JP2010276962A - 画像形成装置、感光体カートリッジおよび押圧部材 - Google Patents

画像形成装置、感光体カートリッジおよび押圧部材 Download PDF

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Abstract

【課題】現像カートリッジが感光体カートリッジに対して着脱可能な構成において、現像カートリッジおよび感光体カートリッジのどちらかだけが画像形成装置本体に装着されることを早期かつ確実に防止できる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】ドラムカートリッジ18に設けられた押圧部材50は、ドラムカートリッジ18から現像カートリッジ19が離脱されたときに第1位置に位置し、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されたときに第2位置に位置する。本体ケーシング2の位置検出部67は、発光部68と受光部69とを含み、検出光が受光部69に受光されているか否かによって押圧部材50の位置を検出する。CPU90が、位置検出部67の検出結果に基づいて、押圧部材50が第2位置にある場合に、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されていると判断する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能であって現像カートリッジが着脱される感光体カートリッジ、および、現像カートリッジの現像ローラを感光体カートリッジの感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材に関する。
画像形成装置として、その本体フレームに対してプロセスユニットが着脱自在に装着されるレーザプリンタが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のレーザプリンタにおいて、プロセスユニットは、感光ドラムを備えて本体フレームに対して着脱される感光体カートリッジと、感光体カートリッジに対して着脱自在であってトナーを収容する現像カートリッジとを備えている。つまり、プロセスユニットは、感光体カートリッジと現像カートリッジとに分離可能である。
特許文献1に記載のレーザプリンタでは、感光体カートリッジと、感光体カートリッジに装着された現像カートリッジとが、まとまってプロセスユニットとなって、本体フレームに対して着脱される。
また、特許文献1に記載のレーザプリンタにおいて、現像カートリッジには、収容されたトナーを感光ドラムに供給する現像ローラが備えられており、また、感光体カートリッジの感光体フレームには、押圧部材として、現像ローラを感光ドラムへ向けて押圧するレバーが設けられている。
特開2005−49524号公報
特許文献1に記載のレーザプリンタでは、メンテナンスのためにプロセスユニットが本体フレームから離脱された場合に、プロセスユニットが感光体カートリッジと現像カートリッジとに分離されることがある。
そして、分離後に、不注意等によって、プロセスユニットが未完成の状態、つまり、プロセスユニットが感光体カートリッジと現像カートリッジとに分離されたままの状態で、感光体カートリッジおよび現像カートリッジのどちらかだけが、本体フレームに戻されるおそれがある。
また、プロセスユニットにおいて現像カートリッジを新しい現像カートリッジに交換する場合に、元からあった現像カートリッジとともに感光体カートリッジも廃棄してしまい、その後、感光体カートリッジの存在を忘れて、新品の現像カートリッジだけを本体フレームに装着するおそれもある。
これらの場合には、そのまま画像形成を実行しようとしても、ジャムが生じるので、その際に、感光体カートリッジおよび現像カートリッジのどちらかだけが本体フレームに装着されていることを把握できるが、ジャムが生じるまでのなるべく早い段階から、このような異常な状態が生じることを防止できると好ましい。
また、現像カートリッジが感光体カートリッジを介して本体フレームに対して着脱される構造上、感光体カートリッジだけが本体フレームに装着されているのか、または、現像カートリッジが正しく装着された感光体カートリッジが本体フレームに装着されているのかを本体フレーム側で正確に把握することは困難である。
そこで、本発明の目的は、現像カートリッジが感光体カートリッジに対して着脱可能な構成において、現像カートリッジおよび感光体カートリッジのどちらかだけが画像形成装置本体に装着されることを早期かつ確実に防止できる画像形成装置、感光体カートリッジおよび押圧部材を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置であって、装置本体と、静電潜像が形成される感光体ドラムを備え、前記装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジと、前記感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備え、前記感光体カートリッジに対して着脱可能な現像カートリッジと、前記感光体カートリッジに設けられ、前記感光体カートリッジから前記現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、前記感光体カートリッジに前記現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能であり、前記第2位置において前記現像ローラを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材と、前記装置本体に設けられ、検出光を発光する発光部と前記検出光を受光する受光部とを含み、前記検出光が前記受光部に受光されているか否かによって前記押圧部材の位置を検出する位置検出部と、前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記押圧部材が前記第2位置にある場合に、前記現像カートリッジが装着された前記感光体カートリッジが前記装置本体に装着されていると判断する判断部とを備えていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記位置検出部は、前記検出光が前記受光部によって受光されると、前記押圧部材が前記第2位置にあることを検出し、前記受光部は、前記発光部から隔離された位置に設けられ、前記感光体カートリッジおよび/または前記押圧部材に設けられ、前記押圧部材が前記第2位置に配置されると、前記検出光を前記受光部まで到達させる光路を形成する光路形成部材を備えていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記光路形成部材は、透明な材料で形成されており、前記押圧部材と一体化されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記光路形成部材は、前記感光体カートリッジに設けられる第1光路形成部材と、前記押圧部材に設けられる第2光路形成部材とを含み、前記押圧部材が前記第2位置に配置されると、前記検出光の進行方向において前記第1光路形成部材と前記第2光路形成部材とが並ぶことによって前記光路が形成されることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記位置検出部は、前記発光部から前記受光部までの前記検出光の光路が遮断されると、前記押圧部材が前記第2位置にあることを検出し、前記押圧部材は、前記第2位置に配置されると前記光路を遮断することを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記装置本体には、前記装置本体に装着された前記感光体カートリッジの前記押圧部材を受け入れる凹部が形成されており、前記位置検出部が、前記凹部に設けられていることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、静電潜像が形成される感光体ドラムを備え、画像形成装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジであって、前記感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備える現像カートリッジが着脱可能に装着され、前記感光体ドラムを支持する筐体と、前記筐体に設けられ、前記筐体から前記現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、前記筐体に前記現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能であり、前記第2位置において前記現像ローラを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材と、光が入射される入射面と、前記入射面から隔離された位置に設けられ、前記入射面に入射された光を出射する出射面と、前記入射面に入射された光を前記出射面へ向けて導く導光部とを含み、前記筐体および/または前記押圧部材に設けられた光路形成部材とを備えていることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、静電潜像が形成される感光体ドラムを備え、前記感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備える現像カートリッジが着脱可能に装着され、かつ、画像形成装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジに設けられ、前記感光体カートリッジに前記現像カートリッジが装着されたときに前記現像ローラを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材であって、光が入射される入射面と、前記入射面から隔離された位置に設けられ、前記入射面に入射された光を出射する出射面と、前記入射面に入射された光を前記出射面へ向けて導く導光部とを含む光路形成部材を備えていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、この画像形成装置では、感光体ドラムを備える感光体カートリッジが、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能であり、現像ローラを備える現像カートリッジが、感光体カートリッジに対して着脱可能である。
感光体カートリッジには、押圧部材が設けられている。押圧部材は、感光体カートリッジから現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、感光体カートリッジに現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能である。そして、押圧部材が、第2位置において現像ローラを感光体ドラムへ向けて押圧するので、現像ローラから感光体ドラムの静電潜像に対して現像剤を円滑に供給することができる。
装置本体には、位置検出部が設けられている。位置検出部は、検出光を発光する発光部と検出光を受光する受光部とを含み、検出光が受光部に受光されているか否かによって押圧部材の位置を検出する。ここで、位置検出部は、検出光を用いることにより、押圧部材に接触することなく押圧部材の位置を検出するので、押圧部材に接触する場合に比べて、接触による誤差の影響を受けることなく正確に押圧部材の位置を検出でき、また、押圧部材による押圧に位置検出部が影響を与えない。
そして、画像形成装置に備えられた判断部が、位置検出部の検出結果に基づいて、押圧部材が第2位置にある場合に、現像カートリッジが装着された感光体カートリッジが装置本体に装着されていると判断する。
これにより、現像カートリッジが装着された感光体カートリッジが装置本体に装着されているか否かを、感光体カートリッジが装置本体に装着された時点において速やかに判断できる。
そして、感光体カートリッジに現像カートリッジが装着されていないと、押圧部材が第2位置に位置しないことから、判断部は、感光体カートリッジに現像カートリッジが装着されていないこと(つまり、感光体カートリッジだけが装置本体に装着されていること)を確実に判断できる。
また、感光体カートリッジが装置本体に装着されずに、現像カートリッジだけが装置本体に装着されても、装置本体では、感光体カートリッジの押圧部材が存在しないことから押圧部材が第2位置にあるかがそもそもわからない。そのため、判断部は、現像カートリッジが装着された感光体カートリッジが装置本体に装着されていないこと(つまり、現像カートリッジだけが装置本体に装着されていること)を確実に判断できる。
以上の結果、現像カートリッジが感光体カートリッジに対して着脱可能な構成において、現像カートリッジおよび感光体カートリッジのどちらかだけが画像形成装置本体に装着されることを早期かつ確実に防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、受光部は、発光部から隔離された位置に設けられているので、発光部が発光した検出光が直接受光部に受光されることはない。
そして、位置検出部は、検出光が受光部によって受光されると、押圧部材が第2位置にあることを検出する。
ここで、感光体カートリッジおよび/または押圧部材には、光路形成部材が設けられている。光路形成部材は、押圧部材が第2位置に配置されると、検出光を受光部まで到達させる光路を形成する。つまり、このような光路形成部材を感光体カートリッジおよび/または押圧部材に設けるといった簡単な構成により、押圧部材が第2位置にあるときに検出光が受光部によって受光され、位置検出部は、押圧部材が第2位置にあることを検出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、透明な材料で形成された光路形成部材によって、光路を容易に形成することが出来る。そして、光路形成部材が押圧部材と一体化されているので、光路形成部材によって光路が形成されて検出光が受光部によって受光されるか否かによって、位置検出部は、押圧部材が第2位置にあるか否かを確実に検出することができる。また、押圧部材と光路形成部材とを一体化することで、部品点数の削減を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、光路形成部材は、感光体カートリッジに設けられる第1光路形成部材と、押圧部材に設けられる第2光路形成部材とを含んでいる。押圧部材が第2位置に配置されると、光路形成部材では、検出光の進行方向において第1光路形成部材と第2光路形成部材とが並び、このような単純な構成によって光路が確実に形成される。
請求項5に記載の発明によれば、位置検出部は、発光部から受光部までの検出光の光路が遮断されると、押圧部材が第2位置にあることを検出する。ここで、押圧部材が第2位置に配置されると、押圧部材自身が光路を遮断するので、位置検出部は、押圧部材が第2位置にあることを確実に検出することができる。
請求項6に記載の発明によれば、装置本体には、装置本体に装着された感光体カートリッジの押圧部材を受け入れる凹部が形成されているので、押圧部材が装置本体に引っ掛かることなく、感光体カートリッジを装置本体に対して円滑に着脱させることができる。
そして、位置検出部は、この凹部に設けられているので、周りに干渉されることなく、押圧部材の位置を検出することができる。
請求項7に記載の発明によれば、感光体ドラムを備えて画像形成装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジの筐体に対して、現像ローラを備える現像カートリッジが着脱可能に装着される。
ここで、筐体には、押圧部材が設けられている。押圧部材は、筐体から現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、筐体に現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能である。そして、押圧部材が、第2位置において現像ローラを感光体ドラムへ向けて押圧するので、現像ローラから感光体ドラムの静電潜像に対して現像剤を円滑に供給することができる。
ここで、筐体および/または押圧部材には、光路形成部材が設けられている。光路形成部材は、光が入射される入射面と、入射面に入射された光を出射する出射面と、入射面に入射された光を出射面へ向けて導く導光部とを含んでいる。
この場合、画像形成装置本体において、検出光を発光および受光する部材を設けておき、画像形成装置本体からの検出光が光路形成部材において入射面に入射されてから導光部によって出射面へ向けて導かれ、その後、出射面から出射された検出光が画像形成装置本体で受光できるようにしておく。これにより、押圧部材が第2位置にあるときに検出光が画像形成装置本体で受光されるか否かで、感光体カートリッジ側の情報、たとえば、画像形成装置本体に装着された感光体カートリッジにおいて、筐体に現像カートリッジが装着されているか否かといった情報を画像形成装置側で把握できる。その結果、現像カートリッジおよび感光体カートリッジ(現像カートリッジ以外の部分)のどちらかだけが画像形成装置本体に装着されることを早期かつ確実に防止できる。
請求項8に記載の発明によれば、感光体ドラムを備え、現像カートリッジが着脱可能に装着され、かつ、画像形成装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジには、押圧部材が設けられている。押圧部材は、感光体カートリッジに現像カートリッジが装着されたときに現像カートリッジの現像ローラを感光体ドラムへ向けて押圧するので、現像ローラから感光体ドラムの静電潜像に対して現像剤を円滑に供給することができる。
押圧部材は、光路形成部材を備えている。光路形成部材は、光が入射される入射面と、入射面に入射された光を出射する出射面と、入射面に入射された光を出射面へ向けて導く導光部とを含んでいる。
この場合、画像形成装置本体において、検出光を発光および受光する部材を設けておき、画像形成装置本体からの検出光が光路形成部材において入射面に入射されてから導光部によって出射面へ向けて導かれ、その後、出射面から出射された検出光が画像形成装置本体で受光できるようにしておく。これにより、光路形成部材によって検出光が画像形成装置本体で受光されるか否かで、感光体カートリッジ側の情報、たとえば、画像形成装置本体に装着された感光体カートリッジに現像カートリッジが装着されているか否かといった情報を画像形成装置側で把握できる。その結果、現像カートリッジおよび感光体カートリッジ(現像カートリッジ以外の部分)のどちらかだけが画像形成装置本体に装着されることを早期かつ確実に防止できる。また、押圧部材と光路形成部材とを一体化することで、部品点数の削減を図ることができる。
本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの一実施形態を示す模式的な側断面図である。 ドラムカートリッジの平面図である。 押圧部材を示しており、(a)は、斜視図であり、(b)は、右側面図であり、(c)は、(b)のB−B矢印断面図である。 (a)は、図2のA−A矢視断面図であって、ドラムカートリッジから現像カートリッジが離脱された状態を示しており、(b)は、(a)において、ドラムカートリッジに現像カートリッジが装着された状態を示している。 フィードユニットの斜視図である。 現像カートリッジだけが本体ケーシングに装着されたときの要部右側面図である。 図4に変形例1を適用した図である。 変形例1に係る押圧部材(第1位置)および光路形成部材を示しており、(a)は、右側面図であり、(b)は、背面図であり、(c)は、左側面図であり、(d)は、底面図であり、(e)は、右下から見た斜視図であり、(f)は、左下から見た斜視図である。 図8において、押圧部材が第2位置にある状態を示している。 図4に変形例2を適用した図である。 変形例2に係る押圧部材(第1位置)および光路形成部材を示しており、(a)は、右側面図であり、(b)は、背面図であり、(c)は、左側面図であり、(d)は、底面図であり、(e)は、右下から見た斜視図である。 図11において、押圧部材が第2位置にある状態を示している。 図4に変形例3を適用した図である。 変形例3に係る押圧部材を左側から見た斜視図である。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
1.プリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの一実施形態を示す模式的な側断面図である。
図1に示すように、プリンタ1は、画像形成装置本体および装置本体の一例としての本体ケーシング2内に、フィーダ部3および画像形成部4を備えている。
本体ケーシング2の一方側の側壁には、フロントカバー5がその下端部を支点として開閉可能に設けられている。フロントカバー5を開くと、本体ケーシング2の内部空間2Aが開放される。この状態で、プロセスカートリッジ13(後述)を、本体ケーシング2の内部空間2Aに着脱させることができる。フロントカバー5を閉じると、本体ケーシング2の内部空間2Aが閉鎖される。
なお、以下の説明では、フロントカバー5が設けられる一方側(図1における左側)を前側とし、その反対側(図1における右側)を後側とする。また、プリンタ1を前側から見たときを基準として左右を規定する。さらに、プロセスカートリッジ13および現像カートリッジ19(後述)に関しても、本体ケーシング2に対する装着状態を基準として前後左右上下を規定する。なお、左右方向を幅方向ということがある。
フィーダ部3は、給紙トレイ6、給紙ローラ7、給紙パッド8、ピックアップローラ9、1対の搬送ローラ10および1対のレジストローラ11を備えている。
給紙トレイ6内には、記録媒体の一例としての用紙Pがスタックされている。給紙トレイ6内の最上位にある用紙Pは、ピックアップローラ9によって、給紙ローラ7と給紙パッド8との間に向けて送り出される。その送り出された用紙Pは、給紙ローラ7と給紙パッド8との間、1対の搬送ローラ10の間を順に通過し、レジストローラ11に搬送される。そして、用紙Pは、レジストローラ11によって、所定のタイミングで、画像形成部4の転写位置(後述)へ向けて搬送される。
画像形成部4は、スキャナユニット12、プロセスカートリッジ13および定着ユニット14を備えている。
スキャナユニット12は、本体ケーシング2内の上部に配置されている。スキャナユニット12は、レーザ光源(図示せず)、ポリゴンミラー15、複数のレンズ16および複数の反射鏡17を備えており、破線矢印で示すように、プロセスカートリッジ13の感光体ドラム20(後述)に向けてレーザビームを出射する。
プロセスカートリッジ13は、スキャナユニット12の下方に配置されている。プロセスカートリッジ13は、感光体カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ18と、そのドラムカートリッジ18に着脱自在に装着される現像カートリッジ19とを備えている。上述したようにプロセスカートリッジ13を本体ケーシング2に対して着脱させることによって、ドラムカートリッジ18および現像カートリッジ19が本体ケーシング2に対して着脱される。
ドラムカートリッジ18には、感光体ドラム20が回転可能に設けられている。また、ドラムカートリッジ18において、感光体ドラム20の周囲には、スコロトロン型の帯電器21、転写ローラ22およびクリーニング部材35が配置されている。
現像カートリッジ19は、その筐体(現像筐体23という。)内に、アジテータ24、供給ローラ25、現像ローラ26および層厚規制ブレード27を備えている。
現像筐体23内には、トナー収容室28と現像室29とが前後に並んで形成されている。トナー収容室28と現像室29とは、連通口30により連通されている。
トナー収容室28には、現像剤の一例として、非磁性一成分の正帯電性の重合トナーが収容されている。
アジテータ24は、トナー収容室28内に回転自在に設けられている。
供給ローラ25は、現像室29内において、連通口30の後方に回転自在に設けられている。
現像ローラ26は、現像室29内に回転自在に設けられ、供給ローラ25に対して後側から圧接している。
層厚規制ブレード27は、左右方向に延びる板状に形成されている。層厚規制ブレード27の基端部は、現像筐体23に固定され、その遊端部は、現像ローラ26の周面に圧接している。
トナー収容室28内のトナーは、アジテータ24の回転により、トナー収容室28内で攪拌されつつ、その一部が連通口30を介して現像室29内の供給ローラ25に供給される。供給ローラ25に供給されたトナーは、供給ローラ25の回転により、現像ローラ26に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ25と現像バイアスが印加されている現像ローラ26との間で正極性に摩擦帯電される。こうして現像ローラ26に供給されたトナーは、現像ローラ26の回転に伴って、層厚規制ブレード27により厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ26の周面上に担持される。
一方、感光体ドラム20の表面は、感光体ドラム20の回転に伴って、帯電器21により一様に正帯電される。そして、その正帯電した感光体ドラム20の表面に、スキャナユニット12からのレーザビーム(破線矢印参照)が選択的に照射されることにより、画像データに基づく静電潜像が形成される。
感光体ドラム20の回転により、感光体ドラム20の表面に形成されている静電潜像が現像ローラ26と対向すると、現像ローラ26の表面に担持されている正帯電トナーが、その静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム20の表面にトナー像が担持される。そして、トナー像は、感光体ドラム20と転写ローラ22との間(転写位置)に搬送されてくる用紙P上に転写される。
なお、転写後に感光体ドラム20の表面に残存する転写残トナーは、現像ローラ26で回収される。また、転写後に感光体ドラム20の表面に付着した用紙Pからの紙粉は、クリーニング部材35によって、感光体ドラム20の表面から除去される。
定着ユニット14は、プロセスカートリッジ13の後方に設けられている。定着ユニット14は、加熱ローラ31と、加熱ローラ31に対して下方から圧接される加圧ローラ32とを備えている。
用紙Pに転写されたトナー像は、定着ユニット14において、その用紙Pが加熱ローラ31と加圧ローラ32との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙Pに定着する。
トナー像が定着した用紙Pは、排紙ローラ33に向けて搬送され、排紙ローラ33によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ34上に排紙される。
以上が、プリンタ1における画像形成の流れである。
ここで、本体ケーシング2内には、画像形成される用紙Pを通過させる搬送路36が区画されている。搬送路36は、給紙トレイ6から排紙トレイ34までの用紙Pの搬送軌跡(太い破線を参照)と一致しており、幅方向から見て、逆S字をなしている。搬送路36は、ピックアップローラ9、給紙ローラ7と給紙パッド8との間、1対の搬送ローラ10の間、1対のレジストローラ11の間、上述した転写位置、加熱ローラ31と加圧ローラ32との間、排紙ローラ33を、この順番で通過することで、給紙トレイ6と排紙トレイ34との間をつないでいる。
2.プロセスカートリッジ
次に、プロセスカートリッジ13におけるドラムカートリッジ18および現像カートリッジ19のそれぞれについて詳説する。
(1)ドラムカートリッジ
図2は、ドラムカートリッジの平面図である。
図1に示すように、ドラムカートリッジ18は、筐体の一例としてのドラム筐体38を備え、ドラム筐体38内に、上述した感光体ドラム20、帯電器21、転写ローラ22およびクリーニング部材35を備えている。
ドラム筐体38は、幅方向に長手かつ上下方向に扁平な中空のボックス形状である(図2も参照)。
ドラム筐体38の底壁37の前後方向略中央には、ドラム筐体38の内部空間に連通する入口39が形成されている。ドラム筐体38の後壁44には、ドラム筐体38の内部空間に連通する出口40が形成されている。
入口39および出口40は、ともに、用紙Pよりも幅広である。上述したようにレジストローラ11によって搬送された用紙Pは、入口39からドラム筐体38内に進入して転写位置を通過した後、出口40から定着ユニット14へ向かう。つまり、入口39と出口40との間は、上述した搬送路36の一部である。
ここで、底壁37の下面において、入口39より前側の部分は、搬送路36の一部を区画しており、この部分は、上述した1対のレジストローラ11のうちの上側のレジストローラ11を回転自在に支持している。
ドラム筐体38の内部空間は、後側のドラム収容室41と、前側のカートリッジ収容室42とに区画されている。ドラム収容室41とカートリッジ収容室42とは互いに連通している。
ドラム収容室41は、ドラム筐体38の天壁48、底壁37、左壁46および右壁47のそれぞれにおいてカートリッジ収容室42より後側の部分と後壁44とによって囲まれた空間である。
ドラム収容室41に、感光体ドラム20、帯電器21、転写ローラ22およびクリーニング部材35が収容されている。
感光体ドラム20は、中心軸が幅方向に延びる円筒形状をなしている。つまり、感光体ドラム20の軸方向は、幅方向である。感光体ドラム20の幅方向両端部がドラム筐体38の左壁46および右壁47によって回転自在に支持されている。この状態で、感光体ドラム20の前側周面は、カートリッジ収容室42側に露出されている。ここで、左壁46および右壁47のそれぞれには、それぞれを幅方向において貫通するガイド溝49が形成されている(後述する図4参照)。幅方向から見て、ガイド溝49は、左壁46および右壁47のうち対応する方の上端縁の前後方向略中央部から、感光体ドラム20の手前側の位置まで、後下側へ延びている(図4参照)。
転写ローラ22は、感光体ドラム20の下方に配置されており、感光体ドラム20に下から圧接している。転写ローラ22の中心軸は、幅方向に延びており、転写ローラ22の幅方向両端部は、ドラム筐体38の左壁46および右壁47によって回転自在に支持されている。ドラム筐体38の底壁37において、転写ローラ22の下方に位置する部分は、転写ローラ22の下側周面に沿うように、下側へ円弧状に膨出しており、膨出部37Aとされる。
クリーニング部材35は、感光体ドラム20の後側において、後壁44の前面(感光体ドラム20に後から対向する面)に取り付けられており、感光体ドラム20に接触している。
帯電器21は、感光体ドラム20の斜め後側上方において、感光体ドラム20の表面に対して接触しないように間隔を隔てた状態で、後壁44の上端部に支持されており、感光体ドラム20の表面に対向配置されている。
カートリッジ収容室42は、ドラム筐体38の天壁48、底壁37、左壁46および右壁47のそれぞれにおいてドラム収容室41より前側の部分とドラム筐体38の前壁45とによって囲まれた空間である。ここで、ドラム筐体38の天壁48においてカートリッジ収容室42に一致する部分は、連続して切欠かれており、着脱口43とされる。カートリッジ収容室42は、着脱口43から上方へ露出されている。
現像カートリッジ19は、ドラムカートリッジ18に対して着脱される際、着脱口43を通過する。そして、ドラムカートリッジ18に装着された現像カートリッジ19は、カートリッジ収容室42に収容される。
ここで、ドラム筐体38の前壁45には、ドラムカートリッジ18に装着された現像カートリッジ19を感光体ドラム20に向けて後側へ押圧するための押圧部材50(図1には図示せず)が設けられている。図2に示すように、押圧部材50は、前壁45の後面(カートリッジ収容室42内に臨む面)の幅方向両端部のそれぞれに配置されている。つまり、押圧部材50は、カートリッジ収容室42内の前端部において幅方向に間隔を隔てて2つ設けられている。
図3は、押圧部材を示しており、(a)は、斜視図であり、(b)は、右側面図であり、(c)は、(b)のB−B矢印断面図である。
以下では、図3(b)における押圧部材50の姿勢を基準として、押圧部材50の形状について説明する。押圧部材50は、幅方向から見て上下が逆になった略J字をなすブロック形状である。詳しくは、押圧部材50は、その上端部をなす押圧部55と、押圧部55の後端から下方へ延びる延設部56とを一体的に含んでいる。
押圧部55は、幅方向から見て、上方へ向かって細くなる略三角形状をなしている。押圧部55の上端部は、丸められており、押圧部55において上端部と後下側の端部とを結ぶ縁は、上端部から後下側へ傾斜して延びた後、折れ曲って略垂直方向に沿うように後下側へ延びて後下側の端部につながっている。押圧部55の前側の縁は、略垂直方向に沿って上方へ延びて押圧部55の上端部につながっている。
押圧部55の下端面において、延設部56より前側の部分には、上側へ窪む凹部55Aが形成されている。この凹部55Aには、下方へ突出するボス57が設けられ、押圧部55と一体化されている。
延設部56は、押圧部55の後端から下方へ直線状に延びている。延設部56の上下方向(長手方向)寸法は、押圧部55の上下方向寸法の1〜2倍程度である。
延設部56の略下半分は、図3(c)に示すように、入射部73と出射部74とに分岐している。入射部73および出射部74のまとまりは、光路形成部材72とも呼ばれる。入射部73および出射部74は、幅方向において間隔を隔てた状態で、上下に平行に延びている。ここでは、出射部74が入射部73に対して左側に位置している。入射部73および出射部74は、幅方向から見て、延設部56の略上半分よりも細い(図3(b)参照)。入射部73および出射部74の長手方向(上下方向)寸法は、ほぼ同じである。
入射部73において、入射面の一例としての下端面73Aは、水平方向に沿う平坦面である一方で、上端面73Bは、左上側へ延びる傾斜面である。
出射部74において、出射面の一例としての下端面74Aは、水平方向に沿う平坦面である一方で、上端面74Bは、右上側へ延びる傾斜面である。入射部73の下端面73Aと出射部74の下端面74Aとは幅方向において隔離されている。入射部73の上端面73Bと出射部74の上端面74Bとは間隔を隔てて幅方向において対向している。ここで、入射部73の上端面73Bと出射部74の上端面74Bとは、導光部の一例として機能する。
入射部73および出射部74は、透明な材料(ガラスや樹脂)で形成されている。なお、押圧部材50全体が透明な材料で形成されていても構わない。そして、入射部73の上端面73Bおよび出射部74の上端面74B、または、延設部56の略下半分において上端面73B、74Bに接続される部分は、光を反射させる材料で形成されていたり、光を反射させる色(白色など)で塗装されていたりする。
延設部56の上下方向略中央(入射部73および出射部74の上端部の上側)には、幅方向に延びる軸(押圧軸58という。)が挿通され、延設部56と一体化されている。
図4において、(a)は、図2のA−A矢視断面図であって、ドラムカートリッジから現像カートリッジが離脱された状態を示しており、(b)は、(a)において、ドラムカートリッジに現像カートリッジが装着された状態を示している。
押圧部材50は、上述したように、ドラム筐体38の前壁45の後面の幅方向両端部に配置されており(図2参照)、この状態で、図4(a)に示すように、ドラム筐体38の左壁46および右壁47のうち幅方向において同じ側にある壁の前端部によって、押圧軸58を中心に回動自在に支持されている。
ここで、左壁46および右壁47のそれぞれと前壁45と底壁37との接合部分には、後上側へ突出するボス75が一体的に設けられている。
上述したように回動自在に支持された状態にある押圧部材50におけるボス57は、幅方向で同じ側にあるボス75に対して、間隔を隔てて後上側から対向しており、これらのボス57とボス75との間には、コイルばね59が介在されている。コイルばね59は、後上側へ伸びようとすることで、ボス57において、押圧部材50の押圧部55を後上側へ付勢しており、これにより、押圧部材50は、全体として後上側へ傾斜するように、付勢されている。
ここで、図4(a)では、ドラムカートリッジ18から現像カートリッジ19(図1参照)が離脱されており、このときの押圧部材50の位置を、第1位置という。押圧部材50は、上述したコイルばね59によって、第1位置に位置するように、付勢されている。
第1位置にある押圧部材50において、延設部56の下端部(上述した入射部73および出射部74の下端部)は、ドラム筐体38の底壁37に対して、僅かな隙間を隔てて上から対向している。底壁37において、上下方向から見て延設部56の下端部の近傍に位置する部分には、底壁37を貫通する露出穴76が形成されている。第1位置にある押圧部材50において、延設部56の下端部は、露出穴76から前側へずれた位置にあり、入射部73の下端面73Aおよび出射部74の下端面74Aのいずれも、露出穴76から底壁37の下方へ露出されていない。
一方、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19を装着すると、今まで第1位置にあった各押圧部材50は、図4(b)に示すように、右側面視で反時計回りに所定量だけ回動する。このときの押圧部材50の位置は、第2位置とされる。つまり、押圧部材50は、回動することで、第1位置と第2位置とに移動可能である。第2位置については、以降で詳説する。
また、前壁45の上端部には、把持部(ドラム把持部51という。)が一体的に設けられている。ドラム把持部51は、前壁45の上端部から前側へ延びている。ドラムカートリッジ18を本体ケーシング2に対して着脱する際に、ドラム把持部51が把持される。
(2)現像カートリッジ
現像カートリッジ19の上述した現像筐体23は、幅方向に長手かつ上下方向に扁平な中空のボックス形状であり、上述したカートリッジ収容室42にちょうど収まる大きさを有している(図1も参照)。
現像筐体23の左側面および右側面のそれぞれの前端部には、被押圧部材80が一体的に設けられている。被押圧部材80は、幅方向外側へ突出するボスであり、幅方向から見て、後側が開放された略C字形状をなしている。
図1を参照して、現像筐体23内における上述したトナー収容室28および現像室29に関し、トナー収容室28は、現像室29の前側に位置している。トナー収容室28は、幅方向から見て、アジテータ24の回転軌跡に沿った略円形状をなしており、これに応じて、現像筐体23の底壁52においてトナー収容室28に一致する部分は、下方へ円弧状に膨出している。
現像筐体23の前壁53は、底壁52の前端部から上側へ延びている。前壁53の上端部には、把持部(現像把持部54という。)が一体的に設けられている。現像把持部54は、前壁53の上端部から前上側へ延びている。現像カートリッジ19をドラムカートリッジ18に対して着脱する際や、プロセスカートリッジ13を本体ケーシング2に対して着脱する際に、現像把持部54が把持される。
現像筐体23に設けられた上述したアジテータ24、供給ローラ25および現像ローラ26の回転軸は、幅方向に延びている。現像ローラ26の回転軸の幅方向両端部は、現像筐体23から幅方向外側へはみ出ている(図4(b)参照)。
現像ローラ26の後側周面は、現像筐体23から後側へ露出されている(後述する図6も参照)。現像カートリッジ19がドラムカートリッジ18に装着されてカートリッジ収容室42に収容されると、現像ローラ26の後側周面が、カートリッジ収容室42側に露出された感光体ドラム20の前側周面に対して、前側から接触する。これにより、画像形成時において、上述したように、感光体ドラム20の表面の静電潜像に、現像ローラ26の表面のトナーを供給することができる。
(3)ドラムカートリッジに対する現像カートリッジの着脱
次に、ドラムカートリッジ18(厳密にはドラム筐体38)に対する現像カートリッジ19の着脱について説明する。ドラムカートリッジ18に対する現像カートリッジ19の着脱は、本体ケーシング2の外で行われる。
まず、装着について説明する。
現像カートリッジ19の現像把持部54を把持して現像カートリッジ19を移動させ、図4(a)の姿勢にあるドラムカートリッジ18の前上側に現像カートリッジ19を配置する。
そして、現像カートリッジ19を後下側へ移動させ、ドラムカートリッジ18のドラム筐体38の上述した着脱口43を介して、カートリッジ収容室42に押し込む。この際、現像カートリッジ19では、現像ローラ26の回転軸の幅方向両端部(図4(b)参照)が、ドラム筐体38の対応するガイド溝49に嵌り、ガイド溝49にガイドされる。これにより、現像カートリッジ19が後下側へ移動し、カートリッジ収容室42に収容されていく。
ここで、現像カートリッジ19がカートリッジ収容室42に収容されていくのに従い、現像カートリッジ19の左右の被押圧部材80(図4(b)参照)が、上述した第1位置にある対応する押圧部材50の押圧部55の後上側の縁に対して、後上側から接触する。これにより、各押圧部材50は、上述したコイルばね59の付勢力に抗して、右側面視で反時計回りに回動し始める。
その後、図4(b)に示すように、現像ローラ26の回転軸の幅方向両端部がガイド溝49の最深部(後端部)に到達すると、現像カートリッジ19の移動は停止し、現像カートリッジ19は、カートリッジ収容室42に完全に収容される。また、このとき、上述したように右側面視で反時計回りに回動していた各押圧部材50の回動が停止し、各押圧部材50は、図4(b)に示す第2位置に配置される。以上により、ドラムカートリッジ18に対する現像カートリッジ19の装着が完了し、上述したプロセスカートリッジ13が完成する。
ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されたとき、現像カートリッジ19は、ドラム筐体38の底壁37に載置され、また、現像ローラ26の回転軸がガイド溝49の最深部に嵌っている。これにより、現像カートリッジ19は、ドラムカートリッジ18に対して上下方向で位置決めされている。
ここで、第2位置にある押圧部材50は、第1位置にあるとき(図4(a)参照)よりも垂直方向に近い方向に沿って、後上側へ傾斜している。また、押圧部材50が第2位置にあるとき、押圧部55は、押圧部材50が第1位置にあるときよりも少し前側へずれている。一方、延設部56の下端部は、押圧部材50が第1位置にあるときよりも少し後側へずれ、ドラム筐体38の底壁37の露出穴76に対して上から対向している。これに応じて、延設部56における入射部73の下端面73Aおよび出射部74の下端面74Aの両方が、露出穴76から底壁37の下方へ露出されている。
このように第2位置にある押圧部材50に対して、引き続き、コイルばね59の付勢力が作用しており、押圧部材50は、第1位置へ戻ろうとしている。そのため、押圧部材50の押圧部55は、後側へ移動しようとしており、その際、現像カートリッジ19において幅方向で同じ側にある被押圧部材80を後側へ押圧している。
これにより、ドラムカートリッジ18に装着された現像カートリッジ19は、各被押圧部材80において押圧部材50によって後側へ押圧されることにより、全体として後側へ付勢されている。そのため、現像カートリッジ19の現像ローラ26は、ドラムカートリッジ18の感光体ドラム20に対して前側から圧接している(図1参照)。つまり、押圧部材50は、第2位置において、現像ローラ26を感光体ドラム20へ向けて押圧している。ここで、現像カートリッジ19は、押圧部材50によって後側へ押圧され、さらに、現像ローラ26が感光体ドラム20に前側から圧接していることで、ドラムカートリッジ18に対して前後方向で位置決めされている。
一方、現像カートリッジ19をドラムカートリッジ18から離脱させる場合には、現像把持部54を把持して現像カートリッジ19を前上側へ引き出す。現像カートリッジ19全体がドラム筐体38の着脱口43よりも上側へ移動すると、ドラムカートリッジ18に対する現像カートリッジ19の離脱が完了する。現像カートリッジ19の離脱が完了すると、押圧部材50は、コイルばね59の付勢力によって第1位置に戻る(図4(a)参照)。
3.フィードユニット
図1に示すように、本体ケーシング2の内部空間2Aにおいて、給紙トレイ6とプロセスカートリッジ13とに上下方向で挟まれた位置には、フィードユニット60が設けられている。フィードユニット60は、上述した給紙ローラ7、ピックアップローラ9、後側の搬送ローラ10、下側のレジストローラ11と、これらのローラを支持するユニットフレーム61とのまとまりである。フィードユニット60は、上述したフィーダ部3の一部である。
図5は、フィードユニットの斜視図である。
ユニットフレーム61は、上下に扁平かつ平面視で略矩形をなす中空の板状である(図5参照)。詳しくは、ユニットフレーム61において、幅方向寸法は、用紙Pの幅方向寸法よりやや大きく、前後方向寸法は、給紙トレイ6の前後方向寸法の3分の2程度である。また、ユニットフレーム61の上下の厚みは、前後方向に亘ってほぼ同じであるが、前端部においてやや大きくなっている。幅方向から見たときのユニットフレーム61の前端部の断面は、前側へ向かって膨出する円弧状をなしている。
このようなユニットフレーム61において、前端部の下面で給紙ローラ7およびピックアップローラ9が支持され、前端部の前面で後側の搬送ローラ10が支持され、前端部の上面で下側のレジストローラ11が支持されている。一方、前側の搬送ローラ10および上述した給紙パッド8は、本体ケーシング2の前壁に支持されており、上側のレジストローラ11は、上述したようにドラムカートリッジ18に支持されている。
そして、フィードユニット60は、本体ケーシング2に一体化されており、フィードユニット60と本体ケーシング2の前壁との間、および、フィードユニット60とプロセスカートリッジ13との間が、上述した搬送路36の一部をなしている。
また、本体ケーシング2に装着されたプロセスカートリッジ13は、フィードユニット60に載置されることで、本体ケーシング2に位置決めされる。詳しくは、フィードユニット60のユニットフレーム61の上面の前後方向略中央部には、下向きに窪む凹部71が形成されている。そして、本体ケーシング2に装着されたプロセスカートリッジ13では、上述したようにドラム筐体38の底壁37において転写ローラ22の下側周面に沿って下側へ円弧状に膨出している部分(膨出部37A)が凹部71に上から嵌る。これにより、プロセスカートリッジ13がフィードユニット60において本体ケーシング2に位置決めされる。
図4に示すように、フィードユニット60において、フィードユニット60に載置されたプロセスカートリッジ13のドラムカートリッジ18の底壁37における上述した露出穴76に対して下から対向する位置には、位置検出部67が設けられている。
位置検出部67は、発光部68と受光部69とを含んでいる。発光部68と受光部69とは、幅方向において互いに離れた状態で配置されており、互いに隔離されている(図5も参照)。図4では、発光部68と受光部69とが重なって見えている。ここでは、受光部69が発光部68に対して左側に位置している(図5参照)。
発光部68および受光部69は、ともに、ユニットフレーム61(図5も参照)の上面から上方ヘ露出されている。発光部68は、検出光(図4(a)における上向きの破線矢印参照)を上述した露出穴76へ向けて発光し、受光部69は、露出穴76からの検出光(図4(b)における下向きの破線矢印参照)を受光することができる。
なお、上述したように発光部68と受光部69とが幅方向において互いに隔離されているので、発光部68が上向きに発光した検出光(図4(a)における上向きの破線矢印参照)が露出穴76へ向かうことなく受光部69に直接受光されることはない。また、発光部68が上向きに発光した検出光を受光部69へ向かわせる部材がなければ、発光部68が発光した検出光が受光部69に受光されることはない。
位置検出部67は、発光部68から発光された検出光が受光部69に受光されているか否かによって押圧部材50の位置を検出する(以降で詳説する。)。
4.本体ケーシングに対するプロセスカートリッジの着脱
次に、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13(換言すれば、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18)の着脱について説明する。
まず、装着について説明する。ここで、装着前(本体ケーシング2からプロセスカートリッジ13が離脱されている状態)から、位置検出部67では、発光部68が検出光を継続して発光している。また、このとき、発光部68が発光した検出光は、上方ヘ向かうのみであり、受光部69に受光されていない。つまり、この状態では、発光部68から受光部69へ向かう検出光の光路は形成されていない。
装着に先立って、図1に示し、また、上述したように、本体ケーシング2のフロントカバー5を開いて本体ケーシング2の内部空間2Aを前側へ開放する。そして、ドラム把持部51および現像把持部54の両方を把持して、プロセスカートリッジ13を移動させ、内部空間2Aに前側から後側へ押し込む。
プロセスカートリッジ13を内部空間2Aに引き続き前側から押し込むと、プロセスカートリッジ13のドラムカートリッジ18の底壁37における上述した膨出部37Aが、本体ケーシング2のフィードユニット60のユニットフレーム61の上面の凹部71に前上側から嵌ろうとする。
そして、図1に示すように、膨出部37Aがユニットフレーム61の上面の凹部71に上から嵌ると、プロセスカートリッジ13の移動が停止し、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13の装着が完了する。
このとき、図4(b)に示すように、プロセスカートリッジ13では、第2位置にある各押圧部材50の延設部56における入射部73の下端面73Aおよび出射部74の下端面74Aの両方が、ドラム筐体38の底壁37の露出穴76から下方へ露出され、幅方向において同じ位置にある位置検出部67に対して上から対向している。詳しくは、図3(c)に示すように、入射部73の下端面73Aが、発光部68に対して隙間を隔てて上から対向し、出射部74の下端面74Aが、受光部69に対して隙間を隔てて上から対向している。
これにより、発光部68が露出穴76(図4(b)も参照)へ向けて発光している検出光(破線矢印参照)は、露出穴76から下方へ露出された入射部73の下端面73Aに入射され、入射部73内を上側ヘ進行する。ここで、上述したように、入射部73の下端面73Aと出射部74の下端面74Aとは幅方向において隔離されているので、検出光が入射部73の下端面73Aでなく出射部74の下端面74Aに入射されることはない。
入射部73内を上側ヘ進行する検出光は、入射部73の上端面73Bに到達すると、上端面73Bで反射することで進行方向を変え、左側へ進行する。これにより、検出光は、入射部73から出て、今度は、出射部74の上端部に入る。
出射部74の上端部に入った検出光は、引き続き左側へ進行して出射部74の上端面74Bに到達すると、上端面74Bで反射することで進行方向を変え、出射部74内を下側へ進行する。
出射部74内を下側へ進行する検出光は、出射部74の下端面74Aに到達すると、下端面74Aから出射されて下側へ進行し、その後、露出穴76を経由してから、受光部69に受光される。
つまり、押圧部材50が第2位置にあるプロセスカートリッジ13が本体ケーシング2に装着されると(図4(b)参照)、発光部68から始まって押圧部材50の入射部73および出射部74をこの順で経由して受光部69まで到達する光路70が形成される。そのため、入射部73および出射部74のまとまり(光路形成部材72)は、光路70を形成するために機能している。また、入射部73の上端面73Bおよび出射部74の上端面74Bは、入射部73の下端面73Aに入射された検出光を、検出光が出射される出射部74の下端面74Aへ向けて導いている。
位置検出部67は、このように検出光が受光部69によって受光されると(つまり、光路70が形成されると)、押圧部材50が第2位置にあることを検出する。
ここで、本体ケーシング2には、判断部の一例としてのCPU90が設けられている(図1参照)。CPU90は、このように押圧部材50が第2位置にあるとの位置検出部67の検出結果に基づいて、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18(つまり、完成したプロセスカートリッジ13)が本体ケーシング2に装着されていると判断する。
一方、プロセスカートリッジ13を本体ケーシング2から離脱させる場合には、図1を参照して、ドラム把持部51および現像把持部54の両方を把持してプロセスカートリッジ13を前側へ引き出す。プロセスカートリッジ13全体が本体ケーシング2の内部空間2Aから完全に外れると、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13の離脱が完了する。
ここで、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13の装着方向は、後側へ向かう方向であるので、プロセスカートリッジ13のドラムカートリッジ18のドラム筐体38の前壁45に設けられた押圧部材50(図2参照)は、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13の装着方向におけるドラム筐体38の上流側に設けられていることがわかる。
そして、本体ケーシング2にプロセスカートリッジ13が装着され、上述したフロントカバー5が閉じられている状態において、上述した画像形成が実行される。
5.作用効果
(1)以上のように、このプリンタ1では、感光体ドラム20を備えるドラムカートリッジ18が、プリンタ1の本体ケーシング2に対して着脱可能であり、現像ローラ26を備える現像カートリッジ19が、ドラムカートリッジ18に対して着脱可能である。
図4に示すように、ドラムカートリッジ18には、押圧部材50が設けられている。押圧部材50は、ドラムカートリッジ18から現像カートリッジ19が離脱されたときに位置する第1位置(図4(a)参照)と、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されたときに位置する第2位置(図4(b)参照)とに移動可能である。そして、押圧部材50が、第2位置において現像ローラ26(図1参照)を感光体ドラム20(図1参照)へ向けて押圧するので、現像ローラ26から感光体ドラム20の静電潜像に対してトナーを円滑に供給することができる。
本体ケーシング2には、位置検出部67が設けられている。位置検出部67は、検出光を発光する発光部68と検出光を受光する受光部69とを含み、検出光が受光部69に受光されているか否かによって押圧部材50の位置を検出する。ここで、位置検出部67は、検出光を用いることにより、押圧部材50に接触することなく押圧部材50の位置を検出するので、押圧部材50に接触する場合に比べて、接触による誤差の影響を受けることなく正確に押圧部材50の位置を検出でき、また、押圧部材50による押圧に位置検出部67が影響を与えない。ここで、第1位置と第2位置との間における押圧部材50の回動角度は、この実施形態では9°程度と小さいが、検出光を用いて光学的に押圧部材50の位置を検出する本構成では、押圧部材50の第1位置と第2位置とを正確に区別して検出できる。
そして、プリンタ1に備えられたCPU90(図1参照)が、位置検出部67の検出結果に基づいて、押圧部材50が第2位置にある場合に、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されていると判断する。
これにより、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されているか否かを、ドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着された時点において速やかに判断できる。
そして、図4(a)に示すように、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されていないと、押圧部材50が第2位置に位置せず、第1位置に位置する。この場合には、押圧部材50における入射部73の下端面73Aおよび出射部74の下端面74Aがドラム筐体38の底壁37に隠れて露出穴76から底壁37の下方の位置検出部67側に露出されないことから、上述した光路70(図3(c)参照)が形成されず、位置検出部67は、押圧部材50が第1位置にあることを検出する。これにより、CPU90は、押圧部材50が第1位置にあるとの位置検出部67の検出結果に基づいて、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されていないこと(つまり、ドラムカートリッジ18だけが本体ケーシング2に装着されていること)を確実に判断できる。
また、図6に示すように、ドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されずに、現像カートリッジ19だけが本体ケーシング2に装着されても、本体ケーシング2にはドラムカートリッジ18の押圧部材50が存在しないことから、位置検出部67(図4参照)は、押圧部材50が第2位置にあるかがそもそもわからない。そのため、CPU90(図1参照)は、押圧部材50の位置が不明であるとの位置検出部67の検出結果に基づいて、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されていないこと(つまり、現像カートリッジ19だけが本体ケーシング2に装着されていること)を確実に判断できる。
ここで、本体ケーシング2には、報知部材(図示せず)が設けられている。上述したように、CPU90が、ドラムカートリッジ18および現像カートリッジ19のどちらかだけが本体ケーシング2に装着されるといったエラー(図4(a)および図6参照)があったと判断した場合には、画像形成前の段階(たとえばフロントカバー5が閉じられたとき)において、報知部材(図示せず)が、所定の方法(警告音やエラー表示)によって、その旨をユーザに報知し、ユーザに対してエラー解除を促す。
以上の結果、図4に示すように現像カートリッジ19がドラムカートリッジ18に対して着脱可能な構成において、現像カートリッジ19およびドラムカートリッジ18のどちらかだけが本体ケーシング2に装着されることを早期かつ確実に防止できる。
(2)受光部69は、発光部68から隔離された位置に設けられているので、発光部68が発光した検出光が直接受光部69に受光されることはない(図3(c)参照)。
そして、位置検出部67は、検出光が受光部69によって受光されると、押圧部材50が第2位置にあることを検出する(図4(b)参照)。
ここで、押圧部材50には、光路形成部材72が設けられている。なお、後述する変形例1ではドラムカートリッジ18に光路形成部材72が設けられ、後述する変形例2では押圧部材50およびドラムカートリッジ18の両方に光路形成部材72が設けられている(以降で詳説する。)。
光路形成部材72は、図4(b)に示すように押圧部材50が第2位置に配置されると、検出光を受光部69まで到達させる光路70(図3(c)も参照)を形成する。つまり、このような光路形成部材72をドラムカートリッジ18および/または押圧部材50に設けるといった簡単な構成により、押圧部材50が第2位置にあるときに検出光が受光部69によって受光され、位置検出部67は、押圧部材50が第2位置にあることを検出することができる。
(3)透明な材料で形成された光路形成部材72によって、光路70を容易に形成することが出来る。そして、図3(c)に示すように光路形成部材72が押圧部材50と一体化されているので、光路形成部材72によって光路70が形成されて検出光が受光部69によって受光されるか否かによって、位置検出部67は、押圧部材50が第2位置にあるか否かを確実に検出することができる。また、押圧部材50と光路形成部材72とを一体化することで、部品点数の削減を図ることができる。
(4)図4に示すように、感光体ドラム20を備えて本体ケーシング2に対して着脱可能なドラムカートリッジ18のドラム筐体38に対して、現像ローラ26を備える現像カートリッジ19が着脱可能に装着される。
ここで、ドラム筐体38には、押圧部材50が設けられている。押圧部材50は、ドラム筐体38から現像カートリッジ19が離脱されたときに位置する第1位置(図4(a)参照)と、ドラム筐体38に現像カートリッジ19が装着されたときに位置する第2位置(図4(b)参照)とに移動可能である。そして、押圧部材50が、第2位置において現像ローラ26(図1参照)を感光体ドラム20(図1参照)へ向けて押圧するので、現像ローラ26から感光体ドラム20の静電潜像に対してトナーを円滑に供給することができる。
ここで、上述したようにドラムカートリッジ18(ドラム筐体38)および/または押圧部材50には、光路形成部材72が設けられている(後述する変形例1および2も参照)。光路形成部材72は、図3(c)に示すように、光(上述した検出光)が入射される入射部73の下端面73Aと、下端面73Aに入射された光を出射する出射部74の下端面74Aと、下端面73Aに入射された光を下端面74Aへ向けて導く導光部(入射部73の上端面73Bおよび出射部74の上端面74B)とを含んでいる。
この場合、本体ケーシング2(図1参照)において、検出光を発光および受光する部材(上述した発光部68および受光部69)を設けておき、本体ケーシング2からの検出光が光路形成部材72において下端面73Aに入射されてから導光部によって下端面74Aへ向けて導かれ、その後、下端面74Aから出射された検出光が本体ケーシング2で受光できるようにしておく。これにより、図4(b)に示すように押圧部材50が第2位置にあるときに検出光が本体ケーシング2で受光されるか否かで、ドラムカートリッジ18側の情報、たとえば、本体ケーシング2に装着されたドラムカートリッジ18において、ドラム筐体38に現像カートリッジ19が装着されているか否かといった情報をプリンタ1側で把握できる。その結果、現像カートリッジ19およびドラムカートリッジ18(現像カートリッジ19以外の部分)のどちらかだけが本体ケーシング2に装着されることを早期かつ確実に防止できる。
(5)図4に示すように、感光体ドラム20を備え、現像カートリッジ19が着脱可能に装着され、かつ、本体ケーシング2に対して着脱可能なドラムカートリッジ18には、押圧部材50が設けられている。押圧部材50は、図4(b)に示すように、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されたときに現像カートリッジ19の現像ローラ26(図1参照)を感光体ドラム20(図1参照)へ向けて押圧するので、現像ローラ26から感光体ドラム20の静電潜像に対してトナーを円滑に供給することができる。
押圧部材50は、光路形成部材72を備えている。光路形成部材72は、図3(c)に示すように、光(上述した検出光)が入射される下端面73Aと、下端面73Aに入射された光を出射する下端面74Aと、下端面73Aに入射された光を下端面74Aへ向けて導く導光部(入射部73の上端面73Bおよび出射部74の上端面74B)とを含んでいる。
この場合、本体ケーシング2(図1参照)において、検出光を発光および受光する部材(上述した発光部68および受光部69)を設けておき、本体ケーシング2からの検出光が光路形成部材72において下端面73Aに入射されてから導光部によって下端面74Aへ向けて導かれ、その後、下端面74Aから出射された検出光が本体ケーシング2で受光できるようにしておく。これにより、図4(b)に示すように光路形成部材72によって検出光が本体ケーシング2で受光されるか否かで、ドラムカートリッジ18側の情報、たとえば、本体ケーシング2に装着されたドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されているか否かといった情報をプリンタ1側で把握できる。その結果、現像カートリッジ19およびドラムカートリッジ18(現像カートリッジ19以外の部分)のどちらかだけが本体ケーシング2に装着されることを早期かつ確実に防止できる。また、押圧部材50と光路形成部材72とを一体化することで、部品点数の削減を図ることができる。
6.変形例
(1)変形例1
図7は、図4に変形例1を適用した図である。図8は、変形例1に係る押圧部材(第1位置)および光路形成部材を示しており、(a)は、右側面図であり、(b)は、背面図であり、(c)は、左側面図であり、(d)は、底面図であり、(e)は、右下から見た斜視図であり、(f)は、左下から見た斜視図である。図9は、図8において、押圧部材が第2位置にある状態を示している。
変形例1では、上述した光路形成部材72(図3参照)の構成が、上記実施形態と異なる。詳しくは、変形例1の光路形成部材72では、上述した入射部73および出射部74の両方(光路形成部材72自体)が、押圧部材50でなく、ドラム筐体38に一体的に設けられている。
図8(b)を参照して、入射部73は、下端面73Aがドラム筐体38の底壁37の露出穴76(図7も参照)から下方へ露出された状態で、上方ヘ延びている。一方、出射部74に関し、その長手方向(上下方向)寸法は、入射部73の略半分である。出射部74は、入射部73の略上半分に対して、間隔を隔てて左側に並んで配置されている。出射部74の下端面74Aは、入射部73の下端面73Aに比べて露出穴76から上方へ離れた位置にあるが、露出穴76に対して上から臨んでいる。入射部73の上端部と出射部74の上端部との間には、上述した透明な材料で形成された連結部77が架設されており、入射部73と出射部74とは一体化されている。
一方、押圧部材50は、入射部73および出射部74(光路形成部材72)を有さない代わりに、遮光部78を一体的に備えている。遮光部78は、押圧部材50の延設部56における押圧軸58の周辺部分の左端部から下方へ直線状に延びており、その下端部78A(ドットで塗り潰した部分を参照、図8における他の図、図7および図9において同様。)は、略直角に折れ曲って右側へ延びている。そのため、遮光部78は、背面から見て、左右が逆になった略L字状をなしている。ここで、遮光部78では、少なくとも下端部78Aが、光を通さない材料(たとえば、不透明な色の材料)で形成されている。
遮光部78は、光路形成部材72の左側に配置されている。そして、押圧部材50が第1位置と第2位置との間で回動すると、遮光部78の下端部78Aが、出射部74の下端面74Aに対して間隔を隔てて下方から対向したり、下端面74Aの下方位置から前後にずれたりする。
詳しくは、図8(b)に示すように押圧部材50が第1位置にあるときには、遮光部78の下端部78Aが、出射部74の下端面74Aに対して下方から対向する(図7(a)も参照)。これにより、光路形成部材72では、入射部73の下端面73Aだけが、露出穴76から下方へ露出され、また、遮光部78の下端部78Aが露出穴76から下方へ露出される。
ここで、図7(a)に示すように、押圧部材50が第1位置にある状態(ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されていない状態)でドラムカートリッジ18のみが本体ケーシング2に装着されると、上述した位置検出部67が、ドラム筐体38の底壁37の露出穴76に対して下から対向する。この状態では、図8(b)に示すように、入射部73の下端面73Aが、発光部68に対して上から対向するものの、出射部74の下端面74Aと受光部69との間には遮光部78の下端部78Aが位置するので、出射部74の下端面74Aは受光部69に対して上から対向しない。
そのため、発光部68から発光された検出光は、破線矢印で示すように、入射部73の下端面73Aから入射されてから、上端面73Bで反射して連結部77を左へ進行し、その後、出射部74の上端面74Bで反射して下端面74Aで出射されるものの、その先に遮光部78の下端部78Aが位置することから、受光部69に受光されない。つまり、押圧部材50が第1位置にある場合には、検出光が遮光部78の下端部78Aに遮光され、上述した光路70(図3(c)参照)が形成されない。
一方、図9に示すように押圧部材50が第2位置にあるときには、遮光部78の下端部78Aは、出射部74の下端面74Aに対して後側へずれており、下端面74Aに対して下方から対向しない(図9(c)〜図9(f)参照)。そのため、光路形成部材72では、図9(b)に示すように、入射部73の下端面73Aおよび出射部74の下端面74Aの両方が、露出穴76から下方へ露出される(図9(b)では、説明の便宜上、遮光部78の下端部78Aの図示を省略している。)。
ここで、図7(b)に示すように、押圧部材50が第2位置にある状態(ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着された状態)で完成したプロセスカートリッジ13が本体ケーシング2に装着される。この場合、図9(b)に示すように、入射部73の下端面73Aが、発光部68に対して上から対向し、かつ、出射部74の下端面74Aが受光部69に対して上から対向する。つまり、出射部74の下端面74Aと受光部69との間に遮光部78の下端部78Aが位置しない(図9(f)参照)。
そのため、発光部68から発光された検出光(破線矢印参照)は、入射部73内、連結部77内、出射部74内をこの順番で進行して下端面74Aで出射されると、遮光部78の下端部78Aによって行く手を遮られることなく受光部69に受光され、これにより、光路70が形成される(図9(f)も参照)。
このように光路70が形成されると、位置検出部67は、上記実施形態と同様に、押圧部材50が第2位置にあることを検出する。
(2)変形例2
図10は、図4に変形例2を適用した図である。図11は、変形例2に係る押圧部材(第1位置)および光路形成部材を示しており、(a)は、右側面図であり、(b)は、背面図であり、(c)は、左側面図であり、(d)は、底面図であり、(e)は、右下から見た斜視図である。図12は、図11において、押圧部材が第2位置にある状態を示している。
変形例2では、上述した光路形成部材72(図3参照)の構成が、上記実施形態および変形例1と異なる。詳しくは、変形例2の光路形成部材72では、出射部74が押圧部材50に設けられている一方で、入射部73が、押圧部材50でなく、ドラム筐体38に一体的に設けられている(図10参照)。変形例2では、入射部73が第1光路形成部材の一例として機能し、出射部74が第2光路形成部材の一例として機能する。
図11(b)を参照して、入射部73は、下端面73Aがドラム筐体38の底壁37の露出穴76(図10も参照)から下方へ露出された状態で、上方ヘ少し延びている。
一方、出射部74は、上記実施形態と同様に(図3参照)、押圧部材50に一体的に設けられている(図11(e)参照)。出射部74は、間隔を隔てて、ドラム筐体38の入射部73の左側に配置されている(図11(e)参照)。そして、押圧部材50が第1位置と第2位置との間で回動すると、出射部74の下端面74Aは、露出穴76から下方へ露出されたり(図12(c)参照)、ドラム筐体38の底壁37に隠れることで露出穴76から露出されなくなったりする(図11(c)参照)。
詳しくは、図11(c)に示すように押圧部材50が第1位置にあるときには、押圧部材50の出射部74は、幅方向から見て、入射部73に対して前側へずれ、入射部73と重ならない。また、このとき、出射部74の下端面74Aは、ドラム筐体38の底壁37に隠れることで露出穴76から下方に露出されていない。
ここで、図10(a)に示すように、押圧部材50が第1位置にある状態(ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されていない状態)でドラムカートリッジ18のみが本体ケーシング2に装着されると、上述した位置検出部67が、ドラム筐体38の底壁37の露出穴76に対して下から対向する。この状態では、入射部73の下端面73Aが、発光部68に対して上から対向するものの、出射部74の下端面74Aは、受光部69に対して前側へ少しずれており、受光部69に対して上から対向していない(図11(e)参照)。なお、図11(e)では、下端面74Aは、受光部69に対して上から対向しているように見えるが、実際には、受光部69に対して正しく対向していない。
この場合、図11(b)を参照して、発光部68から発光された検出光は、破線矢印で示すように、入射部73の下端面73Aから入射されてから、上端面73Bで反射して左側へ進行するものの、その先に出射部74が位置しないことから(図11(c)も参照)、受光部69に受光されることなく、引き続き左側へ進行する(図11(b)では、説明の便宜上、出射部74の図示を省略している。)。つまり、押圧部材50が第1位置にある場合には、検出光が放散してしまい、上述した光路70(図3(c)参照)が形成されない。上端面73Bで反射して左側へ進行した検出光が仮に出射部74に到達しても、上述したように出射部74の下端面74Aが受光部69に対向していないので、検出光が受光部69に受光されることはない。
一方、図12に示すように押圧部材50が第2位置にあるときには、押圧部材50の出射部74は、幅方向から見て、入射部73と重なる(図12(b)、図12(d)および図12(e)参照)。詳しくは、幅方向から見て、入射部73の上端面73Bと出射部74の上端面74Bとが重なる。このとき、入射部73の下端面73Aおよび出射部74の下端面74Aの両方が、露出穴76から下方へ露出される(図12(b)参照)。
ここで、図10(b)に示すように、押圧部材50が第2位置にある状態(ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着された状態)で完成したプロセスカートリッジ13が本体ケーシング2に装着される。この場合、図12(b)に示すように、位置検出部67が、ドラム筐体38の底壁37の露出穴76に対して下から対向し、入射部73の下端面73Aが、発光部68に対して上から対向し、かつ、出射部74の下端面74Aが受光部69に対して上から対向する。
この場合、発光部68から発光された検出光は、破線矢印で示すように、下端面73Aから入射されてから上端面73Bで反射して左へ進行すると、その先に位置する出射部74の上端面74Bで反射して下端面74Aへ向かい、下端面74Aで出射されてから受光部69に受光される。つまり、上述したように幅方向から見て重なっている入射部73の上端面73Bと出射部74の上端面74Bとは、検出光の進行方向において並んでおり、このような単純な構成によって光路70が確実に形成される(図12(e)も参照)。
このように光路70が形成されると、位置検出部67は、上記実施形態と同様に、押圧部材50が第2位置にあることを検出する。
(3)変形例3
図13は、図4に変形例3を適用した図である。図14は、変形例3に係る押圧部材を左側から見た斜視図である。
上記実施形態、変形例1および変形例2では、位置検出部67は、検出光が受光部69に受光されると(光路70が形成されると)、押圧部材50が第2位置にあることを検出する(図3(c)、図9(b)および図12(b)参照)。
しかし、変形例3では、位置検出部67は、発光部68から受光部69までの検出光の光路70が遮断されると、押圧部材50が第2位置にあることを検出する。このような構成に応じて、変形例3の押圧部材50は、上述した入射部73および出射部74を有していない(図14参照)。また、位置検出部67では、本体ケーシング2にプロセスカートリッジ13が装着されていない状態において、発光部68から直接受光部69に到達する光路70が形成されている(図5において点線で囲った部分の拡大図を参照)。ここでの光路70では、発光部68から発光された検出光が、破線矢印で示すように、左側へ進行して受光部69に受光される。
そして、本体ケーシング2をなすフィードユニット60のユニットフレーム61の上面前端部の幅方向両端部には、下方へ窪みつつ前後方向に長手の凹部79が形成されており、凹部79内に位置検出部67が設けられている(図5参照)。
また、図13に示すように、押圧部材50では、延設部56の下端部56Aが、常に、ドラム筐体38の底壁37を貫通して下方へ露出されている。押圧部材50が第2位置にある場合(図13(b)参照)には、押圧部材50が第1位置にある場合(図13(a)参照)に比べて、延設部56の下端部56Aが、後側へずれている。押圧部材50では、少なくとも下端部56Aが、上述した光を通さない材料で形成されている。
図5を参照して、本体ケーシング2にドラムカートリッジ18が装着されると、押圧部材50(詳しくは延設部56の下端部56A)は、ユニットフレーム61において幅方向で同じ側にある凹部79に前側から嵌り、この凹部79に受け入れられる。
ここで、本体ケーシング2にドラムカートリッジ18だけが装着されると(図13(a)参照)、第1位置にある押圧部材50における延設部56の下端部56Aは、発光部68と受光部69との間の光路70(図5において点線で囲った部分の拡大図を参照)から前側へ離れた位置にあり、光路70は引き続き維持されている。
一方、本体ケーシング2に対して、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18(つまり、完成したプロセスカートリッジ13であり、図13(b)参照)が装着されると、押圧部材50が第2位置にあって、延設部56の下端部56Aが、発光部68と受光部69との間に位置して光路70を遮断する。
以上のように、位置検出部67は、発光部68から受光部69までの検出光の光路70が遮断されると、押圧部材50が第2位置にあることを検出する。ここで、押圧部材50が第2位置に配置されると(図13(b)参照)、押圧部材50自身が光路70を遮断するので、位置検出部67は、押圧部材50が第2位置にあることを確実に検出することができる。
また、本体ケーシング2(フィードユニット60)には、本体ケーシング2に装着されたドラムカートリッジ18の押圧部材50を受け入れる凹部79が形成されているので、押圧部材50が本体ケーシング2に引っ掛かることなく、ドラムカートリッジ18を本体ケーシング2に対して円滑に着脱させることができる。
そして、位置検出部67は、この凹部79に設けられているので、周りに干渉されることなく、押圧部材50の位置を検出することができる。
(4)変形例4
上記実施形態では、ドラムカートリッジ18に押圧部材50が2つあるが(図2参照)、上述した位置検出部67(図5参照)によって、どちらか一方のみの押圧部材50の位置を検出してもよいし、両方の押圧部材50の位置を検出してもよい。
また、上記した実施形態ではモノクロプリンタを例示したが、本発明は、カラープリンタに適用することもできる。また、レーザによって感光体ドラム20を露光させたが、LEDによって感光体ドラム20を露光させてもよい。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
18 ドラムカートリッジ
19 現像カートリッジ
20 感光体ドラム
26 現像ローラ
38 ドラム筐体
50 押圧部材
67 位置検出部
68 発光部
69 受光部
70 光路
72 光路形成部材
73 入射部
73A 下端面
73B 上端面
74 出射部
74A 下端面
74B 上端面
79 凹部
90 CPU

Claims (8)

  1. 装置本体と、
    静電潜像が形成される感光体ドラムを備え、前記装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジと、
    前記感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備え、前記感光体カートリッジに対して着脱可能な現像カートリッジと、
    前記感光体カートリッジに設けられ、前記感光体カートリッジから前記現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、前記感光体カートリッジに前記現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能であり、前記第2位置において前記現像ローラを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材と、
    前記装置本体に設けられ、検出光を発光する発光部と前記検出光を受光する受光部とを含み、前記検出光が前記受光部に受光されているか否かによって前記押圧部材の位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記押圧部材が前記第2位置にある場合に、前記現像カートリッジが装着された前記感光体カートリッジが前記装置本体に装着されていると判断する判断部とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記位置検出部は、前記検出光が前記受光部によって受光されると、前記押圧部材が前記第2位置にあることを検出し、
    前記受光部は、前記発光部から隔離された位置に設けられ、
    前記感光体カートリッジおよび/または前記押圧部材に設けられ、前記押圧部材が前記第2位置に配置されると、前記検出光を前記受光部まで到達させる光路を形成する光路形成部材を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記光路形成部材は、透明な材料で形成されており、前記押圧部材と一体化されていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記光路形成部材は、前記感光体カートリッジに設けられる第1光路形成部材と、前記押圧部材に設けられる第2光路形成部材とを含み、前記押圧部材が前記第2位置に配置されると、前記検出光の進行方向において前記第1光路形成部材と前記第2光路形成部材とが並ぶことによって前記光路が形成されることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記位置検出部は、前記発光部から前記受光部までの前記検出光の光路が遮断されると、前記押圧部材が前記第2位置にあることを検出し、
    前記押圧部材は、前記第2位置に配置されると前記光路を遮断することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記装置本体には、前記装置本体に装着された前記感光体カートリッジの前記押圧部材を受け入れる凹部が形成されており、
    前記位置検出部が、前記凹部に設けられていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 静電潜像が形成される感光体ドラムを備え、画像形成装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジであって、
    前記感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備える現像カートリッジが着脱可能に装着され、前記感光体ドラムを支持する筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記筐体から前記現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、前記筐体に前記現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能であり、前記第2位置において前記現像ローラを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材と、
    光が入射される入射面と、前記入射面から隔離された位置に設けられ、前記入射面に入射された光を出射する出射面と、前記入射面に入射された光を前記出射面へ向けて導く導光部とを含み、前記筐体および/または前記押圧部材に設けられた光路形成部材とを備えていることを特徴とする、感光体カートリッジ。
  8. 静電潜像が形成される感光体ドラムを備え、前記感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備える現像カートリッジが着脱可能に装着され、かつ、画像形成装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジに設けられ、前記感光体カートリッジに前記現像カートリッジが装着されたときに前記現像ローラを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材であって、
    光が入射される入射面と、前記入射面から隔離された位置に設けられ、前記入射面に入射された光を出射する出射面と、前記入射面に入射された光を前記出射面へ向けて導く導光部とを含む光路形成部材を備えていることを特徴とする、押圧部材。
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