JP2010282753A - 放電灯ユニット - Google Patents

放電灯ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2010282753A
JP2010282753A JP2009133236A JP2009133236A JP2010282753A JP 2010282753 A JP2010282753 A JP 2010282753A JP 2009133236 A JP2009133236 A JP 2009133236A JP 2009133236 A JP2009133236 A JP 2009133236A JP 2010282753 A JP2010282753 A JP 2010282753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
discharge lamp
lamp unit
circuit
generating component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009133236A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5146408B2 (ja
Inventor
Kenichi Tanaka
賢一 田中
Yoshihiro Wanda
芳弘 椀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009133236A priority Critical patent/JP5146408B2/ja
Priority to US12/800,980 priority patent/US8421359B2/en
Priority to DE102010029478A priority patent/DE102010029478A1/de
Priority to CN2010101946116A priority patent/CN101908464A/zh
Publication of JP2010282753A publication Critical patent/JP2010282753A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5146408B2 publication Critical patent/JP5146408B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J5/00Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J5/50Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it
    • H01J5/54Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it supported by a separate part, e.g. base
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/52Cooling arrangements; Heating arrangements; Means for circulating gas or vapour within the discharge space
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/56One or more circuit elements structurally associated with the lamp

Abstract

【課題】放電灯に電力を供給する回路部品を備えた放電灯ユニットにおいて、自ら発熱する発熱部品をケース部材に収納する場合においても、発熱部品の放熱を効率的に実現できる技術を提供する。
【解決手段】放電灯ユニット1においては、回路部品のうちの自らが発熱する、回路基板13やDC/DCトランス46等の発熱部品と、これらの発熱部品以外の回路部品との間の領域に、この発熱部品の少なくとも一部を覆う金属製の放熱部材31を備えている。このような放電灯ユニット1によれば、発熱部品によって発生した熱が発熱部品以外の回路部品に伝わるまでに、この熱を放熱部材31に吸収させることができるので、自ら発熱する発熱部品の放熱を効率的に実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯を支持する機能を有する放電灯ユニットに関する。
放電灯を支持する支持部材と、放電灯に電力を供給する回路部品(コイル、コンデンサ等の回路素子や、集積回路等を有する回路基板)と、回路部品を内部に保持するとともに支持部材を外部に露出した状態で保持するケース部材と、を備えた放電灯ユニットが知られている。
このような放電灯ユニットを構成するケース部材としては、支持部材側が熱伝導率の低い樹脂で構成され、支持部材とは反対側が熱伝導率の高い金属で構成されたものもある (例えば、特許文献1参照)。
特開2003−022702号公報
しかしながら、上記放電灯ユニットにおいて、自らが発熱する発熱部品を備えた場合には、発熱部品が高温になることによって発熱部品の周囲の回路部品が熱せられる虞がある。
そこで、このような問題点を鑑み、放電灯に電力を供給する回路部品を備えた放電灯ユニットにおいて、自ら発熱する発熱部品をケース部材に収納する場合においても、発熱部品の放熱を効率的に実現できる技術を提供することを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された請求項1に記載の放電灯ユニットにおいては、回路部品のうちの自らが発熱する、ある発熱部品と、この発熱部品以外の回路部品との間の領域に、この発熱部品の少なくとも一部を覆う金属製の放熱部材を備えている。
このような放電灯ユニットによれば、発熱部品によって発生した熱が発熱部品以外の回路部品に伝わるまでに、この熱を放熱部材に吸収させることができるので、自ら発熱する発熱部品の放熱を効率的に実現することができる。なお、「発熱部品以外の回路部品」には、「ある発熱部品」以外の「他の発熱部品」を含む。
ところで、請求項1に記載の放電灯ユニットにおいて、放熱部材は、請求項2に記載のように、発熱部品に接して配置されていてもよい。
このような放電灯ユニットによれば、発熱部品の熱を放熱部材に伝え易くすることができるので、発熱部品を効率的に冷却することができる。また、放熱部材が発熱部品の全体を覆う場合のように、放熱部材と発熱部品との接触面積を大きくすることができれば、発熱部品を放熱させるために効果的である。
また、請求項1または請求項2に記載の放電灯ユニットにおいて、放熱部材は、請求項3に記載のように、何れかの回路部品と発熱部品とを電気的に接続する配線として構成されていてもよい。
このような放電灯ユニットによれば、既存の配線を放熱部材として利用することができる。なお、本発明において、放熱部材として利用される配線としては、放電灯との配線を除外してもよく、この場合には、放電灯によって発生した熱が放熱部材を介して発熱部品に伝わることを防止することができる。
さらに、請求項1〜請求項3の何れかに記載の放電灯ユニットにおいて、放熱部材は、請求項4に記載のように、一平面上に位置する金属製の材料を折り曲げることによって構成されていてもよい。
このような放電灯ユニットによれば、放熱部材を折り曲げ加工によって形成することができるので、放熱部材の製作を容易に実施することができる。なお、「一平面上に位置する金属製の材料」としては、例えば、金属製の平板、金属製の平板に1または複数の孔部を有する材料、或いは、請求項5に記載のような網目状の材料等を採用することができる。
放熱部材が金属製の平板に1または複数の孔部を有する材料や網目状の材料から構成された放電灯ユニットによれば、放熱部材が単なる平板から構成されている場合と比較して、同面積の放熱部材を製作する際の材料の使用量を節約することができる。また、放熱部材を軽量化することができる。
また、請求項1〜請求項5の何れかに記載の放電灯ユニットにおいて、少なくとも一部が金属から構成され、各回路部品を内部に保持するケース部材を備えている場合には、放熱部材は、請求項6に記載のように、ケース部材の金属部分に接続されていてもよい。
このような放電灯ユニットによれば、放熱部材がケース部材の金属部分と接続されているので、放熱部材の電位を放電灯ユニット外の基準電位と容易に一致させることができる。例えば、放電灯ユニットが乗用車等の車両に搭載されている場合には、放熱部材の電位を車両における基準電位(グランド電位等)に容易に固定することができる。また、ケース部材を介して放熱部材の熱をケース部材の外部に放出することができる。
さらに、請求項1〜請求項6の何れかに記載の放電灯ユニットにおいて、発熱部品は請求項7に記載のように、集積回路または昇圧回路として構成されていてもよい。
集積回路や昇圧回路は一般的に発熱やノイズが多く発生するため、本発明の放電灯ユニットのように、これらの回路を放熱部材で覆うようにすれば発熱やノイズを防止するために効果的である。
放電灯ユニットの中央断面図である。 放電灯を発光させる発光回路を示す回路図である。 実施形態における放電灯ユニットの部品配置を示す説明図である。 変形例1における放電灯ユニットの部品配置を示す説明図である。 変形例2における放電灯ユニットの部品配置を示す説明図である。 変形例3の放電灯ユニットを示す中央断面図である。 放熱部材の表面状態を示す説明図である。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
[本実施形態の構成]
図1は、本発明が適用された放電灯ユニット1の中央断面図である。放電灯ユニット1は、図1に示すように、ケース部材14に、放電灯11が点灯するための電力を提供するための各構成要素(回路部品)を収納した構成にされている。
より詳細には、ケース部材14は、ICチップ等の集積回路を有する回路基板13、コイル、コンデンサ等の回路部品や、これらを電気的に接続する配線12等を内部に収納している。また、ケース部材14は、放電灯11を支持する放電灯支持部21を外部に露出した状態で保持している。
ここで、ケース部材14は、放電灯11を支持する放電灯支持部21が露出した側(図1では上側)の面を含む蓋部材16と、回路基板13側(図1では下側)の放電灯支持部21が露出した側の面を含まない本体部材15とを突き合わせて構成されている。ケース部材14において、本体部材15は、例えばアルミニウム等の金属を略直方体(蓋部分は除く)に形成して構成されており、外部のノイズがケース部材14の内部に侵入したり内部で発生したノイズがケース部材14の外部に漏れ出したりすることを防止する電磁波シールドとして機能するとともに、ケース部材14内部の熱を外部に放熱するヒートシンクとしても機能する。
一方、蓋部材16は、例えば金属よりも熱伝導率が高い樹脂によって構成されており、蓋部材16が金属から構成されている場合よりも、放電灯11にて発生する熱がケース部材14の内部に伝わり難くしている。なお、蓋部材16は、例えばアルミニウム等の金属から構成してもよく、この場合において蓋部材16は、電磁波シールドとして機能する。
なお、ケース部材14と放電灯支持部21との間の部位においては、凹状反射面を有する反射部材(図示省略)を配置可能にされおり、この反射部材によって放電灯11の光が前方(図1では上方)に反射する。
ところで、ケース部材14の内部においては、所定形状に射出成形された成形樹脂30によって内部の空間が複数の空間に分離されている。この成形樹脂30は、本体部材15内に一部の部品を組み付けた状態で本体部材15内に注入され、この工程によって本体部材15内においてインサート成型が実施される。
なお、以下の説明では、インサート成型された回路部品(つまり、本体部材15の底部分(ケース部材14において放電灯11とは反対側の部分))が配置された部位を1階部分と呼び、成形樹脂30よりも放電灯11側の部分(ケース部材14において放電灯11側の部分)を2階部分と呼ぶ。
ここで、回路基板13および後述するDC/DCトランス46等、自身が発熱する発熱部品、およびこれらの発熱部品を覆うように接する金属製の放熱部材31が、ケース部材14において1階部分に配置されている。なお、放熱部材31の詳細については後述する。
一方、スタータトランス63等の発熱量の少ない回路部品や放電灯支持部21等については、ケース部材14において2階部分に配置されている。ケース部材14における2階部分は、成形樹脂30において放電灯11の光軸方向と平行に形成された側壁34および複数の仕切壁35によって多数(図1では3つ)のお椀型を有する空間によって形成されている。
これらのお椀型の空間は、それぞれ、回路部品を載置するための部品載置部36を構成する。なお、「お椀型」とは、底部(成形樹脂30の放電灯支持部21側の面)を取り囲む側壁部(側壁34および仕切壁35)を備え、かつ側壁部において底部と反対側が開口した形状を示す。
これらのような各部品載置部36には、所定の回路部品が配置された後に、ポッティング樹脂等の液体状の充填材17が流入される。また、放電灯支持部21は、部品載置部36の少なくとも一部を覆う樹脂カバー部23と一体に形成されており、樹脂カバー部23が側壁34や仕切壁35に載置されることによって、放電灯支持部21が位置決めされる。
なお、本実施形態においては、放電灯支持部21の光軸方向とは反対側(図1では下側)の面に、一般的な金属や樹脂よりも熱伝導率が低い断熱材19が配置されている。また、断熱材19と成形樹脂30との間は前述の充填材17によって満たされている。
このような放電灯ユニット1は、ケース部材14の周囲において外部に突出して形成されたコネクタ5に、電源を供給する配線が接続されることによって、作動可能な状態となる。なお、放電灯支持部21は放電灯11からの伝導熱を遮るために、また、樹脂カバー部23は放電灯11からの輻射熱を遮るために、熱伝導率がより低い材料で構成されていることが好ましい。
次に、放電灯ユニット1を構成する回路構成について図2を用いて説明する。図2は放電灯11を発光させる発光回路8を示す回路図である。図2に示すように、放電灯ユニット1外には、バッテリ6およびスイッチ7が備えられており、運転者がスイッチ7をオンすることにより放電灯ユニット1にバッテリ6による電力が供給される。
放電灯ユニット1の発光回路8は、図2に示すように、フィルタ回路40、DC/DCコンバータ回路45、点灯補助回路50、Hブリッジ回路55、高電圧発生回路60、および制御回路70、を有している。
フィルタ回路40は、入力コイル41および入力コンデンサ42を有している。このフィルタ回路40は、バッテリ6から得られる電源電圧を平滑化する平滑回路として構成されている。
DC/DCコンバータ回路45は、DC/DCトランス46、パワー素子であるパワーMOSトランジスタ47、ダイオード48およびコンデンサ49を有している。このDC/DCコンバータ回路45は、電源電圧(例えば12V)をランプ供給電圧(例えば40V)まで昇圧するコンバータ回路として構成されている。
点灯補助回路50は、電源側端子に並列に接続された2つの抵抗器51,52、一方の抵抗器52に直列接続されたダイオード53、並びに他方の抵抗器51およびダイオード53に接続されたテイクオーバーコンデンサ54を備えている。点灯補助回路50は、放電灯11の点灯時において必要な電力を一時的に放電灯11に供給する回路であり、テイクオーバーコンデンサ54は必要な電力を蓄える機能を有する。
Hブリッジ回路55は、4つのパワートランジスタ56および電流検出抵抗として配置された抵抗器57を備えている。Hブリッジ回路55は、制御回路70からの作動信号を受けてこれらのパワートランジスタ56をスイッチングするドライバ58によって制御され、この制御によってHブリッジ回路55からの出力が、直流から交流(ただし矩形波)に変換される。
高電圧発生回路60は、高電圧発生用コンデンサ61、スパークギャップ62、およびスタータトランス63、およびノイズ低減コイル64を有している。高電圧発生用コンデンサ61はスタータトランス63の1次コイル側に流す電流を充電し、スパークギャップ62は、高電圧発生用コンデンサ61の放電をスイッチングする。
そして、スタータトランス63は放電灯11の点灯を開始する始動電圧(例えば25kV)を発生する。なお、スパークギャップ62は、制御回路70からの作動信号を受けた昇圧回路65から高電圧が供給され、スパークギャップ62の電圧が所定の電圧に達したタイミングで導通する。また、制御回路70は、回路素子を制御する半導体素子を備えてなる。
なお、前述した回路基板13には、発光回路8のうち、制御回路70、Hブリッジ回路55およびドライバ58等の回路部品が搭載されている。
次に、ケース部材14の内部において発光回路8を構成する回路部品の具体的な配置について図3を用いて説明する。図3(a)はケース部材14を放電灯11側から透視した状態を示す説明図、図3(b)は図3(a)におけるA−A断面図である。
ケース部材14の内部においては、図3(a)に示すように、フィルタ回路40を構成する入力コイル41および入力コンデンサ42をコネクタ5の近傍に配置している。そして、接地端子を利用するテイクオーバーコンデンサ54についても、コネクタ5の近傍において入力コイル41に並べて配置している。この配置によれば、ノイズを除去する機能を有するコネクタ5の近傍にフィルタ回路40が配置されているので、コネクタ5から入力されるノイズがケース部材14の奥深くまで侵入することを防止することができる。
また、高電圧発生回路60を構成する高電圧発生用コンデンサ61およびスタータトランス63は、コネクタ5から最も離れた位置に並べて配置されている。そして、高電圧発生回路60を構成するスパークギャップ62およびノイズ低減コイル64は、スタータトランス63の近傍であって、かつ回路基板13の真上に配置されている。
また、高電圧発生回路60の回路部品の多くが放電灯支持部21近傍である2階部分に配置されているので、高電圧発生回路60と放電灯支持部21との間の配線の長さを短くすることができる。よって、高電圧発生回路60によって生じるノイズが他の回路部品に入力されることを防止することができる。
そして、図3(b)に示すように、回路部品のうちの自らが発熱する発熱部品である回路基板13およびDC/DCトランス46においては、1階部分に配置されており、これらの回路基板13およびDC/DCトランス46と、2階部分に配置された回路部品との間の領域に、金属製の放熱部材31が配置されている。放熱部材31は、回路基板13およびDC/DCトランス46における放電灯11の光軸方向前方側の面(図3(b)では上側の面)を覆うように、これらに接して配置されている。
また、放熱部材31は、回路基板13と他の回路部品とを電気的に接続するグランド配線として構成されており、この一端がケース部材14の金属部分(本体部材15)に接続されている。つまり、本体部材15が車両の基準電位を有する端子に接した状態で装着されれば、特に配線を必要とすることなく、放熱部材31の電位が車両の基準電位(グランド電位)に固定されることになる。
なお、放熱部材31は、一平面上に位置する金属製の材料である長方形の平板(図7(a)参照)を折り曲げることによって構成されている。そして、放熱部材31は、図3(a)の破線にて示すように、発熱部品が1階部分に配置された状態で、発熱部品を含む1階部分の全領域を覆うように配置されている。
[本実施形態による効果]
以上のように詳述した放電灯ユニット1においては、回路部品のうちの自らが発熱する、回路基板13やDC/DCトランス46等の発熱部品と、これらの発熱部品以外の回路部品との間の領域に、この発熱部品の少なくとも一部を覆う金属製の放熱部材31を備えている。
このような放電灯ユニット1によれば、発熱部品によって発生した熱が発熱部品以外の回路部品に伝わるまでに、この熱を放熱部材31に吸収させることができるので、自ら発熱する発熱部品の放熱を効率的に実現することができる。また、放熱部材31は、発熱部品から発生するノイズが外部の部品に伝わることを防止したり、発熱部品の外部から発熱部品にノイズが侵入することを防止したりするノイズシールドとして機能させることもできる。
さらに、放電灯ユニット1において、放熱部材31は、発熱部品に接して配置されている。このような放電灯ユニット1によれば、発熱部品の熱を放熱部材31により伝え易くすることができるので、発熱部品を効率的に冷却することができる。
また、放電灯ユニット1において、放熱部材31は、何れかの回路部品と発熱部品とを電気的に接続する配線として構成されている。このような放電灯ユニット1によれば、既存の配線を放熱部材31として利用することができる。
さらに、放電灯ユニット1において、放熱部材31は、一平面上に位置する金属製の材料を折り曲げることによって構成されている。このような放電灯ユニット1によれば、放熱部材31を折り曲げ加工によって形成することができるので、放熱部材31の製作を容易に実施することができる。
また、放電灯ユニット1においては、少なくとも一部が金属から構成され、各回路部品を内部に保持するケース部材14を備え、放熱部材31は、ケース部材14の金属部分(本体部材15)に接続されている。
このような放電灯ユニット1によれば、放熱部材31がケース部材の金属部分と接続されているので、放熱部材31の電位を放電灯ユニット1外の基準電位と容易に一致させることができる。例えば、放電灯ユニット1が乗用車等の車両に搭載されている場合には、放熱部材31の電位を車両における基準電位(グランド電位等)に容易に固定することができる。
さらに、放電灯ユニット1において、発熱部品は、回路基板13またはDC/DCトランス46として構成されている。回路基板13やDC/DCトランス46は一般的に発熱やノイズが多く発生するため、放電灯ユニット1のように、これらの回路を放熱部材31で覆うようにすれば発熱やノイズを防止するために効果的である。
[その他の実施形態]
本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
例えば、上記実施形態において、放熱部材31は、1階部分の回路基板13およびDC/DCトランス46等の回路部品全体を覆うように配置したが、別形態の放熱部材32としては、予め所定形状に加工した平板を利用して、図4に示すように、発熱やノイズを多く発生する回路部品(ここでは、回路基板13およびDC/DCトランス46)のみを覆うように配置してもよい。このようにすれば、放熱部材32を構成する材料の使用量を節約することができる。
また、さらに別形態の放熱部材33としては、図5に示すように、発熱が多い回路部品や、ノイズを多く発生する回路部品(ここでは回路基板13)の一部だけでなく、この回路部品の周囲の全体を覆うようにしてもよい。このようにすれば、特に作動精度を必要とする回路部品を集中的に保護することができる。
また、図6に示す放電灯ユニット4のように構成してもよい。即ち、放電灯ユニット4において、ケース部材14の本体部材15には、図6に示すように、ケース部材14の表面積が大きくするための複数の凹凸部や突起部(多数のフィン91)を有する放熱部材90(放熱部)を備えている。このようにしても、表面積が大きな放熱部材90が空気と接する面積が大きくなるので、ケース部材14の熱を外部の空気に放熱し易くすることができる。そして、放熱部材はケース部材14に接しているので、ケース部材14の放熱性能を高めることができれば、発熱部品の熱を放熱部材およびケース部材14を介して効率的に放熱させることができる。
さらに、上記実施形態において放熱部材31は、材料として金属製の平板を採用したが、例えば、図7(b)に示すように、金属製の平板に1または複数の孔部を有する材料、或いは、図7(c)に示すように、網目状の材料等を採用してもよい。
放熱部材31が金属製の平板に1または複数の孔部を有する材料や網目状の材料から構成された変形例の放電灯ユニットによれば、放熱部材が単なる平板から構成されている場合と比較して、放熱部材を製作する際の材料の使用量を節約することができる。また、放熱部材を軽量化することができる。
1〜4…放電灯ユニット、5…コネクタ、6…バッテリ、7…スイッチ、8…発光回路、11…放電灯、13…回路基板、14…ケース部材、15…本体部材、16…蓋部材、17…充填材、19…断熱材、21…放電灯支持部、23…樹脂カバー部、30…成形樹脂、31〜33…放熱部材、34…側壁、35…仕切壁、36…部品載置部、40…フィルタ回路、45…DC/DCコンバータ回路、46…DC/DCトランス、50…点灯補助回路、55…Hブリッジ回路、60…高電圧発生回路、65…昇圧回路、70…制御回路、90…放熱部材、91…フィン。

Claims (7)

  1. 放電灯に電力を供給するための複数の回路部品を備えた放電灯ユニットであって、
    前記回路部品のうちの自らが発熱する、ある発熱部品と、この発熱部品以外の回路部品との間の領域に、この発熱部品の少なくとも一部を覆う金属製の放熱部材を備えたこと
    を特徴とする放電灯ユニット。
  2. 請求項1に記載の放電灯ユニットにおいて、
    前記放熱部材は、前記発熱部品に接して配置されていること
    を特徴とする放電灯ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の放電灯ユニットにおいて、
    前記放熱部材は、前記何れかの回路部品と前記発熱部品とを電気的に接続する配線として構成されていること
    を特徴とする放電灯ユニット。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の放電灯ユニットにおいて、
    前記放熱部材は、一平面上に位置する金属製の材料を折り曲げることによって構成されていること
    を特徴とする放電灯ユニット。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の放電灯ユニットにおいて、
    前記放熱部材は、網目状の材料から構成されていること
    を特徴とする放電灯ユニット。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の放電灯ユニットにおいて、
    少なくとも一部が金属から構成され、前記各回路部品を内部に保持するケース部材を備え、
    前記放熱部材は、前記ケース部材の金属部分に接続されていること
    を特徴とする放電灯ユニット。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかに記載の放電灯ユニットにおいて、
    前記発熱部品は、集積回路または昇圧回路として構成されていること
    を特徴とする放電灯ユニット。
JP2009133236A 2009-06-02 2009-06-02 放電灯ユニット Expired - Fee Related JP5146408B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009133236A JP5146408B2 (ja) 2009-06-02 2009-06-02 放電灯ユニット
US12/800,980 US8421359B2 (en) 2009-06-02 2010-05-27 Discharge lamp unit having heat dissipation structure
DE102010029478A DE102010029478A1 (de) 2009-06-02 2010-05-28 Entladungslampeneinheit mit einer Wärmeableitungsstruktur
CN2010101946116A CN101908464A (zh) 2009-06-02 2010-06-01 具有热耗散结构的放电灯单元

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009133236A JP5146408B2 (ja) 2009-06-02 2009-06-02 放電灯ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010282753A true JP2010282753A (ja) 2010-12-16
JP5146408B2 JP5146408B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=43263887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009133236A Expired - Fee Related JP5146408B2 (ja) 2009-06-02 2009-06-02 放電灯ユニット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8421359B2 (ja)
JP (1) JP5146408B2 (ja)
CN (1) CN101908464A (ja)
DE (1) DE102010029478A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201338571A (zh) * 2012-03-06 2013-09-16 Askey Technology Jiangsu Ltd 聲音品質檢測裝置
CN108599555A (zh) * 2018-06-11 2018-09-28 太仓市金毅电子有限公司 可调式直流电源

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6180520U (ja) * 1984-11-01 1986-05-29
JPH0346387A (ja) * 1989-07-14 1991-02-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子回路装置
JP2000252664A (ja) * 1999-03-04 2000-09-14 Accuphase Laboratory Inc プリント配線板
JP2002109951A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置及び照明装置
JP2002171086A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Pioneer Electronic Corp 部 品
JP2002223089A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Toshiba Lighting & Technology Corp 電気機器および放電灯点灯装置
JP2003022702A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Denso Corp 放電灯装置
JP2006236691A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Matsushita Electric Works Ltd 無電極放電灯装置及びその照明器具

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1141734A (en) * 1980-09-18 1983-02-22 George Szeker Mounting arrangement for a vapour discharge lamp
US4393323A (en) * 1981-01-23 1983-07-12 Plascore, Inc. Fluorescent lamp shield
JP3279483B2 (ja) 1996-08-15 2002-04-30 株式会社小糸製作所 放電灯の点灯装置
JP2003068134A (ja) * 2001-06-11 2003-03-07 Denso Corp 車両用前照灯
CN1240102C (zh) * 2001-10-31 2006-02-01 东芝照明技术株式会社 灯泡形荧光灯和照明器具
JP4019779B2 (ja) 2002-04-23 2007-12-12 松下電工株式会社 放電灯点灯装置
JP2006210008A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具、及びそれを用いた車両
US20070063656A1 (en) * 2005-09-16 2007-03-22 Istvan Wursching Compact fluorescent lamp and method for manufacturing
JP4964042B2 (ja) 2007-01-30 2012-06-27 三菱電機株式会社 電子器具およびダクトプラグ型照明器具

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6180520U (ja) * 1984-11-01 1986-05-29
JPH0346387A (ja) * 1989-07-14 1991-02-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子回路装置
JP2000252664A (ja) * 1999-03-04 2000-09-14 Accuphase Laboratory Inc プリント配線板
JP2002109951A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置及び照明装置
JP2002171086A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Pioneer Electronic Corp 部 品
JP2002223089A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Toshiba Lighting & Technology Corp 電気機器および放電灯点灯装置
JP2003022702A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Denso Corp 放電灯装置
JP2006236691A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Matsushita Electric Works Ltd 無電極放電灯装置及びその照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP5146408B2 (ja) 2013-02-20
DE102010029478A1 (de) 2011-08-04
CN101908464A (zh) 2010-12-08
US8421359B2 (en) 2013-04-16
US20100308728A1 (en) 2010-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6073637B2 (ja) 電子ユニット
CN108702856B (zh) 电路构成体
JP4387314B2 (ja) 電気接続箱
JP2004127782A (ja) 車両用灯具および灯火装置
JP5783212B2 (ja) 電源装置
JP2003022702A (ja) 放電灯装置
CN108293311B (zh) 电气接线盒
JP2001099029A (ja) 燃料供給装置
JP4737309B2 (ja) 放電灯ユニット
JP5146408B2 (ja) 放電灯ユニット
JP5071527B2 (ja) 光源点灯装置、および、それを用いた灯具
JP4858549B2 (ja) 放電灯ユニット
KR20190135225A (ko) 컨버터
WO2020080248A1 (ja) 回路構造体及び電気接続箱
JP4730453B2 (ja) 放電灯ユニット
JP2008010216A (ja) 点灯装置
JP2006286465A (ja) スイッチングユニット
JP6098457B2 (ja) 点灯装置及び点灯装置を備えた灯具
WO2021117489A1 (ja) 灯具ユニット、及びそれを備えた車両用灯具
JP2006288117A (ja) スイッチングユニット
JP5136572B2 (ja) 回路収納ユニット、および放電灯ユニット
JP2023167085A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具
JP2004274032A (ja) 車載用電子制御装置
JP2022129164A (ja) 光源ユニット及び車輌用灯具
JP2021197307A (ja) 車両用照明装置、および車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees