JP5444804B2 - 発電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のクランク軸に連結された発電機の発電制御に関し、特に小排気量の内燃機関における回転変動の抑制に対して好適なものである。
内燃機関の燃焼サイクルにおいて、燃焼行程ではエンジントルクが大きくなり、排気行程から圧縮行程まではエンジントルクが小さくなる。内燃機関のクランク軸に連結された発電機では、発電時に発生する発電トルクが、内燃機関の回転速度を抑制する方向に作用し、エンジントルクの小さくなる行程においてさらにエンジントルクが小さくなるので、回転変動が大きくなり、円滑なエンジン回転が阻害され、振動や騒音の発生原因となっている。
かかる問題に関して、特許文献1にあるような従来の発電制御装置では、エンジンに与える発電トルクを燃焼サイクル中に設定された所定のタイミングで増減させ、燃焼サイクル中のエンジン回転速度の変動を抑制すべく、エンジンの所定タイミングを検出するタイミング検出手段と、該タイミング検出手段によって検出された所定のタイミングに応じて、発電装置の発電状態と非発電状態とを切り換えて発電トルクを制御する発電トルク制御手段を設けた発電制御装置が開示されている。
一方、近年、スクータ、小型船舶等の小排気量の内燃機関を使用する車両においても、キャブレターに替えて燃料噴射装置が採用され、低燃費化、燃焼排気の清浄化、リーン燃焼化、低アイドル化等が試みられている(特許文献2等参照)。
ところが、特許文献1にあるような従来の発電制御装置では、回転変動を抑制すべく、エンジントルクの高い燃焼行程に合わせて発電トルクを増加させるべく発電が許可され、エンジントルクの低い行程に合わせて発電トルクを低減させるべく発電が停止されている。このため、センサノイズや振動等の外乱により、燃料噴射装置に誤作動を招き、燃料噴射量が減少して実際のエンジン回転速度が低下しているにも関わらず、従来の発電制御装置では、タイミングとしては高トルク行程であると認識されるので、発電が許可され、発電トルクによって回転速度のさらなる低下を招き、却って回転速度の変動が増加する虞がある。特に、低回転時にはエンジンの作動停止に至る虞もある。
また、燃料噴射装置の誤作動により、燃料噴射量が増加して実際のエンジン回転速度が上昇しているにも関わらず、従来の発電制御装置では、タイミングとしては低トルク行程であると認識されるので、発電が制限されて発電トルクが減少し、エンジンの回転数の上昇を招き、却って回転速度の変動が増加する虞もある。
さらに、高トルク行程のみを発電期間とした場合には、充放電収支が合わず、発電量不足によるバッテリ上がりを招く虞もある。
加えて、発電制御条件を決定するための処理情報量が多すぎると、内燃機関の運転状況に応じて、燃焼を制御する電子制御装置の演算負荷が大きくなり、発電制御のタイミングに遅れを生じる虞もある。
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、内燃機関のクランク軸に連結されて駆動される発電機の発電を制御する発電制御装置において、燃焼サイクル中の回転速度の変動を抑制すると共に、演算負荷が少なく、燃焼異常による回転速度の変動を速やかに解消して目標回転速度に収束させることができる発電制御装置とその制御方法とを提供することを目的とする。
第1の発明では、内燃機関(10)のクランク軸(20)に連結されて駆動される発電機(30)の発電の許可と停止とを開閉素子(52)によって選択制御して上記発電機(30)に発生する発電トルク(TQ GE を上記クランク軸(20)の回転変動の抑制に利用する発電制御装置において、クランク角(CA)を検出するクランク角検出手段(41)と、該クランク角検出手段(41)によって検出されたクランク角(CA)の内、所定のクランク角(CA における回転速度(V RT を算出する回転速度算出手段(S102)と、上記内燃機関(10)の運転状況に応じて設定される目標回転速度(V TRG と上記回転速度算出手段(S102)によって算出された上記所定のクランク角(CA における回転速度(V RT との偏差(△H)を算出する目標偏差算出手段(S102)と、上記内燃機関(10)の1サイクルの燃焼行程中において上記発電機(30)の発電が許可された場合に、山と谷とが周期的に変化するように発生する交流電流(I GE )の正側の電流ピークを発電山とし、発電制御を行わない場合には、燃焼行程1サイクル当たりの発電極の数に等しい数だけ発生することになる発電山の内、燃焼行程1サイクル内で発電許可される交流電流(I GE )の周期の数を発電山数(N )としたとき、上記目標偏差(ΔH)に応じて予め設定された発電山数(N に決定する発電山数決定手段(S103)と、を具備する(請求項1)。
第2の発明では、上記内燃機関の1サイクルの燃焼工程中に発生する上記発電機の発電山周期に対して上記クランク角に応じて優先順位を設け、該優先順位と上記発電山数決定手段よって決定された発電山数との比較によって上記発電機の発電の要否を決定する発電要否決定手段を具備する(請求項2)。
第3の発明では、請求項1又は2に記載の発電制御装置の発電制御方法であって、上記発電山数と上記発電優先順位とを比較し、上記発電山数が上記発電優先順位以上の大きい場合には発電を許可し、上記発電山数が上記発電優先順位よりも小さい場合には発電を禁止する(請求項3)。
第4の発明では、上記目標偏差が所定の下限閾値から上限閾値の範囲内であるときには、上記目標偏差に応じた上記発電山数を維持し、上記目標偏差が正であって所定の上限閾値以上である場合には、上記発電山数を増加し、上記目標偏差が負であって所定の下限閾値以下の場合には、上記発電山数を減少して上記発電機の発電の要否を決定する(請求項4)。
第1の発明によれば、発電トルクを上記クランク軸の回転変動の抑制に利用する発電制御装置において、燃焼行程1サイクル中の所定のクランク角タイミングの回転速度のみを算出し、他のクランク角における回転速度を算出することなく1サイクル中における回転速度の変化を予測し、目標回転速度と所定のクランク角における回転速度との偏差から上記発電山数決定手段によって燃焼サイクル中に必要な発電山数を決定するので、演算負荷が小さくなり、回転速度の変動に対して速やかに対応した発電制御が実施できる。
第2の発明によれば、予め設定した発電山に対する発電優先順位から、目標とする回転速度に応じた発電トルクとなるよう発電のON・OFFパターンを決定し、目標回転速度への速やかな収束を図ることができる。
第3の発明によれば、特定のクランク角に対応する発電を一律に制限するのではなく、目標回転速度と実際の回転速度との偏差によって決定された発電山数に対して、燃焼行程中の優先順位の低い行程の発電のみを制限するので、過剰に発電が制限されることなく、必要な発電量を確保しつつ、回転変動を速やかに解消し目標回転速度に収束できる。
また、意図しない回転速度の上昇に対しては、発電山数を増加して発電トルクを作用させて上昇した回転速度を目標回転速度に収束させることができる。
第4の発明によれば、燃焼異常等により、回転速度が目標回転速度から大幅に減少した場合には、発電山数をさらに減じて、回転速度の低下を抑制し、より速やかに回転速度を目標回転速度に収束できる。
また、回転速度が目標回転速度から大幅に増加した場合には、発電山数をさらに増加して発電トルクを作用させ過剰な回転速度を抑制し、回転変動をより速やかに解消し目標回転速度に収束させることができる。
本発明の発電制御装置の適用された内燃機関の概要を示す構成図。 本発明の発電制御装置の適用される発電機の概要を示す平面図。 本発明の第1の実施形態における発電制御装置に適用される制御フローチャート図。 (a)は、本発明の第1の実施形態における発電制御装置の作動を示す説明図、(b)は、当該発電制御装置に適用される発電山数決定用テーブル。 本発明の第1の実施形態における回転速度の変動に対する効果を示す特性図。 本発明の第2の実施形態における発電制御装置に適用される制御フローチャート図。 (a)は、本発明の第3の実施形態における発電制御装置の作動を示す説明図、(b)は、当該発電制御装置に適用される発電山数決定用テーブル。 本発明の第3の実施形態における回転速度の変動に対する効果を示す特性図。 本発明に適用される目標回転速度の決定方法の一例を示すブロック図。 本発明の第4の実施形態における発電優先順位決定方法を示す特性図。
内燃機関のクランク軸に連結されてクランク軸の回転により回転駆動されて交流電流を
発電する交流発電機(Alternating Current Generator、
ACG)、特に、界磁として永久磁石を回転子に使用した永久磁石同期ACGの発電を制
御してACGに発生する発電トルクを上記クランク軸の回転変動の抑制に利用する発電制
御装置において、リーン燃焼時やアイドリング運転時などの低速回転領域における更なる
回転変動の抑制に好適なものである。
本発明の発電制御装置50は、クランク角検出手段41によって検出された燃焼行程中の所定のクランク角タイミングCA (例えば、燃焼爆発行程直後)における回転速度 RT を回転速度検出手段(S102)によって検出し、その回転速度 RT から1サイクル中における回転速度の変化を予測し、発電山数決定手段(S103)によって燃焼サイクル中に必要な発電山数 を決定し、予め設定した発電山に対する発電優先順位 PR から、目標とする回転速度 TRG に応じた発電トルクTQ GE となるよう発電要否決定手段(S104)によって発電のON・OFFパターンを決定し、目標回転速度への速やかな収束を図るものである。
なお、本発明において、内燃機関10の1サイクルの燃焼行程中において発電機30の発電が許可された場合に、山と谷とが周期的に変化するように発生する交流電流I GE の正側の電流ピークを発電山と称し、発電制御を行わない場合には、燃焼行程1サイクル当たりの発電極の数に等しい数だけ発生することになる発電山の内、燃焼行程1サイクル内で発電許可される交流電流I GE の周期の数を発電山数N と称する。
図1並びに図2を参照して本発明の発電制御装置の適用される内燃機関10、内燃機関10のクランク軸20に連結され内燃機関10によって駆動されるACG30、内燃機関10の燃焼を制御する電子制御装置(ECU)40、ACG30の発電を制御する発電制御装置50の概要について説明する。
内燃機関10は、略筒状のシリンダ11と、シリンダ11の上面を覆うシリンダヘッド12と、シリンダ11内を昇降するピストン14とによって区画された燃焼室13内に導入された圧縮空気と燃料との混合気への点火によって燃焼エネルギを発生させ、得られた燃焼エネルギをピストン14とコンロッド15とを介してクランク軸20の回転力に変換している。
シリンダヘッド12には、図略の吸気バルブによって開閉される吸気路と排気バルブによって開閉される排気路と、燃料噴射弁16と点火プラグ17とが設けられている。
吸気バルブの開弁とピストン14の下降とによる燃焼室13内への吸気行程と、燃料噴射弁16による燃料噴射とピストン14の上昇による圧縮行程と、点火プラグ17を用いた混合気への点火による爆発行程と、排気バルブの開弁による排気行程との燃焼サイクルが繰り返され、クランク軸20が回転する。
クランク軸20には、ACG30が連結されている。ACG30は、固定子(ステータ)31とマグネット32と回転子(ロータ)33とフライホイール34とによって構成されている。
ステータ31は、図2に示すように、複数のステータコア310にステータコイル311が巻回されたものが直列に接続され、略放射状に配設されており、ステータ31の外側にマグネット32が回転方向に並べられ、N極とS極が交互にステータ31に対向するように配設されている。マグネット32には永久磁石が用いられている。
クランク軸20に連結されたフライホール34の回転とともに、マグネット32及びロータ33がステータ31に対して相対回転することによって、ステータコイル311内の磁界が変化し、ACG30に交流が発生する。
内燃機関10において、吸気、圧縮、爆発、排気の1サイクルが完了する間にクランク軸20は2回転する。クランク軸20の1回転当たりに、ACG30にはステータ31の極数に対してその半分の発電山周期をもち、クランク軸20の回転数に比例した周波数の起電力が発生する。
ECU40は、内燃機関10の運転状況を検出すべく、クランク角センサ41、図略のエンジン回転数センサ、スロットル開度センサ、エンジン温度センサ等のセンサ類から、クランク角CA、回転数NE、スロットル開度SL、エンジン温度TW等の情報が入力され、燃料噴射弁16、点火プラグ17、燃料ポンプ18、スロットルバルブ19等の駆動制御を行うべく点火信号IGt、燃料噴射信号FI、ポンプ駆動信号FL、スロットル開閉信号SL等の信号を発信する。
フライホイール34の外周には、所定の間隔で複数の検出子(リフラクタ)411が設けられている。クランク角検出手段として設けられたクランク角センサ41によってリフラクタ411が検知され、クランク角センサ41からは、クランク角信号SCAがECU40に発信される。このとき、特定位置のリフラクタ411が間引かれているので、クランク角CAを正確に検出することができる。
また、回転速度算出手段としてのECU40では、クランク角センサ41によって検知される所定のリフラクタ411の通過時間から内燃機関10の回転速度VRTを算出することができる。
さらに、ECU40は、本発明の要部である発電制御装置50によって、ACG30の発電を制御すべく発電山数Nを決定し、発電制御装置50を駆動する発電指令SGEを発信する。
なお、本実施形態においては、ステータ31は8極配設されており、全期間に渡って発電された場合には、1回転あたり4サイクルの発電山が発生し、1回の燃焼サイクルに対してクランク軸20が2回転するので、8サイクルの発電山が発生する。
本発明の発電制御装置50は、ECU40に入力されたクランク角信号に基づき、所定のクランク角CAにおける回転速度VRTを検出し、後述する発電制御方法にしたがって、適切な発電山数Nを選択し、内燃機関10の目標回転速度VTRGに応じて発信された発電指令SGEにしたがって、例えばサイリスタ等の開閉素子52が開閉され、ACG30の発電の発電状態と非発電状態とが選択され、エンジン回転速度VRTを目標回転速度VTRGに速やかに収束させるよう発電トルクTQGEの最適化を図っている。
さらに、発電制御装置50は、内蔵するレギュレータ51によって、ACG30で発生した交流を直流に変換し、バッテリ60を充電すると共に、燃料噴射弁16、点火プラグ17、料ポンプPFL18、スロットルバルブVSL19燃等のパワートレイン系負荷PWRへの電力供給及び、図略のヘッドライト、テールライト、方向指示器等のランプ系負荷LMPへの電力供給を担っている。
なお、本実施形態においては、発信指令SGEを算出する演算部をECU40内に設けた例を示したが、ECU40の演算負荷を低減するために、発電制御装置50側に、クランク角信号SCAにしたがって回転速度VRT、電山数N、発信指令SGE等を算出する演算部を設けた構成としても良い。
図3を参照して、本発明の要部である発電制御装置50に適用される本発明の第1の実施形態における発電制御方法について説明する。
ステップS101において、クランク角センサ41によって検出されたクランク角CAが所定のクランク角CAであるか否かが判定され、発電制御条件を決定すべき所定のクランク角CAである場合にはYesに進み、その他のクランク角CAである場合にはNoに進む。
次いで、ステップS102において、回転速度算出手段によって制御用回転速度として所定のクランク角CAにおける回転速度VRTが算出される。
また、内燃機関10の運転状況に応じた目標回転速度VTRGは、スロットル開度SL、エンジン温度TW等に基づくマッピング処理や、安定した状態における回転速度の平均値等により別途算出される。
次いでステップS103において、目標偏差算出手段によって、所定クランク角CAにおける回転速度VRTと目標回転速度VTRGとの目標偏差ΔHが算出され、発電山数決定手段によって目標偏差ΔHとバッテリ電圧Vbとのマッピング処理応じて発電山数Nが決定される。より具体的なマッピング処理方法については後述する。
次いでステップS104では、ステップS103において決定された発電山数Nと該当するクランク角CAにおける発電優先順位NPRとを比較し、発電山数NPが該当する発電優先順位NPR以上であればYesに進み、発電を実施すべく発電指令SGEがONとなり、ステップS105へ進み、発電電流IGEが流れる。
一方、ステップS104において、発電山数Nが該当する発電優先順位NPRより小さい値の場合には、Noに進み、発電を停止すべく、発電指令SGEがOFFとなり、ステップS106に進み、発電電流IGEがカットされる。
ステップS101において、所定のクランク角CA以外はNoに進み、実際の回転速度VRTを算出することなく、ステップS104へ進み、該当するクランク角CAにおける発電の要否が発電優先順位NPRに応じて判定される。
所定のクランク角CAにおいて測定された回転速度VRTは、フリクションによって、一定の割合で低下するため、所定のクランク角CAにおける回転速度VRTを測定するだけで、燃焼サイクルに応じた回転速度の変化を予測することが可能である。
所定のクランク角CAにおける回転速度VRTが目標回転速度VTRGよりも遅い場合には、発電トルクTQGEを抑制するようにACG30が非発電状態となり、所定のクランク角CAにおける回転速度VRTが目標回転速度VTRGよりも早い場合には、発電トルクTQGEを増加するようにACG30が発電状態となる。
以上の工程をクランク信号SCA毎に実施し、必要な発電量を確保しつつ、内燃機関10の行程に応じて、発電トルクTEの最適化を図ることができる。
本発明では、クランク角CAによって一律に発電のON・OFFを決定するのではなく、所定のクランク角CAにおける回転速度VRTと目標回転速度VTRGとの目標偏差ΔHによって、発電の制御方法が決定されるので、過剰に発電が抑制されることなく、必要な発電量を確保した上で、実際の回転速度VRTと目標回転速度VTRGとの偏差に応じて最適な発電制御が行われる。
なお、本発明の発電制御装置50では、ACG30出発生した交流出力の内、正電圧半波のみを発電指令SGEにしたがって開閉するSCR52によってON・OFF制御し、負電圧半波はON・OFF制御しないことで、安定した発電量を確保している。
また、電力の安定供給の要求されるランプ系負荷LMPに対して負電圧半波を振り分けて、バッテリ60の充電及びパワートレイン系負荷PWRに対して正電圧半波を振り分けるようにしても良い。
図4を参照して本発明の第1の実施形態における発電制御装置50を単気筒エンジンに適用した場合の効果について説明する。
本実施形態においては、本図(a)に示すように、1サイクルの燃焼行程において、爆発行程直後のクランク角CAを所定のクランク角CAとし、発電条件を決定する。
単気筒エンジンにおいては、爆発完了時に最も回転速度VRTが早くなり、圧縮時に最も回転速度VRTが遅くなる。
加えて、クランク軸20にACG30が連結されているため、発電時には発電トルクが発生し、クランク軸20の回転を抑制する制動力として作用し、本発明の発電制御装置50によらず、全行程で発電が行われた場合には、比較例として点線で示すように、吸気行程及び圧縮行程における回転速度VRTがさらに低下する。
本発明の発電制御装置50は、ECU40から発信された発電指令SGEにしたがって、低トルク行程での発電が停止され、発電トルクTQGEが下がると、その分回転速度VRTの低下が抑制され、実施例として実線で示すように目標回転速度VTRGに近づく。
本実施例においては、目標回転数VTRGと所定クランク角CAにおける回転速度VRTとの目標偏差ΔHが30であるときの例を示している。
このとき、本図(b)に示すような、予め目標偏差ΔHと発電山数 との関係を設定したテーブルにしたがって、発電山数Nが5山に決定される。
また、1サイクルの燃焼行程中に発電制御を行わない場合に燃焼行程1サイクル中に発電極の数に等しい数だけ発生することになり、本実施形態においては、最大8山存在し得る発電山の各発電山に対して、燃焼サイクルに応じて、1位から8位までの発電優先順位が設定されており、クランク角CAに対応する各発電山の発電優先順位NPRと目標偏差ΔHに対応する発電山数Nとの大小を比較し、発電優先順位NPRが発電山数Nよりも小さい値の場合には、発電指令SGEはONとなり、発電が許可され、発電優先順位NPRが発電山数Nよりも大きい値の場合には、発電指令SGEはOFFとなり、発電が禁止される。
なお、発電優先順位NPRは、優先順位の高い方が小さい値で優先順位の低い方が大きい値に設定してある。
本実施例においては、発電山数Nは5であり、発電優先順位NPRが1位から5位に対応するクランク角CAにおける発電が許可され、発電優先順位が6位から8位に対応するクランク角CAにおける発電が禁止される。
なお、所定のクランク角CA以外では、クランク角信号SCAは、回転速度VRTの算出に用いられることなく、発電山数Nと発電優先順位NPRとの比較にのみ用いられるので演算負荷を小さくできる。
上記実施形態において、発電山数NPを目標回転速度VTRGと所定クランク角CAにおける回転速度VRTとの目標偏差ΔHからのみによって決定する方法について説明したが、バッテリ上がりの抑制や過充電の抑制を図るべく、必要な発電電力に応じて目標偏差に対応する発電山数Nを表1に示すように調整しても良い。
バッテリ電圧Vbが低下し、発電電力の増加が必要な場合には、発電量を増加すべく発電山数Nを増加する補正がなされ、バッテリ電圧Vbが高く、過充電を抑制する場合には、発電山数NPを削減する補正がなされる。
Figure 0005444804
図5では、比較的安定した状態の回転速度VRTにおける本発明の基本的な発電制御方法について説明したが、図6を参照して、例えば燃料噴射装置の誤作動により回転速度VRTに想定外の変動が生じた場合の効果について説明する。
爆発直後の所定のクランク角CAにおける回転速度VRTが比較的安定した状態Pにおいては、上述の発電山数の決定方法に従い、発電山数Nを5山に制限し、発電量を確保しつつ、排気行程から圧縮行程までの発電トルクTQGEも抑制し、比較的安定した回転速度VRTを得ることができる。
所定クランク角CAにおける回転速度VRTが大きく低下した状態Pにおいては、目標偏差ΔH2が大きいので、発電山数Nを爆発行程のみの2山に制限し、発電トルクTQGEを低下させ、排気行程から圧縮行程までの回転速度VRTの大幅な落ち込みを抑制することができる。
所定クランク角CAにおける回転速度VRTが目標回転速度VTRGより僅かに低い状態Pにおいては、発電山数Nを4山に制限し、発電量をある程度確保しつつ、排気行程から圧縮行程までの発電トルクTQGEも抑制し、比較的安定した回転速度VRTを得ることができる。
所定クランク角CAにおける回転速度VRTが大きく増加した状態Pにおいては、目標偏差ΔHが大きいので、発電山数NPを7山に増加し、発電トルクTQGEを高くし、排気行程から圧縮行程までの回転速度VRTを速やかに目標回転速度VTRGに収束させることができる。
図6を参照して、本発明の第2の実施形態における発電制御方法について説明する。
ステップS201において、クランク角センサ41によって検出されたクランク角CAが所定のクランク角CASであるか否かが判定され、発電制御条件を決定すべき所定のクランク角CASである場合にはYesに進み、その他のクランク角CAである場合にはNoに進む。
次いで、ステップS202において、所定のクランク角CASにおける回転速度VRTが算出される。
また、内燃機関10の運転状況に応じた目標回転速度VTRGは、スロットル開度SL、エンジン温度TW等に基づくマッピング処理や、安定した状態における回転速度の平均値等により別途算出される。
次いでステップS203において、所定クランク角CAにおける回転速度VRTと目標回転速度VTRGとの目標偏差ΔHが算出され、目標偏差ΔHの値に応じて予め設定した発電山数Nが決定される。
次いでステップS204では、ステップS203において算出された目標偏差ΔHの正負が判定され、目標偏差ΔHが正ならば、Yesに進み、目標偏差ΔHが負ならば、Noに進む。
目標偏差ΔHが正の場合、ステップS205に進み、ステップS205では、目標偏差ΔHと所定の上限閾値NEHとが比較され、目標偏差ΔHが上限閾値NH以上であれば、Yesに進み、ステップS206で、発電山数Nの値が増加される。目標偏差ΔHが上限閾値NHより小さければNoに進む。
一方、目標偏差ΔHが負である場合、ステップ207に進み、ステップS207では、目標偏差ΔHと所定の下限閾値NLとが比較され、目標偏差ΔHが下限閾値NL以下であれば、Yesに進み、ステップS208で、発電山数NPの値が減少される。目標偏差ΔHが閾値NLより小さければNoに進む。
即ち、目標偏差ΔHが下限閾値NLより大きく上限閾値NHより小さい範囲の場合には、発電山数Nを増減することなくステップS209に進む。
次いでステップS209では、ステップS206及びステップS208で決定された発電山数Nと該当するクランク角CAにおける発電優先順位NPRとを比較し、発電山数NPが該当する発電優先順位NPR以上であればYesに進み、発電を実施すべく発電指令SGEがONとなり、ステップS210へ進み、発電電流IGEが流れる。
一方、ステップS208において、発電山数Nが該当する発電優先順位NPRより小さい値の場合には、Noに進み、発電を停止すべく、発電指令SGEがOFFとなり、ステップS211に進み、発電電流IGEがカットされる。
ステップS201において、所定のクランク角CA以外はNoに進み、実際の回転速度VRTを算出することなく、ステップS209へ進み、該当するクランク角CAにおける発電の要否が発電優先順位NPRに応じて判定される。
所定のクランク角CAにおいて測定された回転速度VRTは、フリクションによって、一定の割合で低下するため、所定のクランク角CAにおける回転速度VRTを測定するだけで、燃焼サイクルに応じた回転速度の変化を予測することが可能である。
所定のクランク角CAにおける回転速度VRTが目標回転速度VTRGよりも遅い場合には、発電トルクTQGEを抑制するようにACG30が非発電状態となり、所定のクランク角CAにおける回転速度VRTが目標回転速度VTRGよりも早い場合には、発電トルクTQGEを増加するようにACG30が発電状態となる。
以上の工程をクランク信号SCA毎に実施し、必要な発電量を確保しつつ、内燃機関10の行程に応じて、発電トルクTQGEの最適化を図ることができる。
本実施形態における発電制御方法によれば、上記本発明の第1の実施形態と同様の効果に加え、目標偏差ΔHの偏差幅に応じて発電山数Nを増減することによって、発電トルクTQGEの増減幅を増加し、回転速度VRTをより速やかに目標回転速度VTRGに収束させることが可能となる。
図7を参照して、本発明の発電制御装置50を2気筒エンジンに適用した場合の効果について説明する。なお、上記第1の実施形態における発電制御方法と上記第2の実施形態における発電制御方法とのいずれを適用しても良い。
単気筒エンジンにおいては燃焼サイクルにおいて、燃焼直後の行程を所定のクランク角CAとして、回転速度VRTを測定したが、2気筒エンジンにおいては、一方の気筒が燃焼爆発したときに最大の回転速度となるので、1サイクルの燃焼行程に回転速度VRTの山が2山発生する。
したがって、2つの気筒のうちいずれか一方の気筒の燃焼サイクルにおいて燃焼が起こった場合には、必ずその直後を回転速度VRTの測定を行う所定のクランク角CAとしている。したがって、本実施形態では、本図(b)に示すように、4山の発電山数Nに対して1から4の発電優先順位NPRを割当て、目標偏差ΔHの大きさに応じて0から4の範囲で決定した発電山数Nと発電優先順位NPRとの比較によってACG30の発電要否を決定する。
目標回転速度VTRGに近い比較的安定した状態Pにおいては、発電山数Nを2山として、発電指令SGEが発信され、発電優先順位NPRの高い一方の気筒Aの排気行程後半と吸気行程後半において発電が許可され、優先順位の低い排気行程前半と吸気行程前半において発電が制限される。
他方の気筒Bにおいて過剰な燃料噴射などが発生し目標回転速度VTRGよりも高い回転速度となった状態Pにおいては、発電山数Nを4山として、他方の気筒Bの排気行程から吸気行程の全行程に渡って発電が許可され、発電トルクTQGEが増大し、速やかに目標回転速度VTRGに収束させることができる。
図8に示すように、本発明の発電制御装置50を2気筒エンジンに適用した場合には、何らかの誤動作によって、回転速度VRTに大きな変動が生じても、1サイクルの燃焼工程中に2回だけ所定のクランク角CAにおける回転速度VRTを算出して、発電山数Nを決定し、所定のクランク角CAにおける回転速度VRTと目標回転速度VTRGとの偏差と発電優先順位NPRとに応じて発電が制御され速やかに目標回転速度VTRGに収束させることができる。
ここで、上記実施形態に共通して用いられる目標回転速度VTRGのより設定方法のいくつかの具体例について説明する。
目標回転速度VTRGは、安定した運転状態において、所定クランク角CASにおいて、複数回の回転速度VRT(i)を測定し、下記式1に示すようにこれらを平均化処理することによって求めることができる。
TRG=ΣVRT(i)/(n+1)、(i=0,1,2,・・・n)・・・式1
また、スロットル開度SLと下記式2に示す平均処理回転速度VRTAとのマップ処理により、ギア比に応じて補正した目標回転速度VTRGを求めることもできる。
ここで、
RTA=ΣVRT(i)/(n+1)、(i=0,1,2,・・・n)・・・式2
図9に示すように、予め用意されたギア比に応じた検索マップを選択し、平均処理回転速度VRTAに対して、等高線状に示した等回転速度線とスロットル開度SLとの交点によって目標回転速度VTRGが決定され、上述の目標偏差ΔHの値が補正され、発電山数Nが決定される。
平均処理回転速度VRTAに対して、スロットル開度SLが開き気味に設定されている場合には、運転者の意思を反映し、高め側に目標回転速度VTRGが修正され、スロットル開度SLが閉じ気味みに設定されている場合には、低め側に目標回転速度VTRGが修正される。
さらに、アイドリング時の回転速度を制御する図略のISC(Idle Speed Controler)を併用する場合には、ISCで行われているのと同様に、エンジン温度TWに応じて、表2に示す一例のように、目標回転速度VTRGを補正しても良い。
Figure 0005444804
上記実施形態においては、発電山数NPが、1サイクルの燃焼当たり8山発生するACG30を用いた場合について説明したが、本発明の発電制御装置は、発電機の極数を限定するものではない。
本発明の第4の実施形態として、例えば、ステータ31が16極に形成されている場合には、発電山数は、1回転当たり極数の半分の8山発生し、1サイクルの燃焼行程当たりクランク軸20が2回転するので、1サイクルの燃焼行程当たり16山発生する。
したがって、16山について発電優先順位NPRを決定し、上記実施形態と同様に、所定のクランク角CAにおける回転速度VRTと目標回転速度VTRGとの偏差ΔHによって、必要な発電山数Nを決定し、発電山数Nと発電優先順位NPRとの比較によって、角クランク角CAに応じて発電の要否を決定し発電制御を行えば良い。
なお、16極の発電機の場合には、排気工程、吸気工程、圧縮工程、爆発工程をそれぞれ4区分に分け、対応する発電山に対して1位から16位の発電優先順位を割り当てる。
16極の発電機を用いた場合の優先順位の具体例を図10に示す。
また、上記実施形態において、ACG30は、発電のみを目的とするものを示したが、発電機としてスタータを兼用したACGスタータを用いた場合にも本発明は対応し得るものである。さらに、上記実施形態においてはACG30として単相の発電機を例に説明したが、三相としても良い。
なお、本発明の第1の実施形態における発電制御方法と第2の実施形態における発電制御方法とのいずれも、単気筒エンジンに連結された発電機の発電制御と多気筒エンジンに連結された発電機の発電制御とのいずれにも適用可能である。
10 内燃機関
11 シリンダ
12 シリンダヘッド
13 燃焼室
14 ピストン
15 コンロッド
16 点火プラグ
17 燃料噴射弁
20 クランクシャフト
30 発電機
31 ステータ
32 マグネット
33 ロータ
34 フライホイール
40 ECU
41 クランク角センサ(クランク角検出手段)
410 クランク角検出子(リフラクタ)
50 発電制御装置
60 バッテリ
CA クランク角
CA 所定クランク角
発電山数
PR 発電優先順位
RT 回転速度
TRG 目標回転速度
ΔH 目標偏差
GE 発電電流
TQGE 発電トルク
特開2006−129680号公報 特開2004−360640号公報

Claims (4)

  1. 内燃機関(10)のクランク軸(20)に連結されて駆動される発電機(30)の発電の許可と停止とを開閉素子(52)によって選択制御して上記発電機(30)に発生する発電トルク(TQ GE を上記クランク軸(20)の回転変動の抑制に利用する発電制御装置において、
    クランク角(CA)を検出するクランク角検出手段(41)と、
    該クランク角検出手段(41)によって検出されたクランク角(CA)の内、所定のクランク角(CA における回転速度(V RT を算出する回転速度算出手段(S102)と、
    上記内燃機関(10)の運転状況に応じて設定される目標回転速度(V TRG と上記回転速度算出手段(S102)によって算出された上記所定のクランク角(CA における回転速度(V RT との偏差(△H)を算出する目標偏差算出手段(S103)と、
    上記内燃機関(10)の1サイクルの燃焼行程中において上記発電機(30)の発電が許可された場合に、山と谷とが周期的に変化するように発生する交流電流(I GE )の正側の電流ピークを発電山とし、
    発電制御を行わない場合には、燃焼行程1サイクル当たりの発電極の数に等しい数だけ発生することになる発電山の内、燃焼行程1サイクル内で発電許可される交流電流(I GE )の周期の数を発電山数(N )としたとき、
    上記目標偏差(ΔH)に応じて予め設定された発電山数(N に決定する発電山数決定手段(S103)とを具備することを特徴とする発電制御装置。
  2. 上記内燃機関の1サイクルの燃焼行程中に発生する上記発電機の発電山周期に対して上記クランク角に応じて優先順位を設け、該優先順位と上記発電山数決定手段よって決定された発電山数との比較によって上記発電機の発電の要否を決定する発電要否決定手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の発電制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の発電制御装置の発電制御方法であって、
    上記発電山数と上記発電優先順位とを比較し、上記発電山数が上記発電優先順位以上の大きい場合には発電を許可し、上記発電山数が上記発電優先順位よりも小さい場合には発電を禁止することを特徴とする発電制御方法。
  4. 上記目標偏差が所定の下限閾値から上限閾値の範囲内であるときには、上記目標偏差に応じた上記発電山数を維持し、上記目標偏差が正であって所定の上限閾値以上である場合には、上記発電山数を増加し、上記目標偏差が負であって所定の下限閾値以下の場合には、上記発電山数を減少して上記発電機の発電の要否を決定することを特徴とする請求項3に記載の発電制御方法。
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