JP2010277292A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】レイアウト定義ファイルから部品を作成する際の操作性を向上させるとともに、作成された部品を再利用した際に不具合が生じることを防止する。
【解決手段】情報処理装置1によれば、CPU11は、スペックファイル151から画面上に配置する各項目の内容を示す項目情報を取得し、取得した項目情報に基づいて、項目間での参照及び被参照の関係を示す関連項目情報を作成する。また、スペックファイル151に含まれる項目一覧を表示装置13により表示する。表示された項目一覧から入力装置12により部品化対象項目が選択されると、関連項目情報に基づいて、入力装置12により選択された項目とその項目に関連する項目の組み合わせを作成する。そして、作成した項目の組み合わせについての再利用可能な部品を作成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、既存のプログラムから再利用可能な部品を作成する技術が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−292985号公報
ところで、従来、画面のレイアウトを定義したレイアウト定義ファイルから画面上に配置される項目の一部を部品化する場合、部品化対象の項目とデータ上関連する項目をユーザが一緒に手作業で部品化する必要があった。例えば、画面に「金額」、「個数」、「単価」の項目が含まれ、「金額」が「個数」×「単価」の代入式からなる場合、「金額」を部品化するときに併せて「個数」と「単価」を部品化する作業が必要であった。
しかし、関連する項目を一つ一つ手作業で部品化することは煩雑であり、また、必要な項目の部品化に漏れが生じることもあり得る。また、部品化した項目を利用して新たな画面のレイアウトを作成する際に、その項目が参照する項目を画面上に配置し忘れた場合、例えば上記の「金額」を画面に配置する際に「個数」と「単価」を一緒に画面上に配置しなかった場合には、参照先となる項目がないため、エラーが発生するという不具合があった。
本発明の課題は、レイアウト定義ファイルから部品を作成する際の操作性を向上させるとともに、作成された部品を再利用した際に不具合が生じることを防止することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の情報処理装置は、
業務アプリケーションの画面レイアウトを定義したレイアウト定義ファイルを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されているレイアウト定義ファイルを読み出して画面上に配置する項目の内容を示す項目情報を取得し、前記取得された項目情報に基づいて、項目間での参照及び被参照の関係を示す関連項目情報を作成する関連項目情報作成手段と、
前記レイアウト定義ファイルから取得した項目情報に基づいて項目一覧を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された項目一覧の中から部品化の対象となる項目をユーザ操作に応じて選択するための入力手段と、
前記関連項目情報作成手段により作成された関連項目情報に基づいて、前記入力手段により選択された項目とその項目に関連する項目の組み合わせを作成する組み合わせ項目作成手段と、
前記読み出されたレイアウト定義ファイルから前記組み合わせ項目作成手段により作成された項目の組み合わせについての再利用可能な部品を作成する部品情報作成手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記表示手段は、前記組み合わせ項目作成手段により作成された項目の組み合わせ一覧を表示し、
前記部品情報作成手段は、前記表示手段により表示された組み合わせ一覧の中から前記入力手段により選択された項目の組み合わせについての部品を作成する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記部品情報作成手段により作成された部品情報を前記記憶手段に記憶させる制御手段を備える。
請求項4に記載の発明のプログラムは、
コンピュータを、
業務アプリケーションの画面レイアウトを定義したレイアウト定義ファイルを記憶する記憶手段、
前記記憶手段に記憶されているレイアウト定義ファイルを読み出して画面上に配置する項目の内容を示す項目情報を取得し、前記取得された項目情報に基づいて、項目間での参照及び被参照の関係を示す関連項目情報を作成する関連項目情報作成手段、
前記レイアウト定義ファイルから取得した項目情報に基づいて項目一覧を表示する表示手段、
前記表示手段に表示された項目一覧の中から部品化の対象となる項目をユーザ操作に応じて選択するための入力手段、
前記関連項目情報作成手段により作成された関連項目情報に基づいて、前記入力手段により選択された項目とその項目に関連する項目の組み合わせを作成する組み合わせ項目作成手段、
前記読み出されたレイアウト定義ファイルから前記組み合わせ項目作成手段により作成された項目の組み合わせについての再利用可能な部品を作成する部品情報作成手段、
として機能させる。
本発明によれば、レイアウト定義ファイルから部品を作成する際の操作性を向上させることができる。また、作成された部品を再利用した際に不具合が生じることを防止することができる。
本発明の実施形態における情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 スペックファイルの一例を示す図である。 売上管理画面の一例を示す図である。 図3Aの売上管理画面のスペックファイルを示す図である。 図1のCPUにより実行される部品化処理を示すフローチャートである。 スペックファイルの展開時に図1のRAMに作成されるスペック情報ブロックの構成例を示す図である。 図3Bのスペックファイルを展開したときに作成されるスペック情報ブロックを示す図である。 図1のCPUにより実行される関連項目情報作成処理を示す図である。 図1のCPUにより実行される関連項目情報作成処理を示す図である。 図1のRAMに作成される関連項目情報ブロックの構成例を示す図である。 図3Bのスペック情報ブロックに基づいて作成される関連項目情報ブロックを示す図である。 図1の表示部に表示される項目一覧の一例を示す図である。 図1のCPUにより実行される部品化項目組み合わせ情報作成処理を示すフローチャートである。 図1のRAMに作成される部品化項目情報ブロックの構成例を示す図である。 図8の項目一覧から「個数」が選択されたときに作成される部品化項目情報ブロックを示す図である。 図9のステップS219において実行される被参照項目関連情報取得処理を示すフローチャートである。 図1の表示部に表示される部品化項目組み合わせ一覧の一例を示す図である。 図1のRAMに作成される部品情報ブロックの構成例を示す図である。 図12の部品化項目組み合わせ一覧から「個数、単価、金額」が選択されたときに作成される部品情報ブロックを示す図である。 図13Bの部品情報ブロックをから作成される部品スペックファイルを示す図である。 新規に作成された画面を示す図である。 図15Aに示す画面に対応したスペック情報ブロックを示す図である。 図15Aに示す画面に「得意先名」項目を追加した例を示す図である。 図16Aに対応して「得意先名」の項目情報が追加されたスペック情報ブロックを示す図である。 図16Aに示す画面に図14に示す部品スペックファイルを用いて項目を追加した場合の画面例を示す図である。 図17Aに対応して「個数」、「単価」、「金額」の項目情報が追加されたスペック情報ブロックを示す図である。 図17Bのスペック情報ブロックに基づいて新規に作成されたスペックファイルを示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
まず、本実施形態の構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態における情報処理装置1の機能構成例を示す。図1に示すように、情報処理装置1は、CPU11、入力装置12、表示装置13、RAM14、記憶装置15等を備えて構成され、各部はバス16を介して接続されている。
CPU(Central Processing Unit )11は、記憶装置15に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM14内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って情報処理装置1の各装置を制御する。また、CPU11は、記憶装置15に記憶されている業務アプリケーション、部品化処理プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、読み出されたプログラムとの協働により、各種処理を実行する。
本実施形態において、CPU11は、プログラムとの協働により図4に示す部品化処理及び部品化処理でサブルーチンとして実行される各種処理を実行することで、関連項目情報作成処理手段、組み合わせ項目作成手段、部品情報作成手段、制御手段としての機能を実現する。
入力装置12は、文字/英数字入力キー、カーソルキー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを入力信号としてCPU11に出力する。
表示装置13は、LCD(Liquid Crystal Display)又はCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU11から入力される各種指示に従って、各種画面を表示する。
RAM(Random Access Memory)14は、CPU11により実行されるシステムプログラム、各種処理プログラム、各処理において処理中のデータ、処理結果などを一時的に格納する。
記憶装置15は、HDD(Hard Disc Drive)や不揮発性の半導体メモリ等により構成され、CPU11で実行されるシステムプログラム、業務アプリケーション、部品化処理プログラム等の各種処理プログラム、各種データ等を記憶する。これらの各種プログラムは、読取可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
例えば、記憶装置15には、スペックファイル151が記憶されている。スペックファイルとは、業務アプリケーションにおいて、画面のレイアウトを定義したデータ(スペックデータと呼ぶ)が格納されたファイル(レイアウト定義ファイル)である。
図2に、スペックファイル151のデータ構成例を示す。図2に示すスペックファイル151において、「#$GF〜#$$GF」は、画面レイアウトを定義している部分である。「#$GH〜#$$GH」は、画面の「横幅」、「高さ」を定義している部分である。「#$TI〜#$$TI」は、入力項目を定義している部分である。「項目名」は、入力項目の名称である。「X座標」「Y座標」は、入力項目の左上の位置を示す座標である。「項目幅」は、入力項目の幅である。「項目高さ」は、入力項目の高さである。「代入式」は、この入力項目に値を設定する際に参照する項目名と演算式を表す。
例えば、図3Aに示す売上管理画面131についてのスペックファイル151(ファイル名は「売上管理」とする)は、図3Bに示すものとなる。図3Bに示すように、「売上管理」のスペックファイル151には、売上管理画面131のサイズは横幅が350、縦幅が100であり、得意先名、商品名、個数、単価、金額、備考の入力項目が配置されることが定義されている。また、各入力項目の位置や代入式等が定義されている。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図4に、情報処理装置1において実行される部品化処理のフローチャートを示す。部品化処理は、入力装置12からの指示に応じてCPU11と部品化処理プログラムとの協働により実行される。部品化処理は、既存のスペックファイル151から再利用可能な部品である部品スペックファイル152を生成する処理である。
まず、スペックファイル151からスペックデータが読み出され、RAM14に展開される(ステップS1)。
スペックデータは、スペック情報ブロック20に展開される。図5Aに、スペック情報ブロック20の構成例を示す。図5Aに示すように、スペック情報ブロック20は、スペック情報部21、項目情報リスト部22、項目情報部23により構成されている。
スペック情報部21には、「スペックファイル名」、「画面サイズ(sx,sy)」、「項目情報リストへのアドレス」、「項目情報数」が格納される。
項目情報リスト部22には、「項目情報1へのアドレス」〜「項目情報nへのアドレス」(nは項目情報の個数)が格納される。
項目情報部23には、画面上に配置される各項目の内容を示す項目情報(項目情報1〜項目情報n)が格納される。項目情報1〜項目情報nのそれぞれには「項目名」、「項目種」、「代入式」「描画位置(x,y,sx,sy)」が格納される。
例えば、ステップS1において図3Bに示す「売上管理」のスペックファイル151を読み出して展開する場合、以下の手順で展開が行われ、図5Bに示すスペック情報ブロック20が作成される。
まず、スペック情報部21の領域がRAM14に確保され、スペック情報部21の「スペックファイル名」にスペックファイル151のファイル名である“売上管理”が格納される。次いで、「画面サイズ(sx,sy)」の「sx」に#$GH〜#$$GHの横幅である“350”が格納され、「sy」に#$GH〜#$$GHの高さである“100”が格納される。
次いで、項目情報1の領域がRAM14に確保され、項目情報1が作成される。具体的には、「項目名」に#$TI〜#$$TIの項目名である“得意先名”が格納され、項目種に“入力項目”が格納される。ここで、「#$TI」は、定義されている項目の項目種が入力項目であることを示す文字である。また、「代入式」に#$TI〜#$$TIの代入式が格納される。ここでは#$TI〜#$$TIの代入式にデータがないので、空欄となる。また「描画位置(x,y,sx,sy)」の「描画位置x」に#$TI〜#$$TIのX座標である“10”、「描画位置y」に#$TI〜#$$TIのY座標である“10”、「描画位置sx」に#$TI〜#$$TIの項目幅である“330”、「描画位置sy」に#$TI〜#$$TIの項目高さである“20”が格納される。
#$TI〜#$$TIが複数ある場合、その個数nに応じて項目情報1と同様の手順で項目情報2〜nが作成される。
項目情報1〜nが作成されると、上記項目情報1〜項目情報nのそれぞれを格納した場所のアドレスが項目情報リスト部22の「項目情報1へのアドレス」〜「項目情報nへのアドレス」に格納される。また、スペック情報21の「項目情報リストへのアドレス」に、項目情報リスト部22を格納した場所のアドレスが格納される。また、スペック情報部21の「項目情報数」に項目情報の個数nが格納される。
図4に戻り、ステップS2においては、関連項目情報作成処理が実行される(ステップS2)。
図6A〜図6Bに、図4のステップS2において実行される関連項目情報作成処理のフローチャートを示す。関連項目情報作成処理は、CPU11と被参照項目関連情報取得処理プログラムとの協働により実行される。
関連項目情報作成処理では、図4のステップS1において取得されたスペック情報ブロック20の項目情報に基づいて、RAM14上に関連項目情報ブロック30が作成される。関連項目情報ブロック30は、項目間の参照及び被参照の関係を示す関連項目情報を格納する。
図7Aに、関連項目情報ブロック30の構成例を示す。図7Aに示すように、関連項目情報ブロック30は、関連項目管理情報部31、関連項目情報リスト部32、関連項目情報部33により構成されている。
関連項目管理情報部31には、「関連項目情報リストへのアドレス」、「関連項目情報数」が格納される。
関連項目情報リスト部32には、「関連項目情報1へのアドレス」〜「関連項目情報mへのアドレス」(mは関連項目情報の個数)が格納される。
関連項目情報部33には、関連項目情報1〜関連項目情報mが格納される。関連項目情報1〜関連項目情報mのそれぞれには、「項目名」、「参照項目情報へのアドレス」、「参照項目情報数」、「被参照項目情報へのアドレス」、「被参照項目情報数」が格納される。「参照項目情報へのアドレス」で示されるアドレスには、スペック情報ブロック20においてその関連項目情報と「項目名」が一致する項目情報が「代入式」で参照する項目(参照項目)の項目名が格納される。「被参照項目情報へのアドレス」で示されるアドレスには、その関連項目情報と「項目名」が一致する項目情報を「代入式」で参照している項目(被参照項目)の項目名が格納される。
関連項目情報作成処理では、まず、RAM14に関連項目管理情報部31の領域が確保され(ステップS101)、カウンタN及びカウンタMに1が設定される(ステップS102)。
次いで、スペック情報ブロック20が参照され、カウンタNの値がスペック情報部21の「項目情報数」の値以下であるか否かが判断される(ステップS103)。カウンタNの値がスペック情報部21の「項目情報数」の値以下であると判断されると(ステップS103;YES)、項目情報部23のN番目の項目情報(項目情報N)の「代入式」にデータが格納されているか否かが判断される。項目情報Nの「代入式」にデータが格納されていると判断されると(ステップS104;YES)、項目情報Nの「代入式」に格納されているデータに含まれる項目名(文字列)が字句解析により取得され、項目情報Nの「代入式」で参照されている項目名の一覧が作成される(ステップS105)。
次いで、カウンタLに1が設定され(ステップS106)、作成された項目一覧からL番目の項目名の取得が行われる(ステップS107)。項目一覧にL番目の項目名が存在し、項目名が取得された場合(ステップS108;YES)、取得されたL番目の項目名と同一項目名の関連項目情報が関連項目情報部33に存在するか否かが判断される(ステップS109)。
取得されたL番目の項目名と同一項目名の関連項目情報が関連項目情報部33に存在しないと判断された場合(ステップS109;NO)、関連項目情報Mの領域が確保され(ステップS110)、関連項目情報Mの「項目名」に上記項目一覧のL番目の項目名が設定される(ステップS111)。そして、関連項目情報リスト部32に「関連項目情報Mへのアドレス」が作成され(ステップS112)、Mが1インクリメントされ(ステップS113)、処理はステップS114に移行する。一方、取得されたL番目の項目名と同一項目名の関連項目情報が関連項目情報部33に存在すると判断された場合(ステップS109;YES)、処理はステップS114に移行する。
ステップS114においては、カウンタLが1インクリメントされ(ステップS114)、処理はステップS107に戻り、項目一覧の次の項目について処理が実行される。
ステップS108において、項目一覧にL番目の項目名が存在しない、即ち、次の項目名が存在しないと判断されると(ステップS108;NO)、処理はステップS115に移行する。
ステップS115においては、項目情報部23の項目情報Nと同一項目名の関連項目情報が関連項目情報部33に存在するか否かが判断される。項目情報部23の項目情報Nと同一項目名の関連項目情報が関連項目情報部33に存在しないと判断された場合(ステップS115;NO)、関連項目情報Mの領域が確保され(ステップS116)、関連項目情報Mの「項目名」に項目情報Nの項目名が設定される(ステップS117)。そして、関連項目情報リスト部32の「関連項目情報Mへのアドレス」が作成され(ステップS118)、カウンタMが1インクリメントされ(ステップS119)、処理はステップS120に移行する。項目情報部23の項目情報Nと同一項目名の関連項目情報が関連項目情報部33に存在すると判断されると(ステップS115;YES)、処理はステップS120に移行する。
ステップS120においては、関連項目情報部33における上記項目情報Nと同一項目名の関連項目情報に参照項目情報があるか否かが判断される。具体的には、項目情報Nと同一項目名の関連項目情報の「参照項目情報へのアドレス」にアドレスが格納されている場合、参照項目情報があると判断される。関連項目情報部33における上記項目情報Nと同一項目名の関連項目情報に参照項目情報がないと判断されると(ステップS120;NO)、参照項目情報の領域が確保され(ステップS121)、項目情報Nと同一項目名の関連項目情報の「参照項目情報へのアドレス」に、ステップS121で確保された領域の先頭アドレスが設定され(ステップS122)、処理はステップS123に移行する。関連項目情報部33における上記項目情報Nと同一項目名の関連項目情報に参照項目情報があると判断されると(ステップS120;YES)、処理はステップS123に移行する。
ステップS123においては、参照項目情報の領域に項目一覧の項目名が追加される。そして、カウンタNが1インクリメントされ(ステップS124)、処理はステップS103に戻る。
ステップS103においてカウンタNの値がスペック情報部21の「項目情報数」の値を超えたと判断された場合(ステップS103;NO)、又はステップS104において項目情報Nの「代入式」にデータが格納されていないと判断された場合(ステップS104;NO)、処理はステップS125に移行する。
ステップS125においては、カウンタXに1が設定され(ステップS125)、関連項目情報ブロック30のX番目の関連項目情報(関連項目情報X)の取得が行われる(ステップS126)。関連項目情報Xが取得された、即ち、関連項目情報ブロック30に関連項目情報Xが存在した場合(ステップS127)、カウンタYに1が設定され(ステップS128)、関連項目情報XからY番目の参照項目情報(参照項目情報Y)の取得が行われる(ステップS129)。関連項目情報Xから参照項目情報Yが取得された、即ち、関連項目情報Xに参照項目情報Yが存在した場合(ステップS130;YES)、参照項目情報Yと同一項目名の関連項目情報の取得が行われる(ステップS131)。参照項目情報Yと同一項目名の関連項目情報が取得されなかった、即ち、関連項目情報ブロック30に参照項目情報Yと同一項目名の関連項目情報が存在しない場合(ステップS132;NO)、関連項目情報Mの領域が確保されるとともに(ステップS133)、関連項目情報Mの「項目名」に参照項目情報Yの項目名が設定され(ステップS134)、Mが1インクリメントされ(ステップS135)、処理はステップS136に移行する。参照項目情報Yと同一項目名の関連項目情報が存在した場合(ステップS132;YES)、処理はステップS136に移行する。
ステップS136においては、参照項目情報Yと同一項目名の関連項目情報に、被参照項目情報が存在するか否かが判断される。具体的には、参照項目情報Yと同一項目名の関連項目情報の「被参照項目情報へのアドレス」にアドレスが格納されている場合、被参照項目情報があると判断される。参照項目情報Yと同一項目名の関連項目情報に、被参照項目情報が存在しないと判断されると(ステップS136;NO)、被参照項目情報の領域が確保され(ステップS137)、関連項目情報の「被参照項目情報へのアドレス」に被参照項目情報のアドレスが追加され(ステップS138)、処理はステップS139に移行する。参照項目情報Yと同一項目名の関連項目情報に、被参照項目情報が存在すると判断されると(ステップS136;YES)、処理はステップS139に移行する。
ステップS139においては、参照項目情報Yと同一項目名の関連項目情報の被参照項目情報に関連項目情報Xの項目名が追加される。そして、カウンタYが1インクリメントされ(ステップS140)、処理はステップS129に戻り、次の参照項目情報について処理が行われる。
ステップS130において、関連項目情報Xに参照項目情報Yが存在しないと判断されると(ステップS130;NO)、Xが1インクリメントされ(ステップS143)、処理はステップS126に戻り、次の関連項目情報Xの取得が行われる。関連項目情報Xが取得されなかった、即ち、関連項目情報ブロック30に関連項目情報Xが存在しない場合(ステップS127;NO)、確保されている関連項目管理情報部31の「関連項目情報リストへのアドレス」に関連項目情報リスト部32のアドレスが設定される(ステップS141)。また、関連項目情報の個数(m)が「関連項目情報数」に設定される(ステップS142)。そして、関連部品作成処理は終了し、処理は図4のステップS3に移行する。
図7Bに、図5Bのスペック情報ブロック20に基づいて上述の関連項目情報作成処理で作成された関連項目情報ブロック30を示す。図6AのステップS107〜ステップS114の処理によって、項目情報5(項目名;「金額」)の「代入式」で参照されている「個数」、「単価」の関連項目情報が作成され、ステップS115〜ステップS119の処理によって、項目情報5(「金額」)の関連項目情報が作成される。
また、ステップS120〜S124の処理によって、「個数」、「単価」、「金額」それぞれの関連項目情報についての参照項目情報が作成され、図6BのステップS125以降の処理によって、これまでに作成された「個数」、「単価」、「金額」の関連項目情報についての被参照項目情報が作成される。
図5Bのスペック情報ブロック20によれば、「個数」、「単価」、「金額」の項目情報のうち、「代入式」で他の項目を参照しているのは「金額」のみであり、「金額」では「個数」、「単価」を参照しているので、「金額」の関連項目情報に「個数」、「単価」からなる参照項目情報が作成される。また、「個数」、「単価」、「金額」の項目情報のうち、「個数」及び「単価」の項目は、「金額」の項目情報で参照されているので、「個数」及び「単価」の関連項目情報に「金額」からなる被参照項目情報が作成される。
このように、上述の関連項目情報作成処理では、スペックファイル151で画面レイアウトとして定義されている項目のうち、「代入式」で他の項目を参照している項目について、参照先の他の項目の情報をその項目の関連項目情報(参照項目情報)として作成する。また、他の項目で参照されている項目について、参照元の他の項目をその項目の関連項目情報(被参照項目情報)として作成する。
図4に戻り、ステップS3においては、RAM14に展開されたスペック情報ブロック20の項目情報1〜nの「項目名」が部品化対象となり得る項目の項目一覧として表示装置13に表示される(ステップS3)。図8に、ステップS3において表示される項目一覧の一例を示す。入力装置12により項目一覧から部品化対象項目が選択されると(ステップS4)、部品化項目組み合わせ情報作成処理が実行される(ステップS5)。
図9に、図4のステップS5において実行される部品化項目組み合わせ情報作成処理のフローチャートを示す。部品化項目組み合わせ情報作成処理は、CPU11と部品化項目組み合わせ情報作成処理プログラムとの協働により実行される。
部品化項目組み合わせ情報作成処理では、図4のステップS3において作成された関連項目情報ブロック30に基づいて、RAM14上に部品化項目情報ブロック40が作成される。
図10Aに、部品化項目情報ブロック40の構成例を示す。図10Aに示すように、部品化項目情報ブロック40は、部品化管理情報部41、部品化項目情報リスト部42、部品化項目情報部43により構成されている。
部品化管理情報部41には、「部品化項目情報リストへのアドレス」、「部品化項目情報数」が格納される。
部品化項目情報リスト部42には、「部品化項目情報1へのアドレス」〜「部品化項目情報iへのアドレス」(iは部品化項目情報の個数)が格納される。
部品化項目情報部43には、部品化項目情報1〜部品化項目情報iが格納される。部品化項目情報1〜部品化項目情報iは、選択された部品化対象項目を部品化する際に、部品化に適した項目の組み合わせが格納される。
ここで、選択された部品化対象項目が他の項目を参照するものである場合(参照項目情報がある場合)は、部品化対象項目だけでなく、その項目が参照する他の項目も併せて部品化しておく必要がある。この場合、部品化対象項目だけ部品化しても参照先がなくエラーとなってしまうからである。そこで、部品化項目情報作成処理においては、部品化対象項目が他の項目を参照している場合は、参照している他の項目との組み合わせを部品化に適した組み合わせとして部品化項目情報を作成する。また、部品化対象項目が他の項目に参照されている場合は、参照元の項目を画面に作成する場合に、併せて部品化対象項目が使用されなければエラーとなってしまう。そこで、部品化項目情報作成処理では、部品化対象項目に関連する項目として、部品化対象項目を参照している項目及びその項目に参照されている他の項目を組み合わせて、部品化に適した組み合わせとして部品化項目情報を作成する。
部品化項目組み合わせ情報作成処理では、まず、カウンタLに1が設定される(ステップS201)。次いで、関連項目情報ブロック30からL番目の関連項目情報(関連項目情報L)の取得が行われる(ステップS202)。関連項目情報Lが取得された場合、即ち、L番目の関連項目情報が関連項目情報ブロック30に存在した場合(ステップS203;YES)、図4のステップS4で選択された部品化対象項目の項目名と関連項目情報Lの項目名が一致するか否かが判断される(ステップS204)。部品化対象項目の項目名と関連項目情報Lの項目名が一致しなかった場合(ステップS204;NO)、カウンタLが1インクリメントされ(ステップS205)、処理はステップS202に戻る。
ステップS203において、関連項目情報Lが取得されなかった場合、即ち、関連項目情報Lが関連項目情報ブロック30に存在しない場合(ステップS203;NO)、部品化項目情報作成処理は終了し、図4のステップS6に移行する。
ステップS204において、部品化対象項目の項目名と関連項目情報Lの項目名が一致した場合(ステップS204;YES)、処理はステップS206に移行する。
ステップS206においては、部品化項目情報1の領域がRAM14に確保され(ステップS206)、部品化項目情報1に部品化対象項目として選択された項目の項目名が格納される(ステップS207)。
次いで、関連項目情報Lに「参照項目情報数」が格納されているか否かが判断される(ステップS208)。関連項目情報Lに「参照項目情報数」が格納されていないと判断された場合(ステップS208;NO)、処理はステップS214に移行する。
関連項目情報Lに「参照項目情報数」が格納されていると判断された場合(ステップS208;YES)、カウンタMに1が設定され(ステップS209)、M番目の参照項目情報(参照項目情報M)の取得が行われる(ステップS210)。参照項目情報Mが取得された場合、即ち、参照項目情報Mが関連項目情報Lに存在した場合(ステップS211;YES)、部品化項目情報1に参照項目情報Mの「項目名」が追加される(ステップS212)。そして、Mが1インクリメントされ(ステップS212)、処理はステップS210に戻る。
ステップS211において、参照項目情報Mが取得されなかった場合、即ち、参照項目情報Mが関連項目情報Lに存在しない場合(ステップS211;NO)、処理はステップS214に移行する。
ステップS214においては、部品化項目情報リスト部42の領域が確保され、「部品化項目情報1へのアドレス」が作成される(ステップS214)。
次いで、関連項目情報Lに「被参照項目情報数」が格納されているか否かが判断される(ステップS215)。関連項目情報Lに「被参照項目情報数」が格納されていないと判断された場合(ステップS215;NO)、処理はステップS223に移行する。
関連項目情報Lに「被参照項目情報数」が格納されていると判断された場合(ステップS215;YES)、カウンタNに1が設定され(ステップS216)、関連項目情報LのN番目の被参照項目情報(被参照項目情報N)の取得が行われる(ステップS217)。被参照項目情報Nが取得された場合、即ち、被参照項目情報Nが関連項目情報Lに存在した場合(ステップS218;YES)、被参照項目関連情報取得処理が実行される(ステップS219)。
図11に、図9のステップS219において実行される被参照項目関連情報取得処理のフローチャートを示す。被参照項目関連情報取得処理は、CPU11と被参照項目関連情報取得処理プログラムとの協働により実行される。
まず、部品化項目情報N+1の領域が確保される(ステップT1)。次いで、カウンタXに1が設定される(ステップT2)。
次いで、関連項目情報ブロック30からX番目の関連項目情報(関連項目情報X)の取得が行われる(ステップT3)。関連項目情報Xが取得された場合、即ち、関連項目情報Xが関連項目情報ブロック30に存在した場合(ステップT4;YES)、取得された関連項目情報Xの「項目名」が被参照項目情報Nの項目名と一致するか否かが判断される(ステップT5)。取得された関連項目情報Xの「項目名」が被参照項目情報Nの「項目名」と一致しない場合(ステップT5;NO)、カウンタXが1インクリメントされ(ステップT6)、処理はステップT3に戻る。
ステップT4において、関連項目情報Xが取得されなかった場合、即ち、関連項目情報Xが関連項目情報ブロック30に存在しない場合(ステップT4;NO)、部品化項目情報作成処理は終了し、処理は図7のステップS220に移行する。ステップT5において、取得された関連項目情報Xの「項目名」が被参照項目情報Nの「項目名」と一致すると判断された場合(ステップT5;YES)、処理はT7に移行する。
ステップT7においては、関連項目情報Xに「参照項目情報数」が格納されているか否かが判断され、格納されていないと判断されると(ステップT7;NO)、部品化項目情報作成処理は終了し、処理は図9のステップS220に移行する。
関連項目情報Xに「参照項目情報数」が格納されていると判断されると(ステップT7;YES)、カウンタYに1が設定され(ステップT8)、関連項目情報XからY番目の参照項目情報(参照項目情報Y)の取得が行われる(ステップT9)。関連項目情報Lから参照項目情報Yが取得された場合、即ち、参照項目情報Yが関連項目情報Xに存在した場合(ステップT10;YES)、部品化項目情報N+1に参照項目情報Yの項目名が追加される(ステップT11)。そして、カウンタYが1インクリメントされ(ステップT12)、処理はステップT9に戻る。
ステップT10において、関連項目情報Xに「参照項目情報数」が格納されていないと判断された場合(ステップT7;NO)、部品化項目情報作成処理は終了し、処理は図9のステップS220に移行する。
図9のステップS220においては、部品化項目情報N+1に被参照項目情報Nの項目名が追加され、部品化項目情報リスト部42に「部品化項目情報N+1へのアドレス」が作成される(ステップS221)。そして、カウンタNが1インクリメントされ(ステップS222)、処理はステップS217に戻る。
ステップS217において関連項目情報Xの被参照項目情報Nが取得されなかった場合、即ち、関連項目情報Xに被参照項目情報Nが存在しない場合(ステップS218;NO)、処理はステップS223に移行する。
ステップS223においては、部品化管理情報部41が作成され(ステップS223)、部品化項目情報リスト部42へのアドレスが設定され(ステップS224)、部品化項目情報数にN+1が設定される(ステップS225)。そして、部品化項目情報作成処理は終了し、図4のステップS6に移行する。
図10Bに、図4のステップS4で部品化対象項目として「個数」が選択された場合に上述の部品化項目情報作成処理で作成される部品化項目情報ブロック40を示す。
図9のステップS201〜ステップS205の処理においては、選択された部品化対象項目の関連項目情報が関連項目情報ブロック30において特定される。即ち、「個数」の関連項目情報が特定される。
ステップS206〜S213の処理においては、部品化対象項目が他の項目を参照している場合、部品化対象項目とその参照項目情報とを組み合わせた部品化項目情報1が作成される。ここで、図7Bに示すように、「個数」の関連項目情報には参照項目情報がないので、図10Bに示すように「個数」のみを項目とした部品化項目情報1が作成される。
ステップS214〜S221の処理においては、部品化対象項目が他の項目に参照されている場合、即ち、部品化対象項目の関連項目情報に被参照項目情報が設定されている場合、部品化対象項目を参照している他の項目と、その項目に参照されている、部品化対象項目を含む項目とを組み合わせた部品化項目情報が作成される。図7Bに示すように、「個数」の関連項目情報には被参照項目情報として「金額」が設定されているので、図10Bに示すように「金額」が参照している「個数」、「単価」と「金額」とを組み合わせた部品化項目情報が作成される。
図4のステップS6においては、RAM14に作成された部品化項目情報ブロック40
の部品化項目情報に基づいて、部品化項目組み合わせ一覧が表示装置13に表示される(ステップS6)。部品化項目組み合わせ一覧は、選択された部品化対象項目を部品化する際に、部品化に適した項目の組み合わせを一覧として示すものである。具体的には、部品化項目組み合わせ一覧は、各部品化項目情報に含まれる項目をそれぞれひとまとまりとして、リスト化して表示したものである。
図12に、部品化項目組み合わせ一覧の一例を示す。図12は、図4のステップS4で部品化対象項目として「個数」が選択された場合に、ステップS5を経てステップS6において表示される部品化項目組み合わせ一覧を示したものである。
図4のステップS7において、ユーザの操作に応じて入力装置12により部品化項目組み合わせ一覧から部品化する項目の組み合わせが選択されると(ステップS7)、選択された項目(組み合わせ)の項目情報がスペック情報ブロック20から抜き出され、部品情報が作成される(ステップS8)。
ステップS8では、具体的には、図13Aに示す部品情報ブロック50の形式で部品情報が作成される。例えば、図12に示す部品化組み合わせ項目一覧において、「個数」、「単価」、「金額」の組み合わせが部品化する項目の組み合わせとして選択された場合、図13Bに示す部品情報ブロック50が作成される。具体的には、図5Bに示すスペック情報ブロック20のそれぞれの項目の項目情報のアドレスが項目情報リスト部52に格納される。また、図4のステップS3で選択された部品化対象項目の項目名(ここでは、個数)が部品情報管理部51の「部品名」に格納され、項目情報リスト部52のアドレスが「項目情報アドレス」に格納され、部品化する項目の数、即ち3が「項目情報数」に格納される。
部品情報が作成されると、部品情報が部品スペックファイル152として記憶装置15に保存され(ステップS9)、部品化処理は終了する。
ステップS9においては、部品情報ブロック50のデータが、スペックファイル151と略同じファイル形式で格納される。その手順は、スペックファイル151をスペック情報ブロック20に展開したときと略逆の手順となる。ただし、部品スペックファイル152は任意の画面に挿入して使用するものであるので、スペックファイル151で規定されていた画面の横幅、高さは定義されない。
例えば、図13Bに示す部品情報ブロック50から部品スペックファイル152(図14)を作成する場合、以下の手順となる。
まず、部品情報管理部51の「部品名」をファイル名としてファイルが生成され、ファイルの先頭に文字列「#$GF」が記録され、改行コードが記録される(図14の152a
)。
次いで、部品情報管理部51の「項目情報数」の数だけループが実行され、項目情報部53の項目情報1〜項目情報3が以下の手順でファイルに記録される。
まず、項目情報1の情報が記録される(図14の152b)。
項目情報1の「項目種」が入力項目であるため、文字列「#$TI」が記録され、改行コードが記録される。次いで、項目情報1の「項目名」から文字列「個数」が取得されて記録され、「,」及び改行コードが記録される。次いで、項目情報1の「描画位置」から文字列「160,40,50,20」が取得されて記録され、「,」及び改行コードが記録される。次いで、項目情報1の「代入式」から情報が取得されるが、「代入式」には情報がないので、何も記録することなく、改行コードが記録される。最後に、項目情報1の情報の終了として、文字列「#$$TI」が記録される。
同様の手順で項目情報2の情報(図14の152c)、項目情報3の情報(図14の152d)が記録される。
最後に、スペックデータの終了を示す「#$$GF」が記録される(図14の152e)。
上記部品化処理で作成された部品スペックファイル152の内容は、例えば、新規作成した画面に挿入して再利用することができる。
例えば、図15Aに示す、スペック名「納品書」、画面サイズ「400,120」の画面132が新規に作成された場合、図15Bに示すスペック情報ブロック20がRAM14上に作成される。図15Aに示す画面132は、入力項目等が配置される前の、何も表示されていない画面である。
図15Aに示す画面132に対し入力装置12の操作により「得意先名」の入力項目が追加されると(図16A参照)、図16Bに示すように、図15Bに示すスペック情報ブロック20に「得意先名」の項目情報が追加される。
次に、部品の追加として入力装置12によりファイル名が「個数」の部品スペックファイル152(図14参照)が指定されると、指定されたファイルのスペックデータがRAM上に部品情報ブロック50(図13B参照)として展開される。
そして、図16Bに示すスペック情報ブロック20に以下の手順で図13Bに示す部品情報ブロック50の内容が追加される。
まず、スペック情報ブロック20の「項目情報数」に部品情報ブロック50の「項目情報数」(ここでは、3)が追加される。次いで、項目情報リスト部22に「項目情報数2へのアドレス」〜「項目情報数4へのアドレス」の領域が確保され、「項目情報数2へのアドレス」に部品情報ブロック50の項目情報リスト部52の「項目情報数2へのアドレス」が、「項目情報数3へのアドレス」に部品情報ブロック50の項目情報リスト部52の「項目情報数3へのアドレス」が、「項目情報数4へのアドレス」に部品情報ブロック50の項目情報リスト部52の「項目情報数4へのアドレス」が、それぞれ設定される。
図17Aに、図14に示す部品スペックファイル152により図16Aの画面132に入力項目を追加した場合の画面例を示す。図17Bに、部品スペックファイル152により部品が追加されたスペック情報ブロック20を示す。
部品が追加されたスペック情報ブロック20は、ステップS9で説明したものと略同様の手順でスペックファイル151の形式で保存される。画面の横幅、縦幅も定義される。図18に、部品スペックファイル152を使用して新規に作成されたスペックファイル151の一例を示す。
以上説明したように、本実施形態における情報処理装置1によれば、CPU11は、スペックファイル151をRAM14に読み出して画面上に配置する各項目の内容を示す項目情報を取得し、取得した項目情報に基づいて、項目間での参照及び被参照の関係を示す関連項目情報を作成する。また、表示装置13にスペックファイル151に含まれる項目一覧を表示する。表示された項目一覧から入力装置12により部品化対象項目が選択されると、CPU11は、関連項目情報に基づいて、入力装置12により選択された項目とその項目に関連する項目の組み合わせ、即ち、その項目とその項目が参照している参照項目の組み合わせ、及びその項目を参照している項目及び参照元の項目が参照している項目の組み合わせを作成する。そして、作成した項目の組み合わせについての再利用可能な部品を作成する。
従って、レイアウト定義ファイルから部品を作成する際に、部品化対象項目が参照している項目や、部品化対象項目を参照している項目を別途部品化対象項目として選択して部品化する作業が必要がなくなり、操作性を向上させることができる。また、作成された部品を再利用した際に、参照先がないなどの不具合が生じることを防止することができる。
また、作成した項目の組み合わせの一覧を表示装置13により表示し、ユーザ操作に応じて入力装置12により選択された組み合わせについての部品を作成するようにすることで、ユーザが必要とする組み合わせの部品のみを作成することが可能となる。
また、作成された部品情報を記憶装置15に保存することで、部品情報を何度も再利用することが可能となる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本実施形態における情報処理装置1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態において示したスペックファイルは、一例であり、他のプログラム言語を用いて記述されていてもよい。
その他、情報処理装置1を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 情報処理装置
11 CPU
12 入力装置
13 表示装置
14 RAM
15 記憶装置
151 スペックファイル
16 バス
20 スペック情報ブロック
30 関連項目情報ブロック
40 部品化項目情報ブロック
50 部品情報ブロック

Claims (4)

  1. 業務アプリケーションの画面レイアウトを定義したレイアウト定義ファイルを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されているレイアウト定義ファイルを読み出して画面上に配置する項目の内容を示す項目情報を取得し、前記取得された項目情報に基づいて、項目間での参照及び被参照の関係を示す関連項目情報を作成する関連項目情報作成手段と、
    前記レイアウト定義ファイルから取得した項目情報に基づいて項目一覧を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された項目一覧の中から部品化の対象となる項目をユーザ操作に応じて選択するための入力手段と、
    前記関連項目情報作成手段により作成された関連項目情報に基づいて、前記入力手段により選択された項目とその項目に関連する項目の組み合わせを作成する組み合わせ項目作成手段と、
    前記読み出されたレイアウト定義ファイルから前記組み合わせ項目作成手段により作成された項目の組み合わせについての再利用可能な部品を作成する部品情報作成手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記表示手段は、前記組み合わせ項目作成手段により作成された項目の組み合わせ一覧を表示し、
    前記部品情報作成手段は、前記表示手段により表示された組み合わせ一覧の中から前記入力手段により選択された項目の組み合わせについての部品を作成する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記部品情報作成手段により作成された部品情報を前記記憶手段に記憶させる制御手段を備える請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータを、
    業務アプリケーションの画面レイアウトを定義したレイアウト定義ファイルを記憶する記憶手段、
    前記記憶手段に記憶されているレイアウト定義ファイルを読み出して画面上に配置する項目の内容を示す項目情報を取得し、前記取得された項目情報に基づいて、項目間での参照及び被参照の関係を示す関連項目情報を作成する関連項目情報作成手段、
    前記レイアウト定義ファイルから取得した項目情報に基づいて項目一覧を表示する表示手段、
    前記表示手段に表示された項目一覧の中から部品化の対象となる項目をユーザ操作に応じて選択するための入力手段、
    前記関連項目情報作成手段により作成された関連項目情報に基づいて、前記入力手段により選択された項目とその項目に関連する項目の組み合わせを作成する組み合わせ項目作成手段、
    前記読み出されたレイアウト定義ファイルから前記組み合わせ項目作成手段により作成された項目の組み合わせについての再利用可能な部品を作成する部品情報作成手段、
    として機能させるためのプログラム。
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