JP2010276313A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率の高い暖房運転とデフロスト運転時間の短縮とを両立させる。
【解決手段】空気調和機の室外機2は、複数のパスP1〜5を有する熱交換器22と、暖房運転時に減圧機構24で減圧された冷媒を前記複数のパスP1〜5の各入口E1〜5へと分流する分流機構23と、分流機構23と各入口E1〜5との間にそれぞれ設けられ、暖房運転時に各入口E1〜5に流入する冷媒の流量をそれぞれ異なる流量に調節する流量調節機構CT1〜5と、デフロスト運転時に流量調節機構CT1〜5の内で、前記流量を予め定められた値以下に調節する流量調節機構CT1をバイパスさせるバイパス配管220と、バイパス配管220を開閉させる開閉機構SVと、デフロスト運転時における各動作機構を制御する制御部203と、を備え、制御部203は、デフロスト運転時の少なくとも一部の期間において開閉機構SVを開状態とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機の室外機が備える熱交換器をデフロストする技術に関する。
空気調和機の暖房運転時に、当該空気調和機の室外機の熱交換器が着霜すると、着霜部分の熱伝導性が低下して当該熱交換器の熱交換効率が低下するため、デフロスト運転が必要になる。デフロスト運転の所要時間が長くなると、空気調和機の稼働時間において実際に暖房運転がなされる時間の割合が低下し、空気調和の効率が低下する。したがって、デフロスト運転は短時間で終了することが好ましい。
デフロスト運転時間を短縮する技術として、以下のような技術が知られている。例えば特許文献1に開示されているヒートポンプ式給湯装置は、フィン・アンド・チューブ型熱交換器を備え、当該熱交換器のチューブを空気流れ方向に沿って千鳥状に配設し、かつ風上側の最下端に配設されるチューブを、風下側の最下端に配設されるチューブよりもフィンの下端側に近い部位に配設している。そして、デフロスト運転時に、圧縮機から吐出されるホットガスを、最も着霜しやすい風上側の最下端に配設されるチューブに流入させることで、デフロスト運転時間の短縮を図っている。
また、例えば特許文献2に開示されている空気調和機は、圧縮機から吐出されるホットガスを、室内熱交換器をバイパスさせて室外熱交換器に流すバイパス回路を備え、室外熱交換器は、その冷媒回路が上下に2つに分割され、上側熱交換器は、下側熱交換器より大きい熱交換器とされている。そして、デフロスト運転時に、前記上側熱交換器をデフロストしつつ前記下側熱交換器で暖房する除霜・暖房運転をした後に、前記下側熱交換器をデフロストしつつ前記上側熱交換器で暖房する除霜・暖房運転をすることで、暖房運転を継続しつつデフロスト時間の短縮を図っている。
特開2006−23005号公報 特開2008−64381号公報
ところで、熱交換器を構成するチューブの長さが長くなると、当該チューブ内部で冷媒の圧力損失が発生して冷凍サイクルの効率が低下する。これを防ぐため、熱交換器を複数のパスで構成することがある。また、空気調和時にファンによって室外機に吸込まれ、熱交換器を通過して室外機外に放出される室外空気の風量は、熱交換器の部位によって強弱がある。そのため、複数のパスを有する熱交換器では、各パスが受ける前記風量がそれぞれ異なることになる。このような前記風量の不均一を相殺し、各パスの出口における冷媒の蒸発温度を均一化して空気調和時の熱交換効率を向上させるために、当該複数のパスの各々の一端に、例えばキャピラリチューブ等の流量調節機構を設けて、各パスを流れる冷媒の流量が、前記風量が少ないほど少なくなるようにすることがある。
しかしながら、デフロスト運転時にはファンを停止させるので、このような各パスの流量が異なる熱交換器を備える空気調和機では、冷媒流量の少ないパス、すなわち空気調和時に受ける前記風量が少ないパスほど、デフロストに時間を要する。なぜならば、圧縮機から吐出されるホットガスを熱交換器に流すデフロスト運転時には、冷媒流量の少ないパスほど、当該高温のガス冷媒の流量も少なくなるからである。
逆に、デフロスト運転時間を短くするために、空気調和時に受ける前記風量が少ないパスほど、冷媒流量が多くなるように流量調節機構を設けると、空気調和時の熱交換効率が悪いパスほど冷媒流量が増加することとなり、空気調和の効率が低下する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、暖房運転時の熱交換効率を犠牲にすることなくデフロスト運転時間を短縮することが可能な空気調和機の室外機を提供すること目的とする。
本発明の請求項1に係る空気調和機の室外機は、複数のパスを有し暖房運転時に蒸発器として機能する熱交換器と、室外空気を前記熱交換器に送風するファンと、少なくとも前記熱交換器と前記ファンとを収容するケーシングと、暖房運転時に凝縮器で凝縮された冷媒を減圧する減圧機構と、暖房運転時に前記減圧機構で減圧された冷媒を前記複数のパスの各入口へと分流する分流機構と、前記分流機構と前記各入口との間にそれぞれ設けられ、暖房運転時に当該各入口に流入する冷媒の流量をそれぞれ異なる流量に調節する流量調節機構と、デフロスト運転時に前記流量調節機構の内で、前記流量を予め定められた値以下に調節する流量調節機構をバイパスさせるバイパス配管と、前記バイパス配管に設けられ当該バイパス配管を開閉させる開閉機構と、デフロスト運転時における各動作機構を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、デフロスト運転時の少なくとも一部の期間において前記開閉機構を開状態とする。
本発明の請求項2に係る空気調和機の室外機は、請求項1に係る空気調和機の室外機において、前記バイパス配管は、その一端が前記減圧機構と前記分流機構との間に接続され、その他端が前記流量調節機構と前記入口との間に接続される。
本発明の請求項3に係る空気調和機の室外機は、請求項1に係る空気調和機の室外機において、前記バイパス配管は、その一端が前記分流機構と前記流量調節機構の間に接続され、その他端が前記流量調節機構と前記入口との間に接続される。
請求項1〜3に係る発明によれば、前記制御部は、デフロスト運転時の少なくとも一部の期間において前記開閉機構を開状態とするので、デフロスト運転において、前記流量調節機構の内で、前記流量を予め定められた値以下に調節する流量調節機構が前記入口に設けられたパス、すなわち暖房運転時に冷媒流量の少ないパスにおいて流量調節機構がバイパスされる。したがって、暖房運転時に冷媒流量の少ないパス、すなわちデフロストがされにくいパスのホットガス流量をデフロスト運転時に増加させることができるので、暖房運転時の熱交換効率を犠牲にすることなくデフロスト運転時間を短縮することができる。
本発明の請求項4に係る空気調和機の室外機は、請求項1〜3のいずれか1項に係る空気調和機の室外機において、前記ファンは前記ケーシングの上部に設けられ、前記熱交換器の前記複数のパスは前記ケーシングの上下方向に並列に形成され、前記流量調節機構は、前記上下方向において下方寄りに配設されているパスほど冷媒流量を少なくするものとされる。
本発明の請求項5に係る空気調和機の室外機は、請求項4に係る空気調和機の室外機において、前記バイパス配管は、最も下方寄りに配設されているパスに接続される前記流量調節機構にのみ設けられている。
請求項4または5に係る発明によれば、空気調和時にファンによって室外機に吸込まれ、熱交換器を通過して室外機外に放出される室外空気の風量が、前記上下方向において下方ほど少なくなる、いわゆる上吹きタイプの室外機において、効率の高い暖房運転とデフロスト運転時間の短縮とを両立させることができる。
本発明の請求項6に係る空気調和機の室外機は、請求項1〜5のいずれか1項に係り逆サイクルデフロスト運転を行う空気調和機の室外機であって、前記逆サイクルデフロスト運転時に、前記複数のパスの内の1つに接続された流量調節機構を流れる冷媒を、当該パスとは異なる他のパスにバイパスさせるパス間配管と、前記パス間配管に設けられ、当該パス間配管を流れる冷媒流量を制限する流量制限機構と、を備え、前記パス間配管は少なくとも、前記流量調節機構の内で、2番目に冷媒流量を少なくする流量調節機構を流れる冷媒を、最も冷媒流量を少なくする流量調節機構が接続されるパスにバイパスさせる位置に配設される。
請求項6に係る発明によれば、2番目に冷媒流量を少なくする流量調節機構を流れる冷媒を、最も冷媒流量を少なくする流量調節機構が接続されるパスにバイパスさせる位置に前記パス間配管が少なくとも配設されるので、暖房運転時に冷媒流量が最も少ないパスと、2番目に少ないパスとにおいて、ホットガス流量をデフロスト運転時に増加させることができる。したがって、最もデフロストがされにくいパスと、その次にデフロストがされにくいパスのデフロスト効率を向上させることができるので、デフロスト運転の効率をより向上させることができる。
本発明の請求項7に係る空気調和機の室外機は、請求項1〜6のいずれか1項に係る空気調和機の室外機において、前記バイパス配管を備えない前記パスの入口に設けられる流量調節機構の内で、暖房運転時に最も冷媒流量を少なくする流量調節機構が接続されるパスの前記入口に設けられ、当該入口の温度を検出する入口温度検出部と、計時部と、を備え、前記制御部は、前記入口温度検出部が検出した前記入口の温度が、予め定められた時間である着霜判定時間を超えて連続して低下し、かつ、前記入口の温度が予め定められた温度である着霜判定温度未満となった場合に、前記開閉機構を開状態としてデフロスト運転を開始し、前記デフロスト運転の継続時間が予め定められた時間である終了判定時間を超過した場合に、前記開閉機構を閉状態として当該デフロスト運転を終了する。
請求項7に係る発明によれば、前記バイパス配管を備えない前記パスの入口に設けられる流量調節機構の内で、暖房運転時に最も冷媒流量を少なくする流量調節機構が接続されるパス、すなわち前記バイパス配管を備えないためデフロストがされにくい前記パスの内で最もデフロストされにくいパスがデフロストされることでデフロスト運転が終了されるので、確実に前記熱交換器のデフロストを行うことができる。
本発明の請求項8に係る空気調和機の室外機は、請求項1〜6のいずれか1項に係る空気調和機の室外機において、暖房運転時に前記流量調節機構の内で最も冷媒流量を少なくする流量調節機構が接続される前記パスの前記入口に設けられ、当該入口の温度である第1入口温度を検出する第1温度検出部と、前記バイパス配管を備えない前記パスの入口に設けられる流量調節機構の内で、暖房運転時に最も冷媒流量を少なくする流量調節機構が接続されるパスの前記入口に設けられ、当該入口の温度である第2入口温度を検出する第2温度検出部と、圧縮機が吐出する冷媒の吐出圧力を検出する圧力検出部と、計時部と、を備え、前記制御部は、前記第1入口温度が予め定められた時間である着霜判定時間を超えて連続して低下し、かつ、前記第1入口温度が予め定められた温度である着霜判定温度未満であり、かつ、前記吐出圧力が予め定められた圧力値である着霜判定圧力値未満となった場合に、前記開閉機構を開状態としてデフロスト運転を開始し、前記デフロスト運転時に、前記デフロスト運転の継続時間が予め定められた時間である終了判定時間を超過した場合、または、前記第1入口温度が予め定められた第1の温度である第1終了判定温度を超過し、かつ、前記第2入口温度が予め定められた第2の温度である第2終了判定温度を超過した場合、または、前記吐出圧力が予め定められた圧力値である終了判定圧力値を超過した場合、の少なくとも1つに該当する場合に、前記開閉機構を閉状態として当該デフロスト運転を終了する。
請求項8に係る発明によれば、前記バイパス配管を備えない前記パスの入口に設けられる流量調節機構の内で、暖房運転時に最も冷媒流量を少なくする流量調節機構が接続されるパス、すなわち前記バイパス配管を備えないためデフロストがされにくい前記パスの内で最もデフロストされにくいパスがデフロストされることでデフロスト運転が終了されるので、確実に前記熱交換器のデフロストを行うことができる。
さらに請求項8に係る発明によれば、デフロスト運転の開始と終了とを、それぞれ前記の3つの条件に基づいて判定するので、デフロスト運転の開始および終了のタイミングを正確に判定することができる。したがって、不必要なデフロスト運転がされないので、デフロスト運転の時間をさらに短縮することができる。
本発明の請求項9に係る空気調和機の室外機は、請求項1〜6のいずれか1項に係る空気調和機の室外機において、前記バイパス配管は、デフロスト運転時に前記流量調節機構の内で最も冷媒流量を少なくする流量調節機構にのみ設けられ、暖房運転時に前記流量調節機構の内で最も冷媒流量を少なくする流量調節機構が接続される前記パスの前記入口に設けられ、当該入口の温度である第1入口温度を検出する第1温度検出部と、暖房運転時に前記流量調節機構の内で2番目に冷媒流量を少なくする流量調節機構が接続される前記パスの前記入口に設けられ、当該入口の温度である第2入口温度を検出する第2温度検出部と、圧縮機が吐出する冷媒の吐出圧力を検出する圧力検出部と、計時部と、を備え、前記制御部は、前記第1入口温度が予め定められた時間である着霜判定時間を超えて連続して低下し、かつ、前記第1入口温度が予め定められた温度である着霜判定温度未満であり、かつ、前記吐出圧力が予め定められた圧力値である着霜判定圧力値未満となった場合に、前記開閉機構を閉状態に維持して行うデフロスト運転である第1デフロスト運転を開始し、前記第1デフロスト運転時に、前記第1デフロスト運転の継続時間が予め定められた第1の時間である第1終了判定時間を超過した場合、または、前記第2入口温度が予め定められた第2の温度である第2終了判定温度を超過した場合、または、前記吐出圧力が予め定められた第1の圧力値である第1終了判定圧力値を超過した場合、の少なくとも1つに該当する場合に、当該第1デフロスト運転を終了し、前記第1デフロスト運転に続いて、前記開閉機構を開状態として行うデフロスト運転である第2デフロスト運転を開始し、前記第2デフロスト運転時に、前記第2デフロスト運転の継続時間が予め定められた第2の時間である第2終了判定時間を超過した場合、または、前記第1入口温度が予め定められた第1の温度である第1終了判定温度を超過した場合、または、前記吐出圧力が予め定められた第2の圧力値である第2終了判定圧力値を超過した場合、の少なくとも1つに該当する場合に、前記開閉機構を閉状態として当該第2デフロスト運転を終了する。
請求項9に係る発明によれば、第1デフロスト運転で最もデフロストされにくいパス以外をデフロストし、第2デフロスト運転で最もデフロストされにくいパスを集中的にデフロストするので、さらに効率よく前記熱交換器をデフロストして、デフロスト時間を短縮することができる。
さらに請求項9に係る発明によれば、第1デフロスト運転および第2デフロスト運転の開始と終了とを、それぞれ前記の3つの条件に基づいて判定するので、第1デフロスト運転および第2デフロスト運転の開始および終了のタイミングを正確に判定することができる。したがって、デフロスト運転の時間を、さらに短縮することができる。
本発明に係る空気調和機の室外機によれば、暖房運転時の熱交換効率を犠牲にすることなくデフロスト運転時間を短縮することが可能となる。したがって、空気調和時にデフロスト運転が占める時間の割合が減少し、暖房運転時間の割合が増加することで空気調和の効率が向上するので、消費電力の削減および運転コストの削減が可能となる。
本発明の実施形態1〜4に係る室外機を備える空気調和機の概略構成図である。 本発明の実施形態1および2に係る室外機における減圧機構と熱交換器との間の配管構成の詳細を示す模式図である。 本発明の実施形態1に係る室外機におけるデフロスト運転時および暖房運転時の制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る室外機におけるデフロスト運転時および暖房運転時の制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る室外機におけるデフロスト運転時および暖房運転時の制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係る室外機における減圧機構と熱交換器との間の配管構成の詳細を示す模式図である。 本発明の変形実施形態に係る室外機の詳細を示す模式図である。 本発明の他の変形実施形態に係る室外機の詳細を示す模式図である。 バイパス配管を備えない室外機を示す模式図である。(A)は当該室外機における分流機構と熱交換器との間の配管構成の詳細を示す図であり、(B)は当該室外機の高さ方向における風速分布を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態1〜4に係る室外機につき詳細に説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る室外機2を備える空気調和機1の概略構成図である。図2は、室外機2における電子膨張弁24(減圧機構)と室外熱交換器22との間の配管構成の詳細を示す模式図である。
空気調和機1は、室外機2と室内機3とを備える。室外機2と室内機3とは、液側配管となる現地配管18およびガス側配管となる現地配管19によって互いに接続され、冷媒回路10を構成している。本実施形態においてデフロスト運転時に空気調和機1は、冷媒回路10における冷媒の循環方向を切り換える、いわゆる逆サイクルデフロストを行う。
室外機2は、いわゆる上吹きタイプの室外機であり、ケーシング20の上部に室外ファン25を備え、ケーシング20の側部に設けられた図略の吸入口から吸込まれた室外空気が、室外熱交換器22を流れる冷媒と熱交換後に、ケーシング20の頂部に設けられた図略の吹出口から吹き出される。室外機2は、冷媒配管12で接続された圧縮機21、室外熱交換器22、分流器23(分流機構)、電子膨張弁24(減圧機構)、および四路切換弁26と、室外ファン25と、冷暖房運転時およびデフロスト運転時にこれら各動作機構を制御する制御部203を備えたコントローラ200とを備える。
圧縮機21は、例えば、駆動周波数の変更によりその容量を調整可能に駆動されるインバータ制御方式のスクロール圧縮機である。圧縮機21は、低圧のガス冷媒を臨界圧力以上になるまで圧縮する。圧縮機21の吐出側配管には、高圧圧力センサ211(圧力検出部)が設けられている。高圧圧力センサ211は、圧縮機21から吐出される高圧ガス冷媒(ホットガス)の圧力を検出する。
室外熱交換器22は、例えばクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器であり、冷房運転時およびデフロスト運転に凝縮器として機能し、暖房運転時に蒸発器として機能する。
分流器23は、暖房運転時に室外熱交換器22の上流となる配管部分に設けられている。分流器23は、暖房運転時に電子膨張弁24によって絞り膨張された気液混合状態の冷媒を、室外熱交換器22を構成する複数(本実施形態では5本)のパスP1〜P5へと分配する。
電子膨張弁24は、暖房運転時に室外熱交換器22の上流側となる配管部分に設けられた開度調節自在な電動弁である。電子膨張弁24は、暖房運転時には、後述の室内熱交換器32で凝縮後の高圧の液冷媒を絞り膨張させて減圧し、室外熱交換器22へと流入させ、冷房運転時およびデフロスト運転時には、ホットガスの室外熱交換器22への流量を調節する。
室外ファン25は、室外空気を室外熱交換器22に送風し、室外熱交換器22を流れる冷媒と当該室内空気とを熱交換させる。本実施形態では、室外ファン25はケーシング20の上部に設けられたプロペラファンであり、ファンモータ251によって回転駆動される。
四路切換弁26は、4つのポートを有し、その第1のポートは圧縮機21の吐出側配管に接続され、その第2のポートは圧縮機21の吸入側配管に接続され、その第3のポートは現地配管19と配管接続され、その第4のポートは室外熱交換器22と配管接続されている。四路切換弁26は、コントローラ200が備える制御部203によって、第1のポートと第3のポートが連通し、かつ、第2のポートと第4のポートが連通する状態(図1に実線で示す状態)と、第1のポートと第4のポートが連通し、かつ、第2のポートと第3のポートが連通する状態(図1に破線で示す状態)と、に切り換えられる。四路切換弁26の切換動作によって、前記冷媒回路における冷媒の循環方向が反転し、空気調和機1は、冷房運転、暖房運転、およびデフロスト運転のいずれかの運転モードとされる。すなわち、四路切換弁26は、暖房運転時には図1に実線で示す状態となり、冷房運転時およびデフロスト運転時には図1に破線で示す状態となる。なお、コントローラ200の詳細については、後に詳しく説明する。
室内機3は、冷媒配管13で接続された電子膨張弁31および室内熱交換器32と、室内ファン33とを備える。
電子膨張弁31は、暖房運転時に室内熱交換器32の下流側となる冷媒配管に設けられた開度調節自在な電動弁である。電子膨張弁31は、暖房運転時には、ホットガスの室外熱交換器22への流量を調節し、冷房運転時およびデフロスト運転時には、室外熱交換器22で凝縮後の高圧の液冷媒を絞り膨張させて減圧し、室内熱交換器32へと流入させる。
室内熱交換器32は、室外熱交換器22と同様に例えばクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器であり、冷房運転時およびデフロスト運転時には蒸発器として機能し、暖房運転時には凝縮器として機能する。
室内ファン33は、室内機3の内部に室内空気を吸入し、室内熱交換器32を流れる冷媒と当該室内空気とを熱交換させた後に、この熱交換後の室内空気を調和空気として室外へと排出する。室内ファン33は、室内機3の形状に応じてターボファン、シロッコファン、クロスフローファン等が用いられ、ファンモータ331によって回転駆動される。
次に、室外機2の詳細、特に電子膨張弁24と室外熱交換器22との間の配管構成の詳細およびコントローラ200の詳細について、図2および図9に基づいて説明する。図2および図9に示す冷媒回路12に付した矢印は、暖房運転時における冷媒の循環方向を示す。冷房運転時およびデフロスト運転時の冷媒の循環方向は、矢印とは逆方向となる。なお、図9は、室外機2からバイパス配管220およびデアイササーミスタDT2を取り除いた上吹きタイプの室外機2Dを示す模式図である。室外機2と同一の構成については同一の符号を付している。図9(A)は、室外機2Dにおける分流器23と室外熱交換器22との間の配管構成の詳細を示す模式図であり、図9(B)は、室外機2Dの高さ方向における風速分布を示す図である。
室外機2が備える室外熱交換器22は、複数のパス、本実施形態ではP1〜P5の5本のパスで構成されている。室外機2は、図1に示す構成の他に、暖房運転時における各パスP1〜P5の冷媒入口E1〜E5と分流器23との間に位置するキャピラリチューブCT1〜CT5(流量調節機構)と、キャピラリチューブCT1をバイパスさせるバイパス配管220と、バイパス配管220に設けられた電磁弁SV(開閉機構)と、冷媒入口E1に設けられたデアイササーミスタDT1(第1温度検出部)と、冷媒入口E2に設けられたデアイササーミスタDT2(第2温度検出部)と、を備える。
パスP1〜P5は、ケーシング20の上下方向に並列に形成され、最も下に位置するパスP1から最も上に位置するパスP5までが順次積み重ねられている。パスP1〜P5のチューブ長は、パスP5〜パスP1の順に長くされている。
キャピラリチューブCT1〜CT5は、冷媒が通過するときの摩擦抵抗がCT5からCT1へと順次大きくなるように選択されている。そのため、パスP5からパスP1へと順次単位時間あたりの冷媒流量が少なくなる。
バイパス配管220は、その一端が電子膨張弁24と分流器23との間に接続され、その他端がキャピラリチューブCT1と冷媒入口E1との間に接続される。デフロスト運転時に、制御部203がバイパス配管220に設けられた電磁弁SVを開状態とすると、冷媒入口E1(デフロスト運転時には冷媒の出口となる)から流出する冷媒は、キャピラリチューブCT1をバイパスしてバイパス配管220を流れる。なぜならば、大きな摩擦抵抗を有するキャピラリチューブCT1よりも、摩擦抵抗の少ない電磁弁SVの方が、冷媒は通過しやすいからである。なお、本実施形態では、電磁弁SVとして非通電時には閉状態であり通電時に弁が開いて開状態となる常閉型の電磁弁が用いられている。
デアイササーミスタDT1は、暖房運転時およびデフロスト運転時に、冷媒入口E1の温度Tb1(第1入口温度)を検出する。デアイササーミスタDT2は、暖房運転時およびデフロスト運転時に、冷媒入口E2の温度Tb2(第2入口温度)を検出する。
コントローラ200は、記憶部201、計時部202、および制御部203を備える。記憶部201は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等を備え、空気調和機1を動作させるための制御プログラム、デアイササーミスタDT1およびDT2が検出した冷媒入口E1およびE2の温度Tb1およびTb2、高圧圧力センサ211が検出したホットガスの圧力等を記憶する。さらに記憶部201は、制御部203がデフロスト運転の開始および終了を判定する際の閾値である着霜判定時間、着霜判定温度、着霜判定圧力値、終了判定時間等を記憶する。これら閾値については後に詳しく説明する。
計時部202は、一定周期でクロック信号を発生させるクロック発信器を備え、このクロック信号を、制御部203に出力する。
制御部203は、CPU(Central Processing Unit)等を備え、記憶部201に予め格納されている制御プログラムを実行することで、冷暖房運転時およびデフロスト運転時に空気調和機1の各動作機構を制御する。
室外機2は上吹きタイプの室外機であり、室外熱交換器22は、設置状態において高さ方向に長い略直方体を呈するケーシング20の4つの内側面の内の3つの側面に対向して設けられている。そのため、1本のチューブで室外熱交換器22を構成すると、チューブ長が長くなり、当該チューブ内部で冷媒の圧力損失が発生して冷凍サイクルの効率が低下する。室外熱交換器22を、複数のパス、本実施形態ではP1〜P5の5本のパスで構成することで、各パスのチューブ長を短くして前記の圧力損失を低減している。
また、室外ファン25はケーシング20の上部に設けられているので、空気調和時に室外ファン25によって室外機2の内部に吸込まれ、室外熱交換器22を通過して室外機2の外部に放出される室外空気の風量は、室内ファン25からの距離が大きくなるにつれて減少する(図9(B)参照)。すなわち、室外熱交換器22の上下方向において下方に位置する部分ほど前記風量が少ないために、熱交換効率が劣ることになる。
室外熱交換器22は、前記のような構成とされているので、各パスP1〜P5に流入する冷媒が当該各パスを通過する時間は、パスP5〜パスP1の順に長くなる。すなわち、室外熱交換器22においては、前記風量が少ないために熱交換効率が劣る下方に位置するパスほど冷媒の蒸発時間を長くすることで、当該風量の不均一を相殺し、各パスP1〜P5の出口における冷媒の蒸発温度を均一化して空気調和時の熱交換効率を向上させている。
図9(A)に示す室外機2Dのように、バイパス配管220を備えない上吹きタイプの室外機の場合は、室外ファン25が停止するデフロスト運転時に、冷媒流量の少ない下方側のパスほどデフロストに時間を要し、最も下方に位置するパスP1のデフロストが最後に完了する。なぜならば、ホットガスを室外熱交換器22に流すデフロスト運転時には、冷媒流量の少ないパスほど、当該ホットガスの流量も少なくなるからである。
一方、室外機2においては、デフロスト運転時に、制御部203がバイパス配管220に設けられた電磁弁SVを開状態とし、冷媒入口E1から流出する冷媒を、バイパス配管220へとバイパスさせる。そのため、デフロスト運転時には、キャピラリチューブCT2〜CT5によって冷媒流量が制限されるパスP2〜P5よりも、パスP1の冷媒流量が多くなる。したがって、パスP1のデフロスト効率が向上するので、室外機2Dよりもデフロスト運転時間を短縮することができる。
しかも室外機2においては、暖房運転時には、制御部203が電磁弁SVを閉状態とするので、冷媒がバイパス配管220に流れることはなく、暖房運転時の熱交換効率は低下しない。
図3は、制御部203がデフロスト運転時および暖房運転時に行う制御を示すフローチャートである。室外機2を備える空気調和機1の運転が暖房運転モードで開始された時点では、常閉型の電磁弁SVは閉状態である(ステップS101)。制御部203は、暖房運転時に、デアイササーミスタDT1が検出する冷媒入口E1の温度Tb1と、圧縮機21が吐出するホットガスの吐出圧力HPと、をモニタリングし、条件A1に該当する場合に室外熱交換器22が着霜したと判定し、デフロスト運転を開始するタイミングであると判断する(ステップS102でYES)。条件A1に該当しない場合は、制御部203は、前記モニタリングを継続しつつ暖房運転を継続する(ステップS102でNO)。
条件A1とは、(1)Tb1が着霜判定時間X分間連続して低下、(2)Tb1が着霜判定温度th℃未満、(3)吐出圧力HPが着霜判定圧力値C未満、の3つの条件を全て満たす場合である。なお、X、th、およびCは、室外熱交換器22の大きさや室外ファン25の送風能力等に応じて予め定められた閾値であり、記憶部201に予め記憶されている。
ステップS102に続いて、制御部203は、四路切換弁26を図1に破線で示す方向に切換えて冷媒の循環方向を逆転させるとともに、電磁弁SVをオンにして開状態としてデフロスト運転を開始する(ステップS103)。制御部203は、計時部202が出力するクロック信号に基づいてデフロスト運転の継続時間をモニタリングするとともに、Tb1と、デアイササーミスタDT2が検出する冷媒入口E2の温度Tb2と、圧縮機21が吐出するホットガスの吐出圧力HPと、をモニタリングして、条件B1に該当する場合にデフロスト運転を終了するタイミングであると判断する(ステップS104でYES)。条件B1に該当しない場合は、制御部203は、前記モニタリングを継続しつつデフロスト運転を継続する(ステップS104でNO)。
条件B1とは、(1)Tb1が第1終了判定温度t1を超過し、かつ、Tb2が第2終了判定温度t2を超過、(2)吐出圧力HPが終了判定圧力値A(Mpa)を超過、(3)前記継続時間が終了判定時間T1秒を経過、の3つの条件のいずれかを満たす場合である。なお、t1およびt2、ならびにAおよびT1は、室外熱交換器22の大きさや室外ファン25の送風能力等に応じて予め定められた閾値であり、記憶部201に予め記憶されている。さらに、上記各閾値の大小関係は、A<C、th<t2≦t1、とされている。
ステップS104に続いて、制御部203は、四路切換弁26を図1に実線で示す方向に切換えて冷媒の循環方向を逆転させるとともに、電磁弁SVをオフにして閉状態としてデフロスト運転を終了し(ステップS105)、空気調和機1の運転状態を暖房運転に切換える(ステップS102に戻る)。暖房運転モードでの運転時には、ステップS102〜S105が繰り返される。
実施形態1によれば、バイパス配管220を備えないパスP2〜P5の冷媒入口E2〜E5に設けられるキャピラリチューブCT2〜CT5の内で、暖房運転時に最も冷媒流量を少なくするキャピラリチューブCT2が接続されるパスP2、すなわちバイパス配管220を備えないためデフロストがされにくいパスP2〜P5の内で最もデフロストされにくいパスP2がデフロストされることでデフロスト運転が終了されるので、確実に室外熱交換器22のデフロストを行うことができる。
さらに実施形態1によれば、デフロスト運転の開始と終了とを、それぞれ条件A1およびB1に基づいて判定するので、デフロスト運転の開始および終了のタイミングを正確に判定することができる。したがって、不必要なデフロスト運転がされないのでデフロスト運転の時間を短縮することができる。
なお、本実施形態においてデフロスト運転時に空気調和機1は、冷媒回路10における冷媒の循環方向を切り換える、いわゆる逆サイクルデフロストを行うが、本実施形態におけるバイパス配管220の配設位置およびデフロスト運転時の制御は、圧縮機21から吐出されるホットガスを、室内熱交換器32をバイパスさせて室外熱交換器22に流すことでデフロスト運転を行う正サイクルデフロスト運転を行う空気調和機にも適用可能である。
<実施形態2>
実施形態2に係る室外機は、実施形態1に係る室外機2と機械的構成は同一であり、制御の方法のみが異なる。実施形態2においてデフロスト運転は、電磁弁SVを閉状態に維持して行う上部デフロスト運転(第1デフロスト運転)と、電磁弁SVを開状態にして行う下部デフロスト運転(第2デフロスト運転)と、の2段階で行われる。上部デフロスト運転でバイパス配管220を備えないパスP2〜P5のデフロストが完了され、下部デフロスト運転で、バイパス配管220を備える残りのパスP1のデフロストが完了される。
図4は、実施形態2において制御部203がデフロスト運転時および暖房運転時に行う制御を示すフローチャートである。空気調和が暖房運転モードで開始された時点では、常閉型の電磁弁SVは閉状態である(ステップS201)。制御部203は、暖房運転時に、デアイササーミスタDT1が検出する冷媒入口E1の温度Tb1と、圧縮機21が吐出するホットガスの吐出圧力HPと、をモニタリングし、条件A2に該当する場合に室外熱交換器22が着霜したと判定し、デフロスト運転を開始するタイミングであると判断する(ステップS202でYES)。条件A2に該当しない場合は、制御部203は、前記モニタリングを継続しつつ暖房運転を継続する(ステップS202でNO)。
条件A2とは、(1)Tb1が着霜判定時間X分間連続して低下、(2)Tb1が着霜判定温度th℃未満、(3)吐出圧力HPが着霜判定圧力値C未満、の3つの条件を全て満たす場合である。なお、X、th、およびCは、室外熱交換器22の大きさや室外ファン25の送風能力等に応じて予め定められた閾値であり、記憶部201に予め記憶されている。
ステップS202に続いて、制御部203は、電磁弁SVを閉状態に維持し、四路切換弁26を図1に破線で示す方向に切換えて冷媒の循環方向を逆転させ、上部デフロスト運転を開始する(ステップS203)。制御部203は、計時部202が出力するクロック信号に基づいて上部デフロスト運転の継続時間をモニタリングするとともに、デアイササーミスタDT2が検出する冷媒入口E2の温度Tb2と、圧縮機21が吐出するホットガスの吐出圧力HPと、をモニタリングして、条件B2に該当する場合に上部デフロスト運転を終了するタイミングであると判断する(ステップS204でYES)。条件B2に該当しない場合は、制御部203は、前記モニタリングを継続しつつ上部デフロスト運転を継続する(ステップS204でNO)。
条件B2とは、(1)Tb2が第2終了判定温度t2を超過、(2)吐出圧力HPが第1終了判定圧力値A(Mpa)を超過、(3)前記継続時間が第1終了判定時間T1秒を経過、の3つの条件のいずれかを満たす場合である。なお、t2、A、およびT1は、室外熱交換器22の大きさや室外ファン25の送風能力等に応じて予め定められた閾値であり、記憶部201に予め記憶されている。
上部デフロスト運転に続いて、制御部203は、電磁弁SVをオンにして開状態として下部デフロスト運転を開始する(ステップS205)。制御部203は、計時部202が出力するクロック信号に基づいて下部デフロスト運転の継続時間をモニタリングするとともに、Tb1と、圧縮機21が吐出するホットガスの吐出圧力HPと、をモニタリングして、条件Cに該当する場合に下部デフロスト運転を終了するタイミングであると判断する(ステップS206でYES)。条件Cに該当しない場合は、制御部203は、前記モニタリングを継続しつつ下部デフロスト運転を継続する(ステップS206でNO)。
条件Cとは、(1)Tb1が第1終了判定温度t1を超過、(2)吐出圧力HPが第2終了判定圧力値B(Mpa)を超過、(3)前記継続時間が第2終了判定時間T2秒を経過、の3つの条件のいずれかを満たす場合である。なお、t1、B、およびT2は、室外熱交換器22の大きさや室外ファン25の送風能力等に応じて予め定められた閾値であり、記憶部201に予め記憶されている。さらに、上記各閾値の大小関係は、A<B<C、th<t2≦t1、とされている。
ステップS206に続いて、制御部203は、四路切換弁26を図1に実線で示す方向に切換えて冷媒の循環方向を逆転させるとともに、電磁弁SVをオフにして閉状態としてデフロスト運転を終了し(ステップS207)、空気調和機1の運転状態を暖房運転に切換える(ステップS202に戻る)。暖房運転モードでの運転時には、ステップS202〜S207が繰り返される。
実施形態2によれば、上部デフロスト運転で最もデフロストされにくいパスP1以外のデフロストを完了し、下部デフロスト運転で最もデフロストされにくいパスP1を集中的にデフロストするので、実施形態1よりも効率よく室外熱交換器22をデフロストすることが可能となり、実施形態1よりもデフロスト時間を短縮することができる。
さらに実施形態2によれば、上部デフロスト運転の開始と終了とを、それぞれ条件A2およびB2に基づいて判定し、上部デフロスト運転に続く下部デフロスト運転の終了を、条件Cに基づいて判定するので、デフロスト運転の開始および終了のタイミングを正確に判定することができる。したがって、不必要なデフロスト運転がされないのでデフロスト運転の時間を短縮することができる。
<実施形態3>
実施形態3に係る室外機2’は、デアイササーミスタDT1が省略されている他は、実施形態1および2に係る室外機2と同様の構成を備えている(図示省略)。制御部203がデフロスト運転時および暖房運転時に行う制御が、実施形態1における制御よりも簡略化されている。
図5は、実施形態3において制御部203がデフロスト運転時および暖房運転時に行う制御を示すフローチャートである。室外機2’を備える空気調和機1’の運転が暖房運転モードで開始された時点では、常閉型の電磁弁SVは閉状態である(ステップS301)。制御部203は、暖房運転時にデアイササーミスタDT2が検出する冷媒入口E2の温度Tb2をモニタリングし、条件A3に該当する場合に室外熱交換器22が着霜したと判定し、デフロスト運転を開始するタイミングであると判断する(ステップS302でYES)。条件A3とは、Tb2が着霜判定時間X分間連続して低下し、かつ、Tb2が着霜判定温度th℃未満となる場合である。なお、Xおよびthは、実施形態1および2と同じく、室外熱交換器22の大きさや室外ファン25の送風能力等に応じて決定される閾値であり、記憶部201に予め記憶されている。
ステップS302に続いて、制御部203は、四路切換弁26を図1に破線で示す方向に切換えて冷媒の循環方向を逆転させるとともに、電磁弁SVをオンにして開状態としてデフロスト運転を開始する(ステップS303)。制御部203は、計時部202が出力するクロック信号に基づいて、デフロスト運転の継続時間をモニタリングし、条件B3に該当する場合にデフロスト運転を終了するタイミングであると判断する(ステップS304でYES)。条件B3とは、前記継続時間が終了判定時間T1秒を超えた場合である。なお、T1は、記憶部201に予め記憶され、室外熱交換器22の大きさや室外ファン25の送風能力等に応じて予め定められた閾値であり、デフロスト運転時に最も除霜されにくいパスP2が確実に除霜される時間とされている。
ステップS304に続いて、制御部203は、四路切換弁26を図1に実線で示す方向に切換えて冷媒の循環方向を逆転させるとともに、電磁弁SVをオフにして閉状態としてデフロスト運転を終了し(ステップS305)、空気調和機1’の運転状態を暖房運転に切換える(ステップS302に戻る)。暖房運転モードでの運転時には、ステップS302〜S305が繰り返される。
実施形態3によれば、デアイササーミスタは、DT2の1つのみでよく、実施形態1および2における制御よりも制御が簡略化されるため、室外機をより低コストで製造することが可能となる。各パスP1〜P5の出口における冷媒の蒸発温度の均一度が損なわれにくい条件で空気調和を行う場合、例えば、室外温度の変化が少ない場合や空調温度を固定して使用する場合等において、実施形態3は好適な実施形態である。
<実施形態4>
実施形態4は、空気調和機1が逆サイクルデフロストを行う空気調和機に限定される場合の実施形態である。図6は、実施形態4に係る室外機2Aにおける電子膨張弁24と室外熱交換器22との間の配管構成の詳細を示す模式図である。実施形態1および2に係る室外機2と同一の構成については同一の符号を付している。室外機2Aは、室外機2の構成に加えて、デフロスト運転時にパスP2に接続されたキャピラリチューブCT2を流れる冷媒を、パスP1にバイパスさせるパス間配管230と、パス間配管に230に設けられたキャピラリチューブ231(流量制限機構)と、をさらに備える。
パス間配管230は、その一端が冷媒入口E1とキャピラリチューブCT1との間に接続され、その他端が冷媒入口E2とキャピラリチューブCT2との間に接続される。キャピラリチューブ231は、その摩擦抵抗がキャピラリチューブCT1およびCT2の摩擦抵抗より小さくなるように選択される。そのため、大きな摩擦抵抗を有するキャピラリチューブCT1およびCT2よりも、摩擦抵抗の少ないキャピラリチューブ231の方が、冷媒は通過しやすいので、デフロスト運転時に冷媒入口E2(デフロスト運転時には冷媒の出口となる)から流出する冷媒は、キャピラリチューブCT2をバイパスしてパスP1へと流れ、さらにバイパス配管220へと導かれる。
すなわち室外機2Aにおいては、デフロスト運転時に、制御部203がバイパス配管220に設けられた電磁弁SVを開状態とすると、冷媒入口E1から流出する冷媒に加えて、冷媒入口E2から流出する冷媒も、バイパス配管220へとバイパスされる。そのため、デフロスト運転時には、キャピラリチューブCT3〜CT5によって冷媒流量が制限されるパスP3〜P5よりも、パスP1およびパスP2の冷媒流量が多くなる。したがって、パスP1およびP2のデフロスト効率が向上するので、室外機2よりもデフロスト運転時間を短縮することができる。なお、実施形態4において制御部203がデフロスト運転時および暖房運転時に行う制御は、実施形態1または2と同様の制御とされている。
このように室外機2Aにおいては、バイパス配管220のみならず、パス間配管230を備えることで、暖房運転時に冷媒流量が最も少ないパスP1のみならず、2番目に冷媒流量が少ないパスP2においても、ホットガス流量をデフロスト運転時に増加させることができる。そのため、バイパス配管220のみを備える室外機2の構成と比較して、デフロスト運転の効率をより向上させることができる。その他の効果については、実施形態1または2と同様である。
以上、本発明の実施形態1〜4に係る室外機について説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を取ることもできる。
(1)上記実施形態4に係る室外機2Aにおいて、パス間配管230に代えてキャピラリチューブCT2をバイパスさせるバイパス配管220Bを設けてもよい(図7に示す室外機2B)。バイパス配管220Bは、電磁弁SV2と、デフロスト運転時の冷媒流向において電磁弁SV2の上流となる位置に設けられたキャピラリチューブ221と、を備えている。また、キャピラリチューブ221の摩擦抵抗は、キャピラリチューブCT1〜CT5のいずれよりも小さい値となるようにされている。室外機2Bによっても、暖房運転時に冷媒流量が最も少ないパスP1のみならず、2番目に冷媒流量が少ないパスP2においても、ホットガス流量をデフロスト運転時に増加させることができる。なお、バイパス配管およびデアイササーミスタをさらにパスP3以降にも追加すれば、パスP1〜P5をより均一にデフロストすることができる。
(2)上記実施形態1〜3に係る室外機において、バイパス配管220の一端を分流器23とキャピラリチューブCT1との間に接続し、他端をキャピラリチューブCT1と冷媒入口E1との間に接続するようにしてもよい(図8に示す室外機2C)。なお、室外機2Cはパス間配管230を備えていないが、パス間配管230を備える実施形態4に係る室外機についても、バイパス配管220の一端を分流器23とキャピラリチューブCT1との間に接続し、他端をキャピラリチューブCT1と冷媒入口E1との間に接続することができる。
CT1〜5 キャピラリチューブ(流量調節機構)
DT1、DT2 デアイササーミスタ(第1、第2温度検出部、入口温度検出部)
E1〜5 冷媒入口
SV、SV1、SV2 電磁弁(開閉機構)
1、1’ 空気調和機
2、2’、2A、2B、2C、2D 室外機
20 ケーシング
21 圧縮機
22 室外熱交換器
23 分流器(分流機構)
24 電子膨張弁(減圧機構)
25 室外ファン
200 コントローラ
201 記憶部
202 計時部
203 制御部
211 高圧圧力センサ(圧力検出部)
220、220B バイパス配管
230 パス間配管
231 キャピラリチューブ(流量制限機構)

Claims (9)

  1. 複数のパス(P1〜5)を有し暖房運転時に蒸発器として機能する熱交換器(22)と、
    室外空気を前記熱交換器(22)に送風するファン(25)と、
    少なくとも前記熱交換器(22)と前記ファン(25)とを収容するケーシング(20)と、
    暖房運転時に凝縮器で凝縮された冷媒を減圧する減圧機構(24)と、
    暖房運転時に前記減圧機構(24)で減圧された冷媒を前記複数のパス(P1〜5)の各入口(E1〜5)へと分流する分流機構(23)と、
    前記分流機構(23)と前記各入口(E1〜5)との間にそれぞれ設けられ、暖房運転時に当該各入口(E1〜5)に流入する冷媒の流量をそれぞれ異なる流量に調節する流量調節機構(CT1〜5)と、
    デフロスト運転時に前記流量調節機構(CT1〜5)の内で、前記流量を予め定められた値以下に調節する流量調節機構(CT1)をバイパスさせるバイパス配管(220)と、
    前記バイパス配管(220)に設けられ当該バイパス配管(220)を開閉させる開閉機構(SV)と、
    デフロスト運転時における各動作機構を制御する制御部(203)と、を備え、
    前記制御部(203)は、デフロスト運転時の少なくとも一部の期間において前記開閉機構(SV)を開状態とする空気調和機の室外機。
  2. 前記バイパス配管(220)は、その一端が前記減圧機構(24)と前記分流機構(23)との間に接続され、その他端が前記流量調節機構(CT1)と前記入口(E1)との間に接続される請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記バイパス配管(220)は、その一端が前記分流機構(23)と前記流量調節機構(CT1)の間に接続され、その他端が前記流量調節機構(CT1)と前記入口(E1)との間に接続される請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記ファン(25)は前記ケーシング(20)の上部に設けられ、
    前記熱交換器(22)の前記複数のパス(P1〜5)は前記ケーシング(20)の上下方向に並列に形成され、
    前記流量調節機構(CT1〜5)は、前記上下方向において下方寄りに配設されているパスほど冷媒流量を少なくするものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記バイパス配管(220)は、最も下方寄りに配設されているパスに接続される前記流量調節機構(CT1)にのみ設けられる請求項4に記載の空気調和機の室外機。
  6. 逆サイクルデフロスト運転を行う空気調和機の室外機であって、
    前記逆サイクルデフロスト運転時に、前記複数のパス(P1〜5)の内の1つに接続された流量調節機構(CT2)を流れる冷媒を、当該パス(P2)とは異なる他のパス(P1)にバイパスさせるパス間配管(230)と、
    前記パス間配管(230)に設けられ、当該パス間配管(230)を流れる冷媒流量を制限する流量制限機構(231)と、を備え、
    前記パス間配管(230)は少なくとも、前記流量調節機構(CT1〜5)の内で、2番目に冷媒流量を少なくする流量調節機構(CT2)を流れる冷媒を、最も冷媒流量を少なくする流量調節機構(CT1)が接続されるパス(P1)にバイパスさせる位置に配設される請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記バイパス配管(220)を備えない前記パス(P2〜5)の入口に設けられる流量調節機構(CT2〜5)の内で、暖房運転時に最も冷媒流量を少なくする流量調節機構(CT2)が接続されるパス(P2)の前記入口(E2)に設けられ、当該入口(E2)の温度を検出する入口温度検出部(DT2)と、
    計時部(202)と、を備え、
    前記制御部(203)は、
    前記入口温度検出部(DT2)が検出した前記入口(E2)の温度が、予め定められた時間である着霜判定時間を超えて連続して低下し、
    かつ、前記入口(E2)の温度が予め定められた温度である着霜判定温度未満となった場合に、前記開閉機構(SV)を開状態としてデフロスト運転を開始し、
    前記デフロスト運転の継続時間が予め定められた時間である終了判定時間を超過した場合に、前記開閉機構(SV)を閉状態として当該デフロスト運転を終了する請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  8. 暖房運転時に前記流量調節機構(CT1〜5)の内で最も冷媒流量を少なくする流量調節機構(CT1)が接続される前記パス(P1)の前記入口(E1)に設けられ、当該入口(E1)の温度である第1入口温度を検出する第1温度検出部(DT1)と、
    前記バイパス配管(220)を備えない前記パス(P2〜5)の入口(E2〜5)に設けられる流量調節機構(CT2〜5)の内で、暖房運転時に最も冷媒流量を少なくする流量調節機構(CT2)が接続されるパス(P2)の前記入口(E2)に設けられ、当該入口(E2)の温度である第2入口温度を検出する第2温度検出部(DT2)と、
    圧縮機(21)が吐出する冷媒の吐出圧力を検出する圧力検出部(211)と、
    計時部(202)と、を備え、
    前記制御部(203)は、
    前記第1入口温度が予め定められた時間である着霜判定時間を超えて連続して低下し、
    かつ、前記第1入口温度が予め定められた温度である着霜判定温度未満であり、
    かつ、前記吐出圧力が予め定められた圧力値である着霜判定圧力値未満となった場合に、前記開閉機構(SV)を開状態としてデフロスト運転を開始し、
    前記デフロスト運転時に、
    前記デフロスト運転の継続時間が予め定められた時間である終了判定時間を超過した場合、
    または、前記第1入口温度が予め定められた第1の温度である第1終了判定温度を超過し、かつ、前記第2入口温度が予め定められた第2の温度である第2終了判定温度を超過した場合、
    または、前記吐出圧力が予め定められた圧力値である終了判定圧力値を超過した場合、
    の少なくとも1つに該当する場合に、前記開閉機構(SV)を閉状態として当該デフロスト運転を終了する請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  9. 前記バイパス配管(220)は、デフロスト運転時に前記流量調節機構(CT1〜5)の内で最も冷媒流量を少なくする流量調節機構(CT1)にのみ設けられ、
    暖房運転時に前記流量調節機構(CT1〜5)の内で最も冷媒流量を少なくする流量調節機構(CT1)が接続される前記パス(P1)の前記入口(E1)に設けられ、当該入口の温度である第1入口温度を検出する第1温度検出部(DT1)と、
    暖房運転時に前記流量調節機構(CT1〜5)の内で2番目に冷媒流量を少なくする流量調節機構(CT2)が接続される前記パス(P2)の前記入口(E2)に設けられ、当該入口の温度である第2入口温度を検出する第2温度検出部(DT2)と、
    圧縮機(21)が吐出する冷媒の吐出圧力を検出する圧力検出部(211)と、
    計時部(202)と、を備え、
    前記制御部(203)は、
    前記第1入口温度が予め定められた時間である着霜判定時間を超えて連続して低下し、
    かつ、前記第1入口温度が予め定められた温度である着霜判定温度未満であり、
    かつ、前記吐出圧力が予め定められた圧力値である着霜判定圧力値未満となった場合に、前記開閉機構(SV)を閉状態に維持して行うデフロスト運転である第1デフロスト運転を開始し、
    前記第1デフロスト運転時に、
    前記第1デフロスト運転の継続時間が予め定められた第1の時間である第1終了判定時間を超過した場合、
    または、前記第2入口温度が予め定められた第2の温度である第2終了判定温度を超過した場合、
    または、前記吐出圧力が予め定められた第1の圧力値である第1終了判定圧力値を超過した場合、
    の少なくとも1つに該当する場合に、当該第1デフロスト運転を終了し、
    前記第1デフロスト運転に続いて、前記開閉機構(SV)を開状態として行うデフロスト運転である第2デフロスト運転を開始し、
    前記第2デフロスト運転時に、
    前記第2デフロスト運転の継続時間が予め定められた第2の時間である第2終了判定時間を超過した場合、
    または、前記第1入口温度が予め定められた第1の温度である第1終了判定温度を超過した場合、
    または、前記吐出圧力が予め定められた第2の圧力値である第2終了判定圧力値を超過した場合、
    の少なくとも1つに該当する場合に、前記開閉機構(SV)を閉状態として当該第2デフロスト運転を終了する請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
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