JP2010507594A5

JP2010507594A5 -

Info

Publication number: JP2010507594A5
Application number: JP2009533598A
Authority: JP
Filing date: 2007-10-22
Publication date: 2010-12-09

Claims

ａ）配列番号：６、配列番号：７または配列番号：８記載の重鎖ＣＤＲアミノ酸配列を含む重鎖可変領域；
ｂ）（ｉ）配列番号：９、配列番号：１０または配列番号：１１、あるいは（ｉｉ）配列番号：１２、配列番号：１３または配列番号：１４記載の軽鎖ＣＤＲアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域；
ｃ）ｈＶＥＧＦ _１６５との結合についてのＫ _ＤがｍＶＥＧＦ _１６５との結合についてのＫ _Ｄよりも１０倍以上高いこと；
ｄ）ｈＶＥＧＦ _１６５との結合についてのＫ _Ｄが２．０ｎＭ以下であること；
ｅ）ベバシズマブにより結合されるエピトープと重複するｈＶＥＧＦ _１６５上のエピトープと結合すること；
ｆ）ｈＶＥＧＦ _１６５のＶＥＧＦ−Ｒ１およびＶＥＧＦ−Ｒ２に対する結合を遮断すること；および
ｇ）ＶＥＧＦ受容体のｈＶＥＧＦ _１６５誘導性リン酸化を阻害すること
からなる群より選択される１または複数の特徴を含む、単離された抗体またはその抗原結合断片。
ａ）配列番号：２からなる重鎖可変領域；
ｂ）配列番号：４からなる重鎖可変領域；
ｃ）配列番号：３からなる軽鎖可変領域；および
ｄ）配列番号：５からなる軽鎖可変領域；
のうちの１または複数の領域を含む、請求項１記載の抗体またはその抗原結合断片。
ＩｇＧ２定常領域をさらに含む、請求項１記載の、抗体またはその抗原結合断片。
脈管形成の阻害用医薬の製造のための請求項１記載の抗体またはその抗原結合断片の使用。
異常な脈管形成に付随する疾患の治療用医薬を製造するための請求項１記載の抗体またはその抗原結合断片の使用。
ＶＥＧＦシグナル伝達に付随する炎症性疾患の治療用医薬を製造するための請求項１記載の抗体またはその抗原結合断片の使用であって、該炎症性疾患がリウマチ性関節炎、乾癬、強皮症、慢性閉塞性肺疾患、および喘息からなる群より選択されてもよい、使用。
湿潤型急性黄斑変性または糖尿病性網膜症の治療用医薬を製造するための請求項１記載の抗体またはその抗原結合断片の使用。
ＶＥＧＦシグナル伝達の増加に付随する癌の治療用医薬を製造するための請求項１記載の抗体またはその抗原結合断片の使用。
抗体またはその抗原結合断片が、コンジュゲートをさらに含み、ここで該コンジュゲートがトキシン、サイトカインおよび化学療法剤からなる群より選択されてもよい、請求項８記載の使用。
請求項１記載の抗体またはその抗原結合断片を含む、キット。
配列番号：２、３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、１２、１３または１４のいずれかに記載のアミノ酸配列をコードする、単離されたポリヌクレオチド。
請求項１１記載のポリヌクレオチドを含む、単離されたベクター。
請求項１２記載のベクターを含む、単離された宿主細胞。
完全な抗体である請求項１記載の、抗体またはその抗原結合断片。
モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、組み換え抗体、ヒト化抗体およびキメラ抗体からなる群より選択される、請求項１４記載の抗体。
二重特異性抗体であるところの、請求項１４記載の抗体。
完全ヒト抗体であるところの、請求項１４記載の抗体。
配列番号：３記載のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域；および配列番号：２記載のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域を有する、単離されたヒト抗体。
配列番号：５記載のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域；および配列番号：４記載のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域を有する、単離されたヒト抗体。
請求項１８または１９記載の抗体および医薬上許容される担体を含む、医薬組成物。
請求項１記載の抗体またはその抗原結合断片、および医薬上許容される担体を含む、医薬組成物。
少なくとも１つの、ＸＰＡ．１０．０６４またはＸＰＡ．１０．０７２の重鎖相補性決定領域、および少なくとも１つの、ＸＰＡ１０．０６４またはＸＰＡ１０．０７２の軽鎖相補性決定領域を含む、単離された抗体またはその抗原結合断片。
重鎖相補性決定領域が、ＸＰＡ．１０．０６４またはＸＰＡ１０．０７２の、ＨＣＤＲ１、ＨＣＤＲ１、ＨＣＤＲ３およびそれらの組み合わせからなる群より選択されるところの、請求項２２記載の単離された抗体またはその抗原結合断片。
軽鎖相補性決定領域が、ＸＰＡ．１０．０６４またはＸＰＡ１０．０７２の、ＬＣＤＲ１、ＬＣＤＲ１、ＬＣＤＲ３およびそれらの組み合わせからなる群より選択されるところの、請求項２２記載の単離された抗体またはその抗原結合断片。