JP2004127782A - 車両用灯具および灯火装置 - Google Patents
車両用灯具および灯火装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004127782A JP2004127782A JP2002291792A JP2002291792A JP2004127782A JP 2004127782 A JP2004127782 A JP 2004127782A JP 2002291792 A JP2002291792 A JP 2002291792A JP 2002291792 A JP2002291792 A JP 2002291792A JP 2004127782 A JP2004127782 A JP 2004127782A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- housing
- led
- pipe
- heat pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V29/00—Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
- F21V29/50—Cooling arrangements
- F21V29/502—Cooling arrangements characterised by the adaptation for cooling of specific components
- F21V29/507—Cooling arrangements characterised by the adaptation for cooling of specific components of means for protecting lighting devices from damage, e.g. housings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
- F21S41/14—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
- F21S41/141—Light emitting diodes [LED]
- F21S41/143—Light emitting diodes [LED] the main emission direction of the LED being parallel to the optical axis of the illuminating device
- F21S41/145—Light emitting diodes [LED] the main emission direction of the LED being parallel to the optical axis of the illuminating device the main emission direction of the LED being opposite to the main emission direction of the illuminating device
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S45/00—Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
- F21S45/40—Cooling of lighting devices
- F21S45/47—Passive cooling, e.g. using fins, thermal conductive elements or openings
- F21S45/48—Passive cooling, e.g. using fins, thermal conductive elements or openings with means for conducting heat from the inside to the outside of the lighting devices, e.g. with fins on the outer surface of the lighting device
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S43/00—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
- F21S43/10—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by the light source
- F21S43/13—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by the light source characterised by the type of light source
- F21S43/14—Light emitting diodes [LED]
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V29/00—Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
- F21V29/50—Cooling arrangements
- F21V29/51—Cooling arrangements using condensation or evaporation of a fluid, e.g. heat pipes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
- F21Y2115/00—Light-generating elements of semiconductor light sources
- F21Y2115/10—Light-emitting diodes [LED]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
【課題】車両用灯具において、LEDの熱対策と、配置位置の自由度の向上とを両立させるものとする。
【解決手段】一端が開口した筒状の樹脂製ハウジング11と、入熱部15aがハウジング11の内部18に配置され、放熱部15bがハウジング11の外部19に配置されたヒートパイプ15と、放熱部15bに密着して設けられたアルミニウム製のヒートシンク16と、入熱部15aに伝熱体14を介して取付けられた光源としてLED13と、ハウジング11の開口を塞ぐように設けられた有色透明の樹脂レンズ12とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】一端が開口した筒状の樹脂製ハウジング11と、入熱部15aがハウジング11の内部18に配置され、放熱部15bがハウジング11の外部19に配置されたヒートパイプ15と、放熱部15bに密着して設けられたアルミニウム製のヒートシンク16と、入熱部15aに伝熱体14を介して取付けられた光源としてLED13と、ハウジング11の開口を塞ぐように設けられた有色透明の樹脂レンズ12とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用灯具および灯火装置に関し、詳細には、光源としてLEDを用いた車両用灯具及び灯火装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車等の車両には、例えば、ヘッドランプ、ストップランプ、コーナリングランプ、スモールランプ、ターンシグナルランプ等、種々の灯具が備えられている。
【0003】
これらの車両用灯具は、用途に応じた光量で発光する電球がハウジングの内部に装着されたものであり、このハウジングの投光方向開口には、デザインされた無色透明あるいは有色透明のレンズ、反射板等が取り付けられている。
【0004】
また、ハウジングの内面には、必要に応じて、反射鏡が設けられたり、反射コーティングが施されるなどして、投光量の向上が図られている。
【0005】
ところで、近年、電球に比べて消費電力が少なく、かつ製品寿命も長いLED(発光ダイオード)が、車両用灯具の光源として用いられ始めている。
【0006】
さらに、LEDの高光束量化が図られた結果、複数のLEDを用いずに、単一のLEDだけで、車両用灯具として十分な光量を得ることも可能となっている(特許文献1)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−216817号公報(第2図等)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、LEDは、高光束量化に伴って発熱量も増大し、この発熱を低減させる対策が必要となっている。
【0009】
特に、光源であるLEDが収容される車両用灯具のハウジングは、車両重量の軽減やコスト低減等のために、樹脂材料によって形成されているものが一般的であり、LEDが発する高熱によって、このハウジングが変形等するのを防止する熱対策を施す必要性が高い。
【0010】
そこで、LEDの発光部はハウジングの内部に位置させつつ、発光部以外の基部はハウジングの外側に突出させ、この基部に放熱板を接触させて、LEDが発生した熱を、基部から放熱板に伝熱させ、この放熱板から周囲に放熱させることが行われている。
【0011】
この熱対策によって、LEDが発する高熱がハウジング内部に持続的に蓄積されるのを防止することができる。
【0012】
しかしながら、LEDの一部(発光部)をハウジング内部に位置させつつ基部をハウジングの外部に位置させるには、ハウジング壁を貫通させてLEDを配設する必要があるため、LED設置位置の自由度が少なく、所望とする配光特性を容易に得ることができない、という問題がある。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、LEDの熱対策と、配置位置の自由度の向上とを両立させることができる車両用灯具および灯火装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の車両用灯具および灯火装置は、ハウジングの内部から外部まで延びるヒートパイプを設けて、このヒートパイプの、ハウジング内部側の部分にLEDを設け、ハウジング外部側の部分に放熱板を設けたものである。
【0015】
すなわち、本発明の請求項1に係る車両用灯具は、ハウジングの内部に光源としてLEDを備えた車両用灯具において、入熱部が前記ハウジングの内部に配置され、放熱部が前記ハウジングの外部に配置されたヒートパイプを備え、前記入熱部に、伝熱体を介してまたは直接、前記LEDが配設されるとともに、前記放熱部に、放熱板が装着されたことを特徴とする。
【0016】
ここで、車両用灯具としては、例えば、ヘッドランプ、ストップランプ、コーナリングランプ、スモールランプ、ターンシグナルランプ等、種々のものを適用することができる。
【0017】
また、ハウジングの内面には、反射鏡や反射コーティングを有するものであってもよい。
【0018】
さらにまた、ハウジングの投光方向開口には、無色透明あるいは有色透明のレンズ、反射板等が取り付けられていてもよいし、これらレンズ等を具備していなくてもよい。
【0019】
なお、ハウジングやレンズ等は樹脂材料によって形成されたものであってもよいし、陶器や金属材料によって形成されたものであってもよいが、ハウジング内部の熱対策の効果は、樹脂材料において、より顕著に発揮される。
【0020】
また、伝熱体としては、熱伝導性に優れた銅、アルミニウム等の金属材料からなる板状体等を用いることができる。
【0021】
このように構成された本発明の請求項1に係る車両用灯具によれば、ハウジングの内部に設けられたLEDが発する熱は、このLEDと直接または伝熱体を介して間接的に接するヒートパイプの入熱部に伝熱され、ハウジングの外部に位置する放熱部から周囲に放熱される。
【0022】
そして、この放熱部には放熱板が装着されているため、より効率的な放熱が行われる。
【0023】
したがって、ハウジングの内部にLEDの発熱が持続的に蓄積されることがなく、しかも、ヒートパイプの形状や、ヒートパイプが貫通するハウジング壁の貫通孔の位置を適宜変更するだけで、ハウジング内部の任意の位置にLEDを配置させることができ、LEDの熱対策と配置位置の自由度の向上とを両立させることができる。
【0024】
また、本発明の請求項2に係る車両用灯具は、請求項1に係る車両用灯具において、前記ヒートパイプに、前記ハウジングの外部から前記LEDに電源電力を供給する電気配線が形成されていることを特徴とする。
【0025】
ここで、「電気配線が形成されている」とは、ヒートパイプに配線が直接プリント配線されていてもよいし、ヒートパイプ自体(ヒートパイプの外形をなす容器自体)が配線を兼ねるものであってもよい。
【0026】
このように構成された本発明の請求項2に係る車両用灯具によれば、LEDに電源電力を供給する電気配線を、ヒートパイプとは別体に設ける必要がない。
【0027】
すなわち、独立した電気配線は、他線との接触による短絡防止のためにビニール被覆されているが、本発明の車両用灯具はハウジング内部にLEDが配置されるため、このLEDまで配線を配索する必要がある。
【0028】
そして、ハウジングの内部はハウジングの外部に比べて高温となっているため、上述した一般的なビニール被覆の配線では、被覆が溶ける虞もある。
【0029】
しかし、請求項2に係る車両用灯具は、配線をヒートパイプに形成するため、独立した電気配線を配線する必要がなく、他線と接触する虞もないため、ビニール被覆が不要となり、ビニール被覆の溶解を考慮する必要がない。
【0030】
また、ハウジング内部に別途電気配線を配索する作業も不要となるため、組立作業性を向上させることもできる。
【0031】
また、本発明の請求項3に係る灯火装置は、ハウジングの内部に光源としてLEDを備えた灯火装置において、入熱部が前記ハウジングの内部に配置され、放熱部が前記ハウジングの外部に配置されたヒートパイプを備え、前記入熱部に、伝熱体を介してまたは直接、前記LEDが配設されるとともに、前記放熱部に、放熱板が装着されたことを特徴とする。
【0032】
このように構成された本発明の請求項3に係る灯火装置によれば、本発明の請求項1に係る車両用灯具と同様に、ハウジングの内部に設けられたLEDが発する熱は、このLEDと直接または伝熱体を介して間接的に接するヒートパイプの入熱部に伝熱され、ハウジングの外部に位置する放熱部から周囲に放熱される。
【0033】
そして、この放熱部には放熱板が装着されているため、より効率的な放熱が行われる。
【0034】
したがって、ハウジングの内部にLEDの発熱が持続的に蓄積されることがなく、しかも、ヒートパイプの形状や、ヒートパイプが貫通するハウジング壁の貫通孔の位置を適宜変更するだけで、ハウジング内部の任意の位置にLEDを配置させることができ、LEDの熱対策と配置位置の自由度の向上とを両立させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用灯具の具体的な実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0036】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用灯具の縦断面を示す断面図である。図示の車両用灯具10は、一端が開口した筒状の樹脂製ハウジング11と、入熱部15aがハウジング11の内部18に配置され、放熱部15bがハウジング11の外部19に配置されたヒートパイプ15と、ビス17とハウジング11の取付部11aとの締結によって、ヒートパイプ15の放熱部15bに密着して設けられたアルミニウム製のヒートシンク16と、ヒートパイプ15の入熱部15aに伝熱体14を介して取付けられた光源としてLED13と、ハウジング11の開口を塞ぐように設けられた有色透明の樹脂レンズ12とを備えている。
【0037】
ここで、伝熱体14は例えば銅板であり、LED13の発光光Lが投光方向Fを直接照射しないように発光光Lのうち直接光を遮光する遮光板を兼ねている。
【0038】
また、筒状のハウジング11の閉塞された側の端面内面には、LED13の発光光Lを反射させる反射コーティング11cが施されている。
【0039】
ヒートパイプ15は、外径3mm程度の閉塞されたパイプの内部に、少量の水や代替フロン等の作動液が封入されたものであり、入熱部15bから入熱された熱によって作動液が気化し、このとき熱は気化熱として取り込まれ、気化した作動液は放熱部15bで冷却されて凝縮し、入熱部15aに還流する、というサイクルによって、入熱部15aに接している熱源(LED13)を冷却するものである。
【0040】
また、図1におけるA−A線断面を示す断面図である図2に示すように、ヒートパイプ15のパイプの内面には軸方向に沿って多数の毛細管構造(条および溝)が形成され、作動液の還流性能を高めている。
【0041】
一方、ヒートパイプ15のパイプ外周面には、図2に示すように、ハウジング11の外部からLED13に電力を供給する電気配線20が形成されている。
【0042】
この電気配線20は、パイプ軸方向に沿ってパイプ外周面にプリント配線されており、入熱部15a側でLED13に接続され、放熱部15b側で図示しない電源回路に接続されている。
【0043】
なお、このヒートパイプ15は、ハウジング11に形成された挿入孔11bを通過してハウジング11を貫通している。
【0044】
次に、本実施形態に係る車両用灯具10の作用について説明する。
【0045】
まず、このハウジング11の外部に備えられた図示しない電源回路から、ヒートパイプ15の放熱部15bに延びた電気配線20に電力が供給される。
【0046】
電気配線20に供給された電力は、ヒートパイプ15の入熱部15aまで延びた電気配線20を通じてLED13に供給され、LED13が点灯する。
【0047】
この点灯したLED13からは発光光Lが出射し、この発光光Lのうち投光方向Fへの発光光Lは、伝熱体14やヒートパイプ15の入熱部15aによって遮光され、一方、反射コーティング11c方向への発光光Lは、反射コーティング11cによってそれぞれ反射し、樹脂レンズ12を透過して投光方向Fに出射し、投光方向Fを照射する。
【0048】
ここで、ハウジング11の内部18に設けられたLED13が点灯によって発する熱は、LED13に接して設けられた伝熱体14を介してヒートパイプ15の入熱部15aに伝熱され、ヒートパイプ15の作動液を気化させ、これによってLED13の発熱は気化熱として消費され、LED13は冷却される。
【0049】
ヒートパイプ15の気化した作動液は、ハウジング11の外部19に位置する放熱部15bに達し、ヒートシンク16との接触によって放熱性能が高められた放熱部15bで冷却される。
【0050】
そして冷却された気化作動液はこの放熱部15bで凝縮し、液体に戻った作動液はパイプの内面に形成された毛細管構造に沿って、放熱部15bよりも低い位置の入熱部15aまで流れ落ち、LED13の発熱によって再度気化し、上述したサイクルを繰り返す。
【0051】
このように、点灯によって発熱したLED13は、ヒートパイプ15によって効率的に冷却され、ハウジング11とレンズ12とによって囲まれた内部18に、高熱が持続的に蓄積されるのを防止することができる。
【0052】
一方、LED13が装着されたヒートパイプ15は任意形状に形成可能であるため、ハウジング11の内部18におけるLED13の、所望とする配置デザイン等に応じて、ヒートパイプ15の形状を決定すればよく、LED13の配置位置の自由度を従来よりも向上させることができる。
【0053】
以上説明したように、本実施形態に係る車両用灯具10によれば、LED15の熱対策と配置位置の自由度の向上とを両立させることができる。
【0054】
なお、ヒートパイプ15のパイプは、外径3mmのものに限定されるものではなく、LED13が発熱する熱量に応じて、LED13を所望とする温度まで冷却するのに適した他のサイズのものを適用することもできる。
【0055】
また、このパイプは真円断面であるものに限定されるものでもなく、ハウジング11の内部18における配置デザインや挿通孔11bの形状・サイズ、投光方向Fへの遮光の程度等に応じて、他の多角形断面形状や楕円断面形状等種々の断面形状、外形形状を適用することができる。
【0056】
さらに、LED13からの発光光Lを投光方向Fに直接出射させるようにしてもよく、LED13を、ヒートパイプ15の入熱部15aの投光方向Fを向いた面側に、投光方向Fを向くように取り付けた構成としてもよい。
【0057】
また、ヒートパイプ15とLED13との間に伝熱体14を介在させることなく、LED13をヒートパイプ15に直接接するように装着してもよい。
【0058】
なお、ヒートパイプ15の放熱部15bには、多数のフィンを有するヒートシンク16に代えて、他の形態の放熱板等を設けた構成としてもよい。
【0059】
さらに、ヒートパイプ15に沿わせて電気配線20を設けた構成に代えて、ヒートパイプ15のパイプ自体が電気配線の作用をなす構成としてもよい。
【0060】
この場合、パイプを2本の電気配線として機能させるために、例えば、断面において、電気配線の作用をなす導電部材と短絡を防止する非導電部材とが交互に2つずつ配置され、これらの各部材がパイプの軸方向に延びて、全体としてパイプを形成するものとすればよい。
【0061】
また、ハウジング11の内面の一部に形成された反射コーティング11cに代えて、別体の反射ミラー部材等を配設してもよい。
【0062】
さらに、これら反射コーティング11cや反射ミラー部材等を備えなくても、投光方向Fに十分な光量の発光光Lを照射可能の場合は、これら反射コーティング11cや反射ミラー部材等を具備しない構成を採用することもできる。
【0063】
なお、LED13を投光方向Fに向けて配設し、LED13から発光した発光光Lの直接光を投光方向Fに出射させる構成を採用した場合にも、これら反射コーティング11cや反射ミラー部材等を具備しない構成を適用することができる。
【0064】
また、図3(a)、および同図(a)におけるB部詳細である同図(b)に示すように、ハウジング11を貫通する貫通孔11bを、この貫通孔11bを貫通するヒートパイプ15′のパイプ自体で塞ぐように、パイプの外周面に、この外周面よりも外側に突出する鍔15cを形成してもよい。
【0065】
このように鍔15cを形成することによって、この貫通孔11bとヒートパイプ15′との遊嵌部を塞ぐためのゴム栓等閉塞部材を、ヒートパイプ15′やハウジング11とは別体に設ける必要がなく、部品点数の低減および製造コストの低減を図ることができる。
【0066】
なお、このように鍔15cの直径を小さくするために、貫通孔11bの直径を小さくするのが好ましいが、この場合、図1に示すヒートパイプ15の形状では、ハウジング11に組み付ける際に、貫通孔11bにヒートパイプ15を通過させにくくなる虞があるため、図3(a)に示すように、入熱部15aを屈曲させずに真っ直ぐな形状のヒートパイプ15′を採用するのが好ましい。
【0067】
さらに、入熱部15aに装着されるLED13や伝熱体14よりも貫通孔11bが小さい場合は、ハウジング11にレンズ12を取り付ける以前の工程において、LED13および伝熱体14を取り付ける以前の入熱部15aを貫通孔11bに通し、予め入熱部15aをハウジング11の内部18に位置させ、その後、レンズ12で塞がれる以前の開口側から、入熱部15aにLED13および伝熱体14を取り付けるようにすればよい。
【0068】
また、上述した本発明の各実施形態に係る車両用灯具は、車両に装着されるものであるが、車両に取り付けられるものではなく一般の灯火装置として用いることもでき、そのように一般の灯火装置として用いる場合には、本発明に係る灯火装置についての実施形態とすることができる。
【0069】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る車両用灯具によれば、ハウジングの内部に設けられたLEDが発する熱は、このLEDと直接または伝熱体を介して間接的に接するヒートパイプの入熱部に伝熱され、ハウジングの外部に位置する放熱部から周囲に放熱される。
【0070】
そして、この放熱部には放熱板が装着されているため、より効率的な放熱が行われる。
【0071】
したがって、ハウジングの内部にLEDの発熱が持続的に蓄積されることがなく、しかも、ヒートパイプの形状や、ヒートパイプが貫通するハウジング壁の貫通孔の位置を適宜変更するだけで、ハウジング内部の任意の位置にLEDを配置させることができ、LEDの熱対策と配置位置の自由度の向上とを両立させることができる。
【0072】
また、本発明の請求項2に係る車両用灯具によれば、LEDに電源電力を供給する電気配線を、ヒートパイプとは別体に設ける必要がない。
【0073】
すなわち、請求項2に係る車両用灯具は、配線をヒートパイプに形成するため、独立した電気配線を配線する必要がなく、他線と接触する虞もないため、ビニール被覆が不要となり、ビニール被覆の溶解を考慮する必要がない。
【0074】
また、ハウジング内部に別途電気配線を配索する作業も不要となるため、組立作業性を向上させることもできる。
【0075】
また、本発明の請求項3に係る灯火装置によれば、本発明の請求項1に係る車両用灯具と同様に、ハウジングの内部に設けられたLEDが発する熱は、このLEDと直接または伝熱体を介して間接的に接するヒートパイプの入熱部に伝熱され、ハウジングの外部に位置する放熱部から周囲に放熱される。
【0076】
そして、この放熱部には放熱板が装着されているため、より効率的な放熱が行われる。
【0077】
したがって、ハウジングの内部にLEDの発熱が持続的に蓄積されることがなく、しかも、ヒートパイプの形状や、ヒートパイプが貫通するハウジング壁の貫通孔の位置を適宜変更するだけで、ハウジング内部の任意の位置にLEDを配置させることができ、LEDの熱対策と配置位置の自由度の向上とを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用灯具および灯火装置についての一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示したA−A線についての断面図である。
【図3】本発明に係る車両用灯具および灯火装置についての他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 車両用灯具
11 ハウジング
11b 貫通孔
11c 反射コーティング
12 レンズ
13 LED
14 伝熱体
15 ヒートパイプ
15a 入熱部
15b 放熱部
16 ヒートシンク
17 ビス
18 内部
19 外部
20 電気配線
F 投光方向
L 発光光
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用灯具および灯火装置に関し、詳細には、光源としてLEDを用いた車両用灯具及び灯火装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車等の車両には、例えば、ヘッドランプ、ストップランプ、コーナリングランプ、スモールランプ、ターンシグナルランプ等、種々の灯具が備えられている。
【0003】
これらの車両用灯具は、用途に応じた光量で発光する電球がハウジングの内部に装着されたものであり、このハウジングの投光方向開口には、デザインされた無色透明あるいは有色透明のレンズ、反射板等が取り付けられている。
【0004】
また、ハウジングの内面には、必要に応じて、反射鏡が設けられたり、反射コーティングが施されるなどして、投光量の向上が図られている。
【0005】
ところで、近年、電球に比べて消費電力が少なく、かつ製品寿命も長いLED(発光ダイオード)が、車両用灯具の光源として用いられ始めている。
【0006】
さらに、LEDの高光束量化が図られた結果、複数のLEDを用いずに、単一のLEDだけで、車両用灯具として十分な光量を得ることも可能となっている(特許文献1)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−216817号公報(第2図等)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、LEDは、高光束量化に伴って発熱量も増大し、この発熱を低減させる対策が必要となっている。
【0009】
特に、光源であるLEDが収容される車両用灯具のハウジングは、車両重量の軽減やコスト低減等のために、樹脂材料によって形成されているものが一般的であり、LEDが発する高熱によって、このハウジングが変形等するのを防止する熱対策を施す必要性が高い。
【0010】
そこで、LEDの発光部はハウジングの内部に位置させつつ、発光部以外の基部はハウジングの外側に突出させ、この基部に放熱板を接触させて、LEDが発生した熱を、基部から放熱板に伝熱させ、この放熱板から周囲に放熱させることが行われている。
【0011】
この熱対策によって、LEDが発する高熱がハウジング内部に持続的に蓄積されるのを防止することができる。
【0012】
しかしながら、LEDの一部(発光部)をハウジング内部に位置させつつ基部をハウジングの外部に位置させるには、ハウジング壁を貫通させてLEDを配設する必要があるため、LED設置位置の自由度が少なく、所望とする配光特性を容易に得ることができない、という問題がある。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、LEDの熱対策と、配置位置の自由度の向上とを両立させることができる車両用灯具および灯火装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の車両用灯具および灯火装置は、ハウジングの内部から外部まで延びるヒートパイプを設けて、このヒートパイプの、ハウジング内部側の部分にLEDを設け、ハウジング外部側の部分に放熱板を設けたものである。
【0015】
すなわち、本発明の請求項1に係る車両用灯具は、ハウジングの内部に光源としてLEDを備えた車両用灯具において、入熱部が前記ハウジングの内部に配置され、放熱部が前記ハウジングの外部に配置されたヒートパイプを備え、前記入熱部に、伝熱体を介してまたは直接、前記LEDが配設されるとともに、前記放熱部に、放熱板が装着されたことを特徴とする。
【0016】
ここで、車両用灯具としては、例えば、ヘッドランプ、ストップランプ、コーナリングランプ、スモールランプ、ターンシグナルランプ等、種々のものを適用することができる。
【0017】
また、ハウジングの内面には、反射鏡や反射コーティングを有するものであってもよい。
【0018】
さらにまた、ハウジングの投光方向開口には、無色透明あるいは有色透明のレンズ、反射板等が取り付けられていてもよいし、これらレンズ等を具備していなくてもよい。
【0019】
なお、ハウジングやレンズ等は樹脂材料によって形成されたものであってもよいし、陶器や金属材料によって形成されたものであってもよいが、ハウジング内部の熱対策の効果は、樹脂材料において、より顕著に発揮される。
【0020】
また、伝熱体としては、熱伝導性に優れた銅、アルミニウム等の金属材料からなる板状体等を用いることができる。
【0021】
このように構成された本発明の請求項1に係る車両用灯具によれば、ハウジングの内部に設けられたLEDが発する熱は、このLEDと直接または伝熱体を介して間接的に接するヒートパイプの入熱部に伝熱され、ハウジングの外部に位置する放熱部から周囲に放熱される。
【0022】
そして、この放熱部には放熱板が装着されているため、より効率的な放熱が行われる。
【0023】
したがって、ハウジングの内部にLEDの発熱が持続的に蓄積されることがなく、しかも、ヒートパイプの形状や、ヒートパイプが貫通するハウジング壁の貫通孔の位置を適宜変更するだけで、ハウジング内部の任意の位置にLEDを配置させることができ、LEDの熱対策と配置位置の自由度の向上とを両立させることができる。
【0024】
また、本発明の請求項2に係る車両用灯具は、請求項1に係る車両用灯具において、前記ヒートパイプに、前記ハウジングの外部から前記LEDに電源電力を供給する電気配線が形成されていることを特徴とする。
【0025】
ここで、「電気配線が形成されている」とは、ヒートパイプに配線が直接プリント配線されていてもよいし、ヒートパイプ自体(ヒートパイプの外形をなす容器自体)が配線を兼ねるものであってもよい。
【0026】
このように構成された本発明の請求項2に係る車両用灯具によれば、LEDに電源電力を供給する電気配線を、ヒートパイプとは別体に設ける必要がない。
【0027】
すなわち、独立した電気配線は、他線との接触による短絡防止のためにビニール被覆されているが、本発明の車両用灯具はハウジング内部にLEDが配置されるため、このLEDまで配線を配索する必要がある。
【0028】
そして、ハウジングの内部はハウジングの外部に比べて高温となっているため、上述した一般的なビニール被覆の配線では、被覆が溶ける虞もある。
【0029】
しかし、請求項2に係る車両用灯具は、配線をヒートパイプに形成するため、独立した電気配線を配線する必要がなく、他線と接触する虞もないため、ビニール被覆が不要となり、ビニール被覆の溶解を考慮する必要がない。
【0030】
また、ハウジング内部に別途電気配線を配索する作業も不要となるため、組立作業性を向上させることもできる。
【0031】
また、本発明の請求項3に係る灯火装置は、ハウジングの内部に光源としてLEDを備えた灯火装置において、入熱部が前記ハウジングの内部に配置され、放熱部が前記ハウジングの外部に配置されたヒートパイプを備え、前記入熱部に、伝熱体を介してまたは直接、前記LEDが配設されるとともに、前記放熱部に、放熱板が装着されたことを特徴とする。
【0032】
このように構成された本発明の請求項3に係る灯火装置によれば、本発明の請求項1に係る車両用灯具と同様に、ハウジングの内部に設けられたLEDが発する熱は、このLEDと直接または伝熱体を介して間接的に接するヒートパイプの入熱部に伝熱され、ハウジングの外部に位置する放熱部から周囲に放熱される。
【0033】
そして、この放熱部には放熱板が装着されているため、より効率的な放熱が行われる。
【0034】
したがって、ハウジングの内部にLEDの発熱が持続的に蓄積されることがなく、しかも、ヒートパイプの形状や、ヒートパイプが貫通するハウジング壁の貫通孔の位置を適宜変更するだけで、ハウジング内部の任意の位置にLEDを配置させることができ、LEDの熱対策と配置位置の自由度の向上とを両立させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用灯具の具体的な実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0036】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用灯具の縦断面を示す断面図である。図示の車両用灯具10は、一端が開口した筒状の樹脂製ハウジング11と、入熱部15aがハウジング11の内部18に配置され、放熱部15bがハウジング11の外部19に配置されたヒートパイプ15と、ビス17とハウジング11の取付部11aとの締結によって、ヒートパイプ15の放熱部15bに密着して設けられたアルミニウム製のヒートシンク16と、ヒートパイプ15の入熱部15aに伝熱体14を介して取付けられた光源としてLED13と、ハウジング11の開口を塞ぐように設けられた有色透明の樹脂レンズ12とを備えている。
【0037】
ここで、伝熱体14は例えば銅板であり、LED13の発光光Lが投光方向Fを直接照射しないように発光光Lのうち直接光を遮光する遮光板を兼ねている。
【0038】
また、筒状のハウジング11の閉塞された側の端面内面には、LED13の発光光Lを反射させる反射コーティング11cが施されている。
【0039】
ヒートパイプ15は、外径3mm程度の閉塞されたパイプの内部に、少量の水や代替フロン等の作動液が封入されたものであり、入熱部15bから入熱された熱によって作動液が気化し、このとき熱は気化熱として取り込まれ、気化した作動液は放熱部15bで冷却されて凝縮し、入熱部15aに還流する、というサイクルによって、入熱部15aに接している熱源(LED13)を冷却するものである。
【0040】
また、図1におけるA−A線断面を示す断面図である図2に示すように、ヒートパイプ15のパイプの内面には軸方向に沿って多数の毛細管構造(条および溝)が形成され、作動液の還流性能を高めている。
【0041】
一方、ヒートパイプ15のパイプ外周面には、図2に示すように、ハウジング11の外部からLED13に電力を供給する電気配線20が形成されている。
【0042】
この電気配線20は、パイプ軸方向に沿ってパイプ外周面にプリント配線されており、入熱部15a側でLED13に接続され、放熱部15b側で図示しない電源回路に接続されている。
【0043】
なお、このヒートパイプ15は、ハウジング11に形成された挿入孔11bを通過してハウジング11を貫通している。
【0044】
次に、本実施形態に係る車両用灯具10の作用について説明する。
【0045】
まず、このハウジング11の外部に備えられた図示しない電源回路から、ヒートパイプ15の放熱部15bに延びた電気配線20に電力が供給される。
【0046】
電気配線20に供給された電力は、ヒートパイプ15の入熱部15aまで延びた電気配線20を通じてLED13に供給され、LED13が点灯する。
【0047】
この点灯したLED13からは発光光Lが出射し、この発光光Lのうち投光方向Fへの発光光Lは、伝熱体14やヒートパイプ15の入熱部15aによって遮光され、一方、反射コーティング11c方向への発光光Lは、反射コーティング11cによってそれぞれ反射し、樹脂レンズ12を透過して投光方向Fに出射し、投光方向Fを照射する。
【0048】
ここで、ハウジング11の内部18に設けられたLED13が点灯によって発する熱は、LED13に接して設けられた伝熱体14を介してヒートパイプ15の入熱部15aに伝熱され、ヒートパイプ15の作動液を気化させ、これによってLED13の発熱は気化熱として消費され、LED13は冷却される。
【0049】
ヒートパイプ15の気化した作動液は、ハウジング11の外部19に位置する放熱部15bに達し、ヒートシンク16との接触によって放熱性能が高められた放熱部15bで冷却される。
【0050】
そして冷却された気化作動液はこの放熱部15bで凝縮し、液体に戻った作動液はパイプの内面に形成された毛細管構造に沿って、放熱部15bよりも低い位置の入熱部15aまで流れ落ち、LED13の発熱によって再度気化し、上述したサイクルを繰り返す。
【0051】
このように、点灯によって発熱したLED13は、ヒートパイプ15によって効率的に冷却され、ハウジング11とレンズ12とによって囲まれた内部18に、高熱が持続的に蓄積されるのを防止することができる。
【0052】
一方、LED13が装着されたヒートパイプ15は任意形状に形成可能であるため、ハウジング11の内部18におけるLED13の、所望とする配置デザイン等に応じて、ヒートパイプ15の形状を決定すればよく、LED13の配置位置の自由度を従来よりも向上させることができる。
【0053】
以上説明したように、本実施形態に係る車両用灯具10によれば、LED15の熱対策と配置位置の自由度の向上とを両立させることができる。
【0054】
なお、ヒートパイプ15のパイプは、外径3mmのものに限定されるものではなく、LED13が発熱する熱量に応じて、LED13を所望とする温度まで冷却するのに適した他のサイズのものを適用することもできる。
【0055】
また、このパイプは真円断面であるものに限定されるものでもなく、ハウジング11の内部18における配置デザインや挿通孔11bの形状・サイズ、投光方向Fへの遮光の程度等に応じて、他の多角形断面形状や楕円断面形状等種々の断面形状、外形形状を適用することができる。
【0056】
さらに、LED13からの発光光Lを投光方向Fに直接出射させるようにしてもよく、LED13を、ヒートパイプ15の入熱部15aの投光方向Fを向いた面側に、投光方向Fを向くように取り付けた構成としてもよい。
【0057】
また、ヒートパイプ15とLED13との間に伝熱体14を介在させることなく、LED13をヒートパイプ15に直接接するように装着してもよい。
【0058】
なお、ヒートパイプ15の放熱部15bには、多数のフィンを有するヒートシンク16に代えて、他の形態の放熱板等を設けた構成としてもよい。
【0059】
さらに、ヒートパイプ15に沿わせて電気配線20を設けた構成に代えて、ヒートパイプ15のパイプ自体が電気配線の作用をなす構成としてもよい。
【0060】
この場合、パイプを2本の電気配線として機能させるために、例えば、断面において、電気配線の作用をなす導電部材と短絡を防止する非導電部材とが交互に2つずつ配置され、これらの各部材がパイプの軸方向に延びて、全体としてパイプを形成するものとすればよい。
【0061】
また、ハウジング11の内面の一部に形成された反射コーティング11cに代えて、別体の反射ミラー部材等を配設してもよい。
【0062】
さらに、これら反射コーティング11cや反射ミラー部材等を備えなくても、投光方向Fに十分な光量の発光光Lを照射可能の場合は、これら反射コーティング11cや反射ミラー部材等を具備しない構成を採用することもできる。
【0063】
なお、LED13を投光方向Fに向けて配設し、LED13から発光した発光光Lの直接光を投光方向Fに出射させる構成を採用した場合にも、これら反射コーティング11cや反射ミラー部材等を具備しない構成を適用することができる。
【0064】
また、図3(a)、および同図(a)におけるB部詳細である同図(b)に示すように、ハウジング11を貫通する貫通孔11bを、この貫通孔11bを貫通するヒートパイプ15′のパイプ自体で塞ぐように、パイプの外周面に、この外周面よりも外側に突出する鍔15cを形成してもよい。
【0065】
このように鍔15cを形成することによって、この貫通孔11bとヒートパイプ15′との遊嵌部を塞ぐためのゴム栓等閉塞部材を、ヒートパイプ15′やハウジング11とは別体に設ける必要がなく、部品点数の低減および製造コストの低減を図ることができる。
【0066】
なお、このように鍔15cの直径を小さくするために、貫通孔11bの直径を小さくするのが好ましいが、この場合、図1に示すヒートパイプ15の形状では、ハウジング11に組み付ける際に、貫通孔11bにヒートパイプ15を通過させにくくなる虞があるため、図3(a)に示すように、入熱部15aを屈曲させずに真っ直ぐな形状のヒートパイプ15′を採用するのが好ましい。
【0067】
さらに、入熱部15aに装着されるLED13や伝熱体14よりも貫通孔11bが小さい場合は、ハウジング11にレンズ12を取り付ける以前の工程において、LED13および伝熱体14を取り付ける以前の入熱部15aを貫通孔11bに通し、予め入熱部15aをハウジング11の内部18に位置させ、その後、レンズ12で塞がれる以前の開口側から、入熱部15aにLED13および伝熱体14を取り付けるようにすればよい。
【0068】
また、上述した本発明の各実施形態に係る車両用灯具は、車両に装着されるものであるが、車両に取り付けられるものではなく一般の灯火装置として用いることもでき、そのように一般の灯火装置として用いる場合には、本発明に係る灯火装置についての実施形態とすることができる。
【0069】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る車両用灯具によれば、ハウジングの内部に設けられたLEDが発する熱は、このLEDと直接または伝熱体を介して間接的に接するヒートパイプの入熱部に伝熱され、ハウジングの外部に位置する放熱部から周囲に放熱される。
【0070】
そして、この放熱部には放熱板が装着されているため、より効率的な放熱が行われる。
【0071】
したがって、ハウジングの内部にLEDの発熱が持続的に蓄積されることがなく、しかも、ヒートパイプの形状や、ヒートパイプが貫通するハウジング壁の貫通孔の位置を適宜変更するだけで、ハウジング内部の任意の位置にLEDを配置させることができ、LEDの熱対策と配置位置の自由度の向上とを両立させることができる。
【0072】
また、本発明の請求項2に係る車両用灯具によれば、LEDに電源電力を供給する電気配線を、ヒートパイプとは別体に設ける必要がない。
【0073】
すなわち、請求項2に係る車両用灯具は、配線をヒートパイプに形成するため、独立した電気配線を配線する必要がなく、他線と接触する虞もないため、ビニール被覆が不要となり、ビニール被覆の溶解を考慮する必要がない。
【0074】
また、ハウジング内部に別途電気配線を配索する作業も不要となるため、組立作業性を向上させることもできる。
【0075】
また、本発明の請求項3に係る灯火装置によれば、本発明の請求項1に係る車両用灯具と同様に、ハウジングの内部に設けられたLEDが発する熱は、このLEDと直接または伝熱体を介して間接的に接するヒートパイプの入熱部に伝熱され、ハウジングの外部に位置する放熱部から周囲に放熱される。
【0076】
そして、この放熱部には放熱板が装着されているため、より効率的な放熱が行われる。
【0077】
したがって、ハウジングの内部にLEDの発熱が持続的に蓄積されることがなく、しかも、ヒートパイプの形状や、ヒートパイプが貫通するハウジング壁の貫通孔の位置を適宜変更するだけで、ハウジング内部の任意の位置にLEDを配置させることができ、LEDの熱対策と配置位置の自由度の向上とを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用灯具および灯火装置についての一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示したA−A線についての断面図である。
【図3】本発明に係る車両用灯具および灯火装置についての他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 車両用灯具
11 ハウジング
11b 貫通孔
11c 反射コーティング
12 レンズ
13 LED
14 伝熱体
15 ヒートパイプ
15a 入熱部
15b 放熱部
16 ヒートシンク
17 ビス
18 内部
19 外部
20 電気配線
F 投光方向
L 発光光
Claims (3)
- ハウジングの内部に光源としてLEDを備えた車両用灯具において、
入熱部が前記ハウジングの内部に配置され、放熱部が前記ハウジングの外部に配置されたヒートパイプを備え、
前記入熱部に、伝熱体を介してまたは直接、前記LEDが配設されるとともに、前記放熱部に、放熱板が装着されたことを特徴とする車両用灯具。 - 前記ヒートパイプに、前記ハウジングの外部から前記LEDに電源電力を供給する電気配線が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
- ハウジングの内部に光源としてLEDを備えた灯火装置において、
入熱部が前記ハウジングの内部に配置され、放熱部が前記ハウジングの外部に配置されたヒートパイプを備え、
前記入熱部に、伝熱体を介してまたは直接、前記LEDが配設されるとともに、前記放熱部に、放熱板が装着されたことを特徴とする灯火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002291792A JP2004127782A (ja) | 2002-10-04 | 2002-10-04 | 車両用灯具および灯火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002291792A JP2004127782A (ja) | 2002-10-04 | 2002-10-04 | 車両用灯具および灯火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004127782A true JP2004127782A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32283250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002291792A Pending JP2004127782A (ja) | 2002-10-04 | 2002-10-04 | 車両用灯具および灯火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004127782A (ja) |
Cited By (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006033998A1 (en) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Magna International Inc. | Thermal management system for solid state automotive lighting |
WO2006034755A1 (de) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Daimlerchrysler Ag | Fahrzeugscheinwerfer |
WO2006052022A1 (en) * | 2004-11-12 | 2006-05-18 | Showa Denko K.K. | Automotive lighting fixture and lighting device |
JP2006164967A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-22 | Showa Denko Kk | 車両用灯具及び灯火装置 |
WO2006066532A1 (de) * | 2004-12-22 | 2006-06-29 | Patent-Treuhand- Gesellschaft Für Elektrische Glühlampen Mbh | Beleuchtungseinrichtung mit mindestens einer leuchtdiode und fahrzeugscheinwerfer |
JP2006286395A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
JP2006302753A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Stanley Electric Co Ltd | Ledランプ |
JP2007157396A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Stanley Electric Co Ltd | Ledランプ |
WO2007087791A1 (de) * | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Kfz-scheinwerfer |
EP1881262A1 (fr) * | 2006-07-21 | 2008-01-23 | Valeo Vision | Dispositif d'éclairage à diodes électroluminescentes équipé d'un système de refroidissement extérieur |
JP2008047383A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-02-28 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
JP2008047522A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-28 | Ind Technol Res Inst | Ledヘッドランプモジュール用熱モジュールシステム |
JP2008071644A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Nichia Chem Ind Ltd | 発光装置 |
JP2008108721A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-05-08 | Ccs Inc | 反射型照明装置 |
JP2008204844A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両用ヘッドライト |
JP2008218386A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-09-18 | Toyoda Gosei Co Ltd | 発光装置 |
JP2008226843A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Valeo Vision | 熱交換器を備えた外壁を有する、自動車用の照明またはシグナル装置 |
WO2008122942A1 (en) * | 2007-04-05 | 2008-10-16 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Radiator and luminary |
JP2009505359A (ja) * | 2005-08-19 | 2009-02-05 | ネオバルブ テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 高出力と高熱拡散効率を備えるled照明装置 |
US7618174B2 (en) | 2007-04-03 | 2009-11-17 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Vehicle lamp |
JP2010506410A (ja) * | 2006-10-10 | 2010-02-25 | ネオバルブ テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 熱分離を有する半導体の強力な発光モジュール |
EP2159486A1 (fr) | 2008-09-01 | 2010-03-03 | Valeo Vision | Dispositif d'éclairage et/ou de signalisation de véhicule automobile comprenant un caloduc |
JP2010511271A (ja) * | 2006-11-30 | 2010-04-08 | ネオバルブ テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 屋外型高出力発光ダイオード照明設備 |
US20110051449A1 (en) * | 2008-01-14 | 2011-03-03 | Alois Biebl | Arrangement for Cooling Semiconductor Light Sources and Floodlight Having this Arrangement |
JP2011081937A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
JP2011090976A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Nippon Seiki Co Ltd | 照明装置 |
KR20110069136A (ko) * | 2008-09-30 | 2011-06-22 | 오스람 실바니아 인코포레이티드 | 통합된 히트 파이프를 가진 led 소스 |
WO2012123300A1 (de) * | 2011-03-17 | 2012-09-20 | Osram Ag | Beleuchtungseinrichtung und kfz - scheinwerfer mit beleuchtungseinrichtung |
WO2012141036A1 (ja) * | 2011-04-15 | 2012-10-18 | シーシーエス株式会社 | 反射型照明装置 |
US8419250B2 (en) | 2008-01-17 | 2013-04-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle headlamp |
WO2013149764A1 (de) * | 2012-04-03 | 2013-10-10 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Beleuchtungsvorrichtung für ein kraftfahrzeug |
CN103353085A (zh) * | 2013-07-12 | 2013-10-16 | 哈尔滨固泰电子有限责任公司 | 热管式led前雾灯及照明方法 |
JP2015109253A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-06-11 | 岩崎電気株式会社 | 光源ユニット及び光源装置 |
JP2015144045A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | コイト電工株式会社 | 照明装置 |
DE102015106929B3 (de) * | 2015-05-04 | 2016-09-01 | Jute Industrial Co., Ltd. | Fahrzeuglampe |
-
2002
- 2002-10-04 JP JP2002291792A patent/JP2004127782A/ja active Pending
Cited By (45)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006033998A1 (en) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Magna International Inc. | Thermal management system for solid state automotive lighting |
US7575354B2 (en) | 2004-09-16 | 2009-08-18 | Magna International Inc. | Thermal management system for solid state automotive lighting |
WO2006034755A1 (de) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Daimlerchrysler Ag | Fahrzeugscheinwerfer |
JP2006164967A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-22 | Showa Denko Kk | 車両用灯具及び灯火装置 |
WO2006052022A1 (en) * | 2004-11-12 | 2006-05-18 | Showa Denko K.K. | Automotive lighting fixture and lighting device |
JP4629558B2 (ja) * | 2004-11-12 | 2011-02-09 | 昭和電工株式会社 | 車両用灯具及び灯火装置 |
WO2006066532A1 (de) * | 2004-12-22 | 2006-06-29 | Patent-Treuhand- Gesellschaft Für Elektrische Glühlampen Mbh | Beleuchtungseinrichtung mit mindestens einer leuchtdiode und fahrzeugscheinwerfer |
JP2006286395A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
JP2006302753A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Stanley Electric Co Ltd | Ledランプ |
JP4683199B2 (ja) * | 2005-04-22 | 2011-05-11 | スタンレー電気株式会社 | Ledランプ |
JP2009505359A (ja) * | 2005-08-19 | 2009-02-05 | ネオバルブ テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 高出力と高熱拡散効率を備えるled照明装置 |
JP2007157396A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Stanley Electric Co Ltd | Ledランプ |
JP4605526B2 (ja) * | 2005-12-01 | 2011-01-05 | スタンレー電気株式会社 | Ledランプ |
WO2007087791A1 (de) * | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Kfz-scheinwerfer |
FR2904094A1 (fr) * | 2006-07-21 | 2008-01-25 | Valeo Vision Sa | Dispositif d'eclairage a diodes electroluminescentes equipe d'un systeme de refroidissement exterieur. |
EP1881262A1 (fr) * | 2006-07-21 | 2008-01-23 | Valeo Vision | Dispositif d'éclairage à diodes électroluminescentes équipé d'un système de refroidissement extérieur |
JP2008047522A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-28 | Ind Technol Res Inst | Ledヘッドランプモジュール用熱モジュールシステム |
JP2008047383A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-02-28 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
JP4737016B2 (ja) * | 2006-09-14 | 2011-07-27 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置 |
JP2008071644A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Nichia Chem Ind Ltd | 発光装置 |
JP2008108721A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-05-08 | Ccs Inc | 反射型照明装置 |
JP4726872B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2011-07-20 | シーシーエス株式会社 | 反射型照明装置 |
JP2010506410A (ja) * | 2006-10-10 | 2010-02-25 | ネオバルブ テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 熱分離を有する半導体の強力な発光モジュール |
US8193553B2 (en) | 2006-10-10 | 2012-06-05 | Neobulb Technologies, Inc. | Semiconductor high-power light-emitting module with heat isolation |
JP2010511271A (ja) * | 2006-11-30 | 2010-04-08 | ネオバルブ テクノロジーズ,インコーポレイテッド | 屋外型高出力発光ダイオード照明設備 |
JP2008218386A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-09-18 | Toyoda Gosei Co Ltd | 発光装置 |
JP2008204844A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両用ヘッドライト |
JP2008226843A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Valeo Vision | 熱交換器を備えた外壁を有する、自動車用の照明またはシグナル装置 |
US7618174B2 (en) | 2007-04-03 | 2009-11-17 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Vehicle lamp |
WO2008122942A1 (en) * | 2007-04-05 | 2008-10-16 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Radiator and luminary |
US8342728B2 (en) * | 2008-01-14 | 2013-01-01 | Osram Gmbh | Arrangement for cooling semiconductor light sources and floodlight having this arrangement |
US20110051449A1 (en) * | 2008-01-14 | 2011-03-03 | Alois Biebl | Arrangement for Cooling Semiconductor Light Sources and Floodlight Having this Arrangement |
US8419250B2 (en) | 2008-01-17 | 2013-04-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle headlamp |
EP2159486A1 (fr) | 2008-09-01 | 2010-03-03 | Valeo Vision | Dispositif d'éclairage et/ou de signalisation de véhicule automobile comprenant un caloduc |
KR20110069136A (ko) * | 2008-09-30 | 2011-06-22 | 오스람 실바니아 인코포레이티드 | 통합된 히트 파이프를 가진 led 소스 |
KR101583476B1 (ko) | 2008-09-30 | 2016-01-21 | 오스람 실바니아 인코포레이티드 | 통합된 히트 파이프를 가진 led 소스 |
JP2011081937A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
JP2011090976A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Nippon Seiki Co Ltd | 照明装置 |
WO2012123300A1 (de) * | 2011-03-17 | 2012-09-20 | Osram Ag | Beleuchtungseinrichtung und kfz - scheinwerfer mit beleuchtungseinrichtung |
WO2012141036A1 (ja) * | 2011-04-15 | 2012-10-18 | シーシーエス株式会社 | 反射型照明装置 |
WO2013149764A1 (de) * | 2012-04-03 | 2013-10-10 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Beleuchtungsvorrichtung für ein kraftfahrzeug |
CN103353085A (zh) * | 2013-07-12 | 2013-10-16 | 哈尔滨固泰电子有限责任公司 | 热管式led前雾灯及照明方法 |
JP2015109253A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-06-11 | 岩崎電気株式会社 | 光源ユニット及び光源装置 |
JP2015144045A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | コイト電工株式会社 | 照明装置 |
DE102015106929B3 (de) * | 2015-05-04 | 2016-09-01 | Jute Industrial Co., Ltd. | Fahrzeuglampe |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004127782A (ja) | 車両用灯具および灯火装置 | |
EP2228587B1 (en) | Led bulb and lighting apparatus | |
US8353606B2 (en) | Streetlight | |
JP5123862B2 (ja) | 二次元照明装置 | |
US20130020941A1 (en) | Semiconductor Lamp | |
JP2006032346A (ja) | ヒートシンク筐体を備えた発光ダイオードディスク光学装置 | |
KR101682132B1 (ko) | 자동차용 엘이디 램프 | |
US20100127301A1 (en) | Semiconductor high-power light-emitting module with heat isolation | |
JP2010153044A (ja) | 光源ユニット及び照明器具 | |
JP2009129809A (ja) | 照明装置 | |
JP2009301810A (ja) | 照明装置 | |
CN106338043B (zh) | 光源单元、照明装置和车辆 | |
KR20020035819A (ko) | 방수, 방진 구조를 가진 방열판 겸용 반사면을 구비한발광소자 매트릭스 모듈 및 그 형성방법 | |
JP2010198828A (ja) | 照明装置 | |
JP3215782U (ja) | 車両用led灯具 | |
KR101780691B1 (ko) | 자동차용 엘이디 램프 | |
JP2014086249A (ja) | Led照明装置 | |
JP5071527B2 (ja) | 光源点灯装置、および、それを用いた灯具 | |
EP3228923B1 (en) | Light source assembly for vehicle lamp, method for producing light source assembly, signal lamp for automobile vehicle | |
JP2007258034A (ja) | Ledランプ | |
JP2011029065A (ja) | Led照明器具 | |
JP2011108382A (ja) | 車両用灯具 | |
KR20100025630A (ko) | 엘이디 고효율 램프용 조명등의 구조 | |
KR200456130Y1 (ko) | 헤드램프용 방열장치 | |
US10247403B2 (en) | Heat sink and lighting apparatus |