JP2010273410A - 発電制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関のクランク軸に連結駆動される発電機の発電を制御する発電制御装置において、発電トルクを多段的に調整可能とし、回転速度に応じた発電トルクに調整することによって振動を効果的に抑制可能とする発電制御装置とその制御方法とを提供する。
【解決手段】内燃機関のクランク軸に連結駆動される発電機10の発電を制御する発電制御装置1において、ステータコアとステータコイルとからなる固定子を発電ポールとして複数有する発電機ACG10の発電に寄与する発電ポールを選択する発電ポール選択手段ACU20を設け、内燃機関の回転速度に応じて発電ポールの全部が発電する長巻回発電ポールPと発電ポールの一部が発電する短巻回発電ポールPとを切り換える。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関のクランク軸に連結された発電機の発電制御に関し、特に発電効率の向上と回転振動の抑制とに対して好適なものである。
内燃機関の吸気行程、圧縮行程、爆発行程、排気行程からなる燃焼サイクルにおいて、爆発行程ではエンジントルクが大きくなり、排気行程から圧縮行程まではエンジントルクが小さくなる。このような内燃機関のクランク軸に連結され、内燃機関の回転によって駆動される発電機では、発電時に発生する発電トルクが、内燃機関の回転速度を抑制する方向に作用し、エンジントルクの小さくなる行程においてさらにエンジントルクが小さくなるので、回転変動が大きくなり、円滑なエンジン回転が阻害され、振動や騒音の発生原因となっている。
かかる問題に関して、特許文献1にあるような従来の発電制御装置では、エンジンに与える発電トルクを燃焼サイクル中に設定された所定のタイミングで増減させることにより、燃焼サイクル中のエンジン回転速度の変動を抑制すべく、エンジンの所定タイミングを検出するタイミング検出手段と、該タイミング検出手段によって検出された所定のタイミングに応じて、発電装置の発電状態と非発電状態とを切り換えて発電トルクを制御する発電トルク制御手段を設けた発電制御装置が開示されている。
一方、近年、スクータ、小型船舶等の小排気量の内燃機関を使用する車両においても、キャブレターに替えて燃料噴射装置が採用され、低燃費化、燃焼排気の清浄化、リーン燃焼化、低アイドル化等が試みられている(特許文献2等参照)。
特許文献1にあるような従来の発電制御装置では、回転変動を抑制すべく、エンジントルクの大きい爆発行程に合わせて発電トルクを増加させるべく発電が実行され、エンジントルクの低い行程に合わせて発電トルクを低減させるべく発電が停止されている。
しかし、エンジンの高回転領域においては、エンジントルクが増大するので、発電トルクを利用した振動の抑制効果が小さくなってしまう。
このため、振動抑制効果を高めるために出力の大きな発電機を使用することも考えられるが、内燃機関のクランク軸に連結・駆動される発電機の場合、同程度の外形寸法を維持したまま、コイル巻回数を増やしたり磁束密度を高くしたりすることのよって、発電出力を上げると、却って発電効率が低下することが知られている。
一般に、発電機は、1回転当たり、発電ポール数の2分の1のサイクル数で発電し、回転速度に比例した周波数の起電力が得られ、発電機のポール数が多いほど起電力が高くなり、起電力に比例して発電トルクも大きくなることが知られている。
ところが、本発明者等の鋭意試験により、内燃機関のクランク軸に連結され駆動される発電機において、一定の回転速度以上では、発電コイルの巻回数が少ないほど、即ち、発電に寄与するポールが少ないほど発電トルクが大きくなり、より高い振動抑制効果が得られることが判明した。
また、特許文献1にあるような従来の発電制御装置においては、発電の許可と停止の二元的な調整しか行えず、ON/OFFのデューティ比を変更することによって発電量と発電トルクとの調整を図っている。このため、回転速度によって変化する発電トルクに対して細かな調整が困難で十分な振動抑制効果が得られない虞がある。
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、内燃機関のクランク軸に連結・駆動される発電機の発電を制御する発電制御装置において、発電トルクを多段的に調整可能とし、回転速度に応じた発電トルクに調整することによって振動を効果的に抑制可能とする発電制御装置とその制御方法とを提供することを目的とする。
第1の発明では、内燃機関のクランク軸に連結駆動される発電機の発電を制御する発電制御装置において、上記発電機が、上記クランク軸の周囲に配設された複数の固定子と、上記クランク軸によって駆動され、上記固定子に対して相対回転する回転子とによって複数の発電ポールを構成すると共に、該複数の発電ポールのうち発電に寄与する発電ポールを選択する発電ポール選択手段を具備する(請求項1)。
より具体的には、第2の発明のように、上記発電ポール選択手段は、上記複数の発電ポールの全部又は一部を発電可能とするスイッチング素子と、該スイッチング素子の開閉を制御するスイッチング素子制御手段と、上記内燃機関の運転を制御すると共に、上記内燃機関の運転状態に応じて上記スイッチング素子制御手段に発電指令を発信する電子制御装置とを具備する(請求項2)。
第3の発明では、上記内燃機関の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該走行状態検出手段によって検知された走行状態が定常状態であるか否かを判定する定常状態判定手段と、内燃機関の燃焼サイクルを検出する燃焼サイクル検出手段とを具備する(請求項3)。
第4の発明では、上記発電機によって充電されるバッテリと、該バッテリのバッテリ電圧を検出するバッテリ電圧検出手段とを具備する(請求項4)。
上記第1から4の発明の発電制御装置の発電制御方法において、第5の発明のように、上記発電機の発電を実行するに際して、上記定常状態判定手段によって定常状態であると判定された場合には、上記燃焼サイクル検出手段によって検知された内燃機関の燃焼サイクルに応じて、上記発電ポール選択手段によって選択された発電ポールによって発電を実行し、上記定常状態判定手段によって定常状態でないと判定された場合には、全極発電を実行する(請求項5)。
また、第6の発明のように、上記発電機の発電を実行するに際して、上記バッテリ電圧検出手段によって検出されたバッテリ電圧が閾値以下である場合には、上記発電ポールの全てを発電状態とし、上記バッテリ電圧が閾値よりも高い場合には、上記発電ポール選択手段によって選択した発電ポールのみによって発電を実行しても良い(請求項6)。
さらに、第7の発明のように、上記内燃機関の回転速度と燃焼サイクルとに応じて予め設定したマップにしたがって発電ポールを決定しても良い(請求項7)。
第1の発明によれば、上記複数の発電ポールのうち発電に寄与する発電ポールを選択することによって発生する発電トルクを多段的に調整可能とし、上記内燃機関の回転速度に応じた発電トルクに調整することによって振動を効果的に抑制できる。
第2の発明によれば、内燃機関の運転状況に応じて上記スイッチング素子の開閉することによって、任意の発電ポールに対して発電の実行と停止を細かく多段階に調整でき、上記内燃機関の燃焼サイクル中で変化する回転速度に対して発電トルクを調整し、効果的に発電トルクを回転変動の抑制に利用することが可能な発電制御装置を実現できる。
第3の発明によれば、定常状態の場合には、発電ポールを内燃機関の回転速度及び燃焼サイクルに応じて適宜調整することにより、振動を抑制し安定した走行を実現でき、発電トルクの影響の少ない加速時や減速時等の定常状態でない場合には、全発電を行うことにより、必要な発電量を安定的に確保することができる。
第4の発明によれば、第1〜3の発明の効果に加え、バッテリの消耗状況に応じて発電を優先したり、振動の抑制を優先したりすることが選択可能となるので、発電制御装置としての信頼性がさらに向上できる。
第5〜7の発明として示した発電制御方法によれば、第1〜4の発明として示した発電トルクを効果的に利用して回転変動を少なくし、振動の抑制効果に優れた発電制御装置が実現可能となる。
内燃機関に連結駆動され、本発明の第1の実施形態における発電制御装置の適用される発電機の概要を示す断面図。 本発明の第1の実施形態における発電制御装置の適用される発電機の概要を示し、(a)は、側面図、(b)は、当該実施形態におけるステータの接続例を示す等価回路図。 本発明の第1の実施形態における発電制御装置の全体構成を示す等価回路図。 本発明の第1の実施形態における発電制御装置に用いられる発電機の回転速度に対する発電トルクの変化と発電ポール割合との関係を示す特性図。 本発明の第1に実施形態における効果を比較例と共に示す特性図。 比較例として従来の発電制御装置の問題点を示す特性図。 (a)は、本発明の第2の実施形態における発電制御装置の全体構成を示す等価回路図、(b)は、当該実施形態におけるステータの接続例を示す等価回路図。 本発明の第2の実施形態における発電制御装置に用いられる発電機の回転速度に対する発電トルクの変化と発電ポール割合との関係を示す特性図。 本発明の第2の実施形態における発電制御装置に用いられる発電ポール割合決定方法を示す特性図。 本発明の第2の実施形態における発電制御装置に用いられる発電ポール割合決定方法を示すフローチャート。 本発明の第2に実施形態における効果を比較例と共に示す特性図。 本発明の第3の実施形態における発電制御装置に用いられる発電ポール割合決定方法を示すフローチャート。
本発明は、内燃機関のクランク軸に連結されてクランク軸の回転により回転駆動されて交流電流を発電する交流発電機(以下、Alternating Current Generator、ACGと称す)の発電を制御すると共に、発電時に発生する発電トルクを内燃機関の回転変動に伴う振動の抑制に利用する発電制御装置である。
特に、本発明の発電制御装置は、複数の固定子を略放射状に配設し、その周囲に固定子に対して相対回転する回転子を配設し、回転子に界磁として永久磁石を使用した永久磁石同期ACGを用いた内燃機関の振動抑制に好適なものである。
本発明の発電制御装置は、ACGの発電極(発電ポール)を構成する複数の固定子から、発電に寄与する固定子を選択することによって、発電トルクを多段的に調整可能とし、内燃機関の回転速度によって変化するエンジントルクに応じて発電トルクを多段的に調整することが可能となり、振動を効果的に抑制できる。
図1〜図3を参照して、本発明の第1の実施形態における発電制御装置1の概要と、本発明の発電制御装置1の適用されるACG10と、ACG10を駆動する内燃機関80の概要について説明する。
発電制御装置1は、ACG10と、本発明の要部でありACG10の発電ポールを決定する発電ポール選択手段(ACU)20と、バッテリ(BT)50とランプ系負荷(LMP)60と駆動系負荷(LD)70とへの電力供給を制御するレギュレータ(REG)30と、内燃機関80の運転状況に応じてACU20を制御すると共に内燃機関80を制御する電子制御装置(ECU)40とによって構成されている。
内燃機関80は、図1に示すように、略筒状のシリンダ82と、シリンダ82の上面を覆うシリンダヘッド81と、シリンダ82内を昇降するピストン83とによって燃焼室800が区画され、燃焼室800内に導入された圧縮空気と燃料との混合気への点火によって燃焼エネルギを発生させ、得られた燃焼エネルギをピストン83とコンロッド84とを介してクランク軸85の回転力に変換している。クランク軸85には、カウンタウエイト86が設けられピストン83の昇降を補助している。
シリンダヘッド81には、図略の吸気バルブによって開閉される吸気路と排気バルブによって開閉される排気路と、燃料噴射弁71と点火プラグ72とが設けられている。
吸気バルブの開弁とピストン83の下降とによる燃焼室800内への吸気行程と、燃料噴射弁71による燃料噴射とピストン83の上昇による圧縮行程と、点火プラグ72を用いた混合気への点火による爆発行程と、排気バルブの開弁による排気行程との燃焼サイクルが繰り返され、クランク軸85が回転する。クランク軸85には、ACG10が連結され、クランク軸85の回転に伴いACG10が駆動される。
ACG10は、図2(a)に示すように、固定子(ステータ)100と回転子(ロータ)110とフライホイール120とによって構成されている。
ステータコア101にステータコイル102が巻回されてステータ100が形成されている。複数のステータ100がクランク軸85の周囲に位置するように略放射状に配設され、直列に接続されており、ステータ100の外側に界磁としてマグネット111N、111Sが回転方向に並べられ、マグネット111N、111SのN極とS極とが交互にステータ100に対向するように配設されている。マグネット111N、111Sには永久磁石が用いられている。
クランク軸85に連結されたフライホール120の回転と共に、マグネット111N、111S及びロータ110がステータ100に対して相対回転することによって、ステータコイル102内の磁界が変化し、ACG10に交流が発生する。本実施形態においては、ステータ100が16極形成された例を示し、全ポールを選択して発電する場合(P)と黒丸印の施された位置の発電ポールを選択する場合(P)とを切換え可能となっている。
本実施形態において、ステータコイル102は、図2(b)に示すように、一極おきに直列接続された奇数番目のステータコイル102(1、3、5・・・15)と、一極おきに直列接続された偶数番目のステータコイル102(2、4、6・・・16)とが直列に接続されている。奇数番目のステータコイル102(1、3、5・・・15)のみを発電可能とすることによってコイル巻回数の少ない短巻回発電ポールPを形成し、奇数番目のステータコイル102(1、3、5・・・15)と偶数番目のステータコイル102(2、4、6・・・16)とを発電可能とすることによってコイル巻回数の多い長巻回発電ポールPを形成している。
内燃機関80において、吸気、圧縮、爆発、排気の燃焼サイクルが完了する間にクランク軸85は2回転する。
ACG10には、クランク軸85の1回転当たりに、ステータ100の発電ポール数に対してその半分の発電山周期をもち、クランク軸85の回転速度に比例した周波数の起電力が発生する。
ECU40は、内燃機関80の運転状態を検出すべく、クランク角センサSEN、図略のスロットル開度センサ、エンジン温度センサ、バッテリ電圧検出手段等のセンサ類SENから、クランク角CA、回転速度VRT、スロットル開度、エンジン温度等の情報が入力され、燃料噴射弁71、点火プラグ72、燃料ポンプ、スロットルバルブ等の動力系負荷70の駆動制御を行うべく点火信号IGt、燃料噴射信号FI、ポンプ駆動信号、スロットル開閉信号等の信号を発信する。
フライホイール120の外周には、所定の間隔で複数の検出子(リフラクタ)112が設けられている。燃焼サイクル検出手段として設けられたクランク角センサSENによってリフラクタ112が検知され、クランク角センサSENからは、クランク角信号SCAがECU40に発信される。このとき、特定位置のリフラクタ112が間引かれているので、クランク角CAを正確に検出することができる。
また、ECU40では、クランク角センサSENによって検知される所定のリフラクタ112の通過時間からクランク軸85の回転速度VRTを算出することができる。
図3に示すように、本発明の要部であるACU20は、開閉により短巻回発電ポールPと長巻回発電ポールPとを選択するサイリスタ等の複数のスイッチング素子SCR1L、SCR1Hと、ECU40からの発電指令SGEにしたがって、これらのスイッチング素子SCR1L、SCR1Hを開閉制御するスイッチング素子制御手段(SCU)21とによって構成されている。
ACU20は、スイッチング素子SCR1L、SCR1Hの開閉により長巻回発電ポールPと短巻回発電ポールPと発電停止との3段階の切り換えが可能となり、発電量の制御とクランク軸85に制動力として作用する発電トルクTQEGとを多段的に制御することができる。
SCU21によって、SCR1HとSCR1Lとの両方が開かれると、発電停止となり、SCU21によって、SCR1Hが開かれ、SCR1Lが閉じられると、発電ポールの一部のみが発電状態となる短巻回発電ポールPが選択され、SCU21によって、SCR1Hが閉じられ、SCR1Lが開かれると全ての発電ポールが発電状態となる長巻回発電極Pが選択される。
ACU20によって選択された発電ポールで発生した交流電流は、レギュレータ(REG)30によって整流される。
REG30は、スイッチング素子SCRを開閉し、ヘッドライト、テールライト、方向指示器等のランプ系負荷(LMP)60への電力供給を制御するランプ系制御回路(LCU)31と、スイッチング素子SCRを開閉してバッテリ(BT)50の適切な充電と燃料噴射弁71、点火プラグ72等の動力系負荷70への電力供給を制御するバッテリ系制御回路(BCU)32とによって構成され、ACG10で発生した交流の負側の電力をLMP60に供給し、正側の電力をBT50とLD70とに供給している。
演算部(CPU)では、ECU40に入力されたクランク角信号SCA、バッテリ電圧+B等にしたがって回転速度VRT、発信指令SGE等を算出する。
なお、CPUは、ECU40に内蔵されたものを兼用しても良いし、ECU40の演算負荷を低減するために、ACU20又はREG30内に別途設けても良い。
一般に、ACG10は、クランク軸85の1回転当たりに発電ポール数の2分の1のサイクル数で発電し、クランク軸85の回転速度VRTに比例した周波数の起電力が得られ、ACG10のポール数が多いほど起電力が高くなり、起電力に比例して発電トルクTQGEも大きくなることが知られている。
ところが、本発明者等の鋭意試験により、図4に示すように、クランク軸85の回転速度VRTが所定の回転速度(例えば、4500rpm)よりも低い領域では、複数の発電ポールの全極が発電する長巻回発電ポールPにおける発電トルクTHL(以下、低回転時長巻回発電トルクと称す)よりも、複数の発電ポールの半数が発電する短巻回発電ポールPにおける発電トルクTLL(以下、低回転時短巻回発電トルクと称す)の方が低くなり、所定の回転速度よりも高い領域では、長巻回発電ポールPにおける発電トルクTHH(以下、高回転時長巻回発電トルクと称す)よりも、短巻回発電ポールPにおける発電トルクTLH(以下、高回転時短巻回発電トルクと称す)の方が高くなることが判明した。
したがって、ACG10に発生する発電トルクTQGEを利用して回転速度VRTの急激な変化を緩やかにして、内燃機関80の燃焼サイクルにおいて発生する回転変動に伴う振動を抑制する場合、回転速度に応じて、長巻回発電ポールPと短巻回発電ポールPとを切り換えることによって、発電トルクTQGEを多段階に調整し、発電トルクTQGEによる振動抑制効果を向上できると期待される。
図5を参照して、本実施形態における本発明の効果について説明する。本図は、内燃機関80が所定の回転速度以上の高回転時におけるタイムチャート図であり、本発明の発電制御装置1を用いた場合の瞬間回転速度VRTの変化を実施例1として示し、後述する従来の発電制御装置を用いた場合の瞬間回転速度の変化を比較例1として示す。
内燃機関80の燃焼サイクルに応じてクランク角センサSENから発信されるクランク角信号SCAに基づいて、ECU40で瞬間回転速度VRTが算出される。
燃焼サイクルの爆発行程においては、エンジントルクが大きいのでACG10による発電を許可し、必要な発電量を確保すると共に、発電トルクTQGEを大きくして、回転速度VRTの変動を抑制するように発電ポールを選択する。
爆発初期においては、回転速度VRTが所定値以下であるので、ECU40から発信される発電指令SGEは、長巻回発電ポールPが選択され、ステータ100の全極が発電状態となり、燃焼サイクル当たりに16山の周期で発電電流IGEが発生する。
このとき、発電トルクTQGEとして、比較例1と同様の低回転時長巻回発電トルクTHLがクランク軸85の制動方向に作用する。
さらに爆発行程が進み、回転速度VRTが所定値以上となると、発電指令SGEは、短巻回発電ポールPが選択され、ステータ100の50%が発電状態となり、燃焼サイクル当たりに8山の周期で発電電流IGEが発生する。
このとき、発電トルクTQGEとして、高回転時長巻回発電トルクTHHよりも大きな高回転時短巻回発電トルクTLHがクランク軸85の制動方向に作用する。
したがって、比較例1よりも回転速度VRTの上昇が抑制されるので最速回転速度と最遅回転速度との差が小さくなり回転変動による振動の発生を抑制できる。
さらに、爆発行程の終了時に最高速度となる回転速度VRTが、爆発行程から排気行程に移行する際にフリクションによって徐々に低下する。このとき、発電指令SGEは発電停止となり、発電トルクTQGEによる重畳的な回転速度VRTの低下が抑制される。
さらに、排気行程から吸気行程に移行する際にクランク軸85に設けられたカウンタウエイト86の重心移動により瞬間的に回転速度VRTの上昇がおこる。
このように回転速度が徐々に減速している途中で、瞬間的な回転速度の上昇が起きると、大きな振動が発生する虞がある。
ところが、この時の発電指令SGEは、短巻回発電ポールPが選択され、高回転持長巻回発電トルクTHHよりも大きなトルクである高回転時短巻回発電トルクTLHが作用するので回転速度VRTの瞬間的な上昇が抑制され、振動が効果的に抑制される。
さらに、吸気行程においては、フリクションによってさらに回転速度VRTが低下する。このとき、発電指令SGEは発電停止となり、発電トルクTQGEによる重畳的な回転速度VRTの低下が抑制される。
吸気行程から圧縮行程に移行する際にもカウンタウエイト86の重心移動により回転速度VRTの僅かな上昇がおこり、振動の発生源となっている。
このとき、回転速度VRTは、所定の回転速度よりも低くなっており、発電指令SGEは、長巻回発電ポールPが選択され、高回転時短巻回発電トルクTLHよりも小さい高回転時長巻回発電トルクTHHが作用する。
したがって、僅かな回転速度VRTの上昇が抑制され、吸気行程から圧縮行程への移行期に発生する振動も効果的に抑制することができる。
さらに、圧縮行程の後期には、フリクションによってさらに回転速度VRTが低下する。このとき、発電指令SGEは発電停止となり、発電トルクTQGEによる重畳的な回転速度VRTの低下が抑制される。
以上により、本発明の発電制御装置1を用いれば、比較例1よりも燃焼サイクル当たりの回転変動が少なく、振動の発生が抑制されることが判明した。
ここで、図6を参照して比較例1として示した従来の発電制御装置の問題点について説明する。
従来の発電制御装置においても、燃焼サイクル中に発電の実行と停止とを切り換えて発電トルクTQGEを回転変動の抑制に利用することは行われている。
しかし、発電の実行と停止とのニ元的な制御であり、クランク軸85の回転に制動力として作用する発電トルクTQGEは回転速度VRTの変化に関わらず一定である。このため、内燃機関80が高速で回転している場合には、エンジントルクが大きく、発電トルクTQGEによる振動抑制効果が小さい。
図7〜11を参照して、本発明の第2の実施形態における発電制御装置1aについて説明する。本実施形態において、上記実施形態と同様の構成について同じ符号を付したので、説明を省略し相違点についてのみ説明する。
上記実施形態においては、ACG10を発電停止、ステータ100の100%を発電ポールとする長巻回発電ポールP、ステータ100の50%を発電ポールとする短巻回発電ポールPの3段階に切り換えて発電制御する装置を示したが、本実施形態においては、図7(a)に示すように、ACG10aを発電停止、ステータ100の100%を発電ポールとする長巻回発電ポールP、ステータ100の65%を発電ポールとする中巻回発電ポールP、ステータ100の50%を発電ポールとする短巻回発電ポールPの4段階に切り換え可能となるよう、ステータコイル102を接続し、図7(b)に示すように、ACU20aは、ECU40からの発電指令SGEにしたがってスイッチング素子SCR1H、SCR1M、SCR1Lを開閉するSCU21aを具備し、発電停止、長巻回発電ポールP、中巻回発電ポールP、短巻回発電ポールPの4段階に切り換えて可能とし、回転速度VRTに応じて発電トルクTQGEをより細かく調整可能とした点が相違している。
また、本発明者等の鋭意試験により、図8に示すように、クランク軸85の回転速度VRTが所定の回転速度(例えば、3800rpm)よりも低い低速領域では、長巻回発電ポールPにおける発電トルクTHL(低回転時長巻回発電トルク)よりも、中巻回発電ポールPにおける発電トルクTML(低回転時中巻回発電トルク)の方が低くなり、中巻回発電ポールPにおける発電トルクTML(低回転時中巻回発電トルク)よりも、短巻回発電ポールPにおける発電トルクTLL(低回転時短巻回発電トルク)の方が低くなり、所定の回転速度よりも高い中速領域では、長巻回発電ポールPにおける発電トルクTHM(中回転時長巻回発電トルク)よりも、中巻回発電ポールPにおける発電トルクTMM(中回転時中巻回発電トルク)の方が高くなり、中巻回発電ポールPにおける発電トルクTMM(中回転時中巻回発電トルク)よりも、短巻回発電ポールPにおける発電トルクTLM(中回転時短巻回発電トルク)の方が低くなり、所定の回転速度(例えば6000rpm)よりも高い高速領域では、長巻回発電ポールPにおける発電トルクTHH(高回転時長巻回発電トルク)よりも、中巻回発電ポールPにおける発電トルクTMH(高回転時中巻回発電トルク)の方が高くなり、中巻回発電ポールPにおける発電トルクTMH(高回転時中巻回発電トルク)よりも、短巻回発電ポールPにおける発電トルクTLH(高回転時短巻回発電トルク)の方が高くなることが判明した。
したがって、回転速度VRTに応じて、発電信号SGEを、発電なし、長巻回発電ポールP、中巻回発電ポールP、短巻回発電ポールPとの4段階に切り換えることによって、発電トルクTQGEをさらに細かく多段階に調整し、発電トルクTQGEによる振動抑制効果を向上できると期待される。
図9に本実施形態における発電制御装置1aに用いられる発電制御方法の一例をフローチャートで示す。
ステップS100では、スロットル開度等の走行状態検出手段によって検知された情報から、内燃機関80の走行状態を検出する。
ステップS101では、定常状態判定手段により定常状態か否かを判定し、定常状態の場合には判定はYESとなりステップS102に進み、加回転時や減回転時の定常状態でない場合には、判定はNOとなりステップS105に進む。
ステップS102では、クランク角信号SCAに基づいて瞬間回転速度VRTを検出し、ステップ103に進む。
ステップS103では、クランク角信号SCAに基づいてクランク角CAを検出し、爆発、排気、吸気、圧縮の燃焼サイクルのどの行程であるかを認識し、ステップS104に進む。
ステップS104では、瞬間回転速度VRTとクランク角CAとから、回転速度に適した発電トルクとなるように発電ポール数を決定し、発電停止、短巻回発電ポールP、中巻回発電ポールPのいずれかを選択し、上述の発電トルクTQGEを多段階に調整して振動抑制に効果的に用いた制御を実施する。
ステップS105では、加回転時にはエンジントルクが大きく発電トルクの影響が少なく、減回転時には、発電トルクがエンジンの制動に寄与するので、どちらの場合にも長巻回発電ポールPを選択し、全ポールで発電を行って、必要な発電量を確保する。
図10に、本実施形態における、クランク角信号SCAと回転速度VRTに基づく発電指令SGEの選択方法の一例を示す。
本実施形態においては、クランク角信号SCAから算出した瞬間回転速度VRが、例えば、4500rpm以上の高回転領域において、爆発行程では、発電ポールの50%を発電に使用する短巻回発電ポールPを選択し、排気行程初期には、発電を停止し、排気行程後期には、発電ポールの65%を発電に使用する中巻回発電ポールPを選択し、吸気行程では発電を停止し、圧縮行程初期には、発電ポールの100%を発電に利用する長巻回発電ポールPを選択する。
また、クランク角信号SCAから算出した瞬間回転速度VRが、4500rpm以下の低回転領域において、爆発行程では、発電ポールの100%を発電に使用する長巻回発電ポールPを選択し、排気行程初期には、発電を停止し、排気行程後期には、発電ポールの65%を発電に使用する中巻回発電ポールPを選択し、吸気行程では発電を停止し、圧縮行程初期には、発電ポールの50%を発電に利用する短巻回発電ポールPを選択する。
内燃機関80の燃焼特性に適した回転速度と発電ポール決定用マップを予め用意し、このマップの設定にしたがって回転速度に応じて発電ポールを多段階に調整することによって振動抑制に優れた発電制御装置を実現できる。
図11に本実施形態における本発明の効果を実施例2として実線で示し、上記実施1として点線で示す。本実施形態によれば、発電トルクTQGEをより細かく調整できるので、さらに回転変動を抑制できることが判明した。
図12に本発明の第3の実施形態における発電制御装置に用いる発電制御方法をフローチャートで示す。
上記第1の実施形態及び第2の実施形態においては、発電ポールの選定を燃焼サイクルと回転速度VRTとの関係で決定したが、本実施形態においては、これに加えて、バッテリ電圧+Bを考慮して、振動の抑制効果を向上しつつ、バッテリの消耗に応じて発電ポールを決定する点が相違する。
ステップS200では、スロットル開度等から、内燃機関80の走行状態を検出する。
ステップS201では、定常状態か否かを判定し、定常状態の場合には判定はYESとなりステップS202に進み、加回転時や減回転時の定常状態でない場合には、判定はNOとなりステップS207に進む。
ステップS202では、バッテリ電圧+Bを検出する。
ステップS203で、バッテリ電圧+Bが所定の閾値より大きいか否かによって、発電量の制限が可能であるか否かを判定し、+Bが閾値より高ければ、判定はYESとなりステップ204に進み、+Bが閾値以下であれば、判定はNOとなりステップS207に進む。
ステップS204では、クランク角信号SCAに基づいて瞬間回転速度VRTを検出し、ステップS105に進む。
ステップS205では、クランク角信号SCAに基づいてクランク角CAを検出し、爆発、排気、吸気、圧縮の燃焼サイクルのどの行程であるかを認識し、ステップS206に進む。
ステップS206では、瞬間回転速度VRTとクランク角CAとから、回転速度に適した発電トルクとなるように発電ポール数を決定し、発電停止、短巻回発電ポールP、中巻回発電ポールPのいずれかを選択し、上述の発電トルクTQGEを多段階に調整して振動抑制に効果的に用いた制御を実施する。
ステップS207では、加回転時にはエンジントルクが大きく発電トルクの影響が少なく、減回転時には、発電トルクがエンジンの制動に寄与し、バッテリ電圧が低下している場合には発電を優先するので、いずれの場合にも長巻回発電ポールPを選択し、全極発電を行って、必要な発電量を確保する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定するものではなく、ACGの発電に寄与する発電ポールを回転速度に応じて選択し、発電トルクを多段階的に調整して、ACGが連結駆動される内燃機関の振動抑制を図ろうとする本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、発電ポールが16極設けられたACG10、10aを例に説明したが、発電ポールが8極の構成からなるACGにおいても、8極全部を発電する長巻回発電ポールPと半数の4極を発電する短巻回発電ポールPと発電停止とを段階的に切り換えることによって同様の振動抑制効果が得られる。
また、上記実施形態において、ACGは、発電のみを目的とするものを示したが、発電機としてスタータを兼用したACGスタータを用いた場合にも本発明は対応し得るものである。さらに、上記実施形態においてはACGとして単相の発電機を例に説明したが、三相としても良い。
なお、本発明の発電制御装置は、内燃機関として単気筒エンジン又は二気筒エンジンに連結された発電機の発電制御に特に好適であるが、多気筒エンジンに連結された発電機の発電制御にも適用可能である。
1 発電制御装置
10 発電機(AGC)
100 固定子(ステータ)
101 ステータコア
102 ステータコイル
110 回転子(ロータ)
111N、111S 界磁(マグネット)
112 クランク角検出子(リフラクタ)
120 フライホイール
20 発電ポール(発電極)選択手段(ACU)
21 スイッチング素子制御手段(SCU)
30 レギュレータ(REG)
31 ランプ系制御回路(LCU)
32 バッテリ系制御回路(BCU)
40 ECU
50 バッテリ
60 ランプ系負荷
70 動力系負荷(LD)
71 燃料噴射弁
72 点火プラグ
80 内燃機関
800 燃焼室
81 シリンダ
82 シリンダヘッド
83 ピストン
84 コンロッド
85 クランク軸
SCR1L 短巻回発電ポール開閉素子(サイリスタ)
SCR1H 長巻回発電ポール開閉素子(サイリスタ)
SCR 負側サイリスタ
SCR 正側サイリスタ
SEN クランク角センサ
CA クランク角信号
CA クランク角
短巻回発電ポール
長巻回発電ポール
RT 回転速度
GE 発電電流
TQGE 発電トルク
HH 高回転時長巻回発電トルク
HL 低回転時長巻回発電トルク
LH 高回転時短巻回発電トルク
LL 低回転時短巻回発電トルク
CPU 演算部
特開2006−129680号公報 特開2004−360640号公報

Claims (7)

  1. 内燃機関のクランク軸に連結駆動される発電機の発電を制御する発電制御装置において、
    上記発電機が、上記クランク軸の周囲に配設された複数の固定子と、上記クランク軸によって駆動され、上記固定子に対して相対回転する回転子とによって複数の発電ポールを構成すると共に、
    該複数の発電ポールのうち発電に寄与する発電ポールを選択する発電ポール選択手段を具備することを特徴とする発電制御装置。
  2. 上記発電ポール選択手段は、上記複数の発電ポールの全部又は一部を発電可能とするスイッチング素子と、該スイッチング素子の開閉を制御するスイッチング素子制御手段と、上記内燃機関の運転を制御すると共に、上記内燃機関の運転状態に応じて上記スイッチング素子制御手段に発電指令を発信する電子制御装置とを具備することを特徴とする請求項1に記載の発電制御装置。
  3. 上記内燃機関の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該走行状態検出手段によって検知された走行状態が定常状態であるか否かを判定する定常状態判定手段と、内燃機関の燃焼サイクルを検出する燃焼サイクル検出手段とを具備する請求項1又は2に記載の発電制御装置。
  4. 上記発電機によって充電されるバッテリと、該バッテリのバッテリ電圧を検出するバッテリ電圧検出手段とを具備する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発電制御装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の発電制御装置の発電制御方法であって、
    上記発電機の発電を実行するに際して、
    上記定常状態判定手段によって定常状態であると判定された場合には、上記燃焼サイクル検出手段によって検知された内燃機関の燃焼サイクルに応じて、上記発電ポール選択手段によって選択された発電ポールによって発電を実行し、
    上記定常状態判定手段によって定常状態でないと判定された場合には、全極発電を実行することを特徴とする発電制御方法。
  6. 上記発電機の発電を実行するに際して、上記バッテリ電圧検出手段によって検出されたバッテリ電圧が閾値以下である場合には、上記発電ポールの全てを発電状態とし、上記バッテリ電圧が閾値よりも高い場合には、上記発電ポール選択手段によって選択した発電ポールのみによって発電を実行することを特徴とする請求項5に記載の発電制御方法。
  7. 上記内燃機関の回転速度と燃焼サイクルとに応じて予め設定したマップにしたがって発電ポールを決定することを特徴とする請求項5又は6に記載の発電制御方法。
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