JP2010283547A - 通信システム及び電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】IP電話機の設定を容易に変更して使用することのできる技術を提供すること。
【解決手段】
IP電話機110Aに、他のIP電話機110Cの通信情報が記憶された外部記憶装置130Cを装着すると、IP電話機110Aでは、自己の通信情報をIP−PBX150に送信して保存し、外部記憶装置130Cに記憶されている通信情報を用いて通信を行う。また、IP電話機110Aから外部記憶装置130Cが取り外されると、IP電話機110Aは、自己の通信情報をIP−PBX150から取得し、自己の通信情報を用いて通信を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話機と、電話機の呼接続を中継する中継装置と、を有する通信システムに関する。
複数のIP電話機の呼接続を行う中継装置として、IP−PBXがある。IP−PBXにIP電話機を接続する際には、例えば、電話番号やIPアドレス等の設定情報をIP−PBXに設定しなければならず、不便であった。
この点、特許文献1に記載の技術では、IP−PBXに接続するIP電話機に電話番号及びIPアドレスを自動的に付与する技術が記載されている。
特開2006−108876号公報
特許文献1に記載の技術では、IP−PBXに接続するIP電話機に電話番号及びIPアドレスを自動的に付与することはできるが、例えば、IP電話機のユーザが、通常使用しているIP電話機と同様の設定で、他のIP電話機を使用して通話を行いたいような場合には、使用する他のIP電話機の設定を、手入力等により変更しなければならず不便であった。
そこで、本発明は、IP電話機の設定を容易に変更して使用することのできる技術を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、異なる通信情報を記憶した外部記憶装置が装着されると、この異なる通信情報を用いて通信を行うようにする。
例えば、本発明は、外部記憶装置を着脱可能にされた電話機と、当該電話機の呼接続を中継する中継装置と、を有する通信システムであって、前記電話機は、第一電話番号を含む第一通信情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、前記中継装置は、電話機の識別番号、電話番号、および、通信アドレス、を特定する状態情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、前記電話機の制御部は、第二電話番号を含む第二通信情報を記憶した外部記憶装置が装着された場合に、装着された外部記憶装置より取得された第二電話番号を前記中継装置に送信する処理を行い、前記中継装置の制御部は、前記第二電話番号を受信すると、前記第二電話番号を送信してきた前記電話機の識別番号、前記第二電話番号、および、前記第二電話番号を送信してきた前記電話機の通信アドレス、を特定する状態情報を記憶部に追加する処理を行い、前記電話機の制御部は、前記記憶部に記憶された第一通信情報を前記中継装置に送信する処理を行い、前記中継装置の制御部は、前記第一通信情報を受信すると、前記第一通信情報を前記機中継装置の記憶部に記憶する処理を行い、前記電話機の制御部は、前記第二電話番号を含む登録情報を前記中継装置に送信する処理を行い、前記中継装置の制御部は、前記登録情報を受信すると、前記登録情報に含まれる第二電話番号を用いて、前記電話機の呼接続を行う処理と、を行うこと、を特徴とする。
以上のように、本発明によれば、IP電話機の設定を容易に変更して使用することができるようになる。
通信システムの概略図。 IP電話機の概略図。 IP−PBXの概略図。 状態情報テーブルの概略図。 外部記憶装置を用いてIP電話機の通信情報を変更する際の処理を示すシーケンス図。 状態情報テーブルの概略図。 状態情報テーブルの概略図。 状態情報テーブルの概略図。 状態情報テーブルの概略図。 通信情報を変更したIP電話機に元の通信情報を復帰させる際の処理を示すシーケンス図。 状態情報テーブルの概略図。 状態情報テーブルの概略図。
図1は、本発明の第一の実施形態である通信システム100の概略図である。図示するように、通信システム100は、IP電話機110A、110B、110C(以下、各々を特に区別する必要のないときは、IP電話機110という)と、外部記憶装置130A、130B、130C(以下、各々を特に区別する必要のないときは、外部記憶装置130という)と、中継装置としてのIP−PBX150と、を備え、これらはネットワーク170を介して相互に情報を送受信することができる。
図2は、IP電話機110の概略図である。図示するように、IP電話機110は、記憶部111と、制御部115と、ハンドセット122と、AD/DA変換部123と、通信インタフェース部124と、入力部125と、出力部126と、読み書き部127と、を備える。
記憶部111は、設定情報記憶領域112と、通信情報記憶領域113と、を備える。
設定情報記憶領域112には、IP電話機110で通信を行う際に必要な情報の内、IP電話機110の通信情報(電話番号)が変わっても、当該IP電話機110で使用される設定情報が記憶される。
例えば、本実施形態においては、IP−PBX150の通信アドレス(GWIPアドレス)、MACアドレス、IP電話機110の通信アドレス(IPアドレス)、サブネットアドレス等が設定情報として記憶される。
なお、IP電話機110を一意に識別するための識別情報としてMACアドレスを使用しない場合には、IP電話機110に一意に割り振られた識別情報(端末ID)も設定情報として記憶される。
通信情報記憶領域113には、IP電話機110のユーザに固有の通信情報が記憶される。
例えば、本実施形態においては、電話番号(内線番号)、個人データ(電話帳、パスワード、通話履歴)、が通信情報として記憶されるが、通信情報には、少なくとも電話番号(内線番号)が含まれていればよい。
制御部115は、全体制御部116と、接続処理部117と、通信処理部118と、音声処理部119と、情報処理部120と、を備える。
全体制御部116は、IP電話機110における処理の全体を制御する。
ここで、本実施形態においては、全体制御部116は、情報処理部120から、IP−PBX150より利用停止指示を受信したことの通知を受けると、入力部125からの発呼指示の入力の受付を停止する。
また、全体制御部116は、情報処理部120から、IP−PBX150より利用停止の解除指示を受信したことの通知を受けると、入力部125からの発呼指示の入力の受付を再開する。
接続処理部117は、予め定められたプロトコルに応じて、IP−PBX150を介して、通話の相手方のIP電話機110との間の呼接続処理を行う。
また、接続処理部117は、IP電話機110における通話履歴を取得して、通信情報記憶領域113に記憶する処理を行う。
通信処理部118は、IP(Internet Protocol)、TCP(Transmission Control Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)に従った通信処理を行う。
例えば、通信処理部118は、音声処理部119から送られてきたRTPパケットをIPパケットにして、通信インタフェース部124に出力する処理を行う。
また、通信処理部118は、通信インタフェース部124より送られてきたIPパケットからRTPパケットを抽出し、音声処理部119に出力する処理を行う。
音声処理部119は、RTPに従った情報の処理を行う。
例えば、音声処理部119は、RTP(Real-time Transport Protocol)に従って、AD/DA変換部123においてデジタル化された音声信号よりRTPパケットを生成する処理を行う。
また、音声処理部119は、RTPに従って、通信処理部118から送られてきたRTPパケットより音声信号を抽出して、AD/DA変換部123に出力する処理を行う。
情報処理部120は、読み書き部127を介して、外部記憶装置130との間で情報の受け渡しを行う。
また、情報処理部120は、読み書き部127に外部記憶装置130が接続された場合(読み書き可能な状態に設置された場合)には、接続された外部記憶装置130に記憶されている電話番号を取得して、取得した電話番号と、IP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)と、を含む取り付け情報を生成し、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150に送信する処理を行う。
さらに、情報処理部120は、接続された外部記憶装置130が読み書き部127から取り外された場合(読み書き不可能な状態にされた場合)には、通信情報記憶領域113に記憶されている電話番号を取得して、取得した電話番号と、IP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)と、を含む取り外し情報を生成し、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150に送信する処理を行う。
また、情報処理部120は、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150より通信情報取得要求を受信すると、通信情報記憶領域113から通信情報を取得して、取得した通信情報と、IP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)と、を含む保存用通信情報を生成し、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150に送信する処理を行う。
さらに、情報処理部120は、送信した保存用通信情報に対する応答として、IP−PBX150より成功応答を受信した場合には、通信情報記憶領域113に記憶されている通信情報を、外部記憶装置130に記憶されている通信情報に更新するとともに、設定情報記憶領域112に記憶されているIP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)及び通信アドレスと、通信情報記憶領域に記憶されている電話番号と、を含むログイン情報を生成し、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150に送信する処理を行う。
また、情報処理部120は、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150より通信情報を取得した場合には、通信情報記憶領域113に記憶されている通信情報を、外部記憶装置130に記憶されている通信情報に更新する処理を行う。
さらに、情報処理部120は、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150より利用停止指示を受信した場合には、全体制御部116に利用停止指示を受信したことを通知する処理を行う。
また、情報処理部120は、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150より利用停止解除指示又はログインに対する成功応答を受信した場合には、全体制御部116に利用停止の解除指示を通知する処理を行う。
AD/DA変換部123は、ハンドセット122のマイク(図示せず)を介して入力された音声に対してサンプリング及び符号化を行い、音声信号として音声処理部119に出力する。
また、AD/DA変換部123は、音声処理部119から送られてきた音声信号をアナログ化して、ハンドセット122のスピーカ(図示せず)に送る。
通信インタフェース部124は、ネットワーク170を介した情報の送受信を行う。
入力部125は、情報の入力を受け付ける。
出力部126は、情報を出力する。
読み書き部127は、外部記憶装置130との間の情報受け渡しを行う。なお、外部記憶装置130との間の情報受け渡しは、接触であると、非接触であると、を問わない。
外部記憶装置130は、IP電話機110の読み書き部127に接続され、接続されたIP電話機110のユーザの指示に応じて、または、予め定められた時(周期的)に、通信情報記憶領域113に記憶されている通信情報を記憶する。
ここで、外部記憶装置130は、フラッシュメモリ等の半導体メモリのように可搬性を有する記憶装置を用いればよい。
図3は、IP−PBX150の概略図である。図示するように、IP−PBX150は、記憶部151と、制御部155と、通信部160と、を備える。
記憶部151は、状態情報記憶領域152と、通信情報記憶領域153と、を備える。
状態情報記憶領域152には、IP−PBX150が管理する(IP−PBX150にログインする)IP電話機110の状態を特定する状態情報が記憶される。例えば、本実施形態においては、図4(状態情報テーブル152aの概略図)に示すような状態情報テーブル152aが記憶される。
図4に示すように状態情報テーブル152aは、識別情報欄152bと、電話番号欄152cと、通信アドレス欄152dと、入力状態欄152eと、停止状態欄152fと、変更使用欄152gと、を有する。
識別情報欄152bには、IP−PBX150が管理する(IP−PBX150にログインする)IP電話機110を一意に識別するための識別情報が格納される。ここで、本実施形態においては、IP電話機110を一意に識別するための識別情報として、各IP電話機110のMACアドレスが格納される。
電話番号欄152cには、識別情報欄152bで特定されるIP電話機110の電話番号(内線番号)を特定する情報が格納される。
通信アドレス欄152dには、識別情報欄152bで特定されるIP電話機110の通信アドレス(IPアドレス)を特定する情報が格納される。
入力状態欄152eには、識別情報欄152b及び電話番号欄152cで特定されるIP電話機110の読み書き部127に外部記憶装置130が読み書き可能に設置されているか否かを特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、入力状態欄152eに「1」が格納されている場合には、識別情報欄152bで特定されるIP電話機110の読み書き部127に外部記憶装置130が接続されていることを示し、入力状態欄152eに「0」が格納されている場合には、識別情報欄152bで特定されるIP電話機110の読み書き部127に外部記憶装置130が接続されていないことを示すものとするが、このような態様に限定されるものではない。
停止状態欄152fには、識別情報欄152b及び電話番号欄152cで特定されるIP電話機110の利用が停止されているか否かを特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、停止状態欄152fに「1」が格納されている場合には、識別情報欄152bで特定されるIP電話機110の利用が停止されていることを示し、停止状態欄152fに「0」が格納されている場合には、識別情報欄152bで特定されるIP電話機110の利用が停止されていないことを示すものとするが、このような態様に限定されるものではない。
変更使用欄152gには、識別情報欄152b及び電話番号欄152cで特定されるIP電話機110が、他のIP電話機110の通信情報を記憶した外部記憶装置130を接続することにより、IP電話機110の通信情報を変更して利用するものであるか否かを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、変更使用欄152gに「0」が格納されている場合には、通信情報を変更して使用するものではないことを示し、変更使用欄152gに「1」が格納されている場合には、通信情報を変更して使用するものであることを示すものとするが、このような態様に限定されるものではない。
通信情報記憶領域153には、IP−PBX150が管理する(IP−PBX150にログインする)IP電話機110から送信されてきた通信情報が、当該通信情報を送信してきたIP電話機110を識別する識別情報(ここでは、MACアドレス)に関連付けられて記憶される。
制御部155は、全体制御部156と、呼制御部157と、電話機情報処理部158と、を備える。
全体制御部156は、IP−PBX150での処理の全体を制御する。
例えば、本実施形態においては、全体制御部156は、通信部160を介して情報を送受信する処理を制御する。
呼制御部157は、予め定められたプロトコルに応じて、発呼元のIP電話機110と、発呼先のIP電話機110との間の呼接続処理を行う。
ここで、本実施形態においては、呼制御部157は、発呼先のIP電話機110の電話番号をキーとして状態情報テーブル152aを検索し、ヒットしたレコードの内、停止状態欄152fに「0」の値が格納されているレコードがある場合には、当該レコードの通信アドレス欄152dで特定されるIP電話機110に発呼を行い、ヒットした全てのレコードの停止状態欄152fに「1」の値が格納されている場合には、いわゆる話中として処理を行う。
電話機情報処理部158は、IP−PBX150が管理する(IP−PBX150にログインする)IP電話機110の状態情報及び通信情報を管理する処理を行う。
例えば、電話機情報処理部158は、通信部160を介して、取り付け情報を受信すると、状態情報テーブル152aにおいて、受信した取り付け情報に含まれているIP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの電話番号欄152cに受信した取り付け情報に含まれているIP電話110の電話番号が格納されている場合には、当該レコードの入力状態欄152eを「1」、すなわち、読み書き部127に外部記憶装置130が接続されていることを示す情報に更新する。
一方、電話機情報処理部158は、受信した取り付け情報に含まれているIP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの電話番号欄152cに受信した取り付け情報に含まれているIP電話110の電話番号が格納されていない場合には、状態情報テーブル152aに新たなレコードを追加し、識別番号欄152bには、受信した取り付け情報に含まれているIP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)を格納し、電話番号欄152cには、受信した取り付け情報に含まれているIP電話機110の電話番号を格納し、通信アドレス欄152dには、受信した取り付け情報に含まれているIP電話機110の識別情報が識別番号欄152bに格納されている他のレコードの通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを格納し、入力状態欄152eには、「1」を格納し、停止状態欄152fには、「1」、すなわち、IP電話機110の利用が停止されていることを示す情報を格納し、変更使用欄152gには、「0」、すなわち、通信情報を変更して利用するものであることを特定する情報を格納するとともに、受信した取り付け情報に含まれているIP電話機110の識別情報が識別番号欄152bに格納されている他のレコードの停止状態欄152fに格納されている情報を「1」に更新する。
さらに、電話機情報処理部158は、受信した取り付け情報に含まれているIP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの電話番号欄152cに受信した取り付け情報に含まれているIP電話110の電話番号が格納されていない場合には、受信した取り付け情報に含まれているIP電話機110の識別情報が識別番号欄152bに格納されている他のレコードの通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを宛先として、通信部160を介して、通信情報の取得要求を送信する。
また、電話機情報処理部158は、通信部160を介して取り外し情報を受信すると、状態情報テーブル152aにおいて、受信した取り外し情報に含まれているIP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されたレコードが一つである場合には、このレコードの入力状態欄152eを「0」に更新する。
さらに、電話機情報処理部158は、通信部160を介して取り外し情報を受信すると、状態情報テーブル152aにおいて、受信した取り外し情報に含まれているIP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されたレコードが複数ある場合には、取り外し情報に含まれている電話番号が電話番号欄152cに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの停止状態欄152fを「1」に更新し、また、特定したレコードの通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを宛先として、通信部141を介して利用停止指示を送信する。
また、電話機情報処理部158は、通信部160を介してログイン情報を受信すると、状態情報テーブル152aにおいて、受信したログイン情報に含まれている識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されているレコードがない場合には、状態情報テーブル152aに新たなレコードを追加して、識別番号欄152bには、受信したログイン情報に含まれているIP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)を格納し、電話番号欄152cには、受信したログイン情報に含まれている電話番号を格納し、通信アドレス欄152dには、受信したログイン情報に含まれている通信アドレスを、入力状態欄152eには、「0」を格納し、停止状態欄152fには、「0」を格納し、変更使用欄152gには、「0」を格納する。
さらに、電話機情報処理部158は、状態情報テーブル152aにおいて、受信したログイン情報に含まれている識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されているレコードが一つある場合には、このレコードの電話番号欄152cに格納されている情報を、ログイン情報に含まれている電話番号に更新する。
また、電話機情報処理部158は、状態情報テーブル152aにおいて、受信したログイン情報に含まれている識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されているレコードが複数ある場合には、これらのレコードの内、ログイン情報に含まれている電話番号が電話番号欄152cに格納されているレコードの変更使用欄152gが「0」であるときは、停止状態欄152fを「0」に更新する。
さらに、電話機情報処理部158は、状態情報テーブル152aにおいて、受信したログイン情報に含まれている識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されているレコードが複数ある場合であって、これらのレコードの内、ログイン情報に含まれている電話番号が電話番号欄152cに格納されているレコードの変更使用欄152gの値が「1」のときは、ログイン情報に含まれている電話番号が電話番号欄152cに格納されていないレコードの電話番号欄152cに格納されている電話番号と同じ電話番号が格納されている他のレコードを特定し、特定した他のレコードの停止状態欄152fを「1」に更新するとともに、特定した他のレコードの通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを宛先として、利用停止指示を送信する。
一方、電話機情報処理部158は、状態情報テーブル152aにおいて、受信したログイン情報に含まれている識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されているレコードが複数ある場合であって、これらのレコードの内、ログイン情報に含まれている電話番号が電話番号欄152cに格納されているレコードの変更使用欄152gの値が「0」のときは、ログイン情報に含まれている電話番号が電話番号欄152cに格納されていないレコードの電話番号欄152cに格納されている電話番号と同じ電話番号が格納されている他のレコードを特定し、特定した他のレコードの停止状態欄152fを「0」に更新するとともに、特定した他のレコードの通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを宛先として、利用停止解除指示を送信する。
また、電話機情報処理部158は、状態情報テーブル152aにおいて、受信したログイン情報に含まれている識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されているレコードが複数ある場合であって、これらのレコードの内、ログイン情報に含まれている電話番号が電話番号欄152cに格納されているレコードの変更使用欄152gの値が「0」のときは、ログイン情報に含まれている電話番号が電話番号欄152cに格納されていないレコードの電話番号欄152cに格納されている電話番号と同じ電話番号が格納されている他のレコードを削除する。
さらに、電話機情報処理部158は、IP電話機110より、保存用通信情報を受信した際には、受信した保存用通信情報に添付されている識別情報(ここでは、MACアドレス)に関連付けて、通信情報を通信情報記憶領域153に記憶する。
また、電話機情報処理部158は、通信部160を介して取り外し情報を受信すると、状態情報テーブル152aにおいて、受信した取り外し情報に含まれているIP電話機110の識別情報(ここでは、MACアドレス)が識別情報欄152bに格納されているレコードが複数ある場合には、これらのレコードの内、入力状態欄152eに「0」が格納されているレコードを特定し、特定したレコードの識別番号欄152bに格納されている識別番号に関連付けられている通信情報を通信情報記憶領域153より取得し、特定したレコードの通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを宛先として、取得した通信情報を送信する。
通信部160は、ネットワーク170を介して情報を送受信する。
図5は、外部記憶装置130Cを用いてIP電話機110Aの通信情報を変更する際の処理を示すシーケンス図である。
ここで、本シーケンスにおいては、IP−PBX150の状態情報記憶領域152には、図4に示すような状態情報テーブル152aが記憶されており、IP電話機110Aの状態情報は、第一行目のレコード152hで管理されており、IP電話機110Cの状態情報は、第三行目のレコード152iで管理されているものとする。
まず、ユーザがIP電話機110Cから外部記憶装置130Cを取り外すと、IP電話機110Cの情報処理部120が、読み書き部127から外部記憶装置130Cが取り外されたことを検知し(S10)、IP電話機110Cの情報処理部120が、設置情報記憶領域112に記憶されているMACアドレスと、通信情報記憶領域113に記憶されている電話番号と、を含む取り外し情報を生成して、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150に送信する(S11)。なお、外部記憶装置130Cには、IP電話機110Cの通信情報が記憶されているものとする。
取り外し情報を受信したIP−PBX150では、電話機情報処理部158が、取り外し情報に含まれているMACアドレスと、電話番号と、を抽出し、状態情報テーブル152aにおいて、抽出したMACアドレス及び電話番号が識別情報欄152b及び電話番号欄152cに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの入力状態欄152eを「0」に更新する(S12)。例えば、図4に示す状態情報テーブル152aのIP電話機110Cに対応するレコード152iが、図6(状態情報テーブル152aの概略図)のIP電話機110Cに対応するレコード152iのように入力状態欄152eの値が「0」になる。
次に、ユーザがIP電話機110Aの通信情報を変更するために、IP電話機110Aから外部記憶装置130Cを取り外すと、IP電話機110Aの情報処理部120が、読み書き部127から外部記憶装置130Cが取り外されたことを検知し(S13)、IP電話機110Aの情報処理部120が、設置情報記憶領域112に記憶されているMACアドレスと、通信情報記憶領域113に記憶されている電話番号と、を含む取り外し情報を生成して、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150に送信する(S14)。なお、外部記憶装置130Aには、IP電話機110Aの通信情報が記憶されているものとする。
取り外し情報を受信したIP−PBX150では、電話機情報処理部158が、取り外し情報に含まれているMACアドレスと、電話番号と、を抽出し、状態情報テーブル152aにおいて、抽出したMACアドレス及び電話番号が識別情報欄152b及び電話番号欄152cに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの入力状態欄152eを「0」に更新する(S15)。例えば、図4に示す状態情報テーブル152aのIP電話機110Aに対応するレコード152hが、図7(状態情報テーブル152aの概略図)のIP電話機110Aに対応するレコード152hのように入力状態欄152eの値が「0」になる。
次に、ユーザが、IP電話機110AをIP電話機110Cと同様の通信情報を用いて使用するために、IP電話機110Cの通信情報が記憶されている外部記憶装置130CをIP電話機110Aの読み書き部127に接続すると、IP電話機110Aの情報処理部120が、読み書き部127に外部記憶装置130Cが接続されたことを検知し(S16)、IP電話機110Aの情報処理部120が、設置情報記憶領域112に記憶されているMACアドレスと、外部記憶装置130Cに記憶されている電話番号と、を含む取り付け情報を生成して、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150に送信する(S17)。
このような取り付け情報を受信したIP−PBX150では、電話機情報処理部158が、取り付け情報に含まれているMACアドレスと、電話番号と、を抽出し、状態情報テーブル152aにおいて、抽出したMACアドレス及び電話番号が識別情報欄152b及び電話番号欄152cに格納されているレコードを検索する。ここでは、このようなレコードが存在せず、抽出したMACアドレスが識別情報欄152bに格納されているレコード(ここでは、レコード152h)があるため、例えば、図8(状態情報テーブル152aの概略図)に示すように、状態情報テーブル152aに新たなレコード152jを生成し、識別情報欄152bには、取り付け情報に含まれているMACアドレスを、電話番号欄152cには、取り付け情報に含まれている電話番号を、通信アドレス欄152dには、取り付け情報に含まれているMACアドレスが格納されている他のレコード(ここでは、レコード152h)の通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを、入力状態欄152eには、「1」を、停止状態欄152fには、「1」を、変更使用欄152gには、「1」を、格納する(S18)。
そして、取り付け情報を受信して、新たに状態情報テーブル152aにレコードを追加した場合には、IP−PBX150は、電話機情報処理部158が、状態情報テーブル152aにおいて、取り付け情報に含まれているMACアドレスが識別情報欄152bに格納されているレコードの通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを宛先として、通信情報取得要求を送信する(S19)。
通信情報取得要求を受信したIP電話機110Aでは、全体制御部116が、入力部125からの電話指示の入力の受付を停止する(S20)。なお、ステップS20においては、全体制御部116は、出力部126に電話機能の利用が停止された旨を特定する情報を表示することが望ましい。
次に、IP電話機110Aの情報処理部120は、通信情報記憶領域113から取得した通信情報と、設定情報記憶領域112に記憶されているIP電話機110AのMACアドレスと、を含む保存用通信情報を生成し、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150に送信する(S21)。
このような保存用通信情報を受信したIP−PBX150では、電話機情報処理部158が、受信した保存用通信情報から抽出した通信情報を、受信した保存用通信情報から抽出したMACアドレスに関連付けて、通信情報記憶領域153に記憶する(S22)。
そして、IP−PBX150の電話機情報処理部158は、通信部160を介して、通信情報の保存が成功したことを示す成功応答をIP電話機110Aに送信する(S23)。
このような成功応答を受信したIP電話機110Aでは、情報処理部120が、通信情報記憶領域113に記憶されている情報を削除して、読み書き部127に接続されている外部記憶装置130Cから通信情報を取得して、通信情報記憶領域113に記憶することで通信情報を更新する(S24)。
そして、IP電話機110Aの情報処理部120は、通信情報を更新すると、更新した通信情報から取得した電話番号と、設定情報記憶領域112に記憶されている通信アドレス及びMACアドレスと、を含むログイン情報をIP−PBX150に送信する(S25)。
このようなログイン情報を受信したIP−PBX150では、電話機情報処理部158が、状態情報テーブル152aにおいて、ログイン情報に含まれるMACアドレス、電話番号及び通信アドレスが、識別情報欄152b、電話番号欄152c及び通信アドレス欄152dに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの停止状態欄152fを「0」に更新し、また、電話機情報処理部158は、ログイン情報に含まれる電話番号が電話番号欄152cに格納されている他のレコードの停止状態欄152fを「1」に更新する(S26)。
例えば、図9に示す状態情報テーブル152aに示すように、IP電話機110Aに対応して新たに生成されたレコード152jの停止状態欄152fが「0」となり、IP電話機110Cに対応するレコード152iの停止状態欄152fが「1」となる。
そして、IP−PBX150の電話機情報処理部158は、ステップS26において、停止状態欄152fを「1」に更新したレコードの通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを宛先として、利用停止指示を送信する(S27)。
このような利用停止指示を受信したIP電話機110Cでは、全体制御部116が、入力部125からの電話指示の入力の受付を停止する(S28)。なお、ステップS28においては、全体制御部116は、出力部126に電話機能の利用が停止された旨を特定する情報を表示することが望ましい。
また、IP−PBX150の電話機情報処理部158は、ステップS26において、停止状態欄152fを「0」に更新したレコードの通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを宛先として、ログインの成功応答を送信する(S29)。
このようなログインの成功応答を受信したIP電話機110Aでは、全体制御部116が、入力部125からの電話指示の入力の受付を再開する(S30)。なお、ステップS30においては、全体制御部116は、出力部126に電話機能の利用が停止された旨を特定する情報を表示していた場合には、このような表示を停止する。
以上のような処理を行うことにより、IP電話機110Aに外部記憶装置130Cを接続するのみで、IP電話機110Aにおいて、外部記憶装置130Cに記憶されているIP電話機110Cの通信情報(電話番号、電話帳等)を用いて通信を行うことができるようになる。
図10は、通信情報を変更したIP電話機110Aに元の通信情報を復帰させる際の処理を示すシーケンス図である。
ここで、本シーケンスにおいては、IP−PBX150の状態情報記憶領域152には、図9に示す状態情報テーブル152aが記憶されており、IP電話機110Cに接続されていた外部記憶装置130CをIP電話機110Aに接続しているものとする。
そして、図9に示す状態情報テーブル152aでは、IP電話機110AがIP電話機110Aの通信情報を使用して通信を行う際の状態情報は、第一行目のレコード152hで管理されており、IP電話機110CがIP電話機110Cの通信情報を使用して通信を行う際の状態情報は、第三行目のレコード152iで管理されており、IP電話機110AがIP電話機110Cの通信情報を使用して通信を行う際の状態情報は、第四行目のレコード152jで管理されているものとする。
まず、ユーザがIP電話機110Aに元の通信情報を復帰させるために、IP電話機110Aから外部記憶装置130Cを取り外すと、IP電話機110Aの情報処理部120は、読み書き部127から外部記憶装置130Cが取り外されたことを検知し(S40)、IP電話機110Aの情報処理部120は、設置情報記憶領域112に記憶されているMACアドレスと、通信情報記憶領域113に記憶されている電話番号と、を含む取り外し情報を生成して、通信処理部118及び通信インタフェース部124を介して、IP−PBX150に送信する(S41)。
取り外し情報を受信したIP−PBX150では、電話機情報処理部158が、取り外し情報に含まれているMACアドレスと、電話番号と、を抽出し、状態情報テーブル152aにおいて、抽出したMACアドレスが識別情報欄152bに格納されているレコードが複数あることを確認し、そして、抽出したMACアドレス及び電話番号が識別情報欄152b及び電話番号欄152cに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの入力状態欄152eを「0」に更新するとともに、特定したレコードの停止状態欄152fを「1」に更新する(S42)。例えば、図11に示す状態情報テーブル152aのように、レコード152jの入力状態欄152eの値が「0」、停止状態欄152fの値が「1」になる。
さらに、IP−PBX150の電話機情報処理部158は、状態情報テーブル152aにおいて、取り外し情報から抽出したMACアドレスが識別情報欄152bに格納されているレコードが複数あることを確認した場合には、取り外し情報を送信してきたIP電話機110Aに利用停止指示を送信する(S43)。
このような利用停止指示を受信したIP電話機110Aでは、全体制御部116が、入力部125からの電話指示の入力の受付を停止する(S44)。なお、ステップS44においては、全体制御部116は、出力部126に電話機能の利用が停止された旨を特定する情報を表示することが望ましい。
また、IP−PBX150の電話機情報処理部158は、状態情報テーブル152aにおいて、取り外し情報から抽出したMACアドレスが識別情報欄152bに格納されているレコードが複数あることを確認した場合には、取り外し情報に含まれているMACアドレスに関連付けられて通信情報記憶領域153に記憶されている通信情報を抽出し、抽出した通信情報を、取り外し情報を送信してきたIP電話機110Aに送信する(S45)。
IP−PBX150より通信情報を受信したIP電話機110Aでは、情報処理部120が、通信情報記憶領域113に記憶されている通信情報を削除して、受信した通信情報を通信情報記憶領域113に記憶することで、通信情報を更新する(S46)。
そして、通信情報を更新したIP電話機110Aの情報処理部120は、更新した通信情報から取得した電話番号と、設定情報記憶領域112に記憶されている通信アドレス及びMACアドレスと、を含むログイン情報をIP−PBX150に送信する(S47)。
このようなログイン情報を受信したIP−PBX150では、電話機情報処理部158が、状態情報テーブル152aにおいて、ログイン情報に含まれるMACアドレス、電話番号及び通信アドレスが、識別情報欄152b、電話番号欄152c及び通信アドレス欄152dに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの変更使用欄152gに格納されている値が「1」である場合には、特定したレコードの停止状態欄152fを「0」に更新し、また、電話機情報処理部158は、ログイン情報に含まれる電話番号が電話番号欄152cに格納されている他のレコードの停止状態欄152fを「0」に更新し、さらに、電話機情報処理部158は、ログイン情報に含まれるMACアドレス及び通信アドレスが、識別情報欄152b及び通信アドレス欄152dに格納されているレコードであって、ログイン情報に含まれている電話番号が電話番号欄152cに格納されていないレコードを特定し、特定したレコードを削除する(S48)。
例えば、図12に示す状態情報テーブル152aに示すように、IP電話機110Aに対応して新たに生成されたレコード152jが削除され、IP電話機110Aに対応したレコード152hの停止状態欄152fが「0」にされ、IP電話機110Cに対応するレコード152iの停止状態欄152fが「0」にされる。
そして、IP−PBX150の電話機情報処理部158は、ログイン情報を送信してきたIP電話機110Aに、ログインの成功応答を送信する(S49)。
このようなログインの成功応答を受信したIP電話機110Aでは、全体制御部116が、入力部125からの電話指示の入力の受付を再開する(S50)。なお、ステップS50においては、全体制御部116は、出力部126に電話機能の利用が停止された旨を特定する情報を表示していた場合には、このような表示を停止する。
さらに、IP−PBX150の電話機情報処理部158は、ステップS48において、停止状態欄152fを「0」に更新したレコードのうち、ログイン情報を送信してきたIP電話機110A以外のIP電話機110Cに対応するレコード152jの通信アドレス欄152dに格納されている通信アドレスを宛先として、利用停止解除指示を送信する(S51)。
このようなログインの利用停止解除指示を受信したIP電話機110Cでは、全体制御部116が、入力部125からの電話指示の入力の受付を再開する(S52)。なお、ステップS52においては、全体制御部116は、出力部126に電話機能の利用が停止された旨を特定する情報を表示していた場合には、このような表示を停止する。
以上のような処理を行うことにより、他の電話機110Cの通信情報を使用して通信を行っていたIP電話機110Aから、外部記憶装置130Cを取り外すだけで、IP電話機110Aに元の通信情報が復帰する。
以上のように、本発明によれば、IP電話機110に、他のIP電話機110の通信情報が記憶されている外部記憶装置130を接続することにより、IP電話機110を他のIP電話機110と同様に使用することができるほか、IP電話機110より、他のIP電話機110の通信情報が記憶されている外部記憶装置130を取り外すことにより、IP電話機110の通信情報が元に戻され、元のIP電話機110に復帰させることができる。
以上に記載した実施形態においては、IP電話機110に他のIP電話機110の通信情報が記憶された外部記憶装置130が接続された際に、IP電話機110の通信情報をIP−PBX150に送信し(例えば、図5のステップS21)、IP−PBX150で保存するようにしているが、このような態様に限定されず、例えば、IP電話機110の記憶部111に通信情報保存領域を設けておき、この通信情報保存領域に元の通信情報を記憶しておくことも可能である。
このようにした場合には、IP電話機110から、他のIP電話機110の通信情報が記憶された外部記憶装置130が取り外された際には、この通信情報保存領域に記憶された通信情報を通信情報記憶領域113に戻すことにより、元のIP電話機110の状態に復帰させることが可能となる。
また、以上に記載した実施形態においては、IP電話機110に他のIP電話機110の通信情報が記憶された外部記憶装置130が接続された際に、IP電話機110の通信情報記憶領域113に記憶されている通信情報を、外部記憶装置130に記憶されている通信情報に更新しているが(例えば、図5のステップS24)、このような態様に限定されず、例えば、IP電話機110に他のIP電話機110の通信情報が記憶された外部記憶装置130が接続された際には、外部記憶装置130を用いて(外部記憶装置130に記憶されている通信情報をそのまま用いて)、通信を行うようにしてもよい。
このような場合には、IP電話機110の通信情報をIP−PBX150に送信する必要がなくなり(例えば、図5のステップS21)、また、通信情報として通話履歴が含まれている場合には、外部記憶装置130に記憶されている通話履歴が常に最新のものになる。
また、以上に記載した実施形態においては、中継装置としてIP−PBX150を使用したが、このような態様に限定されず、例えば、SIPサーバ等、IP電話機110の呼接続を中継することのできる装置であればどのような装置であってもよい。
100 通信システム
110 IP電話機
111 記憶部
112 設定情報記憶領域
113 通信情報記憶領域
115 制御部
116 全体制御部
117 接続処理部
118 通信処理部
119 音声処理部
120 情報処理部
122 ハンドセット
123 AD/DA変換部
124 通信インタフェース部
125 入力部
126 出力部
127 読み書き部
150 IP−PBX
151 記憶部
152 状態情報記憶領域
153 通信情報記憶領域
155 制御部
156 全体制御部
157 呼制御部
158 電話機情報処理部
160 通信部

Claims (9)

  1. 外部記憶装置を着脱可能にされた電話機と、当該電話機の呼接続を中継する中継装置と、を有する通信システムであって、
    前記電話機は、第一電話番号を含む第一通信情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、
    前記中継装置は、電話機の識別番号、電話番号、および、通信アドレス、を特定する状態情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、
    前記電話機の制御部は、第二電話番号を含む第二通信情報を記憶した外部記憶装置が装着された場合に、装着された外部記憶装置より取得された第二電話番号を前記中継装置に送信する処理を行い、
    前記中継装置の制御部は、前記第二電話番号を受信すると、前記第二電話番号を送信してきた前記電話機の識別番号、前記第二電話番号、および、前記第二電話番号を送信してきた前記電話機の通信アドレス、を特定する状態情報を記憶部に追加する処理を行い、
    前記電話機の制御部は、前記記憶部に記憶された第一通信情報を前記中継装置に送信する処理を行い、
    前記中継装置の制御部は、前記第一通信情報を受信すると、前記第一通信情報を前記機中継装置の記憶部に記憶する処理を行い、
    前記電話機の制御部は、前記第二電話番号を含む登録情報を前記中継装置に送信する処理を行い、
    前記中継装置の制御部は、前記登録情報を受信すると、前記登録情報に含まれる第二電話番号を用いて、前記電話機の呼接続を行う処理と、
    を行うこと、
    を特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記中継装置の制御部は、前記第二電話番号を受信すると、前記電話機において、前記第一電話番号を用いた呼接続を停止する処理を行うこと、
    を特徴とする通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の通信システムであって、
    前記中継装置の制御部は、前記登録情報を受信すると、前記電話機とは異なる他の電話機の前記第二電話番号を用いた呼接続を停止する処理を行うこと、
    を特徴とする通信システム。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の通信システムであって、
    前記電話機の制御部は、前記第二電話番号を含む第二通信情報を記憶した外部記憶装置が取り外された場合に、外部記憶装置が取り外されたことを通知する取り外し情報を前記中継装置に送信する処理を行い、
    前記中継装置の制御部は、前記取り外し情報を受信すると、前記中継装置に記憶されている前記第一通信情報を、前記電話機に送信する処理を行い、
    前記電話機の制御部は、前記第一通信情報に含まれる第一電話番号を含む登録情報を前記中継装置に送信する処理を行い、
    前記中継装置の制御部は、前記登録情報を受信すると、前記登録情報に含まれる第一電話番号を用いて、前記電話機の呼接続を行う処理を行うこと、
    を特徴とする通信システム。
  5. 請求項4に記載の通信システムであって、
    前記中継装置の制御部は、前記取り外し情報を受信すると、前記電話機において、前記第二電話番号を用いた呼接続を停止する処理を行うこと、
    を特徴とする通信システム。
  6. 請求項4又は5に記載の通信システムであって、
    前記中継装置の制御部は、前記第一電話番号を含む前記登録情報を受信すると、前記電話機とは異なる他の電話機の前記第二電話番号を用いた呼接続を再開する処理を行うこと、
    を特徴とする通信システム。
  7. 外部記憶装置を着脱可能にされた電話機と、当該電話機の呼接続を中継する中継装置と、を有する通信システムであって、
    前記電話機は、第一電話番号を含む第一通信情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、
    前記中継装置は、電話機の識別番号、電話番号、および、通信アドレス、を特定する状態情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、
    前記電話機の制御部は、第二電話番号を含む通信情報を記憶した外部記憶装置が装着された場合に、装着された外部記憶装置より取得された第二電話番号を前記中継装置に送信する処理を行い、
    前記中継装置の制御部は、前記第二電話番号を受信すると、前記第二電話番号を送信してきた前記電話機の識別番号、前記第二電話番号、および、前記第二電話番号を送信してきた前記電話機の通信アドレス、を特定する状態情報を記憶部に追加する処理を行い、
    前記電話機の制御部は、装着された前記外部記憶装置より前記第二通信情報を取得して、前記電話機の記憶部に記憶する処理を行い、
    前記電話機の制御部は、前記第二電話番号を含む登録情報を前記中継装置に送信する処理を行い、
    前記中継装置の制御部は、前記登録情報を受信すると、前記登録情報に含まれる第二電話番号を用いて、前記電話機の呼接続を行う処理と、
    を行うこと、
    を特徴とする通信システム。
  8. 外部記憶装置を着脱可能にされ、中継装置を介して呼接続を行う電話機であって、
    第一電話番号を含む第一通信情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    第二電話番号を含む第二通信情報を記憶した外部記憶装置が装着された場合に、装着された外部記憶装置より取得された第二電話番号を前記中継装置に送信する処理と、
    前記記憶部に記憶された第一通信情報を前記中継装置に送信する処理と、
    前記第二電話番号を含む登録情報を前記中継装置に送信する処理と、
    前記第二通信情報を用いて、通信を行う処理と、を行うこと、
    を特徴とする電話機。
  9. 請求項8に記載の電話機であって、
    前記制御部は、
    前記第二電話番号を含む第二通信情報を記憶した外部記憶装置が取り外された場合に、外部記憶装置が取り外されたことを通知する取り外し情報を前記中継装置に送信する処理と、
    前記中継装置に記憶されている前記第一通信情報を、取得する処理と、
    前記第一通信情報に含まれる第一電話番号を含む登録情報を前記中継装置に送信する処理と、
    前記第一通信情報を用いて、通信を行う処理と、を行うこと、
    を特徴とする電話機。
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