JP4174195B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ画面やコンピュータ画面などのスクリーン上に画像を表示する画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、赤、緑、青の3色のレーザ光を変調し、このレーザ光を水平及び垂直方向に走査することによりテレビ画像等の画像を表示する投影型レーザ画像表示装置は広く提供されている。
【0003】
図12は、特開平9−134135号公報に開示されたようなレーザ画像表示装置の模式的な構成図である。図12において、1は画像情報源、2は画像コントローラ、11,14,17は赤色のレーザ光を発生するレーザ発振器、12,15,18は緑色のレーザ光を発生するレーザ発振器、13,16,19は青色のレーザ光を発生するレーザ発振器、61〜69はレーザ発振器11〜19で発生したレーザ光、21〜29はレーザ光61〜69を振幅変調する変調器、31〜33は三色のレーザ光を一つの光軸上に合成する光合成光学系、71〜73は振幅変調され三色合成されたレーザ光、41〜43は水平走査素子、111〜113は水平走査されたレーザ光をコリメートし垂直走査素子上に集光するコリメート/集光レンズ、51〜53は垂直走査素子、121〜123は投影レンズ、110はスクリーンである。
【0004】
図12の最上段の構成について説明すると、レーザ発振器11〜13から赤色、緑色、青色のレーザ光を発生し、各色の光を変調器21〜23を用いて振幅変調した後、一つの光軸上に合成し、水平走査素子41、および垂直走査素子51を用いて2次元に走査してスクリーン110上に画像を投影する。2段目、3段目も同様である。
【0005】
このような構成によると、画像を3つに分割して、それぞれの画像ごとに3つの変調器(例えば21〜23)やひとつの水平走査素子(例えば41)を備えているので、変調器(例えば21〜23)の周波数帯域、水平走査素子(例えば41)の走査周波数は3分の1でよいので、高精細な画像を表示することができるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術は、光出力が十分あるレーザ発振器を用いることが前提となっており、これらの光源を光出力の小さい半導体レーザやLEDに置き換えた場合については考慮されていない。例えば、数mW程度の光出力を有するLEDを光源として用いる場合を考える。LEDは直接変調可能なため外部変調器(例えば21〜23)は不要となる。
【0007】
しかしスクリーン輝度の不足を補うため赤色、緑色、青色それぞれ10個以上必要になり、図12のような構成では、光源および走査素子の組が10組以上必要になり現実的でない。
【0008】
また、ある色、例えば赤色の階調は、外部変調器(例えば21)の性能に依存する。一方、LEDに置き換えた場合はLEDを直接変調(パルス幅変調あるいは振幅変調)する際の変調周波数に依存し、高速変調に不向きのLEDの場合は高階調とすることが難しい。
【0009】
図12において、レーザ11〜13を同色、例えば赤色のLEDに置き換えた場合は、光合成光学系31を構成しても必ず3分の1の損失が生じてしまうためひとつのLEDを用いた場合と同じになってしまいスクリーン輝度の不足を補うことはできない。
【0010】
そこで、本発明は、半導体レーザやLEDといった比較的光出力の小さい光源を用いた場合であっても十分なスクリーン輝度および適当な階調度数の画像を表示できる多用途の画像表示装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、複数の発光素子を有する光源を有し、前記光源からの光を主走査方向及び副走査方向へ走査することによってスクリーン上に所定の画素数を有する画像を表示する画像表示装置であって、前記各発光素子は、主走査に対応する方向に配列しており、前記各発光素子から発せられた光による主走査方向の走査線がスクリーン上で重なるように制御し、且つ、前記各発光素子に、前記主走査方向の走査線の横ずれを考慮した時間差を付加した信号を与えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
【0013】
なお、本明細書中では、高速で走査している側を主走査、低速で走査している側を副走査と定義している。水平方向の走査のほうが高速であることが一般的であるので、以下では、主走査を水平走査、副走査を垂直走査とする。これが逆であっても画像を表示できることは言うまでもない。
【0014】
[実施形態1]
図1(a)は、本発明の実施形態1の画像表示装置の模式的な構成図である。図1(b)は、図1(a)に示すスクリーンの拡大図である。
【0015】
図1(a)において、201a〜201cは赤色半導体レーザ、201は赤色半導体レーザ201a〜201cを有する光源、203はコリメートレンズ、205は水平走査(主走査)素子であるところの回転ポリゴンミラー、207は垂直走査(副走査)素子であるところのガルバノミラー、209は投影レンズ、211はスクリーンである。
【0016】
光源201は光出力約30mWの赤色半導体レーザ201a〜201cを水平走査に対応した方向に例えば3個並べている。その間隔は例えば100μmとしている。
【0017】
ここで、水平走査に対応した方向とは、光源201からの光を水平方向に走査したときにスクリーン211上に形成される走査線213a〜213cが重なるように照射することが可能なような方向をいう。
【0018】
スクリーン上の画像領域215のサイズは14インチ(横284mm、縦213mm)とする。その領域に例えばVGA相当(水平解像度640画素、垂直解像度480画素)の画像を表示するため、回転ポリゴンミラー205は走査周波数約30kHzになるようにミラー面数、回転速度を設定している。
【0019】
ガルバノミラー209は約60Hzの鋸波駆動としている。ここで用いるガルバノミラーは比較的低速であり、後述する実施形態3で用いているような半導体プロセスによって形成したものとは異なり、一般に市販されているような機械巻き駆動コイルを用いたガルバノミラーでよい。
【0020】
また、投影レンズ209を含む全体の投影光学系の倍率は10倍とする。
【0021】
このような走査周波数を設定すると、ひとつの半導体レーザから形成される走査線は1フレームあたり500本となるが、このうち480本を実際の画像形成に用いる。
【0022】
スクリーン211は、特に限定されるものではなく、専用のスクリーンを用いてもよく、また壁や天井などに照射するようにしてもよい。
【0023】
図1(a)に示す画像表示装置を用いて光ビームを水平走査すると、スクリーン211上には各赤色半導体レーザ201a〜201cからの光による走査線213a〜213cが形成される。
【0024】
各赤色半導体レーザ201a〜201cは水平走査に対応した方向に並べられているため、スクリーン211上では各走査線213a〜213cは直線上に重なる。ただし、赤色半導体レーザ201a〜201cの間隔と倍率の積とに対応して2mmの横ずれが生じる。
【0025】
そのため、これを是正するために各赤色半導体レーザ201a〜201cに、横ずれ分を考慮した時間差を付加した信号を与えることで所定の位置(画素)を多重照射し、その画素の輝度を制御することができる。
【0026】
本実施形態では、各赤色半導体レーザ201a〜201cをそれぞれ、例えばパルス幅変調又は振幅変調している。
【0027】
図10は、たとえば3つの発光素子(光源a〜c、図1においては半導体レーザ201a〜201cに対応)をパルス幅変調するときのパルス波形を示す図である。実際は3つの発光素子からの光ビームがスクリーンを照射する位置が異なっているため、ある特定の画素を光ビームが通過する時間にはずれがあるが、ここでは説明の都合上ずれ時間を無視して表現している。このように画素ごとにパルス幅を変調することで多値階調を表現することが可能となり、高精細な画像を表現できる。パルス幅変調は、高い変調周波数が要求されるため半導体レーザに適した方式である。
【0028】
図9は、たとえば3つの発光素子(光源a〜c)を2値(ON/OFF)の切り替えで変調するときのパルス波形を示す図である。ここでも、ずれ時間を無視して図示している。この場合、階調度数は光源の数+1となる(輝度0の場合を含む)。
【0029】
図10に示すような変調に比べ、階調度数は減少するが変調周波数は低くてよいので変調に比べ、比較的低い変調周波数でよいのでLEDに適した方式である。さらに、図11に示すように、たとえば3つの発光素子(光源a〜c)の光出力を予め変えてかえておいてもよい。ここでも、ずれ時間を無視して図示している。
【0030】
各発光素子の光出力をたとえば「1」、「2」、「4」の3段階に設定している。このように、各発光素子の光出力の比が2の階乗となるように設定した場合、最大の階調を表現でき、この時の階調度数は2の光源の数乗となる(輝度0の場合を含む)。図9に示す方式と比べ、階調度数を増やすことができる。
【0031】
用途に合わせて、図9、図10、図11に示す何れかのパルス波形を選択すればよい。
【0032】
このようにパルス幅や振幅をそれぞれ変調することで階調を表現することが可能となり、高精細な画像を表示できる。
【0033】
そして、図1(b)に示すように走査線213a〜213cを垂直方向の画素ピッチ(213mm/480=0.44mm間隔)で垂直走査することで画像が形成されるようになる。なお、図1(a)、図1(b)では、説明の都合上3本の走査線213a〜213cを垂直走査方向に若干ずらして図示しているが、実際にはこれらは垂直走査方向で重なる。
【0034】
また、走査線213a〜213cの水平走査方向のずれによってスクリーン211には、画像が表示できない領域が存在する。ここでは、画像を表示可能な領域を画像領域215とすると、実際にスクリーン211に画像を表示させると、100cd/m2程度のスクリーン輝度であり、室内の明るさで十分見ることが可能なVGA相当の画像を表示できるようになる。
【0035】
本実施形態において、赤色半導体レーザ201a〜201cの数を増やしたり、これらの間隔を変更してもよい。特に間隔については、間隔が近すぎると個々の半導体レーザが干渉して変調に影響を及ぼしたり、製造プロセスに精度が要求されたりする。また、間隔が遠すぎると、レーザウエハの面積当りの個数が減少して歩留まりが低下したりする。それらを考慮して最適な距離とすればよい。
【0036】
また、赤色半導体レーザに代えて、発光ダイオード(LED)やルミネッセントダイオード(SLD)を用いてもよく、さらには光学系の倍率やレンズ構成も変更してもよい。
【0037】
[実施形態2]
図2(a)は、本発明の実施形態2の画像表示装置の模式的な構成図である。図2(b)は、図2(a)に示すスクリーンの拡大図である。ここでは、図1(a)と異なり、垂直走査に対応する方向(実施形態1での水平方向に対応する方向に対して垂直な方向)に半導体レーザ251a〜251cを並べた光源251を用いている。なお、図2(a)において図1と同様の部分には同一符号を付している。
【0038】
スクリーン上に形成する画像のサイズおよび解像度、各走査素子の変調周波数は実施形態1と同一とする。
【0039】
各半導体レーザ251a〜251cの間隔は、スクリーン211上に形成される画像の垂直方向の画素ピッチ(213mm/480=0.44mm間隔)を投影光学系の倍率(例えば10倍)で割った値の整数倍とする。本実施形態では3倍である132μmとしている。
【0040】
各半導体レーザ251a〜251cがこのように配置されているため、各走査線を垂直方向の画素ピッチで垂直走査したときに、走査線253aの上からi本目と、走査線253bの上からi−3本目と、走査線253cの上からi−6本目とが一致する。3本が一致した走査線480本を用いることで画像領域253にVGA相当の画像を表示できるようになる。変調方式については実施形態1と同様いろいろな方式を取り得る。
【0041】
本実施形態において、各半導体レーザの間隔は、垂直画素ピッチを投影光学系の倍率で割った値の整数倍であればなんでもよく、半導体レーザ同士の干渉の影響や、製造プロセス、歩留まり等を考慮して適当な間隔とすればよい。
【0042】
さらに、図3のように、水平走査方向から所定の角度傾いた方向に半導体レーザ301a〜301nを並べた光源301を用いてもよい。この場合も、垂直走査に対応した方向における半導体レーザ301a、301b等の間隔d3が画素ピッチを投影光学系の倍率で割った値の整数倍となるように傾けて配置すればよいので、各半導体レーザの間隔は何でもよく設計上の自由度が増す。
【0043】
さらに、2次元アレイ状に半導体レーザ、LED等の発光素子を配置し、それらからの走査線が適当な時間差をもってすべて重なるように水平走査および垂直走査を行ってもよい。
【0044】
[実施形態3]
図4は、本発明の実施形態3の画像表示装置の模式的な構成図である。ここでは、図1と異なり、水平走査素子として、半導体プロセス等によって形成したマイクロミラーからなるガルバノミラー271を用いている。
【0045】
なお、マイクロミラーの一例は、刊行物 応用物理学会 微小光学グループ機関紙、第14巻、第3号、13−17頁の“シリコンマイクロ光学スキャナ”に記載されている。
【0046】
このようなマイクロミラーは小型軽量化、低消費電力化に適しているとともに、数10kHzでの高速な振動運動を行うことができる。
【0047】
この場合、図1(a)等に示すような回転ポリゴンミラー205を用いる場合に比べて、画像表示装置の小型化、軽量化、低価格化、低消費電力化を図ることができる。
【0048】
[実施形態4]
図5(a)は、本発明の実施形態4の画像表示装置に係る光源の模式的な構成図である。図5(b)は、図5(a)に示す光源とスクリーンとの関係を示す概念図である。ここでは、2次元状に面型のLEDや面発光レーザ等を配置した光源400を示している。
【0049】
光源400は、ここでは、それぞれn個のLED401a〜401n、402a〜402n、403a〜403nを備えるLED群401〜403を備えている。光源400の変調方式はここでは、図9に示すようなON/OFF変調を用いている。このように、LED等を用いると、外部光変調器が不要になる。
【0050】
図5(b)に示す分割画像1〜3は、LED群401〜403によってそれぞれ表示されるようにしている。
【0051】
LED群401、402間等の間隔d4は、スクリーン上の垂直走査方向の全画素幅(例えば213mm)を投影光学系の倍率(例えば10倍)で割った値の3分の1である7.1mmとしている。
【0052】
また、LED群401〜403では各LED401a、401b等の間隔を例えば50μmとしている。各LED401a等の光出力は3mW程度としている。
【0053】
光源部以外の光学素子の配置等は図1(a)と同様であり、各分割画像におけるLED群からの複数の走査線の重なり方は実施形態1と同様である。
【0054】
図5(a)に示す光源400を用いて、複数の走査線を垂直方向の画素ピッチで垂直走査することで画像が形成できる。図1(a)等に示すものと比べ次のような利点がある。
【0055】
・光源400の変調周波数が3分の1でよいので高速変調しずらいLEDであっても容易に変調できる。さらに、各々のLEDに対して、画像を構成している各画素に割り当てられた時間が長くなるので同程度のスクリーン輝度を得るのに光出力が小さくてもよくなる。
【0056】
・水平走査素子の走査周波数を3分の1にできる。
【0057】
・垂直走査素子の走査角を3分の1にできる。これは、走査角の小さいガルバノミラーを用いることが可能になったり、走査角は図1(a)と同じであって鋸波駆動したときの時間−角度の線形性のそれほどよくないガルバノミラーであって、線形性がよい時間帯のみを用いるといった利用法が可能となりコスト的に有利である。
【0058】
なお、LED401a等の数、LED群401等の数は上記例に限定されず、分割画像およびLED群の数Nに対して、間隔d4がスクリーン上の垂直走査方向の画像領域幅を投影光学系の倍率で割った値のN分の1になるように設定さえすればよい。それに応じ水平走査素子、垂直走査素子の変調周波数や走査角を適宜設定すればよい。
【0059】
[実施形態5]
図6(a)は、本発明の実施形態5の画像表示装置に係る光源の模式的な構成図である。図6(b)は、図6(a)に示す光源とスクリーンとの関係を示す図である。
【0060】
図6(a)には、図2(a)に示したような半導体レーザ301a等を有する1次元アレイ光源301を、2次元アレイ状にして半導体レーザ301a等をLEDや面発光レーザアレイ等に代えている。
【0061】
光源500は例えば10個のLED501a〜501jを備えるLED群500a〜500j等を10組有している。光源500の変調方式はここではパルス幅変調としている。
【0062】
図6(b)に示すようにLED群500a〜500jが、それぞれ分割画像a〜jをそれぞれ表示するようになり、分割画像a〜jを合成して合成画像を形成している。
【0063】
隣り合うLED群の垂直走査に対応する方向の間隔d51は、スクリーン上の垂直方向の画素ピッチ(例えば0.44mm)を投影光学系の倍率(10倍)で割った値である3344μmとし、隣り合うLED群の水平走査に対応する方向の間隔は例えば50μmとしている。
【0064】
また、LED群の中のLEDの間隔d52はスクリーン上の垂直方向の画素ピッチ(例えば0.44mm)を投影光学系の倍率(10倍)で割った値の10倍である440μmとしている。
【0065】
本実施形態においては、各LED501a等の光出力を3mW程度としている。さらに水平走査方向の走査周波数を図2(a)に示すものに比べ10分の1とすることで、複数の走査線を垂直方向の画素ピッチの10倍のピッチで垂直走査を行い、あるLED群中の複数のLED(例えばLED501a〜503a)から形成された走査線が重なるようにしている。
【0066】
図6(a)に示す光源500を用いると、光源500の変調周波数、および水平走査素子の走査周波数を図2(a)に示すものと比べ10分の1にできる。そのため、LED501a等での直接変調も容易となり、パルス幅変調方式も可能となる。また、LEDの光出力も小さくてすむ。
【0067】
本実施形態において、LED501a等の数、LED群500a等の数は上記例に限定されず、分割画像の数Nに対して、間隔d51がスクリーン上の垂直方向の画素ピッチを投影光学系の倍率で割った値、あるいはそのaN+b倍(ただしaは1以上の整数、bは1以上N未満の整数)となり、間隔d52がスクリーン上の垂直方向の画素ピッチを投影光学系の倍率で割った値のN倍、もしくはその整数倍になるように設定するとよい。その際、水平走査素子の走査周波数は図2(a)に示すものと比べN分の1にすればよい。
【0068】
[実施形態6]
図7(a)は、本発明の実施形態6の画像表示装置に係る光源の模式的な構成図である。図7(b)は、図7(a)に示す光源とスクリーンとの関係を示す図である。
【0069】
図7(a)には、図2(a)に示したような半導体レーザ301a等を有する1次元アレイ光源301を、2次元アレイ状にして半導体レーザ301a等をLEDや面発光レーザアレイ等に代えている。
【0070】
光源600は例えばn個のLED601a、602a、603a、…等を備えるLED群600a〜600cを有している。光源600の変調方式はここではパルス幅変調を用いている。なお、各LED群600a〜600cには10個程度のLEDを備えている。
【0071】
図7(b)に示すようにLED群600a〜600cが、それぞれ分割画像a〜cをそれぞれ表示するようになる。
【0072】
LED601c、602c等の間隔d62はスクリーン上の垂直方向の画素ピッチ(例えば0.44mm)を投影光学系の倍率(例えば10倍)で割った値の2倍である88μmとしている。
【0073】
LED群600a、600b等の間隔d61はスクリーン上の水平走査方向の全画素幅(例えば284mm)を投影光学系の倍率(例えば10倍)で割った値の3分の1である9.5mmとしている。各LED601a等の光出力は3mW程度としている。
【0074】
図7(a)に示す光源600を用いて、複数の走査線を垂直方向の画素ピッチで垂直走査することで画像が形成できる。光源600の変調周波数、および水平走査素子の走査角は図2(a)に示すものと比べ3分の1にできる。
【0075】
本実施形態において、LED601a等の数、LED群600a〜600cの数は上記例に限定されず、分割画像およびLED群の数Nに対して、LED群600a、600b等の間隔d61がスクリーン上の水平走査方向の画像領域幅が投影光学系の倍率で割った値のN分の1であり、かつLED601c、602c等の間隔d62がスクリーン上の垂直方向の画素ピッチを投影光学系の倍率で割った値、もしくはその整数倍になるように設定するとよい。
【0076】
[実施形態7]
図8は、本発明の実施形態7の画像表示装置の光学系の模式的な構成図である。図8において、701は赤色LED701a〜701cを備えた赤色LEDアレイ、703は緑色LED703a〜703cを備えた緑色LEDアレイ、705は青色LED705a〜705cを備えた青LED色アレイ、707はダイクロイックミラー等で構成された合波光学系、709はコリメートレンズ、711は水平走査素子である。
【0077】
なお、水平走査素子711からの光は図1(a)等と同様に、垂直走査素子、投影光学系を経て、スクリーンに照射される。
【0078】
本実施形態では、3色のLEDアレイ701、703、705を用いてカラー画像を表示できるようにしている。各色の光源はアレイ化されているので個々の光出力は小さくてよく、光出力が数mW以下のLED等であっても十分なスクリーン輝度を得ることができるようになる。
【0079】
簡単に図8に示す光学系の動作について説明する。各LEDアレイ701、703、705のLED701a等から発光された光は、合成光学系707によって混色され、コリメートレンズ709を経て水平走査素子711に照射される。このとき、LED701a、703a、705aからの光が混色されて混色光713aとなる。同様に、混色光713b、713cが作られる。
【0080】
この混色光713a、713b、713cは水平走査素子711によって走査され走査光715a、715b、715cが生じる。走査光715a、715b、715cは、垂直走査素子、投影光学系を経て、スクリーンに照射される。スクリーン上では、混色光713a、713b、713cからの3本の走査線が形成される。これらの走査線がある適当な時間ぞれを伴って一致するように光源701、703、705中のLEDアレイが配置されている。LEDアレイの配置については、上記した実施形態1や実施形態2などと同様である。
【0081】
このような構成とすることで、光出力の小さいLEDを光源として用いた場合でも十分なスクリーン輝度を有するVGA相当のカラー画像を表示できる。
【0082】
以上、種々の実施形態を例に本発明を説明したが、これらの他に、光源は振幅変調方式を採ることもでき、また、上記した変調方式を複合した方式としてもよい。
【0083】
また、発光素子の配置についても、上記したものに限るわけではなく、水平走査および垂直走査によって走査線が重なるような配置であればどのようなものでもよい。
【0084】
また、発光素子は、半導体発光素子に限ったものではなく、ガスレーザや半導体レーザ励起の固体レーザであってもよい。この場合は、音響光学変調器等の外部変調器を用いて変調を行えばよい。
【0085】
表示画像の大きさは、用途に応じて適当な大きさを設定すればよい。例えば、コンピュータ用ディスプレイやパーソナルテレビなどでは10から15インチ程度でよく、多人数での会議用といった場合では50インチ以上の比較的大きい画面とすればよい。その画面サイズや明るさに応じて投影光学系の倍率、光源の光出力およびアレイ数を設定すれば良い。
【0086】
【発明の効果】
以上のように、本発明によると、走査線がスクリーン上で重なるようにしているので、光出力の小さい光源を用いた場合でもスクリーン輝度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の画像表示装置の模式的な構成図及びスクリーンの拡大図である。
【図2】本発明の実施形態2の画像表示装置の模式的な構成図及びスクリーンの拡大図である。
【図3】図2の光源301の変形例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態3の画像表示装置の模式的な構成図である。
【図5】本発明の実施形態4の画像表示装置の模式的な構成図及びスクリーンの拡大図である。
【図6】本発明の実施形態5の画像表示装置に係る光源の模式的な構成図及び光源とスクリーンとの関係を示す図である。
【図7】本発明の実施形態6の画像表示装置に係る光源の模式的な構成図及び光源とスクリーンとの関係を示す図である。
【図8】本発明の実施形態7の画像表示装置の光学系の模式的な構成図である。
【図9】たとえば3つのLEDをそれぞれON/OFF変調するときのパルス波形を示す図である。
【図10】図1の各赤色半導体レーザ201a〜201cをそれぞれパルス幅変調するときのパルス波形を示す図である。
【図11】図9とは異なるたとえば3つのLEDをそれぞれON/OFF変調するときのパルス波形を示す図である。
【図12】従来のレーザ画像表示装置の模式的な構成図である。
【符号の説明】
201、251、301、400、500、600 光源
201a〜201c、251a〜251c、301a〜301c 半導体レーザ
203 コリメートレンズ
205 回転ポリゴンミラー
271 ガルバノミラー
207 垂直走査素子
209 投影レンズ
211 スクリーン
213a〜213c、253a〜253c 走査線
215、255 画像領域
401〜403、500a〜500j、600a〜600c LED群
401a〜401j、402a〜402j、403a〜403j、501a〜501j、502a〜502j、503a〜503j、601a〜601c、602a〜602c、603a〜603c、LED
701 赤色LEDアレイ
701a〜701c 赤色LED
703 緑色LEDアレイ
703a〜703c 緑色LED
705 青色LEDアレイ
705a〜705c 青色LED
707 合波光学系
709 コリメートレンズ
711 水平走査素子
713a〜713c 混色光
715a〜715c
Claims (12)
- 複数の発光素子を有する光源を有し、前記光源からの光を主走査方向及び副走査方向へ走査することによってスクリーン上に所定の画素数を有する画像を表示する画像表示装置であって、
前記各発光素子は、主走査に対応する方向に配列しており、
前記各発光素子から発せられた光による主走査方向の走査線がスクリーン上で重なるように制御し、且つ、
前記各発光素子に、前記主走査方向の走査線の横ずれを考慮した時間差を付加した信号を与えることを特徴とする画像表示装置。 - 複数の発光素子を有する光源を有し、前記光源からの光を主走査方向及び副走査方向へ走査することによってスクリーン上に所定の画素数を有する画像を表示する画像表示装置であって、
前記各発光素子は、相互に主走査に対応する方向及び副走査に対応する方向のいずれにも平行でない方向に配列しており、その副走査に対応する方向の間隔が前記副走査方向の画素ピッチに基づく距離であり、
前記各発光素子から発せられた光による主走査方向の走査線がスクリーン上で重なるように制御し、且つ、
前記各発光素子に、前記主走査方向の走査線の横ずれを考慮した時間差を付加した信号を与えることを特徴とする画像表示装置。 - 前記各発光素子は、多値強度の光出力が可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示装置。
- 前記各発光素子は、パルス幅と振幅との少なくとも一方を変調することによって異なる光量の光を出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像表示装置。
- 前記各発光素子の光出力の比を2の階乗となるように設定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の画像表示装置。
- 前記光源中の複数の発光素子をいくつかの発光素子群に分けており、当該各発光素子群からの光が相互に異なるスクリーン上の画像領域を照射するように走査することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の画像表示装置。
- 前記発光素子群を、主走査方向又は副走査方向の画素ピッチに基づく距離を空けて、副走査に対応する方向又は主走査に対応する方向に配列していることを特徴とする請求項6記載の画像表示装置。
- 前記発光素子群内の発光素子を、前記副走査方向の画素ピッチに基づく距離を空けて副走査に対応する方向に配列していることを特徴とする請求項6又は7記載の画像表示装置。
- 前記光源は、赤色、緑色、青色の光を発する発光素子を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の画像表示装置。
- 前記各発光素子からの光は、同色であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の画像表示装置。
- 前記光源内の複数の発光素子が前記主走査方向又は副走査方向の画素ピッチに基づく距離を空けて所定の配置に配列されるように、主走査方向または副走査方向の走査周波数および走査角度が制御された走査手段が設けられていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の画像表示装置。
- 前記走査手段は、ガルバノミラー又は回転ポリゴンミラーであることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載の画像表示装置。
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