JP2007140774A - 電子帳票部品開発装置、電子帳票部品開発方法、電子帳票部品開発プログラム及び電子帳票部品開発プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

電子帳票部品開発装置、電子帳票部品開発方法、電子帳票部品開発プログラム及び電子帳票部品開発プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】入力画面の一部を再利用可能な部品として保存する時に、データの構造を崩さない入力領域の組合せを提示すること。また、部品を登録する時に、各入力領域に関連するプログラムを検証し、関連プログラムが再利用時に修正なく利用できること。
【解決手段】本発明では、画面上で選択された入力領域が対応するデータ構造を検証するデータ構造検証処理とデータ構造検証処理の結果に従い、部品に新たな要素を追加した上で保存する部品登録処理を有する。また、画面上で選択された入力領域、あるいはデータ構造検証処理の結果追加される入力領域に関連するプログラムが正しく動作するか検証する関連プログラム検証処理を有する。先の部品登録処理では、関連プログラム検証処理の結果、部品に必要になった要素も追加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データの入力画面を伴う計算機システムの開発技術に関する。
データの入力画面を伴う計算機システムの開発に関しては、近年Webアプリケーションの開発技術が広く普及している。特に入力画面部分の開発に関しては、ホームページの開発を支援するソフトウェアが普及している。また、コンポーネントを組合せることにより、プログラムを開発する技術が広く知られている。例えば、特許文献1に示すBorland International, Inc.の発明では、コンポーネント間をportにより接続し、port間を流れるメッセージを定義することにより、プログラムを開発する方法について述べられている。(以上、従来技術1)
United States Patent 5,850,548 System and methods for visual programming based on a high-level hierarchical data flow model, Williams; David Mark, November 14, 1994
データの入力画面を伴う計算機上のアプリケーションの開発において、データの入力領域を開発画面上に貼り付けることにより、入力画面を開発する方法は知られている。
また、従来技術1に述べたとおり、画面に限らず、コンポーネントの組合せによりプログラム(アプリケーション)を開発する方法は広く知られている。
ただし、従来技術1では、画面に関連するデータの階層などの構造は定義及び管理できないため、画面の一部を保存する場合に、入力領域に対応するデータを、その構造と共に保存し、再利用することはできない。
本発明は、画面上で選択された入力領域、データ構造及びプログラムを一組の部品として登録するときに、その部品の再利用性を検証することを可能とすることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の電子帳票部品開発方法は、データの入力領域に対応するデータ項目の階層構造と前記入力領域に関連するプログラムとを記憶する記憶部と、情報を処理する処理部とを含んで構成されるコンピュータによる電子帳票部品開発方法であって、前記処理部が、部品化の対象として、一つ以上の入力領域を選択する入力領域選択処理と、当該入力領域選択処理によって選択された入力領域に対応するデータ項目の階層構造を、前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して分析し、当該データ項目の階層構造を維持するために必要なデータ項目及び入力領域をリストアップするデータ構造検証処理と、前記入力領域選択処理により選択された入力領域及び前記データ構造検証処理により追加された入力領域に関連する前記プログラムが、部品化後も正常に動作するか否かを検証する関連プログラム検証処理とを実行する方法とした。
このような方法によれば、コンピュータの処理部は、選択された入力領域に対応するデータ項目の階層構造を分析し、データ構造の階層構造を維持するために必要なデータ項目及び入力領域をリストアップし、選択または追加された入力領域に関連するプログラムが、部品化後も正常に動作するか否かを検証することが可能となる。
本発明によれば、データの入力画面を伴う計算機上のアプリケーションの開発において、入力画面の中から、入力領域、データ構造及びプログラムを一組の部品として登録するときに、その部品の再利用性を検証できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に、本発明の電子帳票部品開発方法のフローチャートを示す。
電子帳票部品開発方法は、開発者が帳票の設計画面から選択した部品化の対象(入力領域)を入力する入力領域選択処理S101(コントロール選択処理S101)と、コントロール選択処理S101において選択されたコントロールに関連したデータの構造が、部品に適しているか否か検証するデータ構造検証処理S102と、データ構造検証処理S102の処理結果に基づき、開発者にコントロール選択に関する選択を促がすメッセージを、後記するコンピュータのディスプレイなどの出力装置1150上に表示するデータ構造メッセージ表示処理S103と、データ構造メッセージ表示処理S103のメッセージを開発者が承認するか否かにより以降の処理を振り分ける処理S104と、データ構造検証処理S102において検証されたコントロールに関連したプログラムが、部品として切り出され、他の帳票にコピーされた場合に正しく動作するか否か検証する関連プログラム検証処理S105と、関連プログラム検証処理S105において検証された関連プログラムを部品の構成要素として登録する部品登録処理S110とを含んで構成される。コントロールについての説明は、後記する。
図2に、本発明の電子帳票部品開発方法をコンピュータ上で実現した例を示す。
図2において、電子帳票部品開発装置1100は、中央処理装置1110(処理部1110)と、メインメモリ1120(記憶部1120)と、記憶装置1130と、入力装置1140と、出力装置1150とを含んで構成される。中央処理装置1110は、メインメモリ1120中の帳票表示/加工プログラム1121の指令を受け、記憶装置1130の帳票定義テーブル1131及び部品定義テーブル1132を参照して、これらのテーブルに蓄積された帳票定義や部品の中から、入力装置1140を経て選択されたものを出力装置1150上に表示する。また、開発者が入力装置1140により、部品化の対象をドラッグし、部品パレットにドロップすると、データ構造検証プログラム1122、関連プログラム検証プログラム1123が実行される。ここで、データ構造検証プログラム1122は、データ構造を検証する処理(例えば、図1におけるS101〜S104の処理)について記載されたものであり、関連プログラム検証プログラム1123は、関連プログラムを検証する処理(例えば、図1におけるS105以降の処理、または図10におけるS106〜S109の処理)について記載されたものである。図10は本発明の変更例の処理の流れを示したフローチャートであり、変更例については後記する。
このように、本発明の電子帳票部品開発方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶装置1130にインストールし、中央処理装置1110がそのプログラムをメインメモリ1120上にロードし、実行することによって、電子帳票部品開発装置1100(例えば、図1、図5、図7、図10、図11に記載された各処理を行う装置)を実現することが可能である。
図3は、図2における入力装置1140を経て選択され、電子帳票部品開発装置1100に入力されるデータ(申請データ)の例を示すものである。
申請データ205は、図3に示す通り、開始タグと、終了タグ及び、それらに囲まれたデータとを含んで構成される。「/」で始まるタグが終了タグであり、それ以外が開始タグである。申請データ205の場合、</氏名>、</住所>などは、終了タグであり、<氏名>、<住所>などは開始タグである。
開始タグとこれに対応する終了タグに囲まれた特定のデータをメンバと呼ぶ。また、メンバ名とはメンバがどのようなデータであるかを示すための識別子であり、管理者がメンバの内容から任意のメンバ名をつけてもよいし、そのメンバの開始タグの情報をメンバ名としてもよい。
また、画面203の氏名欄に日立太郎と入力すると、申請データ205は、
<氏名>日立太郎</氏名>
となる。この例は、日立太郎が氏名であることを示す。
また、申請データの中から開始タグのみを抽出し、申請データの階層構造を再現したものをメンバ一覧と呼ぶ。図4において、符号301によって示された一覧がメンバ一覧である。メンバ一覧は、メンバから構成され、開始タグとメンバは1対1に対応する。
メンバ一覧301は、次に示すような申請データに対応する。
<root>
<年月日>
<年></年>
<月></月>
<日></日>
</年月日>
<申請者>
<氏名></氏名>
<住所></住所>
</申請者>
</root>
メンバ一覧は、階層構造を持てるため、親子関係を持ったメンバが存在する。メンバ一覧301において、<年>は、<年月日>の子メンバであり、<年月日>は、<年>、<月>、<日>の親メンバである。子メンバを有しないメンバは、帳票に入力されるデータの項目名である。子メンバを有するメンバは、子メンバを総括するグループである。
次に、図1の各処理について、図4を参照して詳しく説明する。
最初にコントロール選択処理S101について説明する。
図4に、開発者がコントロール入力処理をおこなう計算機上のユーザインタフェースを示す。ここでコントロールとは、帳票のデータ入力部分のGUI(Graphical User Interface)のことである。
図4は、帳票及び部品の設計画面である。
帳票及び部品の設計画面は、メンバ一覧ウィンドウ301と、帳票コントロール一覧ウィンドウ302と、帳票設計ウィンドウ303とを含んで構成される。また、これらのウィンドウとは別に、部品パレットウィンドウ304が表示される。
帳票設計ウィンドウ303において、斜線部分が帳票コントロールであり、帳票コントロール一覧ウィンドウ302に、その一覧が表示されている。例えば、帳票コントロール一覧ウィンドウ302のCID_EF_Yは、303における「年」の左隣のコントロールの名称である。
メンバ一覧ウィンドウ301には、申請データ205(図13参照)のメンバ名が表示される。メンバ一覧ウィンドウにおいて、「年」、「月」、「日」など、子メンバを持たないメンバは、コントロールと対応付けられる。「年月日」、「申請者」など、子メンバを持つメンバは、コントロールと対応付けられない。例えば、「年」メンバは、CID_EF_Yコントロールと対応付けられているが、「年月日」メンバに対応付けられるコントロールは存在しない。
部品パレットウィンドウ304は、一つ以上のコントロールを組み合わせた部品の格納庫の役割を果たすものである。部品パレットウィンドウ304は、部品一覧ウィンドウ305、プレビューウィンドウ306、プロパティウィンドウ307などから構成される。
部品一覧ウィンドウ305には、格納された部品の一覧が表示される。
プレビューウィンドウ306には、マウスなどのポインティングデバイスにより、部品一覧ウィンドウ305上で選択された部品が表示される。
プロパティウィンドウ307には、同様にマウスなどのポインティングデバイスにより、部品一覧ウィンドウ305上で選択された部品の属性が表示される。属性には、部品名、部品の幅、部品の高さなどが含まれる。
コントロール選択処理S101とは、図4の帳票設計ウィンドウ303において、マウスなどのポインティングデバイスにより、開発者が一つ以上の帳票コントロールをドラッグし、部品パレットウィンドウ上に、ドロップすることによって、コントロールを入力する処理のことである。
図4の例では、帳票設計ウィンドウ303において、月の左隣のコントロール(帳票コントロール一覧302のCID_EF_Mに対応)と、日の左隣のコントロール(帳票コントロール一覧302のCID_EF_Dに対応)とを部品パレットにドラッグ&ドロップしている。帳票設計ウィンドウ303上で帳票コントロールをドラッグすると、帳票コントロール一覧ウィンドウ302上で、対応するコントロール名と、メンバ一覧ウィンドウ301上の対応するメンバ名に下線が引かれる。
次に、図5を用いて、データ構造検証処理S102について説明する。
データ構造検証処理S102では、メンバの階層構造を維持することが、部品の再利用性を高めると判断し、コントロール選択処理S101において入力されたメンバが、階層構造を維持しているか否か検証し、維持していない場合には、メンバ追加による修正案を作成する。階層構造の維持とは、あるメンバの子メンバを全て含むことを意味する。
修正案を作成する過程を、フローチャートを用いて説明する。
データ構造検証処理S102は、親メンバ選択処理S401と、親メンバ選択処理S401において選択されたメンバの親が全て同一であるか確認する処理S402と、子メンバ追加処理S403と、共通メンバ選択処理S405と、子孫メンバ追加処理S406とを含んで構成される。
以下、各処理について、図4に示した例を用いて説明する。
図4において、コントロールとして「月」と「日」のメンバが選択されたものとする。
まず、親メンバ選択処理S401について説明する。
親メンバ選択処理S401は、コントロール選択処理S101において入力された全てのメンバの親メンバを検索する。ここでは、親メンバ選択処理S401によって、「月」メンバの親として「年月日」、「日」メンバの親として「年月日」が選択される。
次に、処理S402について説明する。
処理S402は、親メンバ選択処理S401で選択した全ての親メンバのパス名が同一か否か検証する。ここで、「月」メンバの親メンバ「年月日」のパス名は、root/年月日であり、「日」メンバの親メンバ「年月日」のパス名は、root/年月日である。
この場合、パス名が同一とみなし、子メンバ追加処理S403に進む。
子メンバ追加処理S403について説明する。
子メンバ追加処理S403は、処理S402で検証した同一の親メンバの子メンバの中で、コントロール選択処理S101で入力されなかったメンバが存在する場合、そのメンバを追加メンバとして追加する。ここでは、「年」メンバを追加する。本例の場合、「年」メンバは、子孫を持っていないが、子孫を持っている場合には、その子孫も追加する。
次に、メンバ対応入力領域追加処理S404(メンバ対応コントロール追加処理S404)について説明する。メンバ対応コントロール追加処理S404では、子メンバ追加処理S403で追加された子メンバに対応する帳票コントロールを部品化の対象に追加する。ただし、追加された子メンバの中で、対応する帳票コントロールが存在しないメンバに関しては追加しない。本例の場合、「年」メンバに対応する帳票コントロールである「CID_EF_Y」を追加する。
次に、共通メンバ選択処理S405について説明する。
図4は、「月」メンバと、「日」メンバとを入力した場合について示したものであり、共通メンバ選択処理S405に進まない場合について示したものであるが、仮に、先に選択されていた「月」メンバ、「日」メンバに加え、「氏名」メンバも、コントロール選択処理S101において入力されたとする。
この場合、「氏名」メンバの親メンバは、「申請者」であり、そのパス名は、
root/申請者
であるので、「日」メンバ及び「月」メンバの親メンバである「年月日」のパス名
root/年月日
とは異なるため、処理S402の結果、共通メンバ選択処理S405に進む。
共通メンバ選択処理S405は、処理S402で検証した全ての親メンバパスの中で、共通でかつ、最下層のメンバを選択する。
この例では、rootの直下が「年月日」と「申請者」となり異なるため、「root」を共通メンバとして選択し、子孫メンバ追加処理S406に進む。
子孫メンバ追加処理S406について説明する。
子孫メンバ追加処理S406は、メンバ対応コントロール追加処理S404で選択した共通メンバの子孫メンバの中で、コントロール選択処理S101において入力されていなかったメンバが存在する場合、そのメンバを追加メンバとして追加する。
本例の場合、「年月日」、「年」、「申請者」、「住所」のメンバが、追加メンバとして追加される。メンバ対応コントロール追加処理S404では、「年」、「住所」に対応する帳票コントロールが追加される。「年月日」、「申請者」に対応する帳票コントロールは存在しないため、追加されない。
次に、データ構造メッセージ表示処理S103について説明する。
データ構造メッセージ表示処理S103は、処理S102の結果に基づき、コントロール選択処理S101により選択されたコントロールに追加すべきコントロールを計算機のディスプレイ上のウィンドウに提示し、開発者に選択を促がす。図6に本例の具体的なメッセージを示す。本ウィンドウには、「はい」「いいえ」の二つのボタンが表示され、開発者は、マウス等のポインティングデバイスにより、どちらか一方を選択できる。開発者が、「はい」、「いいえ」のいずれかを選択すると、処理S104に進む。
次に、処理S104について説明する。
処理S104は、データ構造メッセージ表示処理S103において表示されるウィンドウ上で「はい」が選択された場合には、データ構造メッセージ表示処理S103のウィンドウ上に表示されたコントロールを部品化の対象に追加し、関連プログラム検証処理S105に進む。「いいえ」が選択された場合、部品化の処理を終了する。
次に、関連プログラム検証処理S105について説明する。
帳票の中には、入力データの検証、入力データを用いた計算などのプログラムを埋め込むことができる。例えば、図4に示す例の場合、請求年月日に入力されたデータをカレンダーと比較し、実際に存在する年月日か否か検証するプログラムを埋めこみ、データの送信時に起動できる。関連プログラム検証処理S105では、帳票の中から一部のコントロールを選択し、部品として登録する場合、選択したコントロールに関連付けられているプログラムが正常に動作するか否か検証し、正常に動作しない場合には、追加すべきコントロールを選択する。
以下、図7に示すフローチャートを用いて詳しく説明する。
関連プログラム検証処理S105は、関連プログラム選択処理S601と、処理S602と、終了確認処理S603と、関連プログラム削除処理S604とを含んで構成される。
関連プログラム選択処理S601は、コントロール選択処理S101で入力されたコントロールとデータ構造判別処理の結果、追加されたコントロールに関して、関連付けられているプログラムをリストアップし、重複しているものは、一つになるように削除する。
処理S602は、関連プログラム選択処理S601でリストアップした各プログラムについて、その入出力変数が全て、部品化の対象である帳票コントロールであるか否か検証する。全て部品化の対象である帳票コントロールである場合には、終了確認処理S603に進み、部品化の対象である帳票コントロール以外のコントロールが含まれる場合には、関連プログラム削除処理S604に進む。
終了確認処理S603は、関連プログラム選択処理S601でリストアップされた全ての関連プログラムについて、入出力変数検証処理S602が実行されていれば処理を終了し、それ以外の場合には、入出力変数検証処理S602を未実施の関連プログラムについて、処理S602を実行する。
関連プログラム削除処理S604は、処理S602において検証していた関連プログラムを部品化の対象から削除する。
最後に部品登録処理S110は、処理S105において作成された部品を部品パレット304(図4参照)に登録する。部品に関する情報は、部品パレット304(図4参照)、つまり後記する記憶装置1130(図2参照)に、図9に示すフォーマットで格納される。また、部品の実体に関しては、後記する記憶装置1130(図2参照)内の部品定義テーブル1132(図12参照)の部品カラムに格納される。
図9に示すとおり、部品に関する情報は、表示部801と、データ構造部802と、制約条件部803と、関連プログラム部804とを含んで構成される。
表示部801は、部品を構成する帳票コントロールの表示位置など、表示に関する情報が記述される。<xforms:input ref>タグにより、次に述べるデータ構造部802のデータ項目と対応付けられる。図9に示す例では、「年」に対応するコントロールの情報が記述されている。
データ構造部802には、部品のデータ構造が記述される。
制約条件部803は、帳票コントロールのプロパティに設定される、最大値、最小値などの制約条件が記述される。図9に示す例では、「年」に入力可能な数値は、Integer型で、最小値は2005、最大値は2008であることを示す。
関連プログラム部804は、部品の帳票コントロールに割り当てられた関連プログラムに関する情報が記述される。図9に示す例では、「年」「月」「日」に入力された値が実在するか否か検証するプログラムである「Day_existence_check」が、「CID_EF_Y」「CID_EF_M」「CID_EF_D」の三つのコントロールに入力された値を入力パラメータとすることを示す。
以上説明したように、本発明によって再利用性の高い表示イメージとデータ構造を保持した部品を抽出できる。
そして、本発明を利用して開発した部品を利用することにより、入力画面の開発効率を改善すると共に、入力画面の開発に必要な技術レベルを下げることもできる。また、入力画面の品質を一定に保てるという効果もある。
図12に、図2に示す記憶装置1130に格納された帳票定義テーブル1131及び部品定義テーブル1132の例を示す。
帳票定義テーブル1131は、帳票定義ID、帳票名称、帳票などのカラムから構成される。帳票定義IDカラムは、帳票を一意に特定する番号である。帳票名称カラムは、帳票の名称である。帳票カラムは、バイナリ形式の帳票データを格納するものである。帳票カラムに格納される帳票は、帳票IDや帳票名称から特定され、帳票定義テーブル1131から読み出されて使用される。また、ここでは、帳票カラムには、帳票の実体を格納することとしたが、帳票の実体が格納されている場所を示すアドレス情報を格納することとしてもよい。この場合、帳票を使用する際には、アドレス情報が示す場所から帳票の実体を取り出して使用することになる。
部品定義テーブル1132は、部品ID、部品名称、部品種別、部品などのカラムから構成される。部品IDカラムは、部品を一意に特定する番号である。部品名称カラムは、部品の名称である。部品種別カラムは、部品の種類を表す。ここで、Cは、コントロール部品を表し、これは本実施形態で説明した、コントロール、データ構造及び関連プログラムを一組とした部品を表す。この他、関連プログラムのみの部品も考えられる。
部品カラムは、その部品の実体であるXML(eXtensible Markup Language)データやバイナリデータを格納するものである。部品カラムに格納される部品は、部品IDや部品名称から特定され、部品定義テーブル1132から読み出されて使用される。また、ここでは、部品カラムには、部品の実体を格納することとしたが、部品の実体が格納されている場所を示すアドレス情報を格納することとしてもよい。この場合、部品を使用する際には、アドレス情報が示す場所から部品の実体を取り出して使用することになる。
以上の実施例は以下のように変更して実施することも可能である。
第1の変更例として、図1において、関連プログラム検証処理S105の内容を変更する場合が考えられる。
図1においては、関連プログラム検証処理S105は、関連プログラムを正常に動作させるために新たなコントロールの追加が必要な場合には、削除している。以下の例では、関連プログラムを正常に動作させるために追加が必要なコントロールをリストアップし、関連プログラムと、それに関連して追加が必要なコントロールを部品に追加するか否か、開発者が選択可能とする。
本変更内容のフローチャートを、図10に示す。
図10は、図1と比べ、処理S106、関連プログラムメッセージ表示処理S107、処理S108、関連プログラム追加処理S109が追加されている。また、関連プログラム検証処理S105の内容も変更されている。変更後の処理S105のフローチャートを、図11に示す。
まず、図10における変更部分について説明する。
処理S106は、関連プログラム検証処理S105でリストアップした関連プログラムの中で未処理のプログラムが存在するか否かを確認する。未処理のプログラムが存在する場合には、関連プログラムメッセージ表示処理S107を実行し、それ以外の場合には、部品登録処理S110を実行する。
関連プログラムメッセージ表示処理S107では、関連プログラム検証処理S105において登録された関連プログラムと、各関連プログラムの追加に伴い追加する必要のある帳票コントロールとを一組とし、計算機のディスプレイ上のウィンドウに提示し、開発者に選択を促す。図8に本例の具体的なメッセージを示す。本ウィンドウには、「はい」、「いいえ」の二つのボタンが表示され、開発者は、マウス等のポインティングデバイスにより、どちらか一方を選択できる。開発者が、「はい」、「いいえ」のいずれかを選択すると、処理S108に進む。
図8に示す通り、関連プログラムメッセージ表示処理S107で表示されるメッセージは、例えば、プログラム名称の追加を問うメッセージと、プログラムの追加に伴い追加される帳票コントロール名を示すメッセージとが表示される。ただし、本例では、プログラムの追加に伴い追加される帳票コントロールは存在しない。
次に、処理S108について説明する。
処理S108は、関連プログラムメッセージ表示処理S107のウィンドウ上で「はい」が選択された場合には、関連プログラム追加処理S109に進み、「いいえ」が選択された場合には、処理S106を実行する。
次に、関連プログラム追加処理S109について説明する。
関連プログラム追加処理S109は、処理S108で「はい」と回答された関連プログラムを、そのプログラムの引数となる帳票コントロールと共に、部品化の対象に追加する。この場合、帳票コントロールに対応付けられたメンバも部品化の対象に追加される。関連プログラムとその引数となる帳票コントロールとの関係については、追加入力領域登録処理S1002(追加コントロール登録処理S1002)において登録されている情報を参照する。
次に、図11を用いて、変更後の関連プログラム検証処理S105について説明する。
図11の処理フローは、図7の処理フローと比べ、処理S602の結果がNoの場合に、関連プログラム削除処理S604の代わりに、入力領域追加処理S1001(コントロール追加処理S1001)、データ構造検証処理S102、追加コントロール登録処理S1002を実行する。
コントロール追加処理S1001は、処理S602においてNoに該当する場合、選択されたコントロールを、部品化の対象に追加し、データ構造検証処理S102は、コントロール追加処理S1001が追加したコントロールに関して、データ構造の検証を実行する。
データ構造検証処理S102については、先に説明した通りである。
追加コントロール登録処理S1002は、コントロール追加処理S1001及びデータ構造検証処理S102により、新たに追加された帳票コントロールと、関連プログラムとを一組として登録する。
第2の変更例として、図10において、関連プログラムメッセージ表示処理S107を実行せずに、関連プログラム追加処理S109において、関連プログラムの追加に伴い新たに追加が必要な帳票コントロールと、メンバを全て追加する方法も考えられる。これは、開発者が全ての関連プログラムに関して、関連プログラムメッセージ表示処理S107において表示される図8の画面上で「はい」を押下した場合と同じ結果になる。
次に、第3の変更例について図13を用いて説明する。
ここで説明する第3の変更例における本電子申請システムは、クライアント202とサーバ206とを含んで構成される。
また、サーバ206は、ユーザプログラム207と電子帳票サーバ210とを含んで構成され、ユーザプログラム207は、帳票生成プログラム208とデータ受信プログラム209とを含んで構成される。
まず、申請者201が、特定の帳票を呼出す。すると、帳票生成プログラム208が、電子帳票サーバ210に対して、指定された帳票を要求する。帳票生成プログラム208は、電子帳票サーバ210から受け取った帳票204をクライアント202に送信する。
帳票204は、クライアント202の画面上で、画面203の形式で表示される。
申請者201は、画面203上で、氏名、住所、申請内容を入力した上で、送信ボタンを押下する。すると、申請データ205がサーバ206に送信される。
データ受信プログラム209は、申請データ205を受信し、電子帳票サーバ210が提供する機能を利用して、入力漏れなどがないか、検証し、申請データ205を、記憶装置1130に格納する。
このように、本電子申請システムは、クライアント202とサーバ206とを含む構成として実現することも可能である。
クライアント202のハードウェア構成については図示しないが、図2に示した電子帳票部品開発装置1100のように、中央処理装置、メインメモリ、記憶装置、入力装置、出力装置などを備えた構成である。そして、記憶装置中にクライアント202の処理が記載されたプログラムが格納されており、中央処理装置は、そのプログラムをメインメモリに読み込み、メインメモリ中のプログラムから指令を受け、クライアント202の処理を実行する。
また、サーバ206のハードウェア構成についても図示しないが、図2に示した電子帳票部品開発装置1100のように、中央処理装置、メインメモリ、記憶装置、入力装置、出力装置などを備えた構成である。そして、記憶装置中にサーバ206の処理が記載されたプログラムが格納されており、中央処理装置は、そのプログラムをメインメモリに読み込み、メインメモリ中のプログラムから指令を受け、サーバ206の処理を実行する。メインメモリ中のプログラムには、クライアント202とデータを送受信するためのプログラム(帳票生成プログラム208、データ受信プログラム209など)がさらに含まれる構成となる。
以上、本発明によれば、データの入力画面を伴う計算機上のアプリケーションの開発において、入力画面の中から、表示イメージと、データ構造と、プログラムとを一組の部品として登録するときに、その部品の再利用性を検証できる。
そして、本発明を利用して開発した部品を利用することにより、入力画面の開発効率を改善すると共に、入力画面の開発に必要な技術レベルを下げることもできる。また、入力画面の品質を一定に保つこともできる。
さらに、本発明における部品をXMLで表記することにより、XMLの構造さえ揃えば、異なる開発ツールで開発した部品も流用することが可能になる。しかし、本発明における部品は、XMLによる表記に限定されない。例えば、SGML(Standard Generalized Mark-up Language)や、HTML(HyperText Markup Language)、SOAP(Simple Object Access Protocol)など、プログラムと連携可能な階層構造を有するマークアップ言語等を用いて部品を表記すれば、本発明を実施することが可能である。
本発明の部品開発方法の全体を示したフローチャートである。 本発明の部品開発方法のコンピュータ上の実装図である。 本発明の部品開発装置に入力される申請データの説明図である。 本発明の部品開発方法を適用する、部品及び帳票を開発するユーザインタフェースである。 本発明の部品開発方法を構成するデータ構造検証処理のフローチャートである。 本発明の部品開発方法を構成するデータ構造メッセージ表示処理のユーザインタフェースである。 本発明の部品開発方法を構成する関連プログラム検証処理のフローチャートである。 本発明の部品開発方法を構成する関連プログラムメッセージ表示処理のユーザインタフェースである。 本発明の部品開発方法により開発される部品のフォーマットである。 本発明の第1の変更例の全体を示すフローチャートである。 本発明の第1の変更例における関連プログラム検証処理のフローチャートである。 本発明の部品開発方法が利用する帳票定義と部品を格納するテーブルの例である。 本発明の第3の変更例における部品開発方法を利用して開発された帳票の運用形態の説明図である。
符号の説明
801 表示部
802 データ構造部
803 制約条件部
804 関連プログラム部
S101 入力領域入力処理(コントロール入力処理)
S102 データ構造検証処理
S103 データ構造メッセージ表示処理
S105 関連プログラム検証処理
S107 関連プログラムメッセージ表示処理
S109 関連プログラム追加処理
S110 部品登録処理
S401 親メンバ選択処理
S403 子メンバ追加処理
S404 メンバ対応入力領域追加処理(メンバ対応コントロール追加処理)
S405 共通メンバ選択処理
S406 子孫メンバ追加処理
S601 関連プログラム選択処理
S602 入出力変数検証処理
S603 終了確認処理
S604 関連プログラム削除処理
S605 追加コントロール登録処理
S1002 コントロール追加処理
1100 電子帳票部品開発装置
1110 処理部(中央処理装置)
1120 記憶部(メインメモリ)
1140 入力装置
1150 出力装置

Claims (16)

  1. データの入力領域に対応するデータ項目の階層構造と前記入力領域に関連するプログラムとを記憶する記憶部と、情報を処理する処理部と
    を含んで構成される電子帳票部品開発装置であって、
    前記処理部は、
    部品化の対象として、一つ以上の入力領域を選択する入力領域選択処理と、
    当該入力領域選択処理によって選択された入力領域に対応するデータ項目の階層構造を、前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して分析し、当該データ項目の階層構造を維持するために必要なデータ項目及び入力領域をリストアップするデータ構造検証処理と、
    前記入力領域選択処理により選択された入力領域及び前記データ構造検証処理により追加された入力領域に関連する前記プログラムが、部品化後も正常に動作するか否かを検証する関連プログラム検証処理と
    を実行することを特徴とする電子帳票部品開発装置。
  2. 前記処理部は、前記データ構造検証処理において、
    前記入力領域選択処理において選択された、前記入力領域に対応するデータ項目の親に相当するデータ項目を、前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して選択する親メンバ選択処理
    を実行し、
    前記親メンバ選択処理において選択された前記データ項目が同一であるか否かを判定し、
    前記判定において、同一と判定された場合には、
    当該データ項目の子孫に相当するデータ項目のうち、前記入力領域選択処理において選択されていないデータ項目を部品化の対象に追加する子メンバ追加処理
    を実行し、
    前記判定において、異なると判定された場合には、
    前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して前記階層構造を親のほうに遡ることにより、共通のデータ項目を検索する共通メンバ選択処理と、
    当該共通メンバ選択処理において検索された前記データ項目から、前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して前記階層構造を子のほうに辿り、前記入力領域選択処理において選択されていないデータ項目を部品化の対象に追加する子孫メンバ追加処理と
    を実行し、
    当該子メンバ追加処理または当該子孫メンバ追加処理により追加された前記データ項目に対応付けられた入力領域を部品化の対象に追加するメンバ対応入力領域追加処理
    を実行することを特徴とする請求項1に記載の電子帳票部品開発装置。
  3. 前記処理部は、前記関連プログラム検証処理において、
    前記入力領域及び前記データ構造検証処理により追加された入力領域に関連する前記プログラムをリストアップする関連プログラム選択処理
    を実行し、
    当該関連プログラム選択処理において選択された各プログラムに対するすべての入力変数が、前記入力領域選択処理により選択された入力領域または前記データ構造検証処理により追加された入力領域に含まれるか否かを判定し、
    前記判定において、含まれないと判定された場合には、
    当該プログラムをリストから削除する関連プログラム削除処理
    を実行することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子帳票部品開発装置。
  4. 前記処理部は、前記関連プログラム検証処理において、
    前記入力領域及び前記データ構造検証処理により追加された入力領域に関連する前記プログラムをリストアップする関連プログラム選択処理
    を実行し、
    当該関連プログラム選択処理において選択された各プログラムに対するすべての入力変数が、前記入力領域選択処理により選択された入力領域または前記データ構造検証処理により追加された入力領域に含まれるか否かを判定し、
    前記判定において、含まれないと判定された場合には、
    不足している入力領域を追加する入力領域追加処理と、
    当該追加した入力領域に対応するデータ項目の階層構造を、前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して分析し、当該データ項目の階層構造を維持するために必要なデータ項目及び入力領域をリストアップするデータ構造検証処理と、
    当該データ構造検証処理においてリストアップされた当該入力領域と対応するデータ項目を部品化の対象に追加する追加入力領域登録処理と
    を実行することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子帳票部品開発装置。
  5. 前記電子帳票部品開発装置は、出力装置をさらに備え、
    前記処理部は、前記データ構造検証処理の結果に基づき、前記出力装置を介して、追加すべき入力領域と、当該入力領域に対応するデータ項目とを表示し、当該入力領域を部品化の対象に加えるか否かを入力するデータ構造メッセージ表示処理
    を実行し、
    当該データ構造メッセージ表示処理において、
    部品化の対象に加える旨を入力した場合には、前記関連プログラム検証処理に進み、
    部品化の対象に加えない旨を入力した場合には、部品化の処理を終了すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の電子帳票部品開発装置。
  6. 前記電子帳票部品開発装置は、出力装置をさらに備え、
    前記処理部は、前記関連プログラム検証処理の結果に基づき、前記出力装置を介して、プログラムごとに、追加すべき入力領域を表示し、当該入力領域を部品化の対象に加えるか否かを入力する関連プログラムメッセージ表示処理
    を実行し、
    当該関連プログラムメッセージ表示処理において、
    部品化の対象に加える旨を入力した場合には、前記プログラムに関連する入力領域とデータ項目とを部品化の対象に加える関連プログラム追加処理
    を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の電子帳票部品開発装置。
  7. 前記記憶部のデータ項目は、XML(eXtensible Markup Language)によって記述されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の電子帳票部品開発装置。
  8. データの入力領域に対応するデータ項目の階層構造と前記入力領域に関連するプログラムとを記憶する記憶部と、情報を処理する処理部と
    を含んで構成されるコンピュータによる電子帳票部品開発方法であって、
    前記処理部は、
    部品化の対象として、一つ以上の入力領域を選択する入力領域選択処理と、
    当該入力領域選択処理によって選択された入力領域に対応するデータ項目の階層構造を、前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して分析し、当該データ項目の階層構造を維持するために必要なデータ項目及び入力領域をリストアップするデータ構造検証処理と、
    前記入力領域選択処理により選択された入力領域及び前記データ構造検証処理により追加された入力領域に関連する前記プログラムが、部品化後も正常に動作するか否かを検証する関連プログラム検証処理と
    を実行することを特徴とする電子帳票部品開発方法。
  9. 前記処理部は、前記データ構造検証処理において、
    前記入力領域選択処理において選択された、前記入力領域に対応するデータ項目の親に相当するデータ項目を、前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して選択する親メンバ選択処理
    を実行し、
    前記親メンバ選択処理において選択された前記データ項目が同一であるか否かを判定し、
    前記判定において、同一と判定された場合には、
    当該データ項目の子孫に相当するデータ項目のうち、前記入力領域選択処理において選択されていないデータ項目を部品化の対象に追加する子メンバ追加処理
    を実行し、
    前記判定において、異なると判定された場合には、
    前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して前記階層構造を親のほうに遡ることにより、共通のデータ項目を検索する共通メンバ選択処理と、
    当該共通メンバ選択処理において検索された前記データ項目から、前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して前記階層構造を子のほうに辿り、前記入力領域選択処理において選択されていないデータ項目を部品化の対象に追加する子孫メンバ追加処理と
    を実行し、
    当該子メンバ追加処理または当該子孫メンバ追加処理により追加された前記データ項目に対応付けられた入力領域を部品化の対象に追加するメンバ対応入力領域追加処理
    を実行することを特徴とする請求項8に記載の電子帳票部品開発方法。
  10. 前記処理部は、前記関連プログラム検証処理において、
    前記入力領域及び前記データ構造検証処理により追加された入力領域に関連する前記プログラムをリストアップする関連プログラム選択処理
    を実行し、
    当該関連プログラム選択処理において選択された各プログラムに対するすべての入力変数が、前記入力領域選択処理により選択された入力領域または前記データ構造検証処理により追加された入力領域に含まれるか否かを判定し、
    前記判定において、含まれないと判定された場合には、
    当該プログラムをリストから削除する関連プログラム削除処理
    を実行することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の電子帳票部品開発方法。
  11. 前記処理部は、前記関連プログラム検証処理において、
    前記入力領域及び前記データ構造検証処理により追加された入力領域に関連する前記プログラムをリストアップする関連プログラム選択処理
    を実行し、
    当該関連プログラム選択処理において選択された各プログラムに対するすべての入力変数が、前記入力領域選択処理により選択された入力領域または前記データ構造検証処理により追加された入力領域に含まれるか否かを判定し、
    前記判定において、含まれないと判定された場合には、
    不足している入力領域を追加する入力領域追加処理と、
    当該追加した入力領域に対応するデータ項目の階層構造を、前記記憶部のデータ項目の階層構造を参照して分析し、当該データ項目の階層構造を維持するために必要なデータ項目及び入力領域をリストアップするデータ構造検証処理と、
    当該データ構造検証処理においてリストアップされた当該入力領域と対応するデータ項目を部品化の対象に追加する追加入力領域登録処理と
    を実行することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の電子帳票部品開発方法。
  12. 前記コンピュータは、出力装置をさらに備え、
    前記処理部は、前記データ構造検証処理の結果に基づき、前記出力装置を介して、追加すべき入力領域と、当該入力領域に対応するデータ項目とを表示し、当該入力領域を部品化の対象に加えるか否かを入力するデータ構造メッセージ表示処理
    を実行し、
    当該データ構造メッセージ表示処理において、
    部品化の対象に加える旨を入力した場合には、前記関連プログラム検証処理に進み、
    部品化の対象に加えない旨を入力した場合には、部品化の処理を終了すること
    を特徴とする請求項8乃至請求項11に記載の電子帳票部品開発方法。
  13. 前記コンピュータは、出力装置をさらに備え、
    前記処理部は、前記関連プログラム検証処理の結果に基づき、前記出力装置を介して、プログラムごとに、追加すべき入力領域を表示し、当該入力領域を部品化の対象に加えるか否かを入力する関連プログラムメッセージ表示処理
    を実行し、
    当該関連プログラムメッセージ表示処理において、
    部品化の対象に加える旨を入力した場合には、前記プログラムに関連する入力領域とデータ項目とを部品化の対象に加える関連プログラム追加処理
    を実行することを特徴とする請求項8乃至請求項11に記載の電子帳票部品開発方法。
  14. 前記記憶部のデータ項目は、XML(eXtensible Markup Language)によって記述されていることを特徴とする請求項8乃至請求項13に記載の電子帳票部品開発方法。
  15. 請求項8乃至請求項14に記載の電子帳票部品開発方法をコンピュータに実行させるための電子帳票部品開発プログラム。
  16. 請求項15に記載の電子帳票部品開発プログラムを格納した記録媒体。
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