JP2010504603A - Nandゲートを備えたnbti耐性を有するメモリセル - Google Patents

Nandゲートを備えたnbti耐性を有するメモリセル Download PDF

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Abstract

NBTI耐性を有するメモリセルが、リング状の複数のNANDゲートで構成される。複数のNANDゲートは、それらNANDゲートのうちの1つがその出力に“0”を有し、残りのNANDゲートがそれらの出力に“1”を有するように構成される。このメモリセル内のPMOSトランジスタは、インバータベースのメモリセルにおいてより少ない劣化を被る。トランジスタの劣化を防止するための保護周波数帯が低減され、メモリセルの動作周波数が高められ得る。

Description

この開示はメモリセルに関し、より具体的にはメモリセル内でのトランジスタ故障の回避に関する。
回路技術が進展するにつれ、トランジスタは長さ、幅又は厚さにおいて小さくなっている。トランジスタの縮小は、回路の動作に悪影響を及ぼす1つ又は複数の効果を生じさせ得る。負バイアス温度不安定性(negative bias temperature instability;NBTI)として知られる現象はトランジスタ故障の一要因である。NBTIは、p型金属酸化物半導体(PMOS)トランジスタにおいて、ゲートの電圧が負(論理入力“0”)にあるときに発生する。NBTIはトランジスタの劣化を引き起こし、その使用可能な寿命を短縮する。
トランジスタに基づく他の回路と同様に、メモリセルはNBTI現象によって悪影響を受ける。変形例が存在するが、典型的なメモリセルは、第1のインバータの出力が第2のインバータの入力に結合され且つ第2のインバータの出力が第1のインバータの入力に結合されるように構成された2つのインバータから成る。このような構成では、これらインバータの一方は常にその入力に負電圧(論理入力“0”)を有し、NBTI劣化をもたらす。最良の場合の劣化は、各インバータの値が50%の時間だけ“0”であるときに得られる。これは、双方のPMOSトランジスタが同一の速さで劣化することを意味する。メモリセルの上記構成のため、50%未満の劣化速度を達成することは実現不可能である。
故に、メモリセルに関するNBTI関連問題を解決することが依然として望まれている。
NBTI耐性を有するメモリセルを提供する。
一態様に従ってメモリセルが提供される。当該メモリセルは複数のNANDゲートを有する。各NANDゲートは、第1のp型トランジスタ及び第2のp型トランジスタ、第1のn型トランジスタ及び第2のn型トランジスタ、第1の入力、第2の入力、及び出力を有する。前記複数のNANDゲートのうちの第1のNANDゲートの出力は、前記複数のNANDゲートのうちの他のNANDゲートの入力のうちの1つに結合される。
以上の態様及びこの開示に伴う利点の多くは、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって、より十分に理解され、より容易に認識される。図面においては、特に断らない限り、様々な図の全体を通して、同様の部分には同様の参照符号を付する。
従来技術に従ったSRAMメモリセルを示す図である。 従来技術に従ったSRAMメモリセルを示す図である。 従来技術に従ったSRAMメモリセルを示す図である。 一部の実施形態に従った、3つの2入力NANDゲートを含むNANDベースのメモリセルを示す図である。 従来技術に従った2入力NANDゲート及び等価トランジスタ回路を示す図である。 一部の実施形態に従った、4つの3入力NANDゲートを含むNANDベースのメモリセルを示す図である。 従来技術に従った3入力NANDゲート及び等価トランジスタ回路を示す図である。 一部の実施形態に従った、図2のNANDベースのメモリセルのうちの2つを含むメモリセルを示す図である。 一部の実施形態に従った、異なる種類のメモリセル間で遅延を比較するグラフである。 一部の実施形態に従った、異なる種類のメモリセル間で電力を比較するグラフである。 一部の実施形態に従った、異なる種類のメモリセル間で面積を比較するグラフである。 一部の実施形態に従った、完全に複製された図1Cのメモリセルを含むメモリセルを示す図である。 一部の実施形態に従った、完全には複製されていない図1Cのメモリセルを含むメモリセルを示す図である。 一部の実施形態に従った、図4のメモリセルを用いるプロセッサベースのシステムを示すブロック図である。
ここで説明する実施形態によって、従来技術に係るメモリセルに共通した背中合わせのインバータ配置をリング状の複数のNANDゲートで置き換えたNBTI耐性を有する(NBTI-resilient)メモリセルを開示する。この新規のメモリセルにおいては、複数のNANDゲートが、該複数のNANDゲートのうちの1つがその出力に“0”を有し、残りのNANDゲートがそれらの出力に“1”を有するように配置される。この新規のメモリセルを用いると、劣化速度が低減される。この恩恵により、新規のメモリセルではトランジスタの劣化を不具にするための保護周波数帯(guard-banding)が排除あるいは減少され、メモリセルの動作周波数が高められ得る。
以下の詳細な説明においては、ここで説明する主題を実施し得る具体的な実施形態を例示する添付の図面を参照する。しかしながら、理解されるように、この開示を読んだ当業者にはその他の実施形態も明らかになる。故に、以下の詳細な説明は限定的な意味で解釈されるべきではなく、この開示の範囲は請求項によって定められる。
図1A、1B及び1Cは、従来技術に従ったスタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)セルを示している。SRAMセル10A(図1A)は2ポートメモリセルであり、2つの背中合わせのインバータ12A及び12Bと、アクセストランジスタ14A及び14B(第1のポートアクセス)と、アクセストランジスタ16A及び16B(第2のポートアクセス)とを含んでいる。第1のポートアクセスでは、相補的なビット線BL及びBL#がそれぞれアクセストランジスタ14A及び14Bに接続され、ワード線WLがアクセストランジスタ14A及び14Bのゲートに接続されている。第2のポートアクセスでは、相補的なビット線BL及びBL#がそれぞれアクセストランジスタ16A及び16Bに接続され、ワード線WLがアクセストランジスタ16A及び16Bのゲートに接続されている。ビット線BL(BL)及びBL#(BL#)は、一方のビット線が“1”又は“0”の値を伝送し、他方のビット線がその相補形である“0”又は“1”の値を伝送するので、相補型ビット線として知られている。
SRAMメモリセル10B(図1B)においては、インバータ12A及び12Bはトランジスタ18A、18B、22A及び22Bで置き換えられている。(SRAMメモリセル10A及びSRAMメモリセル10Bは等価な回路であり、ここではこの回路をSRAMメモリセル10又はメモリセル10と呼ぶ。)メモリセル10内のトランジスタは金属酸化物半導体電界効果トランジスタすなわちMOSFETである。トランジスタ14A、14B、16A、16B、22A及び22Bは、NMOSトランジスタとしても知られるn型MOSFETであり、トランジスタ18A及び18Bは、PMOSトランジスタとしても知られるp型MOSFETである。メモリセル10は2つのポート及び2組のアクセストランジスタを有するので、2ポートセルとして知られている。
図1Cには、従来技術に従った単一ポートメモリセルが示されている。メモリセル20は、単一のワード線WLと、一対の相補型ビット線BL及びBL#と、一対のNMOSトランジスタであるアクセストランジスタ24A及び24Bとを含んでいる。トランジスタ26A及び26BはPMOSトランジスタであり、トランジスタ28A及び28BはNMOSトランジスタである。メモリセル20は故に、6個のMOSFET、すなわち、2つのPMOSトランジスタ及び4つのNMOSトランジスタで構成されている。
アクセストランジスタ24A及び24Bは、ワード線WLの活性化によってターンオンされ、ビット線BL/BL#とメモリセル20の残りの部分との間のアクセスを可能にする。アクセストランジスタ24A及び24Bは、イネーブルにされると、ビット線BL及びBL#を図1CにおいてV及びVで示された相補的なセル値に結合する。メモリセル20の値Vはセルの一方側(トランジスタ26A及び28Aのドレイン端子)に格納され、このメモリセル値の相補値Vはセルの他方側(トランジスタ26B及び28Bのドレイン端子)に格納される。メモリセル20が値“0”(V=0)を格納するとき、PMOSトランジスタ26Bのゲートの電圧は負(論理入力“0”)である。相補電圧Vは値“1”であり、PMOSトランジスタ26Aのゲートの電圧を正にする。メモリセル20が値“1”(V=1)を格納するとき、PMOSトランジスタ26Bのゲートの電圧は正(論理入力“1”)である。相補電圧Vは値“0”であり、PMOSトランジスタ26Aのゲートの電圧を負(論理入力“0”)にする。故に、メモリセル内のPMOS及びNMOSトランジスタの背中合わせの構成によれば、PMOSトランジスタの一方は所与の時間に値“0”すなわち負電圧を有することになる。
上述のように、PMOSトランジスタはそのゲート電圧が負のとき、負バイアス温度不安定性(NBTI)として知られる現象によって劣化する。例えば上述のメモリセル10及び20等のメモリセルは、PMOS及びNMOSトランジスタからなる固有の構成のために2つのPMOSトランジスタのうちの一方が所与の時点で負電圧を有するので、この現象を回避することができない。
メモリセル10及び20の寿命は、一方のPMOSトランジスタ(18A又は26A)が劣化する時間と第2のPMOSトランジスタ(18B又は26B)が劣化する時間とが均衡するようにして最適化され得る。この均衡化は、メモリセル内の各PMOSトランジスタが50%の時間だけ劣化することを確保するものである。
メモリセルがより多くのPMOSトランジスタを含む場合、各PMOSトランジスタ間での同様の均衡化は、理論的に、NBTIの影響を低減する。例えば、図2は一部の実施形態に従ったNANDベースのメモリセル50である。単一ポートのメモリセルであるNANDベースのメモリセル50は、3つの2入力NANDゲート30A、30B及び30C(集合的にNANDゲート群30)を含んでいる。NANDゲート群30は、1つのNANDゲートの出力が他の2つのNANDゲートに入力として供給されるように構成されている。この構成により、1つのNANDゲートが値“0”をその出力に供給するとき、残りの2つのNANDゲートは値“1”を供給する。例えば、NANDゲート30Aが値“0”をその出力に供給するとき、NANDゲート30B及び30Cは値“1”をそれらの出力に供給する。
3つのアクセストランジスタ32A、32B及び32C(集合的にアクセストランジスタ群32)が、それぞれ、NANDゲート30A、30B及び30Cの出力に接続されており、ワード線WLが各NANDゲートの出力をそれぞれのビット線BL、BL又はBLへとゲーティングする。図2の構成において、メモリセル50は相補型ビット線を含んでいない。
メモリセル50は単一ポートメモリセルである。ビット線(ポート当たり3本)、アクセストランジスタ(ポート当たり3個)、及びワード線(ポート当たり1本)を追加することにより、更なるポートがサポートされてもよい(2ポートメモリセルの一例として図1A及び1Bを参照)。
インバータ12A及び12Bと同様に、NANDゲート30Aは等価トランジスタ回路を用いて記述され得る。図3には、第1の入力(入力1)、第2の入力(入力2)及び出力を有する2入力NANDゲート30が示されている。等価回路34は、図示のように構成された2つのPMOSトランジスタ36A及び36Bと2つのNMOSトランジスタ38A及び38Bとを含んでいる。第1の入力(入力1)は、NMOSトランジスタ38AのゲートとPMOSトランジスタ36Bのゲートとに接続されている。第2の入力(入力2)は、NMOSトランジスタ38BのゲートとPMOSトランジスタ36Aのゲートとに接続されている。出力は、PMOSトランジスタ36A及び36BのドレインとNMOSトランジスタ38Aのドレインとに接続されている。2入力NANDゲートは、故に、2つのPMOSトランジスタ及び2つのNMOSトランジスタを含んでいる。
回路34が示すように、第2の入力(入力2)が論理“0”であるとき、PMOSトランジスタ36Aは負である。第1の入力(入力1)が論理“0”であるとき、PMOSトランジスタ36Bは負である。故に、NANDゲート30への入力の何れか又は双方が“0”であるとき、NANDゲートの幾らかのNBTI劣化が発生し得る。
図2に戻って、メモリセル50のNANDゲート群30の構成は、1つのNANDゲートが“0”を出力するときに他の2つのゲートが“1”を供給することを確実にしている。各NANDゲート30の出力は他のNANDゲート各々の入力に結合されているので、6個の入力のうちの2つ、すなわち、1/3は“0”を有することになり、それに含まれるPMOSトランジスタは平均して、従来のメモリセル10又は20においてのように半分の時間ではなく、33%の時間だけ劣化する。
メモリセル50はメモリセル10又は20より大きいが、メモリセル50は、より多くのPMOSトランジスタを有するのでNTBI耐性がより大きい。新規のメモリセル50は、3個のNMOSアクセストランジスタ32に加えて、6個のPMOSトランジスタ及び6個のNMOSトランジスタを含んでいる(各NANDゲート30から各々2個)。各々が2個のPMOSトランジスタを有するメモリセル10(図1A及び1B)及び20(図1C)とは異なり、新規のメモリセル50は6個のPMOSトランジスタを有する。
図2のNANDゲート群30の出力の各々は、1つのNANDゲートが値“0”をその出力に供給するときに他の2つのNANDゲートが値“1”を供給するように、他のNANDゲートの入力に接続されている。このことは、メモリセル50内のPMOSトランジスタの33%が同時に劣化することを意味する。表1は、NANDゲート30Aが値“1”を双方の入力に有するときの入力及び出力を列挙している。
Figure 2010504603
図4は、一部の実施形態に従った第2のNANDベースのメモリセル60を示している。NANDベースのメモリセル60は単一ポートのメモリセルであり、4つの3入力NANDゲート40A、40B、40C及び40D(集合的にNANDゲート群40)を含んでいる。図2においてのように、メモリセル60のNANDゲート群40は、1つのNANDゲートの出力が、この場合には3つのNANDゲートである残りのNANDゲートに入力として供給されるように構成されている。例えば、NANDゲート40Bが値“0”を出力するとき、NANDゲート40A、40C及び40Dは値“1”を出力する。
4つのアクセストランジスタ42A、42B、42C及び42D(集合的にアクセストランジスタ群42)が、それぞれ、NANDゲート40A、40B、40C及び40Dの出力に接続されており、ワード線WLが各NANDゲートの出力をそれぞれのビット線BL、BL、BL又はBLへとゲーティングする。図4の構成において、メモリセル60は相補型ビット線を含んでいない。
メモリセル60は単一ポートメモリセルである。ビット線(ポート当たり4本)、アクセストランジスタ(ポート当たり4個)、及びワード線(ポート当たり1本)を追加することにより、更なるポートがサポートされてもよい。
図5には、第1の入力(入力1)、第2の入力(入力2)、第3の入力(入力3)及び出力を有する3入力NANDゲート40が示されている。等価回路44は、図示のように構成された3つのPMOSトランジスタ46A、46B及び46Cと3つのNMOSトランジスタ48A、48B及び48Cとを含んでいる。第1の入力(入力1)は、NMOSトランジスタ48AのゲートとPMOSトランジスタ46Cのゲートとに接続されている。第2の入力(入力2)は、NMOSトランジスタ48BのゲートとPMOSトランジスタ46Bのゲートとに接続されている。第3の入力(入力3)は、NMOSトランジスタ48CのゲートとPMOSトランジスタ46Aのゲートとに接続されている。出力は、PMOSトランジスタ46A、46B及び46CのドレインとNMOSトランジスタ48Aのドレインとに接続されている。3入力NANDゲートは、故に、3つのPMOSトランジスタ及び3つのNMOSトランジスタを含んでいる。
回路44が示すように、第3の入力(入力3)が論理“0”であるとき、PMOSトランジスタ46Aは負である。第2の入力(入力2)が論理“0”であるとき、PMOSトランジスタ46Bは負である。第1の入力(入力1)が論理“0”であるとき、PMOSトランジスタ46Cは負である。故に、NANDゲート40への入力の何れかが“0”であるとき、NANDゲートの幾らかのNBTI劣化が発生し得る。
図4に戻って、メモリセル60のNANDゲート群40の構成は、1つのNANDゲートが“0”を出力するときに他の3つのゲートが“1”を供給することを確実にしている。各NANDゲート40の出力は他のNANDゲート各々の入力に結合されているので、12個の入力のうちの3つ、すなわち、1/4が“0”を有することになり、それに含まれるPMOSトランジスタは平均して、従来のメモリセル10又は20においてのように半分の時間や、NANDベースのメモリセル50(図2)においてのように33%の時間ではなく、25%の時間だけ劣化する。
図4のNANDゲート群40の出力の各々は、1つのNANDゲートが値“0”をその出力に供給するときに他の3つのNANDゲートが値“1”を供給するように、他のNANDゲートの入力に接続されている。このことは、メモリセル60内のPMOSトランジスタの25%が同時に劣化することを意味する。表2は、NANDゲート40Aが値“1”を3つの入力全てに有するときの入力及び出力を列挙している。
Figure 2010504603
3つの2入力NANDベースのメモリセル50及び4つの3入力NANDベースのメモリセル60は同様に、要求に応じて一層大きい構成に拡張され得る。1つのNANDゲートの追加ごとに、セル内に更なるPMOSトランジスタが存在することになるので、PMOSトランジスタの数が増加され、付随するNBTI劣化が低減され得る。
メモリセル50及び60はメモリセル20より大きい。アクセストランジスタを除くと、単一ポートメモリセル20(図1C)は4個のトランジスタ(2個のNMOS、2個のPMOS)を有し;メモリセル50(図2)は12個のトランジスタ(6個のNMOS、6個のPMOS)を有し;メモリセル60(図4)は24個のトランジスタ(12個のNMOS、12個のPMOS)を有する。NANDゲートの数が増加するにつれ、トランジスタの数も同様に増加する。例えば、図2及び4に示したのと同様に構成された5個の4入力NANDゲートを有するメモリセルは、40個のトランジスタ(20個のNMOS、20個のPMOS)を有することになる。
従来のメモリセル20より多くのトランジスタを用いているにも拘わらず、メモリセル50又は60を用いる利点がなおも存在し得る。例えばレジスタファイル等の多数のポートを有する用途では、トランジスタに関するオーバーヘッドはあまり目立たなくなる。表3は、従来のメモリセルと4つのNANDのメモリセル60との間でトランジスタオーバーヘッドを比較したものである。
Figure 2010504603
メモリセル20は、4個のトランジスタに加えて、1ビットのポート当たり2個の更なるトランジスタを有する(4+2×ポート数)。(例えば、図1Bの2ポートメモリセル10は8個のトランジスタを有する。)メモリセル60は、24個のトランジスタに加えて、2ビットのポート当たり4個の更なるトランジスタを有する(ビット当たり、12+2×ポート数)。表3が示すように、ポート数が増加するほど、メモリセル20に対するメモリセル60の相対的なオーバーヘッドは低減される(表3内の数は、ビット線及びワード線によるオーバーヘッドを考慮していない)。
また、図2及び4に示した特定の手法で構成されることに加えて、メモリセル50及び60は、一部の実施形態において、各PMOSトランジスタの劣化を均衡させるために符号化する値を周期的に変更するように動作される。各NANDゲートにおける全ての“1”としての入力(又は“0”の出力)の位置に応じて、異なる状態が存在する。“1”がNANDゲート30Aの第1及び第2の入力にあるとき、メモリセル50は第1の状態にあり;“1”がNANDゲート30Bの第1及び第2の入力にあるとき、メモリセル50は第2の状態にあり;“1”がNANDゲート30Cの第1及び第2の入力にあるとき、メモリセル50は第3の状態にある。同様に、4つのNANDのメモリセル60の場合には、4つの取り得る状態が存在する。
4NANDメモリセル60は、故に、4つの異なる状態を用いて2ビットを格納することが可能である。一部の実施形態において、4つの異なる状態の符号化及び復号化を行うロジックは、2レベルのゲート、NOTゲートすなわちインバータに加えて、2入力NANDゲート又は2入力NORゲートを含む。2ビットX及びXを4つの状態Y、Y、Y及びYに割り当てる関数は、他のマッピング関数も実現可能であるが、以下:
Figure 2010504603
のようにし得る。
3NANDメモリセル50は3つの状態を有するため、単一ビットの符号化を可能にする。一部の実施形態において、3ビットのメモリユニットを形成するために、2つの3NANDメモリセル50が一緒に用いられる。各メモリセルは3つの取り得る状態を記憶するので、2つの3NANDメモリセルを併用することは9個の取り得る状態を実現する。故に、9状態を有する2つの3NANDメモリセル50を用いることにより、3ビットが符号化され得る。
図6は、一部の実施形態に従った、2つの3NANDメモリセル50(図2)を含むメモリセル70を示している。3NANDメモリセル50の各々は3つの取り得る状態を記憶するので、2つの3NANDメモリセルは結合して、メモリセル70に9個の取り得る状態を記憶する。9個の取り得る状態により、メモリセル70に3ビットが符号化され得る。メモリセル70は、故に、3ビットメモリセルと見なされ得る。
4NANDメモリセル60では、4状態が存在するので、メモリセルを他のメモリセルと結合することなく2ビットが符号化され得る。故に、4NANDメモリセル60(図5)は、新たなメモリセルを形成するためのメモリセルの結合がないので、2つの3NANDメモリセル70(図6)より複雑度が低い。
表4は、従来技術に係るメモリセルに対する新規のメモリセルの特徴をまとめたものである。“セル当たりのトランジスタ”の欄内のトランジスタ数は、ポートアクセスに用いられるアクセストランジスタを含んでいない。
Figure 2010504603
表4が示すように、メモリセル当たりのトランジスタ数は3NAND構成及び4NAND構成とするにつれて増加するが、ビット当たりのビット線及びトランジスタの数は、図1Cの2つの“NOT”すなわち2つのインバータの構成の従来メモリセルと一致したままである。
メモリセル70(図6)は、3NANDメモリセル50ごとに3本である、6本のビット線BL−BLを含んでいる。従来のメモリセル20(図1C)は2本のビット線を用いて単一ビットを符号化する。故に、3ビットを符号化するメモリセル70がビット当たり使用するビット線は、メモリセル20の場合を超えない。メモリセル60(図4)は4本のビット線BL−BLを含んでいる。メモリセル60は2ビットを格納するので、ビットごとに2本のビット線が存在する。
一部の実施形態において、メモリセルの状態は、何れのPMOSトランジスタにおける劣化もメモリセル内の他のPMOSトランジスタの劣化と均衡化されるように、周期的に反転される。このような劣化の均衡化はメモリセルの寿命を延ばし得るものである。2つの状態を有すること(メモリセル20においてのように)に代えて、状態の反転は、3NANDメモリセル50においては3つの状態(3ビットメモリセル70においては9個の状態)上で実行され、4NANDメモリセル60においては4つの状態上で実行され、そして一層大きい構成でも同様に実行される。状態が変更されるとき、各メモリセル内のPMOSトランジスタの活動を均衡化させるようにマッピングが交代される。例えば、4NANDメモリセル60は値“00”を、第1の状態における“0111”、第2の状態における“1011”、第3の状態における“1101”、及び第4の状態における“1110”としてマッピングしてもよい。
メモリセルは、そのメモリセルに対する信号の伝送を容易にする回路に接続される。読み出し動作においては、例えば、コラムエンコーダが関連ビット線対からデータを受信し、そのデータをセンス増幅器へと送る。センス増幅器は信号を増幅し、外部回路により受信されるよう、その信号を入力/出力(I/O)バッファへと送る。書き込み動作においては、書き込みドライバがI/Oバッファからデータを取り出し、そのデータを関連ビット線対へと送る。
典型的に、データは相補型ビット線上で伝送されるため、読み出し動作において使用されるセンス増幅器は差動センス増幅器である。メモリセル60(4NAND)及び70(2つの3NAND)においては、相補型ビット線は使用されない。故に、一部の実施形態において、シングルエンド型のセンス増幅器が用いられる。シングルエンド型のセンス増幅器を用いる場合、従来のメモリセル(例えば、メモリセル20)はセル当たり1本のビット線を機能させる。NANDメモリセルは、少なくともセル当たりのNAND数から1を引いた数のビット線及びセンス増幅器を含み得る。1つのビット線及びそれに付随するセンス増幅器は排除され得る。何故なら、NANDゲートの構成によれば、全てのビット線が“1”の場合、残りのビット線は自動的に“0”となり;同様に、ビット線の1つが“0”の場合、残りのビット線は自動的に“1”となるからである。故に、ビット線の1つは他のビット線の値から推測され得る。
3NANDメモリセル70及び4NANDメモリセル60を、遅延、面積及び電力のオーバーヘッドに関して分析した。図7A、7B及び7Cは、メモリセル70、メモリセル60、及び一部の実施形態に従った後述のその他2つのメモリセルに関して行った経験的試験の結果を示している。各グラフ中の測定値は、“基本(base)”メモリセルとする従来のメモリセル20に対して取った相対値である。得られたグラフ92、94及び96は、それぞれ、異なるポート数を有するセル各々に関する遅延、電力及び面積を示している。メモリセル70は、メモリセル60の符号化/復号化機構に付随する一層高い遅延のため、メモリセル60より低速である。一方で、メモリセル70は、ビット当たりメモリセル60より少ないトランジスタを有するので、メモリセル60より小型である。
一部の実施形態に従ったメモリセル80を図8に示す。グラフ内に“base×2”と表記されるように、メモリセル80は、ビット線及びワード線を含めてメモリセル20(図1C)全体を複製したものである。従来のメモリセルを用いて実現されるメモリセル80は、典型的な従来技術に係るメモリセルの寿命を2倍に延ばすように、グラフに含められている。(これは、寿命は遅延及び電力に関して自由に延長され得ると仮定している。)グラフ92、94及び96において、メモリセル“base×2”は白抜きの正方形(□)を用いてプロットされている。
3NANDメモリセル70はグラフ内に“NAND3”として表記され、黒丸(●)を用いてプロットされている。4NANDメモリセル60はグラフ内に“NAND4”として表記され、白抜きの三角形(△)を用いてプロットされている。“base×2smart”と表記された第4のメモリセルは、“×”を用いてプロットされている。“base×2smart”メモリセルの一例を図9に示す。メモリセル80(図8)と異なり、メモリセル90は、ポートを除いてメモリセル20(図1C)の回路の大部分を複製したものである。メモリセル90はまた、使用セルを周期的に変更するためにゲート制御Vdd技術を採用している。メモリセル90は、双方のセル(基本の場合の2倍且つNANDセルの場合の2倍)と、ゲート制御Vddを実現して一方又は他方のセルをターンオン/オフするために使用される配線及びトランジスタとを制御するために、ポート当たり4個、セル当たり8個のトランジスタ(基本の場合の2倍)を用いる。
グラフ92、94及び96は、256個のレジスタを有するレジスタファイルに関する測定結果をプロットしており、各測定結果は、異なるポート数を有するメモリセルに関して取られている。3NANDメモリセル70(図6)又は4NANDメモリセル60(図4)を用いるとき、グラフが示すように、遅延(グラフ92)及び面積(グラフ96)に関して幾らかのオーバーヘッドが存在するが、そのオーバーヘッドはポートが多数である場合にはさほど顕著でない。グラフ92において、メモリセル60(NAND4)の結果はメモリセル90(base×2smart)の結果に近いものである。ポート数が増加したとき、メモリセル60は基本(base)の場合(例えば、メモリセル20)の遅延から5%も離れていない。
電力(図7B)に関しては、グラフ94が示すように、ポート数が増加するにつれ、NANDベースのメモリセル、特に4NANDメモリセル、と基本(base)の場合との間の差は最小となる。面積(図7C)に関しては、グラフ96が示すように、ポート数が増加すると、NANDベースのメモリセルはメモリセル80(base×2)及びメモリセル90(base×2smart)より良好に機能する。システムが多数のポートを使用する場合、NANDベースのメモリセルは、従来技術に係るメモリセルと比較して良好に機能する。
グラフ92が示すように、メモリセル70(NAND3)の遅延に関するオーバーヘッドは高いが、メモリセル60(NAND4)では低い。例えば、9ポートの場合、レジスタファイル(256レジスタ)の遅延は5%だけ増大する。レジスタファイルのアクセス時間の増大は、通常、全体的なプロセッサ性能には影響を及ぼさない。一部の実施形態において、付加的な保護周波数帯の縮小により、5%を遙かに超える動作周波数の増大による追加の性能利益が提供される。
電力のグラフ94において、オーバーヘッドは、メモリセル60(4NAND)を用いると如何なるポート数においても0.5%未満であり、また殆どの場合において1%未満であり、無視できる。面積のグラフ96において、NANDベースのメモリセルは、単一ポート構造を除いて、より良好に機能する。例えば、9ポートのメモリセル60(4NAND)を有するレジスタは面積を16%増大させるが、この値は、レジスタファイル全体を複製したもの(base×2)やメモリセルを複製したもの(base×2smart)より遙かに小さい。
従来のメモリセル(例えば、図1Cのメモリセル20)を用いる場合、PMOSトランジスタのゲートに負電圧が印加される時間の量を100%の時間から50%の時間に短縮することにより、メモリセルの寿命が4倍に増大され得ることが示されている。故に、一部の実施形態において、3NAND構成及び4NAND構成は、少なくともこれらの結果を達成し、PMOSトランジスタのゲート電圧が負でないときのNBTIの自己回復効果によって、一層良好(それぞれ、33%及び25%)に機能するはずである。グラフが示すように、レジスタファイル全体を複製したもの(base×2)又は単にメモリセルを複製したもの(base×2smart)は、寿命を2倍に延ばすのに、NANDベースのメモリセルを用いる場合より高い面積オーバーヘッドを伴う。
レジスタセルに加えて、メモリセル50及び60は、例えば待ち行列及びキャッシュ等、メモリのような如何なる構造にも使用され得る。メモリセル50及び60の構造は、例えばレジスタファイル、バッファ及び待ち行列など、高度にポート化された構造に適するが、メモリセル50及び60は、多くのプロセッサのコア及び非コア内に存在するメモリ構造にも使用され得る。
図10に、一部の実施形態に従ったプロセッサベースのシステム100を示す。プロセッサベースのシステム100は、メモリ106を備えたコア104を含むプロセッサ102を含んでいる。メモリ106は、上述の4NANDメモリ構成のメモリセル60を含んでいる。また、外部メモリ110がプロセッサ102に結合されている。外部メモリもメモリセル60を含んでいる。プロセッサ102は更に、無線アンテナ112を含むチップセット108に結合されている。
以上、限られた数の実施形態に関して説明を行ったが、それからの数多くの変更例及び変形例が当業者に認識されるであろう。添付の請求項は、この開示に係る主題の真の精神及び範囲に入る限りにおいて、そのような全ての変更例及び変形例に及ぶものである。

Claims (20)

  1. 複数のNANDゲートであり、各々が:
    第1のp型トランジスタ及び第2のp型トランジスタ;
    第1のn型トランジスタ及び第2のn型トランジスタ;
    第1の入力;
    第2の入力;及び
    出力;
    を有する複数のNANDゲート
    を有するメモリセルであり、
    前記複数のNANDゲートのうちの第1のNANDゲートの前記出力が、前記複数のNANDゲートのうちの他のNANDゲートの前記入力のうちの1つに結合されている、メモリセル。
  2. 前記他のNANDゲートの各々に1つの、複数のアクセストランジスタ;及び
    前記他のNANDゲートの各々に1つの、複数のビット線;
    を更に有し、
    前記複数のアクセストランジスタは、前記他のNANDゲートの各々の前記出力を、前記複数のビット線のうちの1つに結合する、
    請求項1に記載のメモリセル。
  3. 前記複数のアクセストランジスタの各々のゲートに結合されたワード線、
    を更に有する請求項2に記載のメモリセル。
  4. 前記複数のNANDゲートの各々は更に:
    第3のp型トランジスタ;
    第3のn型トランジスタ;及び
    第3の入力;
    を有する、請求項3に記載のメモリセル。
  5. 第2の複数のNANDゲートであり、各々が:
    第1のp型トランジスタ及び第2のp型トランジスタ;
    第1のn型トランジスタ及び第2のn型トランジスタ;
    第1の入力;
    第2の入力;及び
    出力;
    を有する第2の複数のNANDゲート
    を更に有し、
    前記第2の複数のNANDゲートのうちの第2のNANDゲートの前記出力が、前記第2の複数のNANDゲートのうちの残りのNANDゲートの前記入力のうちの1つに結合されている、
    請求項3に記載のメモリセル。
  6. 前記残りのNANDゲートの各々に1つの、第2の複数のアクセストランジスタ;及び
    前記残りのNANDゲートの各々に1つの、第2の複数のビット線;
    を更に有し、
    前記第2の複数のアクセストランジスタは、前記残りのNANDゲートの各々の前記出力を、前記第2の複数のビット線のうちの1つに結合する、
    請求項5に記載のメモリセル。
  7. 第2のワード線;
    前記他のNANDゲートの各々に1つの、第2の複数のアクセストランジスタ;及び
    前記他のNANDゲートの各々に1つの、第2の複数のビット線;
    を更に有し、
    前記第2の複数のアクセストランジスタは、前記他のNANDゲートの各々の前記出力を、前記第2の複数のビット線のうちの1つに結合する、
    請求項3に記載のメモリセル。
  8. 第2のワード線;
    前記他のNANDゲートの各々に1つの、第2の複数のアクセストランジスタ;及び
    前記他のNANDゲートの各々に1つの、第2の複数のビット線;
    を更に有し、
    前記第2の複数のアクセストランジスタは、前記他のNANDゲートの各々の前記出力を、前記第2の複数のビット線のうちの1つに結合する、
    請求項4に記載のメモリセル。
  9. 第2のワード線;
    前記他のNANDゲートの各々に1つの、第2の複数のアクセストランジスタ;及び
    前記他のNANDゲートの各々に1つの、第2の複数のビット線;
    を更に有し、
    前記第2の複数のアクセストランジスタは、前記他のNANDゲートの各々の前記出力を、前記第2の複数のビット線のうちの1つに結合する、
    請求項6に記載のメモリセル。
  10. 1つのNANDゲートの出力が他のNANDゲートの入力に結合されるように構成された複数のNANDゲート;
    前記複数のNANDゲートの各々の前記出力に結合された複数のビット線;及び
    前記1つのNANDゲートを除いた、前記複数のNANDゲートの各々の前記出力と、前記複数のビット線との間に結合された複数のアクセストランジスタ;
    を有するメモリセル。
  11. 前記複数のNANDゲートの各NANDゲートは2つの入力を有し、当該メモリセルは3つの有効状態を有する、請求項10に記載のメモリセル。
  12. 前記複数のNANDゲートの各NANDゲートは2つのp型トランジスタを有し、各p型トランジスタは1/3の時間にわたって劣化する、請求項11に記載のメモリセル。
  13. 前記複数のNANDゲートの各NANDゲートは3つの入力を有し、当該メモリセルは4つの有効状態を有する、請求項10に記載のメモリセル。
  14. 前記複数のNANDゲートの各NANDゲートは3つのp型トランジスタを有し、各p型トランジスタは1/4の時間にわたって劣化する、請求項13に記載のメモリセル。
  15. 前記1つのNANDゲートを除いた、前記複数のNANDゲートの各々の前記出力に結合された第2の複数のビット線;及び
    前記1つのNANDゲートを除いた、前記複数のNANDゲートの各々の前記出力と、前記複数のビット線との間に結合された第2の複数のアクセストランジスタ;
    を更に有する請求項10に記載のメモリセル。
  16. 1つのNANDゲートの出力が他のNANDゲートの入力に結合されるように構成された第2の複数のNANDゲート;
    前記1つのNANDゲートを除いた、前記複数のNANDゲートの各々の前記出力に結合された第2の複数のビット線;及び
    前記1つのNANDゲートを除いた、前記複数のNANDゲートの各々の前記出力と、前記複数のビット線との間に結合された第2の複数のアクセストランジスタ;
    を更に有する請求項12に記載のメモリセル。
  17. 前記第2の複数のNANDゲートの各NANDゲートは2つの入力を有し、当該メモリセルは9個の有効状態を有する、請求項16に記載のメモリセル。
  18. 命令を実行するプロセッサ;
    前記プロセッサに結合されたチップセット;
    前記チップセットに結合された無線アンテナ;並びに
    前記プロセッサ内に配置された、メモリを有するコアであり、前記メモリは複数のメモリセルを有し、各メモリセルは:
    複数のNANDゲートであり、各々が:
    第1のp型トランジスタ及び第2のp型トランジスタ;
    第1のn型トランジスタ及び第2のn型トランジスタ;
    第1の入力;
    第2の入力;及び
    出力;
    を有する複数のNANDゲート
    を有する、コア;
    を有するプロセッサベースのシステムであって:
    前記複数のNANDゲートのうちの1つのNANDゲートの前記出力が、前記複数のNANDゲートのうちの他のNANDゲートの前記入力のうちの1つに結合されている、プロセッサベースのシステム。
  19. 各メモリセルが更に:
    第3のp型トランジスタ;
    第3のn型トランジスタ;及び
    第3の入力;
    を有する、請求項18に記載のプロセッサベースのシステム。
  20. 各メモリセルが更に:
    第2の複数のNANDゲートであり、各々が:
    第1のp型トランジスタ及び第2のp型トランジスタ;
    第1のn型トランジスタ及び第2のn型トランジスタ;
    第1の入力;
    第2の入力;及び
    出力;
    を有する第2の複数のNANDゲート
    を有し、
    前記第2の複数のNANDゲートのうちの1つのNANDゲートの前記出力が、前記第2の複数のNANDゲートのうちの他のNANDゲートの前記入力のうちの1つに結合されている、
    請求項18に記載のプロセッサベースのシステム。
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