JP2010287397A - 車両用灯具 - Google Patents

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【課題】回り込んだ透光カバーに略沿って延びるインナーレンズを備えた車両用灯具において、光源光束の利用効率を低下させることなく、灯具前方を略均一な明るさで照射可能とする。
【解決手段】左端部から右端部へかけて灯具後方側へ回り込むように形成された透光カバー14に略沿って延びるインナーレンズ32として、その後面32bに、発光ダイオード20からの出射光を、灯具前後方向に対して右側に所定角度傾斜した方向へ向かう略平行光として入射させる複数の光偏向素子32s1が形成されるとともに、その前面32aに、上記略平行光を、灯具前後方向に関して左右両側に略同一の拡散角度で出射させる複数の光拡散素子32s2が形成された構成とする。これにより、各光拡散素子32s2相互間にほとんど段差を設けることなく、左右両側に略同一の拡散角度でインナーレンズ32から光を出射させ、光源光束の利用効率が低下してしまうのを未然に防止する。
【選択図】図2

Description

本願発明は、回り込むように形成された透光カバーを有する車両用灯具に関するものであり、特に、その透光カバーに略沿って延びるインナーレンズを備えた車両用灯具に関するものである。
従来より、車両用灯具の構成として、例えば「特許文献1」に記載されているように、ランプボディと透光カバーとで形成される灯室内に、灯具前方へ向けて光を出射する光源と、この光源からの出射光を透過させるインナーレンズとが配置された構成が知られている。
この「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、そのインナーレンズの前面に、複数の魚眼ステップが光拡散素子として形成されており、これら複数の魚眼ステップで光源からの出射光を拡散させることにより、灯具前方を略均一な明るさで照射するようになっている。
特開2006−310108号公報
車両用灯具の透光カバーは、車体形状等に応じて、その左右方向の一端部から他端部へかけて灯具後方側へ回り込むように形成されることが多い。その際、インナーレンズも、この回り込んだ透光カバーに略沿って延びるように配置されることが多い。
このような車両用灯具において、そのインナーレンズの前面に複数の魚眼ステップを単に形成しただけでは、このインナーレンズからの出射光は灯具正面方向に対して左右両側に均等に拡がる光とはならないので、灯具前方を略均一な明るさで照射することができない、という問題がある。
一方、このインナーレンズからの出射光を灯具正面方向に対して左右両側に均等に拡がる光とするためには、各魚眼ステップ相互間に比較的大きな段差を設ける必要があり、その分だけ光源光束の利用効率が低下してしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、回り込んだ透光カバーに略沿って延びるインナーレンズを備えた車両用灯具において、光源光束の利用効率を低下させることなく、灯具前方を略均一な明るさで照射することができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、インナーレンズの構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
ランプボディと透光カバーとで形成される灯室内に、灯具前方へ向けて光を出射する光源と、この光源からの出射光を透過させるインナーレンズとが配置されてなる車両用灯具において、
上記透光カバーが、該透光カバーの左右方向の一端部から他端部へかけて灯具後方側へ回り込むように形成されるとともに、上記インナーレンズが、上記透光カバーに略沿って延びるように配置されており、
上記インナーレンズの後面に、上記光源からの出射光を、灯具前後方向に対して上記他端部側に所定角度傾斜した方向へ向かう略平行光として入射させる複数の光偏向素子が形成されるとともに、上記インナーレンズの前面に、上記略平行光を、灯具前後方向に関して左右両側に略同一の拡散角度で出射させる複数の光拡散素子が形成されている、ことを特徴とするものである。
上記各「光偏向素子」は、光源からの出射光を、灯具前後方向に対して上記他端部側に所定角度傾斜した方向へ向かう略平行光として入射させるように形成されていれば、その具体的な大きさや形状は特に限定されるものではない。その際、上記「所定角度」は、複数の光偏向素子相互間で同一の値に設定されていてもよいし、互いに異なる値に設定されていてもよい。例えば、各「光偏向素子」毎に「所定角度」の値を漸増あるいは漸減させるようにしてもよい。また、上記各「光偏向素子」は、光源からの出射光を、上下方向に関しては、略平行光として入射させるように形成されていてもよいし、このように形成されていなくてもよい。例えば、上下方向に関しては、所定の角度で拡散する光として入射させるように形成されていてもよい。
上記各「光拡散素子」は、インナーレンズの前面に到達した光を、灯具前後方向に関して左右両側に略同一の拡散角度で出射させるように形成されていれば、その具体的な大きさや形状は特に限定されるものではない。また、これら各「光拡散素子」は、インナーレンズの前面に到達した光を、上下方向に関しては、上下両側に略同一の拡散角度で出射させるように形成されていてもよいし、このように形成されていなくてもよい。例えば、上側と下側とで互いに異なった拡散角度で出射させるように形成されていてもよいし、あるいは、各「光拡散素子」毎に異なった任意の角度で出射させるように形成されていてもよい。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用灯具は、透光カバーが、その左右方向の一端部から他端部へかけて灯具後方側へ回り込むように形成されるとともに、インナーレンズが、透光カバーに略沿って延びるように配置された構成となっているが、インナーレンズは、その後面に、光源からの出射光を、灯具前後方向に対して上記他端部側に所定角度傾斜した方向へ向かう略平行光として入射させる複数の光偏向素子が形成されるとともに、その前面に、上記略平行光を、灯具前後方向に関して左右両側に略同一の拡散角度で出射させる複数の光拡散素子が形成されているので、このインナーレンズからの出射光を灯具正面方向に対して左右両側に略均等に拡がる光とすることができる。そしてこれにより、灯具前方を略均一な明るさで照射することができる。
その際、インナーレンズの前面には、灯具前後方向に対して上記他端部側に所定角度傾斜した方向へ向かう略平行光が到達するので、この略平行光の方向をインナーレンズの回り込み角度に応じて適当な値に設定することにより、インナーレンズの前面に形成された各光拡散素子相互間にほとんど段差を設けることなく、灯具前後方向に関して左右両側に略同一の拡散角度でインナーレンズから光を出射させることができる。そしてこれにより、光源光束の利用効率が低下してしまうのを未然に防止することができる。
このように本願発明によれば、回り込んだ透光カバーに略沿って延びるインナーレンズを備えた車両用灯具において、光源光束の利用効率を低下させることなく、灯具前方を略均一な明るさで照射することができる。
上記構成において、光源が、灯具正面方向へ向けて配置された発光ダイオードである場合には、この発光ダイオードからの出射光の配光分布は、灯具正面方向の光度が最も高く、灯具正面方向からの角度が大きくなるに従って光度が急激に低くなる。そこで、このような場合には、発光ダイオードの前方近傍に、その出射光の水平方向の配光分布に関して灯具正面方向の光度を低下させるように形成された第2インナーレンズが配置された構成とすれば、インナーレンズからの出射光の水平方向の配光分布を、なだらかに光度が変化するものとすることができる。そしてこれにより、灯具前方をより均一な明るさで照射することができる。
上記構成において、発光ダイオードおよび第2インナーレンズが、左右方向に所定間隔をおいて複数組配置された構成とするとともに、各第2インナーレンズが、各発光ダイオードからの出射光を、上下方向に関して略平行光とするように形成された構成とした上で、これら複数組の発光ダイオードおよび第2インナーレンズに対応して配置される複数のインナーレンズが、単一の透光部材からなる構成とするとともに、各インナーレンズを構成する複数の光偏向素子および複数の光拡散素子が、左右方向に帯状に配列された構成とすれば、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、この単一の透光部材において、左右方向に帯状に配列された複数の光偏向素子および複数の光拡散素子が形成されている部分が、それぞれ略均一に光ることとなるので、灯具の被視認性を高めることができる。
本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す平断面図 図1のII部詳細図 図2のIII 部詳細図 図2のIV−IV線断面図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用灯具10を示す平断面図である。
同図に示すように、この車両用灯具10は、車両右後端部に設けられるテールランプであって、ランプボディ12とこのランプボディ12に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、5組の発光ダイオード20、インナーレンズ32および第2インナーレンズ42が組み込まれた構成となっている。
透光カバー14は、その左右方向の一端部である左端部からその左右方向の他端部である右端部へかけて灯具後方側へ回り込むように形成されている。
各組の発光ダイオード20は、灯具前方へ向けて光を出射する光源として、灯具正面方向へ向けて配置されている。その際、これら5つの発光ダイオード20の位置は、左端部に位置する発光ダイオード20から右端部に位置する発光ダイオード20にかけて徐々に大きく灯具後方側に変位している。
これら5つの発光ダイオード20は、共通の光源支持部材22に固定支持されている。そして、この光源支持部材22は、ランプボディ12にネジ締め固定されている。
各組の第2インナーレンズ42は、各組の発光ダイオード20の前方近傍に、それぞれ配置されている。これら各組の第2インナーレンズ42は、単一の第2透光部材40の一部として構成されている。その際、この第2透光部材40は、各組の第2インナーレンズ42を、各組の発光ダイオード20の前方近傍に位置させるため、階段状に形成されている。そして、この第2透光部材40は、光源支持部材22に固定支持されている。
また、各組のインナーレンズ32は、各組の第2インナーレンズ42の前方において、該第2インナーレンズ42と透光カバー14との略中央に位置するようにして配置されている。これら各組のインナーレンズ32は、単一の透光部材30の一部として構成されている。その際、この透光部材30は、その5箇所のインナーレンズ32を構成する部分が、透光カバー14に略沿って延びるように配置された状態で連続的に形成されている。
各組のインナーレンズ32には、その後面32bに複数の光偏向素子32s1が形成されており、その前面32aに複数の光拡散素子32s2が形成されている(なお、これらについては後に詳述する)。
5組の発光ダイオード20、インナーレンズ32および第2インナーレンズ42は、その光学的な機能がいずれも略同一であるので、そのうちの1組について説明する。
図2は、図1のII部詳細図であり、図3は、図2のIII 部詳細図である。また、図4は、図2のIV−IV線断面図である。
図2および4に示すように、第2インナーレンズ42は、発光ダイオード20からの出射光(厳密には、発光ダイオード20の発光中心Oからの出射光、以下においても同様)の水平方向の配光分布に関して、灯具正面方向の光度を低下させるとともに、発光ダイオード20からの出射光を、上下方向に関して略平行光(具体的には上下両側に僅かに拡がる光)とするように形成されている。
これを実現するため、第2インナーレンズ42の後面42bは、発光ダイオード20の発光中心Oを通るようにして灯具前後方向に延びる軸線Axを中心にして、その水平断面形状が凹円弧状に設定されるとともに、その鉛直断面形状が凸円弧状に形成されており、また、この第2インナーレンズ42の前面42aは、その水平断面形状が軸線Axに関して左右不均一な凸曲線状に設定されるとともに、その鉛直断面形状が鉛直線状に設定されている。その際、第2インナーレンズ42の前面42aの水平断面形状を構成する凸曲線は、軸線Axの近傍部分が、左斜め後方へ向けて多少傾斜した略直線状の凸曲線で構成されており、その左右両側部分が、軸線Axの近傍部分よりも大きな曲率の凸曲線で構成されている。
図2および3に示すように、インナーレンズ32の後面32bに形成された複数の光偏向素子32s1は、発光ダイオード20からの出射光を、灯具前後方向に対して右側に所定角度θ傾斜した方向へ向かう略平行光として入射させるように形成されている。これを実現するため、これら各光偏向素子32s1は、その水平断面形状が、発光ダイオード20からの光を上記所定角度θ傾斜した方向へ屈折させるような略プリズム状に設定されている。その際、これら各光偏向素子32s1は、いずれも略同じ左右幅で形成されている。
また、インナーレンズ32の前面32aに形成された複数の光拡散素子32s2は、インナーレンズ32にその後面32bから略平行光として入射した光を、灯具前後方向に関して左右両側に略同一の拡散角度で出射させるように形成されている。これを実現するため、これら各光拡散素子32s2は、その水平断面形状が凸円弧状に設定されている。その際、これら各光拡散素子32s2は、いずれも略同じ左右幅で形成されており、その左右幅は、各光偏向素子32s1の左右幅の2倍以上(具体的には3倍程度)の値に設定されている。
これら各光拡散素子32s2は、その相互間に段差を生じることなく連続的に形成されている。これを実現するため、上記所定角度θの値は、インナーレンズ32の各部位において、その回り込み角度(すなわち左右方向の後傾角度)に対応した値に設定されている。
図4に示すように、インナーレンズ32の後面32bは、その鉛直断面形状が鉛直線状に設定されている。一方、このインナーレンズ32の前面32aに形成された複数の光拡散素子32s2は、その鉛直断面形状が凸円弧状に設定されている。そしてこれにより、インナーレンズ32は、発光ダイオード20からの出射光を、灯具前後方向に対して上下両側に略均等に拡散する光として出射させるようになっている。
インナーレンズ32の上下両端部には、灯具後方へ向けて突出するフランジ部32c、32dが形成されている。そして、透光部材30は、その5箇所の形成されたインナーレンズ32を構成する複数の光偏向素子32s1および複数の光拡散素子32s2が、左右方向に帯状に配列された構成となっている。
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用灯具10においては、透光カバー14が、その左端部から右端部へかけて灯具後方側へ回り込むように形成されるとともに、インナーレンズ32が、透光カバー14に略沿って延びるように配置された構成となっているが、インナーレンズ32は、その後面32bに、発光ダイオード20からの出射光を、灯具前後方向に対して右側に所定角度θ傾斜した方向へ向かう略平行光として入射させる複数の光偏向素子32s1が形成されるとともに、その前面32aに、上記略平行光を、灯具前後方向に関して左右両側に略同一の拡散角度で出射させる複数の光拡散素子32s2が形成されているので、このインナーレンズ32からの出射光を灯具正面方向に対して左右両側に略均等に拡がる光とすることができる。そしてこれにより、灯具前方を略均一な明るさで照射することができる。
その際、インナーレンズ32の前面32aには、灯具前後方向に対して右側に所定角度θ傾斜した方向へ向かう略平行光が到達するので、この略平行光の方向をインナーレンズ32の回り込み角度に応じて適当な値に設定することにより、インナーレンズ32の前面32aに形成された各光拡散素子32s2相互間にほとんど段差を設けることなく、灯具前後方向に関して左右両側に略同一の拡散角度でインナーレンズ32から光を出射させることができる。そしてこれにより、光源光束の利用効率が低下してしまうのを未然に防止することができる。
このように本実施形態によれば、回り込んだ透光カバー14に略沿って延びるインナーレンズ32を備えた車両用灯具10において、光源光束の利用効率を低下させることなく、灯具前方を略均一な明るさで照射することができる。
特に本実施形態においては、インナーレンズ32の前面32aに形成された各光拡散素子32s2が、その相互間に段差を生じることなく連続的に形成されているので、光源光束の利用効率を最大限に利用することができる。
本実施形態に係る車両用灯具10の光源は、灯具正面方向へ向けて配置された発光ダイオード20であるので、その出射光の配光分布は、灯具正面方向の光度が最も高く、灯具正面方向からの角度が大きくなるに従って光度が急激に低くなる。しかしながら本実施形態においては、発光ダイオード20の前方近傍に、その出射光の水平方向の配光分布に関して灯具正面方向の光度を低下させるように形成された第2インナーレンズ42が配置されているので、インナーレンズ32からの出射光の水平方向の配光分布を、なだらかに光度が変化するものとすることができる。そしてこれにより、灯具前方をより均一な明るさで照射することができる。
本実施形態に係る車両用灯具10は、発光ダイオード20および第2インナーレンズ42が、左右方向に所定間隔をおいて5組配置された構成となっており、その各第2インナーレンズ42が、各発光ダイオード20からの出射光を、上下方向に関して略平行光とするように形成された構成となっているが、これら5組の発光ダイオード20および第2インナーレンズ42に対応して配置される5つのインナーレンズ32は、単一の透光部材30からなり、その各インナーレンズ32を構成する複数の光偏向素子32s1および複数の光拡散素子32s2が、左右方向に帯状に配列された構成となっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、この単一の透光部材30において、左右方向に帯状に配列された複数の光偏向素子32s1および複数の光拡散素子32s2が形成されている部分が、それぞれ略均一に光ることとなるので、灯具の被視認性を高めることができる。
なお、上記実施形態においては、車両用灯具10が車両右後端部に設けられるテールランプである場合について説明したが、車両左後端部に設けられるテールランプである場合においても、上記実施形態に対して左右対称の構成とすることにより、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記実施形態においては、車両用灯具10がテールランプであるものとして説明したが、他の種類の車両用灯具(例えばストップランプやクリアランスランプ等)である場合においても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記実施形態において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
10 車両用灯具
12 ランプボディ
14 透光カバー
20 発光ダイオード
22 光源支持部材
30 透光部材
32 インナーレンズ
32a、42a 前面
32b、42b 後面
32c、32d フランジ部
32s1 光偏向素子
32s2 光拡散素子
40 第2透光部材
42 第2インナーレンズ
Ax 軸線
O 発光中心
θ 所定角度

Claims (3)

  1. ランプボディと透光カバーとで形成される灯室内に、灯具前方へ向けて光を出射する光源と、この光源からの出射光を透過させるインナーレンズとが配置されてなる車両用灯具において、
    上記透光カバーが、該透光カバーの左右方向の一端部から他端部へかけて灯具後方側へ回り込むように形成されるとともに、上記インナーレンズが、上記透光カバーに略沿って延びるように配置されており、
    上記インナーレンズの後面に、上記光源からの出射光を、灯具前後方向に対して上記他端部側に所定角度傾斜した方向へ向かう略平行光として入射させる複数の光偏向素子が形成されるとともに、上記インナーレンズの前面に、上記略平行光を、灯具前後方向に関して左右両側に略同一の拡散角度で出射させる複数の光拡散素子が形成されている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 上記光源が、灯具正面方向へ向けて配置された発光ダイオードであって、
    この発光ダイオードの前方近傍に、該発光ダイオードからの出射光の水平方向の配光分布に関して灯具正面方向の光度を低下させるように形成された第2インナーレンズが配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 上記発光ダイオードおよび上記第2インナーレンズが、左右方向に所定間隔をおいて複数組配置されており、
    上記各第2インナーレンズが、上記各発光ダイオードからの出射光を、上下方向に関して略平行光とするように形成されており、
    上記複数組の発光ダイオードおよび第2インナーレンズに対応して配置される複数の上記インナーレンズが、単一の透光部材からなり、上記各インナーレンズを構成する上記複数の光偏向素子および上記複数の光拡散素子が、左右方向に帯状に配列されている、ことを特徴とする請求項2記載の車両用灯具。
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