JP2010513571A - ポリエステルのリサイクル方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ポリエステルのリサイクル方法であって、リサイコロド(recycoled)すべき出発原料ポリマーをアルキレンジオールとブレンドすることによりブレンド物を形成するステップと、このブレンド物を溶融するステップと、この溶融ブレンド物を、第1滞留時間、第1温度、および剪断の条件下で保持することによりクラッキングされたポリマーを生成させるステップとを含む方法に関する。このクラッキングされたポリマーブレンド物は、次いで、濾過し、冷却し、そして所望の分子量に到達するまで固相重合が起こるような条件下で保持してもよい。

Description

本発明は、使用済み回収(post use)ポリエステルの再生、特に、このポリエステルを一部解重合した後、濾過して再重合させることによる再生に関する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2005年12月28日に出願された米国仮特許出願第60/754,339号明細書の利益を主張するものである。
ポリマーの製造および使用の分野においては長年にわたって数々の技術開発がなされてきた。ポリマーには、強度や耐温度性等の特性を改善し、それによって、より特殊な用途の要求に応えられるように、様々な添加剤、改質剤、コモノマー、コポリマー、および充填剤が添加されてきた。ポリマーはまた、個々の材料の分離が難しくなるであろう複雑な系や複合材料を作る目的で他の材料とも併用されてきた。ポリマーの製造時に添加された物質に加えて、使用済みの固形廃棄物(すなわち、消費者に使用された後に廃棄されるかまたは固形廃棄物に分類されたもの)には、通常、消費者がその物品を使用している間や回収過程において混入した異物が含まれている。このような異物や製造時に添加された物質が存在すると、使用済みプラスチックのリサイクルの有効性が限られてしまう。所望のプラスチックの初期純度が低いことと、そこに存在し得る多種多様な他の物質を処理する必要性との一方が問題となる。
例えば、ポリエステルおよびポリアミドは様々な方法によってリサイクルすることができ、それによって有用なポリマー、オリゴマー、およびモノマーが得られる。従来の化学的回収方法としては、ポリエステルの場合は、加水分解、グリコール分解、およびメタノール分解、そしてポリアミドの場合は、加水分解およびアンモニア分解が挙げられる。ポリエステルの場合に用いられるこれらの方法は、最初に行われる解重合ステップに最もよく組み合わせられるものであり、これはポリマーを、オリゴマー、モノマー(エチレングリコール等)、または水中で加熱および/または溶解することによって達成される。
加水分解には、出発原料ポリマーを水および熱で処理することが含まれる。解重合が完結するとモノマー(例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)の場合はテレフタル酸およびエチレングリコール(EG)であり、ナイロン6,6の場合はヘキサメチレンジアミンおよびアジピン酸である)が得られることとなり、これらを後に重合させることが可能である。PETの場合は、この方法を促すために、塩、水酸化ナトリウムまたはアンモニウム、硫酸等のさらなる添加剤が使用される場合もある。それぞれ米国特許公報(特許文献1)、米国特許公報(特許文献2)、米国特許公報(特許文献3)、および米国特許公報(特許文献4)を参照されたい。さらに、加水分解、具体的には水蒸気処理に、以下に述べる他の処理を組み合せてもよい。米国特許公報(特許文献5)を参照されたい。
他のPET再生方法であるグリコール分解は、グリコール、例えばエチレングリコール(EG)または1,4−ブタンジオール(BDO)を用いてポリマーを分解することによって達成される。これは、液相中において、通常は熱および圧力を用いて実施される。エチレングリコールを用いたPETのグリコール分解により、ビス−β−ヒドロキシエチルテレフタレート(BHET)が得られ、次いでこれは、通常は濾過によって夾雑物を除去した後に重合される。米国特許公報(特許文献6)を参照されたい。グリコール分解には、第2のステップ、例えばメタノール分解を組み合せてもよい。米国特許公報(特許文献5)を参照されたい。
高分子量ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレート(「PET」)をリサイクルする方法には、ポリエステルの粉砕または破砕フレークをグリコール分解によって解重合することが含まれる。この方法には、高分子量ポリエステルをエチレングリコール等のグリコールと接触させることによってポリエステルのオリゴマーおよび/またはモノマーを生成させることが含まれる。続いて、これらの材料は、新たなポリエステル物品調製の一部となって再重合に付される。PETのグリコール分解においては、PET屑がエチレングリコールと反応され、それによってビス−(2−ヒドロキシエチル)テレフタレート(「BHET」)および/またはそのオリゴマーが生成される。グリコール分解は、PETの解重合に特に有用な反応である。その理由は、それによって生成するBHETが、テレフタル酸ジメチル(「DMT」)をベースとするPETおよびテレフタル酸(「TPA」)をベースとするPETのいずれの製造方法の原料としても製造設備を大きく修正することなく使用できることにある。ポリエステル物品の製造中において様々な段階で回収されるポリエステル屑を解重合するためのグリコール分解が、米国特許公報(特許文献7)および米国特許公報(特許文献6)に記載されている。米国特許公報(特許文献8)においては、まずポリエステルを反応器中でグリコール分解に付し解重合することによってPETオリゴマー、モノマー、および様々な不混和性異物の混合物を得る方法によって、使用済みPET中に存在する異物を除去する方法が開示されている。反応混合物は、次いで、非撹拌式分離装置(unstirred separation device)に供給され、そこで異物は比重に基づきポリエステルから移行し、それによって、比重の低い異物は上層を、ポリエステル材料は中層を、比重の高い異物は下層を形成する。その後、ポリエステルの中層は、排出管を通じて分離装置から取り出されることにより異物から分離される。
グリコール分解は、イーストマン(Eastman)に付与された米国特許公報(特許文献9)にも開示されている。米国特許公報(特許文献9)における解重合および精製方法は、異物を含むポリエステルを温度約150〜約300℃、絶対圧力約0.5〜約3バールで一定量のグリコールと接触させることによってジカルボン酸単位全体に対するグリコール単位全体のモル比が約1超〜約5のとなるようにすることを含む。この系は、反応器内において、下層(上記ポリエステルが解重合されたオリゴマーを含む液体を含む)の上に浮遊する上層(比較的低比重の異物を含む)が生成するのに十分な時間、反応器内で撹拌される。
この上層は、上記上層を第1流れで反応器から除去し、そして上記下層を第2流れで反応器から除去することによって、下層から分離される。
同じくイーストマンに付与された米国特許公報(特許文献10)には、ポリマーコロイド系を調製するステップを含む、縮合ポリマー/第1ポリマーのマトリックスを作製するための方法が開示されおり、そしてこのポリマーコロイド系は、
(i)エチレン性不飽和モノマーの残留物を含むラテックスポリマー粒子を含む第1ポリマーと、
(ii)界面活性剤と、
(iii)ジオール成分を含む連続液相と
を含み、このジオール成分は連続相の約25〜約100重量%を構成し、この連続層中にラテックスポリマー粒子が分散している。
このポリマーコロイド系は、グリコール分解反応が行われる前またはその途中に、ポリエステル、コポリエステル、ポリエステルアミド、ポリカーボネート、またはその混合物を含むグリコール分解反応媒体中に導入される。グリコール分解反応媒体は、任意選択的にジオール成分を含む。
ポリエステルを分解するための第3の方法であるアルコール分解、例えばメタノール分解は、ポリマーを分解してモノマーに戻すものである。従来のメタノール分解は、通常は溶融ポリマーを用いて実施され、混合物中に過熱されたメタノールが通気される。例えば(特許文献11)および米国特許公報(特許文献12)を参照されたい。メタノール分解には、任意選択的に、回収率を高めることを目的とした触媒の使用(例えば、米国特許公報(特許文献13)および米国特許公報(特許文献14)を参照されたい)だけでなく、有機溶媒の使用が含まれていてもよい(米国特許公報(特許文献15)を参照されたい)。メタノール分解は、まず最初に解重合を行う様々な方法、例えば、ポリマーをそのオリゴマー中に溶解するもの(米国特許公報(特許文献12)参照)、EGを用いた解重合(特許文献16参照)、または水を用いた解重合(米国特許公報(特許文献5)参照)と併用することができる。PETをメタノールでアルコール分解に付し、そしてモノマーを回収した後に、テレフタル酸ジメチル(DMT)をエチレングリコール(EG)から分離して精製するためのさらなる精製ステップを用いてもよい。これは、沈殿、蒸留、または晶出によって実施することができる。
メタノール分解を用いる経路は、PETをリサイクルする目的で開発されてきた。モノマーを蒸気として異物から分離することができる独特なメタノール分解は、DMTおよびエチレングリコール(2G)のさらなる精製も可能にする。ポリマーをメタノールで処理することにより、DMT、メタノール、および2Gが得られる。この方法には、PETを解重合してテレフタル酸ジメチル(DMT)およびエチレングリコール(2G)にすることが含まれる。まずメタノールが除去され、次いで、蒸留法を用いることによって2GがDMTから分離される。この方法に関連する特許としては、特許文献11、米国特許公報(特許文献17)、および米国特許公報(特許文献18)が挙げられる。
ポリエステルをリサイクルするための他の技法においては、米国特許公報(特許文献19)に、ポリエステルを元の化学反応体に変換する方法が記載されており、上記方法は、ポリエチレンテレフタレートを含む材料をアルカリ性溶液と混ぜ合わせてスラリーを形成するステップと、次いでこのスラリーを、スラリーに含まれるポリエチレンテレフタレートをテレフタル酸二ナトリウムおよびエチレングリコールに変換するのに十分な温度で加熱するステップと(ここで、上記温度はエチレングリコールの留出温度である)、加熱されたスラリーを上記テレフタル酸二ナトリウムを溶解させてテレフタル酸二ナトリウムの水溶液を形成するのに十分な量の水と混合するステップとを含むものである。
米国特許公報(特許文献20)には、ポリエステルをリサイクルして使用可能な化学成分に変換するための方法が開示されており、上記方法には、ポリエステルを含む材料をアルカリ性組成物と混ぜ合わせて混合物を形成するステップが含まれる。次いでこの混合物は、上記材料に含まれるポリエステルを対応する有機多塩基酸の酸塩およびポリオールに変換するのに十分な温度に加熱される(この混合物は、上記ポリオールを蒸発させるために、少なくとも上記ポリオールの留出温度に加熱される)。こうすることにより、蒸発したポリオールが酸塩から分離される。
コポリエーテルエステル(CPEE)の化学構造は、エステル結合を有するという点でポリエステルと類似している。その例が、以下に示す構造を有する、本願特許出願人より入手可能なハイトレル(Hytrel)(登録商標)である。
Figure 2010513571
米国特許第4,355,175号明細書 米国特許第3,544,622号明細書 米国特許第3,952,053号明細書 米国特許第4,542,239号明細書 米国特許第3,321,510号明細書 米国特許第4,609,680号明細書 米国特許第3,884,850号明細書 米国特許第5,223,544号明細書 米国特許第6,410,607号明細書 米国特許第6,417,239号明細書 欧州特許出願公開第0484963A3号明細書 米国特許第5,051,528号明細書 米国特許第3,776,945号明細書 米国特許第3,037,050号明細書 米国特許第2,884,443号明細書 特公昭58−020951号公報 米国特許第5,532,404号明細書 米国特許第5,710,315号明細書 米国特許第5,395,858号明細書 米国特許第5,580,905号明細書 米国特許第3,023,192号明細書 米国特許第3,651,014号明細書 米国特許第3,763,109号明細書 米国特許第3,766,146号明細書 米国特許第3,801,547号明細書 米国特許第4,014,858号明細書 米国特許第6,156,867号明細書 米国特許第6,034,202号明細書 米国特許第5,674,801号明細書 米国特許第5,652,033号明細書 米国特許第5,596,069号明細書 米国特許第5,512,340号明細書
メタノール分解を用いることにより、CPEEを解重合してBDO(蒸留される)、DMT(蒸留される)、およびポリテトラメチレングリコール(PTMEG)(残渣として残留する)にすることが可能であった。CPEEを再生するための上述の方法の欠点の一つは、成分モノマーを分離および精製し、次いで、使用可能なポリマーを再生するために重合する必要性にある。PTMEGは、これらの方法では有効に回収されない。さらにCPEEは、酸化防止剤および他の添加剤も有しており、これらが最終的にこの工程のどこに留まることになるかはわかっていない。CPEEを、ポリマーをその成分モノマーに完全に分解する必要なく再生するための簡単な方法が求められている。
本発明はポリエステルをリサイクルするための方法であって、
(i)出発原料ポリマーを提供するステップと、
(ii)この出発原料ポリマーをアルキレンジオールとブレンドし、出発原料ポリマーを溶融することにより溶融ブレンド物を形成し、この溶融ブレンド物を、第1滞留時間、第1温度、および剪断の条件下で保持することによりクラッキングされた(cracked)溶融ポリマーを生成させるステップと、
(iii)任意選択的に、このクラッキングされた溶融ポリマーを濾過するステップと、
(iv)このクラッキングされた溶融ポリマーを固相になるまで冷却し、任意選択的にペレットに切断するステップと、
(iv)この固相を、所望の分子量に到達するまで、固相重合が起こる第2滞留時間および第2温度の条件下で保持するステップと
を含む方法に関する。
アルキレンジオールの出発原料ポリマーへの添加は、溶融ステップの前、その途中、およびその後またはこれらの時点の任意の組合せにおいて行ってもよく、クラッキングされた溶融ポリマーのメルトフローインデックスは、出発原料ポリマーの5〜50倍となる。
本方法の一実施形態においては、出発原料ポリマーは、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、コポリエーテルエステル、ならびにこれらのブレンド物および組合せからなる群から選択されるポリマーを含む。
本方法のさらなる実施形態においては、アルキレングリコールは、1,4−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、およびエチレングリコールからなる群から選択される。
本方法のさらなる他の実施形態においては、出発原料ポリマーは、濾過可能な異物を、ポリマーおよび異物の総重量の0〜10重量%、好ましくは0〜5重量%、より好ましくは0〜2重量%、最も好ましくは0〜1重量%の量含む。
本方法のさらなる他の実施形態においては、溶融およびブレンドは、二軸押出機または単軸押出機で実施される。
本方法のさらなる他の実施形態においては、出発原料ポリマーは、ステップ(ii)においてさらに触媒とブレンドされ、この触媒は、Li、Ca、Mg、Mn、Zn、Pb、Sb、Sn、Ge、およびTiの塩からなる群から選択される。
本方法のさらなる他の実施形態においては、この塩は、酢酸塩、酸化物、グリコール付加物、およびアルコキシドからなる群から選択される。
本方法により処理される典型的なポリエステルとしては、これらに限定されるものではないが、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート(PPT)、ポリ(1,4−ブチレン)テレフタレート(PBT)、およびコポリエステル(コポリエーテルエステル(CPEE)および液晶ポリマー(LCP)を含む)が挙げられる。上述の材料の2種以上の混合物も本発明の改良された解重合方法に付すことができる。
本発明に有用な熱可塑性コポリエーテルエステルエラストマーは、先に上述したように、基本的に長鎖エステルの繰り返し単位および短鎖エステルの繰り返し単位からなる。難燃性を付与されたコポリエーテルエステルのポリマー鎖中の単位に適用される「長鎖エステル単位」という用語は、長鎖グリコールとジカルボン酸との反応生成物を指す。コポリエーテルエステル中の繰り返し単位であるこのような「長鎖エステル単位」は、上式(I)に相当する。長鎖グリコールは、末端(または可能な限り末端に近い)ヒドロキシ基を有し、数平均分子量が約400〜4000であるグリコール重合体である。コポリエーテルエステルの調製に使用される長鎖グリコールは、炭素対酸素の原子比が約2.0〜4.3であるポリ(アルキレンオキシド)グリコールである。代表的な長鎖グリコールは、ポリ(エチレンオキシド)グリコール、ポリ(1,2−および1,3−プロピレンオキシド)グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、エチレンオキシドと1,2−プロピレンオキシドとのランダムまたはブロックコポリマー、およびテトラヒドロフランと少量の第2モノマー(エチレンオキシド等)とのランダムまたはブロックコポリマーである。
難燃性を付与されたコポリエーテルエステルのポリマー鎖中の単位に適用される「短鎖エステル単位」という用語は、分子量が約250未満である低分子量ジオールと、分子量が約300未満である芳香族ジカルボン酸とを反応させることにより上式(II)で表されるエステル単位を形成することによって作られた単位を指す。
本明細書において用いられる「低分子量ジオール」という用語は、これと均等なエステル形成性誘導体を包含するものと解釈されるべきである。ただし、分子量に関する要件はジオールにのみ適用されるものであり、その誘導体には適用されない。
エチレン、プロピレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、2,2ジメチルトリメチレン、ヘキサメチレン、デカメチレングリコール、ジヒドロキシシクロヘキサン、シクロヘキサンジメタノール等の2〜15個の炭素原子を有する脂肪族または脂環式ジオールが好ましい。
本明細書において用いられる「ジカルボン酸」という用語には、コポリエーテルエステルポリマーの形成におけるグリコールおよびジオールとの反応において実質的にジカルボン酸のように機能する、2個のカルボキシル官能基を有するジカルボン酸の均等物が含まれる。このような均等物には、エステルおよびエステル形成性誘導体(酸無水物等)が含まれる。分子量に関する要件は酸に適用されるものであり、その均等なエステルまたはエステル形成性誘導体には適用されない。
安定化されたコポリエーテルエステルポリマーを調製するための芳香族ジカルボン酸の中でも、8〜16個の炭素原子を有するもの、特に、フェニレンジカルボン酸、すなわちフタル酸、テレフタル酸、およびイソフタル酸ならびにこれらのジメチルエステルが好ましい。
短鎖エステル単位は、コポリエーテルエステルの約25〜90重量%を構成するであろう。コポリエーテルエステルの残部は、コポリエーテルエステルの約10〜75重量%を構成する長鎖エステルであろう。好ましいコポリエーテルエステルは、短鎖エステル単位を30〜75重量%と、長鎖エステル単位を25〜70重量%とを含むものである。
本発明の組成物に使用するのに好ましいコポリエーテルエステルは、テレフタル酸ジメチル、1,4−ブタンジオールまたはエチレングリコール、および数平均分子量が約600〜2000であるポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールまたは数平均分子量が約1500〜2800でありかつエチレンオキシド含有量が15〜35重量%であるエチレンオキシド末端封止ポリ(プロピレンオキシド)グリコールから調製されるものである。任意選択的に、このようなポリマー中のテレフタル酸ジメチルの約30モル%までをフタル酸ジメチルまたはイソフタル酸ジメチルと置き換えてもよい。1,4−ブタンジオールから調製されたコポリエーテルエステルは結晶化速度が速いので特に好ましい。
ジカルボン酸またはその誘導体およびグリコール重合体は、反応混合物中に存在するものと同じモル比でコポリエーテルエステル中に組み込まれる。実際に組み込まれる低分子量ジオールの量は、反応混合物中に存在する二塩基酸およびグリコール重合体のモル数の差に相当する。低分子量ジオールの混合物が用いられる場合、組み込まれる各ジオールの量は、主として、存在するジオールの量、これらの沸点、および相対的な反応性に応じて変化する。組み込まれるジオールの総量は、やはり二塩基酸およびグリコール重合体のモル数の差である。
本明細書において記載されるコポリエーテルエステルは、従来のエステル交換反応によって作られる。好ましい手順には、触媒の存在下に、テレフタル酸のジメチルエステルを長鎖グリコールおよびモル過剰の1,4−ブタンジオールと一緒に約150℃〜260℃および圧力0.05〜0.5MPa(通常は常圧)で加熱しながら、エステル交換によって形成されるメタノールを留去することが含まれる。この反応は、温度、触媒、グリコールの過剰量、および設備に応じて、数分(例えば約2分)〜数時間(例えば、約2時間)以内に完結させることができる。この手順により、過剰の短鎖ジオールを蒸留することによって、高分子量コポリエーテルエステルにすることができる低分子量プレポリマーが調製される。この第2の工程段階は「重縮合」として周知である。
この重縮合の間に、分子量を増加させるとともにコポリエーテルエステル単位の配置をランダムにする役割を果たすさらなるエステル交換が起こる。通常は、この最終蒸留または重縮合が、約670Pa未満、好ましくは約250Pa未満および約200℃280℃、好ましくは約220C〜260℃で約2時間未満、例えば約0.5〜1.5時間実施された場合に最良の結果が得られる。エステル交換反応を実施する際は触媒を用いるのが通例である。多種多様な触媒を用いることができるが、チタン酸テトラブチル等の有機チタン酸エステルを単独で用いるかまたは酢酸マグネシウムもしくは酢酸カルシウムと併用することが好ましい。触媒は、反応体全体を基準として約0.005〜2.0重量%の量で存在するべきである。
回分法も連続法も、コポリエーテルエステルポリマー調製の任意の段階に用いることができる。プレポリマーの重縮合は、固相においても、分割した固体プレポリマーを真空中または不活性気流中で加熱して遊離した低分子量ジオールを除去することによって実施することができる。この方法は、プレポリマーの軟化点未満の温度で用いなければならないので、熱劣化が低減されるという利点がある。
本発明に用いることのできる好適なコポリエーテルエステルエラストマーの詳細な説明およびその調製手順は米国特許公報(特許文献21)、米国特許公報(特許文献22)、米国特許公報(特許文献23)、および米国特許公報(特許文献24)に記載されており、これらの開示内容を本明細書において参考として援用する。典型的なコポリエーテルエステルとしては、例えば、本願特許出願人からハイトレル(登録商標)の名称で作製および市販されているものが挙げられる。
「出発原料ポリマー」とは、使用中に老化したかまたは加工作業に由来する屑もしくはリグラインドであるポリマーのいずれかであり、所望のポリマー(ポリマーの約100%〜90重量%)に加えて異物を含む任意のポリマーを指す。概して、出発原料ポリマーは、
(a)少なくとも1種のジカルボン酸および/もしくは炭酸ならびに少なくとも1種のジオール、または
(b)少なくとも1種のヒドロキシカルボン酸および/もしくはアミノカルボン酸、または
(c)少なくとも1種のジカルボン酸および/もしくは炭酸、少なくとも1種のジオールおよび/もしくはジアミン、ならびに少なくとも1種のヒドロキシカルボン酸および/もしくはアミノカルボン酸
から誘導された繰り返し単位を含むであろう。
「濾過可能な異物」とは、メルトフィルターに溶融物の流れを通過させることによって捕捉することができる、所望のポリマーではない任意の物質を意味する。この異物は、金属、紙等の非ポリマー材料またはポリエステルと不混和なポリマーであり得る。濾過可能な異物としては、ポリマー調製時に添加された添加剤、改質剤、コモノマー、コポリマー、および充填剤に加えて、物品を組み立てる際に組み込まれる他の物質およびポリマーならびに使用時または回収時に混入する異物が挙げられる。本明細書において記載される方法は、ポリマー以外の異物が約0.0重量%〜約10重量%の量である装入(charge)または供給(feed)出発原料を処理するのに好適である。
「装入出発原料ポリマー」とは、1回分として装入される出発原料ポリマーを意味し、一方、「供給出発原料ポリマー」とは、反応マスに連続的に供給される出発原料ポリマーを指す。
「クラッキングされた溶融ポリマー」とは、溶融物中における出発原料ポリマーとアルキレングリコールとの反応生成物を意味する。「クラッキング」とは、クラッキングされた溶融物を得るために行われる、分子量を低下させる処理を指す。クラッキングによる生成物もやはり高分子材料であるが、出発原料ポリマーよりも分子量が低下している。分子量が低下することによって、クラッキングされた溶融ポリマーのメルトフローレートは、おもり、温度、およびオリフィス径が類似した条件下における出発原料ポリマーの5〜50倍に増加する。
本明細書における「反応生成物」とは、ポリマーの基本的な繰り返し単位を構築させるために重合させることができるモノマーと、ポリマーを解重合させることによって得られる、化学的な変換およびそれに続く重合が可能な他の任意の生成物との両方を意味する。ポリマーの基本的な繰り返し単位を構築するモノマーは、例えば、ポリエステルの場合は、エチレングリコールおよびテレフタル酸ジメチルである。
本明細書において使用される「アルキレングリコール」という用語は、飽和(アルキル)炭素原子に直接結合している2個以上のヒドロキシル基を有する化合物を意味する。アルキレングリコール中には、重合の妨げにならない限りは、他の官能基も存在してもよい。沸点範囲が180℃から最高で約280℃であるアルキレングリコールは、固相重合条件下において実質的な蒸気圧を生じさせることができるので、本発明に従い使用するのに最も好適である。好適なアルキレングリコールとしては、HO(CH2nOH(式中、nは、2〜10である)、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)ベンゼン、ビス(2−ヒドロキシエチル)エーテル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、および1,2,4−ブタン−トリオールが挙げられる。商業的な適用性および処理の容易さに関し好ましいアルキレングリコールは、エチレングリコール、1,3−プロピレングリコール、および1,4−ブタンジオールである。
(発明の実施形態)
本発明の方法は、まず、ポリエステルを提供するステップおよびこれをアルキレンジオールとブレンドするステップを含む。このポリエステルは、0〜10重量%、好ましくは夾雑物を0〜5重量%、より好ましくは夾雑物を0〜2重量%、最も好ましくは夾雑物を0〜1重量%含む、夾雑物を含むリサイクルされたグレードの場合もあり得るであろう。ブレンドは、当業者に周知の任意の手段によって達成することができ、その方法としては、例えば、ジオールをポリエステルペレットの表面に噴霧すること、ジオールおよびポリエステルペレットをタンブラーブレンダーで混合すること、またはジオールを例えば押出機内の溶融ポリマー中に注入することが挙げられる。
ポリエステル溶融物にジオールを加えたブレンド物は、次いで、まだ未溶融の場合は溶融され、そして分子量、したがって溶融粘度を低下させるのに十分な剪断および温度に曝される。分子量を低下させる方法は「クラッキング」と称される。クラッキングされた樹脂の典型的な最終メルトフローは、出発物質のメルトフローよりも5〜50倍高くなる。クラッキングは、溶融ポリマーを加熱および/または剪断するための当業者に周知の任意の装置で行ってもよい。好ましい実施形態においては、クラッキングは、押出機、好ましくは二軸押出機で行われる。本発明のさらなる実施形態においては、押出機には、クラッキング過程に至るまでにさらなる滞留時間を提供するための保持管(holding tube)が取り付けられている。この保持管は、任意選択的にスタティックミキサーを備えていてもよい。
次いで、溶融物は濾過され、冷却され、そしてペレット化される。クラッキングされた溶融物の濾過は、当業者に周知の任意の手段によって実施してもよい。例えば、クラッキング用押出機の出口に濾過装置を設けてもよい。次いで、溶融流れは、溶融流れがペレタイザーに到達する前に未溶融固体を取り除くためのフィルター、好ましくはフィルターが連なったスクリーンパックフィルター(上流側のフィルターのメッシュは大きな粒子のみを回収するものであり、それに続く下流側のフィルターは上流側のフィルターを通過したより小さな粒子を回収するためにだんだん細かくなっている)を通して押し出される。
別法として、溶融ポリマーは、ペレタイザーに到達する前に、一連の焼結金網(sintered metal gauze)もしくは金属繊維金網(fibrous metal gauze)または金網上に保持された段階的に変化する微細な耐火材料(砂、アルミナ等)の床によって濾過される。濾過を行うことにより、もし除去しなければ固相重合後のポリマーの純度や最終特性を損なう可能性のある大きな固体およびゲル粒子が除去される。
クラッキングおよび任意選択的に濾過された溶融物のペレット化は、ポリマーペレットを製造するための当業者に周知の任意の設備で実施してもよい。このペレットは、次いで、固相重合に付される。「固相重合」(SSP)または「固相重縮合」は当業者に周知であり、米国特許公報(特許文献25)により詳細に記載されている。この教示内容を本明細書において参考として援用する。本発明の低分子量プレポリマー粒子または顆粒は、所望の程度の重合を達成するのに十分な時間、不活性気流(例えば窒素)および/または真空中で約180℃〜約280℃の温度に曝される。本発明に関し重要かつ予期されなかったことは、異物を含むクラッキング前のリサイクル原料(recyclate)から得られる、本明細書において記載した化学組成を有しかつ出発原料ポリマーの50倍ものメルトフローを有する低分子量プレポリマー固体粒子が、固体で高分子量ポリマーに重合させることが可能なことにある。さらに、本発明のプレポリマー粒子を重合させることにより得られる物理的特性は、従来の溶融縮合によって得ることができるものに匹敵するかまたはそれを上回っている。
任意選択的に、本発明の方法を実施する際に触媒を追加して用いてもよい。通常、本発明の方法は、先に形成されたポリエステル中に添加されていた残留触媒に頼って実施できることがわかっている。しかしながら、所望の場合は、さらなる触媒を使用して本方法の速度を増大させることも考えられる。使用可能なさらなる触媒としては、Li、Ca、Mg、Mn、Zn、Pb、Sb、Sn、Ge、およびTiの塩(酢酸塩等)および酸化物(グリコール付加物を含む)ならびにTiアルコキシドが挙げられる。これらは当該技術分野において一般に周知であり、使用される具体的な触媒または触媒の組合せもしくは順序は当業者に容易に選択される。触媒は、出発原料ポリマーマスに添加される前のアルキレングリコールに添加してもよく、あるいは押出機に直接添加してもよい。
ほとんどのエステル化触媒は互換可能に使用することができるが、個々のアルキレングリコールに対し好ましい特定の触媒および触媒濃度がある。以下に述べる例として、アルキレングリコールとしての1,4−ブタンジオールおよびジカルボン酸としてのテレフタル酸からのポリ(ブチレンテレフタレート)の調製を挙げると、好ましい触媒としては、米国特許公報(特許文献26)により詳細に記載されているヒドロカルビルスズ酸または無水物触媒が挙げられる。他の触媒、例えばチタン酸テトラブチル等を用いても満足な結果を得ることができるが、反応中に望ましくない副生成物が形成される危険性がより高くなる可能性がある。アルキレングリコールとして1,3−プロピレングリコールを選択した場合は、チタン酸テトラアルキルを触媒として用いても望ましくない副生成物が形成される危険性はそれほど高くはない。したがって、より伝統的なエステル化触媒、例えば、チタン酸テトラブチルおよび酸化アンチモンを使用することができる。アルキレングリコールがエチレングリコールである場合は、酸化アンチモン等の金属酸化物触媒およびn−ブチルスズ酸を用いると、望ましくない副生成物が形成される危険性が最小限に抑えられながらも満足な結果が得られる。n−ブチルスズ酸および/または酸化アンチモンをエステル化触媒として使用すると、テレフタル酸のエステル化に要する時間が許容可能な3時間以下となる。
本方法に使用される触媒の量は、出発アルキレングリコールおよび選択された触媒に依存する。本方法において、金属アルコラート、酸、および/または無水物触媒(例えば、チタン酸テトラブチル等)またはn−ブチルスズ酸が使用される場合、これらのスマウンツ(smounts)は、典型的には、反応器に装入されたジカルボン酸の総重量を基準として、触媒全体で約0.02%〜約1.0重量%の範囲にあってもよい。酸化アンチモン等の金属酸化物が触媒として使用される場合、その量は、10ppmから最大で約500ppmの範囲にあってもよい。
他の触媒系が、米国特許公報(特許文献27)、米国特許公報(特許文献28)、米国特許公報(特許文献29)、米国特許公報(特許文献30)、米国特許公報(特許文献31)、および米国特許公報(特許文献32)に報告されている。
(実施例1)
以下の実施例におけるメルトフローインデックスは、ASTM1238−79に従い測定したものである。「クラッキングされた」ポリエステル試料については、2.1kgのおもりを用いずにピストン棒のみを使用した。ピストン棒の重量は110グラムであったので、押し出された重量を20倍にしたデータを報告した。
メルトフローインデックス(MFI)が7.7g/10minであるCPEE(本願特許出願人からのハイトレル(登録商標)H−5556)を30mmの二軸押出機で0.25〜1.0重量%の1,4−ブタンジオールBDOと一緒に溶融およびブレンドした。BDOは液体供給ポンプを通じて溶融ポリマー中に注入し、十分に分散するように混合帯域を通過させた。溶融物の温度を、解重合が起こるのに十分な時間、250〜270℃に維持した。溶融ストランドを水中で急冷し、次いでペレットに切断することによって低分子量生成物(「クラッキングされた生成物」)を単離した。メルトフローインデックス(MFI)を、220℃において、グラム/10分単位で測定した。
100gのバッチのペレットの固相重合(SSP)を、油浴を有する実験室規模のロータリーエバポレーター(185℃/真空度<1mmHg)を用いて真空中で加熱しながら、20〜40時間かけてモノマーをゆっくりと除去することによって実施した。
目標の分子量に到達するまで定期的にMFI分析用の試料を採取した。
表1に、作業条件の同定パラメータおよび圧縮成形した小さい試料の物理的性質を示す。
Figure 2010513571
(実施例2)
押出機を用いた第2の一連のクラッキング運転を、実施例1と同じ設計のスクリューを用いた30mmの二軸押出機で実施した。溶融物中においてBDOクラッキングを行うための滞留時間を増加させるために、押出機出口の急冷用出口ダイの前に延長管を追加した。250gのバッチのみで実施例1と同様にSSPを実施した。ISO527/2のtype1Aに従い50mm/minで引張試験を実施した。この実施例のデータを表2に示す。
Figure 2010513571
(実施例3)
異物(粉砕された架橋ブチルゴム)の存在下および非存在下ならびにブタンジオールおよび押出機出口における200メッシュのフィルターの存在下および非存在下に、実施例1と同じ設計のスクリューを用いた30mmの二軸押出機でコポリエーテルエステルを押出成形した。スクリュー出口における圧力を測定した。表3に、得られた圧力および例え異物が存在しても本発明の方法によって達成することができる圧力降下を示す。
Figure 2010513571
本発明の方法により製造されるポリエステルには、添加剤、充填剤、または当該技術分野において一般に教示されている他の物質を添加してもよい。上記添加剤としては、熱安定剤、酸化防止剤、UV吸収剤、UV安定剤、加工助剤、ワックス、潤滑剤、発色安定剤等が挙げられるであろう。上記充填剤としては、炭酸カルシウム、ガラス、カオリン、タルク、クレー、カーボンブラック等が挙げられるであろう。上記他の物質としては、核剤、顔料、染料、つや消し剤(二酸化チタン、硫化亜鉛等)、アンチブロッキング剤(シリカ等)、帯電防止剤、難燃剤、光沢剤、窒化ケイ素、金属イオン封鎖剤、ステイン防止剤、シリコーン油、界面活性剤、防汚剤、改質剤、粘度調整剤、ジルコニウム酸、強化繊維等が挙げられるであろう。本発明のポリエステル中へのこれらの添加剤、充填剤、および他の物質の添加は、押出し等の任意の周知の強力な混合方法を利用した溶融混練方法により別個に行っても、ペレットブレンド等により固形顆粒材料と均質に混合することによって行っても、本発明の方法において一緒に供給(cofeeding)することによって行ってもよい。別法として、添加剤、充填剤、および他の物質は、本発明の方法を実施する前に、先に形成されたポリエステル出発物質に添加されていてもよい。上記添加剤、充填剤、および他の物質が本発明の方法よりも前またはその途中に添加される場合、これらが本発明の方法を確実に妨げないようにすることが重要である。
特定の実施形態および実施例を参照しながら本発明を上に説明してきたが、これらは本明細書に列挙した特許請求の範囲を限定することを意図するものではない。特許請求の範囲は、これらの実施形態の修正にも拡張されることが当業者に理解されよう。

Claims (10)

  1. ポリエステルのリサイクル方法であって、
    (i)出発原料ポリマーを提供するステップと、
    (ii)前記出発原料ポリマーをアルキレンジオールとブレンドし、前記出発原料ポリマーを溶融することにより溶融ブレンド物を形成し、前記溶融ブレンド物を、第1滞留時間、第1温度、および剪断の条件下で保持することによりクラッキングされた溶融ポリマーを生成させるステップと、
    (iii)任意選択的に、前記クラッキングされた溶融ポリマーを濾過するステップと、
    (iv)前記クラッキングされた溶融ポリマーを固相になるまで冷却し、任意選択的にペレットに切断するステップと、
    (iv)前記固相を、所望の分子量に到達するまで、固相重合が起こる第2滞留時間および第2温度の条件下で保持するステップと
    を含み、前記アルキレンジオールが、前記出発原料ポリマーに、前記溶融ステップの前、その途中、もしくはその後またはこれらの時点の任意の組合せにおいて添加され、かつ前記クラッキングされた溶融ポリマーのメルトフローインデックスが、前記出発原料ポリマーの5〜50倍であることを特徴とする方法。
  2. 前記出発原料ポリマーが、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、コポリエーテルエステル、ならびにこれらのブレンド物および組合せからなる群から選択されるポリマーを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アルキレングリコールが、1,4−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、およびエチレングリコールからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記出発原料ポリマーが、総重量の0〜10重量%の量の濾過可能な異物を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記出発原料ポリマーが、総重量の0〜5重量%の量の濾過可能な異物を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 前記出発原料ポリマーが、総重量の0〜2重量%の量の濾過可能な異物を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 前記出発原料ポリマーが、総重量の0〜1重量%の量の濾過可能な異物を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 前記溶融およびブレンドが、二軸押出機または単軸押出機で実施されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 前記出発原料ポリマーが、ステップ(ii)においてさらに触媒とブレンドされ、前記触媒が、Li、Ca、Mg、Mn、Zn、Pb、Sb、Sn、Ge、およびTiの塩からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 前記塩が、酢酸塩、酸化物、グリコール付加物、およびアルコキシドからなる群から選択されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
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