JP2010280064A - 積層樹脂板の製造方法及びディスプレー前面板 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明性、耐擦傷性及び印刷密着性に優れた積層樹脂板の製造方法及び透明性、耐擦傷性及び印刷密着性に優れたディスプレー前面板を提供する。
【解決手段】下記の第1工程〜第3工程を順次通過して得られる積層樹脂板の製造方法及び得られた積層樹脂板を用いたディスプレー前面板。(1)活性エネルギー線透過性フィルム上に形成された、水に対する接触角が75度以下の表面を有する離型処理層と樹脂板とを活性エネルギー線硬化性組成物の層を介して積層して積層体を形成する第1工程、(2)活性エネルギー線の照射により活性エネルギー線硬化性組成物を硬化して活性エネルギー線硬化性組成物の硬化被膜を形成する第2工程、(3)活性エネルギー線硬化性組成物の硬化被膜の表面から離型処理層を有する活性エネルギー線透過性フィルムを剥離して活性エネルギー線硬化性組成物の硬化被膜が積層された積層樹脂板を得る第3工程。
【選択図】図1

Description

本発明は積層樹脂板の製造方法及び得られた積層樹脂板を用いたディスプレー前面板に関する。
従来、CRT表示装置、液晶テレビ、携帯電話等の各種ディスプレーの光学部材の表面を保護する為に、光学部材の前面にディスプレー前面板として透明性を有する樹脂板が使用されている。しかしながら、透明性を有する樹脂板はガラスと比較して柔らかいため、引掻き等による傷が発生し易い。
耐擦傷性を向上させる方法としては、多官能(メタ)アクリレート等の多官能性単量体を用いて得られる架橋被膜を基材表面に形成する方法が知られている。
耐擦傷性を向上させる手法として、例えば、特許文献1には、特定の多官能性単量体を含有する被覆材組成物を空気中で活性エネルギー線により硬化させて合成樹脂成形品の表面に架橋硬化被膜を形成させることにより、耐摩耗性、表面平滑性、可とう性、耐熱性、耐溶剤性、耐久性ならびに基材との密着性に優れた表面を有する合成樹脂成形品を得ることが提案されている。
しかしながら、上記被覆材組成物は空気中で硬化されるので、空気中の埃又は粉塵に起因するブツや塗布工程中に発生する流れ模様等の表面欠陥が生じやすい。また、空気中で硬化可能な被覆材組成物を用いることから、被覆材組成物に使用する架橋硬化性化合物が必然的に制約を受けることや、活性エネルギー線による硬化の際に酸素による硬化阻害を受け易いといった問題がある。
上記問題を解決する方法として、例えば、特許文献2には、紫外線硬化型被覆用組成物をプラスチック成形品と合成樹脂フィルムとの間に挟み込み、圧着した後、該被覆用組成物に紫外線を照射し、硬化させた後、合成樹脂フィルムを硬化被膜から剥離させることにより、耐候性、耐擦傷性に優れ、かつ表面欠陥の少ない硬化被膜を有するプラスチック成形品の製造方法が提案されている。
また、特許文献3には、透明シートの片面に紫外線硬化性樹脂を塗布した転写テープを、樹脂板にロールで圧着貼合し、該転写テープ上より紫外線を照射して硬化することにより、埃、ごみ等の混入による表面状態の低下が抑制された、良好な表面硬化処理板の製造方法が提案されている。
特許文献2及び特許文献3に開示されている、硬化被膜が表面に被覆された製品の製造方法は、フィルムを貼り合せた後に紫外線を照射して硬化するため、埃、ごみ等の混入がなく、表面状態が優れた製品を得ることができる。また、硬化被膜の表面は、フィルム面が転写されるため表面状態が大幅に改良され、更に、フィルムで覆った上から紫外線照射させるため、酸素阻害による硬度低下がなく、表面硬度の優れたものが得られる。
しかしながら、特許文献2及び特許文献3で得られた硬化被膜が表面に被覆された製品は、意匠性を高めるために行われるスクリーンインキをはじめとするインキとの印刷密着性が十分でないことがあるため、硬化被膜の表面の印刷密着性の改善が求められている。
特開昭54−97633号公報 特開平1−308416号公報 特開平5−179030号公報
本発明の目的は透明性、耐擦傷性及び印刷密着性に優れた積層樹脂板の製造方法及び透明性、耐擦傷性及び印刷密着性に優れたディスプレー前面板を提供することである。
本発明の要旨とするところは、下記の第1工程〜第3工程を順次通過して得られる積層樹脂板(以下、「本積層樹脂板」という)の製造方法を第1の発明とする。
(1)活性エネルギー線透過性フィルム(以下、「フィルム」という。)上に形成された、水に対する接触角が75度以下の表面を有する離型処理層と、樹脂板とを活性エネルギー線硬化性組成物(以下、「本硬化性組成物」という)の層を介して積層して積層体を形成する第1工程
(2)活性エネルギー線の照射により本硬化性組成物を硬化して本硬化性組成物の硬化被膜(以下、「本硬化被膜」という)を形成する第2工程
(3)本硬化被膜の表面から離型処理層を有するフィルムを剥離して本硬化被膜が積層された本積層樹脂板を得る第3工程
また、本発明の要旨とするところは、本積層樹脂板を用いたディスプレー前面板(以下、「本ディスプレー前面板」という。)を第2の発明とする。
本積層樹脂板は、透明性、耐擦傷性及び印刷密着性に優れることから、CRT、液晶テレビ、携帯電話等の各種ディスプレーの前面板として好適である。
本積層樹脂板の製造方法の1例を示す説明図である。

フィルム
本発明に用いられるフィルムとしては、例えば、活性エネルギー線透過性及び耐溶剤性に優れ、酸素透過性の低いものが挙げられる。
フィルムの具体例としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、「PETフィルム」という。);ナイロンフィルム;ポリカーボネートフィルム;アクリル系フィルム;ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系フィルム;ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース等のセルロース系フィルム及びポリ塩化ビニリデン系フィルムが挙げられる。これらの中で、透明性及び耐溶剤性を有し、酸素の透過率が低い点でPETフィルムが好ましい。
また、後述する離型処理層が形成されている市販のフィルムを使用することができる。
フィルムの厚みとしては、5〜300μmが好ましく、10〜200μmがより好ましい。フィルムの厚みが5μm以上でフィルムのうねりやたわみによる本硬化被膜の外観低下を抑制できる傾向にある。また、フィルムの厚みが200μm以下で本硬化被膜の膜厚の調整が容易である傾向にある。

離型処理層
本発明で使用される離型処理層は、水に対する接触角が75度以下、好ましくは60度以下の表面を有する。
離型処理層の表面の水に対する接触角を75度以下とすることで、後述する本硬化被膜のスクリーンインキ等のインキの濡れ性及び印刷密着性を向上することができる。
離型処理層の厚さとしては、0.1〜3μm程度が好ましい。離型処理層の厚さが0.1μ以上で後述する本硬化被膜からの離型処理層の剥離が容易となる傾向にあり、3μm以下で離型処理層が形成されたフィルムに反りが生じにくくなる傾向にある。
離型処理層を形成させる材料としては、例えば、パラフィンワックス、アクリル系、アクリル−メラミン系、ウレタン系、シリコン系、エポキシ系、オレフィン系、アルキッド系、アルキッド−メラミン系、エポキシ系、メラミン系、尿素系、尿素−メラミン系、セルロ−ス系、ベンゾグアナミン系等の樹脂及び界面活性剤が挙げられる。これらは単独で、又は2種以上を併用して使用することができる。
本発明においては、離型処理層を形成させる材料のタイプとしては、乾燥型の材料及び熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂等の硬化型の材料が挙げられる。
フィルム上に離型処理層を形成させる方法としては、例えば、有機溶剤又は水に溶解させた離型処理層を形成させる材料を主成分とする塗料を製造し、この塗料をグラビア印刷法、スクリ−ン印刷法、オフセット印刷法等の印刷法でフィルム上に塗布、乾燥又は硬化させて形成させる方法が挙げられる。
本発明においては、離型処理層は、水に対する接触角をより低くするために、適宜、親水化処理を行うことができる。
上記の親水化処理の方法としては、例えば、溶剤処理、酸処理、アルカリ処理等の化学的処理による方法及びコロナ処理、プラズマ処理、大気圧プラズマ処理、オゾン暴露処理、フレーム処理、電子ビーム処理、イオンビーム処理、蒸着処理、スパッタ処理等の物理的処理による方法が挙げられる。
本発明においては、離型処理層の親水性と離型性の点で、メラミン系樹脂を含有する層又はエポキシ系樹脂を含有する層の表面を親水化処理したものが好ましい。

樹脂板
本発明で使用される樹脂板としては、例えば、ポリオレフィン樹脂、メタクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂成分を含むものが挙げられる。これらの中で、樹脂板としては透明性が良好であるメタクリル樹脂が好ましい。

本硬化性組成物
本発明において、本硬化性組成物としては、例えば、生産性が良好なものとして、分子中に少なくとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物及び光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化性組成物が挙げられる。
尚、本発明において、「(メタ)アクリ」は「アクリ」又は「メタクリ」を示す。

分子中に少なくとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物
分子中に少なくとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物としては、例えば、1モルの多価アルコールと2モル以上の(メタ)アクリル酸又はその誘導体とから得られるエステル化物及び多価アルコールと多価カルボン酸又はその無水物と(メタ)アクリル酸又はその誘導体とから得られるエステル化物が挙げられる。
1モルの多価アルコールと2モル以上の(メタ)アクリル酸又はその誘導体とから得られるエステル化物の具体例としては、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等のポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート;1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート等のアルキルジオールジ(メタ)アクリレート;及びトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロピレンオキシド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、ペンタグリセロールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、アルキル変性ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、アルキル変性ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド変性ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールヘプタ(メタ)アクリレート等の3官能以上のポリオールポリ(メタ)アクリレートが挙げられる。これらは単独で、又は2種以上を併用して使用することができる。
さらに、多価アルコールと多価カルボン酸又はその無水物と(メタ)アクリル酸又はその誘導体とから得られるエステル化物において、多価カルボン酸又はその無水物と多価アルコールと(メタ)アクリル酸(多価カルボン酸又はその無水物/多価アルコール/(メタ)アクリル酸)の具体例としては、マロン酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、マロン酸/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、マロン酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、マロン酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、コハク酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、コハク酸/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、コハク酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、コハク酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、アジピン酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、アジピン酸/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、アジピン酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、アジピン酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、グルタル酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、グルタル酸/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、グルタル酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、グルタル酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、セバシン酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、セバシン酸/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、セバシン酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、セバシン酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、フマル酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、フマル酸/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、フマル酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、フマル酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、イタコン酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、イタコン酸/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、イタコン酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、イタコン酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸及び無水マレイン酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸が挙げられる。これらは単独で、又は2種以上を併用して使用することができる。
分子中に少なくとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物のその他の例としては、トリメチロールプロパントルイレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、イソホロンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等のジイソシアネートの3量化により得られるポリイソシアネート1モル当たり、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル(メタ)アクリレート、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシ(メタ)アクリルアミド、1,2,3−プロパントリオール−1,3−ジ(メタ)アクリレート、3−アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の活性水素を有するアクリル系モノマー3モル以上を反応させて得られるウレタン(メタ)アクリレート;トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌル酸のジ(メタ)アクリレート又はトリ(メタ)アクリレート等のポリ[(メタ)アクリロイルオキシエチレン]イソシアヌレート;エポキシポリ(メタ)アクリレート;及びウレタンポリ(メタ)アクリレートが挙げられる。これらは単独で、又は2種以上を併用して使用することができる。

光重合開始剤
光重合開始剤としては、例えば、ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン、メチルオルソベンゾイルベンゾエート、4−フェニルベンゾフェノン、t−ブチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2,4−ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン等のチオキサントン類;ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン、2−メチル−2−モルホリノ(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン等のアセトフェノン類;ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾインエーテル類;2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド等のアシルホスフィンオキサイド類;メチルベンゾイルホルメート;1,7−ビスアクリジニルヘプタン及び9−フェニルアクリジンが挙げられる。これらは単独で、又は2種以上を併用して使用することができる。
光重合開始剤の添加量としては、少なくとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物100質量部に対して0.1〜10質量部が好ましい。
本硬化性組成物は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、離型剤、滑剤、可塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、難燃剤、難燃助剤、重合禁止剤、充填剤、顔料、染料、シランカップリング剤、レベリング剤、消泡剤、蛍光剤、連鎖移動剤等の各種添加剤を適宜添加することができる。

積層体
本発明においては、第1工程で、本硬化性組成物は、樹脂板とフィルム上に形成された離型処理層の面との間に塗工され、樹脂板の上に、本硬化性組成物、離型処理層及びフィルムが順次積層された積層体が得られる。
本硬化性組成物の塗工の仕方としては、樹脂板上へ塗工する場合及びフィルム上に形成した離型処理層上に塗工する場合のいずれでもよい。
本硬化性組成物の塗工方法としては、例えば、流延法、ローラーコート法、バーコート法、噴霧コート法、エアーナイフコート法、スピンコート法、フローコート法、カーテンコート法及びディッピング法が挙げられる。
本発明においては、樹脂板の上に、本硬化性組成物、離型処理層及びフィルムが順次積層されたものを、例えば、プレスロ−ル、しごき棒、ヘラ等を用いて本硬化性組成物の膜厚が均一になるように密圧着させることにより積層体を得ることができる。

本硬化被膜
本発明においては、第2工程で、本硬化性組成物は活性エネルギー線により硬化され、本硬化被膜が形成される。
本発明においては、本硬化被膜の表面の水に対する接触角は、本硬化被膜に対するスクリーンインキ等のインキの濡れ性及び本硬化被膜のスクリーンインキの印刷密着性の点で、65度以下が好ましい。
本発明においては、スクリーンインキはスクリーン印刷に使用するインキのことを意味する。
スクリーンインキのタイプとしては、例えば、溶剤の蒸発によりインキの皮膜が固着する蒸発乾燥型、インキの皮膜が酸化によって乾燥固着する酸化重合型、インキが化学反応によりインキの皮膜が固着する二液反応型及び紫外線照射により化学反応を起こしインキの皮膜が固着する紫外線硬化型が挙げられる。
本積層樹脂板にスクリーンインキを用いて印刷を行う際は、硬化被膜の特性や最適なインキの皮膜の固着方法を考慮し、公知の市販スクリーンインキを適宜選択使用できる。

活性エネルギー線
本硬化性組成物を硬化させるための活性エネルギー線としては、例えば、電子線、紫外線及び可視光線が挙げられるが、装置コストや生産性の点で紫外線が好ましい。
活性エネルギー線の光源としては、例えば、超高圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、中圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、蛍光ランプ、メタルハライドランプ、Arレーザー、He−Cdレーザー、固体レーザー、キセノンランプ、高周波誘導水銀ランプ及び太陽光が挙げられる。
活性エネルギー線の照射方法としては、フィルムを介してフィルム側から照射する方法及び樹脂板を介して樹脂板側から照射する方法のいずれの方法でもよい。
本発明においては、本硬化性組成物の表面は、片面が樹脂板、反対の面が離型処理層と接触していることから、本硬化性組成物は嫌気性雰囲気で硬化されるため、酸素等によって硬化阻害されることなく硬化することができる。また仕上がり不良の原因となる泡やゴミの混入等も排除することができる。

本積層樹脂板
本発明においては、第3工程で、上記の第2工程で得られた樹脂板の表面に本硬化被膜、離型処理層及びフィルムが順次積層された積層物の、本硬化被膜と離型処理層との界面から離型処理層とフィルムを剥離することにより、樹脂板の表面に本硬化被膜が積層された本積層樹脂板を得ることができる。
本積層樹脂板の製造方法の1例を図1により説明する。
離型処理層(い)が積層されたフィルム(あ)の離型処理層(い)の面上に本硬化性組成物(う)を塗工する。
次いで、搬送体(け)で矢印の方向に搬送される樹脂板(え)の表面と、本硬化性組成物(う)を塗工したフィルム(あ)の離型処理層(い)側の面とを相対させてプレスロール(か)で圧接することにより樹脂板(え)、本硬化性組成物(う)、離型処理層(い)及びフィルム(あ)が順次積層された積層体が形成される(第1工程)。
この積層体に、フィルム面側よりフィルム(あ)を介して、活性エネルギー線照射装置(く)を用いて紫外線を照射し、本硬化性組成物(う)を硬化させる(第2工程)。
本発明においては、上記の積層体が形成されてから活性エネルギー線の照射までに保持時間を設けることが好ましい。保持時間としては、本硬化被膜と樹脂板との密着性を十分に確保することを考慮して0.5〜5分が好ましい。
本硬化性組成物の硬化後、上記の硬化後の積層物がガイドロール(き)を通過した後に、樹脂板(え)上に積層された本硬化被膜から離型処理層(い)が積層されたフィルム(あ)を剥離する(第3工程)。
このようにして本硬化被膜が樹脂板(え)上に積層された本積層樹脂板(お)が得られる。
本発明においては、第3工程の後に、本硬化被膜の耐擦傷性を更に向上させる目的で、本積層樹脂板(お)に活性エネルギー線を照射することができる。
本発明においては、目的に応じて本積層樹脂板の本硬化被膜の表面に反射防止機能、ハードコート機能、帯電防止機能、汚れ防止機能等を有する各種の機能層を形成させることができる。
上記の機能層を形成させる方法としては、例えば、フィルム上に形成した離型処理層上に、離型処理層から剥離可能な少なくとも一層の機能性層を積層したフィルムを使用する方法が挙げられる。

本ディスプレー前面板
本ディスプレー前面板は本積層樹脂板を用いたものであり、透明性、耐擦傷性及び印刷密着性に優れている。
本ディスプレー前面板としては、例えば、CRT、液晶テレビ、携帯電話等の各種ディスプレーの前面板が挙げられる。
以下、実施例により本発明を説明する。尚、実施例における各種評価は下記の方法により実施した。また、以下において、「部」は「質量部」を表す。
(1)水に対する接触角
23℃及び相対湿度50%の環境下において、PETフィルム、離型処理層又は硬化被膜の表面に、水0.2μLを1滴で滴下し、携帯型接触角計(Fibro system ab社製、商品名:PG−X)を用いて水と離型処理層又は硬化被膜との接触角を測定した。
(2)硬化被膜の密着性
活性エネルギー線硬化性組成物の硬化被膜の表面に、カッターナイフの刃で1mm間隔に縦横11本ずつの切り目を入れて100個の碁盤目を作り、「セロハンテープCT−24」(ニチバン(株)製、商品名)をよく密着させた後、45°手前方向に急激に剥がした時、硬化被膜が剥離せずに残存したマス目の数Nを求め、硬化被膜の密着性を評価した。
(3)ヘーズ値
硬化被膜の表面のヘーズ値を日本電色工業(株)製HAZE METER NDH2000(商品名)を用いてJIS K7136に示される測定法に準拠して測定した。
(4)耐擦傷性
擦傷試験の前後における硬化被膜の表面のヘーズ値の変化の大きさを以下の方法により評価した。
#000のスチールウール(日本スチールウール(株)製、商品名:ボンスター No.000)を装着した直径24mmの円形パッドを積層樹脂板の硬化被膜側の表面上に置き、2,000gの荷重下で20mmの距離を100回往復させて擦傷した。擦傷前と擦傷後のヘーズ値の差△ヘーズ(%)を下記式より求め、耐擦傷性を評価した。
[耐擦傷性(△ヘーズ(%))]=[擦傷後のヘーズ値(%)]−[擦傷前のヘーズ値(%)]
(5)スクリーンインキの印刷密着性
PD IOS(帝国インキ製造(株)製、商品名)100部及び96硬化剤(帝国インキ製造(株)製、商品名)1部を混合し、スクリーンインキを調整した。
積層樹脂板を、スクリーンと積層樹脂板の間隔が2mmになるように、スクリーンの下に積層樹脂板の硬化被膜の面を上面として設置した。次いで、調製したスクリーンインキをスクリーン上に、適当量滴下し、スキージを用いて、スクリーンインキを下方から上方へ印刷する面積以上に薄く延ばし、更に、スキージでスクリーンを上方から力を入れて下方に引き、スクリーン印刷を実施した。
スクリーン印刷された積層樹脂板を取り出し、室温でインキの皮膜を30分乾燥した後、60℃の熱風乾燥炉で30分間熱処理した。熱風乾燥炉から積層樹脂板を取り出し、室温まで冷却した後、硬化被膜のスクリーンインキの印刷密着性について以下の方法で評価した。
得られたインキの皮膜に、カッターナイフの刃で1mm間隔に縦横11本ずつの切り目を入れて100個の碁盤目を作り、「セロハンテープCT−24」(ニチバン(株)製、商品名)をよく密着させた後、45°手前方向に急激に剥がした時、インキの皮膜が剥離せずに残存したマス目の数Nを求め、スクリーンインキの印刷密着性を評価した。
[実施例1]
表1に示す組成の活性エネルギー線硬化性組成物を調整した。
上記の活性エネルギー線硬化性組成物を、厚さ2mmのメタクリル樹脂板「アクリライトMR100」(三菱レイヨン(株)製、商品名)のハードコート層が形成されていない面に塗布した。
次いで、親水化処理を行ったエポキシ系の離型処理層を有し、親水化処理後の離型処理層の表面の水に対する接触角が56度であるPETフィルム「ファインピール」((株)麗光製、商品名)を、離型処理層が活性エネルギー線硬化性組成物の塗布面に接触するように貼り合わせ、プレスロールの下を2.5m/分の速度で通過させて、活性エネルギー線硬化性組成物の硬化被膜の膜厚が10μmになるように積層処理した。
次いで、メタクリル樹脂板、活性エネルギー線硬化性組成物、離型処理層及びPETフィルムが順次積層された状態で1分間保持した。この後、得られた積層体を出力120W/cmのメタルハライドランプの下24cmの位置を2.5m/分の速度で通過させて活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させた。
この後、離型処理層が積層されたPETフィルムを前記の硬化後の積層物から剥離し、メタクリル樹脂板に硬化被膜が積層された積層樹脂板を得た。
尚、硬化被膜の膜厚は積層樹脂板の断面の微分干渉顕微鏡写真を用いて測定した。
また、メタクリル樹脂板の表面を保護する為に、硬化被膜の表面にマスキングフィルム「サニテクトPAC−3−70」((株)サンエー化研製、商品名)を貼り付け、評価を実施する直前にマスキングフィルムを剥離して評価を行った。
積層樹脂板のヘーズ値は0.2%であり、透明性に優れていた。更に、積層樹脂板は異物による外観欠陥も無く、良好な外観を有していた。硬化被膜の表面の水に対する接触角は60度であり、スクリーンインキの印刷密着性も良好であった。また、積層樹脂板の耐擦傷性は0.1%であり、耐擦傷性に優れていた。評価結果を表1に示す。
表1中の略称は以下の化合物を示す。
M400:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(東亞合成(株)製、商品名)
M305:ペンタエリスリトールトリアクリレート(東亞合成(株)製、商品名)
TAS:コハク酸/トリメチロールエタン/アクリル酸のモル比1:5:4の縮合混合物(大阪有機化学工業(株)製)
C6DA:商品名:「1,6−ヘキサンジオールジアクリレート」(大阪有機化学工業(株)製)
ルシリンTPO:ジフェニル−(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フォスフィンオキサイド(BASFジャパン(株)製、商品名)
[実施例2]
PETフィルムとして、メラミン系の離型処理層を有し、離型処理層の表面の水に対する接触角が60度であるPETフィルム「6050」(リンテック(株)、商品名)を使用し、表1に示す組成の活性エネルギー線硬化性組成物を使用した。それ以外は実施例1と同様の方法でメタクリル樹脂板に硬化被膜が積層された積層樹脂板を得た。評価結果を表1に示す。
[実施例3]
厚み50μmのPETフィルム「OX−50」(帝人デュポンフィルム(株)製、商品名)の高平滑面上に、メラン2000(日立化成工業(株)製、商品名)80部及びダイヤナールHR−116(三菱レイヨン(株)製、商品名)20部の混合液をバーコーターを用いて塗工した。
次いで、上記混合液が塗工されたPETフィルムを100℃の熱風乾燥炉で1時間の乾燥及び熱硬化処理を実施し、PETフィルム上に、水に対する接触角が70度の表面を有する離型処理層が積層されたフィルムを作製した。このフィルムを使用する以外は実施例1と同様の方法でメタクリル樹脂板に硬化被膜が積層された積層樹脂板を得た。評価結果を表1に示す。
[実施例4]
表1に示す組成の活性エネルギー線硬化性組成物を使用する以外は実施例1と同様の方法でメタクリル樹脂板に硬化被膜が積層された積層樹脂板を得た。評価結果を表1に示す。
[比較例1]
離型処理層の無い高平滑面を有する、厚み50μmのPETフィルム「OX−50」を使用する以外は実施例1と同様の方法でメタクリル樹脂板に硬化被膜が積層された積層樹脂板を得た。評価結果を表1に示す。尚、PETフィルムの表面の水に対する接触角は66度であった。
[比較例2]
エポキシ系の離型処理層を有し、離型処理層の表面の水に対する接触角が78度であるPETフィルム「ファインP」((株)麗光製、商品名)を使用する以外は実施例1と同様の方法でメタクリル樹脂板に硬化被膜が積層された積層樹脂板を得た。評価結果を表1に示す。
[比較例3]
アルキッド系の離型処理層を有し、離型処理層の表面の水に対する接触角が82度であるPETフィルム「TN200」(東洋紡績(株)、商品名)及び表1に示す組成の活性エネルギー線硬化性組成物を使用した。それ以外は実施例1と同様の方法でメタクリル樹脂板に硬化被膜が積層された積層樹脂板を得た。評価結果を表1に示す。
[比較例4]
離型処理層の無い高平滑面を有する、厚み50μmのPETフィルム「OX−50」及び表1に示す組成の活性エネルギー線硬化性組成物を使用した。それ以外は実施例1と同様の方法でメタクリル樹脂板に硬化被膜が積層された積層樹脂板を得た。評価結果を表1に示す。尚、PETフィルムの表面の水に対する接触角は66度であった。
本発明による積層樹脂板は透明性、耐擦傷性及び印刷密着性に優れたディスプレー前面板等に広く適用できる。
あ:フィルム
い:離型処理層
う:本硬化性組成物(硬化後は本硬化被膜)
え:樹脂板
お:本積層樹脂板
か:プレスロール
き:ガイドロール
く:活性エネルギー線照射装置
け:搬送体

Claims (6)

  1. 下記の第1工程〜第3工程を順次通過して得られる積層樹脂板の製造方法。
    (1)活性エネルギー線透過性フィルム上に形成された、水に対する接触角が75度以下の表面を有する離型処理層と、樹脂板とを活性エネルギー線硬化性組成物の層を介して積層して積層体を形成する第1工程
    (2)活性エネルギー線の照射により活性エネルギー線硬化性組成物を硬化して活性エネルギー線硬化性組成物の硬化被膜を形成する第2工程
    (3)活性エネルギー線硬化性組成物の硬化被膜の表面から離型処理層を有する活性エネルギー線透過性フィルムを剥離して活性エネルギー線硬化性組成物の硬化被膜が積層された積層樹脂板を得る第3工程
  2. 離型処理層の表面の水に対する接触角が60度以下である請求項1に記載の積層樹脂板の製造方法。
  3. 離型処理層がメラミン系樹脂を含有する層又はエポキシ系樹脂を含有する層の表面を親水化処理したものである請求項1又は2に記載の積層樹脂板の製造方法。
  4. 活性エネルギー線硬化性組成物の硬化被膜の表面の水に対する接触角が65度以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の積層樹脂板の製造方法。
  5. 活性エネルギー線硬化性組成物が分子中に少なくとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物及び光重合開始剤を含有するものである請求項1〜4のいずれか1項に記載の積層樹脂板の製造方法。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法で得られる積層樹脂板を用いたディスプレー前面板。
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