JP2010274916A - 気圧式倍力装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】比較的長い筒部65を有するフロントシェル21と比較的短い筒部66を有するリヤシェル22とを、それぞれの筒部同士を結合してシェル本体23を構成し、シェル本体の前記結合部68に、センターシェル24の筒部67の開口縁部67aとリヤ側パワーピストン28のダイアフラム26の外周ビード26aとを配置したタンデム型気圧式倍力装置において、フロントシェル21と、リヤシェル22とセンターシェル24との各筒部65、66、67を、それぞれ開口端側へ向けて次第に拡径する截頭円錐形状に形成し、それぞれを積み重ねた際の嵌合深さを大きくする。
【選択図】図1
Description
この第1の発明においては、フロントシェルとリヤシェルとのうちの少なくとも一方の筒部が、開口端側へ向けて次第に拡径する截頭円錐形状となっているので、部品の状態でこれらを積み重ねると、相互に筒部同士が嵌合して重なり部分が生じる。しかも、比較的長い筒部を有するフロントシェルの筒部を截頭円錐形状にした場合は、その嵌合深さが十分深くなるので、積み重ねた際の嵩も大幅に縮小する。
上記課題を解決するための第2の発明は、タンデム型として構成したもので、この場合は、シェル本体内を2室に区画するセンターシェルの筒部も、開口端側へ向けて次第に拡径する截頭円錐形状に形成する。これによりセンターシェルも、上記フロントシェルおよびリヤシェルと同様に相互に筒部同士が嵌合して重なり部分が生じ、しかも、比較的長い筒部を有するセンターシェルの嵌合深さが十分深くなる。
上記第1および第2の発明においては、上記筒部を截頭円錐形状に形成したシェル要素に、部品の状態で相互に筒部を嵌合して積み重ねた際、その嵌合深さを規制するストッパ部をるようにするのが望ましく、この場合は、前記ストッパ部によって筒状部同士が密着するのを防止できるので、くさび効果によってシェル要素同士が離脱困難になることはなくなる。
また、筒部が截頭円錐形状となっているシェル要素に嵌合深さを規制するストッパ部を設けた場合は、筒部同士が密着することがないので、相互の離脱が容易になる。
図1乃至図3は、本発明の一つの実施の形態としての気圧式倍力装置を示したものである。本気圧式倍力装置はタンデム型として構成されており、その基本構造は、前記図6に示したものと同じく、フロントシェル21とリヤシェル22とからなるシェル本体23内をセンターシェル24により前・後2室に区画し、このセンターシェル24により区画された各室を、さらにダイアフラム25、26を備えたパワーピストン27、28により定圧室29、30と変圧室31、32とに区画し、各パワーピストン27、28に共通に設けたバルブボデー33を前記センターシェル24の中心部およびリヤシェル22の後部の小径筒部22aを気密的にかつ摺動可能に挿通させてシェル本体23まで延ばしている。なお、フロントシェル23の前面中央には、図示を略すマスタシリンダを部分的に受け入れるための凹部21aが形成されている。また、リヤシェル22の小径筒部22aには、バルブボデー33の、シェル本体23から延出した部分を覆うダストブーツ34が取付けられている。
本気圧式倍力装置を、上記スタッドボルト59(図2)を利用して車体へ取付けた状態でブレーキペダルを踏込むと、入力ロッド43が前進して弁プランジャ44が前進し、大気弁50が開いて、サイレンサ39およびフィルタ40を通じてバルブボデー33内に大気が流入し、この大気は第1大気通路36および第2大気通路38を通ってリヤ側変圧室32およびフロント側変圧室31に導入される。この結果、負圧が導入されている定圧室29、30と大気が導入された変圧室31、32との間に差圧が発生し、パワーピストン27、28が推進して所定の倍力比の出力がバルブボデー33から出力軸55を経てマスタシリンダ側へ取出され、所定の倍力作用が開始される。
Claims (3)
- フロントシェルとリヤシェルとを、それぞれの筒部の開口縁部を合せて一体化してシェル本体を構成し、前記各筒部の開口縁部の合せ部の周辺に、シェル本体内を定圧室と変圧室とに区画するパワーピストンを構成するダイアフラムの外周ビードを配置した気圧式倍力装置において、前記フロントシェルと前記リヤシェルとのうち、少なくとも一方のシェルの筒部を開口端側へ向けて次第に拡径する截頭円錐形状に形成したことを特徴とする気圧式倍力装置。
- フロントシェルとリヤシェルとを、それぞれの筒部の開口縁部を合せて一体化してシェル本体を構成し、前記各筒部の開口縁部の合せ部に、シェル本体内を2室に区画するセンターシェルの筒部の開口縁部と、前記各室内を定圧室と変圧室とに区画するパワーピストンを構成するダイアフラムのうちの、リヤ側のダイアフラムの外周ビードとを配置したタンデム型気圧式倍力装置において、少なくとも前記センターシェルの筒部を開口端側へ向けて次第に拡径する截頭円錐形状に形成したことを特徴とするタンデム型気圧式倍力装置。
- 筒部を截頭円錐形状に形成したシェル要素に、部品の状態で相互に筒部を嵌合して積み重ねた際、その嵌合深さを規制するストッパ部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の気圧式倍力装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2010181017A JP2010274916A (ja) | 2010-08-12 | 2010-08-12 | 気圧式倍力装置 |
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JP2001133013A Division JP4618527B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 気圧式倍力装置 |
Publications (1)
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Family
ID=43422268
Family Applications (1)
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JP2010181017A Pending JP2010274916A (ja) | 2010-08-12 | 2010-08-12 | 気圧式倍力装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4267766A (en) * | 1979-01-29 | 1981-05-19 | The Bendix Corporation | Control valve apparatus for a pneumatically operated servomotor |
JPH0456632U (ja) * | 1990-09-25 | 1992-05-14 | ||
JP2003508297A (ja) * | 1999-08-30 | 2003-03-04 | ロバート ボッシュ コーポレイション | 壁への取付け手段を備えたブレーキブースタ |
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2010
- 2010-08-12 JP JP2010181017A patent/JP2010274916A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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