JP2010274533A - ヘッドメンテナンス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々のインク材料を用いたインクジェットヘッドであっても清掃時の損傷を防ぎ、よって長期間の使用を可能にするヘッドメンテナンス装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るヘッドメンテナンス装置は、インクジェットヘッドのノズル面2を清掃する装置であって、帯状の清掃布3と、清掃布3がロール状に巻かれた清掃布ローラ軸13と、清掃布3を巻き取るように構成された巻き取り軸8とを備えている。清掃布3は、清掃布ローラ軸13と巻き取り軸8との間においてノズル面2と間にギャップを有したまま、ノズル面2に付着するインク滴と接触することによって該インク滴を吸収除去することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットヘッドのノズル面を清掃するヘッドメンテナンス装置に関するものである。
インクジェットヘッドを搭載した、インクなどの液体を吐出して被印刷物に対して処理を行う液体吐出装置においては、近年、液体噴射装置を液晶テレビのカラーフィルター製作に使用するなど、生産装置として利用されることが多くなっている。
このような用途においては、特に、インクジェットヘッドから吐出するインク液滴の指定位置からの吐出ずれ量は数μm以内などといった非常に高い精度が求められている。
ところが、インクジェットヘッドでインクを吐出させる構成の場合、概して、インクのしぶき等が吐出穴であるノズル近傍に付着し、該付着インクが乾燥して増粘してくることが知られている。このようなノズル近傍への異物付着は、吐出インクが該異物に引っ張られることによる吐出ずれ量の拡大を招くことになる。このため、ノズル近傍に付着した異物を取り除くための定期的なヘッドメンテナンスを行うことが主流となっている。
代表的なヘッドメンテナンスとしては、ゴム製のワイピングブレードを、ノズルを含んだノズル面に当てて払拭清掃する方法や、特許文献1にあるような、ローラ状の清掃布を用いて常に汚れの無い布面でノズル面を払拭清掃する方法が知られている。
ここで、特許文献1に開示されたヘッドメンテナンス方法について図6を参照して説明する。図6は、特許文献1に記載のヘッドメンテナンスを行う清掃機構の一例を示す模式図である。
図6において、ヘッド101の下面には、インクを吐出するノズル口を複数配列したノズル面102が配置されている。ノズル面102の直下には清掃布103がテープ状に配設され、清掃布103を挟んでノズル面102と対向する位置には、バックローラ104が設置されている。バックローラ104は、ノズル面102に対して上下に駆動する機構を取っており、上昇時においては、バックローラ104が清掃布103を押し上げ、ヘッド101のノズル面102に所定圧力で接触押圧させる。これによって、清掃布103はノズル面102に付着したインク滴を吸収し、インク滴を除去する。インク滴の除去後、バックローラ104は下降し、巻き取り用モータ105が回転して清掃布103を所定量巻き取ることによって、清掃布103の未使用部を繰り出す。これによって、本機構では、常に清潔な清掃布面によってノズル面102が清掃される。
なお、特許文献1に開示されたヘッドメンテナンス方法では、清掃布から発塵する微小繊維や埃等がノズル面に付着することを防止するため、清掃布には自己発塵性の低い織布や多孔質状のインク吸収体等を利用している。
ところで、昨今の生産装置用途の機能性インクには、機能材料としてガラス材や金属材を用いたものも多く、なかには、その粒径が数μmといった大きなものもある。また、機能性インクの中には、インク物性の高機能化が進み、従来とは異なる取扱いに注意を要するインクも使用が開始されている。例えば、吐出後の濡れ広がり性を重視する場合には、表面張力を低く抑えた機能性インクが使用される。また、逆に、吐出後の膜厚を厚くする場合には、インク内の固形成分量を増やすことにより機能する高粘度の機能性インクが使用される。
インクジェットヘッドは、吐出性能を上げるため特殊な材料や複雑な組み立て工程を経て出荷されており非常に高価なものである。このような状況を踏まえると、種々のインク材料を用いてもインクジェットヘッドを傷めず長期間使用できることがヘッドメンテナンスの必須となっている。
特許文献1に開示されたヘッドメンテナンス方法は、ノズル面に付着したインク滴を除去するために清掃布を用いることによって、従来のワイピングプレードによる払拭清掃よりもノズル面に負荷をかけない方法となっている。
特開2001−260368号公報(2001年9月25日公開)
しかしながら、特許文献1に開示されたヘッドメンテナンス方法には以下のような問題が存在する。
第一に、特許文献1に開示されたヘッドメンテナンス方法では、清掃布をノズル面に直接押圧接触させるため、押圧力が作用することによって、ノズル面に摩擦が発生する。上記押圧接触が繰り返されることによって、ノズル面の摩耗および損傷が引き起こされる。特にインク内の固形成分がノズル面に残留しやすい速乾性の強いインクを使用する場合には、上記メンテナンスを実施する度に、固形成分がノズル面に押圧されてダメージを与えることになる。その結果、ノズル面の寿命が著しく低下し、ヘッドの長期使用が困難になってしまうという問題がある。
また、例えばクリーン度の高い室内でヘッドメンテナンスを実施した場合であっても、外部から侵入した埃や粉塵等が清掃布に付着することは完全に避けられるものではない。このため、特許文献1に記載の方法では、ヘッドメンテナンス時、清掃布に付着したゴミ等の異物がノズル面に移着してしまう。その結果、吐出インクが該異物に引っ張られることによって吐出のずれ量が拡大し、吐出精度の劣化が生じる。また、最悪の場合には、ノズル面に付着した該異物が被印刷物に落下する可能性も存在する。これを防止するためには、異物の付着したノズル面に対しては早急にヘッドメンテナンスを再度行う必要があるため、ヘッドメンテナンスに要する時間が増加してしまうという問題もある。
さらに、特許文献1に記載の方法によって、機能性インクを吐出するノズル面を清掃する場合、従来のワイピングブレードによる方法では存在しなかった問題が発生するようになる。
例えば、使用インクが表面張力の低い機能性インクである場合、メンテナンス時、清掃布の毛細力によってノズル内部のインクまでを過剰に吸収してしまう。その結果、ノズル内部のインクメニスカスが破壊され、ノズル内部にエアの噛み込みが発生して不吐出の原因となる。また、ノズル面の吐出するインクが高粘度の機能性インクである場合、メンテナンス時、ノズル面に付着したインク滴が清掃布に吸収されるよりも前にノズル面に押し潰され、インクがノズル面に広がって残存してしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、種々のインク材料を用いたインクジェットヘッドであっても、ノズル面を損傷させずに適切に清掃することのできるヘッドメンテナンス装置を提供することにある。
本発明に係るヘッドメンテナンス装置は、インクジェットヘッドのノズル面を清掃するヘッドメンテナンス装置であって、上記ノズル面との間にギャップを形成した状態のまま、上記ノズル面に付着するインクと接触して当該インクを吸収する清掃布を備えることを特徴としている。
上記構成では、ノズル面と清掃布とがギャップを形成して近接する。このギャップ距離は、ノズル面と清掃布とが接触せず、かつ、ノズル面に付着したインク滴と清掃布とが接触することのできる距離である。ノズル面と対面した清掃布が、ノズル面に付着したインク滴に接触すると、該インク滴は毛細管力によって清掃布に速やかに浸透する。したがって、ノズル面と清掃布とが非接触状態において、ノズル面に付着したインク滴の除去を行うことができる。
上記構成によれば、ノズル面と清掃布とが接触押圧されずにヘッドメンテナンスが行われる。これによって、これまで避けられなかった清掃布の接触によるノズル面の摩耗および損傷を防止することが可能である。
また、仮にゴミ等の異物が清掃布に付着していたとしても、異物が清掃布からノズル面に移着することがないため、ノズル面からのインク吐出精度を維持することが可能であると同時に、被印刷物に対するノズル面からの異物の落下も防止することができる。
さらに、低表面張力の機能性インクを使用する場合にも、ノズル面と清掃布とが接触しないため、過剰なインクの吸収を抑えることができる。また、高粘度の機能性インクを使用する場合であっても、清掃布に吸収しきれなかったインクが清掃布の接触によりノズル面に押し潰されて拡散残存するといったことが発生せず、ヘッドメンテナンスの高効率化が可能となる。
また、本発明に係るヘッドメンテナンス装置は、上記ギャップを形成した状態のまま、上記ギャップの距離を相対的に調節するギャップ調節手段を備えることが好ましい。
上記構成によれば、ノズル面または清掃布を互いの位置に対して相対的に移動することによってギャップ距離の調節を行うことができる。このため、他の部品による干渉の危険性を回避して、ギャップを安定して調節することができる。
また、本発明に係るヘッドメンテナンス装置において、上記ギャップの距離は200μm以下であることが好ましい。
上記構成によれば、清掃布がノズル面に付着したインク滴を吸収することによって、該インク滴の径を、インクの吐出に影響せず、かつ被印刷物に接触することのない大きさにまで縮小することができる。
また、本発明に係るヘッドメンテナンス装置は、上記清掃布がロール状に巻かれた清掃布ローラ軸と、上記清掃布ローラ軸から上記清掃布を巻き取るように構成された巻き取り軸と、上記巻き取り軸を駆動する巻き取りモータとを備え、上記清掃布は、上記清掃布ローラ軸と上記巻き取り軸との間において、上記ギャップを形成することが好ましい。
上記構成によれば、清掃布によるインクの吸収時、清掃布ロール軸と巻き取り軸の間において、清掃布に撓まない程度の張力を確保することが可能である。これによって、上記ギャップを確実に確保し、清掃布によるインクの吸収を良好に行うことができる。
また、ヘッドメンテナンス後には、巻き取り軸を回転させて、清掃布の一度使用した箇所を巻き取ることによって、常に清掃布の綺麗な箇所を用いて清掃を行うことができる。これによって、清掃布のインクを吸収する毛細力を維持することが可能である。
また、本発明に係るヘッドメンテナンス装置は、上記ノズル面と上記清掃布ローラ軸との間において上記清掃布に洗浄液を滴下する洗浄液滴下手段を備えていることが好ましい。
上記構成によれば、清掃布を洗浄液で湿潤状態にすることができる。例えば、ノズル面に付着したインク滴が乾燥等により増粘していたりしても、清掃布に染み込んだ洗浄液と増粘したインク滴との濃度差によって浸透圧作用が生じるため、ノズル面に付着したインク滴を効率的に吸収除去することができる。
また、本発明に係るヘッドメンテナンス装置は、上記清掃布を挟んで上記ノズル面と対向する位置に設置され、かつ当該ノズル面と対向面に吸引口が形成された型台と、上記吸引口に接続された負圧発生手段とを備え、上記型台において上記ノズル面と対向する面には、当該ノズル面の形状を反転させた反転形状がさらに形成され、上記負圧発生手段は、上記吸引口を介して、上記清掃布を上記反転形状に吸い付けることが好ましい。
上記構成では、清掃布がノズル面の形状に応じた形状になることによって、ノズル面と清掃布との間のギャップを略均一に形成することができる。これによって、例えばノズル面の形状が従来の方法では払拭が困難である形状であっても、インク滴を安定して吸収除去することができる。
また、本発明に係るヘッドメンテナンス装置は、上記ノズル面と上記清掃布ローラ軸との間において上記清掃布に接して配置され、かつ上記清掃布との摩擦により当該清掃布を帯電させる帯電ローラを備えることが好ましい。
上記構成によれば、清掃布が帯電ローラとの摩擦によってプラス側に帯電する。ここで、インクジェットヘッドの吐出構造上、ヘッドノズル内のインクはノズル内壁等との摩擦によってマイナス側に帯電している。このため、ヘッドメンテナンス時、ノズル面と清掃布とが近接すると、ノズル面に残存するインク滴と清掃布との間で静電気力が作用し、インク滴が電気的に清掃布に引き寄せられる。これによって、より確実にノズル面のインク滴を吸収除去することができる。
本発明に係るヘッドメンテナンス装置は、インクジェットヘッドのノズル面の清掃を行う清掃布を備えるヘッドメンテナンス装置であって、上記清掃布は、上記ノズル面との間にギャップを形成した状態のまま、上記ノズル面に付着するインクと接触して上記清掃を行うため、種々のインク材料を用いたインクジェットヘッドであってもノズル面を清掃する際の損傷を防ぎ、長期間の使用を可能にするという効果を奏する。
本発明に係るヘッドメンテナンス装置の一実施形態を示す説明図である。 本発明に係るヘッドメンテナンス装置の他の実施形態を示す説明図である。 本発明に係るヘッドメンテナンス装置の他の実施形態を示す説明図である。 本発明に係るヘッドメンテナンス装置の他の実施形態を示す説明図である。 図4に示したヘッドメンテナンス装置の一部分を拡大して示す図である。 従来のヘッドメンテナンス装置を示す説明図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は以下の実施の形態および図面に限定されるものではない。
図1は、本実施形態のヘッドメンテナンス装置30の構成を示す図である。
ヘッドメンテナンス装置30は、インクなどの液体を吐出して被印刷物に対して着色や付与加工等の処理を行う液体吐出装置に搭載されたインクジェットヘッドのヘッドメンテナンスのために用いることができる。
まず、ヘッドメンテナンス装置30の概略的な構成について説明する。ヘッドメンテナンス装置30は、帯状の清掃布3、清掃布3がロール状に巻き取られた清掃布ローラ軸13、清掃布ローラ軸13から清掃布3を巻取るように構成された巻き取り軸8、巻き取り軸8を駆動する巻き取りモータ5、清掃布ローラ軸13から巻き取り軸8まで清掃布3をガイドする複数の回転軸16、および型台15を有している。
図1に示すように、巻き取りモータ5は巻き取り軸8とベルト7で接続されている。すなわち、巻き取りモータ5が回転することによってベルト7を介して巻き取り軸8が回転する。巻き取り軸8が回転すると、清掃布3は、清掃布ローラ軸13から回転軸16およびエンコーダ軸9を経由して、巻き取り軸8まで送り供給される。
また、ヘッドメンテナンス装置30は、清掃布3の移動量を計測する移動量計測手段を具備している。上記移動量計測手段は、エンコーダ軸9、エンコーダスリット10、エンコーダセンサ11、およびパルスカウンタ12によって構成される。
図1に示すように、エンコーダ軸9は、清掃布3が送られることに伴って回転する回転ガイドである。エンコーダセンサ11は、エンコーダスリット10は、エンコーダ軸9に設置された周期的な切り欠きを有しており、エンコーダ軸9と共に回転する部材である。エンコーダセンサ11は、エンコーダスリット10の回転によって切り欠き有無を検知するセンサである。パルスカウンタ12は、エンコーダセンサ11からのパルス出力をカウントするカウンタである。パルスカウンタ12によるカウントによって、清掃布3の移動量が計測される。なお、エンコーダ軸9は、清掃布3の送りに対して滑らないように、摩擦力を高めるライニング加工を施されたウレタン樹脂から構成される。
清掃布3は、インクを吸収することのできる清掃用吸収体であればよく、また清掃布3としては、繊維毛が細かく、繊維が容易に脱落しない、低発塵織布を用いることが好ましい。具体的には、KBセーレン株式会社のサヴィーナミニマックス(登録商標)を用いることができる。清掃布3は、回転軸16とエンコーダ軸9との間において一定の張力によって張り出されている。
次に、本実施形態に係るメンテナンス装置30によるヘッドメンテナンスについて説明する。
図1には、本実施形態に係るメンテナンス装置によりヘッドメンテナンスを行われる対象であるインクジェットヘッドについて、ヘッド1およびノズル面2が示されている。ノズル面2には撥水膜処理が施されており、インクジェットヘッドによるインクの吐出後、ノズル面2にはインクが滴状に付着する。
ノズル面2に付着したインク滴を除去するために、図示しない2軸の可動手段によって、ヘッド1のノズル面2を清掃位置に移動させ、清掃布に対面させる。清掃位置は、清掃布3が回転軸16とエンコーダ軸9との間において一定の張力によって張り出された範囲内であって、清掃布3の直上である。また、清掃位置には、ノズル面2に対して清掃布3を挟んで対向する位置に型台15が配置されている。
ヘッド1には、ノズル面2を上下移動させるための1軸の直動ステージ(ギャップ調節手段)14が接続されており、ノズル面2が清掃位置に移動する際、他の機能装置がノズル面2に干渉するのを避けるために、ノズル面2は、直動ステージ14によって安全な高さまで引き上げている。
ノズル面2が清掃位置に移動した後、直動ステージ14が下降してノズル面2を清掃布3に接近させ、その位置を調節する。この調節によって、ノズル面2と清掃布3との間には一定のギャップが形成される。
ノズル面2の位置の調節は、ノズル面2と清掃布3とを接触させずに行なわれる。この非接触状態を確保するために、直動ステージ14のスライダ部に対して、物理的なストッパを設けてもよし、リミットセンサ(近接センサおよび接点スイッチ等)を設けることによって昇降リミット位置を制御してもよい。また、直動ステージ14に変心カムを用いることによって、一定以上の高さまで下降および上昇しないようにしてもよい。
この後、直動ステージ14は、一定時間が経過するまで上記ギャップを維持する。一定時間が経過する間、清掃布3は、その毛細力によって、ノズル面2に付着したインク滴を速やかに吸収する。このインク吸収によって、ヘッドメンテナンス装置30によるヘッドメンテナンスが行なわれる。
ここで、ノズル面2と清掃布3との間のギャップ距離は、ノズル面2と清掃布3とが接触せず、かつ、ノズル面2に付着したインク滴と清掃布3とが接触することのできる距離であればよい。さらに上記ギャップ距離は、ノズル面2に付着したインク滴の径によるが、200μm以下であることが好ましい。上記ギャップ距離が200μm以下であれば、清掃布3がノズル面2に付着したインク滴を吸収することによって、該インク滴の径をインクの吐出に対して影響せず、かつ被印刷物に対する接触することのない大きさにまで縮小することができる。
また、インク滴の吸収時、清掃布3は、回転軸16とエンコーダ軸9の間において撓まない程度の張力を確保することが望ましい。本実施形態では、清掃布ローラ軸13にバックテンション発生機構(図示しない)が直結されており、当該機構によって最適な清掃布の張力を調節することが可能である。
ヘッドメンテナンス後、巻き取りモータ5を駆動させ、巻き取り軸8を回転させることによって、清掃布3の一度使用した箇所を巻き取る。これによって、清掃布3の付着物のない綺麗な面が、清掃位置に送られる。このときの清掃布3の送り量については、エンコーダスリット10の回転を検出するエンコーダセンサ11のパルス出力をパルスカウンタ12がカウントし、コントローラ(図示しない)が巻き取りモータ5をノズル面2の幅に相当するパルス数だけ駆動すればよい。これによって、ヘッドメンテナンスには、常に清掃布3の綺麗な面が用いられ、清掃布3のインクを吸収する毛細力を維持することが可能となり、更には清掃布3の効率的な使用が可能になる。
以上のように、ヘッドメンテナンス装置30によるヘッドメンテナンスでは、ノズル面2が清掃布3によって押圧されることはない。このため、ノズル面2の摩耗および損傷を防止することができ、その結果、ヘッド1の長寿命化を図ることができる。
また、ヘッドメンテナンス時、仮にゴミ等の異物が清掃布3に付着していたとしても、ノズル面2と清掃布3と非接触状態であるため、異物が清掃布3からノズル面2に移着することがない。よって、ノズル面2からのインク吐出精度を維持することができ、同時に、被印刷物に対するノズル面2からの異物の落下も防止することができる。
さらに、低表面張力の機能性インクを使用する場合にも、清掃布3とノズル面2とが接触することがないため、過剰なインクの吸収を抑えることができる。また、高粘度の機能性インクを使用する場合であっても、清掃布3に吸収しきれなかったインクが清掃布3の接触によりノズル面2に押し潰されて拡散残存するといったことが発生せず、ヘッドメンテナンスの高効率化が可能となる。
なお、本実施形態に係るヘッドメンテナンス動作は、例えば、他のメンテナンスユニットによるノズル孔のメンテナンス後や、インクの吐出検査後におこなってもよい。
例えば、ゴム等の弾性体からなるワイプブレードによってノズル面2のインク滴をワイピングにより払拭するヘッドメンテナンス方法を用いる場合、ワイピング後、ノズル面2にはワイプブレードと当接された面の範囲外において、依然インク滴や付着物が残存する場合がある。この場合、ワイプブレードの当接範囲外におけるインク滴の払拭除去は困難である。このため、ワイプブレードによるヘッドメンテナンス方法を行った後、本実施形態に係るヘッドメンテナンス装置30によってメンテナンスを行うことが有効である。
また、本実施形態では、ノズル面2と清掃布3との間のギャップの調節について、直動ステージ14を用いて行っているが、本発明はこれに限られず、ノズル面2または清掃布3を互いの位置に対して相対的に移動することによって行うものであればよい。一方、ガイドピンやガイドローラをノズル面以外に接触させてギャップを調節する場合には、繰り返し接触によるヘッド近傍部品の変形や、ガイドピンまたはローラに異物が噛み込むことによるノズル面の傾き等が発生する可能性がある。したがって、ノズル面2または清掃布3を相対的に移動する方法によれば、このような可能性を回避して、安定的にギャップを調節することができる。
〔実施の形態2〕
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の説明は、上記実施の形態1との相違点のみを説明する。
図2は本実施形態に係るヘッドメンテナンス装置30aの構成を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係るヘッドメンテナンス装置30aは、エンコーダ軸9を経過して清掃位置に至るまでの間において、清掃布3に接触するように樹脂性の帯電ローラ17を備えている。帯電ローラ17には別の駆動手段(図示しない)が設けられており、清掃布3の送り動作に影響を与えない程度に自転している。
本実施形態では、送られた清掃布3が帯電ローラとの摩擦によってプラス側に帯電する。ここで、ヘッド1の吐出構造上、ヘッドノズル内のインクはノズル内壁等との摩擦によってマイナス側に帯電する。このため、ヘッドメンテナンス時、ノズル面2と清掃布3とが近接すると、ノズル面2に残存するインク滴と清掃布3との間で静電気力が作用し、インク滴が電気的に清掃布3に引き寄せられる。これによって、より確実にノズル面2のインク滴を吸収除去することができる。
〔実施の形態3〕
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、以下の説明は、上記実施の形態1との相違点のみを説明する。
図3は本実施形態に係るヘッドメンテナンス装置30bの構成を示す図である。
図3に示すように、本実施形態に係るヘッドメンテナンス装置30bは、エンコーダ軸9を経過して清掃位置に至るまでの間において、清掃布3に洗浄液を滴下する滴下ノズル(洗浄液滴下手段)18を備えている。滴下される洗浄液には、インク溶媒となるものを選択すればよい。滴下ノズル18が洗浄液を滴下することによって、清掃布3がインク溶媒によって湿潤した状態になる。なお、トレイ25は、滴下ノズル18に滴下された余剰の洗浄液の受け皿となるように構成されていてもよい。
ヘッドメンテナンス時には、清掃布3の湿潤状態となった範囲が清掃位置に送られ、インク滴の吸収除去が行なわれる。このとき、ノズル面2に付着したインク滴が乾燥等によって増粘していたとしても、清掃布3に染み込んだ洗浄液と増粘したインク滴との濃度差によって浸透圧作用が生じるため、ノズル面2に付着したインク滴が効率的に吸収除去される。
〔実施の形態4〕
以下、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、以下の説明は、上記実施の形態3との相違点のみを説明する。
図4は、本実施形態に係るヘッドメンテナンス装置30cの構成を示す図である。
図4に示すように、清掃布3と対向する型台15の上面には、ノズル面2の形状を反転させた反転形状が形成されている。さらに型台15の上面には、エアの吸引口19が複数開口している。
また、型台15の内部には洗浄液貯留部20が存在する。洗浄液貯留部20の側壁部には、バルブ21を介して、負圧発生手段であるポンプ22と連通する開口部が設けられている。洗浄液貯留部20の底部には、万一、洗浄液が型台15の内部に入り込んでしまった場合に洗浄液を排出するための廃液管23が配設されている。この廃液管23はバルブ21を介して廃液タンク24に連通している。
本実施形態では、ヘッドメンテナンス時、滴下ノズル18が滴下した洗浄液によって湿潤状態となった清掃布3が型台15上に送られる。さらに、ポンプ22が駆動して吸引口19からエアを吸引する。この吸引によって、湿潤状態の清掃布3は、図5に示すように型台15にはり付けられて、型台15の反転形状と一致する。すなわち、清掃布3は、ノズル面2と組み合わさるような形状に合わせられる。図5は、型台15を拡大して示す図である。
したがって、ヘッドメンテナンス時、清掃布3は、ノズル面2と組み合わさるような形状に一致するため、ノズル面2に対して均一なギャップを形成することができる。このため、従来では清掃および払拭が困難であった形状のノズル面に対しても、ノズル面2やその周辺部に過負荷をかけることなく、清掃布3がノズル面2と非接触状態を維持したままインク滴を吸引除去することが可能である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係るヘッドメンテナンス装置は、例えばインクジェットヘッドのノズル形成面を備える液滴吐出装置に好適に利用することができる。
1 ヘッド
2 ノズル面
3 清掃布
5 巻き取りモータ
8 巻き取り軸
9 エンコーダ軸
10 エンコーダスリット
11 エンコーダセンサ
12 パルスカウンタ
14 直動ステージ
15 型台
17 帯電ローラ
18 ノズル
19 吸引口
20 洗浄液貯留部
22 ポンプ
30、30a、30b、30c ヘッドメンテナンス装置

Claims (7)

  1. インクジェットヘッドのノズル面を清掃するヘッドメンテナンス装置であって、
    上記ノズル面との間にギャップを形成した状態のまま、上記ノズル面に付着するインクと接触して当該インクを吸収する清掃布を備えることを特徴とするヘッドメンテナンス装置。
  2. 上記ギャップを形成した状態のまま、上記ギャップの距離を相対的に調節するギャップ調節手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のヘッドメンテナンス装置。
  3. 上記ギャップの距離は200μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドメンテナンス装置。
  4. 上記清掃布がロール状に巻かれた清掃布ローラ軸と、
    上記清掃布ローラ軸から上記清掃布を巻き取るように構成された巻き取り軸と、
    上記巻き取り軸を駆動する巻き取りモータとを備え、
    上記清掃布は、上記清掃布ローラ軸と上記巻き取り軸との間において、上記ギャップを形成することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のヘッドメンテナンス装置。
  5. 上記ノズル面と上記清掃布ローラ軸との間において上記清掃布に洗浄液を滴下する洗浄液滴下手段を備えていることを特徴とする請求項4に記載のヘッドメンテナンス装置。
  6. 上記清掃布を挟んで上記ノズル面と対向する位置に設置され、かつ当該ノズル面と対向面に吸引口が形成された型台と、
    上記吸引口に接続された負圧発生手段とを備え、
    上記型台において上記ノズル面と対向する面には、当該ノズル面の形状を反転させた反転形状がさらに形成され、
    上記負圧発生手段は、上記吸引口を介して、上記清掃布を上記反転形状に吸い付けることを特徴とする請求項4または5に記載のヘッドメンテナンス装置。
  7. 上記ノズル面と上記清掃布ローラ軸との間において上記清掃布に接して配置され、かつ上記清掃布との摩擦により当該清掃布を帯電させる帯電ローラを備えることを特徴とする請求項4に記載のヘッドメンテナンス装置。
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