JP2010511873A - ガードされた信号トレースを有するプロービング装置 - Google Patents

ガードされた信号トレースを有するプロービング装置 Download PDF

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Abstract

プロービング装置は、基板、導電性信号トレース、プローブおよび電磁遮蔽を含み得る。基板は、第1の表面および第1の表面と反対の第2の表面を有し得、導電性の第1の信号トレースを第1の基板の第1の表面上に配置することができる。プローブを第1の信号トレースに取り付けることができ、電磁遮蔽構造を信号トレースの周りに配置することができる。
【選択図】 図2

Description

図1Aは、試験下のデバイス(「DUT」)112を試験するために使用される例示的な従来のプロービングシステムを示し、試験下のデバイス(「DUT」)112は、例えば、新しく製造された半導体ウェーハ上の1つ以上のダイ(図示せず)または他の電子デバイス(例えば、以前に製造されたダイ)であってもよい。図1Aのプロービングシステムは、試験ヘッド104およびプローバ102(プローバ102内の部分図を与えるために切り抜き126を用いて示されている)を含んでもよい。DUT112を試験するために、DUTは、図1Aに示されるように可動ステージ106上に配置され、ステージ106は、DUT112の入力および/または出力端子が、示されるように、試験ヘッドプレート121に取り付けられているプローブカードアセンブリ108のプローブ124に接触するように、動かされる。例えば、プローブカードアセンブリ108は、プローブ基板122および開口部132(図1Bを参照)を介してプローバ102へと延在するプローブ124を有する試験ヘッドプレート121にボルト締めまたはクランプ締めされてもよい。
一般的には、ケーブル110または他の通信手段は、テスタ(図示せず)を試験ヘッド104に接続する。テスタ(図示せず)は、DUT112に書き込まれる試験データを生成し、テスタは、試験データに応答してDUT112によって生成された応答データを受信して評価する。ケーブル110は、そのような試験および応答データのためのテスタ(図示せず)へのおよびテスタからの複数の通信チャネル(図示せず)を提供できる。一般的に、DUT112の各入力および/または出力端子のための通信チャネル(図示せず)があってもよく、電源および接地をDUT112に提供するためのさらなる通信チャネルがあってもよい。
試験ヘッド104および試験ヘッドコネクタ114は、テスタチャネル(図示せず)をプローブカードアセンブリ108に接続する電気接続を提供する。図1Aに示されるプローブカードアセンブリ108は、配線板120およびプローブ基板122を含んでもよい。配線基板120は、コネクタ114からプローブ基板122への電気接続(図示せず)を提供し、プローブ基板は、プローブ124への電気接続を提供する。したがって、プローブカードアセンブリ108は、テスタ通信チャネル(図示せず)をDUT112の入力および/または出力端子(図示せず)に接続するインターフェースを提供する。
DUT112の端子(図示せず)がプローブ124に対して押圧される間(したがって、端子とプローブとの間に電気接続を形成する)、テスタ(図示せず)は、DUT112上で試験を行う。例えば、テスタ(図示せず)は、DUT112上で機能試験を行ってもよく、試験では、DUTは様々なモードで動作されうる。そのような動作の結果を監視して、テスタ(図示せず)は、DUT112が正確に機能するか否かを決定する。そのような試験は、DUT112の最大信頼動作速度を決定するために使用されてもよい。パラメトリック試験は、DUT112上で行われてもよい試験の別の例である。パラメトリック試験は、例えば、DUT112内の漏れ電流の測定、DUT112が短絡故障または開回路故障を有するか否かの決定等を含んでもよい。
半導体ウェーハのダイを試験するための例示的な従来のプロービングシステムを示す。 半導体ウェーハのダイを試験するための例示的な従来のプロービングシステムを示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的なプローブカードアセンブリの組立分解斜視図を示す。 カバーを有さない図2のプローブカードアセンブリの上面図を示す。 図2のプローブカードアセンブリの底面図を示す。 カバーを有さない図2のプローブカードアセンブリの側面断面図を示す。 図2のプローブカードアセンブリのプローブの平面性または配向の例示的な調整を示す。 図2のプローブヘッドアセンブリの組立分解斜視図を示す。 図5のプローブヘッドアセンブリの上面図を示す。 図5のプローブヘッドアセンブリの底面図を示す。 図5のプローブヘッドアセンブリの側面断面図を示す。 図5のプローブヘッドアセンブリの側面断面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、カバーを有するがインサートホルダを有さない取付ツールの組立分解斜視図を示す。 インサートホルダを有するがカバーを有さない図7の取付ツールの上面図を示す。 図8Aおよび図8Bの取付ツールの底面図を示す。 図8Aの取付ツールの側面断面図を示す。 図8Aの取付ツールの側面断面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインサートの交換を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインサートの交換を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的なインサートの交換を示す。 半導体ダイの形をした例示的なDUTを示す。 本発明のいくつかの実施形態による、図10のDUTを試験するための図2のプローブカードアセンブリの例示的な構成を概略的な形式で示す。 本発明のいくつかの実施形態による、図10のDUTを試験するために構成されたプローブインサートの上面図を示す。 図12Aのプローブインサートの底面図を示す。 半導体ダイの形をした別の例示的なDUTを示す。 本発明のいくつかの実施形態による、図13のDUTを試験するために構成されたプローブインサートの上面図を示す。 図14Aのプローブインサートの底面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、図13のDUTを試験するための図2のプローブカードアセンブリの例示的な再構成を概略的な形式で示す。 本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的なプローブカードアセンブリの上面図を示す。 図16Aのプローブカードアセンブリの側面断面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、さらなる別の例示的なプローブカードアセンブリの上面図を示す。 図17Aのプローブカードアセンブリの側面断面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、さらなる別の例示的なプローブカードアセンブリの側面断面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的なプローブカードアセンブリの側面断面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、さらなる別の例示的なプローブカードアセンブリの側面断面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的な被遮蔽信号トレースを示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的な被遮蔽信号トレースを示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的な被遮蔽信号トレースを示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的な被遮蔽信号トレースを示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的な被遮蔽ワイヤを示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的なプローブカードアセンブリの上面図を示す。 1つ配線基板被ガード信号構造を示す図26の配線基板の一部の上面図である。 図27Aからとられた側面断面図を示す。 図27Aからとられた側面断面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、図26のプローブカードアセンブリの一部であり得る例示的なプローブヘッドの底面図を示す。 図28Aのプローブヘッドの上面図を示す。 図28Aのプローブヘッドの側面図を示す。 プローブが取り付けられていない1つのプローブ基板被ガード信号構造を示す図28Aのプローブ基板の一部の底面図を示す。 図29Aからとられた側面断面図を示す。 プローブが取り付けられた1つのプローブ基板被ガード信号構造を示す図28Aのプローブ基板の一部の底面図を示す。 図30Aからとられた側面断面図を示す。 図30Aに示された構成の代替の端子および埋め込まれた平面の構成を示す。 図31Aからとられた側面断面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、テスタへの、および、配線基板被ガード信号構造とプローブ基板被ガード信号構造との間の接続の簡略化された概略およびブロック図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、テスタへの、および、配線基板被ガード信号構造とプローブ基板被ガード信号構造との間の代替の接続の簡略化された概略およびブロック図を示す。 本発明のいくつかの実施形態による、例示的な試験システムを示す。 プローブ基板被ガード信号構造に取り付けられたプローブを提供する代替の例示的な方法を示す。 プローブ基板被ガード信号構造に取り付けられたプローブを提供する代替の例示的な方法を示す。 プローブ基板被ガード信号構造に取り付けられたプローブを提供する代替の例示的な方法を示す。 ガードトレースの例示的な修正を示す。
本明細書には、本発明の例示的な実施形態および用途を記載する。しかしながら、本発明は、これらの例示的な実施形態および用途に、または、これらの例示的な実施形態および用途が本明細書において動作するまたは記載される方法に限定されない。また、図面は、簡略図又は部分図を示し、図中の構成要素の寸法は、明瞭性のために拡大されているか、あるいは、正しい比率にされていない場合がある。さらに、本明細書において「上」および「〜に取り付けられる」という用語を用いるが、これは、1つの対象(例えば、材料、層、基板等)が別の対象「上」にまたは別の対象「に取り付けられる」が、その際に、1つの対象が別の対象に対して直接「上」となるもしくは「取り付けられる」か、または、1つの対象と別の対象との間に1つ以上の介在対象が存在して「上」となるもしくは「取り付けられる」かは関係がない。さらに、方向(例えば、上方、下方、上部、下部、側部、上、下、「x」、「y」、「z」等)の記載がある場合、この記載は相対的であり、また、例示的に、かつ、例解及び考察の便宜上与えているに過ぎず、限定的ではない。
図2および図3A〜図3Cは、本発明のいくつかの実施形態による、電子デバイスを試験するためのプローバまたは他のシステムに使用されてもよい例示的なプローブカードアセンブリ200を示す。例えば、プローブカードアセンブリ200は、図1Aおよび図1Bのプローバ102のようなプローバを含んでもよい試験システム内のプローブカード108の代わりに使用されてもよい。考察の便宜上、プローブカードアセンブリ200は、本明細書中ではプローバ102内で使用されるものとして説明する。しかしながら、プローブカードアセンブリ200は、半導体ウェーハまたは個片化されたダイをプロービングするための任意のプローバ、あるいはデバイスを試験、監視、または動作させるためにデバイスをプロービングするための任意の他のシステムにおいて使用されてもよい。
図2は、プローブカードアセンブリ200の組立分解斜視図を示し、図3Aは、その上面図を示し、図3Bは、その底面図を示し、図3Cは、プローブカードアセンブリ200の側面断面図を示す。
示されるように、プローブカードアセンブリ200は、プローブカードアセンブリ209を取り付けることができる配線基板202、スチフナ(補剛)プレート204および調整プレート206を含んでもよい。プローブカードアセンブリ200は、図2に示されるカバー282も含んでもよいが、明瞭化の目的および例示の便宜上、カバー282は、図3A〜図3Cには示されていない。図2に示されるように、カバー282を、カバー282内の穴272を通り抜けてスペーサ242へと嵌入されるネジ240、および配線基板202内の穴280を貫通してさらにスペーサ242へと螺入されるネジ246を用いて配線基板202に固定することができる。
示されるように、プローブカードアセンブリ200の一機能は、テスタおよび図1Aの112のようなDUTの入力および/または出力端子(図示せず)へのおよびそれらからの通信チャネル間の電気的インターフェースを提供することであり得る。(本明細書中で使用されるように、「DUT」という用語は、個片化されていない半導体ウェーハの1つ以上のダイ、ウェーハ(パッケージ化されていてもなくともよい)から個片化された1つ以上の半導体ダイ、キャリア又は他の保持デバイス内に配置される個片化された半導体ダイのアレイの1つ以上のダイ、1つ以上のマルチダイ電子モジュール、1つ以上のプリント基板、および/または、任意の他のタイプの1つまたは複数の電子デバイスであってもよい。)上述したように、テスタ(図示せず)は、DUT112に書き込まれる試験データを生成し、試験データに応答してDUT112によって生成される応答データを受信して評価するように構成されてもよい。配線基板202は、テスタ(図示せず)へのおよびテスタからの通信チャネルとの電気接続を行うためのチャネルコネクタ208を含んでもよい。例えば、チャネルコネクタ208は、図1Aおよび図1Bの試験ヘッド104との電気接続を行うように構成されてもよく、試験ヘッド104は、次に、ケーブル110を介してテスタ(図示せず)に接続されてもよい。上述したように、ケーブル110および試験ヘッド104は、試験データ、応答データ、パワー、接地、および/または他の電気信号のためにテスタ(図示せず)へおよびテスタからの通信チャネル(図示せず)を提供する。
図2、図3Aおよび図3Cに示されるチャネルコネクタ208は、各チャネルコネクタ208が多数のテスタチャネルに電気的に接続するように多数のピン型コネクタ(図示せず)を含むゼロ挿入力(「ZIF」)コネクタであってもよい。図2および図3A〜図3Cに示される例では、各チャネルコネクタ208は、4つのテスタチャネル(図示せず)に接続されてもよく、それら4つの電気接続の各々は、順に、4つの導電性トレース210のうちの1つに接続されてもよい。(他の例においては、4つより多いまたは少ないテスタチャネルが4つより多いまたは少ないトレース210に接続されてもよい。)図3Aおよび図3Cに示されるように、導電性ワイヤ398は、トレース210から導電性ピン220への電気接続を提供し、導電性ピン220は、示されるように、プローブ236へ電気的に接続されてもよい。(簡略化および例示の便宜上、2つのワイヤ398のみが図3Aおよび図3Cに示される。用途によって、十分な数のワイヤ398が、通常、ほとんどまたは全てのトレース210をほとんどまたは全てのピン220に電気的に接続するために使用される。)調整プレート206内の開口部216は、ピン220へのアクセスを提供する。
ZIFコネクタ208の使用は任意的であり、実際には、電気接続を行うための任意のタイプの構造が使用されてもよい。例えば、チャネルコネクタ208は、試験ヘッド104からの導電性ポゴピンを係合させるように構成された導電性パッドまたは端子であってもよい。
配線基板202の構成は重要ではなく、任意の基板材料が使用されてもよい。例えば、配線基板202は、プリント基板であってもよい。別の例では、配線基板202は、1つ以上のプリント基板材料より大きな強さ、および曲げるまたは反ることに対してより大きな抵抗を提供し得るセラミック材料を含んでもよい。配線基板202は、プローバ102に取り付けられるように構成されてもよい。例えば、配線基板202は、プローバ102(図1Aおよび図1Bを参照)の試験ヘッドプレート121にボルト締めまたはクランプ締めされるように構成されてもよい。ただの一例として、配線基板202は、その周縁部に沿って、試験ヘッドプレート121の穴134に対応する穴(図示せず)を含んでもよい。それらの穴は、配線基板202を試験ヘッドプレート121にボルト締めするボルト(図示せず)を受けてもよい。
次にスチフナ204を参照すると、スチフナは、プローブカードアセンブリ200に対する機械的強度を提供するように構成されてもよい。例えば、そのような機械的強さは、機械的負荷、温度勾配等によってもたらされる場合がある配線基板202および/またはプローブカードアセンブリ200の他の部分の曲げ、反りまたは他の動き(例えば、水平または半径方向の膨張または収縮)を抵抗するために利用されてもよい。そのような曲げ、反りまたは他の動きは、プローブ236をその意図された位置から動かす場合があり、これは、1つ以上のプローブがDUT112に対して強すぎる力で押圧する原因となり得、これは、プローブ236および/またはDUT112に対して損害を与える場合がある。プローブ236のそのような望ましくない動きは、代替的に、プローブ236が良い電気的接続を確立させるには少なすぎる力でDUTに対して押圧する、または全くDUT112に接触しないという原因になり得る。スチフナ204は、頑丈な任意の材料(1つまたは複数)から構成されてもよく、および/またはプローブカードアセンブリ200の特定の用途のために必要な機械的強度を提供してもよい。例えば、スチフナ204は、金属プレートであってもよい。
配線基板202やプローブカードアセンブリ200の他の部分を反らせるまたは曲げる場合があるプローブカードアセンブリ200に亘る温度勾配は、DUT112が下降または上昇温度で試験される一方、発生し得る。一般的には、ステージ106は、試験中にDUT112を冷却または加熱させる。DUT112のそのような冷却または加熱は、プローブカードアセンブリ200に亘って温度勾配を発生させる場合があり、このプローブカードアセンブリ200では、プローブカードアセンブリ200のプローブ側の温度がプローブカードアセンブリ200のチャネルコネクタ(208)側の温度より冷たいまたは熱い。セラミック配線基板202の使用とともにスチフナプレート204は、そのような熱的に誘導された曲げまたは反りの影響を打ち消すために使用することができる技術の例である。
図2および図3A〜図3Cに示される例示的なプローブカードアセンブリ200では、例示的なスチフナ204は、配線基板202に取り付けられてもよく、機械的強度を配線基板202に対して直接的に提供する。あるいは、(配線基板202よりむしろ)スチフナ204は、プローバ102の試験ヘッドプレート121に取り付けられるように構成されてもよく、ここでは、スチフナ204は、配線基板202を試験ヘッドプレート121に取り付けるために上述された任意の手段を使用して試験ヘッドプレート121に直接取り付けられてもよい。プローバ102の試験ヘッドプレート121に取り付けられるように構成されたスチフナ204の一例は、米国仮特許出願第60/594,562号(2005年4月21に出願され、整理番号P226−PRV)に開示および考察されている。
次に調整プレート206を参照すると、図2および図3A〜図3Cに示されるプローブカードアセンブリ200では、配線基板202および/またはスチフナプレート204とともに、プローブヘッドアセンブリ209は、任意の頑丈な材料から形成されてもよい調整プレート206に取り付けられてもよい。例えば、調整プレート206は、金属、セラミック等であってもよい。調整プレート206が曲げまたは反りに抵抗する金属または他の材料から形成される場合、プローブヘッドアセンブリ209(したがって、プローブ236)を調整プレートに直接取り付けることは、上述したように、機械的負荷または温度勾配が配線基板202またはプローブカードアセンブリ200の他の部分の曲げまたは反りの原因であったとしても、プローブ236を適切な位置に保つことに役立つ。下記に説明されるように、調整プレート206は、プローブ236の平面性または配向を調整することを可能にすることができる。
次にプローブヘッドアセンブリ209を参照すると、DUT112(図1Aを参照)の入力および/または出力ターミナル(図示せず)に接触し、かつそれに対して電気接続を構築するための導電性プローブ236を有するプローブインサート238(図2および図3Aでは参照可能ではないが、図3Bおよび図3Cでは参照可能である)を保持するための主たる目的は、上述したように、個片化されていない半導体ウェーハの1つ以上のダイ、(パッケージ化されていてもいなくともよい)個片化された1つ以上のダイ、電子モジュール、または、試験される任意の他のタイプの電子デバイスまたは別のデバイスであってもよい。
図2および図3Cに具体的に示されるように、プローブヘッドアセンブリ209は、配線基板202内の開口部256およびスチフナ204内の同様の開口部254内に配置されてもよく、ボルト232およびナット290によって調整プレート206に取り付けられてもよい。示されるように、ボルト232は、プローブヘッドアセンブリ209の上部から延在し、調整プレート206内の穴298を貫通し、ナット290へと螺入される。図2および図3A〜図3Cに示される例示的な実施形態では、プローブヘッドアセンブリ209は、スチフナ204または配線基板202よりむしろ調整プレート206に直接取り付けられる。上述したように、プローブヘッドアセンブリ209を調整プレート206に直接取り付けることは、プローブヘッドアセンブリ209が配線基板202に直接取り付けられた場合に達成されるものより大きな機械的強度および安定性をプローブヘッドアセンブリ209に提供し得る。
さらに、図2、図3Aおよび図3Cに具体的に示されるように、ジャックネジ276は、調整プレート206へと螺入することができ、スチフナ204に接触する。したがって、ジャックネジ276を一方向に回転させることは、ジャックネジ276をスチフナ204に向かって前進させ、スチフナ204を調整プレート206から押しのける原因となり得る。ジャックネジ276を反対方向に回転させることは、ジャックネジ276をスチフナ204から引き抜くことができ、スチフナ206が調整プレート206へと向かって動くことを可能にする。
ロックネジ214は、調整プレート206内の穴274を貫通し、スチフナ204へと螺入される。ロックネジ214が十分に緩められる一方、ジャックネジ214は、上述したように、スチフナ204に向かって前進されてもよく、またはスチフナ204から引き抜かれてもよい。しかしながら、ロックネジ214を締めること、つまり、ロックネジ214をスチフナ204に螺入することは、スチフナ204をジャックネジ276が許す限り調整プレート206に近づけるように引っ張り、調整プレート206に対してその位置でスチフナ204を保つ。
したがって、ジャックネジ276およびロックネジ214は、配線基板204に対する調整プレート206の平面性または配向を調整するための能力を提供する。カバー282内の穴248(図2を参照)は、ジャックネジ276およびロックネジ214へのアクセスを提供する。4対のジャックネジ276およびロックネジ214がプローブカードアセンブリ200(図2および図3Aを参照)において示されるが、さらに少ないまたは多いジャックネジ276およびロックネジ214が使用されてもよい。
図4(図1Aおよび図1Bのプローバ102のプローバヘッドプレート121に取り付けられたプローブカードアセンブリ200の簡略化されたブロック図を示す)に示されるように、プローブ236を有するプローブインサート(図4では別々に示されていないが、上述したように、プローブヘッドアセンブリ209の一部であり得る)は調整プレート206に取り付けられるため、調整プレート206の平面性または配向を調整すること(例えば、図4における配置290から290’へ)は、プローバ102の試験ヘッドプレート121に対するプローブ236の平面性または配向も調整する(例えば、図4における配置292から292’へ)。したがって、プローブ236の平面性または配向は、DUT(例えば、図1Aにおけるステージ106上に配置されたDUT112)の平面性または配向に対応するように調整される。
図5および図6A〜図6Dは、本発明のある実施形態による、プローブヘッドアセンブリ209の例示的なインプリメンテーションの詳細を示す。(図5および図6A〜図6Dに示される図は、縮尺どおりではない。)図5は、プローブヘッドアセンブリ209の組立分解斜視図を示し、図6Aは、その上面図を示し、図6Bは、その底面図を示し、図6Cおよび図6Dは、その側面断面図を示す。それらの図に示されるように、プローブヘッドアセンブリ209は、DUT112の入力および/または出力端子(パワーおよび接地端子を含む)、ピンホルダ218およびスペーサ252に接触するためにプローブ236を有するプローブインサート238を保持するインサートホルダ230を含んでもよい。
インサートホルダ230は、レッジ(ledge)306を有する段階的開口部234を含んでもよい。図6Cおよび図6Dで最も明確に示されるように、プローブインサート238は、開口部234の上部にフィットし、レッジ306上に載ることができ、インサート238に取り付けられたプローブ236は、開口部234の底を通って延在できる。図6Bおよび図6Cで示されるように、インサートホルダ230は、止めネジ239へのアクセスを提供する凹部237を含んでもよい。図6Cに示されるように、止めネジ239は、インサートホルダ230を介して開口部234へ、プローブインサート238に対して嵌め込まれる。止めネジ239を一方向に回転させることは、プローブインサート238に対してネジ239を締め付け、これは、プローブインサート238をインサートホルダ230内の適切な位置で保持する。ネジ239をもう一方の方向に回転させることは、ネジ239を緩め、プローブインサート238がインサートホルダ230から取り外されることを可能にする。開口部234からのプローブインサート238の取り外しを容易するために追加の開口部(図示せず)が開口部234の周縁部の周りに含まれてもよい。インサートホルダ230は、次に限定しないが、金属、セラミック等を含む任意の適した材料から形成されてもよい。
プローブインサート238は、片側に取り付けられたプローブ236を含んでもよい。インサート238は、プローブ236の反対側に配置された導電性パッド602を含んでもよい。電気接続(図示せず)は、パッド602のいくつかをプローブ236のいくつかに接続する。インサート238は、次に限定しないが、セラミック、プリント基板材料等を含む任意の適した材料を含んでもよい。
プローブ236は、弾性的な導電性構造であってもよい。適したプローブ236の非限定的な例は、米国特許番号第5,476,211号、米国特許番号第5,917,707号、および米国特許番号第6,336,269号に記載されたように、弾性的な材料で覆うことができるプローブインサート238上の導電性端子(図示せず)に結合された心線から形成された合成構造を含む。代替としては、プローブ236は、米国特許番号第5,994,152号、米国特許番号第6,033,935号、米国特許番号第6,255,126号、米国特許出願公開番号第2001/0044225号および米国特許出願公開番号第2001/0012739号に開示されたバネ要素のような、リソグラフィックに形成された構造であってもよい。プローブ236の他の非限定的な例は、導電性ポゴピン、バンプ、スタッド、スタンプバネ、針、座屈ビーム等を含む。
ピンホルダ218は、複数の導電性ピン220に対するスルーホール222を設ける。ピン220は、スルーホール222を貫通し、プローブインサート238上のパッド602と電気接続を行う。ピン220は、パッド602に対してバネ力を提供するためにバネがロードされてもよく、それによって、パッド602との電気接続を維持する。例えば、ピン220は、バイアスバネを用いてピンホルダ218から離れて、プローブインサート238へと向かうように構成されたポゴピンであってもよい。ピンホルダ218は、次に限定しないが、金属、セラミック、プリント基板等を含む任意の適した材料を含んでもよい。ピンホルダ218が導電性材料を含む場合、穴222は、電気絶縁性材料を含み得る。
スペーサ252は、ピン220が延在する開口部216を含んでもよい。スペーサ252は、次に限定しないが、金属、セラミック、プリント基板材料等を含む任意の適した材料を含んでもよい。
図6Dに示されるように、ボルト232は、ピンホルダ218およびスペーサ252内の穴402および502をそれぞれ介して、プローブヘッドアセンブリ209の上部から延在する。図3Cに示されるように、プローブヘッドアセンブリ209の上部から延在するボルト232の一部は、調整プレート内のスルーホール298を通り抜け、対応するナット290へと嵌め込まれ、それによって、ピンホルダ218およびスペーサ252を調整プレート206に取り付ける。図6Cを再び参照すると、ボルト470は、インサートホルダ230内の穴302を貫通し、ピンホルダ218に嵌入され、それによって、インサートホルダ230をピンホルダ218に取り付け、さらにスペーサ252および調整プレート206にも取り付ける。さらに示されるように、ピンホルダ218内の皿穴460は、ボルト232のヘッドを収容し、インサートホルダ230がピンホルダ18にぴったりと取り付けられることを可能にする。
プローブカードアセンブリ200のインサート238は、ただ単にボルト470を取り外すことによってプローブカードアセンブリ200から取り外すことができ、この取外しは、インサートホルダ230をピンホルダ218から引き離し、したがって、プローブカードアセンブリ200から引き離す。インサートホルダ230が一度取り外されると、プローブインサート238は、インサートホルダ230から取り外され、新しいインサート238’に置き換えられてもよい。その後、インサートホルダ230は、ボルト470をインサートホルダ230内の穴302に通し、ボルト470をピンホルダ218に嵌め込むことによってプローブカードアセンブリ200に再度取り付けられてもよい。あるいは、新しいインサート238’を有する新しいインサートホルダ230’は、ボルト470を用いてピンホルダ218に取り付けられてもよい。
別の取付機構が、ボルト470の代わりに使用されてもよい。例えば、ネジ、クランプ、機械的ロックデバイス等が、インサートホルダ230をピンホルダ218に固定させるためにボルト470の代わりに使用されてもよい。さらに、インサートホルダ230およびプローブインサート238は、別々および別個の構造的要素である必要はない。例えば、インサートホルダ230は、中身が詰まっていて、したがって、開口部234を欠いていてもよい。端子602は、インサートホルダ230の一方の面に配置され、プローブ236は、他方の面に配置されてもよく、インサートホルダ230を介して端子602とプローブ236との間に電気接続がある。そのような場合、プローブインサートを交換するよりもむしろインサートホルダ230を交換することによってプローブセットを変えることができる。
図7および図8A〜図8Dは、本発明のある実施形態による、インサートホルダ230をプローブカードアセンブリ200に取り付け、かつプローブカードアセンブリ200から取り外すことを容易にする例示的な取付ツール902を示す。図7は、オプショナルカバー904を有する取付ツール902の組立分解斜視図を示す。図8Aは、取付ツール902(カバー904を有さない)の上面図を示し、図8Bは、その底面図を示し、図8Cおよび図8Dは、その側面断面図を示す。
示されるように、取付ツール902は、ウェル(well)908を有する基板906を含んでもよい。図8A〜図8Dに示されるように、ウェル908は、インサートホルダ230のようなインサートホルダを収容するような大きさに合わせられてもよい。図7および図8Cで最もよく示されるように、止めネジ916は、基板906内のネジ穴914へと螺入され、インサートホルダ230内のネジ穴480へと螺入される。止めネジ916を穴914を介して穴480へと進ませることは、インサートホルダ230をウェル908内にしっかりと保持する。ネジ916が穴480から引き戻されるように止めネジ916を緩めることは、インサートホルダ230を解放し、インサートホルダ230がウェル908から取り外されることを可能にする。ウェル908は、インサート238に取り付けられたプローブ236のためのスペース1006を提供する延長部1004を含んでもよい。基板906内の穴912は、インサートホルダ230内の穴302と位置合わせされ、上述したように、インサートホルダ230をピンホルダ218に取り付けるネジ470へのアクセスのためにネジ回し(図示せず)または他のツールのための開口部を提供する。取外し可能カバー904は、基板906にネジ(図示せず)、ボルト(図示せず)、クランプ(図示せず)で締められてもよく、あるいは、基板906に取外し可能に取り付けられてもよい。
図9A、図9Bおよび図9Cは、簡略化されたブロック形式で示されるプローブカードアセンブリ200上のインサート238を交換するための例示的プロセスを示す。図9Aに示されるように、調整プレート206、スチフナ204、配線基板202およびプローブヘッドアセンブリ209は、ブロック形式で示されているが、上述したようであってもよく、かつ上述したように組み立てられてもよい。さらに上述したように、ネジ470は、インサートホルダ230をピンホルダ218(上述したように、ボルト232およびナット290(図9Aに図示せず)によってスペーサ252(図9Aに図示せず)および調整プレート206に取り付けられてもよい)に取り付ける。図9Aに示されていないが、インサート238は、概して上述したように、インサートホルダ230内に配置されてもよい。
図9Bに示されるように、インサートホルダ230を取付ツール902のウェル908内に配置することができるように取付ツール902(図9Bに簡略化されたブロック形式で示されるが、図7および図8A〜図8Dに対して説明された特徴を含んでもよい)を動かすことによって、インサートホルダ230をピンホルダ218から取り外すことができる。次いで、止めネジ916は、ウェル908内にインサートホルダ230を固定させるために上述されたように締め付けることができる。次いで、ネジ回し(図示せず)のようなツールは、ネジ470と係合するために取付ツール902内の穴912を介して挿入することができ、このネジ470は、緩めて取り外すことができ、インサートホルダ230をピンホルダ218から取り外す。取付ツール902は、ここでそのウェル908内にインサートホルダ230を有しており、プローブカードアセンブリ200から動かされてもよい1104。次いで、カバー904は、プローブインサート238を保護するように取付ツール902上に配置されてもよく、したがって、プローブインサート238は、安全に格納されるか、または修理施設へ移動されてもよい。
図9Cに示されるように、置換インサート238’(図示せず)を保持する置換インサートホルダ230’は、同様の方法でプローブカードアセンブリ200に取り付けられてもよい。つまり、ウェル908’に置換インサートホルダ230’が固定された別の取り付けツール902’は、ピンホルダ218との係合へと移動され1102’、インサートホルダ230’内の穴302(図9Cに図示せず)は、ピンホルダ218内の対応するネジ穴(図示せず)と位置合わせされてもよい。次いで、ネジ回し(図示せず)のようなツールは、取り付けツール902’内の穴912’を通って挿入され、それによって、ネジ470を新しいインサートホルダ230’内の穴302を通ってねじ込み、ネジ470をピンホルダ218に螺入し(図6Cに示されるように)、新しいインサートホルダ230’をピンホルダ218に取り付ける。ネジ470が一度締め付けられると、止めネジ916を緩めてもよく、インサートホルダ230’を解放し、取り付けツール902’は、インサートホルダ230’から動かされてもよく1104’、ここでインサートホルダ230’は、ピンホルダ218に取り付けることができる。
上述したように、インサートホルダ230およびプローブインサート238は、別々の構造の構想要素であるよりむしろ単一の構成要素を含むように修正されてもよい。
図10、図11、図12A、図12B、図13、図14A,図14Bおよび図15は、本発明のいくつかの実施形態による、プローブカードアセンブリ200のプローブインサート238を交換する前述のプロセスの例示的な用途を示す。図10は、プローブカードアセンブリ200を使用して試験される例示的なDUTであってもよい半導体ダイ1050を示す。(DUTの他の例は、次に限定しないが、パッケージ化されたダイ、半導体ウェーハ上の試験構造または他のフィーチャ等を含む。)示されるように、ダイ1050は、入力信号、パワーおよび接地をダイ1050で受け、ダイ1050から信号を出力するための入力および/または出力端子1052を8つ含んでもよい。さらに示されるように、端子1052は、ダイ1050上で2列に配列されてもよく、各列は、4つの端子1052を有する。
図11は、簡略化された概略的な形式で、試験ダイ1050のためのプローブカードアセンブリの構成を示し、図12Aおよび図12Bは、試験ダイ1050のためのプローブインサート1138を示す。
図11では、プローブカードアセンブリ200の4つのチャネルコネクタ208が8つのテスタチャネル1150に接続されてもよく、これは、上述したように、試験データ、パワーおよび接地をテスタ(図示せず)からダイ1050に提供し、試験データに応じてダイ1050によって生成された応答データをテスタ(図示せず)に提供するためであり得る。さらに上述したように、テスタチャネル1050への接続は、コネクタ208を介してトレース210に提供することができ、ワイヤ398は、トレース210を導電性ピンに電気的に接続する。
プローブインサート1138は、プローブインサート238のように、インサートホルダ230内に配置されるように設計されてもよく、インサートホルダ230がピンホルダ218にボルト470で締められる一方、パッド1162は、ピン220へと押圧されて図2に対して説明されたようにそのピン220と電気的接続を行う。(図12Aは、インサート1138の上面図を示しており、パッド1162は、図5のパッド602に概ね類似し得る。)パッド1162は、プローブ1136に電気的に接続されてもよく、このプローブ1136は、図12Bに示されるように(インサート1138の底面図を示す)、ダイ1050の端子1052に対応するレイアウトで配置されてもよい。つまり、プローブ1136は、ダイ1050の端子1052に対応し、接触するように配置および構成されてもよい。したがって、構成されたプローブカードアセンブリ200は、テスタチャネル1150とダイ1050の端子1052との間に電気的インターフェースを設けるように構成されてもよい。つまり、コネクタ208、トレース210、ワイヤ398、ピン220、パッド1162およびプローブ1136は、テスタチャネル1150とダイ1050およびパッド1052との間に電気的パスを提供する。当然、ワイヤ398は、特定の信号が割り当てられているテスタチャネル1150がその信号に対応するダイ1050の端子1052に接続されるように、対応するトレース210およびピン220に関連する。例えば、電源を運ぶチャネル1150は、ダイ1050のパワー端子1052に接触するように配置されたプローブ236に接続されなければならない。別の例としては、特定の制御信号(例えば、書き込み可能信号)を運ぶチャネル1150は、その制御信号を受信するように設計されたダイ1050の端子1052(例えば、ダイ1050の書き込み可能端子1052)に接触するプローブ236に接続されなければならない。
図13は、試験される別のダイ1060を示しており、したがって、接触される端子の第2のパターンを有する第2のDUTを表している。図13に示されるように、ダイ1060は、単一の列に配列された6つの入力および/または出力端子1062を含んでもよい。図14Bは、ダイ1060のパッド1062に対応して接触するように単一の列に構成された6つのプローブ1066を有するプローブインサート1064の底面図を示す。図14Aに示されるインサート1064の上面は、インサート1138と同じように構成されてもよい。つまり、インサート1064がインサートホルダ230内にあってインサートホルダ230がボルト470によってピンホルダ218に取り付けら得る一方、パッド1168は、ピン220に対して押圧されて電気接続を行うように、インサート1064は、8つのパッド1168を含んでもよい。インサート1064は6つのプローブ1066のみ含むことができるため、8つパッド1168のうちの6つのみがプローブ1066に接続され、他の2つのパッド1168は使用されない。
図11、図12Aおよび図12Bを参照して説明されたように、ダイ1050に接触するように構成されたプローブカードアセンブリ200は、図9A〜図9Cを参照して上述したようにただ単にインサート1138をインサート1064で置き換えることによってダイ1060に接触するように簡単に再構成されてもよい。さらに必要であれば、配線398も再構成されてもよい。例えば、図15に示されるように、ダイ1060は6つの端子1062のみを有するため、8つのテスタチャネル1150のうち6つのみがダイ1060を試験する必要がある。したがって、配線398は、6つのテスタチャネル1150のみをインサート1064の6つのプローブ1066に接続されているインサート1064上の6つのパッド1162に対応する6つのピン220のみに接続するように再構成されてもよい。上述したように、ワイヤ398は、チャネル1050信号を端子1062信号に合わせるためにテスタチャネル1050をプローブ236に接続する。
ダイ1050の端子1052の構成、レイアウト、位置および信号割当がダイ1060の端子1062のものと異なるという事実にかかわらず、ほとんどのプローブカードアセンブリ200がダイ1050およびダイ1060の両方を試験するために使用され得ることが明らかであろう。実際、配線基板202、スチフナ204、調整プレート206、カバー282、およびプローブインサート238以外の全てのプローブヘッドアセンブリが、ダイ1050および1060の両方を試験するために使用されてもよい。プローブインサート238およびワイヤ298のみを変える必要がある。当然、異なる構成のダイを試験する際にほとんどのプローブカードアセンブリ200を再利用できることは、試験される新しいダイ構成の各々に対して完全に新しいプローブカードアセンブリを再設計および製造することに比べてコストおよび時間節減を提供することができる。
図10〜図14Bで示される例は、単に例示のためである。多数の変形が可能である。例えば、ダイ上の端子の数およびレイアウト、ならびにテスタチャネルの数およびレイアウトは、単に例示のためであり、例示の目的のためおよび考察の便宜上、提供される。さらに、図10〜図14Bにおける図は、縮尺どおりではない。
プローブカードアセンブリ200内でプローブインサート238が交換されてもよいという容易さは、プローブカードアセンブリ200の修理も容易にする。1つ以上のプローブ236の破損は、プローブカードアセンブリを修理する必要性をもたらす問題になり得る。プローブカードアセンブリ200のプローブ236が破損した(例えば、壊れた)場合、プローブインサート238は、取り除かれ、新しいプローブインサート238に置き換えられてもよい。壊れたプローブ236を有する取り除かれたプローブインサート238は、次いで、プローブが修理または置換される修理施設へと搬送されてもよい。しかしながら、その間、プローブカードアセンブリ200(この時点では新しいプローブインサート239を有する)は、DUTを試験するために使用され続けられてもよい。プローブカードアセンブリ200全体を修理施設に搬送する必要はなく、したがって、プローブ236を修理するために要求される時間の間、プローブカードアセンブリ200を使用不能にする必要はない。
図16A、図16B、図17A、図17Bおよび図18〜図20は、本発明のいくつかの実施形態による、取り除かれて置換することができるプローブインサートを有する別の例示的なプローブカードアセンブリを示す。
図16Aおよび図16Bは、本発明のいくつかの実施形態による、別の例示的なプローブカードアセンブリ1200を示す。図16Aは、カバー1250内に切り抜き1290を有する上面図を示す。切り抜き1290は、パッド1254を露出している。図16Bは、プローブカードアセンブリ1200の断面図を示す。
示されるように、プローブカードアセンブリ1200は、チャネルコネクタ1208を有する配線基板1202およびプローブ1236を有するインサート1238を含んでもよく、その全ては、プローブカードアセンブリ200の同一名称の構成要素と概ね類似し得る。プローブカードアセンブリ1200では、図16Bに示されるように、カバー1250内の通路1270を通る導電性トレース1210は、データ信号、制御信号および他の入力および/または出力(例えば、パワーおよび接地)のための電気接続をチャネルコネクタ1208から配線基板1202の上面に配置された導電性パッド1254に提供する。導電性ビア1260は、パッド1254を配線基板1202の下面に配置されたパッド1256に電気的に接続する。
インサート1238は、インサートホルダ1230のレッジ1266上に配置されてもよい。ボルト1264は、ナット1252と係合するためにインサートホルダ1230、配線基板1202およびカバー1250の穴(図示せず)を通る。図16Bに示されるように、インサートホルダ1230がボルト1264およびナット1252によって配線基板1202にボルトで締められる一方、インサート1238上の導電性パッド1258は、パッド1256に接して保持され、したがってパッド1256と係合し、それによって、配線基板1202の下面のパッド1256と電気的接続を形成する。図16Bに示されるように、インサート1238上のパッド1258は、導電性ビア1262によってプローブ1236に電気的に接続されてもよい。
インサート1238は、ボルト1264を緩め、インサートホルダ1230を配線基板1202から取り外すことによって置換することができる。インサートホルダ1230が配線基板1202から一度取り外されると、インサート1238は、インサートホルダ1230から取り外されて新しいインサート1238’に置き換えられてもよい。次いで、インサートホルダ1230は、ボルト1264によって配線基板1202に再度取り付けられてもよく、新しいインサート1238’を配線基板1202の下面のパッド1256に接続し、したがって、チャネルコネクタ1208とも接続する。
図17Aおよび図17Bは、さらなる別の例示的プローブカードアセンブリ1300を示しており、これは、プローブカードアセンブリ1200と概ね類似することがあり、実際、プローブカードアセンブリ1200およびプローブカードアセンブリ1300内の同一符号の構成要素は、同一である。しかしながら、プローブカードアセンブリ1300では、導電性ビア1360は、チャネルコネクタ1208を配線基板1202の下面に沿って配置された導電性トレース1310に電気的に接続する。トレース1310は、インサートホルダ1230内の通路1370を貫通し、配線板1202の下面の導電性パッド1256に接続する。
図18は、さらなる別の例示的なプローブカードアセンブリ1400の側面断面図を示しており、これは、配線基板1202内に埋め込まれた導電性ビアおよびトレースを含む導電性パス1410によってチャネルコネクタ1208が配線基板1202の下面のパッド1256に電気的に接続されることを除いて、プローブカードアセンブリ1200および1300に概ね類似し得る(同一符号の構成要素は同一である)。
図19は、さらなる例示的なプローブカードアセンブリ1500を示しており、これは、プローブカードアセンブリ1200、1300および1400内の同一符号の構成要素と同一であるチャネルコネクタ1208およびプローブ1236を含んでもよい。ほかは配線基板1202と類似しているが、プローブカードアセンブリ1500の配線基板1502は、インサート1538が嵌挿する開口部1514を含んでもよい。図19に示されるように、インサート1538は、プローブ1536が開口部1514から延在するように配線基板1502内の開口部1514に嵌挿される。インサート1538のショルダー1520上に配置された導電性パッド1558は、配線基板1502上の導電性パッド1556上に載り、それによって、導電性パッド1556と電気的接続を構築する。図19にさらに示されるように、配線基盤1502内に配置された導電性ビアおよびトレースを含む電気的パス1510は、チャネルコネクタ1208をパッド1556に電気的に接続し、インサート1538内に配置された導電性ビアおよびトレースを含む電気的パス1512は、パッド1558をプローブ1236に電気的に接続する。ボルト1264およびナット1252によって配線基板1502にボルトで締めることができるブラケット1504は、インサート1538を配線基板1502に接して適切な位置で保持する。
インサート1538は、ボルト1264を緩めてインサート1238を取り除くことによって置換することができる。次いで、新しいインサート1538’が配線基板1502内の開口部1514内に配置されてもよく、その後、新しいインサート1538’を適切な位置で保持するためにボルト1264が締められてもよい。
図20は、さらなる別の例示的なプローブカードアセンブリ1600を示しており、これは、プローブカードアセンブリ1500と概ね類似し得る(同一符号の構成要素は同一である)。しかしながら、プローブカードアセンブリ1600では、導電性ビア1604は、プローブ1236をインサート1638上の導電性パッド1604に電気的に接続し、導電性ワイヤ1602は、パッド1604をチャネルコネクタ1208に電気的に接続する。
図16B、図17Bおよび図18では、パッド1256とパッド1258との間の電気接続は、パッド1256とパッド1258との間に弾力的な電気コネクタ(例えば、ポゴピン、導電性エラストマー、導電性ファズボタン、導電性バネ、各々の一端がパッドに結合され、他端はコンプライアント変形を有するワイヤ、コンプライントベローズ接点等)(図示せず)を含むことによって形成されてもよい。同様に、図19および図20では、パッドの対1558と1556との間の電気接続は、弾力的な電気コネクタ(例えば、ポゴピン、導電性エラストマー、導電性ファズボタン、導電性バネ等)(図示せず)を使用して行われてもよい。
図21は、本明細書中に開示された任意の例示的なプローブカードアセンブリ200、1200、1300、1400、1500または1600に示された任意の導電性トレースおよび/またはビアの代わりに使用されてもよい被遮蔽トレース1700を示す。図21に示されるように、トレース1700は、データまたは制御信号を運ぶために導電性信号トレース1706を含んでもよい。接地、ガード電位または電圧源(図示せず)に接続されてもよい導電性平面1702は、信号トレース1706を電気的に遮蔽する。絶縁性材料1704は、信号トレース1706を平面1702から電気的に絶縁する。代替として、複数の信号トレース1706がプレート1702間に配置されてもよい。さらなる別の代替としては、接地またはガード電位トレース2202および2204は、図22に示されるように(被遮蔽トレース1700’を示す)、遮蔽信号トレース1706をさらに遮蔽するために信号トレース1706のいずれかの側面で絶縁性材料1704内に配置されてもよい。
図23および図24は、本明細書中に開示された任意の例示的なプローブカードアセンブリ200、1200、1300、1400、1500または1600で示された任意の導電性トレースおよび/またはビアの代わりに使用され得る他の例示的な被遮蔽トレース2300および2400を示す。図23では、信号トレース2306(信号トレース1706のようであり得る)は、絶縁性材料2308内に埋め込まれてもよく、次に、導電性プレート2302および導電性ボックス構造2310によって取り囲まれてもよく、信号トレース2306を遮蔽する。導電性ボックス2310、絶縁性材料2308および信号トレース2306は、プリント基板を含み得る基板2304内に埋め込まれてもよい。図24は、図23のトレース2300の変形を示す。図24では、絶縁性材料2308によって取り囲むことができる信号トレース2306は、導電性ボックス構造2404および導電性カバリング構造2402によって遮蔽されてもよい。
図25は、本明細書中に開示される任意の例示的なプローブカードアセンブリ200、1200、1300、1400、1500または1600に示される任意の導電性ワイヤの代わりに使用されてもよい被遮蔽ワイヤ1800を示す。図22に示されるように、被遮蔽ワイヤ1800は、データまたは制御信号を運ぶための導電性信号ライン1806を含んでもよい。接地またはガード電位に接続されてもよい導電体1802は、信号ライン1806を囲み、したがって、信号ライン1806を電気的に遮蔽する。絶縁性材料1804は、信号ライン1806を導電体1802から電気的に絶縁する。保護ジャケット1808は、ワイヤ1800を保護する。被遮蔽ワイヤ1800は、例えば、同軸ケーブルであってもよい。
プローブカードアセンブリ200、1200、1300、1400および1500の実施形態において被遮蔽トレース1700、1700’、2300、2400および/または被遮蔽ワイヤ1800を利用することによって、それらのプローブカードアセンブリの動作周波数を上げることができる。したがって、そのようなプローブカードアセンブリがDUT上での機能試験を行うために使用される場合、被遮蔽トレース1700、1700’、2300、2400および/またはワイヤ1800の使用は、試験を行うことができる最大周波数を上げる。被遮蔽トレース1700、1700’、2300、2400および/または被遮蔽および/またはガード電位ワイヤ1800の使用は、DUT内の漏れ電流の検出のような特定のパラメトリック試験に対する感度も増幅させる。したがって、例えば、そのようなプローブカードアセンブリがDUT上でパラメトリック試験を行うために使用された場合、遮蔽トレース1700、1700’、2300、2400および/またはワイヤ1800の使用は、非常に小さな漏れ電流の検出を可能にできる。
図26〜図31Bは、本発明のいくつかの実施形態による、被ガード信号構造の形をした被遮蔽(または被ガード)トレースを含み得る例示的なプローブカードアセンブリ2600の一部を示す。(本明細書中、「被遮蔽」および「被ガード」という用語は、クロストーク、漏れ電流等の電気的および/または磁気的干渉からの少なくとも部分的保護と呼ばれるように通常同義語として使用される。)一般的に言うと、プローブカードアセンブリ2600は、図2〜図3Cに示されるプローブカードアセンブリ200と類似し得る。例えば、図26(プローブカードアセンブリ200の図3Aに示される上面図に類似したプローブカードアセンブリ2600の上面図を示す)に示される配線基板2602(第2の基板の非限定的な例であり得る)がプローブカードアセンブリ200の配線板202を置き換えることができ、かつ図28A〜図28Cに示されるプローブヘッド2800がプローブカードアセンブリ200のプローブインサート238を置き換えることができることを除いて、プローブカードアセンブリ2600は、プローブカードアセンブリ200と類似し得る。
図26に示されるように、配線基板2602は、被ガード信号構造2604(以下、配線基板被ガード信号構造2604と呼ばれ、電磁被遮蔽信号構造、電磁遮蔽構造または第2の電磁遮蔽構造の非限定的な例であり得る)を含んでもよく、図28A(プローブヘッド2800の底面図を示す)に示されるように、プローブヘッド2800も、被ガード信号構造2804(以下、プローブ基板被カード信号構造2804と呼ばれ、電磁被遮蔽信号構造、電磁遮蔽構造または第1の電磁遮蔽構造の非限定的な例であり得る)を含んでもよい。配線基板被ガード信号構造2604はプローブカードアセンブリ200のチャネルコネクタ208およびトレース210の代わりに使用されるように図26に示されているが、配線基板被ガード信号構造2604は、代わりに、プローブカードアセンブリ200のチャネルコネクタ208および/またはトレース210(図2〜図3Cを参照)とともに使用されてもよい。さらに、図26に示されるものより多いまたは少ない配線基板被ガード信号構造2604が使用されてもよい。同様に、図28Aに示されるものより多いまたは少ないプローブ基板被ガード信号構造2804が使用されてもよい。
図27Aは、本発明のいくつかの実施形態による、配線基板被ガード信号構造2604のうちの1つの例示的な構成を示す配線基板2602の一部の上面図を示す。図27Bおよび図27Cは、図27Aに示される配線基板被ガード信号構造2604の側面断面図を示す。
図27A〜図27Cに示されるように、配線基板被ガード信号構造2604は、配線基板2602の表面2606上に堆積、形成あるいは配置された導電性材料(例えば、銅、銀、金等のような金属)を含み得る信号トレース2704(第2の信号トレースの非限定的な例であり得る)を含んでもよい。示されるように、信号トレース2704は、1つ以上のランディング(landing)2708を含んでもよい。(3つのランディング2708が示されているが、他の構成では3つより多いまたは少ない(ゼロを含む)ランディングが含まれてもよい。)さらに図27A〜図27Cに示されるように、配線基板被ガード信号構造2604は、示されるように、信号トレース2704を取り囲む(例えば、囲う)ことができるガードトレース2702も含んでもよい。例えば、図27Aに示されるように、ガードトレース2702は、閉ループの形を有していてもよく、信号トレース2704は、ガードトレース2702の閉ループの形の中に配置されてもよい。ガードトレース2702は、信号トレース2704と同等または同様の材料を含んでもよく、ガードトレース2702は、信号トレース2704が形成される方法と同じ方法で形成されてもよい。
図27Aに示されるように、ガードトレース2702は、1つ以上のランディング2710を含んでもよい。そのような1つのランディング2710が図27Aに示されるが、1つより多いまたは少ない(ゼロを含む)ランディングが含まれてもよい。さらに示されるように、信号トレース2704およびガードトレース2702は、スペース2706が信号トレース2704をガードトレース2702から離れて電気的に絶縁されるように配線基板の表面2606に形成、堆積または取り付けられてもよい。コントラストおよび明瞭化の目的のため、かつ例示の便宜上、配線基板2602には濃淡がつけられている。環境空気を含み得るスペース2706は、信号トレース2704をガードトレース2702から電気的に絶縁できる。いくつかの実施形態においては、スペース2706は、誘電材料で埋めることができる。
図27Bおよび図27Cに示されるように、配線基板被ガード信号構造2604は、示されるように、信号トレース2704に隣接して配置されてもよい配線基板2602内に埋め込まれた導電性平面2714を含んでもよい。1つ以上の導電性ビア2712(4つが図27Bおよび図27Cに示されているが、さらに多いまたは少ない数が使用されてもよい)は、ガードトレース2702を平面2714に電気的に接続することができる。平面2714は、配線基板2602内に埋め込まれた導電性材料(例えば、銅、金、銀等の金属)を含んでもよい。配線基板2602は、複数の非導電性層を含んでもよく、平面2714は、そのような層の間に配置されてもよい。
図26を再度参照すると、配線基板2602上の配線基板被ガード信号構造2604の各々は、図27A〜図27Cに示される例示的な配線基板被ガード信号構造2604のようであってもよい。さらに、各配線基板被ガード信号構造2604のガードトレース2702、ビア2712および平面2714は、配線基板被ガード信号構造2604の信号トレース2704を他の配線基板被ガード信号構造2604の信号トレース2704上あるいはプローブカードアセンブリ2600内またはその周りの他の導電体上の信号から発生する電気的干渉(例えば、クロストーク、または他の形の電磁干渉)から電気的に絶縁(例えば、遮蔽)できる。同様に、各配線基板被ガード信号構造2604のガードトレース2702、ビア2712および平面2714は、配線基板被ガード信号構造2604の信号トレース2704からプローブカードアセンブリ2600内またはその周りの他の導電体へと流れる漏れ電流を減少または除去することもできる。したがって、各配線基板被ガード信号構造2604は、電磁遮蔽構造の非限定的な例であってもよい。
図28A〜図28Cは、それぞれ、プローブヘッドアセンブリ2800の底面図、上面図および側面図を示しており、プローブヘッドアセンブリ2800は、示されるように、複数の導電性プローブ2812(微細構造の非限定的な例であり得る)を取り付けることができる複数のプローブ基板被ガード信号構造2804を含んでもよい。プローブ2812は、電磁的にガードされていなくてもよいが、示されるように、被ガード信号トレース2906に直接取り付けられてもよい。示されるように、プローブ基板被ガード信号構造2804の少なくとも一部はプローブ基板2802内に配置されてもよいが、示されるように、プローブヘッド2800は、プローブ基板2802(基板または第1の基板の非限定的な例であり得る)を含んでもよく、プローブ基板被ガード信号構造2804は、プローブ基板2802の表面2816(第1の表面の非限定的な例であり得る)上に配置されてもよい。プローブ基板2802は、プローブ2812を支持するために適した任意の基板を含んでもよい。図28B(プローブヘッド2800の上面図を示す)に示されるように、複数の端子対2820(一対の端子の非限定的な例であり得る)は、プローブ基板2802の別の表面2818(第2の表面の非限定的な例であり得る)上に配置されてもよい。図28Bに示されていないが、プローブ基板2802を介して端子対2820とプローブ基板被ガード信号構造2804との間に電気接続が提供されてもよい。
プローブ2812は、プローブ236(例えば、図3Bおよび図3Cを参照)を参照した上述された任意のプローブを含む多数の異なる種類のプローブのうちの任意のものであってもよい。図28C(図28Aおよび図28Bのプローブヘッド2800の側面図を示す)は、本発明のいくつかの実施形態による、1つの非限定的な例示型のプローブを示す。しかしながら、上述したように、プローブ2812は、代替的に、プローブ236に対して説明されたプローブのうちの任意の種類のものであってもよい。
図28Cに示されるように(および図28Aに部分的に示される)、各プローブ2812は、ポスト2822(取付部の非限定的な例であり得る)、ビーム2806およびコンタクトチップ2808(接触部の非限定的な例であり得る)を含んでもよい。図28Cに最も良く示されるように、ポスト2822は、プローブ基板被ガード信号構造2804のうちの1つに取り付けられ、したがって、電気的に接続されてもよい。ビーム2806は、ポスト2822に取り付けられてもよく(例えば、一端で)、コンタクトチップ2808は、ビーム2806に取り付けられてもよい(例えば、ビーム2806の他端で)。
図29A〜図30Bは、本発明のいくつかの実施形態による、プローブ基板被ガード信号構造2804のうちの1つおよび一端子対2820の例示的な構成を示すプローブ基板2802の部分図を示す。図29Aは、プローブ2812を有さないプローブ基板2802の部分上面図を示し、図30Aは、取り付けられたプローブ2812の部分図を有するプローブ基板2802の同じ部分上面図を示す。図29Aは、図29Aからとられた側面断面図を示し、図30Aは、図30Aからとられた側面断面図を示す。
図29Aおよび図29Bに最も良く示されるように、プローブ基板被ガード信号構造2804は、プローブ基板2802の表面2816上に堆積、形成あるいは配置された導電性材料(例えば、銅、銀、金等の金属)を含んでもよい信号トレース2906(第1の信号トレースの非限定的な例であり得る)を含んでもよい。示されるように、信号トレース2906は、1つ以上のランディング2904および2910を含んでもよい。2つのランディング2904および2910が示されているが、他の構成ではさらに多いまたは少ない(ゼロを含む)ランディングが含まれてもよい。図30Aおよび図30Bに示されるように、プローブ2812はランディング2910に取り付けられてもよい。例えば、プローブ2812のポスト2822は、ランディング2910に取り付けられ、したがって、信号トレース2906に電気的に接続されてもよい。
図29Aおよび図30Aに示されるように、プローブ基板被ガード信号構造2804は、示されるように、信号トレース2906を取り囲むことができるガードトレース2914も含んでもよい。例えば、図29Aに最も良く示されるように、ガードトレース2914は、閉ループの形を有していてもよく、信号トレース2906は、ガードトレース2914の閉ループの形の中に配置されてもよい。しかしながら、図28を参照して以下に記載されるように、ガードトレース2914は、信号トレース2906の周りに閉ループを形成する必要はない。ガードトレース2914は、信号トレース2906と同等または同様の材料を含んでもよく、ガードトレース2914は、信号トレース2904のように形成されてもよい。
図29A〜図30Bに示されるように、信号トレース2906およびガードトレース2914は、スペース2908が信号トレース2906をガードトレース2914から離して電気的に絶縁できるようにプローブ基板2802の表面2816に形成、堆積または取り付けられてもよい。図29A〜図30Bでは、コントラストおよび明瞭化の目的のため、かつ例示の便宜上、プローブ基板2802には濃淡がつけられている。環境空気を含み得るスペース2908は、信号トレース2906をガードトレース2914から電気的に絶縁できる。いくつかの実施形態においては、スペース2908は、誘電材料を含んでもよい。
図29Bおよび図30Bに示されるように、導電性ビア2924および2926は、信号トレース2906およびガードトレース2914を一端子対2820の端子に電気的に接続できる。さらに、1つ以上の導電性ビア2930は、平面2920をガードトレース2914に電気的に接続できる。端子対2820における端子2916のうちの1つ(ガード端子)は、ビア2925(ガード電気接続の非限定的な例であり得る)によってガードトレース2914に電気的に接続されてもよく、端子対2820における他方の端子2918(信号端子)は、ビア2926(信号電気接続の非限定的な例であり得る)によって信号トレース2906に電気的に接続されてもよい。ガードトレース2914は、ビア2924とガードトレース2914との間の電気接続を容易にするためにビアフィーチャ2902を含んでもよい。信号トレース2906のランディング2904は、同様に、ビア2926と信号トレース2906との間の電気接続を容易にできる。さらに図29Bに示されるように、プローブ基板被ガード信号構造2804は、プローブ基板2802内に埋め込まれた導電性平面2920(平面2714のようであり得る)を含んでもよく、プローブ基板2802には、ビア2924、したがって、ガード端子2916およびガードトレース2914が電気的に接続されてもよい。示されるように、平面2920は、ビア2926が平面2920に電気的に接触をしないで通過することができる通路2928を含んでもよい。ガード端子2916は、したがって、平面2920およびガード構造2914の両方に電気的に接続されてもよく、信号端子2918は、信号トレース2906に電気的に接続されてもよいが、ガード端子2916、平面2920およびガードトレース2914から電気的に絶縁される。平面2920は平面2714のようであってもよいが、基板2802は、配線基板2602のように、複数の非導電層を含んでもよい。
図31Aおよび図31Bは、本発明のいくつかの実施形態による、図30Aおよび図30Bに示される構成の例示的な修正を示す。図31Aおよび図31Bに示される構成では、図30Bに示される端子対2820は、図31Aに示されるように閉ループの形(例えば、図31Aに示される輪の形)を有するガード端子3104およびガード端子3104内に配置された信号端子3108に置き換えられてもよい。図31Aでは、コントラストおよび明瞭化の目的のため、かつ例示の便宜上、プローブ基板2802には濃淡がつけられている。信号端子3108とガード端子3104との間のスペース3106(環境空気、誘電材料等を含み得る)は、信号端子3108をガード端子3104から電気的に絶縁できる。図31Bに示されるように、図31Aおよび図31Bの構成は、信号端子3108を信号トレース2906に電気的に接続するビア2926の周りに閉ループを形成するために基板2802内に埋め込むことができる導電性平面3110および3112(平面2920のような材料、および平面2920と同等および同様の方法で形成されてもよい材料を含み得る)も含んでもよい。例えば、平面3110および3112は、ビア2926を取り囲むガードトレース3104の類似した環状リングの形であってもよい。しかしながら、平面3110および3112は、環状リング以外の形であってもよい。
示されるように、平面3110および3112は、ビア2924に電気的に接続されてもよく、したがって、ガード端子3104およびガードトレース2902に電気的に接続されてもよい。さらに図31Bに示されるように、平面3110および3112の各々における通路3116は、ビア2926が平面3110および3112に電気的に接触することなく平面3110および3112を通り抜けることを可能にするために平面3110および3112を通って設けられてもよい。平面3110および3112を通る通路3116は、平面2920を通る通路2928と類似し得る。2つの平面3110および3112が図31Bに示されているが、さらに多いまたは少ないそのような平面が含まれてもよい。
ガード端子3104は、信号端子3108を、例えば、基板2802の表面2818上の他の信号端子(図31Aおよび図31Bに示されていないが、3108のような)からの電磁干渉から保護できる。平面3110、2920および3112は、同様に、ビア2926を、例えば、表面2818上の他の信号端子(図示せず)を信号トレース2906のような他の信号トレース(図示せず)に電気的に接続する他のそのようなビア(図示せず)からの電磁干渉(例えば、クロストークまたは他の形の電磁干渉)から保護できる。前述のものは、信号端子3108からプローブカードアセンブリ2600内またはその周りの他の導電体へと流れる漏れ電流を減少または除去することもできる。
図28A〜図28Cを再度参照すると、プローブ基板2802上のプローブ基板被ガード信号構造2804の各々は、図29A〜図30Bに示される例示的なプローブ基板被ガード信号構造2804のようであってもよい。さらに、プローブ基板2802上の各端子対2820(図28Bを参照)は、図29Bおよび図30Bに示される端子対2820のようであってもよく、図29Bおよび図30Bに示されるようにプローブ基板2802上のプローブ基板被ガード信号構造2804に接続されてもよい。あるいは、プローブ基板2802上の各端子対2820(図28Bを参照)は、図31Aに示されるように構成されてもよく、図31Bに示されるようにプローブ基板2802上のプローブ基板被ガード信号構造2804に接続することができる信号端子3108の周りに配置されたガード端子3104を含んでもよい。
各プローブ基板被ガード信号構造2804のガードトレース2914、ビア2924、2930および平面2920は、プローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906を他のプローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906上あるいはプローブカードアセンブリ2600内またはその周りの他の導電体上の信号から発生する電気的干渉(例えば、クロストーク、または他の形の電磁干渉)から電気的に絶縁(例えば、遮蔽)できる。各プローブ基板被ガード信号構造2804のガードトレース2914、ビア2924、2930および平面2920は、信号トレース2906からプローブカードアセンブリ2600内またはその周りの他の導電体へと流れる漏れ電流を減少または除去することもできる。したがって、各プローブ基板被ガード信号構造2804は、電磁遮蔽構造の非限定的な例であってもよい。
上述したように、プローブヘッド2800は、図3A〜図3Cに示されるプローブカードアセンブリ200内のプローブインサート238を置き換えてもよい。図3A〜図3Cに示される導電性ピン220は、端子対2820(図28Bを参照)に電気的に接続することができ、したがって、端子対2820内の各端子は、プローブインサート238のパッド602(図5を参照)のようであってよい。例えば、各ピン220は、各端子対2820(図28Bを参照)におけるガード端子2916または信号端子2918(図29Bを参照)に電気的に接続できる。上述したように、各端子対2820は、図31Aに示されたように代替的に構成されてもよく、したがって、図28Bに示される各端子対2820は、図31Aに示されるように、信号端子3108の周りに配置されたガード端子3104を代替的に含んでもよい。したがって、各ピン220(図5を参照)は、代替的に、ガード端子3104のうちの1つまたは信号端子3108のうちの1つに電気的に接続できる。
図32は、配線基板2602上の配線基板被ガード信号構造2604(電気的インターフェースまたはチャネル接続の非限定的な例であり得る)およびプローブ基板2802上のプローブ基板被ガード信号構造2804は、互いに電気的に接続されてもよく、かつ1つ以上のDUT3216を試験するためにテスタ3202およびDUT3216に電気的に接続されてもよい。考察および例示の便宜上、図32は、1つの配線基板被ガード信号構造2604を示す配線基板2602の上面部分図(図27Aに示される図と概ね同様である)および1つのプローブ基板被ガード信号構造2804を示すプローブ基板2802の側面断面部分図(図30Bに示される図と概ね同様である)を含む。配線基板被ガード信号構造2604(例えば、図26を参照)の一部または全てを含む追加のものが、図32に示されるように接続されてもよい。同様に、プローブ基板被ガード信号構造2804(図28A〜図28Cを参照)の一部または全てを含む追加のものも図32に示されるように接続されてもよい。
図32に示されるように、配線基板被ガード信号構造2604は、1つ以上のDUT3216(1つの端子3218を有する1つのDUT3216の部分図が図32に示されるが、多数のそのようなDUTが試験されてもよく、各DUT3216は、入力端子、出力端子、および/または入力/出力端子であり得る複数の端子3218を有してもよい)の試験を制御するように構成されてもよいテスタ3202に電気的に接続されてもよい。例えば、1つ以上のコンピュータを含み得るテスタテスタ3202は、DUT3216に入力される試験(したがって、試験信号のソースであってもよい)を生成することによってDUT3216の機能的試験を制御することができる。テスタ3202は、試験信号に応答してDUT3216によって出力された応答信号を受信することでき、かつテスタ3202は、DUT3216が試験を通ることができたか否かを決定および/またはDUT3216を評定するために応答信号を評価できる。テスタ3202は、DUT3216の他の種類の試験も制御できる。例えば、テスタ3202は、例えば、DUT3216の様々な動作パラメータが決定されるDUT3216のパラメトリック試験を制御できる。例えば、テスタ3202は、DUT3216の入力端子(例えば、端子3218のような)によって引き出される漏れ電流を決定できる。
図32に示される例では、4つの接続、3204、3206、3208および3210がテスタ3202と配線基板被ガード信号構造2604との間に示される。例えば、接続3204(ガード電気接続の非限定的な例であり得る)は、テスタ3202からの出力を配線基板被ガード信号構造2604のガードトレース2702に電気的に接続することができ、かつ接続3206(信号電気接続の非限定的な例であり得る)は、テスタ3202からの別の出力を配線基板被ガード信号構造2604の信号トレース2704に電気的に接続できる。接続3206は、テスタ3202によって出力される試験信号を運ぶように構成されてもよく、接続3204は、テスタによってさらに出力されるガード信号を運ぶように構成されてもよい。接続3204へと駆動されるガード信号は、接続3206へと駆動される試験信号と同じ電圧および/または電流レベルを有してもよい。知られているように、対応する信号トレース(例えば、信号トレース2704または信号トレース2906)上の信号と同じまたは同様の電圧または電流を有するガードトレース(例えば、ガードトレース2702またはガードトレース2914)上のガード信号を提供することは、信号トレースと対応するガードトレースとの間の電気的な相互作用を防ぐかまたは減らすことができる。例えば、ガードトレースと信号トレースとの間のクロストークおよび漏れ電流を減らすかまたは除去することができる。別の例として、信号トレースとガードトレースとの間の容量結合を減らすかまたは除去することができる。
図32に示されるように、接続3212は、配線基板被ガード信号構造2604のガードトレース2702を、上述したように、プローブ基板被ガード信号構造2904のガードトレース2902にビア2924によって電気的に接続されてもよいプローブ基板2802上のガード端子2916に電気的に接続することができる。図32に示されるように、接続3214は、配線基板被ガード信号構造2604の信号トレース2704を、上述したように、プローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906にビア2926によって電気的に接続されてもよいプローブ基板2802上の信号端子2918に電気的に接続することができる。
図32に示され、かつ上述したように、プローブ2812は、プローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906に取り付けられ、したがって電気的に接続されてもよい。上述したように、プローブ2812は、電磁的にガードされてなくてもよいが、示されるように、被ガード信号トレース2906に直接取り付けられ、したがって電気的に接続されてもよい。図32にさらに示されるように、プローブ2812は、DUT3216の端子3218に接触することができ、それによって、端子3218との電気接続を行うことができる。したがって、テスタ3202によって接続3206へと駆動される試験信号は、配線基板被ガード信号構造2604の信号トレース2704、接続3214、信号端子2918、ビア2926、プローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906、およびプローブ2812を介してDUT3216の端子3218に提供されてもよい。さらに、テスタ3202は、ガード信号を接続3204に配線基板被ガード信号構造2604のガードトレース2702へと駆動することができ、そのガード信号を、接続3212、端子2916およびビア2924によってプローブ基板被ガード信号構造2804のガードトレース2902に提供することができる。接続3204へと駆動されるガード信号は、接続3206に駆動される試験信号と同じ電圧および/または電流を有してもよい。あるいは、接続3204へと駆動されるガード信号は、接続3206へと駆動される試験信号と異なる電圧および/または電流を有してもよい。接続3206へと駆動される試験信号と比較して、接続3204へと駆動されるガード信号の電圧および/または電流は、図32に示される試験システムの所望の特徴を最適化するように選択されてもよい。例えば、接続3206へと駆動される試験信号と比較して、接続3204へと駆動されるガード信号の電圧および/または電流は、試験信号を運ぶ導電体から試験信号を運ぶ導電体の近くに配置された他の導電体へと流れる漏れ電流を減らすかまたは除去するために選択されてもよい。
図32にさらに示されるように、接続3208は、配線基板被ガード信号構造2604の信号トレース2704をテスタ3202の入力に電気的に接続することができ、接続3210は、配線基板被ガード信号構造2604のガードトレース2702をテスタ3202の別の入力に電気的に接続することができる。
接続3204、3206、3208および3210は、通信チャネルを含んでもよい。例えば、接続3204、3206、3208および3210の各々は、図1Aのケーブル110、試験ヘッド104における回路網および試験ヘッドコネクタ114によって形成される通信チャネルのような通信チャネルを含んでもよい。別の例として、接続3204および3206は、接続3206が信号パス(例えば、導電性ワイヤ)であり、かつ接続3204が接続3206を取り囲む導電性シールドである被遮蔽電気接続を含んでもよい。例えば、同軸ケーブル(例えば、図25の被遮蔽ワイヤ1800のような)は、接続3206および3204を含んでもよく、接続3206は、内側信号導電体(例えば、図25の信号ライン1806のような)であってもよく、接続3204は、接続3206を取り囲み、接続3206を電磁干渉から保護する外側遮蔽導電体(例えば、図25の導電体1802のような)であってもよい。接続3208および3210は、同軸ケーブルとして同様に実装されてもよく、接続3208は、内側信号導電体(例えば、図25の信号ライン1806のような)であってもよく、接続3210は、接続3208を取り囲み、接続3208を電磁干渉から保護する外側遮蔽導電体(例えば、図25の導電体1802のような)であってもよい。接続3204、3206、3208および3210は、ワイヤ等を含む他の形を有してもよい。
接続3204、3206、3208および3210の各々は、多数の種類の導電体および/または接続デバイスの複合物を含んでもよい。例えば、1つ以上の接続3204、3206、3208および3210は、チャネルコネクタ208、電気プラグ、バネがロードされたポゴピンコネクタ等のコネクタを含んでもよい。いくつかの実施形態では、接続3204および接続3210の端は、ガードトレース2702にはんだ付けされてもよく、あるいは、取り付けられてもよい。接続3206および接続3208の端は、同様に、信号トレース2704にはんだ付けされてもよく、あるいは、取り付けられてもよい。あるいは、配線基板被ガード信号構造2604は、接続3204、3206、3208および3210に接続されるように構成された1つ以上の導電体(例えば、ゼロ挿入力接続コネクタ)を含んでもよい。
通信接続3212および3214は、図3A〜図3Cに示されるワイヤ398および導電性ピン220を含んでもよい。一部の構成では、接続3212は、ピン220に接続されたワイヤ398を含んでもよく、接続3212は、異なるピン220に接続された異なるワイヤ398を含んでもよい。他の構成では、少なくとも一部のワイヤ398および一部のピン220の各々は、接続3214がワイヤ398およびピン220を通る信号パス(例えば、導電性ワイヤ)であり、接続3212が接続3214を取り囲む導電性シールドである被遮蔽電気接続を含んでもよい。例えば、少なくとも一部のワイヤ398の各々は、同軸ケーブル(図25の被遮蔽ワイヤ1800のような)を含んでもよく、少なくとも一部のピン220の各々は、同様の被遮蔽構成を含んでもよい。接続3214は、ワイヤ398内に内側信号ライン(例えば、図25のライン1806のような)およびワイヤ398が接続されたピン220内に内側信号ライン(例えば、ライン1806のような)を含んでもよく、接続3212は、ワイヤ398内の内側信号ラインを取り囲む遮蔽導電体(例えば、図25の導電体1802のような)を含んでもよく、接続3212は、ピン220内の内側信号ラインを取り囲む遮蔽導電体(例えば、図25の伝導体1802のような)をさらに含んでもよい。さらなる別の代替として、接続3212および3214は、配線基板被ガード信号構造2604とプローブ基板被ガード信号構造2804との間に単一の同軸ケーブルを含んでもよい。実際に、接続3212および3214は、接続3204、3206、3208および3210のようであってもよく、接続3204、3206、3208および3210に対して上述した任意の形を有してもよい。さらに、接続3212および3214は、接続3204、3206、3208および3210を配線基板被ガード信号構造2604に取り付けるために上述した方法のうちの任意の方法で配線基板被ガード信号構造2604およびプローブ基板被ガード信号構造2804に接続されてもよい。
図32に示されるように構成されて、接続3206、信号トレース2704、接続3214、信号端子2914、ビア2926および信号トレース2906を含む信号要素は、テスタ3202とDUT3216の端子3218と接触しているプローブ2812との間に信号パスを形成することができる。接続3204、ガードトレース2702、接続3212、ガード端子2916、ビア2924、平面2920、ガードトレース2902を含むガード要素は、信号パスを電磁干渉から保護するガード構造を提供できる。例えば、ガード構造は、信号パスを他の信号パス上の信号との電磁的相互作用から保護できる。さらに、ガード信号を信号パス上の信号と同じまたはほぼ同じ電圧または電流を有するガード構造へと駆動させることによって、信号パスとガード構造との間の電磁的相互作用(例えば、クロストーク、漏れ電流、容量結合等)を減らすまたは除去することができる。
図32に示されるように構成され、テスタ3202は、特に、DUT3216の端子3218への漏れ電流を決定できる。当該技術分野で一般的に知られているように、テスタ3202は、電圧または電流を接続3206を介して押し込むことができ、他方の電圧または電流を接続3208を介して感知することができ、それによって、端子3218への漏れ電流を概算することができる。上述したように、配線基板2602上の多数または全ての配線基板被ガード信号構造2604(図26を参照)およびプローブ基板2802上の多数または全てのプローブ基板被ガード信号構造2804(図28Aを参照)は、互いに接続されてもよく、かつテスタ3202およびDUT3216または別のDUT(DUT3216のような)の端子(例えば、端子3218のような)に接続されてもよく、それにより、例えば、そのような端子への漏れ電流を測定する。各配線基板被ガード信号構造2604は、その信号トレース2704(したがって、信号トレース2704上の信号)を他の信号トレース2704および/または電磁放射の他のソースからの電磁干渉から保護できる。同様に、各プローブ基板被ガード信号構造2804は、その信号トレース2906(したがって、信号トレース2906上の信号)を他の信号トレース2906および/または電磁放射の他のソースからの電磁放射から保護できる。したがって、クロストークおよび漏れ電流、ならびに信号トレース2704のいくつかと信号トレース2906のいくつかとの間の他の形の電磁干渉を無視してよいレベルへとかなり減少または除去することができる。これは、DUT3216の端子3218への漏れ電流に対する図32に示されるシステムの感度をかなり増幅させることができる。上述したように、テスタ3202は、接続3206へと駆動される試験信号と同じまたはほぼ同じ電圧または電流レベルを有する接続3204へとガード信号を駆動することができる。
テスタ3202からプローブ2812への信号パスを信号ライン間のクロストークおよび漏れ電流を防ぐまたは減らすために遮蔽することができる範囲が大きいほど、図32に示されるシステムが検出できるDUT3216の端子3218への漏れ電流が少ない。上述したように、接続3204および3206、接続3208および3210、ならびに接続3212および3214のうちの1つ以上を被遮蔽導電体として(例えば、同軸ケーブルとして)構成することは、フェムトアンペア(fempto amp)範囲内のDUT3216の端子3218への漏れ電流を検出できるシステムを生成することができる。図32に示される基板2802の構成の代わりに図31Aおよび図31Bに示されるように構成された基板2802を使用することは、端子3218への漏れ電流に対しての図32に示されるシステムの感度をさらに増幅させることができる。
図32に示される構成は、単に例示のためであり、多数の他の構成も可能である。例えば、同軸ケーブルまたは他の電気接続デバイス(遮蔽されていてもいなくても)は、直接テスタ3202からプローブ基板2802上の端子2916および2918への電気接続を提供できる。別の例として、そのような同軸ケーブルまたは他の電気接続デバイス(遮蔽されていてもいなくても)は、直接テスタ3202からプローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906およびガードトレース2914への電気接続を提供できる。
図33は、本発明のいくつかの実施形態による、図32の構成のさらなる別の例示的な修正を示す。示されるように、図33の構成は、図33の構成がテスタ3202への入力への接続3208および3210を不足していることを除いて、図32の構成に概ね類似し得る。図33のシステムは、接続3206、信号トレース2704、接続3214、信号端子2918、ビア2926、信号トレース2906およびプローブ2812を介してDUT3216の端子3218に試験信号を提供するように構成されてもよい。図32を参照して説明されたように、他の配線基板被ガード信号構造2604(図26を参照)は、図33に示されるように接続されてもよく、他のプローブ基板被ガード信号構造2804も、図33に示されるように接続されてもよく、それによって、テスタ3202は、多数の試験信号を、多数の配線基板被ガード信号構造2604およびプローブ基板被ガード信号構造2804を介して1つ以上のDUT3216の多数の端子3218へと送り込むように構成される。他の配線基板被ガード信号構造2604(図26を参照)およびプローブ基板被ガード信号構造2804は、テスタへのそれらの接続(例えば、接続3204および3206のような)がテスタ3202への入力であり得ることを除いて、図33に示されるように接続されてもよい。そのようなプローブ基板被ガード信号構造2804に取り付けられたプローブ2812は、1つ以上のDUT3216の出力端子(例えば、端子3218のような)に接触でき、このようにして、試験信号に応答してDUTまたはDUT3216によって生成される応答信号は、テスタ3202へと戻されてもよい。
配線基板被ガード信号構造2604、プローブ基板被ガード信号構造2804および他の電磁遮蔽構造(例えば、上述したように同軸ケーブルとして構成された接続3204、3206および/または接続3212、3214)によって提供される電磁遮蔽は、例えば、試験信号がDUTまたはDUT3216に提供されてもよい周波数を増加させ、したがって、DUTまたはDUT3216が試験されてもよい信号スイッチング周波数を増加させることができる。上述したように、信号導電性要素(例えば、接続3206、信号トレース2704、接続3214、信号トレース2906およびプローブ2812)上の試験信号とほぼ同等または同様の電圧または電流レベルを有するガード信号は、ガード導電性要素(例えば、接続3204、ガードトレース2702、接続3212、ガードトレース2902)上に提供されてもよい。上述したように、そのようなガード信号は、試験信号と応答信号との間の少なくとも一部の形の電磁干渉(電磁干渉を含む)を防ぐまたはかなり減らすことができる。
図26〜図31Bに示されるプローブカードアセンブリ2600は、単に例示のためであり、多数の修正および代替が可能である。例えば、図34は、図28A〜図30Aに示されるプローブヘッド2800または図31Aおよび図31Bに示される例示的な代替の構成が使用されてもよい例示的なプローブカードアセンブリ3428を示す。図34では、プローブカードアセンブリ3428は、DUT3426(DUT3216のようであり得る)を試験するために使用されてもよい試験システム3400を用いて示されている。プローブカードアセンブリ3428を含む試験システム3400は、図34において簡略化された概略およびブロック図の形で示されている。
図34に示されるように、試験システム3400は、テスタ3402(図32のテスタ3202のようであり得る)、プローブカードアセンブリ3428、およびテスタ3402とプローブカードアセンブリ3428との間の複数の通信チャネル3404を含んでもよい。図34にさらに示されるように、試験システム3400は、図1AのDUT112または図32および図33のDUT3216のようであり得る1つ以上のDUT3426を試験するために使用されてもよい。
図34に示されるように、プローブカードアセンブリ3428は、ブラケット(図示せず)、クランプ、ネジ、ボルト、および/または他の適した手段によって一緒に保持することができる配線基板3410、伝導体3416およびプローブヘッド2800を含んでもよい。配線基板3410は、テスタ3402へおよびテスタ3402からの通信チャンネルと電気接続を行うように構成された導電体3406(電気的インターフェースまたはチャネル接続の非限定的な例であり得る)を含んでもよい。コネクタ3404は、ポゴピンを受けるためのパッド、ゼロ挿入力コネクタ、または通信チャネル3404と電気接続を行うために適した任意の他の電気接続デバイスであってもよい。導電性パス3408(例えば、導電性トレースおよび/またはビア)は、コネクタ3406における個別の電気接続(そのような個別の電気接続の各々は、複数の通信チャネル3404のうちの1つに対応できる)から配線基板3410の反対面(例えば、第2の反対面)上の導電性パッド3412(配線基板端子の非限定的な例であり得る)への電気接続を提供するために配線基板3410を介して提供されてもよい。電気コネクタ3416の一部である電気接続3414(可撓性電気接続の非限定的な例であり得る)は、パッド3412とガード端子2916(またはガード端子3104)との間の電気接続を提供することができ、他の電気接続3414は、図34に示されるようにパッド3412とプローブヘッド2800のプローブ基板2802上の信号端子2918(または信号端子3108)との間に電気接続を提供できる。
電気コネクタ3416の電気接続3414は、例えば、バネ要素に対してコンプライアントであってもよく、かつバネ要素を含んでもよい。いくつかの実施形態においては、電気コネクタ3416は、インターポーザ(図示せず)の反対面から延在する導電性バネコンタクト構造を有するインターポーザ基板を含んでもよい。そのような実施形態では、バネコンタクトおよびインターポーザ基板の1つの表面上のバネコンタクトと別の表面上のバネコンタクトとの間のインターポーザ基板を介する電気接続は、電気接続3414を構成できる。
テスタ3402は、試験信号および関連するガード信号をチャネル3404を介してチャネルコネクタ3406へと提供できる。概して上述したように、試験信号および関連するガード信号は、チャネルコネクタ3406から接続3408、パッド3414および接続3414を介してプローブヘッド2800上のガード端子2916および信号端子2918へと提供されてもよい。上述したように、ガード信号および試験信号は、プローブヘッド2800を介してプローブ基板被ガード信号構造2804へと提供されてもよい。
試験信号に応答してDUT3426によって生成される応答信号は、同様に、DUT3426の出力端子と接触しているプローブ2812によって感知されてプローブカードアセンブリ3428およびチャネル3404を介してテスタ3202へと提供される。ガード信号は、各々のそのような信号に対して提供されてもよい。例えば、ガード信号は、応答信号をタップ(tap)し、したがって、応答信号をガード信号として利用することによって提供されてもよい。
図34には示されていないが、図26〜図27Cに示された配線被ガード信号構造2604のような被ガード信号構造は、配線基板3410上に含まれてもよく、さらに、例えば、接続3408の全てまたは一部を置き換えてもよい。
図34に示されるプローブカードアセンブリ3428の構成は、単に例示的であり、例示および考察の便宜上のために簡略化されている。多数の変形、修正および追加が可能である。例えば、図34ではプローブカードアセンブリ3428は2つの基板(配線基板3410およびプローブヘッド2800)を有しているものとして示されているが、プローブカードアセンブリ3428は、2つより多いまたは少ない基板を有してもよい。他の修正も可能である。例えば、プローブヘッド2800は、配線基板3410に直接取り付けられ、かつ電気的に接続されてもよい(コネクタ3416を必要とせずに)。プローブカードアセンブリ3428の別の例示的な修正として、プローブカードアセンブリ3428は、1つより多いプローブヘッド2800を有してもよく、各々のそのようなプローブヘッド2800は、他の1つのプローブヘッド2800または複数のプローブヘッド2800から独立して移動可能であってもよい。多数のプローブヘッドを有するプローブカードアセンブリの非限定的な例は、米国特許出願番号第11/165,833号(2005年6月24日に出願された)に開示されている。プローブカードアセンブリのさらなる非限定的な例は、米国特許番号第5,974,626号および米国特許番号第6,509,751号、ならびに前述の米国特許出願番号第11/165,833号(2005年6月24日に出願された)に示されており、それらの特許および出願に記載されたプローブカードアセンブリの様々な特徴は、図34に示されたプローブカードアセンブリ3428にインプリメントされてもよい。
DUT3426は、以下のように試験されてもよい。テスタ3402は、通信チャネル3404、プローブカードアセンブリ3428およびプローブ2812を介して1つ以上のDUT3426の入力端子(例えば、端子3424のような)に提供されてもよい試験信号を生成できる。上述したように、テスタ3202は、試験信号と同等または同様であるガード信号を生成することでき、かつガード信号は、通信チャネル3404を介してプローブカードアセンブリ3428に提供されてもよい。DUT3426によって生成される応答信号は、DUT3426の出力端子(例えば、端子3424のような)と接触しているプローブ2612によって感知され、プローブカードアセンブリ3428および通信チャネル3404を介してテスタ3402に提供されてもよい。さらに上述したように、ガード信号も提供されてもよい(例えば、応答信号をタップすることによって)。テスタ3402は、DUT3426が試験信号に対して正確に応答したか否か、結果的にDUT3426が試験を通ったかまたは落ちたかを決定するために応答信号を分析することができる。上述したように、プローブ基板被ガード信号構造2804は、試験信号および/または応答信号の間の電磁干渉(例えば、クロストーク、漏れ電流等)を減らすことができる。結果的に、プローブヘッド2800上のプローブ基板被ガード信号構造2804は、DUT3426の高周波数試験を容易にすることができる。
図35は、プローブ基板被ガード信号構造2804上のプローブ2812を作製する例示的な方法を示す。プローブ基板2802は、図35において部分側面図で示される。示されるように、プローブ2812のポスト2822、ビーム2806およびコンタクトチップ2808は、プローブ基板2802上に堆積したパターニング可能材料の複数の層3502、3504および3506の形であってもよい。例えば、パターニング可能材料は、フォトレジスト材料を含んでもよい。層3502(例えば、フォトレジスト材料)は、基板2802およびプローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906上に堆積されてもよく、ポスト2822に対応する所望の位置、サイズおよび形を有する開口部を有するようにパターニングされてもよい。次いで、ポスト2822を形成する材料は、層3502内の開口部(図示せず)に堆積されてもよい。例えば、第1の層3502内の開口部は、プローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906のランディング2910(図29Aを参照)の一部を露出することができ、ポスト2822を形成する材料は、ランディング2910の露出された部分上の開口部(図示せず)に堆積されてもよい。例えば、材料は、電気めっき、化学気相成長、物理気相成長、スパッタ成膜、無電解めっき、電子ビーム成膜、蒸発(例えば、熱蒸発)、フレームスプリングコーティング(flame spring coating)、プラズマスプレーコーティング等によってランディング2910の露出された部分上に堆積されてもよい。
ビーム2806は、パターニング可能材料の第2の層3504内の開口部内に同様に形成されてもよく、チップ2808は、同様に、パターニング可能材料の第3の層3506内に形成されてもよい。ビーム2806を形成する材料が電気めっきによって堆積される場合、導電性材料の薄い層が、まず、第2の層3504内の開口部内に堆積されてもよく、この第2の層3504は、ビーム2806を形成する材料が電気めっきであり得るシード層として作用できる。導電性材料の薄いシード層は、同様に、コンタクトチップ3506を形成する材料を電気めっきすることを容易にするために使用されてもよい。ポスト2822、ビーム2806およびチップ2808が一度形成されると、層3502、3504および3506が取り除かれてもよい。ポスト2822、ビーム2806およびチップ2808を形成する材料(1つまたは複数)は、次に限定しないが、パラジウム、金、ロジウム、ニッケル、コバルト、銀、プラチナ、導電性窒化物、導電性炭化物、タングステン、チタン、モリブデン、レニウム、インジウム、オスミウム、ロジウム、銅、耐火金属、および前述のもの組み合わせを含むそれらの合金を含む、任意の多数の可能な材料であってもよい。
図35に示されるプローブ2812を作製する方法は、単に例示的であり、多数の代替が可能である。例えば、図36は、プローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906のランディング2910(図29Aを参照)に以前に取り付けられたポスト2822へのビーム2806およびチップ2808の取付を示す。ポスト2822(微細構造の第1の部分の非限定的な例であり得る)は、図35において形成されたポスト2822のように形成されてもよい。つまり、ポスト2822は、後で取り除くことができるパターニング可能材料の層(図35に示される層3502のような)内の開口部に形成されてもよい。代替として、図36に示されるポスト2822は、1つ以上の材料によって被覆されてもよい信号トレース2906のランディング2910に取り付けられたワイヤステムであってもよい。ビーム2806およびチップ2808(微細構造の第2の部分の非限定的な例であり得る)は、別々のプロセスにて加工されてもよい。次いで、ビーム2806の端は、図35に概して示されるように、ポスト2822に取り付けられてもよい。ビームは、ポスト2822にはんだ付け、ろう付けあるいは取り付けられてもよい。
図37は、プローブ2812を作製し、プローブ2812を信号トレース2906のランディング2910(図29を参照)に取り付けるさらなる別の例示的な方法を示す。図37に示されるように、プローブ2812のポスト2822、ビーム2806およびチップ2808は、別々のプロセスにて生成されてもよく、次いで、ポスト2822は、プローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906のランディング2910(図29Aを参照)に取り付けられてもよい。ポストは、ランディング2910にはんだ付け、ろう付けあるいは取り付けられてもよい。
本発明の具体的な実施形態及び用途を本明細書中に説明したが、本発明をこれらの例示的な実施形態及び用途に、または、これらの例示的な実施形態及び用途が本明細書において動作するまたは説明される方法に限定することを意図していない。
例えば、図38に示されるように、1つ以上のプローブ基板被ガード信号構造2804のガードトレース2914(例えば、任意の図28A〜図37を参照)は、プローブ基板被ガード信号構造2804の信号トレース2906の周りに閉ループを形成する必要はない。図38は、図38のガードトレース2914’が信号トレース2906の周りに完全に延在せず、したがって、信号トレース2906の周りに閉ループを形成しないように修正されることを除いて、図29Aに概ね類似している。図38に示される例では、ガードトレース2914’は、ラインAによって示される位置で終わる。あるいは、ガードトレース2914’は、信号トレース2906に沿った他の位置で終わるように構成されてもよい。例えば、ガードトレース2914’は、ラインBまたはラインCによって示された位置で終わるように構成されてもよい。あるいは、ガードトレース2914’は、ランディング2910を含む信号トレース2906の長さに沿った他の位置で終わるように構成されてもよい。図38に示されるように、ガードトレース2914’が信号トレース2906の周りに閉ループを形成しない場合でも、信号トレース2906の有益な遮蔽(ガード)を達成することができる。本明細書中に開示される任意の実施形態では、ガードトレースは、対応の信号トレース2906の周りに閉ループを形成しないようにガードトレース2914’のように構成されてもよい。例えば、本明細書中に開示される任意の実施形態では、ガードトレース2914は、ガードトレース2914’のように修正されてもよく、したがって、信号トレース2906の周りに閉ループを形成しない。
開示された例示的な実施形態の他の可能な変形は、ナット(図示せず)と係合させるために図5および図6A〜図6Dのネジ470をピンホルダ218、スペーサ252および調整プレート206内の穴を介して延在するボルト(図示せず)に置き換えることを含む。別の例としては、プローブインサート238を開口部234から取り除くことを容易にするために小さな通過のウェル(図示せず)がインサートホルダ230内の開口部234の上面の周縁部の周りに含まれてもよい。さらなる別の例としては、本明細書中に示されるボルトおよびナット(例えば、ボルト1264およびナット1252)の位置は、逆であってもよい。さらなる例としては、本明細書中に示される実施形態の具体的な構成は、例えば、実施形態の構成要素を修正し、さらなる構成要素を追加し、または構成要素を削除することによって修正されてもよい。例えば、図2のプローブカードアセンブリ200は、スチフナ204を有さないで構成されてもよい。さらなる修正は、多数のプローブインサート(例えば、各々がプローブインサート238のような)がプローブカードアセンブリに取り付けられることを可能であるようにプローブカードアセンブリ200を構成すること、および、各々のそのようなプローブインサートの位置、配向および/または配置が他のプローブインサートから独立して調整されることを可能にする機構を提供することを含む。プローブインサート(例えば、プローブインサート238のような)は、1つより多いDUTまたは全体より少ないDUTに接触するように構成されてもよい。

Claims (42)

  1. 第1の表面および前記第1の表面に対向する第2の表面を含む第1の基板と、
    前記第1の基板の前記第1の表面上に配置された複数の導電性の第1の信号トレースと、
    複数のプローブであって、前記プローブのいくつかが前記第1の信号トレースのいくつかに取り付けられている、複数のプローブと、
    前記第1の信号トレースの周りに配置された複数の第1の電磁遮蔽構造と、
    を含む、プロービング装置。
  2. 前記第1の基板の前記第2の表面上に配置された複数の信号端子と、
    前記信号端子のいくつかと前記第1の信号トレースのいくつかとを電気的に接続する、前記第1の基板を介する複数の信号電気接続と
    をさらに含む、請求項1に記載のプロービング装置。
  3. 各々の第1の電磁遮蔽構造は、前記第1の信号トレースのうちの1つを囲う前記第1の基板の前記第1の表面上に配置されたガードトレースを含む、請求項2に記載のプロービング装置。
  4. 各々の第1の電磁遮蔽構造は、前記第1の基板内に埋め込まれ、前記第1の信号トレースのうちの1つに隣接する導電性平面をさらに含み、前記平面は、前記第1の基板を介して前記第1のガードトレースに電気的に接続されている、請求項3に記載のプロービング装置。
  5. 前記第1の基板の前記第2の表面上に配置された複数のガード端子と、
    前記ガード端子のいくつかと前記第1のガードトレースのいくつかとを前記第1の基板を介して電気的に接続されている複数のガード電気接続をさらに含む、請求項3に記載のプロービング装置。
  6. 各々の第1の電磁遮蔽構造は、前記第1の信号トレースのうちの1つを完全に囲わずに前記第1の信号トレースのうちの1つの部分的周りに前記第1の基板の前記第1の表面上に配置されたガードトレースを含む、請求項2に記載のプロービング装置。
  7. 前記第1の電磁遮蔽構造の各々は、前記第1の信号トレースのうちの1つを囲う前記第1の基板の前記第1の表面上に配置された導電性の第1のガードトレースを含み、
    前記プロービング装置は、前記第1の基板の前記第2の表面上に配置された複数の端子対をさらに含み、各端子対は、前記第1の基板を介して前記第1のガードトレースのうちの1つに電気的に接続されたガード端子、および前記第1の基板を介して前記第1の信号トレースのうちの1つに電気的に接続された信号端子を含む、請求項1に記載のプロービング装置。
  8. 前記ガード端子のいくつかの各々は、閉ループの形を有し、前記信号端子のうちの対応する1つは、前記閉ループの形の中に配置される、請求項7に記載のプロービング装置。
  9. 試験信号のソースへの電気的インターフェースを含む配線基板と、
    前記配線基板を前記第1の基板に電気的に接続し、それによって前記電気的インターフェースを前記信号端子のいくつかおよび前記ガード端子のいくつかに接続する、複数の可撓性電気接続と、
    をさらに含む、請求項7に記載のプロービング装置。
  10. 前記電気的インターフェースは、前記配線基板の第1の表面上に配置された複数のチャネル接続を含み、
    前記配線基板は、前記配線基板を介して前記チャネル接続から前記配線板の第2の反対面上に配置された配線基板端子への複数の電気接続を含み、
    前記可撓性電気接続は、前記配線板の前記第2の表面と前記第1の基板の前記第2の表面との間に配置され、前記配線基板端子のいくつかを前記信号端子のいくつかと前記ガード端子のいくつかとに電気的に接続する、請求項9に記載のプロービング装置。
  11. 前記第1の電磁遮蔽構造の各々は、前記第1の電磁遮蔽構造の前記第1の信号トレースに隣接する前記第1の基板内に配置され、前記第1の電磁遮蔽構造の前記ガードトレースに電気的に接続されている導電性平面をさらに含む、請求項7に記載のプロービング装置。
  12. 第2の基板と、
    前記第2の基板上に配置された複数の導電性の第2の信号トレースと、
    前記第2の信号トレースの周りに配置された複数の第2の電磁遮蔽構造と
    をさらに含む、請求項1に記載のプロービング装置。
  13. 各々の第1の電磁遮蔽構造は、前記第1の信号トレースのうちの1つを囲う前記第1の基板の前記第1の表面上に配置された第1のガードトレースを含み、
    前記第2の信号トレースは、前記第2の基板の表面上に配置され、
    各々の第2の電磁遮蔽構造は、前記第2の信号トレースのうちの1つを囲う第2のガードトレースを含む、請求項12に記載のプロービング装置。
  14. 各々の第2の電磁遮蔽構造は、前記第2の基板内に埋め込まれ、前記第2の信号トレースのうちの1つに隣接する導電性平面をさらに含み、前記平面は、前記第2の基板を介して前記第2のガードトレースに電気的に接続されている、請求項13に記載のプロービング装置。
  15. 前記第2の信号トレースのいくつかを前記第1の信号トレースのいくつかに電気的に接続する複数の信号電気接続をさらに含む、請求項13に記載のプロービング装置。
  16. 前記第2のガードトレースのいくつかを前記第1のガードトレースのいくつかに電気的に接続する複数のガード電気接続をさらに含む、請求項15に記載のプロービング装置。
  17. 複数の被遮蔽電気接続をさらに含み、前記複数の被遮蔽電気接続の各々は、
    前記第2の電磁遮蔽構造のうちの1つの前記第2の信号トレースを前記第1の電磁遮蔽構造のうちの1つの前記第1の信号トレースに電気的に接続する信号電気接続と
    前記第2の電磁遮蔽構造のうちの1つの前記第2のガードトレースを前記第1の電磁遮蔽構造のうちの1つの前記第1のガードトレースに電気的に接続するガード電気接続と
    を含む、請求項14に記載のプロービング装置。
  18. 前記ガード電気接続は、前記信号電気接続を電磁干渉から電気的に遮蔽するように配置されている、請求項17に記載のプロービング装置。
  19. 前記ガード電気接続は、前記信号電気接続の実質的な長さに沿って前記信号電気接続を取り囲うように配置されている、請求項17に記載のプロービング装置。
  20. 前記被遮蔽電気接続のいくつかは、被遮蔽ピン電気コネクタに電気的に接続された同軸ケーブルを含む、請求項17に記載のプロービング装置。
  21. 前記第1の基板は、前記第2の基板に取外し可能に取り付けられたホルダ内に配置されている、請求項15に記載のプロービング装置。
  22. 前記ホルダを前記第2の基板に取外し可能に取り付けるように構成されたボルトをさらに含む、請求項21に記載のプロービング装置。
  23. 前記プローブは、電磁的に遮蔽されておらず、前記第1の信号トレースに物理的に直接取り付けられている、請求項1に記載のプロービング装置。
  24. 基板と、
    前記基板上に配置され、信号トレースおよびガードトレースを含む電磁被遮蔽信号構造と、
    取付部および接触部を含む導電性微細構造であって、取付部は、前記信号トレースに取り付けられ、前記接触部は、前記基板から離れて配置され、かつ電子コンポーネントの端子に接触するように構成されている、電子デバイス。
  25. 前記信号トレースおよび前記ガードトレースは、前記基板の第1の表面上に配置されている、請求項24に記載のデバイス。
  26. 前記ガードトレースは、前記信号トレースを囲う、請求項25に記載のデバイス。
  27. 前記電磁被遮蔽信号構造は、前記信号トレースに隣接した前記基板内に埋め込まれた導電性平面をさらに含み、前記平面は、前記ガードトレースに電気的に接続されている、請求項26に記載のデバイス。
  28. 前記基板の第2の表面上に配置された信号端子であって、前記第2の表面は、前記第1の表面の反対であり、前記信号端子は、前記基板を介して前記信号トレースに電気的に接続されている、信号端子と、
    前記基板の前記第2の表面上に配置されたガード端子であって、前記ガード端子は、前記基板を介して前記ガードトレースに電気的に接続されている、ガード端子と
    をさらに含む、請求項26に記載のデバイス。
  29. 前記ガード端子は、閉ループの形を有し、前記信号端子は、前記閉ループの形の中に配置される、請求項28に記載のデバイス。
  30. 前記微細構造の前記取付部は、前記信号トレースに取り付けられたポストを含み、
    前記微細構造の前記接触部は、コンタクトチップを含み、
    前記微細構造は、一端で前記ポストに取り付けられたビームをさらに含み、前記コントクトチップは、前記ビームの他端に取り付けられている、請求項28に記載のデバイス。
  31. 前記ガードトレースは、前記信号トレースを完全に囲わずに前記信号トレースの周りに部分的に配置されている、請求項25に記載のデバイス。
  32. 前記微細構造は、電磁的に遮蔽されておらず、前記信号トレースに物理的に直接取り付けられている、請求項24に記載のデバイス。
  33. 電子デバイスを生成する方法であって、前記方法は、
    導電性微細構造の取付部を基板上に配置された電磁被遮蔽信号構造の信号トレースに連結させることであって、前記電磁被遮蔽信号構造は、信号トレースおよびガードトレースを含む、ことを含み、
    前記微細構造は、電子コンポーネントの端子に接触するように構成された接触部を含む、方法。
  34. 前記連結させることは、
    前記微細構造を加工することと、
    その後に前記加工された微細構造の前記取付部を前記信号トレースに取り付けることと
    を含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記連結させることは、前記基板上の前記微細構造を加工することを含む、請求項33に記載の方法。
  36. 前記連結させることは、
    前記基板上の前記微細構造の第1の部分を加工することと、
    前記微細構造の第2の部分を加工することと、
    前記基板上の前記微細構造の前記第1の部分を加工した後に、前記微細構造の前記第2の部分を前記微細構造の前記第1の部分に取り付けることと
    を含む、請求項33に記載の方法。
  37. 前記微細構造の第1の部分を加工することは、前記信号トレース上に少なくとも1つのポストを形成することを含み、
    前記微細構造の第2の部分を加工することは、一端にコンタクトチップを有するビームを形成することを含み、
    前記取り付けることは、前記ビームを前記少なくとも1つのポストに取り付けることを含む、請求項36に記載の方法。
  38. 前記基板の第1の表面上に配置された前記信号トレースおよび前記ガードトレースを前記基板に設けることをさらに含む、請求項33に記載の方法。
  39. 前記ガードトレースは、前記信号トレースを囲う、請求項38に記載の方法。
  40. 前記基板に設けることは、前記基板に
    前記基板の第2の表面上に配置された信号端子であって、前記第2の表面は、前記第1の表面と反対であり、前記信号端子は、前記基板を介して前記信号トレースに電気的に接続されている、信号端子と、
    前記基板の前記第2の表面上に配置されたガード端子であって、前記ガード端子は、前記基板を介して前記ガードトレースに電気的に接続されている、ガード端子と
    を設けることをさらに含む、請求項39に記載の方法。
  41. 前記微細構造は、電磁的に遮蔽されておらず、前記連結させることは、前記微細構造の前記取付部を前記信号トレースに物理的に直接取り付けることを含む、請求項33に記載の方法。
  42. 前記ガードトレースは、前記信号トレースを完全に囲わずに前記信号トレースの周りに部分的に配置されている、請求項38に記載の方法。
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