JP2010283284A - 露光装置及びデバイスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】マスクの変形を抑制し、露光精度の低下を防止することができる露光装置及びデバイスの製造方法を提供すること。
【解決手段】マスクを介して基板に露光光を照射して前記基板の露光処理を行う露光装置であって、前記マスクの冷却に用いる液体を当該マスクに付着させる液体供給装置を備える。
【選択図】図4
【解決手段】マスクを介して基板に露光光を照射して前記基板の露光処理を行う露光装置であって、前記マスクの冷却に用いる液体を当該マスクに付着させる液体供給装置を備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、露光装置及びデバイスの製造方法に関する。
フォトリソグラフィ工程で用いられる露光装置は、マスクのパターン形成領域を露光光で照明し、そのマスクを介した露光光で基板を露光する。露光に用いられるマスクは、例えば露光装置のマスクステージに保持される。マスクステージにてマスクを保持する際には、例えばマスクステージにマスクを保持部材上に保持させるなどの手法が知られている。
露光光の照射回数を重ねるにつれて、露光光の照射を受けるマスクの温度が上昇し、マスクが変形することがある。マスクが変形すると、露光精度が低下する場合がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、露光精度の低下を防ぐことができる露光装置及びデバイスの製造方法を提供することにある。
本発明に係る露光装置(EX)は、マスク(M)を介して基板(P)に露光光(EL)を照射して前記基板の露光処理を行う露光装置であって、前記マスクの冷却に用いる液体(Q)を当該マスクに付着させる液体供給装置(60)を備える。
本発明に係るデバイスの製造方法は、上記の露光装置(EX)を用いて基板(P)を露光することと、前記露光された基板を現像することとを含む。
本発明によれば、露光精度の低下を防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。水平面内の所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。また、X軸、Y軸、及びZ軸まわりの回転(傾斜)方向をそれぞれ、θX、θY、及びθZ方向とする。
図1は、第1実施形態に係る露光装置EXの一例を示す概略構成図である。図1において、露光装置EXは、本体チャンバCH内に配置されている露光装置本体100を有している。露光装置本体100は、マスクMを保持して移動可能なマスクステージ1と、基板Pを保持して移動可能な基板ステージ2と、マスクステージ1に保持されているマスクMを露光光ELで照明する照明系ILと、露光光ELで照明されたマスクMのパターンの像を基板ステージ2に保持されている基板Pに投影する投影光学系PLと、計測ステージ4(一部のみが図示されている)とを備えている。例えば本体チャンバCH内には、露光装置EX全体の動作を制御する制御装置3が配置されている。制御装置3は、例えばコンピュータシステムを含む。
本実施形態の露光装置EXは、マスクMと基板Pとを所定の走査方向に同期移動しつつ、マスクMを介した露光光ELで基板Pを露光する走査型露光装置(所謂スキャニングステッパ)である。本実施形態においては、基板Pの走査方向(同期移動方向)をY軸方向とし、マスクMの走査方向(同期移動方向)もY軸方向とする。露光装置EXは、基板Pを投影光学系PLの投影領域PRに対してY軸方向に移動するとともに、その基板PのY軸方向への移動と同期して、照明系ILの照明領域IRに対してマスクMをY軸方向に移動しつつ、マスクMを露光光ELで照明し、そのマスクMからの露光光ELを、投影光学系PLを介して基板Pに照射する。照明系ILの照明領域IRは、照明系ILから射出される露光光ELの照射位置を含み、投影光学系PLの投影領域PRは、投影光学系PLから射出される露光光ELの照射位置を含む。
露光装置本体100は、例えばクリーンルーム内の床部FL上に設けられた第1コラム6、当該第1コラム6上に設けられた第2コラム7、当該第2コラム7上に設けられた第3コラム5を含むボディ8を備えている。第1コラム6は、複数の第1支柱10と、それら第1支柱10に防振装置9を介して支持された第1プレート11とを有する。第2コラム7は、第1プレート11上に設けられた複数の第2支柱12と、それら第2支柱12に支持された第2プレート13とを有する。第3コラム5は、第2コラム7の第2プレート13に支持されている。
照明系ILは、第3コラム5によって支持されており、所定の照明領域IRを均一な照度分布の露光光ELで照明する。照明系ILは、照明領域IRに配置されたマスクMの少なくとも一部を均一な照度分布の露光光ELで照明する。照明系ILから射出される露光光ELとしては、例えば水銀ランプから射出される輝線(g線、h線、i線)及びKrFエキシマレーザ光(波長248nm)等の遠紫外光(DUV光)、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)及びF2レーザ光(波長157nm)等の真空紫外光(VUV光)等が用いられる。本実施形態においては、露光光ELとして、紫外光(真空紫外光)であるArFエキシマレーザ光が用いられる。
マスクステージ1は、ガスベアリングにより、第2プレート13の上面(ガイド面)13Gに非接触で支持されている。マスクステージ1は、リニアモータ等のアクチュエータを含むマスクステージ駆動装置15の作動により、照明系ILから射出される露光光ELの照射位置(照明系ILの照明領域IR)を含む第2プレート13の上面13Gに沿って、X軸、Y軸及びθZ方向の3つの方向に移動可能である。マスクステージ1は、例えば基板Pの露光時、あるいは露光光ELを用いる計測時等に露光光ELが通過する第1開口16を有する。
マスクステージ1は、露光光ELが照射されるマスクMを保持するマスク保持部14を有する。マスク保持部14は、マスクMを着脱可能である。本実施形態において、マスク保持部14は、マスクMの下面(第2面)MbとXY平面とがほぼ平行となるように、マスクMを保持する。
投影光学系PLは、所定の投影領域PRに露光光ELを照射する。基板Pは、投影光学系PLの投影領域PR(露光光ELの照射位置)に移動可能である。投影光学系PLは、投影領域PRに配置された基板Pの少なくとも一部に、マスクMのパターンの像を所定の投影倍率で投影する。投影光学系PLの複数の光学素子は、鏡筒20に保持されている。
鏡筒20は、フランジ21を有する。フランジ21は、第1プレート11に支持される。
本実施形態の投影光学系PLは、その投影倍率が例えば1/4、1/5、又は1/8等の縮小系である。なお、投影光学系PLは、等倍系及び拡大系のいずれでもよい。本実施形態においては、投影光学系PLの光軸AXは、Z軸と平行である。また、投影光学系PLは、反射光学素子を含まない屈折系、屈折光学素子を含まない反射系、反射光学素子と屈折光学素子とを含む反射屈折系のいずれであってもよい。また、投影光学系PLは、倒立像と正立像とのいずれを形成してもよい。
鏡筒20は、フランジ21を有する。フランジ21は、第1プレート11に支持される。
本実施形態の投影光学系PLは、その投影倍率が例えば1/4、1/5、又は1/8等の縮小系である。なお、投影光学系PLは、等倍系及び拡大系のいずれでもよい。本実施形態においては、投影光学系PLの光軸AXは、Z軸と平行である。また、投影光学系PLは、反射光学素子を含まない屈折系、屈折光学素子を含まない反射系、反射光学素子と屈折光学素子とを含む反射屈折系のいずれであってもよい。また、投影光学系PLは、倒立像と正立像とのいずれを形成してもよい。
基板ステージ2は、露光光ELが照射される基板Pを保持する基板保持部22を有する。基板保持部22は、基板Pを着脱可能である。本実施形態において、基板保持部22は、基板Pの露光面(上面)PaとXY平面とがほぼ平行となるように、基板Pを保持する。基板ステージ2は、ガスベアリングにより、第3プレート23の上面(ガイド面)23Gに非接触で支持されている。本実施形態において、第3プレート23の上面23GとXY平面とはほぼ平行である。第3プレート23は、床面FLに防振装置24を介して支持されている。基板ステージ2は、リニアモータ等のアクチュエータを含む基板ステージ駆動装置25の作動により、投影光学系PLから射出される露光光ELの照射位置(投影光学系PLの投影領域PR)を含む第3プレート23の上面23Gに沿って、基板Pを保持して移動可能である。本実施形態においては、基板ステージ2は、基板保持部22に基板Pを保持した状態で、第3プレート23上で、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY及びθZ方向の6つの方向に移動可能である。
基板ステージ2(基板P)の位置情報は、干渉計システム19のレーザ干渉計19Bによって計測される。レーザ干渉計19Bは、基板ステージ2の反射面2Rに計測光LBを照射する。レーザ干渉計19Bは、基板ステージ2の反射面2Rに照射した計測光LBを用いて、X軸、Y軸及びθZ方向に関する基板ステージ2の位置情報を計測する。また、基板ステージ2に保持されている基板Pの露光面Paの面位置情報(Z軸、θX及びθY方向に関する位置情報)が、不図示のフォーカス・レベリング検出システムによって検出される。制御装置3は、干渉計システム19(レーザ干渉計19B)の計測結果及びフォーカス・レベリング検出システムの検出結果に基づいて基板ステージ駆動装置25を作動し、基板ステージ2に保持されている基板Pの位置制御を行う。レーザ干渉計に加えて、エンコーダシステムを設け、これによってマスクMの位置制御を行うようにしてもよい。
エンコーダシステムを用いた位置制御としては、例えば、米国公開2007/0288121号に記載されている構成を採用することができる。
エンコーダシステムを用いた位置制御としては、例えば、米国公開2007/0288121号に記載されている構成を採用することができる。
図2は、本実施形態に係るマスクステージ1、カウンタマス18及び第2プレート13近傍の斜視図である。図3は、マスクステージ1の一部の構成を示す斜視図である。図2及び図3に示すように、マスクステージ1は、マスク保持部14が設けられたマスクステージ本体27を備えている。
マスクステージ本体27は、XY平面内においてほぼ矩形の第1部材28を有している。第1部材28は、+Y側の側面に、図1に示すレーザ干渉計19Aの計測光LBが照射される反射面1Rを有する。第1部材28の反射面1Rは、Y軸とほぼ垂直になっている。カウンタマス18の+Y側の側面には、レーザ干渉計19Aの計測光LBが透過可能な透過領域18Yが配置されている。レーザ干渉計19Aは、透過領域18Yを介して、第1部材28の反射面1Rに計測光LBを照射可能である。
図3に示すように、マスク保持部14は、第1部材28のうち第1開口16の周囲に配置された台座43と、当該台座43に設けられた吸着パッド44とを有する。吸着パッド44は、台座43の上面43Tに設けられている。台座43及び吸着パッド44は、第1開口16の4辺のうち対向する2辺に沿って配置されており、Y軸方向に長手方向を有する。吸着パッド44は、マスクMの下面Mbの少なくとも一部を保持する保持面45を有する。
保持面45は、台座43の上面43Tの少なくとも一部を含む。本実施形態において、保持面45は、XY平面とほぼ平行である。吸着パッド44は、台座43の上面43Tの一部に形成された溝46と、溝46の内側に形成された吸引口47とを有する。保持面45は、台座43の上面43Tのうち、溝46が形成されていない部分を含む。吸引口47は、不図示の圧力調節装置に接続されている。制御装置3により当該圧力調節装置を制御することで、吸引口47の気体を吸引することができるようになっている。
吸着パッド44は、マスクMの下面Mb(図1等参照)の少なくとも一部を吸着するように保持する。吸着パッド44の保持面45と、マスクMの下面Mbの一部とを接触させた状態で、吸引口47に接続されている圧力調節装置が作動することにより、マスクMの下面Mbと溝46の内面とで囲まれた空間の気体が吸引口47によって吸引され、その空間が負圧になる。これにより、マスクMの下面Mbが保持面45に吸着保持される。マスクステージ1は、保持面45でマスクMを保持しながら移動可能である。また、吸引口47を用いる吸引動作が停止されることによって、マスク保持部14よりマスクMを外すことができる。なお、マスクMの保持は吸着に限定されるものではなく、それ以外の方法を用いてもよい。
マスクステージ駆動装置15は、マスクステージ1を移動可能である。図2に示すように、マスクステージ駆動装置15は、マスクステージ1をY軸及びθZ方向に移動可能な第1駆動装置30と、マスクステージ1をX軸方向に移動可能な第2駆動装置31とを有する。本実施形態において、第1駆動装置30は、一対のリニアモータ32、33を含む。第2駆動装置31は、ボイスコイルモータ36を含む。
図2及び図3に示すように、ガイド部材34、35は、リニアモータ32、33の固定子として機能するコイルユニット51をそれぞれ有する。マスクステージ1の第1部材28は、リニアモータ32、33の可動子として機能する磁石ユニット55を有する。磁石ユニット55は、第1部材28の+X側の端面及び−X側の端面に配置されており、ガイド部材34、35のコイルユニット51に対応するように、+X側及び−X側のそれぞれに配置されている。
本実施形態においては、第1部材28の+X側の端に設けられた可動子、及びガイド部材34に設けられた固定子によって、マスクステージ本体27をY軸方向に移動可能なムービングマグネット方式のリニアモータ32が形成される。同様に、第1部材28の−X側の端に設けられた可動子、及びガイド部材35に設けられた固定子によって、マスクステージ本体27をY軸方向に移動可能なムービングマグネット方式のリニアモータ33が形成される。
図2に示すように、マスクステージ本体27の−X側の端には、ボイスコイルモータ36の可動子として機能する磁石ユニットが配置されている。マスクステージ本体27の−X側の端に設けられた可動子、及びガイド部材37に設けられた固定子によって、マスクステージ本体27をX軸方向に移動可能なムービングマグネット方式のボイスコイルモータ36が形成される。
カウンタマス18は、マスクステージ1を配置可能な開口を有する矩形の枠状の部材であり、マスクステージ1の移動に伴う反力を相殺するために、第2プレート13の上面において移動可能である。カウンタマス18は、マスクステージ1の移動方向とは反対方向に移動することにより、マスクステージ1の移動に伴う反力を相殺する。
図1を参照して、本体チャンバCHは、隔壁101によって分けられた4つの空間を有している。この4つの空間は、投影光学系PLの上部とマスクステージ1と前記露光位置EP等を含む第1空間92Aと、投影光学系PLの下部と基板ステージ2等を含む第2空間92Bと、マスクMを搬送するマスクローダMLと、前記マスクのロード・アンロード位置LD等とを含む第3空間92Cと、基板Pを搬送する基板ローダWL等を含む第4空間92Dとから構成されている。本体チャンバCH内には、当該4つの空間の+Z側に上部空間93が設けられている。上部空間93は、第1空間92A、第3空間92C及び第4空間92Dにそれぞれ接続されている。
上部空間93の例えば−Y側端部には、温調された空気(気体)Aの噴出口50が設けられている。噴出口50は、本体チャンバCHの例えば外部に設けられる機械室70に接続されている。機械室70は、空気Aを温調して本体チャンバCH内に供給する。機械室70からの空気Aは、噴出口50から+Y方向にサイドフロー状にて上部空間93に送り込まれるようになっている。上部空間93に送り込まれた空気は、上部空間93を介して第1空間92A、第3空間92C及び第4空間92Dにそれぞれ供給されるようになっている。
本体チャンバCHの底部には、下部ダクト52が設けられている。第1空間92A〜第4空間92Dは、それぞれ下部ダクト52に接続されている。このため、第1空間92A〜第4空間92D内の空気Aは、例えば当該下部ダクト52を介して本体チャンバCHの外部に排気されるようになっている。
下部ダクト52の下端には、リターンダクト54の一端が接続されている。リターンダクト54の他端は、機械室70に接続されている。このため、下部ダクト52を介して本体チャンバCHの外部に排気された空気Aは、リターンダクト54を介して機械室70に戻されるようになっている。このように、機械室70と本体チャンバCH内との間で空気Aが循環するようになっている。
例えば上部空間93と第1空間92Aとを接続する接続部分や、上部空間93と第3空間92Cとを接続する接続部分、上部空間93と第4空間92Dとを接続する接続部分など、空気Aの流路上には複数のフィルタ(不図示)が配置されている。このようなフィルタとしては、例えばケミカルフィルタやHEPAフィルタなどが挙げられる。これらのフィルタが配置されていることにより、各空間に所望の環境条件(清浄度、温度、圧力、湿度等)に設定された空気(クリーンドライエア)Aが供給されるようになっている。フィルタが設けられる位置としては、上部空間93と各空間との接続部分に限られず、空気Aの流路上の他の位置に設けられるようにしても勿論構わない。
本体チャンバCHの例えば−Y側の面には、当該本体チャンバCHを貫通する給気管路90が設けられている。給気管路90のうち本体チャンバCHの外側に設けられる部分は、上記の機械室70に接続されている。このため、機械室70において温調された空気Aは、給気管路90を介して本体チャンバCH内に供給されるようにもなっている。給気管路90の流路上には、温調装置、送風装置、ケミカルフィルタ及びフィルタボックスが順次配置された供給装置94が設けられている。給気管路90は、供給装置94の下流側において2つの分岐路96a、96bに分岐されている。
分岐路96a、96bは、それぞれ温度安定化流路装置98a、98bを介して第2空間92Bに接続されている。温度安定化流路装置98a,98bは、給気管路90から送気された空気Aとの間で熱交換を行うことにより、更に空気Aを高精度に温調する装置である。具体的には、特表2002−101804号公報に開示された温度安定化流路装置を用いられる。温度安定化流路装置98a,98bのそれぞれには温調装置(不図示)が接続されている。
第2空間92Bには、温度安定化流路装置98a、98bによって高精度に温調された空気A(クリーンドライエア)が供給されるようになっている。なお、図では詳細を表していないが、第2空間92Bに接続される分岐路96a及び分岐路96bの端部は、当該第2空間92Bにダウンフローを供給する供給口となるようにしてもいし、サイドフローとして供給するようにしてもよい。
また、例えば第2空間92Bの底部の複数箇所(図1では一箇所のみ代表して示す)には、リターンダクト56の一端部が接続されている。リターンダクト56の他端部は、機械室70に接続されている。図示は省略されているが、リターンダクト56は、複数の分岐路を備えており、それぞれの分岐路が第2空間92Bの底部の複数箇所に接続された構成になっている。このため、例えば第2空間92B内の空気Aは、リターンダクト56を介して直接機械室70に戻されるようにもなっている。
第2空間92Bに接続される分岐路96aは、温度安定化流路装置98aの下流側において更に分岐路96cを有している。分岐路96cは、第1空間92Aの側部に接続されている。このため、温度安定化流路装置98aによって高精度に温調された空気(クリーンドライエア)は、当該分岐路96cを介して第1空間92Aにも供給されるようになっている。分岐路96cは、例えば第1空間92A内に空気(クリーンドライエア)Aのサイドフローを形成するように当該第1空間92Aに接続されている。
また、図1に示すように、本実施形態では、液体供給装置60が設けられている。液体供給装置60は、マスクステージ1の上方に設けられており、マスクMに対して液体を供給することによって当該マスクMを冷却させる装置である。マスクMが液体供給装置60によって冷却される冷却位置CPは、露光位置EPとマスクのロード・アンロード位置LDとの間に設定される。ここで、露光位置EPは、マスクMに露光光を照射して露光処理を行わせる位置であり、マスクステージ1がスキャン動作を行う位置である。冷却位置CPは、マスクステージ1がロード・アンロード位置LDから露光位置EPに向かう経路上であって、露光光ELの光路AXから外れた位置(露光光ELがマスクMに照射されない位置)に設定されている。なお、これら露光位置EP、冷却位置CPおよびロード・アンロード位置LDは、必ずしも独立して設ける必要はなく、一部の領域が重なった状態となっていてもよい。また、冷却位置CPでは後述のようにマスクMに向けて液体や気体が噴射されるので、これら液体や気体が投影光学系PLの光学特性等に影響を与えないようにそれぞれの位置を設定してもよいし、影響を与えないような部材等を設けてもよい。
本実施形態において、マスクMは、基板Pに投影されるデバイスパターンが形成されたレチクルを含む。マスクMは、図4(a)に示すように、例えばガラス板等の透明板Maの下面Mbにクロム等の遮光膜を用いて所定のパターンMpが形成された透過型マスクである。マスクMは、図6(a)に示すように、平面視でパターン形成領域AR1及び外周領域AR2を有している。パターン形成領域AR1は、マスクMのうちパターンMpが形成されている領域である。パターン形成領域AR1は、マスクMの平面視中央部に矩形状に区画されている。外周領域AR2は、パターン形成領域AR1の外側の領域である。マスクMの下面Mbのうちパターン形成領域AR1は、不図示のペリクルによって覆われている
本実施形態において、基板Pは、デバイスを製造するための基板であって、例えばシリコンウエハのような半導体ウエハ等の基材に感光膜が形成されたものを含む。感光膜は、感光材(フォトレジスト)の膜である。また、基板Pにおいて、感光膜上に保護膜(トップコート膜)のような各種の膜が形成されていてもよい。
次に、本実施形態における特徴的構成要素である液体供給装置60の構成を説明する。図4は、液体供給装置60の構成を示す図である。図4(a)は−X側から見たときの図であり、図4(b)は+Z側から見たときの図である。図4(a)に示すように、液体供給装置60は、ヘッド装置61と、液体供給部62と、気体供給部63とを備えている。液体供給装置60は、液体供給部62及び気体供給部63がそれぞれヘッド装置61に接続された構成になっている。
ヘッド装置61は、X方向の寸法がマスクMのX方向の寸法よりも大きく設定されている(図4(b)参照)。図1に示すように、ヘッド装置61は、マスクステージ1のロード・アンロード位置LDと露光位置EPとの間の経路上に固定されている。例えば、マスクステージ1が露光位置EP(スキャン動作をする位置)からロード・アンロード位置LDに向かってY方向に移動すると、その途中でヘッド装置61とマスクステージ1上のマスクMの上面Mc(下面Mbの反対側の面)とが対向するようになっている。このとき、ヘッド装置61はX方向に関してはマスクMのX方向の全域に亘って対向する。そして、マスクステージ1がY方向に移動することにより、ヘッド装置61とマスクMとが相対的に移動するようになっている。これにより、マスクMの上面Mc全体をヘッド装置61に対向させることができるようになっている。後述のように、ヘッド装置61からは任意のX位置で液体あるいは気体を噴射させることができるので、マスクMの上面Mc全体の任意の位置に液体あるいは気体を噴射させることが可能となっている。なお、ヘッド装置61がZ方向の位置を調整できるような構成としても構わない。
図5は、ヘッド装置61の−Z側の面の構成を示す図である。図5に示す面は、上記のマスクMの上面Mcに対向する面である。図5に示すように、ヘッド装置61は、液体噴射ヘッド61A及び気体噴射ヘッド61Bを有している。液体噴射ヘッド61A及び気体噴射ヘッド61Bは、一体的に設けられているが、それぞれ独立して設けられていてもよい。また、気体噴射ヘッド61B(気体供給部63も)を省略してもよい。
液体噴射ヘッド61Aは、−Z側の面に複数の液体噴射ノズル64Aを有している。各液体噴射ノズル64Aは、例えば台形状の複数の液体噴射領域65Aを形成するように配置されている。液体噴射領域65Aは、液体噴射ヘッド61Aの一方向に例えば4つ形成されている。隣接する液体噴射領域65Aとの間で、台形の上底及び下底の向きがそれぞれ逆向きになっている。液体噴射ヘッド61Aとしては、例えば、液体噴射ノズル64Aとしてインクジェット用ノズルを利用してもよい。また、液体噴射ノズル64Aの形状及び配置等は実施形態にものに限定されるものではない。
液体噴射ノズル64Aは、それぞれ液体供給部62に接続されている。各液体噴射ノズル64Aは、それぞれ独立して液体の噴射を制御可能に設けられている。したがって、例えば1個の液体噴射領域65Aのみから液体が噴射されるように制御したり、任意の複数個の液体噴射領域65Aから液体が噴射されるように制御したりすることが可能となっている。さらに、液体噴射領域65Aの各々においても、プリンタのインクジェット用ノズルの要領で所望のパターンで液体を噴射することができる。したがって、必ずしも1つの液体噴射領域65Aから一様に液体を噴射させる必要はない。液体噴射ヘッド61Aのうち液体噴射ノズル64Aが形成された面が液体噴射面であり、当該液体噴射面がマスクMの上面Mcに対向する面となる。
気体噴射ヘッド61Bは、−Z側の面に複数の気体噴射ノズル64Bを有している。各気体噴射ノズル64Bは、液体噴射ヘッド61Aの液体噴射領域65Aに対応する4つの領域にそれぞれ複数配置されている。気体噴射ノズル64Bが配置されるこの4つの領域は、それぞれ気体噴射領域65Bとなる。また、液体噴射ノズル64Aと同様、気体噴射ノズル64Aの形状や配置等は実施形態にものに限定されるものではない。また、液体噴射領域65Aと同様、気体噴射領域65Bの各々においても、プリンタのインクジェット用ノズルの要領で所望のパターンで気体を噴射することができ、必ずしも1つの気体噴射領域65Bから一様に気体を噴射させる必要はない。
そして、気体噴射ノズル64Bは、それぞれ気体供給部63に接続されている。各気体噴射ノズル64Bは、それぞれ独立して気体の噴射を制御可能に設けられている。したがって、液体噴射ノズル64Aの噴射制御と同様に、例えば気体噴射領域65Bごとに気体の噴射を制御することが可能になっている。
図4(a)において、液体供給部62は、液体供給源71、液体供給配管72及び開閉弁73を有している。液体供給源71は、液体噴射ノズル64Aから噴射させる液体を貯留させる容器である。このような液体として、例えば純水などが挙げられる。液体供給源71は、例えば露光光の透過可能な材料を用いて形成されていることが好ましい。液体供給源71は、液体供給配管72を介して液体噴射ヘッド61Aに接続されている。
開閉弁73は、液体供給配管72に設けられ液体供給源71から液体噴射ヘッド61Aへの液体の流通を制御する。開閉弁73としては、例えば電磁弁などを用いることができる。開閉弁73の開閉のタイミング及び開度は、例えば制御装置3によって制御可能になっている。
また、液体供給部62は、不図示の液体温調装置を有している。当該液体温調装置により、液体噴射ヘッド61Aに供給される液体を所望の温度に調整することができる。当該液体温調装置は、例えば液体噴射ヘッド61Aに設けられるように構成しても構わない。
気体供給部63は、気体供給源74、気体供給配管75及び開閉弁76を有している。気体供給源74は、気体噴射ノズル64Bから噴射させる気体を送出するポンプ機構を有している。このような気体として、例えば窒素ガスなどの不活性ガスや空気(クリーンドライエア)などが挙げられる。
上記の分岐路96cは、液体供給装置60の気体供給源74にも接続されている。このため、気体供給源74には温度安定化流路装置98aによって温度調整が行われた後の空気A(クリーンドライエア)が供給されることになる。
開閉弁76は、気体供給配管75に設けられ、気体供給源74から気体噴射ヘッド61Bへの気体の流通を制御する。開閉弁76としては、例えば電磁弁などを用いることができる。開閉弁76の開閉のタイミング及び開度は、例えば制御装置3によって制御可能になっている。
また、気体供給部63は、不図示の気体温調装置を有している。当該気体温調装置により、気体噴射ヘッド61Bに供給される気体を温調することができる。当該気体温調装置は、例えば気体噴射ヘッド61Bに設けられるように構成しても構わない。さらに、気体噴射ノズル64Bからは乾燥したケミカルクリーンな気体が噴射されるよう、図示しないケミカルフィルタを気体供給部63や気体供給配管75等に構成することができる。
また、図4(a)に示すように、冷却位置CPの近傍においては、マスクステージ1に保持されたマスクM上の液体の量を検出する検出装置83が設けられている。検出装置83は、検出結果を制御装置3に送信する。検出装置83としては、発光部及び受光部を有する光センサなどを用いることができる。
次に、本実施形態に係る露光装置EXの動作の一例について説明する。制御装置3は、露光装置EXの周囲の環境(温度、湿度及びクリーン度を含む)が所定の状態となるよう下位の調整手段等を制御する。この状態でマスクMがマスクステージ1のマスク保持部14に搬送されると、制御装置3は、マスクMの下面Mbを保持面45に吸着させ、当該マスクMを載置面45aに保持させる。
制御装置3は、マスクMを保持させた後、例えば計測ステージ4に搭載されたレチクル顕微鏡等を用いたマスクアライメント、ベースライン計測等の準備作業が行わせる。その後、基板保持部22に搬送された基板Pを保持させ、アライメントセンサを用いた基板Pのファインアライメント(EGA;エンハンスト・グローバル・アライメント等)を行わせ、基板P上の複数のショット領域の配列座標を求める。そして、アライメント結果に基づいてレーザ干渉計の計測値をモニタしつつ、リニアモータを制御して基板Pの第1ショットの露光のための走査開始位置に基板ステージ2を移動させる。制御装置3は、マスクステージ1と基板ステージ2とのY方向の走査を開始させ、両ステージがそれぞれの目標走査速度に達すると、露光用照明光によってマスクMのパターン領域を照明させ、走査露光を開始させる。
制御装置3は、この走査露光時に、マスクステージ1のY方向の移動速度と、基板ステージ2のY方向の移動速度とが投影光学系PLの投影倍率に応じた速度比に維持されるようにマスクステージ1及び基板ステージ2を同期制御する。マスクMのパターン領域の異なる領域が照明光で逐次照明され、パターン領域全面に対する照明が完了することにより、基板P上の第1ショットの走査露光が完了する。これにより、マスクMのパターンが投影光学系PLを介して基板P上の第1ショット領域に縮小転写される。
このようにして、第1ショットの走査露光が終了すると、制御装置3は、基板ステージ2がX、Y方向にステップ移動させ、第2ショットの露光のため走査開始位置に移動させる。このステップ移動の際に、基板ステージ2の位置(基板Pの位置)を検出するレーザ干渉計19の計測値に基づいて、当該基板ステージ2のX、Y、θZ方向の位置をリアルタイムで計測する。この計測結果に基づいて基板ステージ2の位置を制御する。
その後、制御装置3は、上記第1ショット領域と同様に、第2ショット領域に対して走査露光を行わせる。当該制御により、基板P上のショット領域の走査露光と次ショット露光のためのステップ移動とが繰り返し行われ、基板P上の露光対象ショット領域の全てにマスクMのパターンが順次転写される。
一般的に、マスクMに露光光を照射する場合、例えば図6(a)に示すように、前記走査によって照明されることになる露光光の照明領域IRの範囲は、パターン形成領域AR1を含む範囲に設定される。この場合、露光光の照射回数を重ねるにつれて、露光光の照射を受けるマスクMの照明領域IRの温度が上昇する。図6(b)に示すように、このときの温度分布は、マスクMの照明領域IRが最も高温となり、マスクMの外周部に至るほど低温になる。
このように、マスクMが温度上昇しつつ温度分布が形成されると、熱膨張による変形はマスクMの全体に亘って線形変形するのではなく、非線形成分を多く含んで変形することとなる。非線形成分を多く含んで変形したマスクMを介して投影されるパターンに対して、例えば投影光学系PLの倍率を変化させるなど線形の補正を行っても、当該パターンの歪みを所望の状態に低減させることが困難な場合がある。そして、パターンが歪んだ状態で基板P上に投影されてしまうと、露光不良が発生する可能性がある。
そこで、本実施形態では、液体供給装置60によってマスクMを冷却し、マスクMの温度上昇を防ぐようにする。この場合、予め実験やシミュレーションなどによって露光光の照射回数等に応じた温度分布を求めておき、求めた温度分布が一定以上になるときの露光光の照射回数を閾値として設定し、当該閾値のデータ(照射回数のデータ)を制御装置3に記憶させておく。そして、例えば露光光の照射回数が上記閾値を超えたときにマスクMを冷却させるようにすれば良い。
マスクMを冷却する工程としては、先ず制御装置3がマスクステージ1に移動指令を出し、該マスクステージ1上に載置されたマスクMを前記冷却位置CPまで移動させ、マスクステージ1を一旦停止させる。
このとき、マスクMと液体噴射ヘッド61Aとの間の位置関係を微調整するようにしてもよい。その後、ヘッド装置61のうち液体噴射ヘッド61Aのノズル64Aから液体Q(図4(a)参照)を噴射させる。制御装置3は、マスクM上の露光光ELの照明領域IRの面積、マスクMの透過率、マスクMに対する露光量などに基づいて開閉弁73の開度を調節する。
制御装置3は、マスクステージ1をY方向に移動させながら液体噴射ノズル64Aから液体を噴射させる。例えば、マスクMのパターン形成領域AR1の裏面(上面Mc側)上の所望の領域に液体が付着するように液体噴射ノズル64Aの開閉を制御する。液体噴射ノズル64Aから噴射された液体は、パターン形成領域AR1に付着し、当該パターン形成領域AR1の熱を奪って気化する。パターン形成領域AR1は、マスクMの上面Mc側から冷却されることになる。なお、冷却開始時にマスクステージ1を一旦停止させたが、これに限定させることはなく、マスクステージ1を停止させずに液体の噴射を開始させてもよい。この場合、例えばマスクMがヘッド装置61の−Z側を移動している状態で液体の噴射が行われることになる。
マスクMのパターン形成領域AR1を冷却した後、制御装置3はマスクステージ1を露光位置EPに戻す動作を行わせる。このようにして、一連の冷却工程が完了する。なお、冷却位置CPにおけるマスクステージ1の移動方向であるが、冷却位置CPから露光位置EPに向かう方向(図1の−Y方向)でもよいし、冷却位置CPからロード・アンロード位置に向かう方向(図1の+Y方向)でもよい。
なお、本実施形態では、ヘッド装置61は、X方向の寸法がマスクMのX方向の寸法よりも大きく設定されているが、ヘッド装置61のX方向の寸法がマスクMのX方向の寸法よりも小さい場合、マスクステージ1をX方向にも移動させることにより、マスクMの全面に液体(および気体)を噴射させることができるようにしてもよい。また、ヘッド装置61がX方向に移動できるようにしてもよい。
上記の露光処理において、制御装置3は、1枚の基板(第1基板)Pについて露光を終えてから、当該基板Pを搬出して次の基板(第2基板)Pを搬入し、当該次の基板Pについての露光を開始するまでの期間(基板交換期間)に、上記冷却工程を行わせるようにすることが好ましい。それにより、スループットに影響を与えずにマスクMの冷却を行うことができる。ただし、それに限定されるものではない。
上記の冷却工程において、基板交換期間内にマスクM上の液体Qが気化されているとスループット上好ましい。本実施形態の場合、第1空間92A内を流れる空気A(クリーンドライエア)が、冷却位置CPあるいはマスクステージ1が冷却位置CPから露光位置EPに移動する際の移動空間内にも導入されるようになっている。そのため、空気Aを液体Qの気化に寄与させることができる。また、図7に示すように、気体噴射ヘッド61Bを用いてマスクM上に乾燥空気(クリーンドライエア)などの気体Fを噴射させて液体Qを乾燥を促進させることも可能である。この場合、液体Qの噴射時と同様、制御装置3は、マスクステージ1を移動させながら気体噴射ノズル64Bから気体Fを噴射させるようにしてもよい。制御装置3は、開閉弁76を用いて気体供給源74から気体噴射ヘッド61Bへの気体の供給量を調整させ、気体噴射ノズル64Bからの気体の噴射量を調整させながら気体の噴射を行わせる。この動作により、マスクMのパターン形成領域AR1の裏面(上面Mc側)全体に亘って気体を噴射させることができる。
ただし、液体が気化しきれず、マスクM上に液体Qが残留してしまう場合も考えられる。マスクM上に残留した液体Qの表面形状によっては、当該液体Qがレンズ効果を持ち、露光光の結像に影響を与える場合がある。そこで、制御装置3は、検出装置83を用いてマスクM上に付着した液体Qの量を検出し、その検出結果に基づいて以下の動作を行わせることができる。
第一の動作の例として、制御装置3は、マスクMのその後の動作(例えば露光動作)を待機させる。これにより、マスクM上の液体Qを確実に気化させることができ、液体Qが残留したまま露光動作等が行われるのを抑制することができる。液体Qの気化後については、検出装置83の検出結果によってマスクM上の液体Qが気化したと判断され次第、制御装置3はマスクMのその後の動作を再開させるようにすれば良い。この例において、第1空間92A内を流れる空気A(クリーンドライエア)を用いて液体Qを乾燥させるようにしても構わない。
第二の動作の例として、制御装置3は、検出装置83の検出結果に基づいて露光光ELの照射量や照射領域を調整する。また、マスクM上の液体Qは気化によって減少するため、当該マスクM上の液体量の推移を検出させ、この検出結果に基づいて液体噴射ヘッド61Aからの液体Qの噴射量やマスクM上における液体Qの付着分布をメモリ等に記憶しておくようにしても構わない。そして、例えば、この付着分布に基づいて露光光の照射領域を変更するようにしてもよい。
第三の動作の例として、制御装置3は、マスクMのその後の動作(例えば露光動作)を待機させるとともに、図7に示すように、気体噴射ヘッド61Bを用いてマスクM上に乾燥空気などの気体Fを噴射させる。気体Fを噴射することによってマスクM上を乾燥させることができ、マスクM上の液体Qの残留を防ぐことができる。この場合、前述のように、液体Qの噴射時と同様、制御装置3は、マスクステージ1を移動させながら気体噴射ノズル64Bから気体Fを噴射させることで、マスクMのパターン形成領域AR1の裏面(上面Mc側)全体に亘って気体Fが噴射されるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、液体供給装置60を用いてマスクMの冷却用の液体Qを当該マスクMに付着させ、当該液体QをマスクM上で気化させることとしたので、液体Qの気化によってマスクMの熱が奪われ、マスクMを冷却することができる。これにより、マスクMの温度上昇を防ぐと共に当該温度上昇に伴うマスクMの変形を効率的に防ぐことができ、露光精度の低下を防止することができる。
また、本実施形態によれば、液体供給装置60として当該液体Qを噴射するヘッド装置61を設け、マスクMを載置したマスクステージ1を移動させながら液体Qを噴射することで当該液体QをマスクM上に供給させることができるので、大掛かりな装置を用いることなく、低消費電力でマスクMの冷却を実現することができる。
また、本実施形態によれば、露光装置本体100の空調装置を気体供給源74に接続させることにより、気体噴射ヘッド61Bを用いてマスクM上に噴射させる気体として空調装置によって調整される気体の一部を用いることができる。これにより、露光装置EX2内の気体の状態(例えば温度状態等)が乱れるのを防ぐことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図8は、本実施形態に係る露光装置EX2の構成を示す全体図である。図8においては、図を判別しやすくするため一部の構成を省略して示している。本実施形態では、ヘッド装置61が露光位置EPとロード・アンロード位置LDとの間の位置とは異なる位置に配置された構成となっている。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図8は、本実施形態に係る露光装置EX2の構成を示す全体図である。図8においては、図を判別しやすくするため一部の構成を省略して示している。本実施形態では、ヘッド装置61が露光位置EPとロード・アンロード位置LDとの間の位置とは異なる位置に配置された構成となっている。
本実施形態に係る露光装置EX2は、マスク搬送装置80を有している。マスク搬送装置80は、マスクMを、露光位置EPと冷却位置CPとの間で移動させる移動装置である。マスク搬送装置80は、マスクMの受け渡し及びマスクMの保持を行う保持機構81と、マスクMを保持した状態で当該マスクMを移動させるアクチュエータ82とを有している。マスク搬送装置80は、例えば第3コラム5等に設けられた収容位置に収容されるようになっており、マスクMを移動させる際に収容位置から移動するようになっている。
本実施形態において、マスクMを冷却する工程としては、先ず制御装置3がマスク保持部14にマスクMの保持状態を解除するよう指令を出す。マスクMの保持状態が解除された後、制御装置3は、マスク搬送装置80をマスクステージ1にアクセスさせ、マスク保持部14からマスク搬送装置80へとマスクMの受け渡しを行わせる。マスク搬送装置80にマスクMを受け取らせた後、制御装置3は、マスク搬送装置80をマスクステージ1の上方に移動させ、マスクMを液体供給装置60の冷却位置CPまで移動させる。
制御装置3は、ヘッド装置61を移動させながら液体噴射ノズル64Aから液体を噴射させる。例えばマスクMのパターン形成領域AR1上に液体が付着するように、制御装置3はヘッド装置61をX方向及びY方向に移動させる。液体噴射ノズル64Aから噴射された液体は、パターン形成領域AR1に付着し、当該パターン形成領域AR1の熱を奪って気化する。パターン形成領域AR1は、マスクMの上面Mc側から冷却されることになる。
マスクMのパターン形成領域AR1を冷却した後、制御装置3はマスクMをマスク保持部14上に戻す動作を行わせる。具体的には、制御装置3は、マスク搬送装置80を下方へ移動させ、当該マスク搬送装置80をマスクステージ1にアクセスさせてマスク搬送装置80からのマスク保持部14上へとマスクMの受け渡しを行わせる。このようにして、一連の冷却工程が完了する。冷却工程の完了後、制御装置3はマスク保持部14によってマスクMを再び保持状態にさせる。
本実施形態によれば、液体供給装置60として当該液体Qを噴射するヘッド装置61を設け、当該ヘッド装置61を移動させながら液体Qを噴射することで当該液体QをマスクM上に配置させてマスクMの冷却を実現することができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態ではマスクステージに用いた場合について説明したが基板ステージに適用させるよう構成しても構わない。
例えば、上記実施形態ではマスクステージに用いた場合について説明したが基板ステージに適用させるよう構成しても構わない。
また、露光装置EXは、冷却位置CPから外部への気体の流通を抑制する流通抑制部材を有する構成であっても構わない。この流通抑制部材は、例えば冷却位置CPを囲うように形成することができる。この構成により、マスクMに付着して気化した液体を排気させることができるため、当該液体が露光装置EX内の雰囲気に混合されるのを防ぐことができる。
また、例えば露光装置EXは、不図示の排気装置を備える構成であっても構わない。この排気装置は、例えば冷却位置CPにおけるマスクM上を排気可能な位置に設置することが好ましい。これにより、マスクMに付着して気化した液体を排気させることができるため、当該液体が露光装置EX内の雰囲気に混合されるのを防ぐことができる。
また、例えば、上記実施形態においては、液体噴射ヘッド61Aの液体噴射ノズル64Aから液体を噴射する際、及び、気体噴射ヘッド61Bの気体噴射ノズル64Bから気体を噴射する際に、マスクMの位置又はヘッド装置61のうち一方を固定させた状態で両者を相対移動させて液体及び気体の噴射を行う構成とした。しかし、これに限られることは無く、例えばヘッド装置61及びマスクMの両方を移動させる構成としても構わない。
また、例えば露光光が透過可能な材料を用いて上記液体供給源71を構成し、当該液体供給源71内に保持される液体に露光光ELが照射される構成としても構わない。このような構成としては、例えば露光光ELを液体供給源71内に導くように分光させる光学系を用いた構成が挙げられる。これにより、液体供給源71内の液体内におけるバクテリアの発生を抑制することができる。また、上記露光光ELを分光する同様の光学系を用いることにより、液体供給源71内の液体のみならず、液体供給配管72内にも露光光ELが照射される構成としても構わない。
また、液体噴射ヘッド61Aから洗浄機能を持った液体(アルコール等を含む液体等)が噴射されるようにしても構わない。この場合、液体供給源71に当該洗浄機能を持った液体を加えておいても構わないし、別途洗浄機能を持った液体を供給する液体供給源を備える構成としても構わない。
また、例えば、露光装置EXとしては、マスクMと基板Pとを同期移動してマスクMのパターンを走査露光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置(スキャニングステッパ)の他に、マスクMと基板Pとを静止した状態でマスクMのパターンを一括露光し、基板Pを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(ステッパ)にも適用することができる。
さらに、ステップ・アンド・リピート方式の露光において、第1パターンと基板Pとをほぼ静止した状態で、投影光学系を用いて第1パターンの縮小像を基板P上に転写した後、第2パターンと基板Pとをほぼ静止した状態で、投影光学系を用いて第2パターンの縮小像を第1パターンと部分的に重ねて基板P上に一括露光してもよい(スティッチ方式の一括露光装置)。また、スティッチ方式の露光装置としては、基板P上で少なくとも2つのパターンを部分的に重ねて転写し、基板Pを順次移動させるステップ・アンド・スティッチ方式の露光装置にも適用できる。
また、例えば米国特許第第6611316号明細書に開示されているように、2つのマスクのパターンを、投影光学系を介して基板上で合成し、1回の走査露光によって基板上の1つのショット領域をほぼ同時に二重露光する露光装置などにも本発明を適用することができる。また、プロキシミティ方式の露光装置、ミラープロジェクション・アライナーなどにも本発明を適用することができる。
また、露光装置EXとして、米国特許第6341007号明細書、米国特許第6400441号明細書、米国特許第6549269号明細書、米国特許第6590634号明細書、米国特許第6208407号明細書、及び米国特許第6262796号明細書等に開示されているような、複数の基板ステージを備えたツインステージ型の露光装置にも適用できる。
また、例えば国際公開第99/49504号パンフレット等に開示されているような、液体を介して露光光で基板を露光する液浸露光装置に適用することもできる。また、極端紫外光で基板Pを露光するEUV光光源露光装置にも適用することができる。
露光装置EXの種類としては、基板Pに半導体素子パターンを露光する半導体素子製造用の露光装置に限られず、液晶表示素子製造用又はディスプレイ製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)、マイクロマシン、MEMS、DNAチップ、あるいはレチクル又はマスクなどを製造するための露光装置などにも広く適用できる。
また、上述の各実施形態では、露光光ELとしてArFエキシマレーザ光を発生する光源装置として、ArFエキシマレーザを用いてもよいが、例えば、米国特許第7023610号明細書に開示されているように、DFB半導体レーザ又はファイバーレーザなどの固体レーザ光源、ファイバーアンプなどを有する光増幅部、及び波長変換部などを含み、波長193nmのパルス光を出力する高調波発生装置を用いてもよい。
以上のように、本願実施形態の露光装置は、本願請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
半導体デバイス等のマイクロデバイスは、図9に示すように、マイクロデバイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップ202、デバイスの基材である基板を製造するステップ203、上述の実施形態に従って、マスクを介した露光光で基板を露光すること、及び露光された基板を現像することを含む基板処理(露光処理)を含む基板処理ステップ204、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程などの加工プロセスを含む)205、検査ステップ206等を経て製造される。
なお、上述の各実施形態の要件は、適宜組み合わせることができる。また、上述の各実施形態及び変形例で引用した露光装置などに関する全ての公開公報及び米国特許の開示を援用して本文の記載の一部とする。
EX、EX2…露光装置 M…マスク P…基板 EL…露光光 Mp…パターン AR1…パターン形成領域 Q…液体 F…気体 1…マスクステージ 3…制御装置 60…液体供給装置 61…ヘッド装置 61A…液体噴射ヘッド 61B…気体噴射ヘッド 62…液体供給部 63…気体供給部 64A…液体噴射ノズル 64B…気体噴射ノズル 80…マスク搬送装置 83…検出装置
Claims (16)
- マスクを介して基板に露光光を照射して前記基板の露光処理を行う露光装置であって、
前記マスクの冷却に用いる液体を当該マスクに付着させる液体供給装置を備える露光装置。 - 前記露光光の光路上から退避させた所定位置に前記マスクを移動させる移動装置を更に備える
請求項1に記載の露光装置。 - 前記液体供給装置は、前記所定位置で前記液体を付着させる
請求項2に記載の露光装置。 - 前記液体供給装置は、前記マスクとの間で相対的に移動可能なヘッド装置を有し、
前記ヘッド装置は、前記マスクへ向けて前記液体を噴出するノズルを有する
請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の露光装置。 - 前記ヘッド装置は、前記ノズルを複数有する
請求項4に記載の露光装置。 - 前記マスクは、前記露光光を前記基板に転写させるパターンを有し、
複数の前記ノズルは、前記パターンに対応する位置に配置されている
請求項5に記載の露光装置。 - 前記ヘッド装置は、前記マスクに気体を噴射する第2ノズルを有する
請求項4から請求項6のうちいずれか一項に記載の露光装置。 - 前記ヘッド装置は、前記第2ノズルを複数有する
請求項7に記載の露光装置。 - 前記第2ノズルは、前記ノズルの位置に対応して配置されている
請求項7又は請求項8に記載の露光装置。 - 前記液体供給装置は、前記液体を噴射した前記ノズルに対応して配置される前記第2ノズルから前記気体を噴射させる噴射制御装置を有する
請求項9に記載の露光装置。 - 前記マスクに付着した前記液体に関する情報を検出する検出装置を更に備える
請求項1から請求項10のうちいずれか一項に記載の露光装置。 - 前記検出装置の検出結果に応じて、前記基板に対する前記露光光の照射を制御する制御装置を更に備える
請求項11に記載の露光装置。 - 前記検出装置の検出結果に応じて、前記液体の付着量を制御する第2制御装置を更に備える
請求項11又は請求項12に記載の露光装置。 - 前記ヘッド装置に接続され、前記液体を貯留する液体貯留部と、
前記露光光の少なくとも一部を前記液体貯留部内の前記液体に照射する照射装置と
を更に備える
請求項1から請求項13のうちいずれか一項に記載の露光装置。 - 前記液体は、水である
請求項1から請求項14のうちいずれか一項に記載の露光装置。 - 請求項1から請求項15のうちいずれか一項に記載の露光装置を用いて基板を露光することと、
前記露光された基板を現像することと
を含むデバイスの製造方法。
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KR101874194B1 (ko) * | 2016-11-09 | 2018-07-03 | 경희대학교 산학협력단 | 고속 롤투롤 공정을 이용한 유연소자의 제조 방법 |
-
2009
- 2009-06-08 JP JP2009137498A patent/JP2010283284A/ja active Pending
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