JP2010510949A - 非鉄金属の製造装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、非鉄金属(3)を処理するため、つまり、非鉄金属(3)中の不純物元素及び/又は不純物化合物(2)を簡単且つ経済的に減少させるための装置及び方法に関連しており、非鉄金属(3)は、処理カラム(20)内において少なくとも一つのガス(37)によって減圧で処理され、その結果不純物元素及び/又は不純物化合物(2)は気化する。

Description

本発明は、非鉄金属、特にシリコンの製造装置と方法に関連している。
太陽電池の製造に必要なシリコンは、高純度を有していなければならない。高純度シリコンに対する全世界にわたる需要の大きな増加により、太陽電池産業では、太陽電池製造用に、処理した二次シリコン、又はシリコン冶金及び精製したシリコン冶金をますます用いるようになってきた。二次シリコンは、半導体産業の副生成物であって、その純度レベルは半導体産業ではもはや十分ではないが、相応の処理の後には太陽電池製造の要求には適っている。二次シリコンは、特に、ホウ素、ガリウム、リン、砒素、又はアンチモン等の高濃度のドーピング元素を含有したシリコンである。これらドーピング元素の濃度は、シリコンの製造内で減少されることが必要である。
様々な先行技術の方法が、ドーピング元素を含有するシリコンを処理するためのものとして、例えばスラッグ抽出物、シリコン溶融物の結晶化、及び真空蒸発として公知である。上記方法の欠点は、所望のシリコンの純度を達成するために幾つかの処理工程が必須であることであって、これによって相応の長い処理時間を結果としてもたらす。その上、上記方法は、廃棄が困難で費用のかかる自然発火副生成物又は毒性副生成物を大量に生み出す。最終的に、著しいシリコンの損失が生じる。
特許文献1では、純シリコンを製造するための連続手法が開示されており、精製されるべきシリコンは、反応性ガス又は反応性ガス混合物によって処理される。精製されるべきシリコン内のホウ素濃度の減少が、反応性ガス水素によって、又は、水素及び水蒸気からなる反応性ガス混合物によって実施される。この方法の欠点は、ホウ素の濃度だけが十分な程度に減少され、著しいシリコンの損失も同時に生じる点である。
EP 0 530 567 A1
本発明の課題は、非鉄金属、特にシリコンを処理するための装置及び方法をもたらすことであって、当該方法は単純で、広範に使用可能であって、且つ太陽電池製造のためには経済的な工程であることを確保するものである。
この課題は、独立請求項1及び6の特徴構成によって成し遂げられる。本発明の利点は、少なくとも一つの不純物元素及び/又は不純物化合物によって汚染された、非鉄金属が溶融され、且つ、ガス供給装置によって減圧において非鉄金属溶融物がガス化される、少なくとも一つの処理反応装置に供給され、その結果上記少なくとも一つの不純物元素及び/又は少なくとも一つの不純物化合物を反応容器内において適切な反応温度で気化させる。上記少なくとも一つの不純物化合物は、既に汚染された非鉄金属内に存在していても、溶融非鉄金属のガス化中に創り出されてもよい。非鉄金属の連続処理は、少なくとも一つの処理カラムを備えることによって、及び、少なくとも一つのガスを用いて減圧で溶融非鉄金属をガス化することによって可能となる。この処理では、少なくとも一つの不純物元素、及び/又は少なくとも一つの不純物化合物の重量濃度が、少なくとも一つの処理カラムを通る単一流路内で、非鉄金属1グラム毎1・10−7g(=0.1ppmg)より小さい値まで減じることが可能となる。本発明の方法は、従って連続手法である。少なくとも一つのガスを用いる溶融非鉄金属のガス化は、溶融物の連続した混合という効果を有するだけでなく、処理カラムを通る溶融物の制御された流路を結果的にもたらし、一方で、非鉄金属内に含有された少なくとも一つの不純物元素、及び/又は少なくとも一つの不純物化合物の減少を容易にする。大事なことを一つ言い残したが、望まない副生成物の自由気化が最小化される。当該方法及び装置は、汚染された非鉄金属を連続的に処理することを可能とし、その際、様々な不純物元素、及び/又は不純物化合物の濃度は、圧力及び反応温度ならびに供給ガスに応じて著しく調節可能な範囲まで減じられ得る。
本発明の更なる有利な実施形態は、従属請求項に記載される。
本発明の更なる特徴構成、詳細及び利点は、図面によって幾つかの実施形態の記載から明らかとなるであろう。
第1実施形態に係る非鉄金属処理用装置の基本的な原理の図である。 図1中の装置の処理カラムを通る断面図である。 図2中の線III−IIIに沿って処理カラムを通る断面図である。 図2中の線IV−IVに沿って処理カラムを通る断面図である。 第2実施形態に係る非鉄金属処理用装置の図である。 第3実施形態に係る非鉄金属処理用装置の一部分の図である。
次は、図面1〜4に係る本発明の第1実施形態の記載である。少なくとも一つの不純物元素及び/又は少なくとも一つの不純物化合物2で汚染された非鉄金属3の一例とする、シリコン処理のための処理装置1は、汚染シリコン3を供給するための供給装置4を備えて構成される。供給装置4は、第1供給弁6を介して補充容器7に接続された供給ホッパー5を備えて構成される。補充容器7は、第2供給弁8を介して減圧(真空引き)するための第1減圧発生装置9に接続される。補充容器7は、第3供給弁10を介して下流の溶融装置11に更に接続される。
溶融装置11は、少なくとも一つの不純物元素2で汚染されたシリコン3を受け入れるための計量容器12と、計量容器12の下流に配置されたコンベヤ秤13の形態をした計量要素と、及びその下流に配置され、固体シリコン3を溶融するための第1加熱装置14によって加熱可能である溶融容器15とを備えて構成される。溶融容器15の上流に配置された計量要素に加え、又はその代替として、溶融容器15は、例えばニードル弁として設計された計量要素を備えてもよい。
溶融容器15は、接続ライン16を介して処理反応装置17に接続される。処理反応装置17は、グラファイト、シリコンカーバイド、石英又は窒化物シリコンのようなシリコン耐性材料でできた管状反応容器18を備えて構成される。反応容器18は反応装置の内部19を取り囲み、その内側に配置されているのは処理カラム20である。反応容器18は、リアクタジャケット21によって囲われ、その際リアクタジャケットスペース22が、当該リアクタジャケット21と反応容器18との間に形成されている。リアクタジャケットスペース22内には、第2加熱装置23が、処理カラム20を電気的に加熱するために反応容器18の外に配置されている。第2加熱装置23は、上下に配列された幾つかの加熱要素24を備えて構成される。
処理カラム20は、カラムヘッド25と、ドリップノーズ27を有するカラムフット26とを備えて構成される。ドリップノーズ27は、振動を誘発するために振動可能に装備されてもよい。接続ライン16は、カラムヘッド25上方の反応処理装置17内に通じている。カラムヘッド25とカラムフット26との間に、少なくとも一つの、有利には少なくとも3つの、特に少なくとも5つの、及び少なくとも10の分離トレー29が、流れ方向28に見た時に上下に配列されている。図面1〜4に係る処理カラム20は、高温耐性有孔カラムである。分離トレー29は代替として、別の仕方で設計されてもよく、例えば泡鐘トレーとして設計されてもよい。分離トレー29は円形であって、四角形に配列された4つの分離トレー孔30を備えて構成され、流れ方向28に連続して配列された分離トレー29は、処理カラム20の中央縦軸31の周りを45°回転する。分離トレー孔30の別の数及び配列も考えられる。分離容器33を形成するために、分離トレー29は、流れ方向28とは反対の方向に広がる管状分離容器縁32に各々接続され、その際分離容器33は、処理カラム20を形成するように他の分離トレーの中に摩擦によって又は凸に(ポジティブに)配列される。分離容器33とドリップノーズ27との間の圧力相殺が、ドリップノーズ27内に置かれた圧力相殺孔34によってもたらされる。それに加え、精製されたシリコンを分析するために、カラムフット26に質量分析計が配置されてもよい。
処理カラム20は、一般的に単一の分離容器33からなってもよい。
有孔として設計された処理カラム20の代わりに、互いに上下に配列され且つオーバーフローによって接続された分離トレー29を各々備えて構成される幾つかの皿が備えられてもよい。
ガス供給装置36の第1ガス供給ライン35は、流れ方向28に見たときにカラムフット26の下方の、反応容器18の内部19内に通じている。ガス供給装置36によって、処理ガス37は、第1ガス供給弁38とガス予熱装置39とを介して反応装置の内部19へ導入可能である。処理ガス37は、ガス混合物であってもよい。ガス供給装置36は、流れ方向に見たときにカラムフット26の下方のリアクタジャケットスペース22内に通じている第2ガス供給ライン40を更に備えて構成される。ガス供給装置36によって、フラッシュガス41が、第2ガス供給弁42を介してリアクタジャケットスペース22内に導入され得る。フラッシュガス41も、ガス混合物であってもよい。第1ガス供給ライン35と反応容器18との間の接続は、処理ガス37が処理カラム20を通って反応容器18の内部19内へ、シリコン3の流れ方向28とは逆の方向に流れるようになされる。
液体であって精製されたシリコン3を冷却し且つ固化するための冷却装置43が、流れ方向28に見たときの処理反応装置17の下流に配置される。第1遮断弁44が、処理反応装置17と冷却装置43との間に、後者を前者から分離するために配置される。冷却装置43は、冷却室46を取り囲む立下り管として設計される冷却容器45を備えて構成される。冷却容器45は、冷却システム、例えば冷却容器45の外側に設けられた水冷システム47によって冷却される。冷却室46内では、バッフル板48が冷却容器45から延び、当該バッフル板48は流れ方向28に傾いている。精製されたシリコン3の造粒の代わりに、精製されたシリコン3は、冷却装置43によって、制御された固化処理、フィルムキャスト処理、又は連続したキャスト処理を受けてもよい。
冷却装置43の下流には、排出装置49が流れ方向28に配置され、第2遮断弁50によって冷却装置43から分けられている。排出装置49は、冷却装置に対して中央に配置された主室51と、主室51の両側面に配置された二つの側室52とを備えて構成され、その際側室52は、各々第1ゲート装置53によって主室51に接続可能である。第2減圧発生装置54が側室52各々に配置されてそれ(側室)を(真空)排気し、側室弁55を介して側室52を互いから独立して排気することを可能にしている。冷却容器45下方の主室51内部には、ロール57上に収集容器56が変位可能に配置される。側室52内にはロール57も配置され、主室内のロール57と一列に並んでいる。収集容器56を冷却するために、側室52内のロール57の下方に配置された、冷却要素58が備えられる。第1ゲート装置53から遠く離れた側室52の側には、当該側室52から収集容器56を排出するための第2ゲート装置59を各自配置している。
流れ方向28とは反対の方向において、濾過装置60が処理反応装置17の上方に配置されており、当該濾過装置60は、第3遮断弁61によって処理反応装置17から分けられ得る。濾過装置60は、フィルター室63を取り囲むフィルター容器62を備えて構成される。フィルター室63内には、第1フィルター要素64、第2フィルター要素65、及び第3フィルター要素66が流れ方向に互いに上下に配列される。濾過装置60は、フィルター容器62と共に、フィルタージャケットスペース68の境界を定めるフィルタージャケット67を更に備えて構成される。フィルタージャケットスペース68内には、フィルター要素64、65、66のための分離した複数の加熱要素70を有する第3加熱装置69が配置される。
濾過装置60の下流には、流れ方向28とは逆の方向にコンデンサ71が配置される。溶融装置11、処理反応装置17、冷却装置43、排出装置49の主室51、濾過装置60及びコンデンサ71内で減圧を発生するために、第3減圧発生装置72が設けられ、当該第3減圧発生装置72は、コンデンサの下流の、流れ方向28とは逆の方向に配置される。コンデンサ71と第3減圧発生装置72との間には、二つの減圧弁73が連続して配置される。バイパス弁75を有するバイパスライン74が、減圧弁と第3減圧発生装置72と平行に配列される。
以下は、処理装置1の機能に係る記載である。当該処理装置は連続して作動される。少なくとも一つの不純物元素によって、及び/又は少なくとも一つの不純物化合物2によって汚染されたシリコン3が、供給装置4の供給ホッパー5内に充填される。固体シリコン3は、好ましくは0.05〜100mmの直径を有するシリコンの固体片の形態で供給される。シリコン3は、第1供給弁6を通って補充容器7内に入る。第1供給弁6が再び閉じられると、補充容器7は、第2供給弁8を介して第1減圧発生装置9によって排気されて、減圧が生じる。補充容器7の排気後、シリコン3は第3供給弁10を通って計量容器12内に入り、次にコンベヤ秤13を介して溶融装置11の溶融容器15内に入る。溶融装置11はシリコン3を溶融容器15内で融解させ、溶融シリコン3は、カラムヘッド25の接続ライン16を介して処理カラム20内に導入される。反応装置の内部19と、その中に配置された処理カラム20は、第2加熱装置23によって反応温度TRまで加熱された、その際の反応温度TRは1400℃よりも高く、特に1500℃よりも高く、及び特に1600℃よりも高い。溶融装置11、処理反応装置17、冷却装置43、排出装置49の主室51、濾過装置60及びコンデンサ71内には、シリコン3の導入前に、第3減圧発生装置72によって発生された減圧PRが存在する。減圧PRは、合計1000mbar未満、特に500mbar未満、特に100mbar未満、及び特に0.01mbar未満である。
処理カラム20内に導入された液状シリコン3は、カラムヘッド25に最も近い分離容器33から、分離トレー29の分離トレー孔30を通って、流れ方向28においてその下流に配置された分離容器33内に流れ、更にそこから残りの分離容器33内に流れる。こうしてシリコン3は、個々の分離容器33内でシリコン層を形成する。処理カラム20内において層に配置されたシリコン3は、ガス供給弁38、ガス予熱装置39、及びガス供給ライン35を介して、ガス供給装置16を介して処理ガス37によってガス化される。処理ガス37は、カラムフット26の下方の、反応装置の内部19内に導入されて、シリコン3の流れ方向とは反対の方向に、処理カラム20のカラムヘッド25の方へ向かって、分離トレー29と層状に配置されたシリコン3とを通って流れる。溶融シリコン3は、こうして反対流でガス化される。これは、少なくとも一つの不純物元素及び/又は不純物化合物2を液状シリコン3から気化させ、それによって汚染されたシリコン3は精製及び処理される。少なくとも一つの不純物化合物2は、汚染されたシリコン3内に既に存在していてもよいし、又は液状シリコン2が処理カラム20内でガス化された際に創り出されてもよい。
カラムフット26では、精製されたシリコン3は、ドリップノーズ27を介して冷却装置43内に滴下し、冷却容器45内に精製されたシリコン3の滴が落下する時には、それらは固体となっており、こうして粒体を形成する。粒体のサイズは、ドリップノーズ27に振動を誘発することによって影響され得る。バッフル板48を介して、粒体は排出装置49の収集容器56内に落下する。収集容器56が精製されたシリコン3で満たされると、ロール57によって、(真空)排気された側室52のうちの一つ内に第1ゲート装置53を通って動かされる。更なるシリコン3の冷却後、収集容器56は、第2ゲート装置59のうちの一つを通って排出される。
また、フラッシュガス41が、第2ガス供給弁42と第2ガス供給ライン40とを介してガス供給装置36によってカラムフット26でリアクタジャケットスペース22内に導入される。ガス41は、カラムフット26から、流れ方向28とは逆方向にリアクタジャケットスペース22を通り、第2加熱装置23を取り巻いているカラムヘッド25に向かって流れる。
気化中に創り出される排ガス流は、流れ方向28とは逆方向にカラムヘッドに向かって流れ、そこから遮断弁61を介して濾過装置60内に流れる。濾過装置60は、排ガス流の分別凝縮及び/又は分別結晶化のために用いられ、第1フィルター要素64内では、気化したシリコン3が分離され、且つこうして約1300℃の温度で回収される。排ガス流内に含まれて後処理を要する不純物元素及び/又は不純物化合物2の濃度は、有利には少なくとも2つの因子によって増加される。シリコン3が処理される場合に、第1フィルター要素64は、好ましくは固体の太陽電池用シリコンの吸着床を有する空洞を備えて構成され、結果としてシリコン3の優れた分離と回収をもたらす。
第2フィルター要素65は、第1フィルター要素64よりも低い温度で操作され、排ガス流の更なる濾過のために用いられる。例えば酸化ケイ素が、約1100℃の温度で分離される。第3フィルター要素66は、第2フィルター要素65よりも低い温度で操作され、これも排ガス流の更なる精製のために用いられる。リンなどの、他の不純物元素及び/又は不純物化合物2の分離が、約800℃の温度で生じてもよい。濾過装置60の下流に配置されたコンデンサ71内で、排ガス流は完全に濃縮され、残りの不純物元素及び/又は不純物化合物2を含有している当該濃縮物は、排出されて廃棄される。
処理ガス37は、単一の不活性ガスであっても、又は複数の不活性ガスの混合物であってもよい。有利には、当該不活性ガスにはヘリウム又はアルゴンが用いられる。代替として、処理ガス37は単一の反応性ガスであっても、又は複数の反応性ガスの混合物であってもよい。当該反応性ガスは、有利には、水蒸気のような水素又は酸素含有化合物によって、又は、クロロシラン、塩化水素、及び塩素のような塩素含有ガスによって形成される。代替として、処理ガス37は、少なくとも一つの不活性ガスと少なくとも一つの反応性ガスとの混合物であってもよい。さらに処理ガス37は、単一の酸化又は還元反応性ガスであっても、又は複数の酸化又は還元反応性ガスの混合物であってもよい。リアクタジャケットスペース22内に導入されるフラッシュガス41は、有利には単一の不活性ガス、又は複数の不活性ガスの混合物である。
一つの処理カラム20に対する代替として、少なくとも二つの、特に少なくとも三つの、及び特に少なくとも五つの処理カラム20が、反応容器18内に束として設置されてもよい。
また、濾過装置60は、水などをかけて流すことの可能な、曲折形状をした、高温耐性の、二酸化珪素又はグラファイトのウェブで構成されてもよく、分離された濃縮物は、所定の方法でかき取り装置によって除去可能であって、連続運転中に排出可能な容器内に落下する。代替として、濾過装置60は、その中で熱い排ガス流の濃縮が発生する、冷却されたサイクロンであってもよい。
処理カラム20の下流では、連続して排出され得る棒を形成するように、精製されたシリコン3は更に制御された固化をされてもよい。処理カラム20の下流では、精製されたシリコン3は、代替として薄膜にキャストされてもよい。
処理カラム20内の逆流れ方向のガス化は、リン、砒素、アンチモン、ホウ素、炭素、硫黄、アルミニウム、ガリウム、錫、亜鉛、鉛、ならびにアルカリ土類金属及びアルカリ金属のような、不純物元素及び/又は不純物化合物2の減少を容易にする。シリコン3の流路は、溶融速さと、処理ガス37のガス流によって制御される。排ガス流内に含まれた不純物元素及び/又は不純物化合物2の分別濃縮、分別結晶化、又は分別昇華は、気化したシリコン3の大部分を濾過装置60によって回収することを可能にし、その際、不純物元素及び/又は不純物化合物2は圧縮した形に濃縮される。
処理ガス37に加え、浄化スラグの形態をした第2固定相又は移動相が、処理反応装置17内に導入されてもよい。処理反応装置17のレイアウトにより、スラグは、精製されるべきシリコン3と密接に接触するようになる。
第一の好ましい方法において、つまり、いわゆる真空引き(減圧)手法において、溶融シリコン3は、0.01mbar未満の減圧での低い不活性ガス流によって精製される。この方法は、特にリン、鉛、アンチモン及び砒素の濃度を減少する。もう一つの好ましい方法において、つまり、いわゆるガス噴射法において、溶融シリコン3は、減圧の反応性ガス流によって精製され、その際、この方法は特に炭素、ホウ素、及びアルミニウムの濃度を減少する。
本発明に係る方法は、次に幾つかの実施例を用いながら説明する。
実施例1:アルゴンガス化による、10分離段階中のリン濃度の減少
1.5kgの汚染されたシリコンが、1500℃の温度且つ1mbarの圧力でその溶融処理中にアルゴンでガス化され、これは10分離段階を備える、言い換えると10個の分離トレーを備える処理カラム内で、結果として約172gのシリコンと、3.6gのリンの気化をもたらした。排ガス流中に含有されたシリコン量の半分以上が、排ガス流が1300℃に冷却された時には既に濃縮されており、800℃の温度では、シリコン回収はほぼ完了していた。当該シリコンは、10個の分離トレーを備える処理カラムに、2kg/hの速さで供給された。リンの初期濃度は、各(1)シリコン原子あたり100×10−6原子(=100ppma)であった。5molのアルゴンが、シリコン各(1)モルあたり、更に約1mbarの減圧且つ1500℃の温度で各(1)分離トレーあたり、逆流れ方向に加えられた。処理カラム内における精製後、部分的に固化したシリコンは、シェル内に収集されて、そのキャラクタリゼーションのために、制御された固化をされる前に再溶解される。シリコン処理後のリン濃度は、0.04ppmaであった。シリコンの気化損失は、全部で約15%であった。
実施例2:不純物元素の気化及び排ガス流の分別濃縮
1.5kgの汚染されたシリコンが、10分離段階を備える、言い換えると10個の分離トレーを備える処理カラム内で1500℃の温度且つ1mbarの圧力でその溶融処理中にアルゴンでガス化され、これは、結果として約172gのシリコンと、3.6gの砒素、アンチモン及びリンの気化をもたらした。気化したシリコン量のうち半分以上が、排ガス流を1300℃に冷却した時には既に濃縮されており、800℃の温度では、シリコンの回収はほぼ完了した。200℃未満では、酸化ケイ素及び二酸化ケイ素のような他の不純物元素及び不純物化合物の十分な分離が成し遂げられた。
以下は、図5を参照しながらの、本発明の第2実施形態の記載である。同一の構成部品は、参照された第一実施形態における記載に対するものと同一の参照番号を有している。異なって構成されているが、機能的には同一の部品は、次にaを備えた同一の参照番号を有している。第2実施形態には、二つの濾過装置60aが備えられている。濾過装置60aは各々、排ガス管76によって反応容器18に接続される。濾過装置60aは、弁77の位置に応じて複数の排ガス管76のうち一つを閉鎖するために、カラムヘッド25上方において流れ方向28に配置された枢軸回転可能な弁77によって切り換え可能である。排ガス管76は、U形状に曲げられており、管加熱要素78によって取り囲まれている。排ガス管76からは離れた側では、濾過装置60aが、遮断弁79によって各々閉鎖可能である。
濾過装置60aの下流には、移動方向80に沿って移動可能な一つのコンデンサ71aが各々配置される。コンデンサ71aは、各々コンデンサ弁81を介して第4減圧発生装置82に接続される。フィルター要素64、65、66を取り替えるために、フィルター要素64、65、66と、関連したコンデンサ71aとが、フィルター要素64、65、66が濾過装置60aの外側に位置するまで移動方向80に移動(変位)される。フィルター要素64、65、66が取り替えられる間、弁77は関連している排ガス管76を閉鎖し、それによって排ガス流は、もうひとつの排ガス管76を通って操作中の濾過装置60aの方へ流れる。これは、フィルター要素64、65、66の容易な取替えを確保する。
以下は、図6を参照しながらの、本発明の第3実施形態の記載である。同一の構成部品は、参照された第一実施形態における記載に対するものと同一の参照番号を有している。異なって構成されているが、機能的には同一の部品は、次にbを備えた同一の参照番号を有している。この実施形態において、溶融装置11bは、ニードル弁83を有する溶融容器15bを備えて構成される。溶融容器15bのニードル弁83は、溶融シリコン3を処理カラム20のカラムヘッド25内へ直接滴下させる。溶融容器15bの一部分は、排ガス管76b内に配置される。この種類の溶融容器15bの設計は、溶融シリコン3の容易な計量を可能にする。
複数の実施形態の特徴構成は、互いにそれだけには限られず、これら特徴構成の任意の組み合わせを有する実施形態を形成するために組み合わせられてもよい。

Claims (13)

  1. 非鉄金属、特にシリコンの処理用装置であって、当該装置は、
    a)少なくとも一つの不純物元素及び/又は少なくとも一つの不純物化合物(2)で汚染された非鉄金属(3)を溶融するための、少なくとも一つの溶融装置(11;11b)と、
    b)溶融した非鉄金属(3)を処理するための、少なくとも一つの処理反応装置(17)であって、当該処理反応装置(17)は、
    i)少なくとも一つの反応容器(18)と、
    ii)反応容器(18)の内側に配置された、少なくとも一つの処理カラム(20)と、及び、
    iii)少なくとも一つの処理カラム(20)を加熱するために反応容器(18)の外側に配置された、少なくとも一つの加熱装置(22)とを備えて構成された、処理反応装置(17)と、
    c)少なくとも一つの反応容器(18)の内側に減圧(P)を発生させるための、少なくとも一つの減圧発生装置(72)と、及び、
    d)少なくとも一つの処理カラム(20)に供給された、少なくとも一つの溶融非鉄金属(3)を少なくとも一つのガス(37)でガス化するための、少なくとも一つのガス供給装置(36)とを備えて構成される、装置。
  2. 少なくとも一つの処理カラム(20)は、少なくとも一つの溶融非鉄金属(3)の流れ方向に互いに上下に配置された少なくとも3つの、特に少なくとも5つ、更に特に少なくとも10の分離トレー(29)を備えて構成されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 少なくとも一つのガス供給装置(36)は、処理カラム(20)内で溶融非鉄金属(3)をガス化するために、少なくとも一つの処理カラム(20)の、カラムフット(26)下方の反応容器(18)内に通じていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 少なくとも一つの濾過装置(60;60a)が、気化した非鉄金属(3)の回収の為に設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 少なくとも一つの不純物元素及び/又は少なくとも一つの不純物化合物(2)が排ガス流から分別分離可能となるように、少なくとも一つの濾過装置(60;60a)が設計されていることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  6. 非鉄金属、特にシリコンを処理するための方法であって、当該方法は次の工程、つまり、
    a)少なくとも一つの処理反応装置(17)を備える工程であって、当該処理反応装置は、
    i)少なくとも一つの反応容器(18)と、
    ii)反応容器(18)の内側に配置された、少なくとも一つの処理カラム(20)と、及び、
    iii)反応容器(18)の外側に配置された、少なくとも一つの加熱装置(23)とを備えて構成される、工程と、
    b)少なくとも一つの不純物元素及び/又は不純物化合物(2)によって汚染された非鉄金属(3)を、少なくとも一つの溶融装置(11;11a)によって溶融する工程と、
    c)溶融非鉄金属(3)を少なくとも一つの処理カラム(20)に供給する工程と、
    d)少なくとも一つの処理カラム(20)を、少なくとも一つの加熱装置(23)によって反応温度(T)まで加熱する工程と、
    e)少なくとも一つの減圧発生装置(72)によって反応容器(18)内に減圧(P)を発生させる工程と、
    f)少なくも一つの処理カラム(20)に供給された溶融非鉄金属(3)を、ガス供給装置(36)を介して少なくとも一つのガス(37)でガス化する工程と、
    g)少なくとも一つのガス(37)によって取り囲まれた及び/又はガスが通り抜けた非鉄金属(3)から、少なくとも一つの不純物元素及び/又は少なくとも一つの不純物化合物(2)を減圧で気化させる工程と、及び、
    h)処理した非鉄金属(3)を処理反応装置(17)から排出する工程とからなる方法。
  7. 500mbar未満の、特に100mbar未満の、更に特に0.01mbar未満の減圧が生じることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 非鉄金属(3)のガス化中、少なくとも一つのガス(37)が、非鉄金属(3)の流れ方向(28)とは反対の方向に流れることを特徴とする、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 少なくとも一つのガス(37)が、単一の不活性ガス、又は複数の不活性ガスの混合物であることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 少なくとも一つのガス(37)が、単一の反応性ガス、又は複数の反応性ガスの混合物であることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の方法。
  11. 少なくとも一つのガス(37)が、少なくとも一つの不活性ガスと少なくとも一つの反応性ガスとの混合物であることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の方法。
  12. 気化処理中に気化された非鉄金属(3)が、少なくとも一つの濾過装置(60;60a)によって回収されることを特徴とする、請求項6〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 気化処理の後、少なくとも一つの不純物元素及び/又は少なくとも一つの不純物化合物(2)が、少なくとも一つの濾過装置(60;60a)によって分別分離されることを特徴とする、請求項6〜12のいずれか一項に記載の方法。
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