JP2010509624A - 改良された投影特性をもつ投影装置、および結像を投影する方法 - Google Patents

改良された投影特性をもつ投影装置、および結像を投影する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも1つの第1(110)および第2(210)のビームによって投影面(10)に結像を投影する方法に関する。投影面における第1および第2のビームの投影の誤差を求め、事前に求めたこの誤差に基づく第1および/または第2のビームの時間的な強度変化によって、改善された画像が投影面で生成される。

Description

本発明は投影装置に関するものであり、および、改良された投影特性で投影をする方法ないし方式に関するものである。
画像を投影するための機器では、各々の画点について複数のビームが重ね合わされて、投影面に投影される。このとき理想的なケースでは、それぞれのビームの色が組み合わされてなる個々のスポットが、投影面に生じる。いわゆる「フライングスポット法」では、ビームが投影面の手前で可動のミラーを介して誘導され、このミラーを用いて、適当な運動によって投影面に画像を生成することができる。重ね合わされるビームの製造上生じる最低限の角度差は、投影面において個々のスポットの非合同性につながり、投影画像の色の不具合を引き起す。熱のストレスによって、個々のスポット相互の差異が作動中に変化する可能性もある。
本発明の課題は、改良された投影特性をもつことを特徴とし、それによって上述した欠点を低減する、結像を投影する方法を提供することにある。
この課題は、請求項1に記載された結像を投影する方法によって解決され、および請求項66に記載された投影装置によって解決される。特別に好ましい実施形態は、そのほかの請求項の対象となっている。
この方法ないし方式では、少なくとも1つの第1および第2のビームの投影によって結像が投影面に生成され、第1および第2のビームの投影を投影面に重ね合わせることよって結像の目標像を生成することが意図される。ただし、投影面での少なくとも第1および第2のビームの投影の現実の誤差は、目標像とは相違する実際像を生成する。本方法は、投影面における第1のビームと第2のビームの投影の実際の誤差を求める方法ステップA)と、方法ステップA)で求めた誤差に基づいて目標像を生成するために第1および/または第2のビームを時間的に強度変化させる方法ステップB)とを有している。このことは、プロジェクタの画質が改善されるという利点がある。しかも投影コストが削減される。これまでの既存のシステムに比べ、製造公差を小さく抑えることができるからである。そのうえ、投影面への投影の位置のセルフキャリブレーショによって、プロジェクタの長期安定性が大幅に向上する。結像を投影する本方法は、それぞれのビームのより正確な重ね合せにつながり、それによって色品質・画質の改善につながる。
本方法ないし本方式のさらに別の好ましい構成要件は、画点を投影するために少なくとも第1および第2のビームを投影面へ誘導する第1のミラーである。この第1のミラーは可動であるのが好ましい。このことは、第1のミラーの適当な運動によって投影平面に画像が生成されるという利点がある。
この第1のミラーは電子制御されるのが好ましい。このときの利点は、電子制御によってミラーの運動を場合により変調できることにある。
さらに本方法ないし本方式は、第1および第2のビームとしてレーザビームが用いられるという好ましい構成要件を有している。このときレーザビームの波長領域は、赤色、緑
色、または青色のスペクトル領域を含んでいるのが好ましい。レーザビームの使用が好ましいのは、これによって、定義された色混合がなされる特別に正確な画像を生成できるからである。赤色、緑色、および青色のスペクトル領域の選択は、色スペクトル全体を表現できるという利点がある。
さらに、少なくとも第1および第2のビームは、第1および第2の電子信号によって生成される第1および第2の強度をそれぞれ有することができる。このときの利点は、強度の適当な混合によって多数の色を生成できることにある。ある色の強度が低くなるほど、他のビームの色が強調される。それにより、投影面での各々の投影点を個別に構成することができる。
結像を投影する本方法ないし本方式は、方法ステップA)およびB)が投影動作の前に実行されるか、それとも途中に実行されるかという点で区別される、異なる実施形態を有しているのが好ましい。さらにこれら両方の態様について、第1のミラーが可変の向きを有していることによって、または第1のミラーが固定的な向きを有していることによって、方法ステップA)を実施することが可能である。
本発明の1つの好ましい実施形態では、方法ステップA)を実行するために、第1のミラーと投影面の間に第2のミラーが位置決めされている。このとき、ただ1つのビームだけがそのつど作動する。この第2のミラーは、ちょうどそのとき作動しているビームを投影面から離れるように誘導できるという利点がある。このような投影面からの偏向を、各々のビームで実行することができる。第2のミラーとしては、半透明ミラーまたは方向転換ミラーを用いるのが好ましい。半透明ミラーは、ちょうどそのとき作動しているビームを部分的にのみ投影面から離れるように誘導するが、ビームのその他の部分は引き続き投影面へ当てさせるという利点がある。しかしながら、不透明の第2のミラーを使用することも可能である。この本発明の実施形態では、方法ステップA)は本来の投影動作の前に実行されるからである。換言すると、この本発明の実施形態では、方法ステップA)の途中で、投影面へビームの少なくとも部分的な投影をする必要はない。
本方法ないし本方式の1つの好ましい実施形態では、第2のミラーは、ちょうどそのとき作動しているそのつどのビームを固定的な位置の検出器に向かって少なくとも部分的に誘導するように位置決めされる。このことは、ちょうどそのとき作動しているビームの投影の位置を検出器で測定できるという利点がある。ただし、ビームの一部は引き続き投影面で観察することができる。ちょうどそのとき作動しているビームは、それが誘導される検出器に投影を生成するのが好ましい。
作動しているそのつどのビームは、検出器の手前にあるレンズによって焦点合せされるのが好都合である。このことは、技術的な理由により生じるビームの幅を小さい点に焦点合わせできるという利点がある。このときの利点は、ビームの投影の位置の検出をいっそう正確に実行できることにある。
本発明の別の好ましい実施形態では、第1のミラーが第1のビームについて、第1のビームの最大強度が検出器で測定される第1の向きに合わされる。第1のミラーが第2のミラーについても、第2のビームの最大強度が検出器で測定される第2の向きに合わされるのが好ましい。このときの利点は、各々のビームについて、検出器へのビームの投影位置と関連づけることができる、第1のミラーの定義された向きが得られることにある。さらに、いっそう正確な結果を得るために、第1のビームについて、第1のビームが第2の検出器で最大強度を有する、第1のミラーの第3の向きを第1のミラーについて測定するのが好ましい。同様に第2のビームについて、第2のビームが第2の検出器で最大強度を有する、第1のミラーの第4の向きを測定することができる。このことは、第1のビームに
ついても第2のビームについても、第2の検出器へのビームの投影位置と関連づけることができる、ミラーの別の向きが得られるという利点がある。
各々のビームについてミラーの向きを求めた後、ミラーの向きの差異を援用して、それぞれのビーム相互の誤差を判定するのが好ましい。そのために、適当な方法によってミラーの向きを測定するのが好都合である。
第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きは、ミラーと対応物との間のキャパシタンスを通じて無接触式に測定されるのが好ましい。第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きの差異に基づいて、第1および第2のビームの実際の誤差を求めることができる。第1と第2の向き、および第3と第4の向きという2種類の差異を求めることは、より正確な結果が得られるという利点がある。これら両方の差異から平均値を形成することができる。キャパシタンスを通じての向きの測定は、無接触式の測定方法により、ミラーの向きに外乱が引き起されることがないという利点がある。
さらに、第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きは、機械的なプローブによって測定することができる。第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きの間の差異に基づいて、第1および第2のビームの実際の誤差を求めることができる。機械的なプローブには、ミラーの向きに関して特別に正確な測定結果をもたらすという利点がある。
さらに、第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きは、第1のミラーが追加のビームで照射され、その偏向が第2の検出器で求められることによってそれぞれ判定することができる。このとき第1のミラーの向きは、追加のビームの偏向によって求められる。追加のビームは、少なくとも第1および第2のビームに対して傾いた角度で配置されているのが好ましい。このようなミラーの向きの測定方法は、他の投影動作に対する支障なしに進行するという利点がある。
本発明の別の実施形態では、第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きの間の差異に基づいて、第1および第2のビームの間の角度差が求められる。求めた角度差は、投影面における第1および第2のビームの間の実際の誤差を求めるために援用される。このことは、ミラーの向きの測定を通じて、そのつどのビームについて角度差を算出することができ、それにより投影面におけるビーム相互の誤差を、直接測定することなく求めることができるという利点がある。
本発明の別の実施例のさらに別の好ましい構成要件は結像の投影であり、方法ステップA)の間に第1のミラーが各々のビームについて少なくとも1つの固定的な向きに保持される。検出器は、そのつどのビームの最大強度が検出器で測定される、第1のビームについての第1の位置へ、および第2のビームについて第2の位置へ移されるのが好ましい。このことは、ビームの特定の位置を定義するために、第1のミラーを厳密に動かす必要がなくなるという利点がある。
各々のビームについて検出器位置を求めてから、これらの検出器位置の差異を援用してビーム相互の誤差を判定するのが好ましい。そのために、適当な方法で検出器位置を測定するのが好都合である。
さらに、検出器と対応物との間のキャパシタンスを通じて検出器の第1および第2の位置を測定するのが好ましい。検出器の第1および第2の位置の間の差異に基づいて、第1および第2のビームの間の実際の誤差を求めることができる。
さらに、検出器の第1および第2の位置を機械的なプローブによって測定し、検出器の第1および第2の位置の間の差異に基づいて、第1および第2のビームの間の実際の誤差を求めるのが好ましい。キャパシタンスの測定による検出器の位置の無接触式の測定方法は、検出器の位置の外乱を引き起こさない測定が実施されるという利点がある。機械式のプローブを用いた検出器の位置の測定は、検出器の位置に関して特別に正確な結果が得られるという利点がある。
さらに別の実施形態では、検出器におけるビームの投影位置を求めるために多数の検出器、いわゆる検出器アレイを使用するのが好ましい。これは実質的に二次元の検出器のマトリクス、たとえばCCD(Charge Coupled Device電荷結合素子)アレイであるのが好ましい。このとき多数の検出器は、多数の検出器におけるビームの投影のすべての位置を測定できるように位置決めされると好ましい。このことは、検出器におけるビームのすべての投影を検出するために、検出器を動かす必要がなくなるという利点がある。
作動しているそのつどのビームは、多数の検出器の手前にあるレンズによって焦点合せされるのが好ましい。このことは、技術的な理由により生じるビームの幅が最低限に抑えられ、そのようにして、ビームの投影位置の検出がいっそう正確になるという利点がある。
多数の検出器におけるビームの投影位置に基づいて、第1および第2のビームの間の角度差が求められるのが好都合である。求めた角度差は、投影面における第1および第2のビームの間の実際の誤差を求めるために援用される。このことは、投影面におけるビームの投影位置を、投影面で直接測定することなく求めることができるという利点がある。測定は、検出器におけるビームの投影位置の測定を通じて行われる。
本発明の別の実施形態では、1つの好ましい構成要件は第3のビームが存在しており、第1および/または第2のビームに対するその誤差が、上に説明した方法およびさまざまな実施形態に基づいて求められることである。第3のビームの利用は、ビームによって表現することができる色のスペクトルが大幅に広がるという利点がある。3つのビームが利用され、これらが赤色、青色、緑色の3原色を含んでいれば、結像のフルカラーの投影を実現できるという利点がある。
本発明のさらに別の好ましい実施形態では、方法ステップA)を実施するために第1のミラーと投影面の間で第2の半透明ミラーが位置決めされるという好ましい構成要件がある。このときすべてのビームが同時に作動するのが好ましく、これらのビームは投影面で実際印象を生成する。このとき、ビームが第2のミラーによって検出器に向かって部分的に誘導されると好都合である。このとき、ビームが投影面で画像を生成すると同時に、検出器に向かって誘導することができるのが好ましい。このようにして、投影面への画像の投影が同時に行われている間に、ビームの検出が可能である。換言すると、このようにして、投影装置が作動している間に方法ステップA)を実施することができる。
さらに、ビームを分割するために第2のミラーと検出器の間にフィルタがあると好ましい。フィルタは、検出器へ向かう1つのビームに対してそれぞれ透過性であるという利点がある。したがって、1つのビームの検出を他のビームが妨げることがない。
さらに、ビームを分割するために回折素子が第2のミラーの後にあると好ましい。回折素子における利点は、それがビームを分割して異なる方向へ誘導できることにある。そのために、検出器として多数の検出器が用いられ、たとえば検出器アレイが用いられると好
ましい。多数の検出器に向かって誘導されるそれぞれのビームは、多数の検出器で投影を生成する。このときの利点は、回折素子によって分割されたすべてのビームを多数の検出器が検出できることにある。
さらに、多数の検出器が固定的な位置を有していると好ましい。このときミラーは、多数の検出器が第1のビームの強度最大値を測定する、第1の向きに合わされるのが好都合である。さらに第1のミラーが、多数の検出器が第2のビームの強度最大値を測定する、第2の向きに合わされると好ましい。このときの利点は、第1のミラーの向きを多数の検出器におけるビームの強度と関連づけることができることにある。
さらに第1のミラーは、多数の検出器が第1のビームの強度最大値を測定する、第3の向きに合わされると好ましい。さらに第1のミラーは、多数の検出器が第2のビームの強度最大値を測定する、第4の向きに合わされると好都合である。第1のミラーの第3および第4の向きの測定が好ましい理由は、それによってミラーの向きの測定の精度が高まるからである。
各々のビームについてミラーの向きを求めてから、ミラーの向きの差異を援用して、ビーム相互の誤差を判定するのが好ましい。そのために、適当な方法でミラーの向きを測定するのが好都合である。
さらに、第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きは、ミラーと対応物との間のキャパシタンスを通じて無接触式に測定されるのが好ましい。このとき第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3および第4の向きの差異に基づいて、第1および第2のビームの実際の誤差を求めることができる。このときの利点は、ミラーの向きを通じて、投影面におけるビーム相互の誤差を、そこで直接測定することなく求められることにある。キャパシタンスを通じての無接触式の測定方法は、ミラーの向きに外乱が生じることがないという利点がある。
さらに、第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きは、機械的なプローブによってそれぞれ測定することができる。このとき第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きの間の差異に基づいて、第1および第2のビームの実際の誤差を求めることができる。このときの利点は、機械的なプローブによる第1のミラーの向きの測定が、ミラーの向きに関する特別に正確な結果をもたらすことにある。
さらに、第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きは、第1のミラーが追加のビームで照射されることによってそれぞれ判定することができる。このとき第1のミラーによる追加のビームの偏向は、第2の検出器によって求められる。このとき第1のミラーの向きは、追加のビームの偏向によって求めることができる。これは、その際にプロジェクタが妨げられないので、第1のミラーの向きの特別に好ましい測定方法である。このとき、追加のビームは第1および第2のビームに対して傾いた角度で配置されていると好ましい。このことは、各ビームの間で干渉が起こり得ないという利点がある。
さらに別の好ましい実施形態は、第1のミラーの第1と第2の向き、および/または第3と第4の向きが求められ、それに基づいて第1および第2のビームの間の角度差が求められることにある。投影面における第1および第2のビームの間の実際の誤差の算定は、求めた角度差を用いて行うことができる。このことは、投影面におけるビーム相互の誤差を、ミラーの向きを求めることを通じて行えるという利点がある。
別の実施形態のさらに別の好ましい構成要件は方法ステップA)であり、第1のミラーは各々のビームについて少なくとも1つの定義された向きを有している。このことは、ミラーを追加的に動かさなくてすむという利点がある。
このとき、検出器が第1のビームについて第1の位置へ移され、第2のビームについて第2の位置へ移されると好ましい。このとき検出器では、それぞれのビームの最大強度がそれぞれ測定される。
さらに、検出器の第1および第2の位置は検出器と対応物の間のキャパシタンスを通じて無接触式に測定されると好ましい。このとき検出器の第1および第2の位置の間の差異に基づいて、第1および第2のビームの間の実際の誤差を求めることができる。このことは、検出器の位置の無接触式の測定方法を通じて、位置が乱されることがないという利点がある。さらに、検出器の位置をミラーの向きと関連づけ、それによってビームの位置と関連づけることができる。
さらに、検出器の第1および第2の位置は機械式のプローブにより測定されると好ましい。このとき検出器の第1および第2の位置の間の差異に基づいて、第1および第2のビームの間の実際の誤差を求めることができる。機械式のプローブを用いた測定方法は、検出器の位置の特別に正確な測定結果をもたらすという利点がある。
さらに、検出器におけるビームの投影の位置を求めるために、多数の検出器が用いられると好ましい。このとき多数の検出器は、多数の検出器でビームのすべての投影を測定できるように位置決めされるのが特別に好ましい。このことは、多数の検出器を各々のビームについてそのつど新たな位置へ動かさなくてすむという利点がある。さらに、それぞれのビームは多数の検出器の手前にあるレンズによって焦点合わせされると好ましい。このことは、技術的な理由により生じるビームの幅が最低限に抑えられ、それにより、検出器におけるビームの位置の測定精度が高まるという利点がある。
さらに別の好ましい実施形態は、多数の検出器におけるビームの投影位置に基づいて、第1および第2のビームの間の角度差が求められることにある。投影面における第1および第2のビームの実際の誤差の算定は、第1および第2のビームの間の角度差を援用することで行うことができる。このときの利点は、投影面におけるビームの位置の間接的な測定が行われ、検出器におけるビームの投影位置が測定されることにある。
さらに別の好ましい実施形態では第3のビームが存在しており、第1および/または第2のビームに対するその差異が、上に説明した実施形態に基づく方法で求められることである。このことは、第3のビームの利用がいっそう広い色スペクトルをもたらし、それによって色的にいっそう多彩な画像を生成できるという利点がある。
さらに別の好ましい実施形態では、方法ステップA)で求めた角度差に基づいて、第2の電子信号に対して相対的な少なくとも第1の電子信号の位相ずれが求められる。このことは、ミラーの向きないし検出器の位置が角度差についての値をもたらし、ビームの制御をこの角度差と関連づけることができるという利点がある。
さらに方法ステップB)で、求めた位相ずれを用いた第1および第2の電子信号の時間的な強度変化によって、実際像から目標像が回復されると好ましい。このときの利点は、投影面における目標像の回復が、プロジェクタの機械的変更によって行われるのではなく、位相ずれの計算およびこれに伴って可能な、ビームの制御を決定づける電子信号の時間的な強度変化によって行われることにある。このとき時間的な強度変化は、ビームを制御する少なくとも1つの電子信号の時間的な遅延を含んでいるのが好ましい。それにより、
たとえば少なくとも第1および第2のビームによって画点がラインごとに生成されれば(フライングスポット法)、結像の目標像を投影面で生成できるので好都合である。
別の実施例のさらに別の好ましい構成では、投影面における画点のラインごとの生成
(ラインスキャニング)が行われない。本発明の方法は、投影面におけるビームの任意の軌道について適用可能であり、たとえば軌道は直線とは異なる線に沿って延びることができる。1つの実施形態では、軌道はリサージュ類似の図形を投影面で描く。
別の特に好ましい構成では、投影装置は、第1および第2のビームを生成するための第1および第2の放射源を有しており、ならびに、第1および第2のビームを投影面へ投影するための投影器を有している。このとき、結像が投影面に投影されると好ましい。さらに投影装置は、第1および第2の放射源に対する電子制御部を有することができ、ならびに、投影面における第1および第2のビームの投影の間の誤差を検出するための検出装置を有することができる。このとき投影装置は、検出装置により検出された投影面における第1および第2のビームの投影の間の誤差に依存して、この誤差が低減ないし補正されるように第1および/第2の放射源に対する電子制御部を時間的に遅延させることができるようにセットアップされていると好ましい。すなわち、ビームによって表現される投影面の各々の画点を、ビームの時間的な遅延によっていっそう明瞭に表示することができる。時間的な遅延は、外部にいる観察者の知覚感覚の慣性に基づき、ビーム相互の位置的な誤差を打ち消すように作用するからである。このことは、投影面の画質を改善するために、投影装置を機械的に変更しなくてよいという利点がある。測定工学上の方策しか必要なく、その結果として得られる値と計算によって、画質が改善されるようにビームの電子制御が変更される。
さらに別の好ましい構成要件は、投影装置の少なくとも第1および第2の放射源がレーザを含んでいることにある。このとき、レーザの放出波長が赤色、緑色、または青色のスペクトル領域を含んでいると好ましい。このときの利点は、このようなレーザでの色選択によって幅広いスペクトルの色を表現できるということにある。
さらに、電子制御部は第1および第2の放射源について別々の電子信号を生成すると好ましい。このことは、それぞれ個々の放射源を別々に制御でき、それに伴ってそれぞれ個々のビームを別々に制御できるという利点がある。したがって、場合により行われる個々のビームに対する信号の時間的な強度変化が容易になる。さらに、ビデオエレクトロニクスが含む画像を生成するための電子信号が存在していると好ましい。このことは、投影装置によって動画を生成できるという利点がある。
さらに別の好ましい構成要件は、放射源に対する電子制御部が、信号を制御するためのドライバを含んでいることにある。このことは、放射源に対する電子信号をいっそう正確かつ場合により迅速に伝送できるという利点がある。
別の実施形態のさらに別の好ましい構成要件は、少なくとも第1および第2のビームを投影面に向かって誘導するためにある第1のミラーである。さらに、第1のミラーは電子ドライバによって制御されると好ましい。このことは、電子制御される第1のミラーによってビームを投影面に向けて誘導することができ、その際に第1のミラーの運動をビームとは関わりなく制御できるという利点がある。
さらに、少なくとも第1および第2のビームを検出装置に向かって誘導するために第2のミラーがあると好ましい。このとき、検出器に向かうビームの検出が可能になるのが好ましい。
さらに別の好ましい構成要件は、第2のミラーと検出装置の間にあるフィルタである。このようなフィルタは、希望するビームを検出装置へと通過させ、その一方で他のビームはフィルタアウトするという利点がある。
さらに、第2のミラーと検出装置の間に回折素子があると好ましい。このことは、ビームを分割して、回折素子の後でそれぞれ異なる方向へ誘導できるという利点がある。
さらに、第2のミラーと検出装置の間にビームを焦点合せするためのレンズがあると好ましい。このことは、技術上から生じるビームの幅が最低限に抑えられ、それによって検出装置におけるビームの投影位置の検出が改善されるという利点がある。
さらに別の好ましい構成要件は、読み取りデータ回線を介して第1のミラーおよび検出装置と接続された制御ユニットであり、たとえばチップである。このことは、電子制御部材が第1のミラーの向きやに検出装置の位置ついてのデータの供給をうけるという利点がある。
さらに、制御ユニットが書き込みデータ回線を介して第1のミラーのドライバと、および第1および第2の放射源に対する電子制御部と接続されていると好ましい。このことは、電子制御部材が読み取りデータ回線を介して得たデータを処理することができ、第1のミラーのドライバへ、および第1および第2の放射源に対する電子制御部へ、新たなデータを転送することができるという利点がある。
統制装置は、好ましくは、または代替的に独立した発明として、それぞれのビームを放射するための少なくとも2つの放射源、特に光源を有しており、ならびに、投影面に向けてビームを投影するための、特に方向転換させるための投影器を有している。このとき放射源のうち少なくとも2つは、事前に定義された相互角度でビームを投射し、それにより、非共線性を成立させるために他の光学部材を必要としなくなるようにアライメントされている。それにより、投影装置をいっそう簡素に、省スペースに、かつ安価に設計することができる。しかも光学的なビーム案内部において、方向転換光学系の製造公差や熱発生のような動作の影響に基づいて考えられる故障源がなくなる。さらに、偏光状態の的確な調整をしなくても、任意数の色の発生源をスキャナミラーの方へ向けることができ、このことも同じくいっそう明るい画像印象につながり得る。
放射源の数は制限されておらず、たとえば3つ(たとえば赤色、緑色、青色の光;RGB)、またはそれ以上を有することができる。しかしながら光色はRGBに限定されるものではない。
たとえば是認できる白色光を生成できるようにするために、異なる色の間で特定の比率が守られなくてはならず、たとえば640nm(赤色)−53%;522nm(緑色)−30%;450nm(青色)−17%である。したがって色ごとに異なるレーザ出力が必要となる。2つのレーザダイオードを使用することで、低い電力に相当する低い出力で個々のレーザダイオードを作動させることができる。出力はレーザの耐用寿命に影響を及ぼすので、特にRRBGの組み合わせはいっそう長い耐用寿命を実現することができる。
さらに、青色のスペクトル領域(たとえば450nm付近)で高いダイオードレーザ出力を実現することは一般に技術的に高いコストがかかるので、出力がクリティカルな用途においては、2つまたはそれ以上の青色レーザを使用すると好ましい場合がある(たとえばRGBBまたはRRGBB)。
色ごとに少なくとも1つのレーザビームが非共線的な配置で投影器に向かって誘導され
るのが好ましい。
光としては、可視光だけでなく、たとえば赤外光や紫外光のような非可視光も使用することができる。
赤外光の使用は、赤外領域で符号化された光情報によって、このような情報に対して光学部材または電気光学部材によって局所的に反応し、そのようにして必要な色印象を生成する、いわゆるアクティブディスプレイを作動させることができるという利点がある。
紫外光の使用は、紫外領域で符号化された光情報によって、蛍光物質が紫外線により励起されて必要な色印象を生成する蛍光ディスプレイを作動させることができるという利点がある。
投影器としては、レーザビームの時間的な偏向につながる、適当な駆動形式をもつ可動の装置を利用することができる。一次元の偏向ミラー、二次元の偏向ミラー、および/または偏向ユニットからなる相応の組み合わせなどが、その例に含まれる。大きな偏向角度をもつ二次元の投影器は、たとえばそれぞれ1つの次元で偏向をする2つのミラーからなる適当な構造によって具体化することができ、この場合、ミラーは独自の軸を中心として固定的な角速度でそれぞれ回転する。大きな偏向角をもつ投影器は、小型化された電気機械システム(MEMS)によって具体化することができる(たとえばSi技術)。このとき大きな偏向角は、たとえば高いドライバ電圧の印加によって、および/または真空中でのMEMSの作動によって実現することができる。
2つの非共線的なビームの間の角度は、その角度を通って広がる平面において、投影器の機械的な最大の偏向角から5°から15°、特におよそ10°を差し引いたものより小さいのが好ましい。そのために投影器は大きい機械的な偏向角を有しているのが好ましい。大きい偏向角をもつ投影器は、投影装置(「プロジェクタ」)と投影面との間の間隔が狭いときでも、大きな画像対角線が可能であるという利点がある。さらに、このような投影器は、それによって各放射源のビームの間の大きい角度が可能であるという利点がある。投影器の全面的な偏向角の値と、2つのビームの角度差の値との間で1よりも明らかに高い比率を適用したうえで、1つの色の複数の放射源を使用することによって、プロジェクタの明度印象を高めることができる。
さらに別の投影装置は、それぞれのビームを共線的に放射するための少なくとも2つの放射源と、最初は共線的であった放射を非共線的に方向転換させるための方向転換システムと、非共線的な放射を投影面に向かって方向転換させるための投影器とを有している。さらに方向転換システムは、方向転換されるべきビームに共通する少なくとも1つのミクロ光学系部材を有しており、たとえばレンズアレイ、位相を変化させる部材、または屈折率勾配を備える光学部材などを有している。考えられる放射源と投影器については、すでに上に説明したとおりである。
特別にコンパクトな構造のために、放射源のうち少なくとも2つが、たとえばチップやモジュールの上で一緒に積層される。
両方の投影装置について、さらに、ビームのうち少なくとも1つを方向転換させるための少なくとも1つの方向転換部材を放射源と投影器の間に有しており、その少なくとも1つのビームが折り返されるようになっていると好ましい。
1つの好ましい実施形態では、青色ビームの少なくとも1つの光路と赤色ビームの光路が折り返されて作成され、緑色ビームの光路は折り返されずに作成される。それにより、
緑色レーザを好ましい空間利用のもとで配置することができる。緑色レーザは現在のところ、型式上、青色レーザや赤色レーザのように著しく小型化することができない場合が多いからである。青色レーザと赤色レーザは、たとえば半導体レーザとして入手することができる。
別案の実施形態では、すべてのビームが折り返されて作成されるのが好ましい。
画点を正確に揃えるために、放射源がレーザ源であり、たとえばレーザダイオードであると好ましい。
画像面における個々のビームの画点に結果として生じるオフセットは、上述した投影方法によって補正されるのが好ましい。
上に説明した投影装置の好ましい構成要件は、結像を投影する方法の好ましい実施形態としても類比的に適用することができる。
図面と実施例を参照しながら、本発明について詳しく説明する。
3つの放射源、たとえばレーザと、投影面とを備える投影装置の模式的な構造である。 3つの放射源、たとえばレーザと、投影面と、ビーム相互の誤差とを備える投影装置の模式的な構造である。 ビームの位置を測定する方法ないし方式の一実施形態の模式的な構造である。 レンズによって測定構造でビームの焦点合わせをするための模式的な構造である。 投影面におけるビームの投影、および相互の誤差の測定である。 画質を改善する方法を具体化するための投影装置の模式的な構造である。 投影装置の別の実施形態を示す模式図である。 投影装置のさらに別の実施形態を示す模式図である。 投影装置のさらに別の実施形態を示す模式図である。 投影装置のさらに別の実施形態を示す模式図である。
図1は、3つの放射源100,200および300を備える投影装置の模式的な構造を示している。これらの放射源はビーム110,210および310を放射する。3つの放射源をすべて同じ場所に配置することはできないので、放射源200および300のビームは方向転換ミラー220および320を介して方向転換されて、ビーム110に重なり合う。3つのビームは、可動である第1のミラー400に当たる。第1のミラー400の運動を通じて、3つのビーム110,210および310を投影面10に向けて誘導することができる。それにより、ミラー400を適切に運動させることで、投影面10にひとつひとつの点で画像が生成される。画像を投影するこのような方法は「フライングスポット法」とも呼ばれる。3つの放射源100,200および300は、1つの好ましい実施形態ではレーザであり、それによりビーム110/210および310はレーザビームとなる。レーザの色は赤色、青色、緑色を選択するのが好都合である。それにより、色スペクトルの任意数の色を生成することができる。そのようにして、投影面10で非常に多彩な画像を生成することができる。理想的なケースでは、3つのビーム110,210および310は図1に示す構造によって正確に重なり合い、その結果として所望の目標像が生じるが、製造上生じる最小の角度差がビーム相互の誤差につながり、このことは目標像から外れた実際像の発生につながる。
このような角度差dを図2に見ることができる。ここに見られるように、3つのビーム110,210および310は相互の誤差を示しており、それが投影面10の上でも反映されている。こうした角度差を回避するために投影装置を機械的に改良することはしばしば不可能であり、ないしは非常に困難である。熱のストレスによって作動中に角度が変化することもしばしばある。
したがって本発明では、図3に示すように、ビームの位置決めのための測定方法ないし測定方式が導入される。図3では、一例としてビーム110の位置の測定を見ることができる。このビームは可動の第1のミラー400を介して偏向され、投影面10に向かって投影される。第1のミラー400と投影面10の間には、別の第2のミラー600がある。このミラーは半透明であってよく、それによりビーム110の一部を引き続き投影面10に向かって投影することができるが、ビームの別の一部はミラー600により偏向される。偏向されたビーム110は、検出器500に向かって投影される。本発明のさまざまな実施形態において、ビーム110の位置を投影装置の作動中に、または投影装置の作動前に求めることが可能である。いわゆるオフライン動作では、ビームの位置を測定する時点では投影面の方向に放射が行われるが、画像情報は伝送されない。いわゆるオンライン動作は、ビームの位置の測定の実施が投影動作中に行われることを意味している。図3を参照すると、オフライン動作とオンライン動作の両方を説明することができる。
オフライン動作のときでもオンライン動作のときでも、2通りの異なる方法を実施することができる。1つの方法は、可変のミラー位置と定置の検出器とを有しており、もう1つの方法は、定義されたミラー位置で可変の検出器位置を有している。
第1の実施例として、検出器が定置であるオフライン動作の態様について説明する。この場合、ビームの位置の測定を実施するために、そのつどただ1つのビームだけが作動する。第2のミラー600は半透明であってよく、または不透明であってよい。ビームを投影面へ投影しなくてはならない必要はないからである。ただし第2のミラー600は、ちょうどそのとき作動しているそのつどのビームを、位置が固定的である検出器500に向かって少なくとも部分的に誘導するように位置決めされるべきである。このとき検出器500に向かって誘導されるそのつどのビームは、検出器に投影を生成する。そして可動の第1のミラー400を、そのつどのビームの最大の強度が検出器500で測定される向きになるまで動かす。これが各々のビームについて、たとえばビーム110,210および310について、個別に実行される。各々のビームについて、ビームの最大の強度が第1の検出器500で測定される、第1のミラー400のさらに別の向きが求められると、特別に好ましい。このことは測定精度を高めるのに貢献する。第1のミラー400のそのつどの向きは、第1のミラー400と対応物との間のキャパシタンスを通じて、そのつど無接触式に測定することができる。第1のミラー400の向きを機械式のプローブで測定することも可能である。さらにミラーの向きは、第1のミラー400に追加のビームが照射され、その偏向が第2の検出器により求められることによって、そのつど判定することができる。このとき追加のビームは、ちょうどそのとき作動しているビームに対して傾いた角度で配置されると好ましい。そして、第1のミラー400の測定された向きに基づいて、第1のビーム、第2のビーム、および第3のビームについてのミラーの向きから差異を形成することができる。ミラーの向きの判定、およびそれぞれのビームについてのミラーの向きの差異は、ビーム相互の実際の誤差を求めるのに援用される。このように、ビームの位置の測定はコンポーネント内部で行うことができ、もしくはコンポーネント外部で行うことができる。それぞれのビームについてのミラーの向きの差異に基づいて、各ビームの間の角度差を求めることができる。
本発明の別の実施形態は、可変の検出器位置でのオフライン動作時におけるビーム位置
の測定方法である。この場合、第1のミラー400は各々のビームについて少なくとも1つの固定的な向きに保たれる。検出器500は各々のビームについて、たとえばビーム110,210および310について、それぞれのビームの最大強度が検出器で測定される位置へそのつど移される。検出器の位置の測定はコンポーネント内部で行うことができる。コンポーネント内部での測定は、検出器と対応物との間のキャパシタンスを通じて無接触式に行われ、または機械的なプローブによって行われる。さらに、検出器位置の測定を回避したいときは、ただ1つの検出器に代えて、多数の検出器(検出器アレイ)をビームの投影の位置を求めるために利用することができる。このとき多数の検出器は、ビームの投影のすべての位置を多数の検出器で測定することができ、多数の検出器を動かさなくてよいように位置決めされる。多数の検出器でビームの投影の位置を連続して測定することで、各ビームの間の角度差を求めることができ、投影面におけるビーム相互の実際の誤差を求めるためにこの角度差が援用される。
オンライン動作では、第2のミラー600は半透明であり、特別に好ましくは、結像を生成するためにビームの一部を投影面に向けて誘導し、それと同時に、ビーム相互の誤差を判定するためにビームの別の部分を検出器へ誘導するように恒常的に設置されている。換言すると、すべての色が同時に作動しており、このことは、投影面10で画像が生成される一方で、同時に検出器500におけるビームの位置も測定されることを意味している。検出器500へのビームの偏向、たとえばビーム110,210および310の偏向は、第2のミラー600によって行われる。すべてのビームが同時に作動しているので、ビームを分割するために、検出器500の手前の光路に特定の部材を挿入することが必要である。これには、たとえば第2のミラー600と検出器500の間にある波長選択的なフィルタが適している。このようなフィルタは、そのつどただ1つのビームを検出器500へと進ませ、その一方で他のビームは遮断されることを可能にする。それにより、1つのビームの投影の位置をそれぞれ測定することができる。ビームを分割するさらに別の方法は、第2のミラー600の後にある回折素子である。回折素子は、ビームがそれぞれ異なる方向へ誘導され、それによって同じく分割されるように作用する。
検出器が定置であるオンライン動作では、検出器として多数の検出器が使用される。多数の検出器に向かって誘導されるそれぞれのビームが、これら多数の検出器で投影を生成する。第1のミラー400は同じように、それぞれのビームを多数の検出器において強度最大値で測定することができる、さまざまに異なる向きに合わされる。これは各々のビームについて複数回実施するのが好ましく、そのつどミラーの新たな向きを判定することができる。ミラー400の向きはそのつどコンポーネント内部で、またはコンポーネント外部で測定することができる。これは、たとえばミラー400と対応物の間のキャパシタンスを通じての無接触式の測定であり、または機械的なプローブによる測定である。外部式の態様としては、追加のビームによる照射を利用することができ、その偏向が別の検出器によって判定される。この追加のビームは、他のビームに対して傾いた角度で配置されるのが好ましい。こうして判定された第1のミラー400の向きは、それぞれのビームについてミラーの向きの差異を求めるために援用される。さらにこの差異に基づいて、それぞれのビームの間の角度差が求められ、そこから投影面における各ビームの実際の誤差が算出される。
オンライン動作でのさらに別の方法は、各々のビームについて第1のミラー400を定義された向きに合わせることにある。検出器500は各々のビームについて、それぞれのビームの最大強度が検出器で測定される位置へ移すことができる。検出器の位置の測定は、コンポーネント内部で行うことができる。内部的な測定は、検出器と対応物の間のキャパシタンスを通じての無接触式の測定であり、または機械式のプローブを用いた測定である。
さらに、ビームのすべての投影を同時に測定できるように位置決めされた多数の検出器を利用することができる。この場合、多数の検出器の運動は必要ない。多数の検出器におけるビームの投影の位置に基づいて、それぞれのビームの間の角度差を求めることができる。さらにこの角度差を用いて、投影面10におけるビーム相互の実際の誤差を求めることができる。一方は検出器が定置であり、一方はミラーが定置である、オンライン動作でのこれら両方の方法の相違点は、検出器が定置の場合、検出器が最大の強度最大値を表示したときに信号が送信されることにある。ミラーが定義された向きである場合には、ミラーがその定義された向きになっているときに信号が送信される。これら両方の信号は、放射源の制御の時間的な強度変化が行われるように作用する。
図4には、検出器の手前でのビームの焦点合わせを模式的に見ることができる。第2のミラー600と検出器500の間へのレンズ700の挿入は、測定精度の向上を惹起するために格別に好ましい。各々のビームは、たとえばビーム110は、技術上から生じる幅aを有している。この幅は、レンズの挿入によって最低限に抑えることができる。さらに、レンズ700と検出器500の間へ絞り750をさらに挿入することで、ビームの正しい位置を定義することができる。ミラー600を動かすことで、ビーム110の投影の位置が動き、ビームがちょうど絞り開口部を通って検出器500に当たる向きに合わせることができる。焦点合わせされたビームは、検出器におけるその投影の位置に関して、いっそう正確な結果をもたらす。絞りとレンズの利用は、ビーム直径をおよそ20から30μmまたはそれ以下まで減らすことができる。
図5には、投影面10におけるビームの投影の誤差を求めるための一例を見ることができる。ビーム110,210および310の投影は、投影面10においては点110a,210aおよび310aとして見ることができる。これら3つの点は、一例として基準点を110aとして選択すると、それぞれ2種類の誤差を有している。点210aは、点110aからx方向とy方向に誤差がある。この相違を210a_yおよび210a_xと呼ぶ。同様にビーム310,310aの投影は、投影110aからy方向とx方向に誤差を有している。この誤差を310a_yおよび310a_xと呼ぶ。このように、選択した基準投影点に対する投影の相対的な誤差が得られる。こうした誤差から角度差を求めることができる。たとえば解像度が1024x768、投影距離が1.5m、画像サイズが42cmx29.7cmであると仮定したとき、1つの行と1つの列の分だけのピクセルオフセットは行に関して0.015°、列に関して0.016°の角度差につながる。さらにこの角度差から、投影面における投影の実際の誤差が求められる。
角度差に基づいて、ビーム相互の位相ずれを求めることができる。位相ずれは、それぞれのビームを制御する電子信号を対象とするものである。それぞれのビームの電子信号が、求められた位相ずれの分だけ変調されれば(このことは個々のビームの時間的な遅延を意味している)、希望する色印象を投影面10で回復させることができる。
図6は、上に説明した本発明の実施例の具体化を、投影装置の実施形態として模式的に示している。ここには、動画または静止画の投影につながるビデオエレクトロニクス800を含む投影装置を見ることができる。さらに中央の制御ユニット900、好ましくはチップがある。ビデオエレクトロニクス800は、放射源に対する電子制御部30のデータを管理する。放射源に対する電子制御部30は、各々の放射源100,200および300についての遅延部材130a,230aおよび330aと、各々の放射源についてのドライバ130b,230bおよび330bとが組み合わされてなっていてよい。放射源、好ましくはレーザは、放射110,210および310を可動の第1のミラー400に向けて放射する。この第1のミラー400は、第1の電子ドライバ450により制御される。第1のミラー400は、放射面に向けてビームを誘導する。ミラー400と、放射位置の測定を実施するための検出装置550との間には、ビームを所望の方向へ誘導する第2
のミラー600が取り付けられている。検出装置550は上に説明した実施例に準じて構成されており、特に、第1の検出器または多数の検出器を含むことができる。制御ユニット900は、読み取りデータ回線を介して、第1のミラー400、検出装置550、および画像を生成するための電子信号800と接続されている。すなわち制御ユニット900はミラー400の向き、画像を生成するための電子信号の進捗状況、および検出装置550の測定結果に関するデータを受けとる。さらに制御ユニット900は、書き込みデータ回線を介して、第1のミラー450のドライバ、放射源に対する電子制御部30、および画像を生成するための電子信号800と接続されている。すなわち制御ユニット900は、読み取り回線から受けとった求められたデータを通じて、処理されたデータを第1のミラーのドライバ450へ当該ミラーの新たな向きのために送信し、放射源に対する電子制御部へビーム110,210および310の調節のために送信し、画像生成のための電子信号800へ新たな条件のもとで必要となる信号の時間的な強度変更のために送信することができる。たとえば遅延部材130a,230aおよび330aは、放射源100,200および300が、投影面10での画質を向上させるために、変調された強度のビームを変調された時間に放射するように作用することができる。各々のビームについて求められたミラーの向きに基づいて位相ずれが求められ、この位相ずれに基づいて制御信号が遅延部材へ送信される。
上述した方法および上述した投影装置は、投影面で重ね合わされるビームの意図しない角度差を補正することに限定されるものではなく、角度差が事前設定されている場合に、投影面におけるビームの角度差を補正するためにも格別に有利に適用することができる。
これに関して図7は、それぞれ相互に角度をなすように向いた3つのレーザ源を有する、すなわち赤色発光レーザダイオード1002と緑色発光レーザダイオード1003と青色発光レーザダイオード1004とを有する、投影装置1001の実施形態を略図として示している。レーザ1002,1003,1004の角度をなす向きにより、これらからそれぞれ投射されるレーザビーム1005,1006,1007も事前に定義された相互角度をなしており、すなわち非共線的である。本例では、赤色レーザビーム1005と緑色レーザビーム1006の間の角度は符号α1で表されており、緑色レーザビーム1006と青色レーザビーム1007の間の角度は符号α2で表されている。レーザビーム1002,1003,1004は、その後に偏向されることなく、非共線的にスキャナミラー1008に当たり(たとえば上の各図面のスキャナミラー400に相当)、このミラーは矢印と点線で図示しているように、作動上の最大の機械的な偏向角βだけ観察平面で旋回可能である。
ここでは、図示した実施例は図面を見やすくする目的のために1つの平面に図示されているにすぎない。一般に、レーザダイオード1002,1003,1004は任意に相互の向きで配置されていてよい。さらに、1つの色ごとに複数のレーザダイオード1002,1003,1004を使用することができ、色は赤色、緑色、青色に限定されていなくてよい。さらにビーム特性のフォーミングのために、光路に配置された1つまたは複数の光学部材、たとえばレンズ、コリメータなどを利用することができる(図示せず)。
図示した実施例では、2つのビーム1005,1006,1007の間の角度差αiについては次の条件が満たされている。すなわち、2つのビーム1005,1006,1007の間の角度差αiの合計は、スキャナミラー1008の動作上の最大の機械的な偏向角βから10°を引いたものよりも小さく、すなわちΣαi=β−10°である。この条件は1つの平面での観察について当てはまるものであり、この平面に対して垂直な第2の平面にも類比的に転用可能である。
図8は、第2の実施形態に基づく投影装置1009を略図として示している。この投影
装置は、赤色レーザダイオード1002ないし青色レーザダイオード1004の2つの光路1010,1011の折り返しを含んでいる。そのために、個々のレーザビーム1010,1011について、ミラー1012等の別々の方向転換部材が使用される。別案の実施形態では、たとえば1つないし2つのこれ以外の色について方向転換ミラー1012を使用することができる。図示した構造は、図7に示す構造よりもコンパクトに構成することができる。
図9は、光線の方向転換が、ここではすべての光線1014,1015,1016の方向転換が、同一に施工・配置された個別ミラー1018を有するただ1つのミラーアレイ1017によって行われる、第3の実施形態に基づく投影装置1013を略図として示している。この場合にも、光源1002,1003,1004の配置は1つの平面に限定されるものではなく、二次元で行うこともできる。
図10は、レーザ源すなわち赤色レーザ源1002と緑色レーザ源1004が積層された、第4の実施形態に基づく投影装置1019を略図として示している。これらのレーザ源は、たとえばバーまたは「サブマウント」として積層されて、1つの共通のチップまたはモジュールに格納されていてよい。しかしながら投影装置1019は、一般的には3つまたはそれ以上のレーザ源をサブマウントとして含むことができ、これには緑色のレーザ源も含まれる。
スキャナミラー1008に向けたレーザビーム1020,1021のビームフォーミングと方向転換は、光路に挿入されたミクロ光学部材1022、たとえばレンズアレイ、位相を変化させる部材、屈折率勾配を有する光学部材などによって行われる。ミクロ光学部材1022により、最初はレーザ2,4から共線的に投射される光線1020,1021が角度α3で互いに非共線的に偏向されて、スキャナミラー1008に非共線的に投射される。適当な緑色レーザ源は、まだ積層可能なレーザ源ほどには安価に使用できないので、緑色レーザ源(図示せず)は偏向させずに、他の光線1020,1021と非共線的にスキャナミラー1008に向けられているのが好ましい。
事前設定された角度差について上述した実施例は、定義されたスペクトル領域を通過させて第2のスペクトル領域を反射する光学部材を必要としないという利点がある。このことは、光学的損失を最低限に抑えることができ、それによっていっそう明るい画像印象がスクリーンで生じるという利点がある。さらに、偏光状態に留意することなしに、1つの色の任意数の発生源をスキャナミラーに向けることができ、このことも同じく明るい画像印象につながり得る。しかも非共線的なビーム案内によって、レーザプロジェクタを小さい寸法で構成することが可能である。さらにこのようなレーザプロジェクタは、共線的なビーム案内を行わないことで、いっそう低い製造コストで製造することができる。共線的な調節のためのコスト(典型的にはミクロ光学系の次元におけるコスト)が省略されるからである。そのうえ結像精度も向上する。
角度差を利用する方法は、図1から図6で説明した結像の投影の誤差低減方法との組み合わせに限定されるものではなく、当業者に知られているあらゆる形式で、特に当業者に知られている別の誤差低減形式で、画像投影を行うことができる独立した発明でもある。
本発明は、一般に、実施例を参照した説明だけに限定されるものではない。むしろ本発明は、あらゆる新たな構成要件ならびに構成要件のあらゆる組み合わせを含んでおり、このことは、特に、特許請求の範囲の構成要件のあらゆる組み合わせを包含しており、それは、当該構成要件またはその組み合わせ自体が特許請求の範囲または実施例に明示的に記載されていなくても当てはまる。

Claims (89)

  1. 少なくとも1つの第1(110;1005−1007;1010,1011;1014−1016;1020,1021)および第2(210;1005−1007;1010,1011;1014−1016;1020;1021)のビームによって投影面(10)に結像を投影する方法であって、
    第1および第2のビームの投影を投影面へ重ね合わせることによって結像の目標像が生成されることが意図され、
    投影面への第1および第2のビームの投影の実際の誤差(d)によって目標像とは相違する結像の実際像が生成され、
    A)投影面における第1のビームと第2のビームの投影の実際の誤差を求める方法ステップと、
    B)前記方法ステップA)で求めた誤差に基づいて目標像を生成するために第1および/または第2のビームの強度を時間的に変化させる方法ステップとを有している方法。
  2. 少なくとも第1(110)および第2(210)のビームは画点を投影するために第1のミラー(400;1008)により投影面(10)に向かって誘導される、先行する請求項に記載の方法。
  3. 前記第1のミラー(400)は可動である、先行する請求項に記載の方法。
  4. 前記第1のミラー(400)は電子制御される、先行する請求項2および3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 第1(110)および第2(210)のビームとしてレーザビームが使用される、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  6. レーザビームの波長領域は赤色、緑色、または青色のスペクトル領域を含んでいる、先行する請求項に記載の方法。
  7. 第1(110)および第2(210)のビームは少なくとも第1および第2の電子信号によって生成される第1および第2の時間的な強度変化をそれぞれ有している、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記方法ステップA)を実行するために前記第1のミラー(400)と投影面(10)の間に第2のミラー(600)が配置され、そのつどただ1つのビームが作動する、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第2のミラー(600)として半透明ミラーまたは方向転換ミラーが用いられる、先行する請求項に記載の方法。
  10. 前記第2のミラー(600)は作動しているそのつどのビームを位置の固定された検出器(500)のほうへ少なくとも部分的に誘導するように向けられる、請求項8または9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記検出器(500)に向けて誘導されるそのつどのビームは該検出器で投影を生成する、先行する請求項に記載の方法。
  12. 作動しているそのつどのビームは前記検出器(500)の手前にあるレンズ(700)によって焦点合せされる、請求項10および11いずれか1項に記載の方法。
  13. 前記第1のミラー(400)は第1のビーム(110)について、前記検出器(500)で第1のビームの最大の強度が測定される第1の向きに合わされる、請求項10に記載の方法。
  14. 前記第1のミラー(400)は第2のビーム(210)について、前記検出器(500)で第2のビームの最大の強度が測定される第2の向きに合わされる、請求項10または13に記載の方法。
  15. 第1のビーム(110)について、第1のビームが第2の検出器で最大の強度を有する、前記第1のミラー(400)の第3の向きが測定される、請求項10に記載の方法。
  16. 第2のビーム(210)について、第2のビームが第2の検出器で最大の強度を有する、前記第1のミラー(400)の第4の向きが測定される、先行する請求項に記載の方法。
  17. 前記第1のミラー(400)の第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きは該ミラーと対応物との間のキャパシタンスを通じて無接触式に測定され、前記第1のミラーの第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きの間の差異に基づいて第1(110)および第2(210)のビームの実際の誤差(d)が求められる、請求項13から16までのいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記第1のミラー(400)の第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きは機械式のプローブで測定され、前記第1のミラーの第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きの間の差異に基づいて第1(110)および第2(210)のビームの実際の誤差(d)が求められる、請求項13から16までのいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記第1のミラー(400)の第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きは、前記第1のミラーに追加のビームが照射され、その偏向が第2の検出器で求められることによってそれぞれ判定され、前記第1のミラーの向きは追加のビームの偏向によって求められる、請求項13から16までのいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記追加のビームは少なくとも第1および第2のビームに対して傾いた角度で配置される、先行請求項に記載の方法。
  21. 前記第1のミラー(400)の第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きに基づいて第1(110)および第2(210)のビームの間の角度差が求められ、投影面(10)における第1および第2のビームの実際の誤差(d)を求めるために該角度差が援用される、請求項13から20までのいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記方法ステップA)のあいだ前記第1のミラー(400)は各々のビームについて少なくとも1つの固定的な向きに保たれる、請求項8または9のいずれか1項に記載の方法。
  23. 検出器(500)は、該検出器でそれぞれのビームの最大の強度が測定される、第1のビーム(110)についての第1の位置および第2のビーム(210)についての第2の位置へ移される、先行する請求項に記載の方法。
  24. 前記検出器(500)の第1および第2の位置は該検出器と対応物との間のキャパシタンスを通じて無接触式に測定され、前記検出器の第1および第2の位置の間の差異に基づ
    いて第1および第2のビームの実際の誤差が求められる、先行する請求項に記載の方法。
  25. 前記検出器(500)の第1および第2の位置は機械式のプローブによって測定され、前記検出器の第1および第2の位置の間の差異に基づいて第1(110)および第2のビーム(210)の実際の誤差(d)が求められる、請求項23に記載の方法。
  26. 前記検出器(500)におけるビームの投影位置を求めるために多数の検出器がある、請求項22に記載の方法。
  27. 前記多数の検出器は該多数の検出器でビームの投影のすべての位置を測定できるように位置決めされる、先行する請求項に記載の方法。
  28. 作動しているそのつどのビームは前記多数の検出器の手前にあるレンズ(700)によって焦点合せされる、請求項26または27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 前記多数の検出器におけるビームの投影位置に基づいて第1(110)および第2(210)のビームの間の角度差が求められ、投影面(10)における第1および第2のビームの実際の誤差(d)を求めるために該角度差が援用される、請求項26から28までのいずれか1項に記載の方法。
  30. 第3のビーム(310)があり、第1(110)および/または第2(210)のビームに対するその誤差が先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法によって求められる、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  31. 前記方法ステップA)を実行するために前記第1のミラー(400)と投影面(10)の間に第2の半透明ミラー(600)が位置決めされ、すべてのビームが同時に作動して該ビームが投影面で実際像を生成する、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。
  32. 前記第2のミラー(600)によってビームが検出器(500)に向かうように部分的に誘導される、先行する請求項に記載の方法。
  33. ビームを分割するために前記第2のミラー(600)と前記検出器(500)の間にフィルタがある、先行する請求項に記載の方法。
  34. ビームを分割するために前記第2のミラー(600)の後に回折素子がある、請求項32に記載の方法。
  35. 検出器(500)として多数の検出器が用いられ、該多数の検出器に向かって誘導されるそれぞれのビームが前記多数の検出器で投影を生成する、先行する請求項に記載の方法。
  36. 前記多数の検出器は固定的な位置を有している、請求項33から35までのいずれか1項に記載の方法。
  37. 前記第1のミラー(400)は、前記多数の検出器が第1のビーム(110)の強度最大値を測定する第1の向きに合わされる、先行する請求項に記載の方法。
  38. 前記第1のミラー(400)は、前記多数の検出器が第2のビーム(210)の強度最大値を測定する第2の向きに合わされる、先行する請求項に記載の方法。
  39. 前記第1のミラー(400)は、前記多数の検出器が第1のビーム(110)の強度最大値を測定する第3の向きに合わされる、請求項36に記載の方法。
  40. 前記第1のミラー(400)は、前記多数の検出器が第2のビーム(210)の強度最大値を測定する第4の向きに合わされる、請求項36に記載の方法。
  41. 前記第1のミラー(400)の第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きは該ミラーと対応物との間のキャパシタンスを通じて無接触式に測定され、前記第1のミラーの第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きの間の差異に基づいて第1(110)および第2(210)のビームの実際の誤差(d)が求められる、請求項37から40までのいずれか1項に記載の方法。
  42. 前記第1のミラー(400)の第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きは機械式のプローブでそれぞれ測定され、前記第1のミラーの第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きの間の差異に基づいて第1(110)および第2(210)のビームの実際の誤差(d)が求められる、請求項37から40までのいずれか1項に記載の方法。
  43. 前記第1のミラー(400)の第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きは、前記第1のミラーに追加のビームが照射され、その偏向が第2の検出器で求められることによってそれぞれ判定され、前記第1のミラーの向きは追加のビームの偏向によって求められる、請求項37から40までのいずれか1項に記載の方法。
  44. 前記追加のビームは少なくとも第1および第2のビームに対して傾いた角度で配置されている、先行する請求項に記載の方法。
  45. 前記第1のミラー(400)の第1と第2の向きおよび/または第3と第4の向きに基づいて第1および第2のビームの間の角度差が求められ、投影面(10)における第1(110)および第2(210)のビームの実際の誤差(d)を求めるために該角度差が援用される、請求項37から44までのいずれか1項に記載の方法。
  46. 前記方法ステップA)のとき前記第1のミラー(400)は各々のビームについて少なくとも1つの定義された向きを有している、請求項31から45までのいずれか1項に記載の方法。
  47. 検出器(500)は、該検出器でそれぞれのビームの最大の強度が測定される、第1のビーム(110)についての第1の位置および第2のビーム(210)についての第2の位置へ移される、先行する請求項に記載の方法。
  48. 前記検出器(500)の第1および第2の位置は該検出器と対応物との間のキャパシタンスを通じて無接触式に測定され、前記検出器の第1および第2の位置の間の差異に基づいて第1(110)および第2(210)のビームの実際の誤差(d)が求められる、先行する請求項に記載の方法。
  49. 前記検出器(500)の第1および第2の位置は機械式のプローブによって測定され、前記検出器の第1および第2の位置の間の差異に基づいて第1(110)および第2のビーム(210)の実際の誤差(d)が求められる、請求項47に記載の方法。
  50. 前記検出器(500)におけるビームの投影位置を求めるために多数の検出器が使用さ
    れる、請求項46に記載の方法。
  51. 前記多数の検出器は該多数の検出器でビームのすべての投影を測定できるように位置決めされる、先行する請求項に記載の方法。
  52. そのつどのビームは前記多数の検出器の手前にあるレンズ(700)によって焦点合せされる、請求項50から51のいずれか1項に記載の方法。
  53. 前記多数の検出器におけるビームの投影位置に基づいて第1(110)および第2(210)のビームの間の角度差が求められ、投影面(10)における第1および第2のビームの実際の誤差(d)を求めるために該角度差が援用される、請求項50から52のいずれか1項に記載の方法。
  54. 第3のビーム(310)があり、第1(110)および/または第2(210)のビームに対するその誤差が請求項31から53のいずれか1項に記載の方法によって求められる、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  55. 前記方法ステップA)で求めた角度差に基づいて第2の電子信号に対して相対的な少なくとも第1の電子信号の位相ずれが求められ、これらの電子信号がそれぞれのビームの強度を制御する、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  56. 前記方法ステップB)のとき実際像から求めた位相ずれによる第1および/または第2の電子信号の時間的な強度変化によって目標像が回復される、先行する請求項に記載の方法。
  57. ビーム(1005,1006,1007;1010,1011;1014,1015,1016)のうち少なくとも2つは事前に定義された相互の角度(α1,α2;α3)で投射される、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  58. 少なくとも2つのビームは最初は共線的に投射され、次いで少なくとも1つの共通のミクロ光学系部材(1022)によって非共線的に偏向されてから、投影面(10)に向かって非共線的に方向転換される、先行する請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  59. 少なくとも1つの別の光線がそれぞれの光源から他のビーム(1020,1021)に対して非共線的に投射され、少なくとも1つの前記光線は前記ミクロ光学系部材(1022)によって偏向されない、請求項58に記載の方法。
  60. 少なくとも1つの赤色光線(1020)と青色光線(1021)は前記ミクロ光学系部材(1022)によって偏向され、緑色光線は前記ミクロ光学系部材(1022)によって偏向されない、請求項58または59のいずれか1項に記載の方法。
  61. 2つの光線の間の前記角度(α1,α2;α3)は、その角度を通って広がる平面において、投影器(400;1008)の機械的な最大の偏向角(β)から5°から15°、特におよそ10°を差し引いたものよりも小さい、請求項57から60のいずれか1項に記載の方法。
  62. 少なくとも1つの光線(1005,1006,1007;1010,1011;1014,1015,1016;1020,1021)が折り返される、請求項57から61のいずれか1項に記載の方法。
  63. 少なくとも1つの青色光線(1007;1021)と赤色光線(1005;10120)は折り返され、緑色光線は折り返されない、請求項62に記載の方法。
  64. すべての光線(1005,1006,1007;1010,1011;1014,1015,1016;1020,1021)が折り返される、請求項62に記載の方法。
  65. 光線(1005,1006,1007;1010,1011;1014,1015,1016;1020,1021)は同一の個別方向転換部材(1018)のフィールド(1017)によって折り返される、請求項62から64のいずれか1項に記載の方法。
  66. 投影装置において、
    第1(110)および第2(210)のビームを生成するための少なくとも1つの第1(100)および第2(200)の放射源と、
    投影面に結像が投影される、第1および第2のビームを投影面(10)へ投影するための投影器と、
    前記第1および第2の放射源に対する電子制御部(30)と、
    投影面における第1および第2のビームの投影の間の誤差(d)を検出するための検出装置(550)とを有しており、
    前記投影装置は、前記検出装置により検出された投影面における第1および第2のビームの投影の間の誤差(d)に依存して、この誤差が低減ないし補正されるように前記第1および/第2の放射源に対する前記電子制御部を遅延させることができるようにセットアップされている投影装置。
  67. 少なくとも第1(100)および第2(200)の前記放射源はレーザを含んでいる、先行する請求項に記載の投影装置。
  68. 前記レーザの放出される波長は赤色、緑色、または青色のスペクトル領域を含んでいる、請求項52との組み合わせにおける請求項66または67のいずれか1項に記載の投影装置。
  69. 前記第1および第2の放射源に対する前記電子制御部(30)は別々の電子信号を生成する、請求項66から68のいずれか1項に記載の投影装置。
  70. 前記放射源に対する前記電子制御部を検出された誤差(d)に依存して制御する制御ユニットがある、請求項66から69のいずれか1項に記載の投影装置。
  71. 前記放射源に対する前記電子制御部(30)は信号を制御するためのドライバを含んでいる、請求項66から70のいずれか1項に記載の投影装置。
  72. 前記投影器は少なくとも第1(110)および第2(210)のビームを投影面(10)に向けて誘導するための第1のミラー(400)を含んでいる、請求項66から71のいずれか1項に記載の投影装置。
  73. 前記第1のミラー(400)は電子ドライバ(450)によって制御される、先行する請求項に記載の投影装置。
  74. 前記投影器は少なくとも第1(110)および第2(210)のビームを前記検出装置(550)に向けて誘導するための第2のミラー(600)を含んでいる、請求項66から73のいずれか1項に記載の投影装置。
  75. 前記第2のミラー(600)と前記検出装置(550)の間にはフィルタがある、先行する請求項に記載の投影装置。
  76. 前記第2のミラー(600)と前記検出装置(550)の間には回折素子がある、請求項75に記載の投影装置。
  77. 前記第2のミラー(600)と前記検出装置(550)の間にはビームを焦点合せするためのレンズ(700)がある、請求項75に記載の投影装置。
  78. 画像を生成するための読み取りデータ回線を介して前記第1のミラー(400)および前記検出装置(550)と接続された制御ユニット(900)がある、請求項66から77のいずれか1項に記載の投影装置。
  79. 前記制御ユニット(900)は書き込みデータ回線を介して前記第1のミラー(450)のドライバおよび第1および第2の前記放射源に対する前記電子制御部(30)と接続されている、先行する請求項に記載の投影装置。
  80. 前記放射源(1002,1003,1004)のうち少なくとも2つは、そのビーム(1005,1006,1007;1010,1011;1014,1015,1016)が事前に定義された相互の角度(α1,α2)で投射されるようにアライメントされている、請求項66から79のいずれか1項に記載の投影装置。
  81. それぞれのビーム(1020,1021)の共線的な放射をするための少なくとも2つの放射源(1002,1004)と、該ビーム(1020,1021)を非共線的に方向転換させるための方向転換システム(1022)と、非共線的な該ビーム(1020,1021)を投影面(10)に向けて方向転換させるための投影器(400;1008)とを備えており、前記方向転換システム(1022)は各ビームに共通する少なくとも1つのミクロ光学系部材(1022)を有している、請求項66から79のいずれか1項に記載の投影装置(1019)。
  82. 前記放射源(1002,1004)のうち少なくとも2つは積層されており、特に赤色レーザダイオード(1002)と青色レーザダイオード(1004)が積層されている、請求項80または81に記載の投影装置(1019)。
  83. 前記方向転換システム(1022)を経由したうえで前記投影器(400;1008)に向けてビームを非共線的に放射するために少なくとも1つの別の放射源をさらに有しており、特に緑色レーザを有している、請求項81または82に記載の投影装置(1019)。
  84. ビーム(1005,1006,1007;1010,1011;1014,1015,1016;1020,1021)の間の角度(α1,α2;α3)の合計は、当該角度を通って広がる平面において、前記投影器(400;1008)の最大の機械的な偏向角(β)から5°から15°、特におよそ10°を差し引いたものよりも小さい、請求項80から83のいずれか1項に記載の投影装置(1001,1009,1013,1019)。
  85. ビーム(1005,1006,1007;1010,1011;1014,1015,1016;1020,1021)のうちの少なくとも1つを方向転換させるための少なくとも1つの方向転換部材(1012,1017,1018)を前記放射源(1002,1003,1004)と前記放射器(400;1008)との間にさらに有しており、それ
    により、ビーム(1005,1006,1007;1010,1011;1014,1015,1016;1020,1021)の少なくとも1つの光路が折り返されている、請求項80から84のいずれか1項に記載の投影装置(1001,1009,1013,1019)。
  86. 青色ビーム(1011;1016)の少なくとも1つの光路と赤色ビーム(1010;1014)の光路が折り返されており、緑色ビーム(1006)の光路は折り返されていない、請求項85に記載の投影装置(1001,1009,1013,1019)。
  87. すべてのビーム(1005,1006,1007;1010,1011;1014,1015,1016;1020,1021)の光路が折り返されている、請求項85に記載の投影装置(1001,1009,1013,1019)。
  88. 前記方向転換部材(1017)は同一の個別方向転換部材(1018)のフィールドを有している、請求項85から87のいずれか1項に記載の投影装置(1001,1009,1013,1019)。
  89. 少なくとも2つの前記放射源は、RGBカラーパターンの3つの放射源(1002,1003,1004)、RRGBカラーパターンの4つの放射源、またはRGBBカラーパターンの4つの放射源を有している、請求項80から88のいずれか1項に記載の投影装置(1001,1009,1013,1019)。
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