JP2010501386A - 航空機用のフレーム要素、収納棚、及びにその設置方法 - Google Patents

航空機用のフレーム要素、収納棚、及びにその設置方法 Download PDF

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Abstract

航空機の構成部品を設置するシステム(46)に用いるフレーム要素(10)は、航空機構造(36)に取り付けることができ、フレーム要素(10)の様々な位置に収納棚(26)を結合することができるように設計される収納棚結合手段を具える。航空機に用いるための収納棚(26)は、フレーム要素(10)の様々な位置に収納棚(26)を結合するために、フレーム要素(10)の収納棚結合手段を補完する手段を具える。航空機内に収納棚を設置するための方法において、フレーム要素(10)を与え、フレーム要素(10)上の望ましい位置に収納棚(26)を結合し、フレーム要素(10)を航空機構造(36)に取り付ける。

Description

本発明は、航空機構造の設置システムにおいて用いるフレーム要素、収納棚、及び航空機内に収納棚を設置するための方法に関するものである。
航空機内に収納棚を設置するときに、航空機構造に個々に収納棚を連結することが、現状における慣習となっている。この連結においては、航空機の機体形状に対応する一定の高さの位置に収納棚を結合する。
しかしながら、この従来の収納棚は、それぞれ別々に航空機構造に配置して結合される必要があるので、この収納棚の設置に非常に時間を消費することがよくある。さらに、このような収納棚においては、その配置及び/又はデザインの変更を行うことが非常に困難である。というのは、そのような変更は、一般に、収納棚の設置のための、航空機構造における支持に適合すること、及び/又は少なくとも航空機構造上に与える結合位置に適合することが必要となるからである。
本発明の目的は、簡単かつ迅速に航空機内に収納棚を設置することができるように、航空機構造の設置システムに用いるためのフレーム要素、収納棚及び、航空機内に収納棚を設置するための方法を提供することにある。
この目的を達成するために、航空機構造の設置システムに用いるための本発明に係るフレーム要素は、航空機構造に取り付けることができるとともに、そのフレーム要素の様々な位置に、収納棚を結合できるように設計する収納棚結合手段を具える。
好ましくは、航空機構造にねじで留めることができるようにフレーム要素を設計する。例えば、四つのねじ接続によって、フレーム要素を航空機構造に結合することができる。このために、航空機構造内及び/又はフレーム要素内に、任意的にねじを設けることができる、対応する穴をドリル加工することができる。
特に簡単に航空機構造にフレーム要素を取り付けることができるようにするために、一端を受け口によって結合し、他端をねじ接続方式によって結合することができるようにフレーム要素を設計する。この方法によって設計されたフレーム要素は、また、著しく簡単な方法により、航空機構造から外すことができる。前記受け口の形成に役立つ、フレーム要素又は航空機構造の構造部分を連結方式によって設計するならば、設置が非常に容易なものとなる。
フレーム要素は、軽量剛性の材料、例えばアルミニウムガラス繊維強化プラスチック、炭素繊維強化プラスチック、又は他の炭素繊維材料等からなる。
航空機構造に収納棚を連結するために本発明に係るフレーム要素を用いる場合は、まず収納棚をフレーム要素における望ましい位置に結合する。すなわち、独立して取り扱うことが可能な構造グループを形成するものとして、フレーム要素と収納棚をあらかじめ組み立てる。その後に、フレーム要素、及びフレーム要素に結合された収納棚から構成される、この組み立てられた構造グループを簡単かつ迅速な方法によって航空機構造に連結する。
収納棚をフレーム要素に結合するために、フレーム要素と一体として形成することもできるホルダー、留め具又は引掛手段をフレーム要素上に与えることができる。収納棚に与えられる補完的な手段と連携するために、これらの手段をそれぞれ配置する。しかしながら、フレーム要素に収納棚をねじで留めることも可能である。この場合、必要ならばねじを設けることができる、対応する穴を収納棚及び/又はフレーム要素に与える。例えば、フレーム要素の望ましい位置に収納棚を取り付けるために、それぞれの位置に対応する穴を選定することができるように、フレーム要素における異なった位置に複数の穴を与えることができる。あるいは、ねじ棒を具えるように設計した引掛機構も考えられる。
本発明に係るフレーム要素の特有の利点は、収納棚を様々な位置に取り付けるための運搬要素を具えることができる点にある。このように、航空機構造に与える収納棚の結合点の数及び位置は、顧客の異なる要求に応じて収納棚位置に一致させる必要はなく、単に収納棚を運搬するフレーム要素のみに一致させる必要がある。したがって、本発明に係るフレーム要素によって、航空機構造に与えられる結合点から収納棚上に与えられる結合点を分離することが可能となる。その結果、本発明に係るフレーム要素を用いることによって、収納棚を結合するために必要とされる、航空機構造に与える多くの結合点を著しく減らすことができる。また、航空機構造の収納棚結合点の配置を統一することができる。
本発明に係るフレーム要素を用いることによって、収納棚側の結合点を航空機構造側の結合点に適合させることが省略できるので、収納棚及び航空機構造の設計における柔軟性が改善される。この改善された柔軟性により、収納棚及び航空機構造の重量の最適化することができる。
本発明の好適な実施例において、フレーム要素は、フレーム要素上の収納棚の移動を誘導する誘導手段を具える。好ましくは、収納棚領域とされる、フレーム要素上の限定領域内で、フレーム要素上の収納棚を移動させることが可能である。このように、まず、移動できるように収納棚をフレーム要素上に取り付けて、その後、簡単な方法で誘導手段によって望ましい位置に収納棚を移動させることができる。以下、フレーム要素の望ましい位置における収納棚の結合について説明する。
少なくとも断面で実質的に互いに平行するように配置する、フレーム要素の二つの長尺ストラットにより、誘導手段を形成することが好ましい。フレーム要素の長尺ストラットの長さは、要求に応じて様々である。同様に、フレーム要素の形状も、要求によって様々である。例えば、フレーム要素を、航空機内の床を形成する面から、航空機内の天井の中央線まで延ばすことも可能である。あるいは、航空機内の床を形成する一側から、航空機内の床を形成する他側まで延ばすことも考えられる。この場合、フレーム要素は、航空機内の両側、及び航空機内の天井に及ぶ。フレーム要素を実装した状態において、フレーム要素の長尺ストラットは、航空機構造のリブと平行して延ばすことができる。したがって、長尺ストラットは、航空機構造のリブの湾曲と整合するように湾曲していることが好ましい。
本発明に係るフレーム要素は、さらに、少なくとも断面で長尺ストラットの間に延ばした少なくとも一の連結支柱を具えることが好ましい。長尺ストラットの長さに応じて、フレーム要素は、その十分な剛性を確保するために、それに対応する複数の連結支柱を具えることができる。
例えば、フレーム要素を実装した状態で、長尺ストラットを航空機構造の隣接したリブと平行して延ばすことができるように、フレーム要素の寸法を決定する。あるいは、フレーム要素は、フレーム要素の長尺ストラット間の距離が、航空機構造の、隣接する二のリブの間の距離よりも長い場合は、そのような長さとなる。この場合、好適には、フレーム要素を航空機構造に配置した後に、連結支柱の収納部に航空機構造のリブを収納するような方法で、このリブと連携する少なくとも一の収納部をフレーム要素の連結支柱に与える。このように、フレーム要素を実装した状態で、フレーム要素の長尺ストラットの間に配置されるリブは、簡単な方法で航空機構造にフレーム要素を結合する際の干渉を防止する。フレーム要素が複数の連結支柱を具える場合は、それぞれの連結支柱は、フレーム要素を実装した状態で航空機構造のリブを収納する少なくとも一の収納部を具えることが好ましい。本発明に係るフレーム要素のさらに好適な実施形態において、連結支柱は、隣接する二つのリブを収納する二つの収納部を具える。
フレーム要素を航空機構造に取り付けるために、例えばクリップの形状のように設計される少なくとも一の操作力作用装置をフレーム要素上に形成する。簡単かつ確実な方法でフレーム要素を航空機構造に結合するために、例えば、少なくとも一の操作力作用装置を、ねじやボルトにより誘導することができる、フレーム要素のそれぞれの長尺ストラット上に与える。フレーム要素を航空機構造に取り付けるために、フレーム要素の大きさ、及びフレーム要素の長尺ストラットの長さに応じて、複数の操作力作用装置をそれぞれフレーム要素に形成する。航空機構造にフレーム要素を確実に結合することを確保するために、例えば、この操作力作用装置を、フレーム要素の長尺ストラットの全長に沿って分配して配置することができる。
本発明の好ましい実施形態において、「衝撃緩衝材」を介して、フレーム要素を航空機構造に取り付けることが可能である。この「衝撃緩衝材」とは、ここでは、例えばゴム弾性材料から成るベアリング等の制振材料を意味するものとして理解される。前記制振材料は、フレーム要素、ひいてはフレーム要素を取り付ける内装構造部分の、航空機構造への無衝撃結合を与えるものである。この衝撃緩衝材を介してフレーム要素を結合することによって、フレーム要素から航空機構造への音響の非干渉が達成される。例えば、フレーム要素に形成された操作力作用装置と、航空機構造の構成部品、例えばフレーム要素を結合するために与えるリブとの間に、この衝撃緩衝材を配置する。また一方で、航空機構造からフレーム要素を音響的に分離するために、航空機構造にフレーム要素を結合するための、上記したすべての結合手段を、それぞれに対応する衝撃緩衝材とともに与えることも可能である。
フレーム要素を航空機構造に結合するために、衝撃緩衝材を介してねじやボルトを誘導することができるようにする適切な貫通穴を、衝撃緩衝材に与えることが好ましい。あるいは、衝撃緩衝材をフレーム要素に結合するために、衝撃緩衝材に適切な弾性ブッシングを与えることもできる。
収納棚から離れて、現在のところ、航空機内に設置される他の内装構成部品、例えば、ダドパネル、側面パネル、照明ストリップ等は、それぞれ別々に航空機構造に結合される。したがって、本発明に係るフレーム要素は、少なくとも一の航空機内装構成部品をフレーム要素に結合するための、少なくとも一の結合手段をさらに具えることがより好ましい。収納棚、及び少なくとも一のさらなる航空機の内装構成部品をフレーム要素に結合することができるので、フレーム要素を一構成部品として設計し寸法化することができる。あるいは、例えば、第一のフレーム要素部分を、収納棚を設置するために用いて、第二のフレーム要素部分を、航空機内部構成部品を設置するために用いるというように、フレーム要素を二又はそれ以上の部分として設計することも可能である。さらに、フレーム要素は、一以上の内装構成部品をフレーム要素に結合するための複数の結合手段を具えることもできる。
少なくとも一のさらなる内装構成部品をフレーム要素に結合するための結合手段としての、ホルダー、留め具又は引掛手段を、フレーム要素と一体として形成することも可能であるが、フレーム要素上に与えることもできる。あるいは、内装構成部品をフレーム要素にねじ又はリベットで留めることもできる。この場合、内装構成部品及び/又はフレーム要素に、ドリルによって、必要ならばねじを設けることができる、適切な穴を開ける。
第一の絶縁材を航空機外板の内面に直接的に取り付ける一方で、通常、航空機の内装構造部分を結合する前に、航空機の第二の絶縁材を形成する絶縁パッケージをこの内装構造部分に接着する。ここで、曲面を有し、段のある部分等を有する内装構成部品の外形を再現するために、この絶縁パッケージは、多くの場合様々な形状を有する複数のものが必要となるため、第二の絶縁材の設置には時間及び費用がかかる。
したがって、本発明の特に好ましい実施形態において、フレーム要素は、少なくとも一の絶縁パッケージをフレーム要素に結合するための、少なくとも一のさらなる結合手段をさらに具える。言い換えれば、独立して取り扱うことができる構造グループを形成するために、収納棚と、任意で、少なくとも一のさらなる内装構成部品及び、例えば航空機の第二の絶縁材の一部を形成する、少なくとも一の絶縁パッケージとともに、あらかじめ組み立てられるようにフレーム要素を設計する。そして、この構造グループを、上述したような簡単な方法及び手段で航空機構造に取り付ける。加えて、フレーム要素、収納棚、場合により内装構成物及び絶縁パッケージを実装した状態で、フレーム要素に結合された収納棚、及び選択的な少なくとも一の内装構成部品を、航空機構造の外側を向くフレーム要素の側面に配置するように、フレーム要素を設計することが好ましい。他方、構造グループを実装した状態で、絶縁パッケージは、フレーム要素と航空機構造との間であって、航空機構造に対向するフレーム要素の側に配置するか、又は収納棚とさらなる内装構成部品とフレーム要素との間であって、航空機構造と対向しないフレーム要素の側に結合することができる。
複雑で、費用のかかる、内装構造部分への絶縁パッケージの接着は、例えば、航空機の第二の絶縁材を形成する絶縁パッケージの設置における、本発明に係るフレーム要素を用いることによって省略することができる。特に、フレーム要素は、ほとんどの航空機内装構成部品と比較して、段差等がなく、著しく単純な外形であり、このことは、個々に設計する絶縁パッケージであって、使用する必要のあるものをより少なくできることを意味する。その結果、著しく費用を抑えることができる。
機械的に取り外し可能な方法で絶縁パッケージをフレーム要素に結合するために、少なくとも一の絶縁パッケージをフレーム要素に結合するための、さらなる結合手段を配置することが好ましい。
例えば、キャッチ型接合手段、ベルクロ型ストリップ、マッシュルーム型ストリップ又はクリスマスツリー型結合手段の形式で、このさらなる結合手段を設計することができる。あるいは、ねじ、リベット、クリップ、締付装置、磁石ホルダー、ばね負荷された圧力接合手段、膨張型結合手段、リテーナボタン又は球状結合手段によって、絶縁パッケージをフレーム要素に結合することも可能である。さらに、フレーム要素上に与えられる結合点に絶縁パッケージをつるすこと、又はフレーム要素の周囲に絶縁パッケージをたわませ、ゴム片によって絶縁パッケージをフレーム要素に結合できるように、絶縁パッケージをフレーム要素よりも多少大きく設計することも考えられる。最終的に、絶縁パッケージをフレーム要素に結合することができるように、本発明に係るフレーム要素を航空機構造に結合するための手段も設計することができる。
航空機構造に使用する、本発明に係る収納棚は、フレーム要素の様々な位置に収納棚を取り付けるために、フレーム要素に収納棚を結合するための手段を補完する手段を具える。
本発明に係る収納棚は、収納棚の側面の壁又は背面の壁に形成されて、誘導手段と、すなわち好適にはフレーム要素の長尺ストラットと連携するように設計されるレールを具えることが好ましい。フレーム要素の長尺ストラットに沿ってフレーム要素上に収納棚を配置するために、レールの中にフレーム要素の長尺ストラットを収納できるようにレールを構成することが好ましい。実質的に互いに平行して配置される、フレーム要素の二つの長尺ストラットをそれぞれレールの中に収納できるように、レールを収納棚の両側壁に与えることが好ましい。
航空機内に収納棚を設置するための、本発明に係る方法は、上述した通り、フレーム要素を与える工程、望ましい位置においてフレーム要素に収納棚を結合する工程、及び航空機構造にフレーム要素を取り付ける工程を含む。航空機に収納棚を設置するための、本発明に係る方法において、まず、フレーム要素の望ましい位置に収納棚を結合し、次に、そこに結合した収納棚とともに、フレーム要素を航空機構造に取り付ける。あるいは、まず、航空機構造にフレーム要素を取り付けた後に、フレーム要素の望ましい位置に収納棚を結合することも考えられる。
本発明に係る方法の好適な実施形態において、収納棚をフレーム要素に結合する前に、フレーム要素上の誘導手段に沿って望ましい位置に収納棚を移動させる。実質的に互いに平行して配置する、フレーム要素の二つの長尺ストラットによって誘導手段を形成することが好ましい。例えば、収納棚をフレーム要素上に配置して誘導手段に沿って望ましい位置に移動させた後に、収納棚をフレーム要素に結合する。その後、そこに結合した収納棚とともにフレーム要素を航空機構造に取り付ける。あるいは、フレーム要素上に収納棚を配置した後に、フレーム要素を航空機構造に取り付けることも可能である。そして、誘導手段に沿って収納棚を移動することで収納棚の位置を調整し、最終的に、フレーム要素の望ましい位置に収納棚を結合する。
フレーム要素上に形成した操作力作用装置によって、フレーム要素を航空機構造に取り付けることが好ましい。その場合、操作力作用装置のような連結部を、フレーム要素のそれぞれの長尺ストラット上に与えることができる。
フレーム要素の連結支柱に与える収納部が航空機構造のリブを収納するような方法で、フレーム要素を航空機構造に取り付けることができる。
衝撃緩衝材を介して、フレーム要素を航空機構造に取り付けることができる。
本発明に係る方法の好ましい実施形態において、フレーム要素を航空機構造に取り付ける前に、少なくとも一の内装構成部品、例えば、ダドパネル、天井パネル、ドアフレーム、側面パネル又は照明ストリップ等をフレーム要素に結合することができる。
本発明に係る方法においては、最終的に、フレーム要素を航空機構造に取り付ける前に、少なくとも一の絶縁パッケージをフレーム要素に結合することも想定している。
フレーム要素上に結合された収納棚、側面パネル及び天井パネルを具える、本発明に係るフレーム要素の斜視図である。 フレーム要素上に結合された収納棚、側面パネル及び天井パネルを具える、本発明に係るフレーム要素の側面図である。
図1及び図2はアルミニウム製のフレーム要素10を示す図であって、そのフレーム要素は、互いに平行して配置する、湾曲した長尺ストラット12、14、及びその長尺ストラット12、14の間に互いに平行して延びる三つの連結支柱16、18、20を具える。フレーム要素10におけるそれぞれの長尺ストラット12、14の第一端の上に、操作力作用装置22、24を形成する。フレーム要素10は、フレーム要素10の別の位置に収納棚26を結合する働きをする収納棚結合手段(図示せず)を具える。ホルダー、留め具又は引掛手段は、収納棚26をフレーム要素10に結合するための収納棚結合手段としての役割を果たす。あるいは、フレーム要素10に、収納棚26をねじ又はリベットで留めることも可能である。この場合、必要ならばねじを具え、異なる位置に配置する対応する穴を、収納棚26及び/又はフレーム要素10に与える。
図2の矢印Pによって示すように、収納棚の領域内のフレーム要素10における長尺ストラット12、14に沿って、収納棚26をフレーム要素10上にて移動させることができるように、収納棚26の領域内において、フレーム要素10の長尺ストラット12、14を、収納棚26の側壁上に形成するレール27に収納する。
フレーム要素10は、さらに、側面パネル28及び天井パネル30を結合する働きをする結合手段(図示せず)を具える。この場合も同様に、ホルダー、留め具又は引っ掛け手段のそれぞれが、側面パネル及び天井パネルをフレーム要素10に結合する役目を果たす。あるいは、フレーム要素10に、内部部材28、30をねじ又はリベットで留めることも可能である。この場合、必要ならばねじを具える、これと対応する穴を、内部部材28、30及び/又はフレーム要素10に与える。
フレーム要素10の長尺ストラット12、14上に形成する操作力作用装置22、24によって、航空機の内部空間の方に面する航空機構造の側面に、フレーム要素10を結合することができる。この目的で、ねじは、フレーム要素10の長尺ストラット12、14上に形成する操作力作用装置22、24をそれぞれ貫通し、航空機構造のリブに形成する、ねじを具えた穴に取り付けられる。
航空機構造に対するフレーム要素10の無衝撃結合を確保する衝撃緩衝材、すなわち制振材料のベアリングを経由して、フレーム要素10を航空機構造に結合する。ゴム弾性材料からなる衝撃緩衝材は貫通した開口部を具える。その開口部により、フレーム要素10、収納棚26及び内装構造部分28、30からなる構造グループを、航空機構造に結合する働きをするねじを誘導することができる。フレーム要素10ひいては収納棚26、内装構造部分28、30における、航空機構造からの音響の非干渉化は、この衝撃緩衝材によって達成される。
フレーム要素10を実装した状態において、フレーム要素10の長尺ストラット12、14がリブと平行に延びるようにするために、フレーム要素10における長尺ストラット12、14の湾曲は、少なくとも断面において航空機構造におけるリブの湾曲と一致する。航空機構造のリブがフレーム要素10を航空機構造に結合することを妨げないように、フレーム要素10と結合するために用いるリブの間に位置する、航空機構造のリブを、フレーム要素10を実装した状態で、フレーム要素10の連結支柱16、18上に与える収納部32、34、36、38に収納する。
さらに、フレーム要素10は、航空機の第二の絶縁の一部を形成する絶縁パッケージ(図示せず)のフレーム要素10に機械的に取り外し可能な状態で結合するための追加的な結合手段(図示せず)を具える。航空機の内部空間と逆の方を向く、フレーム要素10の側面に、この絶縁パッケージを取り付けるのに対して、フレーム要素を実装した状態で、航空機の内部空間の方を向く、フレーム要素10の側面に、収納棚26、側面パネル28及び天井パネル30を結合する。
絶縁パッケージが、リブやその他の航空機構造における要素とともに、絶縁パッケージの接触領域内で圧縮されるように、フレーム要素10、収納棚26、側面パネル28、天井パネル30及び絶縁パッケージを具える構造グループを実装した状態で、フレーム要素10と航空機構造との間に、絶縁パッケージを配置する。また、この絶縁パッケージは、リブやその他の航空機構造における要素を収納するための対応収納部を具える。
フレーム要素10を設置した状態において、まず、フレーム要素10の上に収納棚26を取り付け、フレーム要素10の長尺ストラット12、14に沿って、望ましい位置まで収納棚26を移動させる。その後、望ましい位置でフレーム要素10に収納棚26を結合する。これに続いて、内部要素28、30をフレーム要素10に結合し、機械的に取り外し可能な状態でフレーム要素10に絶縁パッケージを取り付ける。
フレーム要素10、収納棚26、内部要素28、30及び絶縁パッケージを具える構造グループを航空機構造に結合する。前記航空機構造において、接合ねじは、フレーム要素10の長尺ストラット12、14上の操作力作用装置22、24を通じて誘導されて、航空機構造のリブに形成するそれぞれねじを具える穴にこの接合ねじを留める。フレーム要素10、収納棚26、内部要素28、30及び絶縁パッケージを具える構造グループは、衝撃緩衝材を経て結合されていることによって、航空機構造から音響的に分離されている。
10:フレーム要素
12、14:長尺ストラット
16、18、20:連結支柱
22、24:操作力作用装置
26:収納棚
27:レール
28:側面パネル
30:天井パネル
32、34、36、38:収納部

Claims (17)

  1. 航空機の構成部品を設置するシステムに用いるフレーム要素(10)であって、航空機構造に取り付けることができるとともに、フレーム要素(10)の様々な位置に収納棚(26)を結合するように設計される収納棚結合手段を具えるフレーム要素(10)において、
    フレーム要素(10)は、少なくとも断面において実質的に互いに平行な二つの長尺ストラットであって、フレーム要素(10)を実装した状態で少なくとも断面において航空機構造のリブと実質的に平行して延びるように構成される二つの長尺ストラット(12、14)を具え、収納棚結合手段は、その長尺ストラット(12、14)に沿って、収納棚(26)をフレーム要素(10)の様々な位置に堅く結合するように構成されることを特徴とするフレーム要素(10)。
  2. 請求項1に記載のフレーム要素であって、少なくとも断面が実質的に互いに平行である、フレーム要素(10)の二つの長尺ストラット(12、14)に、フレーム要素(10)の収納棚領域での収納棚(26)の移動を誘導するように設計される誘導手段を形成することを特徴とするフレーム要素(10)。
  3. 請求項2に記載のフレーム要素であって、フレーム要素(10)が、さらに、少なくとも断面において長尺ストラット(12、14)の間に延びる、少なくとも一の連結支柱(16、18、20)を具えることを特徴とするフレーム要素(10)。
  4. 請求項3に記載のフレーム要素であって、フレーム要素(10)の連結支柱(16、18、20)が、航空機構造にフレーム要素(10)を取り付けた後に航空機構造のリブを収納する少なくとも一の収納部を具えることを特徴とするフレーム要素(10)。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載のフレーム要素であって、航空機構造にフレーム要素(10)を取り付けるための少なくとも一の操作力作用装置を、フレーム要素(10)のそれぞれの長尺ストラット(12、14)上に形成することを特徴とするフレーム要素(10)。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のフレーム要素であって、衝撃緩衝材を介してフレーム要素(10)を航空機構造に取り付けることを特徴とするフレーム要素(10)。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のフレーム要素であって、フレーム要素(10)が、さらに、少なくとも一のさらなる航空機内装部品をフレーム要素(10)に結合するための、少なくとも一の結合手段を具えることを特徴とするフレーム要素(10)。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のフレーム要素であって、フレーム要素(10)が、さらに、少なくとも一の絶縁パッケージをフレーム要素(10)に結合するための、少なくとも一のさらなる結合手段を具えることを特徴とするフレーム要素(10)。
  9. 航空機に用いる収納棚(26)であって、収納棚(26)が、請求項1〜8のいずれか一項に記載のフレーム要素(10)の収納棚結合手段を補完するように設計される手段であって、フレーム要素(10)の長尺ストラット(12、14)に沿ってフレーム要素(10)上の様々な位置に収納棚(26)を堅く結合するように構成される手段を具えることを特徴とする収納棚(26)。
  10. 請求項9に記載の収納棚であって、収納棚(26)が、収納棚(26)の側面の壁又は背面の壁に形成するレールであって、フレーム要素(10)の長尺ストラット(12、14)と連携するように設計されるレールを具えることを特徴とする収納棚(26)。
  11. 航空機構造に収納棚(26)を設置するための方法であって、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のフレーム要素(10)を与える工程と、
    フレーム要素(10)の長尺ストラット(12、14)に沿って、フレーム要素(10)上の望ましい位置に収納棚(26)を堅く結合する工程と、
    航空機構造にフレーム要素(10)を取り付ける工程と、
    を具えることを特徴とする方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、少なくとも断面において実質的に互いに平行に配置される、フレーム要素(10)の二つの長尺ストラット(12、14)によって形成される誘導手段に沿って、フレーム要素(10)に結合される前に収納棚(26)をフレーム要素(10)の望ましい位置に移動させることを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、フレーム要素(10)のそれぞれの長尺ストラット(12、14)上に形成される操作力作用装置(22、24)によって、フレーム要素(10)を航空機構造に取り付けることを特徴とする方法。
  14. 請求項11〜13のいずれか一項に記載の方法であって、フレーム要素(10)の連結支柱(16、18、20)に与えられる収納部(32、34、36、38)が航空機構造のリブを収納するような方法で、フレーム要素(10)を航空機構造に取り付けることを特徴とする方法。
  15. 請求項11〜14のいずれか一項に記載の方法であって、衝撃緩衝材を介してフレーム要素(10)を航空機構造に取り付けることを特徴とする方法。
  16. 請求項11〜15のいずれか一項に記載の方法であって、フレーム要素(10)を航空機構造に取り付ける前に、少なくとも一のさらなる内装構成部品をフレーム要素(10)に結合することを特徴とする方法。
  17. 請求項11〜16のいずれか一項に記載の方法であって、フレーム要素(10)を航空機構造に取り付ける前に、少なくとも一の絶縁パッケージをフレーム要素(10)に結合することを特徴とする方法。
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