JP2010278792A - コールバック用電話帳管理システム及びコールバックシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発信先のデータを原則として全社員共通のものとして会社が一括管理し、従業員の携帯電話にコールバックすることによって社用電話のみを会社に通話料金が請求されるようにする。また、電話帳の管理または利用のための従業員の負荷を軽減する。さらに、折返電話の要望を伝達するためのメールを受信した携帯電話からコールバックシステムへのアクセスを実現して折返電話の発信を容易にする。
【選択図】図1
Description
しかし、この方法によれば、社用電話をかける際には、たとえ個人所有の携帯電話の電話帳に発信先の電話番号が登録されていても、発信先の電話番号を発信者番号コールバック装置に伝えるためにキー入力する必要がある。効率が悪く、電話番号の入力を間違える可能性もある。また、発信者番号コールバック装置は発信先のクラスによって発信を行わないことができ通話料金会社負担で高額の私用電話(国際通話等)をかけることを防止できるが、発信先ごとに社用であるか私用であるかの厳密な判断は困難であり、通話料金会社負担で私用電話をかけることを完全には防止できない。
しかし、社員ごとの専用ウェブページであり、発信先リストの管理を各社員が行うので、通話料金会社負担で私用電話をかけることを完全には防止できない。また、多くの社員が発信するような社用電話の発信先(例えば営業部長の携帯電話)について、各社員がそれぞれ別々にリストに登録しなければならない。
また、上記発信先のデータを従業員所有の携帯電話に表示等する機能を拡張して、従業員所有の携帯電話からコールバック装置を利用する際に折返電話の発信が容易ではないという問題点を解決する。
ユーザ端末から識別情報を含むユーザ情報を受信し、前記識別情報に基づいてアクセスの可否を判定し、アクセス可と判定された場合にのみ電話帳データベースから抽出された発信先データの一覧を発信先リストとしてユーザ端末に表示してユーザが1の発信先データを選択することを可能にする通話設定手段を備え、
特別のアクセス権限を持つ者のみが操作でき、前記電話帳データベースを更新する電話帳データベース更新手段を備え、
選択された発信先データに含まれる発信先電話番号及び前記識別情報に基づいて定まる発信元電話番号をコールバック装置に送信するコールバック要求手段を備えることを特徴とする。
「ユーザ端末」とは、パーソナルコンピュータ、携帯電話等、発信先リストを表示する画面とその中から発信先データを選択する手段(キー、マウス等)とを有するもので、ネットワークを介してコールバック用電話帳管理システムに接続される機器を言う。ユーザ端末はコールバックによる電話発信の指示を出す装置であり、必ずしも接続される電話と同一の機器でなくてもよい。
「識別情報」とは、個人としてのユーザを識別する情報を言う。ユーザID、パスワード、携帯電話の個体識別番号、ネットワーク上のIPアドレス等が含まれる。識別情報がユーザID、パスワード等の場合には通話設定手段がユーザに入力を求めるが、携帯電話の個体識別番号、ネットワーク上のIPアドレス等の場合にはユーザによる入力なしで通話設定手段に送信される。
「電話帳データベース」とは、発信先データを検索が容易なように保有したファイルまたはファイルの集合体を言う。なお、「データベース」は、本発明において必要な検索が容易であればよく、必ずしもいわゆるデータベースシステムでなくてもよい。例えば、ユーザの数が少ない場合には、発信先データをテキスト形式で保有するファイルであってもよい。
「発信先データ」とは、名称(会社名、氏名等)、電話番号、その他の情報を、発信先ごとに集約したデータを言う。1つの発信先データは、電話帳データベースにおける1つのエントリとなる。
「コールバック」とは、2つの電話に向けて発信してその2つの電話を接続する処理を言う。2つの電話に向けてそれぞれ発信して2つの電話が応呼したら接続する処理、1つの電話に向けて発信して接続した後に他の電話に転送する処理等が含まれる。例えば、PBXによってコールバックを行うことができる。
通話設定手段を用いることで、ユーザは、発信先リストから発信先データを選択することのみによってコールバックによる発信を行うことができる。また、識別情報に基づいてアクセスの可否を判定することによって、不正な利用を防止できる。
電話帳データベース更新手段により、発信先データの抽出元である電話帳データベースは管理者の指定する者のみによって更新されるようにできる。すなわち、管理者の意図しない発信先データによるコールバックは行われない。コールバックによる通話の料金は管理者に請求され他の通話の料金はユーザに請求されるので、管理者が会社でユーザが従業員の場合には、会社が社用電話の発信先を発信先データとして電話帳データベースに登録することにより、社用電話と私用電話の区別が完全になり社用電話の通話料金は会社に請求されるとともに私用電話の通話料金は従業員に請求されることとなる。
前記ユーザ端末は携帯電話であり、
前記識別情報は携帯電話の個体識別番号であり、
前記通話設定手段は携帯電話用ウェブページを介して前記ユーザ情報の受信及び前記発信先リストの表示を行うことを特徴とする。
ユーザは、携帯電話用ウェブページにアクセスして、コールバックによる通話を行うことができる。また、個体識別番号がアクセス時に自動的に通話設定手段に送信されるので、ユーザは識別情報についての特別な入力操作を必要とせずに容易に利用することができる。
前記コールバック要求手段は前記発信先電話番号と、前記発信元電話番号と、前記識別情報を含む情報に基づいて定まるコールバック元電話番号とをコールバック装置に送信することを特徴とする。
「コールバック元電話番号」とは、コールバック装置が発信先に向けて発信する際に使用する電話番号を言う。
発信先にとっては、コールバック元電話番号が発信者番号として通知される。コールバック元電話番号として適切なものを使用することで、発信元が誰であるかを発信先に正しく伝えることができる。
コールバック装置が発信先に向けて発信する際に使用する電話番号は、発信元によらず固定された番号となることが多いが、コールバック元電話番号を識別情報に基づいて定めることにより、発信元によって異なる番号を使用することができる。
また、コールバック元電話番号は、コールバックの通話料金について電話会社からの請求先を定める。例えば、本発明のコールバックシステムを有料のサービスとして運営して複数の会社に提供する業者は、ユーザの所属する会社毎に別々のコールバック元電話番号を用いることで、各会社の通話料金を分離することができる。
前記ユーザ情報は識別情報及び折返情報を含み、
前記通話設定手段は、前記折返情報によって着信した電話への折返しであることが示されている場合には、折返容易化処理を実行することを特徴とする。
「折返情報」とは、折返しの電話をかけるためにコールバック用電話帳管理システムにアクセスしていることを表す情報を言う。折返しの電話であるか否かを表すフラグ、折返先の電話番号、折返先に係る発信先データを表す情報等が含まれる。なお、通常の場合と折返しの電話をかける場合とで異なるURLをウェブページに用いることによって折返しの電話であるか否かを判定する場合も、URLの相違を介して通話設定手段が折返情報を受信することとなる。
「折返容易化処理」とは、上述の発信先データの一覧を発信先リストとして表示して発信先データを選択させる処理と比べてユーザにとって容易に折返先を発信先として設定できるような処理を言う。発信先リストを表示する際に折返しが要望されている発信先に係る発信先データを強調表示する処理、折返しが要望されている発信先に係る発信先データのみを発信先リストとして表示する処理、折返情報に折返先に係る発信先データを表す情報が含まれる場合にその発信先データのみを発信先リストとして表示する処理、折返情報に折返先の電話番号が含まれる場合に発信先リストを表示せずにその電話番号に発信する処理等が含まれる。
ユーザは、自らの所有する携帯電話からコールバックによって折返電話の発信を行う際に、折返先の電話番号を入力したり多くの発信先が表示された発信先リストから折返先を探したりする必要がなく、容易に折返電話の発信を行うことができる。
上記の特徴を持ったコールバック用電話帳管理システムと
、
少なくとも発信元電話番号及び発信先電話番号を受信し、発信元及び発信先に向けて発信して発信元と発信先を接続するコールバック装置を有することを特徴とする。
本発明のコールバック用電話帳管理システムを活用してコールバックを実行するコールバックシステムを構成することができる。
本発明のコールバック用電話帳管理システム及びコールバックシステムは、さらに、ユーザ所有の携帯電話からコールバック装置を利用して容易に折返電話の発信を行うことができるという効果を有する。
図1は、コールバックシステムの構成を示す図である。
コールバックシステム1は、コールバック用電話帳管理システム2とコールバック装置3から構成されている。
コールバック用電話帳管理システム2は、通話設定手段21、電話帳データベース22、電話帳データベース更新手段23及びコールバック要求手段24を備えている。図2は、発信先データの例を示す図である。発信先データは、電話帳データベース22に保持され、表示名、発信先電話番号及び発信識別情報を含んでいる。ここで発信識別情報は、それぞれの発信先についてどのユーザからの発信を認めるかを表す情報である。図3は、ユーザデータの例を示す図である。ユーザデータは、電話帳データベース22に保持され、ユーザ名、識別情報、識別クラス、発信元電話番号及びコールバック元電話番号を含んでいる。電話帳データベース更新手段23には、管理者端末4が接続されている。
コールバック装置3には電話回線が接続されている。コールバック装置3は、ユーザデータに含まれるすべてのコールバック元電話番号からの発信と、応呼した2つの電話の接続を行うことができる。
ユーザ端末51は、携帯電話であり、携帯電話用ウェブページの操作及び電話の受発信を行うことができる。また、ユーザ端末51から通話設定手段21へユーザ情報が送信される。
通話設定手段21は、携帯電話用ウェブページを介してユーザ情報の受信及び発信先リストの表示を行う。ユーザPは、コールバックによって電話を発信するために、ユーザ端末51から前記携帯電話用ウェブページにアクセスする。アクセスに当たり、ユーザ端末51の携帯電話としての個体識別番号である「111」が通話設定手段21に送信される。個体識別番号が識別情報であり、ユーザ情報は識別情報のみからなる。なお、実際に使われている個体識別番号は多くの桁数を持つが、ここでは説明を簡略にするため3桁としている。
通話設定手段21は、識別情報「111」を含むユーザデータを検索することによってアクセスの可否を判定する。識別情報「111」を含むユーザデータが存在すればアクセス可、存在しなければアクセス不可とする。ユーザPに係るユーザデータが検索され、通話設定手段21はアクセス可と判定する。
コールバック要求手段は、発信元電話番号、発信先電話番号及びコールバック元電話番号をコールバック要求手段24に送信する。
コールバック装置3は、発信元電話番号に発信し、応呼があれば「コールバックです」とのメッセージを流して回線を保留する。コールバック装置3は、コールバック元電話番号を用いて発信元電話番号に発信し、応呼があれば保留していた発信元電話番号への回線を接続する。これにより、社員Pの携帯電話51とA株式会社との電話回線が接続される。
本実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
ユーザPの所有する携帯電話を用いて、社用電話であるA株式会社への通話を、コールバック元電話番号を保持する管理者に通話料金が請求される形で発信することができる。電話帳データベース22に発信先データとして保有されていない発信先への通話はコールバックシステム1によっては行えず、電話帳データベース22は管理者によってのみ追加、削除及び更新されるので、ユーザPの私用電話は携帯電話51から直接に発信することとなりその通話料金はユーザPに請求される。したがって、社用電話と私用電話を区別し1台の携帯電話を用いて社用電話の通話料金は会社に請求されるとともに私用電話の通話料金は従業員に請求されるようにすることができる。
ユーザPは、電話帳の管理を行う必要がなく、会社の管理者が更新している電話帳データベース22を利用して容易にコールバックによる発信を行うことができる。
本実施例は、実施例1と共通の部分がある。以下、実施例1と相違する部分を中心として説明し、実施例1と共通の部分については簡略に説明する。
図5は、コールバックシステムの構成を示す図である。図5に示されたコールバックシステムの構成は、図1に示されたコールバックシステムの構成にユーザ端末52を加えたものである。ユーザ端末52はパーソナルコンピュータである。本実施例においては、携帯電話51は電話としてのみ動作し、ユーザ端末としては動作しない。
通話設定手段21は、インターネット上のウェブページを介してユーザ情報の受信及び発信先リストの表示を行う。ユーザPは、自宅にいて、コールバックによって電話を発信するために、ユーザ端末52からインターネット上のウェブページにアクセスする。アクセスを受けた通話設定手段21は、ユーザID及びパスワードの入力を求める。ユーザPは、ユーザID「pid」及びパスワードを入力して通話設定手段21に送信する。ユーザID及びパスワードが識別情報であり、ユーザ情報は識別情報のみからなる。
通話設定手段21は、識別情報「pid」を含むユーザデータを検索することによってアクセスの可否を判定する。識別情報「pid」を含むユーザデータが存在し、かつ、図示しない識別情報とパスワードの対応表によって求まるパスワードと入力されたパスワードが一致する場合にはアクセス可、その他の場合にはアクセス不可とする。本実施例では、通話設定手段21はアクセス可と判定する。以下、識別情報「pid」を用いて、実施例1と同様にして、発信先リストをユーザ端末52の画面に表示する。
ユーザPは、ユーザ端末52において「A株式会社」をマウスでクリックして選択する。以下、実施例1と同様にして、通話設定手段21が発信元電話番号、発信先電話番号及びコールバック元電話番号をコールバック要求手段24に渡す。
コールバック要求手段及びコールバック装置の動作は、実施例1と同様である。本実施例においては、コールバック装置から発信される発信元電話番号は、携帯電話51の電話番号となる。
本実施例によれば、実施例1の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
ユーザPは、携帯電話でなくパーソナルコンピュータを用いて、通話設定手段21にアクセスできる。自宅等でパーソナルコンピュータを使用できる場合には、携帯電話をユーザ端末として用いるよりもさらに操作が容易である。
図6は、折返電話に対応するシステムの構成を示す図である。コールバックシステム1の構成は実施例1と同様である。コールバック装置3はPBXであり、電話機6が接続されている。電話機6は、コールバック装置3に着信した電話に応答することができる。
着信した電話に対して、電話を受けた者とは別の者であるユーザが折返しの電話をする場合に、電話を受けた者が折返しの電話をするユーザに折返しの電話について連絡するための折返電話通知システム7が備えられている。折返電話通知システム7は、電話帳データベース22を参照し、携帯電話であるユーザ端末51に向けてメールを送信する。
コールバック装置3に接続された会社の営業部の電話番号にA株式会社からの電話が着信し、営業部長秘書が電話機6によって応答する。着信した電話は社員P(ユーザP)へのものであるが、ユーザPが不在のため、営業部長秘書は、A株式会社の要件を聞き、「後刻、Pから折返しの電話をさせます。」と伝言して電話を切る。営業部長秘書は、パーソナルコンピュータから折返電話通知システム7を使用して、折返電話の要望についてユーザPに通知する。図7は、折返電話通知システムの画面の例を示す図である。「社員」の欄は、電話帳データベース22に含まれるユーザをリストから選択するようになっている。「折返先」の欄は、電話帳データベース22に含まれる発信先をリストから選択するようになっている。「メモ」の欄は、任意のテキストをメモとして入力できる。営業部長秘書は、「社員」の欄でユーザPを選択し、「折返先」の欄でA株式会社を選択し、「メモ」の欄に「明日の打ち合わせの件で、時間を変更したいそうです。」と入力して、「メール送信」ボタンをクリックする。
折返電話通知システム7は、「A株式会社への折返電話をしてください。明日の打ち合わせの件で、時間を変更したいそうです。」との本文に、折返電話を発信するための通話設定手段21へのリンクを付加したメールをユーザPの携帯電話に向けて送信する。また、メモ欄のテキストをコールバック用電話帳管理システムに送信する。ここで、折返電話を発信するための通話設定手段21へのリンクは、実施例1における通話設定手段21のURLの後に折返情報としてA株式会社を表す文字列を付加したものである。例えば、「http://www.tuuwasettei?orikaesi=A」となる。
ユーザPは、折返電話通知システム7から送信されたメールを閲覧し、通話設定手段21へのリンクを選択する。これにより、ユーザ端末51から通話設定手段21へのアクセスが行われる。アクセスの際、実施例1と同様に個体識別番号が識別情報として送信され、上記付加されたA株式会社を表す文字列が折返情報として送信される。ユーザ情報は識別情報及び折返情報からなる。
通話設定手段21は、折返情報によってA株式会社への折返であることを判定し、折返容易化処理を実行する。図8は、折返容易化処理における画面の例を示す図である。実施例1においてはユーザPからの発信が可能な発信先リストが表示されたが、折返容易化処理によって折返先である株式会社Aのみが表示されている。ユーザPは、発信先を選択する操作を省略してA株式会社への発信を行うことができる。また、折返電話通知システム7から送信されたメモのテキストを表示してユーザPに有用な情報を提供している。
ユーザPは、発信に割り当てられたキーを押す。以下、実施例1と同様に、A株式会社への電話発信が実行される。
本実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
折返電話通知システム7により、折返先の電話番号をメールに記載すること等を省略でき、簡略かつ確実に折返電話の要望を通知することができる。
ユーザPは、リンクを選択することにより、通話設定システムを介して容易に折返電話を発信することができる。
本発明の実施形態は、上記実施例に限定されるものではない。本発明の本質を保ったままで、上記実施例とは異なる形態の実施が可能である。以下に、かかる例を示す。
コールバック用電話帳管理システムが動作する装置とコールバック装置を別の装置として構成しているが、コールバック装置をサーバとして、コールバック装置内でコールバック用電話帳管理システムを動作させてもよい。
実施例1において識別情報として携帯電話の個体識別番号を用いているが、他の情報を用いてもよい。例えば。通話設定手段のアクセスの際にユーザidとパスワードの入力を求めてもよい。また、携帯電話に設けられた指紋読取装置で読み取った指紋を用いてもよい。
通話識別手段が、ユーザからのアクセスの後で発信先リストを表示するために電話帳データベースを検索しているが、アクセスの都度検索せずに、予めそれぞれのユーザについて検索して検索結果を保存しておき、保存された検索結果を表示してもよい。この場合、電話帳データベースが更新された時にのみ検索すればよい。
発信先リストを表示する際に、表示名のみを表示しているが、他の情報を表示してもよい。例えば、表示名と発信先電話番号を合わせて表示してもよい。
コールバック元電話番号をユーザが誰であるかのみによって定めているが、他の情報を合わせて用いて定めてもよい。例えば、ユーザと発信先の組合せによってコールバック元電話番号を定めてもよい。
コールバック装置は発信元を先に呼び出し、後に発信先を呼び出して、その後に発信元と発信先を接続しているが、他の手順によって発信元と発信先を接続してもよい。例えば、発信元とコールバック装置との通話を発信先に転送してもよい。
実施例3において発信先を折返情報として通話設定手段のURLに付加しているが、他の形式であってもよい。例えば、折返情報は発信先を含まず折返である旨を示す情報のみとし(実施例3と同様に通話設定手段のURLに付加してもよく、折返専用の通話設定手段として別のURLを用いてもよい。)、折返電話通知システムは発信元と発信先をコールバック用電話帳管理システムに別途通知してもよい。この場合、通話設定手段は、識別情報に基づいてユーザを同定して、そのユーザが要望された折返先を前記通知に基づいて表示する。
実施例3において、容易化処理として、1つの折返先を表示してユーザの発信先選択を省略させているが、他の処理でもよい。例えば、何も表示せずに、通話設定手段にアクセスされたことで自動的に発信するようにしてもよい。ユーザが要望された折返先が複数である場合には、これをリストとして表示してユーザに選択させてもよい。また、実施例1と同様の発信先リストを表示してユーザが要望された折返先を色付け等によって強調表示してもよい。
2 コールバック用電話帳管理システム
21 通話設定手段
22 電話帳データベース
23 電話帳データベース更新手段
24 コールバック要求手段
3 コールバック装置
4 管理者端末
51 ユーザ端末(携帯電話)
52 ユーザ端末(パーソナルコンピュータ)
6 電話機
7 折返電話通知システム
Claims (5)
- ユーザ端末から識別情報を含むユーザ情報を受信し、前記識別情報に基づいてアクセスの可否を判定し、アクセス可と判定された場合にのみ電話帳データベースから抽出された発信先データの一覧を発信先リストとしてユーザ端末に表示してユーザが1の発信先データを選択することを可能にする通話設定手段を備え、
特別のアクセス権限を持つ者のみが操作でき、前記電話帳データベースを更新する電話帳データベース更新手段を備え、
選択された発信先データに含まれる発信先電話番号及び前記識別情報に基づいて定まる発信元電話番号をコールバック装置に送信するコールバック要求手段を備えることを特徴とする、コールバック用電話帳管理システム。 - 前記ユーザ端末は携帯電話であり、
前記識別情報は携帯電話の個体識別番号であり、
前記通話設定手段は携帯電話用ウェブページを介して前記ユーザ情報の受信及び前記発信先リストの表示を行うことを特徴とする、請求項1に記載のコールバック用電話帳管理システム。 - 前記コールバック要求手段は前記発信先電話番号と、前記発信元電話番号と、前記識別情報を含む情報に基づいて定まるコールバック元電話番号とをコールバック装置に送信することを特徴とする、請求項1または2に記載のコールバック用電話帳管理システム。
- 前記ユーザ情報は識別情報及び折返情報を含み、
前記通話設定手段は、前記折返情報によって着信した電話への折返しであることが示されている場合には、折返容易化処理を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコールバック用電話帳管理システム - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のコールバック用電話帳管理システムと、
少なくとも発信元電話番号及び発信先電話番号を受信し、発信元及び発信先に向けて発信して発信元と発信先を接続するコールバック装置を有することを特徴とする、コールバックシステム。
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