JP2018110091A - ヘッドライトバルブ - Google Patents

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孝 筒井
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【課題】光源に用いるLED素子について高密度の実装と高効率の放熱を同時に実現し、かつ技術基準に適う所望の配光特性を得ること。【解決手段】このLEDヘッドライトバルブ10は、ヒートパイプ18と、このヒートパイプ18に取り付けられているLED光源部20と、ヒートパイプ18に結合されヒートシンクと結合可能なる筒状の保持部22およびジョイント部24とを有している。LED光源部20は、周回方向で多角形に折れ曲がってヒートパイプの外周に装着される筒状のフレキシブル基板50と、このフレキシブル基板50の多角形の面に搭載されている複数個のLEDチップ52(1)〜52(7),54(1)〜54(7)と、周回方向に分割されてフレキシブル基板50の多角形の裏面とヒートパイプ18との間に配置されている複数個の金属板片とを有している。【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車、自動二輪車等のヘッドライト(前灯具)に取り付けられるヘッドライトバルブに係わり、特にLED素子を光源に用いるヘッドライトバルブに関する。
近年、自動車や自動二輪車においては、明るさ、消費電力、寿命、点灯速度等の優位性から光源にLED(発光ダイオード)を用いるヘッドライトが普及しており、これに伴って、ヘッドライトの灯具本体に当初装備されていたライトバルブ(特にハロゲンバルブ)を自分好みのLEDヘッドライトバルブに交換するユーザが増えている。
LEDヘッドライトバルブは、典型的には、ハロゲンバルブのフィラメントに相当する位置に棒状または柱状のLED支持体を配置し、そのLED支持体の側面に複数個のLED素子を取り付けている。LED素子は発光時に熱を発生して内部に熱を蓄積しやすく、放熱手段を必要とすることから、LED支持体にヒートパイプを用いることも行われている(特許文献1)。
特開2015−85921号公報
走行用のヘッドライトは、光度、色温度、照射範囲等に関する保安基準を満たす必要があり、この保安基準を満たしていないと対向車のドライバーや歩行者等に迷惑をかけるだけでなく車検に通ることもできない。
この点に関して、LEDヘッドライトバルブは、一般にハロゲンバルブに合わせて設計されている灯具本体にカスタム・パーツとして装着されるため、そのような灯具本体との適合性を厳しく求められる。LEDの性能は日進月歩で向上しているものの、それをヘッドライトの光源とする場合はフィラメントに近い配光特性を得なければならず、LED配置構成および実装技術に格別の工夫を必要とする。
従来のLEDヘッドライトバルブは、LED支持体が太くて大きいうえ、LEDの実装密度(特に周回方向の実装密度)が低く、ハロゲンバルブのフィラメントとの形状・サイズの近似性に欠けるきらいがあり、灯具本体の反射板との相性(適合性)を悪くして所望の配光特性を得られないことが多々あり、面倒なLED位置調整や光軸調整等で対応しているのが現状である。また、LEDヘッドライトバルブは、別種類のハロゲンバルブ代用品であるHIDランプバルブとの比較で、より高い光度・光量を求められている。この点においても、光源に用いるLEDの高密度実装と高効率放熱を同時に適える技術が要求されている。
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するものであり、光源に用いるLED素子について高密度の実装と高効率の放熱を同時に実現し、かつ技術基準に適う所望の配光特性を得られるヘッドライトバルブを提供することを目的とする。
本発明のヘッドライトバルブは、車両用ヘッドライトの灯具本体に取り付けられるヘッドライトバルブであって、少なくとも一端部が前記灯具本体の中に配置され、他端部がヒートシンクに熱的に結合可能なヒートパイプと、周回方向で多角形に折れ曲がって前記ヒートパイプの前記一端部の外周に装着されているフレキシブル基板と、周回方向に一列または複数列に並んで前記フレキシブル基板の多角形の一部または全部の面に実装されている複数個のLED素子と、周回方向に分割されて前記フレキシブル基板の多角形の裏面と前記ヒートパイプとの間に配置されている複数個の金属板片とを有する。
上記構成のヘッドライトバルブにおいては、周回方向において多角形に折れ曲がっていてその多角形の面に複数個のLED素子を実装しているフレキシブル基板が、同方向に分割されている複数個の金属板片を介して(背にして)ヒートパイプに結合されている。各金属板片とヒートパイプは、好ましくはハンダ付けまたはロウ付け等の金属接合で結合される。ランプ点灯時に各々のLED素子より発せられる熱の一部は、フレキシブル基板およびその真下(径方向内側)の金属板片を介してヒートパイプに送られ、ヒートパイプの熱輸送作用によりヒートシンクへ移送される。かかる構成によれば、ヒートパイプおよび発光部全体を細くして、周回方向におけるLED素子の実装密度を高くし、照射指向性ないし配光特性を向上させることができる。
発明の好ましい一態様として、複数個のLED素子は、ヒートパイプに装着される前のフレキシブル基板にあらかじめ実装されていてよい。また、複数個の金属板片も、ヒートパイプに装着される前のフレキシブル基板の裏面にあらかじめ加圧貼り合せで結合されているのが好ましい。
別の好適な一態様によれば、フレキシブル基板は、複数個のLED素子を搭載している多角形の一部または全部の面上でそれぞれのLED素子の電気的な結線のためにヒートパイプの軸方向と平行に延びる第1の配線用導体を有している。この場合、好ましくは、フレキシブル基板の第1の配線用導体と電気的に接続される第2の配線用導体が形成されているリジッド基板が、フレキシブル基板の両端部に近接してヒートパイプに取り付けられる。各LED素子から発せられる熱の一部は、第1の配線用導体を移動する途中でフレキシブル基板およびその真下(径方向内側)の金属板片を介してヒートパイプに送られる。
別の好適な一態様によれば、ヒートパイプの外周面を保持し、ヒートシンクに接続可能な熱伝導性の筒状体も一体に設けられる。ヒートパイプとヒートシンクとの間にそのような熱伝導性の筒状体を介在させることで、ヒートパイプ回りの熱輸送作用ないし放熱作用を向上または補強することができる。
本発明のヘッドライトバルブによれば、上記のような構成および作用により、光源に用いるLED素子について高密度の実装と高効率の放熱を同時に実現し、かつ技術基準に適う所望の配光特性を得ることができる。
本発明の一実施形態におけるヘッドライトバルブおよびその関連部材および周辺部材を示す分解斜視図である。 実施形態におけるヘッドライトバルブ組立体の構成を示す斜視図である。 上記ヘッドライトバルブ組立体の側面図である。 上記ヘッドライトバルブにおけるLED光源部の要部の構成を示す斜視図である。 上記LED光源部の要部の構成を示す断面図である。 上記LED光源部の配線の構成を示す部分拡大断面図である。 上記LED光源部の製作に用いるフレキシブル基板および金属プレートの形状および構成を示す平面図である。 上記LED光源部を製作する方法の工程を示す図である。 上記LED光源部をヒートパイプに装着する方法の工程を示す図である。
以下、添付図を参照して本発明の実施形態を説明する。

[ヘッドライトバルブ全体の構成]
図1に、本発明の一実施形態におけるヘッドライトバルブ10およびその関連部材および周辺部材を分解して示す。図2および図3にヘッドライトバルブ10の組立体を示す。
このヘッドライトバルブ10は、光源にLEDを用いるLEDヘッドライトバルブとして構成されており、ヘッドライトユニットまたは灯具本体12にその後背側から着脱可能に取り付けられるようになっている。典型的には、灯具本体12は自動二輪車、乗用車等の車両に組み込まれており、この灯具本体12に当初装備されていたハロゲンバルブが取り出され、それとの交換で(カスタム・パーツとして)LEDヘッドライトバルブ10が取り付けられる。灯具本体12において、筒状の開口部14はバルブの出し入れと装着に用いられ、止め金16はバルブの固定に用いられる。
このLEDヘッドライトバルブ10は、熱伝導率の高い金属からなる丸棒状または角柱状のヒートパイプ18(図4、図9)と、このヒートパイプ18の先端部18aに取り付けられているLED光源部20と、ヒートパイプ18の中間部ないし後端部18bに嵌合している円筒状の保持部22と、この保持部22の後端に一体形成または一体結合されている円筒状または円柱状のジョイント部24とを有しており、ヒートシンク26等と組み合わさってヘッドライトバルブユニットを構成する。
ヒートシンク26は、太さがたとえば約0.1mmの細い銅線を編んだ織物状の可撓性シートを輪にしてリボン形状とし、輪の中央部をたとえば銅からなる板状の固定部材28で挟み付けたものである。LEDヘッドライトバルブ10のジョイント部24の端面には複数個のネジ穴25が設けられ、固定部材28のネジ穴25と対応する箇所にはボルト通し穴27が形成されている。ボルト29を固定部材28のボルト通し孔27に通してジョイント部24のネジ穴25に螺合することで、ヒートシンク26にLEDヘッドライトバルブ10を結合することができる。
保持部22およびジョイント部24は、熱伝導性の高い金属たとえばアルミニウムで構成されている。電気ケーブル32は、ジョイント部24および保持部22内の貫通孔(配線通路)を通って、後述する第2リジット基板44で終端している。電気ケーブル32の他端は、図示しないヘッドライト電源の出力端子に接続される。
LEDヘッドライトバルブ10の中間部において、保持部22の外周にはバルブ取付用のフランジ36が装着される。このフランジ36は、熱伝導性の高い金属たとえばアルミニウムからなる筒部36aを有している。このフランジ筒部36aがその径方向内側の保持部22にネジ等で固定されるとともに、リング状の防水ラバー30がフランジ筒部36aにシール部材(たとえばOリング、ラバーパッキン等)34を介して着脱可能に嵌合可能となっている。
このLEDヘッドライトバルブ10を灯具本体12に取り付けるときは、灯具本体12の筒状開口部14に防水ラバー30を嵌め込むようにして、LEDヘッドライトバルブ10のLED光源部20を灯具本体12の中に挿入し、フランジ36の凸部36bを開口部14の切欠き部15に係合させる。装着状態において、LED光源部20は、灯具本体12内の所定位置に所定の向きで配置される。なお、開口部14の別の切欠き部17は、止め金16を固定するためのものである。
LEDヘッドライトバルブ10のLED光源部20回りにおいて、ヒートパイプ18の先端には放熱性の高い金属製のバルブシェード40が取り付けられ、このバルブシェード40の背面に接続または隣接して円板形状の第1リジット基板(リジットなプリント配線板)42が取り付けられている。さらに、この第1リジット基板42と対向して、保持部22の先端に接続または隣接して円板形状の第2リジット基板44が取り付けられている(図2)。LED光源部20は、第1および第2リジット基板42,44の間でヒートパイプ18に取り付けられている。また、第1および第2リジット基板42,44の間には、空中でLED光源部20の傍らを通るワイヤまたはジャンパ線46が設けられている(図3)。

[LED光源部の構成]
次に、図4〜図6を参照して、このLEDヘッドライトバルブ10におけるLED光源部20の構成を詳細に説明する。
LED光源部20は、ヒートパイプ18の先端部18aに装着される筒状体として構成されている。より詳しくは、LED光源部20は、周回方向で多角形(この実施形態では7角形)に折れ曲がってヒートパイプ18の先端部18aの外周に装着される筒状のフレキシブル基板50と、このフレキシブル基板50の軸方向の中央部にて周回方向に一列または複数列(この実施形態では2列)に並んでフレキシブル基板50の多角形(7角形)の全部の面(7面)に実装されている複数個(2×7=14個)の表面実装型のLEDチップ52(1)〜52(7),54(1)〜54(7)と、周回方向に分割されてフレキシブル基板50の多角形(7角形)の裏面とヒートパイプ18との間に配置されている複数個(7個)の金属板片56(1)〜56(7)とを有している。
この実施形態におけるヒートパイプ18は、その両端が閉塞している中空のパイプで構成されており、図5に示すように、LED光源部20を装着する部分(パイプ先端部分)18aの外周面が周回方向でフレキシブル基板50に対応する多角形(7角形)に整形されている。
図4および図6に示すように、フレキシブル基板50の多角形(7角形)の各面には、第1リジッド基板42と第1列のLEDチップ52(n)との間、第1列のLEDチップ52(n)と第2列のLEDチップ54(n)との間、第2列のLEDチップ54(n)と第2リジッド基板44との間で、ヒートパイプ18の軸方向に延びる配線用導体またはパターン配線58,60,62がそれぞれ形成されている。そして、これらの配線用導体58,60,62の両端にはフレキシブル基板50のおもて面上に露出するランド58a/58b,60a/60b,62a/62bがそれぞれ形成されている。
第1リジッド基板42寄りの配線用導体58においては、一方のランド58aが第1リジッド基板42上のランド64aに半田ごてを用いるハンダ付け66で接続され、他方のランド58bが第1列のLEDチップ52(n)の一方(正極)の端子52(+)にリフローのハンダ付け(図示せず)で接続される。中間の配線用導体60においては、一方のランド60aが第1列のLEDチップ52(n) の他方(負極)の端子52(-)にリフローのハンダ付け(図示せず)で接続され、他方のランド60bが第2列のLEDチップ54(n)の一方(正極)の端子54(+)にリフローのハンダ付け(図示せず)で接続される。また、第2リジッド基板44寄りの配線用導体62においては、一方のランド62aが第2列のLEDチップ54(n)の他方(負極)の端子52(-)にリフローのハンダ付け(図示せず)で接続され、他方のランド62bが第2リジッド基板44上のランド68aに半田ごてを用いるハンダ付け70で接続される。
第1リジッド基板42と第2リジッド基板44との間でフレキシブル基板50の多角形(7角形)の各面に搭載されている第1列および第2列のLEDチップ52(n),54(n)は、上記のような電気配線および結線により、フレキシブル基板50上の配線用導体配線58,60,62を介して電気的に直列接続される。この実施形態では、LED光源部20に含まれる全て(n=1〜7)の第1列および第2列のLEDチップ52(n),54(n)を電気的に直列接続しており、図示省略するが、その直列接続のための結線を第1および第2リジッド基板42,44上および/またはフレキシブル基板50上で行っている。第1および第2リジッド基板42,44はジャンパ配線を提供し、それらのリジッド基板上に形成されているランド64a,68aおよび配線用導体(パターン配線)64,68は空中ジャンパ線46、電気ケーブル32(図1)等を介してヘッドライト電源に電気的に接続される。なお、フレキシブル基板50の基端部は、保持部22の中に延びていてもよい(つまり、ヒートパイプ18と保持部22との間に介在していてもよい)。
図2に示すように、第2リジッド基板44には、LED光源部20の温度を検出するための温度センサ45が取り付けられている、この温度センサ45の出力端子は、第2リジッド基板44および電気ケーブル32等を介してヘッドランプ電源のコントローラ(図示せず)に電気的に接続されている。このコントローラは、ヘッドランプ電源よりLED光源部20に供給される電力またはLED励起電流を制御し、温度センサ45の測定温度が設定値(たとえば80℃)に達した時はLED励起電流を絞って、LED光源部20の温度を常時設定温度以下に保つようにしている。
図5および図6において、フレキシブル基板50の多角形(7角形)の各面の裏面とヒートパイプ18との間に配置されている各金属板片56(n)は、熱伝導性の高い金属たとえば銅からなり、熱抵抗の高い接着剤を介さずに、フレキシブル基板50に対しては加圧貼り合せで接合され、ヒートパイプ18に対してはハンダ付け層72を介して金属接合されている。
ヒートパイプ18は、銅製の管の中に作動液体(水、アセトン等)を適量封入するとともに、内壁に毛細管構造を施し、内部を真空状態にしている。LEDヘッドライトバルブ10が点灯している時は、ヒートパイプ18のLED光源部20を装着している一端部(加熱部)18aの中で作動液体が蒸発して蒸気が発生し、その蒸気がヒートパイプ18の他端部(冷却部)18bへ移動して、そこで凝縮して液化し、この液化した作動流体が毛細管現象により加熱部18aへ還流するようになっている。ヒートパイプ18のサイズ、特にその太さは、小さいほどそれに装着するLED光源部20の口径サイズをハロゲンランプのフィラメントに近づけることができる。この実施形態では、従来のもの(通常6mm以上)に比して格段に細い(3mm以下の)銅管を使用可能としている。なお、一般のハロゲンランプに用いられているスプリング型フィラメントの太さ(直径)は1〜2mmである。

[実施形態における作用]
この実施形態におけるLEDヘッドライトバルブ10は、上記のようにヒートシンク26と結合したヘッドライトバルブユニットとして灯具本体12に着脱可能に取り付けられ、点灯時にはヘッドライト電源より電気ケーブル32を介して所定のLED駆動電流を供給される。
LED光源部20においては、フレキシブル基板50上の全て(n=1〜7)のLEDチップ52(n),54(n)が同一の駆動電流の下で発光する。これらのLEDチップ52(n),54(n)から各々一定の広がり角で放射されたLED光は、LED光源部20の軸方向および周回方向の周囲で重なり合い、灯具本体12内の反射板(図示せず)で反射してから、ライト前面のレンズ(図示せず)を通り抜けて当該車両の前方に所定の光度、色温度、照射範囲で照射される。
この実施形態のLEDヘッドライトバルブ10においては、LED光源部20の支持体(LED支持体)に外径3mm以下の非常に細いヒートパイプ18が用いられ、軸方向において第1列のLEDチップ52(n)と第2列のLEDチップ54(n)とが非常に狭い隙間(たとえば0.2mm)を挟んで近接しているだけでなく、LED光源部20の周回方向においても第1列のLEDチップ52(1)〜52(7)同士および第2列のLEDチップ54(1)〜54(7)同士がそれぞれ非常に狭い隙間(たとえば0.6mm)を挟んで近接しているため、LED光源部20の形状・サイズをハロゲンランプのフィラメントに可及的に近づけることが可能であり、当該灯具本体12にハロゲンランプが装着されている場合と実質的に同等の照射指向性ないし配光特性を得ることができる。
さらに、各々のLEDチップ52(n),54(n)より発せられる熱の一部は、フレキシブル基板50およびその真下(径方向内側)の金属板片56(n)を介してヒートパイプ18に送られるとともに、他の熱の一部は各々のLEDチップ52(n),54(n)から配線用導体58,60,62上を移動する途中でフレキシブル基板50およびその真下(径方向内側)の金属板片56(n)を介してヒートパイプ18に送られる。金属板片56(n)は、それ自体が熱伝導性の高い金属(銅)からなり、かつフレキシブル基板50とは加圧貼り合せで結合され、ヒートパイプ18とはハンダ付け72で金属接合されているので、上方からの熱を非常に高い熱コンダクタンスでヒートパイプ18に伝えることができる。
ヒートパイプ18は、LED光源部20より金属板片56(1)〜56(7)を介してその加熱部18aに受け取った熱をヒートパイプの熱輸送作用によって灯具本体12の外の冷却部18bに送り、そこでヒートシンク26へ移す。ヒートシンク26に移った熱は、そこで滞留を生じることなく、リボン形状のヒートシンクの輪の中を移動し、移動の過程で大気中に放出される。なお、図示のヒートシンク26の構成は一例であり、この実施形態におけるLEDヘッドライトバルブ10は、冷却ファンを備えるヒートシンクや、水冷式ヒートシンクなど任意のヒートシンクと結合可能である。
この実施形態では、ヒートパイプ18の中間部ないし他端部(冷却部)18bに嵌合(結合)する熱伝導性の高い筒状保持部22、フランジ筒部36aおよびジョイント部24がヒートパイプ18の加熱部18aとヒートシンク26との間に介在し、さらには金属板片56(1)〜56(7)が筒状保持部22とヒートパイプ18との間に介在することによって、ヒートパイプ18回りの熱輸送作用ないし放熱作用が著しく高められている。つまり、ヒートパイプ18の周囲に熱的に結合して設けられているそれらの熱伝導性部材(22,36a,24,56(1)〜56(7))が、細いヒートパイプ18の熱輸送能力を十分に補っている。このような高効率の放熱機構により、多数個のLEDチップ52(1)〜52(7),54(1)〜54(7)を高密度に実装しているLED光源部20において、放熱不良に起因するLED発光特性(特に輝度)の低下やLED寿命の低下を効果的に防止することができる。

[LED光源部の製作方法]
次に、図7〜図9を参照して、この実施形態におけるLED光源部20を製作する方法(一実施例)を説明する。この実施例では、ヒートパイプ18の外径を3mmとした。
先ず、図7の(a),(b)に示すように、フレキシブル基板50の母材となるフレキシブルプリント基板50Mと金属板片56(1)〜56(7)の母材となる金属プレート56Mとをそれぞれ製作する。
フレキシブルプリント基板50Mは、プラスチック(たとえばポリイミド)のベースフィルムの片面(または両面)に銅箔を貼り合せ、エッチング加工により銅箔の不要部分を取り除いて(パターン配線部分の銅箔を残し)、その上にカバーフィルムを被せたものである。ランド58a,58b,60a,60b,62a,62bが設けられている面がおもて面である。この実施例では、フレキシブルプリント基板50Mの厚さ寸法、縦(長さ)寸法L50Mおよび横(幅)寸法W50Mをそれぞれ0.15mm、40mm、13.2mmとした。
金属プレート56Mは、一枚の薄い銅板から打ち抜き加工またはエッチング加工によって製作されるものであり、金属板片56(1)〜56(7)間の隙間に相当する複数本(6本)の縦穴またはスリットG56Mが形成される。この実施例では、金属プレート56Mの厚さ寸法、縦(長さ)寸法L56Mおよび横(幅)寸法W56Mをそれぞれ0.5mm、40mm、12.4mmとし、スリットG56Mの幅寸法を0.9mm、金属条部(板片部)56(1)〜56(7)の幅寸法を1mmとした。
次に、図8の(a)に示すように、上記構成のフレキシブルプリント基板50Mの裏面に金属プレート56Mをプレス加工機により加圧して貼り合せる。この加圧貼り合せ加工により、図8の(b)に示すように、フレキシブルプリント基板50Mの裏面に金属プレート56Mが接着剤を介さずに一体結合された積層板[50M/56M]が得られる。
次に、図8の(c)に示すように、積層板[50M/56M]上にLEDチップ52(1)〜52(7),54(1)〜54(7)を実装する。このLED実装工程では、フレキシブルプリント基板50Mの各ランド58b,60a,60b,62a上にLED耐熱温度より低い適度な融点(たとえば220℃)のクリームハンダ(図示せず)を介して第1列および第2列のLEDチップ52(1)〜52(7),LEDチップ54(1)〜54(7)の各対応するリード端子52(+),52(-),54(+),54(-)を載せて、加熱炉またはホットプレート等を用いてリフローのハンダ付けを行う。この実施形態では、LEDチップ52(n),54(n)の平面視サイズを1.7mm(縦)×1.3mm(幅)とした。
次に、図8の(c)に示す点線H,Hに沿って積層体[50M/56M]の両端部を切断して除去する。そうすると、図8の(d)および図8の(e)(上から見た側面図)に示すように、フレキシブル基板50の裏面に複数個(7個)の凸条の金属板片56(1)〜56(7)が一定の隙間(G56M)を隔てて平行に並んで結合されている「すだれ」状の積層体[50/56(1)〜56(7)]が得られる。この「すだれ」状の積層体[50/56(1)〜56(7)]は、長さ方向ではリジッドであるが、幅方向では可撓性であり、金属板片56(1)〜56(7)間の隙間(G56M)の部位にて容易に折り曲げられる。
一方で、図9の(a)に示すように、ヒートパイプ18を用意する。この実施形態では、外径が3mmの中空銅パイプをヒートパイプ18に用いた。
次に、図9の(b)に示すように、ヒートパイプ18の一端部(加熱部)18aの外周面を旋盤加工機により切削して多角形(7角形)に整形する。
次に、図9の(c)に示すように、ヒートパイプ18の多角形の一端部(加熱部)18aの外周面にクリームハンダ80を塗る。ここで、クリームハンダ80の融点は、LED実装に用いたクリームハンダの融点(220℃)より低く、たとえば180℃とする。
次いで、図9の(d)に示すように、ヒートパイプ18の多角形端部18aの外周面に上記「すだれ」状の積層体[50/56(1)〜56(7)]を周回方向に巻くようにして筒状に装着する。この場合、7個の金属板片56(1)〜56(7)がヒートパイプ18の多角形端部18aの7つの面にそれぞれ平行に重なるように、つまり多角形端部18aの6つの角部に金属板片56(1)〜56(7)間の6個の隙間G56Mがそれぞれ当たるように、周回方向で位置合わせをする。
次いで、上記のようにしてヒートパイプ18に装着された筒状の積層体[50/56(1)〜56(7)]を加熱炉またはホットプレート等によりたとえば200℃付近の加熱温度で加熱してクリームハンダ80を溶かし、直後に冷やしてハンダ80を凝固させる(図6のハンダ付け層72)。これにより、ヒートパイプ18の多角形端部18aの各面に各金属板片56(1)〜56(7)がハンダ付けで接合される。このハンダ付けでは、クリームハンダ80が溶けても、フレキシブル基板50上でLEDチップ52(1)〜52(7),54(1)〜54(7)回りの凝固ハンダは溶けない。つまり、フレキシブル基板50上でハンダが流れたり、LEDチップが位置ずれするようなことはない。こうして「すだれ」状の積層体[50/56(1)〜56(7)]がヒートパイプ18の多角形端部18aに筒状に巻かれて積層体[50/56(1)〜56(7)]の裏面の金属板片56(1)〜56(7)がヒートパイプ18の加熱部18aにハンダ付けで金属接合されることで、LED発光部20の基本形態が出来上がる。
上記のようにして製作されるこの実施形態のLED光源部20は、細いヒートパイプ18に金属板片56(1)〜56(7)およびフレキシブル基板50を介して多数のLEDチップ52(1)〜52(7),54(1)〜54(7)を高密度に取り付けている。特に、ヒートパイプ18の周回方向において、LED実装密度の非常に高いことが特徴的である。LED実装密度を示す一つの指標として、同周回方向において、フレキシブル基板のサイズをL、LEDチップ52(n) /54(n)のサイズをA、LEDチップ52(n) /54(n)の数をNとすると、この実施形態では、L=13.2mm、A=1.3mm、N=7であるから、LED発光面のループ占有率A×N/Lは約0.7(70%)である。
また、この実施形態においては、上記のような構成により、LED光源部20のLED実装に際してハンダ付けの不良がまったく生じない。参考例として、LED単体毎の個別基板をヒートパイプの側面に多数貼り付ける構成において、高密度化を図ろうとすれば、LED基板の幅が狭くなることにより、LED電極と周囲の導体との間で余剰はんだが散らばって短絡故障を生じやすい。
さらに、この実施形態においては、フレキシブル基板50が金属板片56(1)〜56(7)を介してすだれ状の形態でヒートパイプ18に巻かれることにより、周回方向で多角形(7角形)の各面を平坦に保ちつつヒートパイプ18との結合関係を安定に維持することができる。各々のLEDチップ52(n),LEDチップ54(n)は、フレキシブル基板50のそのような多角形(7角形)の各面に平坦に搭載されるので、LED端子に周回方向の曲げ応力を受けずに済み、実装状態を安定に維持することができる。

[他の実施形態又は変形例]
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、上述した実施形態は本発明を限定するものではない。当業者にあっては、具体的な実施態様において本発明の技術思想および技術範囲から逸脱せずに種々の変形・変更を加えることが可能である。
たとえば、上述した実施形態は、LED光源部20を周回方向において7角形の多面体に構成したが、8角形以上あるいは6角形以下の多角形にすることも可能であり、フレキシブル基板50の多角形の面の一部にだけLEDチップを実装する構成も可能である。また、上記実施形態は、LED光源部20にLEDチップを軸方向に2つ(2列)配置したが、1つ(1列)または3つ以上(3列以上)の配置とすることも可能である。
上記実施形態は、LED光源部20に設けられるLEDチップを電気的に全部直列に接続した。しかし、全部並列に接続する構成あるいは直列接続と並列接続を組み合わせる構成も可能である。ヒートパイプ18の形状は任意であり、たとえば湾曲していてもよい。
また、上記実施形態では、ヒートパイプ18のLED光源部20を装着する部分(加熱部)18aの外周面をフレキシブル基板に対応する多角形に形成することにより、LED光源部20とヒートパイプ18との間の熱コンダクタンスを最大限に高くすることができる。しかし、一変形例として、ヒートパイプ18のLED発光部20を装着する部分(加熱部)18aの外周面が円形(丸パイプのまま)であってもよい。ヒートパイプ18の丸い外周面に対しても、そこに「すだれ」状の積層体[50/56(1)〜56(7)]を上記と同様に巻回し、周回方向で分割されている複数個の金属板片56(1), 56(2)・・をヒートパイプ18の外周面に上記と同様のハンダ付けで金属接合することができる。この場合にも、多角形の各面にLEDチップを実装しているフレキシブル基板50は、当該多角形に倣って周回方向で分割されている複数個の金属板片56(1), 56(2)・・を背にしてヒートパイプ18に結合されることで、その多角形の筒状形体を安定に保持することができる。
10 LEDヘッドライトバルブ
12 灯具本体
20 LED光源部
22 保持部
24 ジョイント部
26 ヒートシンク
36 フランジ
42,44 リジッド基板
50 フレキシブル基板
52(1)〜52(7),54(1)〜54(7),52(n),52(n) LEDチップ
56(1)〜56(7),56(n) 金属板片
58,60,62 配線用導体(パターン配線)
66,70 ハンダ付け
72 ハンダ付け層
80 クリームハンダ

Claims (13)

  1. 車両用ヘッドライトの灯具本体に取り付けられるヘッドライトバルブであって、
    少なくとも一端部が前記灯具本体の中に配置され、他端部がヒートシンクに熱的に結合可能なヒートパイプと、
    周回方向で多角形に折れ曲がって前記ヒートパイプの前記一端部の外周に装着されているフレキシブル基板と、
    周回方向に一列または複数列に並んで前記フレキシブル基板の多角形の一部または全部の面に実装されている複数個のLED素子と、
    周回方向に分割されて前記フレキシブル基板の多角形の裏面と前記ヒートパイプとの間に配置されている複数個の金属板片と
    を有するヘッドライトバルブ。
  2. 前記フレキシブル基板は、前記複数個のLED素子を搭載している多角形の一部または全部の面上でそれぞれの前記LED素子の電気的な結線のために前記ヒートパイプの軸方向と平行に延びる第1の配線用導体を有している、請求項1記載のヘッドライトバルブ。
  3. 前記フレキシブル基板の両端部に近接して前記ヒートパイプに取り付けられ、前記フレキシブル基板の前記第1の配線用導体と電気的に接続される第2の配線用導体が形成されているリジッド基板を有する、請求項2に記載のヘッドライトバルブ。
  4. 前記複数個の金属板片は、前記ヒートパイプの軸方向において前記フレキシブル基板と同じ長さを有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のヘッドライトバルブ。
  5. 前記複数個のLED素子は、前記ヒートパイプに装着される前の前記フレキシブル基板にあらかじめ実装されている、請求項1〜4のいずれか一項記載のヘッドライトバルブ。
  6. 前記複数個の金属板片は、前記ヒートパイプに装着される前の前記フレキシブル基板の裏面にあらかじめ加圧貼り合せで結合されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のヘッドライトバルブ。
  7. 前記ヒートパイプの前記フレキシブル基板を装着する部分の外周面は、周回方向で前記フレキシブル基板に対応する多角形に形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のヘッドライトバルブ。
  8. 前記ヒートパイプの前記フレキシブル基板を装着する部分の外周面は、円形に形成されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のヘッドライトバルブ。
  9. 前記複数個の金属板片は、前記ヒートパイプの外周面に金属接合されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のヘッドライトバルブ。
  10. 前記金属接合は、ハンダ付けまたはロウ付けである、請求項9に記載のヘッドライトバルブ。
  11. 前記ヒートパイプの外周面を保持し、前記ヒートシンクに接続可能な熱伝導性の筒状体を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のヘッドライトバルブ。
  12. 前記ヒートパイプの外径は3mm以下である、請求項1〜11のいずれか一項に記載のヘッドライトバルブ。
  13. 前記ヒートパイプの周回方向において前記フレキシブル基板のサイズをL、前記LED素子の発光面のサイズをA、前記LED素子の個数をNとすると、A×N/Lは0.7以上である、請求項1〜12のいずれか一項に記載のヘッドライトバルブ。
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