JP7207820B2 - 半導体発光バルブ及びこれを用いた照明装置 - Google Patents

半導体発光バルブ及びこれを用いた照明装置 Download PDF

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Description

本発明は発光ダイオード(LED)素子等の半導体発光素子よりなる半導体発光バルブ及びこれを用いた照明装置、特に、その配光特性の改良に関する。
自動車、二輪車の前照灯、フォグランプ等においては、従来、ハロゲンバルブ及びHID(High Intensity Discharge)バルブが多く用いられている。
図10は第1の従来のリフレクタ型照明装置を示し、(A)は全体断面図、(B)は(A)のハロゲンバルブの断面図である(参照:特許文献1の図10)。尚、図10のリフレクタ型照明装置は車両用前照灯装置の一例である。
図10の(A)においては、ハロゲンバルブ101が装着される放物面体のリフレクタ102及びレンズ103が設けられている。この場合、ハロゲンバルブ101の口金1011がリフレクタ102のソケット102aに嵌め込められる。
図10の(B)に示すごとく、ハロゲンバルブ101は、ハロゲンガスを微量導入したガラス管1012内に設けられたたとえばタングステン(W)等よりなるハイビーム(走行用配光パターン)用フィラメント1013及びロービーム(すれ違い用配光パターン)用フィラメント1014を有し、さらに、ロービーム用フィラメント1014下部にカットオフライン用のシェード1016を設ける。
図10の(A)に示すごとく、ハイビーム用フィラメント1013はリフレクタ102の焦点近傍に位置し、従って、ハイビーム用フィラメント1013からの出射光L1はリフレクタ102によって反射されて平行光となり遠くまで全体的に照射する。他方、ロービーム用フィラメント1014はリフレクタ102の焦点より少し上前方に位置しており、ロービーム用フィラメント1014からの出射光L2はリフレクタ102の上側において主に反射されて前方下側を照射する。
図11は図10のロービーム用フィラメント1014から出射する光の指向特性を示す図であって、フィラメント1014の軸に垂直な断面における指向特性を示している。
図11に示すごとく、ロービーム用フィラメント1014の出射光L2はシェード1016によってカットオフライン(水平ライン)及び左上りラインを実現することにより前方及びやや左側を照射するようにする。この場合、ロービーム用フィラメント1014は点光源として作用するので、その出射光L2はシェード1016に規定されたリフレクタ102の照射範囲R内で一様である。尚、ハイビーム用フィラメント1013も点光源として作用するので、その出射光L1も図示しないが、リフレクタ102の照射範囲内では一様である。
近年、省エネルギー、長寿命の発光ダイオード(LED)素子を用いたLEDバルブが注目されている。この場合、図10のリフレクタ型照明装置のハロゲンバルブ101との互換性を確保したLEDバルブが開発されている。
図12は第2の従来のリフレクタ型照明装置を示し、(A)は全体断面図、(B)は(A)のLEDバルブの斜視図である。尚、図12のリフレクタ型照明装置も車両用前照灯装置である。
図12の(A)においては、LEDバルブ1が装着される放物面体のリフレクタ2及びレンズ3が設けられている。この場合、LEDバルブ1の口金11がリフレクタ2のソケット2aに嵌め込められる。
図12の(B)に示すごとく、LEDバルブ1は、口金11に加え、ハイビーム用LED素子12、ロービーム用LED素子13、保持部材14、シェード15、フィン16-1、16-2、…、16-5よりなるヒートシンク16、及び配線基板17よりなる。配線基板17は矩形状で、LEDバルブ1の中心軸Aに沿って配置されており、その長手方向の一端は保持部材14によって保持されている。LEDバルブ1は取付機構に応じて所望の配光パターンが得られるように中心軸A周りに適当な角度で固定され、従って、配線基板17の上面は正面から見て垂直よりわずかに傾斜(約10°)して取付けられている。
図12の(A)に示すごとく、ハイビーム用LED素子12はリフレクタ2の焦点近傍に位置し、従って、ハイビーム用LED素子12からの出射光L1はリフレクタ2によって反射されて平行光となり遠くまで全体的に照射する。他方、ロービーム用LED素子13はリフレクタ2の焦点より少し上前方に位置し、従って、ロービーム用LED素子13からの出射光L2はリフレクタ2によって反射されて前方下側を左右に広がりをもって照射する。
特開2011-210695号公報(特許第4689762号公報)
図13は図12のロービーム用LED素子13の特性を示す図であり、(A)はLED素子の指向特性を示し、(B)はLED素子によるリフレクタの照射範囲を示す。
図13の(A)に示すごとく、LED素子13の指向特性はランバーシアン特性であり、強い指向性を示す。一般的に、光軸上(θ=0°)の光度の半値となる角度はθ=60°及び-60°である。従って、図13の(B)に示すごとく、配線基板17の両主面に設けられたロービーム用LED素子13の照射範囲R1はシェード15によって規定されるが、照射範囲R1内の上部の一部領域に光度が低い低光度範囲R2が存在する。この結果、ロービームによる前照灯配光パターンにおいて照度が小さい領域が生じるという課題がある。尚、ハイビーム用LED素子12の場合にも、リフレクタ2の上部及び下部の一部領域に低光度範囲が生じ、同様の課題が発生する。
上述の課題を解決するために、本発明に係る半導体発光バルブは、矩形状の配線基板と、配線基板の第1の主面上に設けられ、第1の配光パターン発生用の第1の半導体発光素子と、配線基板の長手方向の一端を保持する保持部材と、第1の半導体発光素子上方に設けられ、第1の半導体発光素子に向けて第1の凸状反射面を有する第1の反射部材とを具備し、第1の凸状反射面は第1の半導体発光素子からの発光の一部を配線基板の短手方向の端部近傍へ反射するようにし、第1の反射部材の幅は第1の半導体発光素子の幅より小さいものである。
また、本発明に係る照明装置は、ハロゲンバルブが嵌め込まれるためのソケットを有するリフレクタと、リフレクタからの反射光を出射するためのレンズとを具備する照明装置において、ハロゲンランプに代えて上述の半導体発光バルブを具備するものである。
本発明によれば、低光度範囲を解消した配光特性を実現できる。
本発明に係るリフレクタ型照明装置の第1の実施の形態を示し、(A)は全体断面図、(B)は(A)のLEDバルブの斜視図である。 図1のロービーム用LED素子に反射部材を配置した場合の特性を示すイメージ図であって、(A)は指向特性を示し、(B)はこれによるリフレクタの照射範囲を示す。 図1のLEDバルブの詳細な断面図である。 図3の配線基板の詳細を示し、(A)は断面図、(B)は上面図、(C)は下面図である。 図1の反射部材の作用を説明するための図である。 本発明に係るリフレクタ型照明装置の第2の実施の形態を示し、(A)は全体断面図、(B)は(A)のLEDバルブの斜視図である。 図6のLEDバルブの詳細な断面図である。 図6の反射部材の作用を説明するための図である。 比較例としてのLEDバルブの詳細な断面図である。 第1の従来のリフレクタ型照明装置を示し、(A)は全体断面図、(B)は(A)のハロゲンバルブの断面図である。 図10のロービーム用フィラメントから出射する光の指向特性を示す図である。 第2の従来のリフレクタ型照明装置を示し、(A)は全体断面図、(B)は(A)のLEDバルブの斜視図である。 図12のロービーム用LED素子の特性を示す図であり、(A)はLED素子の指向特性を示し、(B)はLED素子によるリフレクタへの照射範囲を示す。
図1は本発明に係るリフレクタ型照明装置の第1の実施の形態を示し、(A)は全体断面図、(B)は(A)のLEDバルブの斜視図である。図1のリフレクタ型照明装置も車両用前照灯装置である。
図1においては、図12のLEDバルブ1の代りにLEDバルブ1’を設けてある。LEDバルブ1’は、取付機構に応じて所望の配光パターンを得られるように、中心軸A周りに適宜な回転角度にて固定される。LEDバルブ1’における配線基板17’は、図12のLEDバルブの配線基板17と比較して、中心軸A回りに90度回転した状態でLEDバルブ1’が取り付けられ、LEDバルブ1’の中心軸Aは、配線基板17’の中心軸に一致している。但し、図1は、説明を容易とするために、配線基板17’を水平として示しているが、実際には、配線基板17は約10度傾くようLEDバルブ1’が取り付けられている。つまり、LEDバルブ1’は、配線基板17´の上面が、正面から見て、水平より中心軸A周りに、わずかに傾斜した状態で取り付けられる。配線基板17’は、略矩形状で、長手方向の一端を保持する保持部材14を介して車両用前照灯のリフレクタ2のバルブ装着穴に着脱可能に取り付けられる。保持部材14は口金11と一体に形成されてもよく、別体に形成されてもよい。
LED素子12、13は、青色発光LEDチップを蛍光体粒子(黄色発光)を含有する樹脂で覆い、白色発光する、いわゆるLEDパッケージから構成されている。尚、LED素子12、13は、いわゆるLEDチップでもよく、LEDチップを含むLEDパッケージから構成されてもよく、適宜選択することができる。
LEDバルブ1’においては、配線基板17’は中心軸Aに沿って配置される。LEDバルブ1’は配線基板17’の上面が正面から見てわずかに傾斜した状態(たとえば10°)で取付けられる。配線基板17’の短手方向の両端部が図12のシェード15の役目をなすので、シェード15を不要として構成することができる。
また、ハイビーム用LED素子12及びロービーム用LED素子13の上方には反射部材20が設けられている。反射部材20は、配線基板17’の上面に形成されたLED素子12、13の発光面に向けて凸状反射面20aを有する。凸状反射面20aは左右対称形状で形成され、LED素子12、13の中心軸と、凸状反射面20aの中心軸が一致するように配置されている。反射部材20は、配線基板17’の上面に形成されたLED素子12、13の発光面上に所定の距離に配置されている。凸状反射面20aは、LED素子12、13からの出射光を反射して、LED素子12、13の側方(配線基板17’に水平な方向)および下方(配線基板17’を照射する方向)向かう光を形成する。凸状反射面20aで反射して下方に向かう光の一部は、配線基板17’の短手方向の両端部にて遮光される。これにより、LED素子12、13の光軸近傍の比較的強度の高い光を、凸状反射面20aで反射して、配線基板17’の短手方向の両端部にて遮光するので、車両用前照灯としての配光における明暗境界線、すなわちカットオフラインを明瞭に形成することができる。反射部材20は、LED素子12、13の発光面に対し十分小さく形成することで、LED素子12、13上方への照射光も十分な強度を維持することができる。反射部材20はLED素子12、13の幅より小さく形成されることが好ましく、より好ましくは、LED素子12、13の発光面の幅より小さく形成されることが好ましい。
さらに、中心軸Aに沿って配線基板17’の上面(第1の主面)に3個のハイビーム用LED素子12及びロービーム用LED素子13を直線状に配置し、中心軸Aに沿って配線基板17’の下面(第2の主面)に3個のハイビーム用LED素子12(図4参照)を直線状に配置しているが、光束量に応じて1個又は4個以上にしてもよい。
図1の(A)においても、ハイビーム用LED素子12はリフレクタ2の焦点近傍に位置し、従って、ハイビーム用LED素子12からの出射光L1はリフレクタ2によって反射されて平行光となり遠くまで全体的に照射する。他方、ロービーム用LED素子13はリフレクタ2の焦点より少し前方に位置し、従って、ロービーム用LED素子13からの出射光L2はリフレクタ2によって反射されて前方下側を照射する。この場合、配線基板17’の上面に位置するハイビーム用LED素子12及びロービーム用LED素子13からの出射光L1、L2の一部は反射部材20によって反射される。
ハイビーム用LED素子12は、配線基板17’上において、中心軸Aに沿って、ロービーム用LED素子13の後方、すなわち、保持部材14側に配置されている。尚、ハイビーム用LED素子12およびロービーム用LED素子13は、要求配光に応じて適宜の位置に配置され、同一直線上に配置されていてもよく、同一直線上に配置されていなくてもよい。また、反射部材20は、LED素子13上およびLED素子12上において、一体に形成されているが、夫々に設けても良く、要求配光に応じた位置および形状で配置することができる。
図2は図1のロービーム用LED素子13に反射部材20を配置した場合の特性を示すイメージ図であり、(A)は指向特性を示し、(B)はこれによるリフレクタの照射範囲を示す。
図2の(A)に示すごとく、反射部材20を備えたロービーム用LED素子13の指向特性は中央が弱く両端が強くなった特性であり、弱い指向性を示す。従って、図2の(B)に示すごとく、配線基板17’の両主面に設けられたロービーム用LED素子13から直接リフレクタ2を照射する照射範囲R1と反射部材20による反射光からの照射範囲R1’とが重複する。この場合、リフレクタ2の上部も照射範囲R1によって照射される。この結果、ロービームによる配光パターンにおいて、低光度領域が発生することはない。尚、ハイビームの場合にも、リフレクタ2の上部の低光度領域も解消される。
図3は図1のLEDバルブ1’の詳細な断面図、図4は図3の配線基板17’の詳細を示し、(A)は断面図、(B)は上面図、(C)は下面図である。
図3、図4に示すように、反射部材20の両端の取付脚20b、20cは配線基板17’にたとえば、かしめ、半田付けで固定される。また、ハイビーム用LED素子12が両端にロービーム用LED素子13が一主面に設けられている配線基板17’の下面にはハイビーム用LED素子12及びロービーム用LED素子13の熱を配線基板17’を介して放熱するための扁平ヒートパイプ21がはんだ付けされる。この場合、扁平ヒートパイプ21がハイビーム用LED素子12及びロービーム用LED素子13直下に近接しているので、従来のLEDバルブ1と比較して冷却効率を大きくできる。また、扁平ヒートパイプ21が配線基板17’の剛性を補強するので、配線基板17’の厚さを薄くたとえば0.5mm程度にできる。従って、配線基板17’の両主面上のハイビーム用LED素子12間の距離を小さくできるので、両主面上のハイビーム用LED素子12は点光源に近づき、この結果、ハロゲンバルブのフィラメント径に近づけることができる。つまり、ハロゲンバルブの配光性能に近づけることができ、ハロゲンバルブとの互換性を向上することができる。
図5は図1の反射部材20の作用を説明するための図である。
図5に示すように、反射部材20の中心とハイビーム用LED素子12及びロービーム用LED素子13の中心とが一致する。また、反射部材20の幅W1はハイビーム用LED素子12及びロービーム用LED素子13の幅W2より小さい。たとえば、W1/W2=1/2~1/3とする。また、反射部材20は尖端部P1、平面状傾斜面P2及び曲面状傾斜面P3よりなる凸状反射面20aを有する。LED素子12(13)側のわずかに丸みを帯びた尖端部P1、外側に向って配線基板17’との距離が大きくなる平面状傾斜面P2及び曲面状傾斜面P3が連続した構成となっている。すなわち、平面状傾斜面P2は主にLED素子12(13)からの発光を配線基板17’に出射させ、曲面状傾斜面P3は主にLED素子12(13)からの発光を側方及び上方に出射させる。これにより、ハイビーム用LED素子12及びロービーム用LED素子13からの出射光L1、L2は直上に向うが、一部のみが側方へ向うようになる。この結果、図2の(B)に示すような配光特性を実現できる。
ここで、図9は比較例としての従来のLEDバルブ1の詳細な断面図である。
図9においては、ロービーム用LED素子13が両主面に設けられた配線基板17は保持枠18によって上下方向から保持される。保持枠18の下部にはロービーム用LED素子13の熱を配線基板17を介して放熱するためのヒートパイプ19がはんだ付けされる。このため、配線基板17の厚さが大きくなり、対向するロービーム用LED素子13間の距離が大きくなり、図13の(B)の低光度範囲R2が大きくなる。従って、配光パターンによる照度の低い領域がさらに大きくなる。尚、ハイビーム用LED素子12の場合にも、同様である。
さらに、ロービーム用LED素子13とヒートパイプ19との距離が大きいので、ロービーム用LED素子13の冷却効率が低くなる。尚、ハイビーム用LED素子12の場合も同様である。
図6は本発明に係るリフレクタ型照明装置の第2の実施の形態を示し、(A)は全体断面図、(B)は(A)のLEDバルブの斜視図である。図6のリフレクタ型照明装置も車両前照灯装置である。
図6の配線基板17’の上面において、中心軸Aに沿って3個のハイビーム用LED素子12及び3個のロービーム用LED素子13を2列並列で配置し、また、図示しないが、配線基板17’の下面において、中心軸Aに沿って3個のハイビーム用LED素子12を2列並列で配置する。
図7は図6のLEDバルブ1’の詳細な断面図、図8は図6の反射部材20の作用を説明するための図である。
図7、図8に示すように、反射部材20の中心と2列のLED素子12(13)の中心位置とが一致するようにする。また、反射部材20の幅W1は2列の並列するLED素子12(13)の間隙W2’より大きくする。たとえば、W1/W2’=2~3とする。これにより、ハイビーム用LED素子12及びロービーム用LED素子13からの出射光L1、L2は直上に向うが、一部のみが側方へ向うようになる。この結果、やはり図2の(B)に示すような配光特性を実現できると共に、さらに大きな光束量が得られる。
尚、上述の実施の形態においては、反射部材20は配線基板17’の上面側のみに設けているが、反射部材20を配線基板17’の下面側にも下面側のハイビーム用LED素子12の発光面に対向するように設けて下面側のハイビーム用LED素子12の出射光の一部を反射するようにしてもよい。

尚、上述の実施の形態においては、半導体発光素子としてLED素子を用いたが、本発明はレーザダイオード(LD)素子等の他の半導体発光素子にも適用し得る。
また、本発明は上述の実施の形態の自明の範囲内でのいかなる変更にも適用し得る。例えば、上述の実施の形態では、1つの反射部材をロービーム用LED素子13およびハイビーム用LED素子12に対して設けたが、それぞれに反射部材を設けてもよい。
本発明に係る照明装置は、前照灯装置に加えて、たとえばフォグランプ、昼間走行ランプ(DRL)等の車両用灯具、及び液晶プロジェクタ等のリフレクタを用いた照明装置に利用できる。尚、前照灯装置以外の場合には、ハイビーム、ロービームは相異なる配光パターンとして作用する。
1、1’:LEDバルブ
2: リフレクタ
2a:ソケット
3:レンズ
11:口金
12:ハイビーム用LED素子
13:ロービーム用LED素子
14:保持部材
15:シェード
16:ヒートシンク
17、17’:配線基板
18:保持枠
19:ヒートパイプ
20:反射部材
20a:凸状反射面
20b、20c:取付脚
21:扁平ヒートパイプ
101:ハロゲンバルブ
102: リフレクタ
103:レンズ
1011:口金
1012:ガラス管
1013:ハイビーム用フィラメント
1014:ロービーム用フィラメント
1016:シェード

Claims (7)

  1. 矩形状の配線基板と、
    前記配線基板の第1の主面上に設けられ、第1の配光パターン発生用の第1の半導体発光素子と、
    配線基板の長手方向の一端を保持する保持部材と、
    前記第1の半導体発光素子上方に設けられ、前記第1の半導体発光素子に向けて第1の凸状反射面を有する第1の反射部材と
    を具備し、
    前記第1の凸状反射面は、前記第1の半導体発光素子からの発光の一部を前記配線基板の短手方向の端部近傍へ反射するようにし、
    前記第1の反射部材の幅は前記第1の半導体発光素子の幅より小さい半導体発光バルブ。
  2. さらに、
    前記配線基板の第1の主面上に前記半導体発光バルブの中心軸に沿って前記第1の半導体発光素子と直線状に設けられた第2の半導体発光素子と、
    前記配線基板の第2の主面上に前記第2の半導体発光素子に対向して設けられた第3の半導体発光素子と、
    前記第2の半導体発光素子上方に設けられた前記第2の半導体発光素子に向けて第2の凸状反射面を有する第2の反射部材と
    を具備し、
    前記第2の凸状反射面は、前記第2の半導体発光素子からの発光の一部を前記配線基板の短手方向の端部近傍へ反射するようにし、
    前記第2の反射部材の幅は前記第2の半導体発光素子の幅より小さく、
    前記第2、第3の半導体発光素子は第2の配光パターン発生用である請求項1に記載の半導体発光バルブ。
  3. 前記凸状反射面は、尖端部と、前記尖端部を挟んで外側に向けて前記配線基板との距離が大きくなる平面状傾斜面と、前記平面状傾斜面の外側に形成された曲面状傾斜面とを連続的に備える請求項1または2に記載の半導体発光バルブ。
  4. 前記第1の半導体発光素子は前記半導体発光バルブの中心軸に複数列で配置された複数の半導体発光素子である請求項1に記載の半導体発光バルブ。
  5. 前記各第2、第3の半導体発光素子は前記半導体発光バルブの中心軸に複数列で配置された複数の半導体発光素子である請求項2に記載の半導体発光バルブ。
  6. さらに、前記配線基板の第2の主面上に設けられたヒートパイプを具備する請求項1~5のいずれかに記載の半導体発光バルブ。
  7. ハロゲンバルブが嵌め込まれるためのソケットを有するリフレクタと、前記リフレクタからの反射光を出射するためのレンズとを具備する照明装置において、
    前記ハロゲンバルブに代えて請求項1~6のいずれかに記載の半導体発光バルブを具備することを特徴とする照明装置。
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