用されてもよい。
図9で明らかなように、シールシステム50はカートリッジセット61の内側に取付けられ、前述の各実施例に類似して、本発明により既に説明した軸受筒インサート53を装備した軸受筒49、軸43、環部材62、および、カートリッジ61の内面の中央に設けられた台座57の内側に収容されたシール群56を備えており、カートリッジ61は本実施例では、軸43と直接係合状態になると、シール群を支持する端部部材として作用するが、この状態ではシール群は第2キャタピラリンク42に設けられているシール群と完全に同じような態様で中央に位置する。
カートリッジは、それ自体の両側に当接した環部材62により軸線方向に保持される。
環部材62は弾性安全リング63により軸43と接続され、接続は干渉嵌めされているか、または、溶接接合されている。
カートリッジはキャタピラリンク41、42の相互の間の回転接続部材として挿入されるのに適した構成になっており、この事例では、第2キャタピラリンク42は環部材62と係合している。

Claims (12)

  1. 無限軌道のジョイントシールシステムにおいて、軸受筒(49)を介在させることにより第1キャタピラリンク(41)が両端において回転自在に連結されている軸(43)と、前記軸(43)の端部に係合している端部部材(42)とを備えており、前記端部部材(42)は、環状台座(57)と、前記台座に支持収容されて前記軸受筒と協働してジョイントを封鎖するシール群(56)とから構成されており、前記軸受筒には、その端部に環状のヘッド台座(58)が設けられており、前記シール群(56)の封鎖部(47)と接触させられることになる当接面(48)が設けられた軸受筒インサート(53)を前記ヘッド台座が収容していることを特徴とする、無限軌道のジョイントシールシステム。
  2. 前記軸受筒インサート(53)は前記環状のヘッド台座(58)に設置された剛性の周方向インサート(52)と、前記剛性インサート(52)と同心であって、且つ、その上に重畳されてヘッド台座(58)と周方向に接触することになる弾性リング(51)とを備えており、前記剛性インサートに加えるのに必要な圧縮推力を生成するように図ったことを特徴とする、請求項1に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
  3. 前記軸受筒インサート(53)は、前記軸受筒(49)の収容部である前記台座(58)の内側で前記軸(53)の長手方向の回転軸線と同心に設置されていることを特徴とする、請求項2に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
  4. 前記シール群(56)は、前記軸(43)と直接接触状態に設置されたスペーサーリング(45)上でこれと同心で集成されたシールリング(44)と、前記シールリング(44)の外側に同心で配置され、且つ、前記封鎖部(47)の壁面と接触して前記シールリングを圧縮状態に維持する予備装填リング(46)とを有していることを特徴とする、請求項3に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
  5. 前記シール群(56)の前記封鎖部(47)、および、これと接触している前記当接面(48)は相互の間に潤滑剤室(55)を定めており、前記シールリング(44)は前記剛性インサート(52)の前記当接面(48)と動的封鎖結合状態となり、これと同時に、前記弾性リング(51)は前記軸受筒(49)に設けられた収容部である前記台座(58)と静止封鎖結合状態となることを特徴とする、請求項4に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
  6. 前記弾性リング(51)は前記剛性インサート(52)と一体に製造され、または、別体に製造され、収容部である前記台座(58)と静止封鎖結合状態にある前記剛性インサート(52)を支持することを特徴とする、請求項5に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
  7. 前記剛性インサート(52)に実質的にL字型の部材を設けるにあたり、前記L字型部材はその一方側には前記当接面(48)が作られ、他方側には、剛性インサートとは別体に製造された場合の弾性リング(51)の収容部(60)が作られることを見越して設けるのが好ましいことを特徴とする、請求項6に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
  8. 前記剛性インサートは、
    −耐腐食性合金鋳鉄、合金鋳鉄、クロミウム含有量の高い合金鋳鉄、クロミウム・モリブデン合金鋳鉄、ニッケル・クロミウム合金鋳鉄など、
    −熱処理で硬化されたスチール、および、
    −浸炭鋼または焼入れ鋼、
    から選択された1種類以上の素材から製造されていることを特徴とする、請求項7に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
  9. 前記剛性インサート(52)の前記当接面(48)は熱処理により硬化されるか、または、硬化単層プラズマ被膜または硬化多層プラズマ被膜で被覆されて、前記合金鋳鉄の熱処理の場合は少なくともロックウエルHRC硬度値65まで上昇させ、また、表面被膜の場合は少なくともビッカース HV 硬度値900まで上昇させることができるのが好ましいことを特徴とする、請求項8に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
  10. 前記弾性リングには、前記軸受筒の収容部である前記台座の形状と前記軸受筒インサートの形状とに関連して円形部または偏菱形部が設けられており、前記弾性リングはエラストマー材から製造されていることを特徴とする、請求項8に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
  11. 前記剛性インサート(52)の前記当接面(48)は表面仕上げをして製造されるが、前記表面仕上げはラップ仕上げにより施されて、平均粗さの値Raが0.2マイクロメートルから0.4マイクロメートルの範囲であることを特徴とする、請求項9に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
  12. 前記端部部材(42)は前記軸(43)に直接係合することができる第2キャタピラリンクであってもよいし、または、カートリッジセット(61)の環部材(62)であり、前記第2キャタピラリンク(42)が前記環部材(62)に係合することができるようにしてもよいことを特徴とする、請求項1に記載の無限軌道のジョイントシールシステム。
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