JP2010512017A - 電流拡散層を含む発光ダイオードの製造方法 - Google Patents

電流拡散層を含む発光ダイオードの製造方法 Download PDF

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Abstract

異種接合構造を利用したn−型及びp−型電流拡散層を形成するステップと、ドライエッチングを用いてn−型及びp−型電流拡散層にトレンチを形成するステップと、n−型金属電極層をn−型電流拡散層に形成されたトレンチ内に形成するステップと、p−型金属電極層をp−型電流拡散層に形成されたトレンチ内に形成するステップと、透明電極層をp−型金属電極層上に形成するステップとを含むことによって、従来の発光ダイオード製造方法に比べてn−型及びp−型電極層で電流拡散特性を改善して、発光ダイオードの動作特性を高める、窒化物半導体を利用した発光ダイオードの製造方法を提供する。

Description

本発明は、ガリウム(Gallium;Ga)、アルミニウム(Aluminum;Al)、インジウム(Indium;In)などのIII族元素と窒素を含むIII族−窒化物半導体を利用して発光ダイオードを製造する方法に関し、より詳細には、n−型及びp−型電極を形成する工程で低抵抗及び高い表面電子/正孔濃度を有する二次元電子ガス層(2 dimensional electron gas:2−DEG)及び二次元正孔ガス層(2 dimensional hole gas:2−DHG)を形成する工程を含む窒化物系発光ダイオードの製造方法に関する。
一般的に、III族−窒化物半導体は、直接遷移型半導体であって、可視光線から紫外線まで波長制御が可能であり、高い熱的及び化学的安定性、高い電子移動度及び飽和電子速度、大きいエネルギーバンドギャップなど既存のGaAs及びInP系化合物半導体に比べて優れた特性を有している。このような特性を用いて、III族−窒化物半導体は、可視光領域の発光ダイオード(LED)及びレーザーダイオード(LD)などの光素子、高出力及び高周波特性が要求される次世代無線通信及び衛星通信システムに使用される電子素子など既存の化合物半導体では限界性を有する分野に応用範囲が拡大されている。III族−窒化物半導体の発光特性は、InGaN、InAlGaNなどで構成される活性層及び活性層で放出された光を外部に取り出すp−型電極層によって左右される。
しかしながら、III族−窒化物半導体の発光特性は、活性層と電極層間との間の格子不整合及び成長温度の差異などに起因して、量子効率を高めることが困難である。特に、サファイア基板を使用する場合において、電流集中効果が発生しやすいのは、n−型及びp−型電極が同一平面上に存在する電極構造のためである。さらに、p−型GaNの場合には、電流集中効果は高い抵抗率及び低い移動度に発生し、発光及び熱発生は不均一であり、その結果、発光ダイオードの特性を低下する。したがって、発光ダイオードの特性を改善するために、電流集中を減少することができる様々な素子構造及び製造工程に関する研究が行われている。
本発明の目的は、n−型及びp−型電極層に含まれている二次元電子ガス(2-dimensional electron gas:2-DEG)層及び二次元正孔ガス(2-dimensional hole gas:2-DHG)層を電流拡散層として利用し、n−型及びp−型電流拡散層内にトレンチを形成することによって蒸着された金属電極層を含む窒化物系発光ダイオードの製造方法を提供することである。
上記の問題を解決し、特に発光ダイオードの電流拡散特性を改善するために、電流拡散層を、n−型及びp−型電極層内に電流拡散層を形成する。すなわち、各々の電極層をエッチングしてトレンチを形成し、及び金属電極をトレンチ内に蒸着する。
本発明の態様によると、(a)基板上に緩衝層を形成するステップと、(b)緩衝層上に異種接合構造を利用したn型電流拡散層を含む多層構造のn−型電極層を形成するステップと、(c)n−型電極層上に活性層を形成するステップと、(d)活性層上に異種接合構造を利用したp型電流拡散層を含む多層構造のp−型電極層を形成するステップと、を含む 。
発光ダイオードの製造方法は、(e)p−型電極層が形成された後、n−型電極層に形成されたn型電流拡散層が露出するようにエッチングするステップと、(f)エッチング工程を利用して露出したn型電流拡散層及びp型電流拡散層の各々にn−型トレンチ及びp−型トレンチを形成するステップと、(g)各々のトレンチに金属電極層を挿入し、n−型金属電極層及びp−型金属電極層を形成するステップと、(h)p−型金属電極層上に透明電極層を形成するステップと、をさらに含む。
(b)ステップは、(b1)電子を供給するn−GaN層を形成するステップと、(b2)n−GaN層上にAlGaN/GaN異種接合構造であるn−型電流拡散層を形成するステップと、(b3)n−型電流拡散層上にn+−GaN層を形成するステップと、を含む。
(d)ステップは、(d1)正孔を供給するp−GaN層を形成するステップと、(d2)p−GaN層上にp−AlGaN/GaN異種接合構造であるp−型電流拡散層を形成するステップと、(d3)n−型電流拡散層上にp型障壁層を形成するステップと、を含む。
n−型トレンチ及びp−型トレンチの厚さは、異種接合構造の1〜3周期範囲であり、p型障壁層は、30〜100Å厚さ範囲のp+−AlGaN層である。n型電流拡散層を二次元電子ガス層として利用するために、AlGaN/GaN異種接合構造でAlGaN層はドーピングせずに、GaN層はシリコンでドーピングする。p型電流拡散層を二次元正孔ガス層として利用するために、p−AlGaN/GaN異種接合構造でp−AlGaN層は1017/cm-3以下で、GaN層は1017/cm-3以上でMgドーピングする。
以上説明したように、異種接合によって形成された2−DEG及び2−DHG構造をn−型及びp−型電流拡散層として利用することによって、既存のn−GaN及びp−GaNのバルク構造に比べて二次元平面上での電流移動が速くなる。このように、現在の大面積発光ダイオードで問題点として認識される部分的な電流集中効果及び発光特性の不均一性を低減し、大面積発光ダイオードを製造することを可能にする。
さらに、前述の構成において、金属電極をトレンチ内部に挿入することで、金属電極を既存の発光ダイオードに比べて後続工程によって平坦化することができる。このように、様々な種類の素子を発光ダイオードと一緒に集積することができる。
また、電流拡散のための多層構造を有するp−型電極層は、異種接合構造による電流拡散層、エピタキシャル構造の最終層である薄いAlGaN層に形成された2−DHG層及び透明金属電極層を含む。従って、p−GaNの低い正孔移動度及び高い薄膜抵抗に起因して電流拡散特性が低下する短所を克服し、発光ダイオードの均一度向上及び大面積化が可能になる。
本発明の例示的な実施形態にかかる窒化物系発光ダイオードの概略的な断面構造図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる窒化物系発光ダイオードの製造工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる窒化物系発光ダイオードの製造工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる窒化物系発光ダイオードの製造工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる窒化物系発光ダイオードの製造工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる窒化物系発光ダイオードの製造工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる窒化物系発光ダイオードの製造工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態にかかるn−型電流拡散層に形成されたトレンチ及び金属電極が蒸着された窒化物系発光ダイオードの部分的断面図である(図5の「A」領域を参照)。 本発明の例示的な実施形態にかかるp−型電流拡散層に形成されたトレンチ及び金属電極が蒸着された窒化物系発光ダイオードの部分的断面図である(図7の「B」領域を参照)。 本発明の例示的な実施形態にかかる蒸着されたn−型電流拡散層及びp−型電流拡散層を介した電流の移動を示す電流フロー図である。 本発明の例示的な実施形態にかかる電流拡散層を含むn−型及びp−型電極層の配置を示す平面図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を具体的に説明する。しかしながら、本発明は以下に開示された実施形態に限定されず、様々な形式で実装されることができる。従って、以下の実施形態はこの開示を完全にして当業者にとって可能となるために説明される。
図1は、本発明の例示的な実施形態にかかる窒化物系発光ダイオードのエピタキシャル構造を示す断面構造図である。図1を参照すれば、窒化物系発光ダイオード10は、基板11、基板11上に形成された緩衝層12、緩衝層12上に形成されたGaN支持層13、GaN支持層13上に形成されたn−型電極層14、n−型電極層14上に形成された活性層15、活性層15上に形成されたp型クラッド層16、及びp型クラッド層16上に形成されたp−型電極層17を含む。
例えば、基板11は、サファイア基板である。基板11上に形成される緩衝層12は、低温で成長された低温緩衝層である。低温緩衝層12上に形成されるGaN支持層13は、結晶性を向上するドーピングしないGaN層であり、2〜3μmの厚さに成長する。
次に、n−型電極層14をGaN支持層13上に形成し、n−型電極層14は、電子を供給するn−GaN層14aと、n−GaN層14a上に形成され、AlGaN/GaN異種接合構造を有するn型電流拡散層14bと、電流拡散層14b上に形成されるn+型電極層であるn+−GaN層14cとを含む。ここで、n−GaN層14aは、3〜5×1018cm-3の電子濃度を有し、厚さは2〜3μmである。さらに、AlxGa1-xN/GaN異種接合構造を有する電流拡散層14bにおいて、Al組成比である「x」の範囲が0.1〜0.3の間であり、AlGaN及びGaNの各々の厚さは30〜300Åの範囲である。n型電流拡散層14bを二次元電子ガス層(2−DEG)として形成するために、AlGaN/GaN二重接合構造のAlGaN層をドーピングせず、GaN層をSiでドーピングする。次に、n型電流拡散層14b上に形成されるn+−GaN層14cは、3〜5×1018cm-3の電子濃度及び0.5〜1μmの厚さを有する。
次に、活性層15をn+−GaN層14c上に形成する。活性層15は、発光波長を決定するInGaN/GaN多重量子井戸(MQW:Multiple quantum well)構造で成長する。次に、p−型クラッド層16は、活性層15(すなわち、InGaN/GaN MQW)上に形成され、電流障壁として機能する。p−型クラッド層16は、p−AlxGa1-xN障壁であり、Alの組成比である「x」の範囲は、0.1〜0.2であり、厚さは、30〜1000Åの範囲である。
p型電極層17を、p−型クラッド層16上に形成する。p−型電極層17は、正孔を供給するp−GaN層17aと、p−GaN層17a上に形成され、AlGaN/GaN異種接合構造を有するp型電流拡散層17bと、電流拡散層17b上に形成されるp型障壁層17cとを含む。ここで、p−GaN層17aの厚さは、500〜5000Å範囲である。さらに、p−GaN層17a上に形成され、p−AlxGa1-xN/GaN構造を有するp−型電流拡散層17bにおいて、「x」の範囲は0.1〜0.3であり、AlGaN及びGaNの各々の厚さは30〜300Åの範囲である。二次元正孔ガス層(2−DHG)を形成するために、p−AlGaN層を、Mgで1017cm-3以下でドーピングし、GaN層をMgで1017cm-3以上でドーピングする。
p−型障壁層17cを、p−型電流拡散層17b上に形成する。p−型障壁層17は、p+−AlGaN構造を有し、「x」の範囲は0.1〜0.3であり、厚さは30〜100Å以内にし、Mgドーピングは1018cm-3以上である。このように、試験片の最上層はAlGaN/GaN(17b)/AlGaN(17c)の二重異種接合構造を有し、表面でのキャリア制限を高め、トレンチ構造によって挿入されるp−型金属電極層とその上に蒸着される透明電極層によって二重電流拡散層を形成する。
図2乃至図7は、本発明の例示的な実施形態にかかる発光ダイオードの製造工程を示し、図8は、本発明の例示的な実施形態にかかるn−型電流拡散層に形成されたトレンチ及び金属電極が蒸着された窒化物系発光ダイオードの部分的断面図であり(図5の「A」領域を参照)、図9は、本発明の例示的な実施形態にかかるp−型電流拡散層に形成されたトレンチ及び金属電極が蒸着された窒化物系発光ダイオードの部分的断面図である(図7の「B」領域を参照)。
図2を参照すれば、発光ダイオードのエピタキシャル構造は、基板11、低温緩衝層12、ドーピングしてないGaN支持層13、n−GaN層14a、n−型電流拡散層14b、n+−GaN層14c、活性層15、p−型クラッド層16、p−GaN層17a、p型電流拡散層17b及びp型障壁層17cによって形成されている。
前述のエピタキシャル構造が積層された後、積層されたエピタキシャル構造は、最上部層であるp型障壁層17cからn+−GaN層14cまでエッチング工程を経る(図3を参照)。その次の工程では、p型障壁層17c及び露出したn型電流拡散層14bをエッチングし、トレンチ18、19を形成する(図4を参照)。トレンチ18、19を用いて、n−型及びp−型金属電極を形成し、エッチングの厚さを設定して、n−型電流拡散層14b及びp−型電流拡散層17bの内部にトレンチ18、19を形成する。例えば、エッチングの厚さは、AlGaN/GaN異種接合の1周期より大きく、3周期よりは小さい。
図5を参照すると、n型金属電極層20を、n−型電流拡散層14bに形成されたトレンチ18の内部に蒸着する。より具体的に、図8を参照すると、1次エッチング工程は、最上部層であるp型障壁層17cからn型電極層14のn+−GaN層14cに適用され、2次エッチング工程は、n型電流拡散層14bに適用されてトレンチ18を形成し、その後、金属電極層20がトレンチ18内に形成される。
図6を参照すると、p型金属電極層21を、p−型電流拡散層17bの最上部に形成されたトレンチ19の内部に蒸着する。具体的に、図9を参照すると、2次エッチング工程は、p型障壁層17cの下部に形成されたp型電流拡散層17bに適用されてトレンチ19を形成し、金属電極層21がトレンチ20内に形成される。トレンチ19内に金属電極層21が形成された後、p型障壁層17c及び金属電極層21は、透明電極層22でカバーされる。
図7を参照すると、n型及びp型金属電極層20及び21を蒸着した後、透明電極層22をp−型電極層17上に蒸着することによって、窒化物系発光ダイオード30の製作が完了する。
図10は、本発明の例示的な実施形態にかかる蒸着されたn−型電流拡散層及びp−型電流拡散層を介した電流の流れを示す。図10が示すように、電子は、n−GaN層14aを介してn型電流拡散層14bに供給され、その後、n型電流拡散層14bの反対側に形成された金属電極層20に移動するか、または、n型電流拡散層14b上に形成されたn+−GaN層14cを通じて活性層15に移動する。一方で、正孔は、p型電流拡散層17b及びp型金属電極層21を通じてp−GaN層17aに移動し、その後活性層15に移動する。このように、電子及び正孔は活性層15に移動し、再結合して励起子を形成し、これにより、発光ダイオードが光を出すことを可能にする。
図11は、本発明の例示的な実施形態にかかる発光ダイオードの平面図を示す。図11が示すように、n−型及びp−型電流拡散層による発光ダイオードの特性を達成するために、金属電極を十字に配置し、電流の流れを発光ダイオード全体を通して均一にすることによって、発光ダイオードの電流拡散特性を向上する。電流拡散特性を向上するために、発光ダイオードの面積を4等分し、n型金属電極層20を外部及び内部で十字に配置し、一方で十字のp型金属電極層21を4等分になった各々の内部に配置する。次に、透明電極層22(図9を参照)を発光ダイオードの全面上に形成することによって、電流拡散面積を増大させて、大面積素子を実現する。
本発明は、それらのある例示的な実施形態を参照して示され、説明されている一方で、当業者は、形態や細部の様々な変換が添付の特許請求の範囲に定義されたような本発明の思想及び概観から逸脱せずになされることができることを理解されよう。

Claims (8)

  1. (a)基板上に緩衝層を形成するステップと、
    (b)異種接合構造を利用したn型電流拡散層を含む多層構造を有するn−型電極層を前記緩衝層上に形成するステップと、
    (c)前記n−型電極層上に活性層を形成するステップと、
    (d)前記活性層上に異種接合構造を利用したp型電流拡散層を含む多層構造を有するp−型電極層を形成するステップと
    を含む発光ダイオードの製造方法。
  2. (e)前記p−型電極層を形成した後、前記n−型電極層の前記n型電流拡散層を露出するように前記p−型電極層をエッチングするステップと、
    (f)前記p型電流拡散層及びエッチングによって露出された前記n型電流拡散層の各々にn−型トレンチ及びp−型トレンチを形成するステップと、
    (g)前記各々のトレンチに金属電極層を挿入し、n−型金属電極層及びp−型金属電極層を形成するステップと、
    (h)前記p−型金属電極層上に透明電極層を形成するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードの製造方法。
  3. 前記(b)ステップは、
    (b1)電子を供給するn−GaN層を形成するステップと、
    (b2)前記n−GaN層上にAlGaN/GaN異種接合構造を有する前記n−型電流拡散層を形成するステップと、
    (b3)前記n−型電流拡散層上にn+−GaN層を形成するステップと
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の発光ダイオードの製造方法。
  4. 前記(d)ステップは、
    (d1)正孔を供給するp−GaN層を形成するステップと、
    (d2)前記p−GaN層上にp−AlGaN/GaN異種接合構造を有する前記p−型電流拡散層を形成するステップと、
    (d3)前記n−型電流拡散層上にp型障壁層を形成するステップと
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の発光ダイオードの製造方法。
  5. 前記n−型トレンチ及びp−型トレンチの厚さは、前記異種接合構造の1〜3周期の範囲であることを特徴とする請求項3に記載の発光ダイオードの製造方法。
  6. 前記p型障壁層は、30〜100Åの厚さを有するp+−AlGaN層であることを特徴とする請求項4に記載の発光ダイオードの製造方法。
  7. AlGaN/GaN異種接合構造は、ドーピングしていないAlGaN層と、シリコンでドーピングされたGaN層とを含み、前記n型電流拡散層を二次元電子ガス層として利用することを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードの製造方法。
  8. p−AlGaN/GaN異種接合構造は、1017/cm-3以下のMgでドーピングされたp−AlGaN層と、1017/cm-3以下のMgでドーピングされたGaN層とを含み、前記p型電流拡散層を二次元正孔ガス層として利用することを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードの製造方法。
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