JP2002309619A - 作業機のピンジョイント構造 - Google Patents

作業機のピンジョイント構造

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JP2002309619A
JP2002309619A JP2001116992A JP2001116992A JP2002309619A JP 2002309619 A JP2002309619 A JP 2002309619A JP 2001116992 A JP2001116992 A JP 2001116992A JP 2001116992 A JP2001116992 A JP 2001116992A JP 2002309619 A JP2002309619 A JP 2002309619A
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joint structure
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Takayuki Yuasa
孝之 湯浅
Masaya Yorifuji
雅也 依藤
Seiji Okamoto
成司 岡本
Shinsaku Nagai
晋作 永井
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/045Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/10Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業機のピンジョイント構造の、二つの部材
の当接する面の摩耗、損傷を減らし、またピン摺動部の
損傷を減らし、さらに損傷の発生した場合の修理を容易
に行うことができるようにする。 【解決手段】 二つの部材を同一軸線上に相対回転自在
に連結するピンと、二つの部材それぞれとこのピンとの
間に該部材に固定され介在された筒状の軸受とを備え、
軸受の各々は、二つの部材の対向する端において、軸線
方向において互いに当接し半径方向外方に延びる当接面
を有した鍔部を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機のピンジョ
イント構造、さらに詳しくは、作業機の土砂などにさら
されるピンジョイントに効果的に用いることができるピ
ンジョイント構造に関する。
【0002】
【従来の技術】土砂の掘削、積込などの作業を行う油圧
ショベルの作業機である、例えばフロント作業機は、ブ
ーム、アーム、バケットなどの部材が、ピンによって相
対回転を自在にして連結され備えられている。
【0003】このピンジョイントの典型例について図6
を参照して説明する。全体を番号32で示すピンジョイ
ントは、一方の部材である例えばアームの先端に設けら
れた内側ボス34と他方の部材である例えばバケットに
間隔を置いて一体に設けられた一対の外側ボス36a、
36bとを軸線38上に相対回転自在に連結するピン4
0を備え、内側ボス34とピン40との間には内側ボス
34の両端部に固定された軸受42、42が備えられて
いる。ピン40は、その一端部に一方の外側ボス36a
を貫通するボルト44が通されて外側ボス36a、36
bに固定されている。
【0004】外側ボス36a、36bと内側ボス34と
の当接する端面の外周部には、それぞれに形成された面
取りにより環状溝46が形成され、この環状溝46には
Oリングシール48が取付けられ、ピンジョイント32
に外部から土砂などの侵入するのが防止されている。内
側ボス34の両端部の軸受42の外側にはそれぞれにダ
ストシール50が取付けられ、軸受42の部分への土砂
など異物の侵入が止められている。
【0005】内側ボス34の軸受42、42の間には空
間35が形成され、グリースニップルなどの給脂手段
(図示していない)を介してグリースが充填されてい
る。このグリースによりピン40と軸受42、42との
摺動部分が潤滑される。内側ボス34の両端と外側ボス
36a、36bとの当接面は、空間35からピン40と
軸受42の間を通りダストシール50を通ったグリース
により、二次的に潤滑される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおりの形態
の従来の作業機のピンジョイント構造には、次のとおり
の解決すべき問題がある。
【0007】(1)ボス端面の摩耗:内側ボス34及び
外側ボス36a、36bは、溶接構成された低炭素鋼の
部材であるので低硬度である。また、これらのボスの当
接面の潤滑が二次的であるので時間の経過に伴い潤滑性
が低下する。さらに、これらの当接面間に外部から土砂
などが侵入するのを完全に止めるにはOリングシール4
8では難しい。したがって、内側ボス34及び外側ボス
36a、36bの当接面にかじり、摩耗などが発生しや
すい。この摩耗が進行するとピンジョイント32には軸
線38方向のガタつきが発生し、Oリングシール48の
当接面間への噛み込みによる損傷、内側ボス34と外側
ボス36a、36bとの当接面の衝突による打撃騒音、
などが発生する。
【0008】(2)軸受の摩耗:当接面における摩耗粉
の発生、外部からの土砂の侵入などが増えると、当接面
の摩耗、損傷が加速されるとともに、ピン40と軸受4
2との摺動部にもこれらは侵入しやすくなり、ピン40
と軸受42との間にもガタを発生させ、ピンジョイント
32の機能を低下させ、また耐久性を低下させる。
【0009】(3)ピンジョイントの修理:内側ボス3
4及び外側ボス36a、36bの摩耗、損傷した端面を
修理するには、ピンジョイント32を分解し、摩損した
端面の溶接による肉盛り、平滑にするための機械加工な
どが必要になる。この場合、溶接の熱による軸受の寸法
機能の、低下、損傷の懸念もある。
【0010】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題は、相対回転を自在に二つの部材を
連結するピンジョイント構造の、二つの部材の当接する
面の摩耗、損傷を減らし、またピン摺動部の損傷を減ら
し、さらに損傷の発生した場合の修理を容易に行うこと
ができるようにした、作業機のピンジョイント構造を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、二つの部材を同一軸線上に相対回転を自在に連結
するピンと、二つの部材のそれぞれとこのピンとの間に
該部材に固定され介在された筒状の軸受とを備え、該軸
受の各々は、二つの部材の対向する端において、該軸線
方向において互いに当接し半径方向外方に延びる当接面
を有した鍔部を備えている、ことを特徴とする作業機の
ピンジョイント構造である。
【0012】そして、軸受に備えた鍔部により当接面を
従来よりも高硬度にして当接面の摩耗、損傷などを減ら
す。また、当接面が損傷した場合には、軸受の交換によ
り容易に修理を行うことができる。
【0013】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の作業機のピンジョイント構造において、該軸受の少
なくとも一方は、その当接面に複数個の凹部を備えてい
るものである。
【0014】そして、例えば溝のごとき凹部により潤滑
剤を保持できるようにし、当接面の良好な潤滑を長期に
渡り保持し、当接面の摩耗、損傷を減らす。
【0015】請求項3に記載された発明は、請求項1又
は2記載の作業機のピンジョイント構造において、環状
溝が、該鍔部各々の当接面の外周部により形成され、こ
の環状溝にシールが装着されているものである。
【0016】そして、シールにより当接面への土砂など
の侵入を防止し、当接面の摩耗、損傷などを減らす。
【0017】請求項4に記載された発明は、請求項1記
載の作業機のピンジョイント構造において、該鍔部の当
接面の各々がスラストワッシャを介して当接しているも
のである。
【0018】そして、軸受の鍔部の当接面の間に樹脂な
どにより形成したスラストワッシャを介在させ、当接面
の摩耗、損傷などを減らす。また、スラストワッシャの
交換により容易に修理を行うことができる。
【0019】請求項5に記載された発明は、請求項4記
載の作業機のピンジョイント構造において、該スラスト
ワッシャは、該軸受の鍔部と当接する面の各々に複数個
の凹部を備えているものである。
【0020】そして、例えば溝のごとき凹部により潤滑
剤を保持できるようにし、軸受との当接面との間に良好
な潤滑を長期に渡り保持し、当接面の摩耗、損傷を減ら
す。
【0021】請求項6に記載された発明は、請求項4又
は5記載の作業機のピンジョイント構造において、環状
溝が、該鍔部の各々と該スラストワッシャの外周部とに
より形成され、この環状溝にシールが装着されているも
のである。
【0022】そして、シールにより当接面への土砂など
の侵入を防止し、当接面の摩耗、損傷などを減らす。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
作業機のピンジョイント構造の好適実施形態を図示して
いる添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
【0024】図1を参照して説明すると、全体を番号2
で示すピンジョイントは、二つの部材すなわち内側ボス
4と、外側ボス6a、6bとを、同一軸線8上に相対回
転を自在に連結するピン10を備えている。内側ボス4
とピン10との間には一対の軸受12、12が、外側ボ
ス6a、6bとピン10との間には軸受14、14がそ
れぞれ備えられている。軸受12及び軸受14は、内側
ボス4及び外側ボス6a、6bの対向する端面において
軸線8方向において互いに当接し半径方向外方に延びる
当接面Sを有した鍔部12a、14aをそれぞれ備えて
いる。当接面Sの外周部にはOリングシール16が備え
られている。また、軸受12、12の内径の当接面S側
の端にはダストシール18がそれぞれ取付けられてい
る。
【0025】外側ボス6a、6bはそれぞれ厚鋼板によ
り形成され一体に形成(図示していない)されている。
外側ボス6a、6bの各々には、軸受14を圧入し取付
けるための貫通穴6cが軸線8上に形成されている。
【0026】内側ボス4は、軸線8方向に延びる丸棒鋼
により形成され、軸線8上の両端部には軸受12をそれ
ぞれ圧入し取付けるための貫通穴4aが形成されてい
る。軸線8方向の貫通穴4a、4aの間には、それより
も大径の環状の空間4bが形成されている。この空間4
bにはグリースニップル(図示していない)のごとき給
脂手段が連結されている。
【0027】ピン10は、真直状を成し、上述の四個の
軸受14、12、12、14に挿通されている。ピン1
0の一端(図1において右端)には、板片11が溶接さ
れ取付けられている。板片11の端部に形成されたボル
ト穴11aにボルト20が通され外側ボス6aのねじ穴
7に取付けられて、ピン10は外側ボス6a、6bに対
し回転できないように固定されている。
【0028】図1とともに図2及び図3を参照して説明
を続けると、軸受12は、筒状部12bを備え、その一
端に前述の鍔部12aが円板状を成して備えられてい
る。筒状部12bの内径は、ピン10が自在に回転でき
る寸法及び表面状態に形成され、鍔部12a側の端には
環状のシール溝12cが形成されている。このシール溝
12cに、合成ゴムなどによりリップタイプに形成され
た前述のダストシール18が取付けられている。
【0029】鍔部12aの当接面Sには、複数個の凹部
である複数個の同心円状の円周溝22(図示の形態では
三個)が形成されている。また、当接面Sの外周部に
は、軸受14とともに環状溝24(環状溝24について
は後に述べる)を形成する面取りCが形成されている。
【0030】軸受14は、筒状部14bを備え、その一
端に前述の鍔部14aが円板状を成して備えられてい
る。筒状部14bの内径は、ピン10を挿通する寸法に
仕上げられている。軸受14には、軸受12に備えられ
た、当接面Sの円周溝22、シール溝12c、及び当接
面Sの外周部の面取りCは形成されていない。
【0031】軸受12及び14は、高炭素鋼を熱処理し
て、あるいは低炭素鋼を浸炭熱処理してなど、耐摩耗性
を有する材料により形成されている。したがって、内側
ボス4、外側ボス6a、6bよりも高硬度に形成されて
いる。
【0032】環状溝24は、軸受12の当接面Sの外周
部の面取りCと軸受14の当接面Sの外周部とによっ
て、断面V字状に形成されている。この環状溝24に
は、合成ゴムなどにより形成されたOリングシール16
が取付けられている。
【0033】図4を参照して、作業機のピンジョイント
構造の他の実施の形態について説明する。本実施の形態
は、前述の軸受12、14に相当する軸受28、29の
鍔部の当接面の各々がスラストワッシャ30を介して当
接している。
【0034】軸受28は、前述の軸受12と、鍔部28
aの当接面Sに複数個の凹部である円周溝22(図3参
照)を備えていない以外は実質的に同一である。また、
軸受29は、前述の軸受14と実質的に同一である。
【0035】スラストワッシャ30は、中心部にピン1
0が挿通される穴30aを有した円板状に、耐摩耗性、
耐衝撃性を有するプラスチックにより形成されている。
そして、軸受28及び軸受29の鍔部と当接する面の各
々には、複数個の凹部である複数個の同心円状の円周溝
22(図示の形態では三個)が形成されている。
【0036】環状溝31が、軸受28の当接面Sの外周
部の面取りC、軸受29の当接面Sの外周部、及びスラ
ストワッシャ30の外周部とによって、断面V字状に形
成されている。この環状溝31に前述のOリングシール
16が取付けられている。
【0037】図1〜図4を参照して上述したとおりの作
業機のピンジョイント構造の作用について説明する。
【0038】(1)ボス端面の摩耗、損傷:内側ボス4
と外側ボス6a、6bとの端面は、高硬度に形成するこ
とができる軸受12の鍔部12aと軸受14の鍔部14
aの当接面Sによって当接されるので、あるいはその間
に耐摩耗性を有するスラストワッシャ30を介して当接
されるので、当接する端面、すなわち当接面Sの摩耗、
損傷は飛躍的に低減される。また、軸受12、14は、
単品で製作できるので、熱処理などによる高硬度化が容
易である。さらに、軸受12、14の当接面Sに、ある
いはスラストワッシャ30に円周溝22のような凹部を
形成することにより、潤滑剤の保持効果が得られ、当接
する面の良好な潤滑を長期に渡り保持することができ
る。
【0039】(2)軸受の摩耗、損傷:当接面Sの摩耗
を低減することができ、その摩耗粉の発生を減らすこと
ができるので、軸受12とピン10の回転摺動面への摩
耗粉の侵入を低減でき、ピンジョイントの寿命延長を図
ることができる。
【0040】(3)ピンジョイントの修理:軸受12、
14の当接面Sが、あるいはスラストワッシャ30が長
期稼働などにより摩耗した場合の修理は、軸受12、1
4あるいはスラストワッシャ30を取外し新品に交換す
ればよい。交換作業は極めて容易である。したがって、
従来のように摩耗部分の溶接肉盛り、機械加工、などを
必要としない。そして、作業機の稼働停止を最小限にす
ることができる。また、修理費用も最小限にすることが
できる。
【0041】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定される
ものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内に
おいてさまざまな変形あるいは修正ができるものであ
る。
【0042】(1)軸受の当接面の凹部:本実施の形態
において軸受12、14の鍔部12a、14aが直接当
接する場合においては、当接面Sの凹部(22)は一対
の軸受12、14の一方、軸受12に設けられている
が、軸受12に代えて他方の軸受14の当接面Sに設け
てもよい。あるいは、両方に設けてもよい。
【0043】(2)凹部:本実施の形態においては、当
接する面の凹部は、図3に示すように「円周溝22」に
より形成されているが、図5に示すように複数個の円形
の「くぼみ26」により形成してもよい。
【0044】(3)スラストワッシャ:本実施の形態に
おいては、スラストワッシャ30はプラスチックにより
形成されているが、スラストワッシャの材質としては、
鋳鉄、黄銅、青銅、鋼などの材料も用いることができ
る。また、スラストワッシャの厚さは、材質によって厚
く、あるいは薄くなど適宜に設定することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明に従って構成された作業機のピン
ジョイント構造によれば、相対回転を自在に二つの部材
を連結するピンジョイント構造の、二つの部材の当接す
る面の摩耗、損傷を減らし、またピン摺動部の損傷を減
らし、さらに損傷の発生した場合の修理を容易に行うこ
とができるようにした、作業機のピンジョイント構造が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたピンジョイント構造
の断面図。
【図2】図1に示す軸受の当接部分の拡大断面図。
【図3】図1及び図4のAーA矢印方向に見て当接する
面に形成された凹部(円周溝)を示した図。
【図4】本発明に従って構成されたピンジョイント構造
の他の実施の形態を示した断面図。
【図5】凹部の他の実施の形態(くぼみ)を示した図。
【図6】従来のピンジョイント構造の断面図。
【符号の説明】
2:ピンジョイント 4:内側ボス(二つの部材の一方) 6a:外側ボス(二つの部材の他方) 6b:外側ボス(二つの部材の他方) 8:軸線 10:ピン 12:軸受 12a:鍔部 14:軸受 14a:鍔部 16:オーリングシール 22:円周溝(凹部) 24:環状溝 26:くぼみ(凹部) 28:軸受 29:軸受 30:スラストワッシャ 31:環状溝 32:ピンジョイント S:当接面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 成司 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新キ ャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 永井 晋作 兵庫県神戸市西区学園東町2丁目1番2号 株式会社メイテック内 Fターム(参考) 2D015 AA01 AA02 3J105 AA13 AB06 AC02 BA06 BB44 BB53

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの部材を同一軸線上に相対回転を自
    在に連結するピンと、二つの部材のそれぞれとこのピン
    との間に該部材に固定され介在された筒状の軸受とを備
    え、 該軸受の各々は、二つの部材の対向する端において、該
    軸線方向において互いに当接し半径方向外方に延びる当
    接面を有した鍔部を備えている、ことを特徴とする作業
    機のピンジョイント構造。
  2. 【請求項2】 該軸受の少なくとも一方は、その当接面
    に複数個の凹部を備えている、請求項1記載の作業機の
    ピンジョイント構造。
  3. 【請求項3】 環状溝が、該鍔部各々の当接面の外周部
    により形成され、この環状溝にシールが装着されてい
    る、請求項1又は2記載の作業機のピンジョイント構
    造。
  4. 【請求項4】 該鍔部の当接面の各々がスラストワッシ
    ャを介して当接している、請求項1記載の作業機のピン
    ジョイント構造。
  5. 【請求項5】 該スラストワッシャは、該軸受の鍔部と
    当接する面の各々に複数個の凹部を備えている、請求項
    4記載の作業機のピンジョイント構造。
  6. 【請求項6】 環状溝が、該鍔部の各々と該スラストワ
    ッシャの外周部とにより形成され、この環状溝にシール
    が装着されている、請求項4又は5記載の作業機のピン
    ジョイント構造。
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