JP6170784B2 - 車両灯具用発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源として半導体発光素子が用いられ、車両用灯具、特に自動車の前照灯において、電球およびディスチャージランプを含む電球類の代替え等として用いられる車両灯具用発光装置に関するものである。
近年、自動車の灯具に白色発光ダイオードなどの半導体発光素子が用いられつつある。また、ヒートパイプと放熱フィンとを用いて放熱容量を大きくすることにより、高輝度な発光ダイオードを用い得るようにする技術も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−047383号公報
しかしながら、上記のようにヒートパイプと放熱フィンとを用いる場合、装置が大型になりがちであるため、例えば既存の電球やディスチャージランプと同様にランプハウジングのソケット等に装着可能で、かつ、発光位置も既存の電球等と同様であるような発光装置を構成することは困難であるという問題点を有していた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、既存の電球等と同様にランプハウジングのソケット等に装着可能で、かつ、発光位置も既存の電球等と同様に設定することが容易な車両灯具用発光装置を提供することにある。
第1の発明は、
半導体発光素子と、
上記半導体発光素子の背面側の端子が半田付けされた帯状のヒートパイプと、
上記ヒートパイプの一端側を挟み込む1対の保持部材と、
上記保持部材が勘合される勘合穴を有する放熱部材と、
車両灯具用発光装置を車両または車両に取り付けられる部材に取り付ける口金部と、
を備えたことを特徴とする。
これにより、半導体発光素子の熱を、ヒートパイプ、保持部材、および放熱部材を介して効率よく放熱させることができる。したがって、大きな発光光量を確保することが容易に可能になる。さらに、帯状のヒートパイプが用いられることによって、例えば口金部によって規定される所定の基準面や規準軸に対する半導体発光素子の発光部の位置を所望に設定することが容易にできるので、既存の電球等の代替えとして使用することなどが容易に可能になる。
第2の発明は、
第1の発明の車両灯具用発光装置であって、
上記半導体発光素子の背面側の端子がヒートパイプに半田付けされる半田の融点が、半導体発光素子の少なくとも1つの配線端子への配線が接続される半田の融点よりも低いことを特徴とする。
これにより、半導体発光素子の配線端子への配線を接続した後に、半導体発光素子をヒートパイプに半田付けすることが容易にできる。
第3の発明は、
第1の発明および第2の発明のうち何れか1つの車両灯具用発光装置であって、
上記半導体発光素子の配線端子への配線が、フレキシブル基板によって行われていることを特徴とする。
また、第4の発明は、
第3の発明の車両灯具用発光装置であって、
上記半導体発光素子の背面側の端子とヒートパイプとの半田付けが、上記フレキシブル基板に形成された開口部の位置で行われていることを特徴とする。
これらにより、半導体発光素子の配線端子への配線をコンパクトに行うことなどが容易にできる。
第5の発明は、
第1の発明から第4の発明のうち何れか1つの車両灯具用発光装置であって、
上記半導体発光素子の配線端子のうちの1つが、上記背面側の端子と兼用され、または上記背面側の端子と共に上記ヒートパイプに半田付けされていることを特徴とする。
これにより、半導体発光素子の配線とヒートパイプへの取り付けを容易に行うことができる。
第6の発明は、
第1の発明から第5の発明のうち何れか1つの車両灯具用発光装置であって、
上記半導体発光素子が、上記帯状のヒートパイプの両面側にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
これにより、2つの半導体発光素子を近接させて配置することが容易にできるので、例えば口金部によって規定される所定の規準軸に対する半導体発光素子の発光部の位置を所望に設定し、かつ、大きな発光光量を得ることが容易に可能になる。
第7の発明は、
第1の発明から第5の発明のうち何れか1つの車両灯具用発光装置であって、
上記帯状のヒートパイプが、上記口金部の中心軸に対して偏心して設けられていることを特徴とする。
これにより、半導体発光素子の発光部の位置を、より口金部の中心軸に近くなるようにすることなどが容易にできる。
第8の発明は、
第1の発明から第7の発明のうち何れか1つの車両灯具用発光装置であって、
さらに、半導体発光素子またはその周辺の温度を検出するセンサと、
上記センサにより検出される温度が高いほど、半導体発光素子に流れる電流を減少させるように制御する制御回路と、
を備えたことを特徴とする。
これにより、車両灯具用発光装置の性能を保ち、寿命を長くすることが容易にできる。
第9の発明は、
第1の発明から第8の発明のうち何れか1つの車両灯具用発光装置であって、
上記放熱部材に、半導体発光素子に流れる電流を制御する制御回路が設けられていることを特徴とする。
これにより、車両灯具用発光装置をコンパクトに構成することが容易にできる。
第10の発明は、
第1の発明から第9の発明のうち何れか1つの車両灯具用発光装置であって、
上記放熱部材に冷却ファンが設けられていることを特徴とする。
これにより、冷却効率を高くしつつ、車両灯具用発光装置をコンパクトに構成することが容易にできる。
本発明によれば、既存の電球等と同様にランプハウジングのソケット等に装着可能で、かつ、発光位置も既存の電球等と同様に設定することが容易な車両灯具用発光装置を得ることができる。
実施形態1の車両灯具用発光装置の構成を示す分解斜視図である。 実施形態1の車両灯具用発光装置の構成を示す縦断面図である。 実施形態1の車両灯具用発光装置の要部の平面図である。 実施形態1のLEDの取り付け構造を示す説明図である。 実施形態2の車両灯具用発光装置の構成を示す要部の縦断面図である。 実施形態3の車両灯具用発光装置の構成を示す要部の縦断面図である。 実施形態4の車両灯具用発光装置の要部の平面図である。 実施形態5の車両灯具用発光装置の要部の平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、他の実施形態と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
《発明の実施形態1》
(車両灯具用発光装置の全体構造)
実施形態1の車両灯具用発光装置は、図1および図2に示すように、先端部付近の両面にそれぞれLED101(半導体発光素子)が半田付けによって取り付けられた帯状のヒートパイプ102を備えている。上記LED101・101への配線はフレキシブル基板103によってなされるが、この点については後に詳述する。ヒートパイプ102の基部は、それぞれ凹部104a・104aを有する1対の保持部材104・104に挟まれている。すなわち、1対の保持部材104・104が組み合わされたときにそれぞれの凹部104a・104aによって形成される穴にヒートパイプ102の基部が挿入されている。ヒートパイプ102と凹部104a・104aの壁面との間には、例えばシリコングリスや熱伝導率の高い樹脂シートなどが介在するようにしてもよい。また、板ばねなどによって一方の凹部104aにヒートパイプ102が押し付けられるようにしてもよい。
上記保持部材104・104の外周に形成された鍔部104b・104bには、防水ゴムリング109が嵌め込まれている。保持部材104・104は、放熱フィンが形成された放熱部材105のボス部105bに形成された勘合穴105cに勘合されている。これにより、ヒートパイプ102から保持部材104・104を介して伝達された熱が、放熱部材105の放熱部105aによって放熱されるようになっている。
放熱部材105の内部には、LED101・101に流れる電流等を制御する制御回路基板110が設けられている。また、放熱部材105の底部には、放熱部材105を冷却する冷却ファン111が取り付けられている。
ヒートパイプ102の先端部付近は、1対のヒートパイプカバー106・107によって覆われている。ヒートパイプカバー106・107の先端部は、係止部106a・107aによって互いに密着するようになっている。なお、ヒートパイプカバー106・107がねじ留めされることによって互いに密着されるようにしてもよい。また、ヒートパイプカバー106・107の基部は、口金部108が嵌め込まれることによって固定されている。上記口金部108には、係止部108aが形成され、これによって、例えば図示しない車両のヘッドランプハウジングのソケットに、既存の電球等に代えて装着し得るようになっている。
(LED101の取り付け構造)
LED101は、例えば図3に示すように、ヒートパイプ102の平坦部に、LEDチップ基板101aの背面側の背面端子101dが半田122によって半田付けされることにより固定されている。LED101への配線は、LEDチップ基板101aに設けられた配線端子101b・101cと、フレキシブル基板103の舌状に折り曲げられた配線接続部103bに形成された配線パターン103cにおける裏面側に露出した部分とが、半田121によって半田付けされることにより接続されている。
上記のようなLED101の取り付け、および配線の手順は特に限定されないが、例えば以下のように行うことができる。すなわち、まず、図4に示すように、フレキシブル基板103に形成された開口部103aの位置にLED101を配置し、配線パターン103cを高融点半田によって接続する。次に、一方のLED101が取り付けられたフレキシブル基板103の部分を矢印A、Bで示すようにヒートパイプ102の一方の面上に位置させ、他方のLED101が取り付けられたフレキシブル基板103の部分を矢印Cで示すように折り返してヒートパイプ102の他方の面側に位置させるとともに、各LED101の背面端子101dとヒートパイプ102との間に適量の低融点半田を介在させる。その後、ヒートパイプ102等を上記低融点半田の融点以上、かつ、上記高融点半田未満の温度に加熱することによって、LED101をヒートパイプ102に容易に半田付けすることができ、作業性を大幅に向上させることができる。
なお、フレキシブル基板103に上記のように舌状に折り曲げられた配線接続部103bを形成するのに限らず、単に開口部103aの周辺部の配線パターン103cをLED101の配線端子101b・101cに接続するようにして、少なくともLED101の周辺ではフレキシブル基板103とヒートパイプ102との間にLED101のLEDチップ基板101aの厚さ程度の隙間が空くようにしてもよい。
(ヒートパイプの作製方法)
上記のような帯状のヒートパイプ102の作製方法は特に限定されないが、例えば次のようにして作製することができる。
(1) まず、銅パイプ内に、その内径よりも所定だけ小さい外径の芯材を挿入し、銅パイプと芯材との間の隙間に銅粉粒を埋める。
(2) 上記銅パイプを銅の融点に近い温度に加熱することにより、内部の銅粉粒を焼結させる。
(3) 銅パイプを冷却した後、芯材を引き抜いて、内面に細かな粒状突起によるウィック(毛細管構造)が形成された銅パイプが得られる。
(4) 上記銅パイプの内部に低沸点の冷却剤を所定量だけ封入して両端部を閉じ、圧延して扁平な外形形状にすることにより、帯状のヒートパイプが形成される。
(LED101の駆動方法)
LED101の駆動方法(電流および/または電圧制御方法)は、特に限定されないが、例えばLED101に内蔵され、またはフレキシブル基板103に取り付けられるなどした温度センサによりLED101またはその周辺の温度を検出して行うことができる。すなわち、まず、LED101を最適に制御された電圧、電流で発光開始させた後、定常点灯用の所定の電流および/または電圧に制御する。その後、温度センサによって検出される温度が65℃を超えた場合には電流量および発光光量を定常時の80%、75℃を超えた場合には65%、85℃を超えた場合には50%などに低下させる。
このような制御をすることにより、何らかの原因で周辺の温度が上昇した場合などでも、車両灯具用発光装置の性能を保ち、寿命を長くすることが容易にできる。ここで、上記のような検出温度と制御電流との関係等は、所定のプリセット動作によって設定できるようにしてもよい。
なお、上記のような制御は、定常的な電流量として行われるのに限らず、例えばパルス幅変調などにより実効的な電流量に対して行われるなどしてもよい。
また、上記のような電流および/または電圧の制御と共に、またはこれに代えて、冷却ファン111の作動を制御するようにしてもよい。
(LED101から発せられる熱の放熱について)
上記のように構成された車両灯具用発光装置では、LED101の冷却にヒートパイプ102が用いられ、かつ、LED101の背面端子101dが半田付けによってヒートパイプ102に取り付けられることにより、LED101の熱を効率よくヒートパイプ102の基部に伝達させることができる。さらに、扁平なヒートパイプ102が1対の保持部材104に挟まれるようにすることによって、ヒートパイプ102と保持部材104との間の隙間を小さく抑えることが容易にできるので、ヒートパイプ102から保持部材104への熱の伝達を効率よくすることができる。しかも、保持部材104の外周部と放熱部材105における勘合穴105cの内周部との寸法精度を高くすることは比較的容易であるとともに、両者の接触面積は比較的大きいため、保持部材104から放熱部材105への熱の伝達効率も高くすることが容易にできる。したがって、LED101の冷却効率を高くすることが容易にできるので、自動車のヘッドランプ等として必要とされる発光光量を確保することが容易に可能になる。
(車両灯具用発光装置の使用形態等について)
上記のような車両灯具用発光装置は、係止部108aが形成された口金部108を備えていることによって車両のヘッドランプハウジングのソケット等に装着することができる。しかも、扁平な帯状のヒートパイプ102が用いられることによって、2つのLED101間の距離を小さく抑えることができ、口金部108によって規定される所定の基準面や規準軸に対するLED101の発光部の位置を既存の電球等と同等に設定することが容易にできる。それゆえ、前記のように発光光量を確保することが容易なことと併せて、既存の電球等の代替えとして使用することが容易に可能になる。
《発明の実施形態2》
上記の例では、2つのLED101が、口金部108から等しい距離の位置に設けられた例を示したが、例えば図5に示すように、口金部108からの距離が異なる位置にLED101が設けられるようにしてもよい。このようにLED101の位置をずらすことによって、自動車の前照灯におけるいわゆるハイビームとロービームとの切り替えが可能な車両灯具用発光装置を構成することができる。また、LED101がヒートパイプ102の両面側に設けられていることによって、LED101の大きさに係わらず、口金部108からの距離の差を小さく設定することも可能になる。なお、LED101の大きさに対して口金部108からの距離の差を十分大きく設定し得る場合には、ヒートパイプ102における同一の面側に2つ以上のLED101を設けるなどして、ハイビームとロービームとの切り替えを可能にしてもよい。
《発明の実施形態3》
LED101は複数設けられるのに限らず、例えば図6に示すように1つだけ設けられてもよい。また、同図に示すように口金部108の中心軸に対するヒートパイプ102の位置を偏心させるように設定して、LED101の発光部の位置が、より口金部108の中心軸に近くなるようにしてもよい。
《発明の実施形態4》
LED101への配線は、アノード、カソード共に実施形態1(図3、図4)で説明したようにフレキシブル基板103に舌状に折り曲げられた配線接続部103bを用いて行うのに限らず、例えば図7に示すように、一方はLEDチップ基板101aの背面側に設けられた配線端子101bにフレキシブル基板103の配線パターン103cが接続されるようにしてもよい。
より詳しくは、次のようにして配線接続が行われる。LED101の一方の配線端子101bはLEDチップ基板101aの背面側に設けられている。LED101は、上記配線端子101bの部分がフレキシブル基板103における開口部103aの周辺部上に載置されて、フレキシブル基板103の配線パターン103cにおける表面側に露出した部分と半田121により接続されている。
なお、上記に限らず、アノード、カソード共にLEDチップ基板101aの背面側に設けられた配線端子101b・101cにフレキシブル基板103の配線パターン103cが接続されるようにしてもよい。
《発明の実施形態5》
また、LED101のアノードまたはカソードの一方がヒートパイプ102に半田付けされて配線されるようにしてもよい。図8の例では、LED101の配線端子101bは、プリント基板201に形成された配線パターン103cと半田121によって接続される一方、配線端子101cは、半田121および導電部材202を介してヒートパイプ102に接続されている。すなわち、ヒートパイプ102が配線としても機能するようになっている。また、同図の例では、LED101の配線端子101cは実施形態1で説明した背面端子101dと同様にLED101の放熱機能を有するようになっているが、背面端子101dが設けられている場合には配線端子101cと同様に接続されるようにすればよい。これにより、容易に配線および冷却のための接続をすることができる。
なお、導電部材202は、あらかじめヒートパイプ102に半田付け等によって取り付けられるようにしてもよいし、LED101に半田付けされた後にヒートパイプ102に半田付けされるようにしてもよく、また、LED101と導電部材202、および導電部材202とヒートパイプ102とがそれぞれ同時に半田付けされるようにしてもよい。
また、LED101とヒートパイプ102とを導電部材202を介して接続する場合には、LED101とヒートパイプ102との間隔が比較的大きくても、その間の距離を正確に設定しやすいことが多いが、これに限らず、実施形態1と同様に半田だけを介してLED101とヒートパイプ102とが接続されるようにしてもよい。
また、LED101の一方の配線端子101bの配線にプリント基板201が用いられるのに限らず、実施形態1、2と同様にフレキシブル基板103が用いられてもよい。
《その他の事項》
上記の例では、フレキシブル基板103やプリント基板201の配線パターン103cがLED101の配線端子101b・101cに直接接続される例を示したが、これに限らず、例えば電線等を介して接続されるようにしてもよい。
また、フレキシブル基板103やプリント基板201が用いられるのに限らず、電線によって制御回路基板110までの配線が行われるなどしてもよい。
また、例えばヒートパイプ102と離間して配置される金属片などの中継導電体の上面に、LED101の配線端子101b・101c、およびフレキシブル基板103の配線パターン103cが半田付け等により接続されるようにしてもよい。この場合、上記中継導電体をヒートパイプ102から離間させるためには、例えばLED101の背面端子101dとヒートパイプ102との間に中継導電体よりも厚い金属片などの伝熱体を介在させて半田付けするなどしてもよい。
また、ヒートパイプ102としては、銅パイプを用いて形成されたものに限らず、アルミニウムを用いて形成されたものなどを用いてもよい。この場合には、例えばLED101の半田付けに先立って、ヒートパイプ102にニッケルメッキ処理を施すなどすればよい。
また、制御回路基板110は、放熱部材105の内部に設けられるのに限らず、外部に設けられて配線ケーブルで接続されるようにしてもよい。
また、上記各実施形態(図2、図5、図6)では、それぞれ口金部108の形状が異なる例を示したが、口金部108のタイプは特に限定されるものではなく、種々のタイプのものが適用可能である。
また、上記各実施形態や変形例で説明した構成要素は、論理的に可能な限り、種々組み合わせてもよい。
101 LED
101a LEDチップ基板
101b 配線端子
101c 配線端子
101d 背面端子
102 ヒートパイプ
103 フレキシブル基板
103a 開口部
103b 配線接続部
103c 配線パターン
104 保持部材
104a 凹部
104b 鍔部
105 放熱部材
105a 放熱部
105b ボス部
105c 勘合穴
106 ヒートパイプカバー
107 ヒートパイプカバー
106a 係止部
107a 係止部
108 口金部
108a 係止部
109 防水ゴムリング
110 制御回路基板
111 冷却ファン
121 半田
122 半田
201 プリント基板
202 導電部材

Claims (10)

  1. 半導体発光素子と、
    上記半導体発光素子の背面側の端子が半田付けされた帯状のヒートパイプと、
    上記ヒートパイプの一端側を挟み込む1対の保持部材と、
    上記保持部材が勘合される勘合穴を有する放熱部材と、
    車両灯具用発光装置を車両または車両に取り付けられる部材に取り付ける口金部と、
    を備えたことを特徴とする車両灯具用発光装置。
  2. 請求項1の車両灯具用発光装置であって、
    上記半導体発光素子の背面側の端子がヒートパイプに半田付けされる半田の融点が、半導体発光素子の少なくとも1つの配線端子への配線が接続される半田の融点よりも低いことを特徴とする車両灯具用発光装置。
  3. 請求項1および請求項2のうち何れか1項の車両灯具用発光装置であって、
    上記半導体発光素子の配線端子への配線が、フレキシブル基板によって行われていることを特徴とする車両灯具用発光装置。
  4. 請求項3の車両灯具用発光装置であって、
    上記半導体発光素子の背面側の端子とヒートパイプとの半田付けが、上記フレキシブル基板に形成された開口部の位置で行われていることを特徴とする車両灯具用発光装置。
  5. 請求項1から請求項4のうち何れか1項の車両灯具用発光装置であって、
    上記半導体発光素子の配線端子のうちの1つが、上記背面側の端子と兼用され、または上記背面側の端子と共に上記ヒートパイプに半田付けされていることを特徴とする車両灯具用発光装置。
  6. 請求項1から請求項5のうち何れか1項の車両灯具用発光装置であって、
    上記半導体発光素子が、上記帯状のヒートパイプの両面側にそれぞれ設けられていることを特徴とする車両灯具用発光装置。
  7. 請求項1から請求項5のうち何れか1項の車両灯具用発光装置であって、
    上記帯状のヒートパイプが、上記口金部の中心軸に対して偏心して設けられていることを特徴とする車両灯具用発光装置。
  8. 請求項1から請求項7のうち何れか1項の車両灯具用発光装置であって、
    さらに、半導体発光素子またはその周辺の温度を検出するセンサと、
    上記センサにより検出される温度が高いほど、半導体発光素子に流れる電流を減少させるように制御する制御回路と、
    を備えたことを特徴とする車両灯具用発光装置。
  9. 請求項1から請求項8のうち何れか1項の車両灯具用発光装置であって、
    上記放熱部材に、半導体発光素子に流れる電流を制御する制御回路が設けられていることを特徴とする車両灯具用発光装置。
  10. 請求項1から請求項9のうち何れか1項の車両灯具用発光装置であって、
    上記放熱部材に冷却ファンが設けられていることを特徴とする車両灯具用発光装置。
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