JP6198124B2 - 発電機の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、発電機の制御装置に係り、特に内燃機関の駆動力により発電を行う発電機によって内燃機関の振動を抑制させる発電機の制御装置に関する。
一般的に、車両に搭載された発電機としては、内燃機関のクランクシャフトからの駆動力を得て、発電を行うものが知られている。
このような発電機の制御装置としては、例えば、以下の先行技術文献がある。
特開2003−174797号公報
特許文献1に係る車両用発電機の制御装置は、内燃機関回転数の変動によって生じる発電機の回転子の慣性トルクを低減させるように発電トルクを発生させるべく、励磁電流を制御するものであって、具体的には、内燃機関回転数が高くなる期間に発電トルクが発生するように、励磁電流を制御するものである。
この特許文献1に係る車両用発電機の制御装置では、発電機の回転子の慣性トルクを低減するように発電トルクを発生させるため、内燃機関は回転変動が低下して振動を抑制するとともに、内燃機関に備えられたプーリ(クランクプーリ)と発電機に備えられたプーリ(発電機プーリ)とに巻き掛けられた伝達ベルトの張力変動を低減している。
ところが、内燃機関の振動を抑制する制御(以下「抑制制御」という)においては、内燃機関の運転条件が変化した場合、十分な振動抑制効果を得られないおそれがあった。例えば、内燃機関の高負荷運転状態においては、燃焼圧力が高まり、クランク角速度の変動が大きくなる一方、内燃機関の低負荷運転状態においては、燃焼圧力が低くなり、クランク角速度の変動が小さくなる。従って、高負荷運転状態と低負荷運転状態とでは、発電トルクが一定であると、必要な発電トルクが不足したり、あるいは、発電トルクを過度に発生させてしまうという不具合があり、改善が望まれていた。
そこで、この発明は、内燃機関の運転状態にかかわらず、振動の抑制効果を発揮できる発電機の制御装置を提供することを目的とする。
この発明は、内燃機関の駆動力により発電を行う発電機と、前記内燃機関の振動を抑制するために前記内燃機関の運転状態に基づいて前記発電機の発電トルクを第1のステップと前記第1のステップよりも発電トルクが大きく設定された第2のステップとで連続して出力させ、発電を行う抑制制御部とを備えることを特徴とする。
この発明は、内燃機関の運転状態にかかわらず、振動の抑制効果を発揮できる。
図1は発電制御のメインフローチャートである。(実施例1) 図2は図1の発電制御中の抑制制御のフローチャートである。(実施例1) 図3は抑制制御のタイムチャートである。(実施例1) 図4は発電機の制御装置のシステム構成図である。(実施例1) 図5はバッテリの状態を示す図である。(実施例1) 図6は出力期間設定制御のフローチャートである。(実施例1) 図7は出力期間設定制御の説明図である。(実施例1) 図8は内燃機関回転数と内燃機関負荷率とのマップを示す図である。(実施例1) 図9は水温に対する補正値の補正テーブルを示す図である。(実施例1) 図10は出力期間設定制御のタイムチャートである。(実施例1) 図11はデューティ比設定制御のフローチャートである。(実施例1) 図12はデューティ比設定制御の説明図である。(実施例1) 図13はデューティ比設定制御のタイムチャートである。(実施例1) 図14は開始時期設定制御のフローチャートである。(実施例1) 図15は開始時期設定制御による励磁電流の変化を示すタイムチャートである。(実施例1) 図16は発電制御のメインフローチャートである。(実施例2) 図17は図16の発電制御中のフィードバック制御のフローチャートである。(実施例2) 図18はフィードバック制御の出力期間設定制御例を示すタイムチャートである。(実施例2) 図19はフィードバック制御の発電デューティ制御例を示すタイムチャートである。(実施例2)
この発明は、内燃機関の運転状態にかかわらず、振動の抑制効果を発揮する目的を、内燃機関の運転状態に基づいて発電機の発電トルクを調整して発電を行って実現するものである。
図1〜図15は、この発明の実施例1を示すものである。
図4に示すように、車両に搭載される内燃機関1は、第1気筒(♯1)と第2気筒(♯2)とを備えるとともに、駆動力を出力するクランクシャフト2を備えている。内燃機関1には、変速機が連結する。
クランクシャフト2の端部には、クランクプーリ3が取り付けられている。このクランクプーリ3は、弾性部材からなるゴムダンパ3Aを備えた、いわゆるダンパプーリである。
内燃機関1は、クランクシャフト2により駆動される補機として、ウォータポンプ4と発電機5(例えば、交流発電機)とを備えている。ウォータポンプ4は、ポンププーリ6を備えている。発電機5は、発電機プーリ7を備えている。クランクプーリ3とポンププーリ6と発電機プーリ7とには、アイドラプーリ8を介して伝達ベルト9が捲き掛けられている。
内燃機関1の駆動力は、クランクシャフト2から伝達ベルト9を介してウォータポンプ4と発電機5とに伝達される。ウォータポンプ4は、内燃機関1の駆動力によりラジエータとの間で冷却水を循環させ、内燃機関1の冷却を行う。発電機5は、内燃機関1の駆動力により発電を行う。
発電機5は、出力線10によりバッテリ11の正極端子に接続している。このバッテリ11は、接地線12により負極端子を車両の車体に接地している。バッテリ11は、リチウムイオン電池であり、発電機5の発電した電力を蓄電する。また、バッテリ11は、出力線10に接続された電装部品などの電気負荷13に電力を供給する。
発電機5は、制御装置14により発電量が制御される。
制御装置14には、クランクシャフト2の回転角をクランク角(degCA)として検出するクランク角センサ15と、カムシャフトの回転角をカム角として検出するカム角センサ16と、接地線12に介設されバッテリ11の電圧・電流などのバッテリ状態を検出するバッテリセンサ17と、内燃機関1の冷却水温度を水温として検出する水温センサ18と、変速機の変速制御及びロックアップ制御を行う変速制御装置19とが接続している。
制御装置14は、これらセンサ15〜18及び変速制御装置19から入力するクランク角、カム角、バッテリ電圧、バッテリ電流、水温、変速レンジ、ロックアップなどの情報に基づいて、発電機5の駆動を制御する。
制御装置14は、抑制制御部14Aと記憶部(メモリ)14Bとを備えている。
抑制制御部14Aは、内燃機関の振動を抑制するために内燃機関1の運転状態に基づいて発電機5の発電トルクを調整して発電を行う。発電機5の発電トルクは、抑制制御部14Aからの励磁電流制御によって発生する。
また、抑制制御部14Aは、内燃機関1の運転状態に基づいて発電機5の発電トルクの発生期間(出力期間)を調整する。
更に、抑制制御部14Aは、内燃機関1の運転状態に基づいて発電機5の発電トルクの出力を調整する。
また、抑制制御部14Aは、内燃機関1の運転状態に基づいて発電機5の発電トルクの発生開始時期を調整する。
この場合、上記の内燃機関の運転状態は、内燃機関1の内燃機関回転数と内燃機関負荷率(%)とを含む。このため、制御装置14には、図8に示すように、内燃機関回転数と内燃機関負荷率(%)とのマップが組み込まれている。また、制御装置14には、図9に示すように、水温センサ18で検出された水温によって補正値を求める補正テーブルが組み込まれている。
抑制制御部14Aは、図3に示すように、伝達ベルト9がクランクプーリ3や発電機プーリ7に対して滑ることを防止するための、予備トルクと、この予備トルクの後に予備トルクよりも大きな抑制トルクとを生じさせるように、励磁電流を階段状、例えば2段階に制御(逆トルク)する。このように、発電機5の発電トルクが、予備トルクと抑制トルクとの2段階で増加することから、急激なトルク変動による伝達ベルト9の滑りを防止することができる。
発電機5の励磁電流は、励磁電流のデューティ比により設定される。この励磁電流のデューティ比は、記憶部14Bにデューティ比マップデータとして記録される。抑制制御部14Aの抑制制御により発電機5が駆動されて生じた電力は、バッテリ11に蓄電される。
記憶部14Bは、各制御のデータを記憶する。
バッテリ11は、図5に示すように、充電可能な電気容量を充電容量とすると、使用可能な電力が残存容量であり、充電容量と残存容量との差が空き容量である。制御装置14は、バッテリ11の充電容量、残存容量、空き容量をバッテリ電圧によって管理している。
制御装置14は、バッテリ電圧によって、バッテリ11の残存容量の枯渇おそれを判定する設定値VBlow、充電容量の上限電圧を設定する設定値VB1及び設定値VB2を設定している。設定値VBlowと設定値VB1と設定値VB2とは、VBlow<VB1<VB2の関係になっている。
制御装置14は、通常はバッテリ11のバッテリ電圧が設定値VBlow未満になると、発電機5により発電を行い、発生した電力をバッテリ11に蓄電する(通常制御)。制御装置14は、変速機がロックアップ状態、且つバッテリ電圧が設定値VBlow超えの条件が成立すると、抑制制御部14Aにより内燃機関1の振動を抑制するように発電機5の駆動を制御する(抑制制御)。
制御装置14は、通常制御に対して、抑制制御時に抑制制御部14Aによりクランク角を基準として発電機5の制御を行う。抑制制御部14Aは、変速機のロックアップ時において、内燃機関1の振動原因であるクランク角速度の変動を抑制するために、クランク角速度が速くなるタイミングに合わせて発電機5の回転子に励磁電流を流し、発電負荷を増やす。抑制制御部14Aによって増加された発電負荷は、伝達ベルト9を通じてクランクシャフト2に伝達されることで、図3の破線で示すように、クランク角速度(a)を適度に調整する。
図3の(a)は、クランク角速度を示している。内燃機関1が低速度の回転速度で運転すると、クランク角速度(a)は実線のように変動する。このとき、変速機がロックアップ状態になると、このクランクシャフト2の回転変動が車体に伝わり易くなる。そこで、制御装置14は、ロックアップ中に内燃機関1の回転変動を抑制するために、各気筒♯のクランク角(c)が0度から180度までの間で所定の期間(各気筒♯の燃焼期間)において発電機5を駆動制御して発電トルク(b)を発生させる。
クランク角速度が速くなる期間(クランク角)は、予め制御装置14内の記憶部14Bに期間設定マップデータとして記録させておく。抑制制御部14Aは、クランク角センサ15の検出値より算出されたクランク角を基準とし、内燃機関回転数と内燃機関負荷とを記憶手段14Bに記憶したマップとにより、発電機5の励磁電流を流す発生期間(出力期間:タイミング及び長さ)を決定する。
次に、この実施例1に係る発電制御を、図1のメインフローチャートに沿って説明する。
図1に示すように、制御装置14は、発電制御のプログラムがスタートすると(ステップA01)、各センサ15〜18及び変速制御装置19から出力される各出力値である各信号を取得する(ステップA02)。具体的には、クランク角センサ15、カム角センサ16、バッテリセンサ17、水温センサ18の各出力値を取得し、また、変速制御装装置19からロックアップの状態情報を取得する。
制御装置14は、変速制御装置19からの情報に基づき、変速機がロックアップ中であるか否かを判断する(ステップA03)。
このステップA03がYESの場合は、バッテリセンサ17からの出力値に基づき、バッテリ電圧(残存容量)が設定値VBlowを超えているか否かを判断する(ステップA04)。
制御装置14は、バッテリ電圧がVBlowを超えて、このステップA04がYESの場合には、バッテリ11の残存容量が枯渇する心配が無いので、バッテリ11の上限電圧(充電容量)を設定値VB2に設定し(ステップA05)、そして、抑制制御を実行し(ステップA06)、信号の取得にリターンする(ステップA07)。
設定値VB2は、抑制制御が停止中である場合に設定される上限電圧の設定値VB1よりも高い値である。上限電圧が設定値VB2に設定されると、バッテリ11では、バッテリ電圧が設定値VB2に達するまで充電が実行される。
即ち、制御装置14は、上限電圧を設定値VB1から設定値VB2へ引き上げることで、バッテリ11の最大充電容量を増加させる。このように、抑制制御を実行するにあたり、バッテリ11の最大充電容量を増加させることで、バッテリ11が満充電状態となり、抑制制御が実行不能となることを防止できる。
一方、前記ステップA03がNO(変速機がロックアップ中でない)の場合、又は、前記ステップA04がNO(バッテリ電圧がVBlow以下)の場合には、制御装置14は、抑制制御が実行中であれば抑制制御を停止し(ステップA08)、変速制御装置19へ回転数を上昇させるように要求信号を出力し(ステップA09)、バッテリ11の上限電圧を設定値VB1に設定し(ステップA10)、信号の取得にリターンする(ステップA07)。なお、要求信号を受信した変速制御装置19は、変速比を制御して回転数を上昇させる。
次いで、図1の前記ステップA06における抑制制御を、図2のフローチャートに沿って説明する。
図2に示すように、抑制制御のプログラムがスタートすると(ステップB01)、制御装置14は、内燃機関1の各気筒♯の工程を算出する(ステップB02)。具体的には、カム角センサ16の出力値に基づき、各気筒♯がどの工程中にあるのかを判定する。
次に、制御装置14は、工程判別の結果に基づき、励磁電流を出力する抑制制御の発生期間である出力期間を設定する(ステップB03)。具体的には、工程判別によって算出された燃焼工程の期間であって、且つ期間設定マップを参照して求められたクランク角の期間を出力期間として設定する。なお、上述の期間設定マップとは、予め実験等によって、内燃機関回転数と内燃機関負荷とに応じたクランク角の期間を求め、これらの情報を記憶部14Bに保存したものである。
さらに、制御装置14は、励磁電流のデューティ比を設定する(ステップB04)。この励磁電流のデューティ比は、デューティマップを参照して決定される。上述のデューティマップとは、予め実験等によって、内燃機関回転数と内燃機関負荷とに応じた適切なデューティ比を求め、これらの情報を記憶部14Bに保存したものである。
そして、制御装置14は、励磁電流の出力を開始する開始時期を設定する(ステップB05)。この開始時期は、内燃機関1の運転状態に基づき、適切な時期を設定する。
その後、制御装置14は、クランク角が設定された出力期間であるとき、所定のデューティ比で励磁電流を出力する(ステップB06)。
そして、このプログラムをリターンする(ステップB07)。
図2の前記ステップB03における出力期間設定制御を、図6のフローチャートに沿って説明する。
図6に示すように、出力期間設定制御のプログラムがスタートすると(ステップC01)、制御装置14は、第1の出力期間θ1を設定する(ステップC02)。この第1の出力期間θ1は、図7に示すように、予め設定された値を用いる。また、この第1の出力期間θ1に出力される発電トルクは、第2の出力期間θ2の発電トルクよりも小さい予備トルク(図3参照)である。この予備トルクは、伝達ベルト9とクランクプーリ3との滑りを防止するために小さいトルクに設定される。
そして、制御装置14は、内燃機関回転数と内燃機関負荷率とのマップ(図8参照)、及び水温による補正テーブル(図9参照)を参照し、第2の出力期間θ2を設定する(ステップC03)(図7参照)。
そして、図2のステップB04に移行する(ステップC04)。
この出力期間設定制御においては、図10のタイムチャートに示すように、内燃機関回転数と内燃機関負荷率のマップ(図8参照)から目標値ωaを求め、例えば、第1気筒♯1の2サイクル目で、伝達ベルト9、クランクプーリ3による位相遅れが大きい運転条件では、抑制制御期間(抑制制御における出力期間)を拡大する一方、第2気筒♯2の2サイクル目で、伝達ベルト9、クランクプーリ3による位相遅れが小さい運転条件では、抑制制御期間を短縮する。上記の抑制制御期間(可変抑制期間)は、内燃機関回転数と内燃機関負荷とのマップによって算出される。また、目標値ωaは、内燃機関1の運転条件によって異なるものであり、内燃機関回転数と内燃機関負荷率とのマップ(図8参照)によって求められる。
図7に示すように、上記の抑制制御期間は、後述の制御開始時期θst、第1のステップによる第1の出力期間θ1、及び第2のステップによる第2の出力期間θ2で構成されている。
第1の出力期間θ1は、発電デューティの急激な上昇によるベルト滑りなどを避けるために設けたなまし期間である。第2の出力期間θ2は、抑制制御の主要期間となる。
ところで、上記の位相遅れの量は、クランクプーリ3のゴムダンパ3Aなどにより内燃機関1の運転条件によって異なる。このため、制御の主要期間である第2の出力期間θ2を内燃機関1の運転条件によって変えられるような制御を行うことで、位相遅れによって低下する制御性を改善する。
つまり、第2の出力期間θ2を、内燃機関回転数と内燃機関負荷とのマップから算出するものとし、事前の試験においてマップを適合しておく。あるいは、内燃機関負荷方向に制御期間の感度がなければ、内燃機関回転数テーブルとしてもよい。これにより、例えば、位相遅れが大きな運転条件では、第2の出力期間θ2を長く設定し、そうでない条件では、第2の出力期間θ2を短く設定することで、内燃機関1の運転条件に応じて適切な抑制制御が可能になる。
さらに、上記のデューティ制御のように、水温の補正テーブル(図9参照)から算出した補正期間を加味することで、暖機によってクランクプーリ3のゴムダンパ3Aが軟化した際も、これによって大きくなる位相遅れを補完することができる。
図2の前記ステップB04におけるデューティ比設定制御を、図11のフローチャートに沿って説明する。
図11に示すように、デューティ比設定制御のプログラムがスタートすると(ステップD01)、制御装置14は、デューティ設定マップと、水温によるデューティ補正マップを参照し、第2のデューティ値D2を設定する(ステップD02)。なお、デューティ設定マップは、例えば、内燃機関回転数と内燃機関負荷に応じて、予め求められ記憶部14Bに保存される。詳述すれば、図12に示すように、制御装置14は、内燃機関回転数と内燃機関負荷とに基づいて基本デューティ値Dbseを求める。次に、水温センサ18の出力値に基づき、水温によるデューティ補正マップから水温補正デューティ値Dthwを求める。そして、基本デューティ値Dbseと水温補正デューティ値Dthwとを加算して、第2のデューティ値D2を算出する。
その後、制御装置14は、第1のデューティ値Dlを設定する(ステップD03)。この第1のデューティ値Dlは、伝達ベルト9の滑りを防止するために設定される。この第1のデューティ値Dlは、予め設定された一定の値である。また、第1のデューティ値Dlは、第2のデューティ値D2に滑り防止係数αを乗算して求めても良い。この滑り防止係数αは、実験等により予め設定される値である。この滑り防止係数αを乗算する場合に、第1のデューティ値Dlは、第2のデューティ値D2に比例する。このため、第1のデューティ値Dlと第2のデューティ値D2との差は、極端に多くなることを防止できる。
なお、第1のデューティ値Dl及び第2のデューティ値D2は、加算値である。これにより、制御装置14が実際に算出するデューティ信号は、Dcur+D1、Dcur+D2となる。
このデューティ比設定制御においては、図13のタイムチャートに示すように、内燃機関回転数と内燃機関負荷率とのマップ(図8参照)から目標値ωaを求め、例えば、第1気筒♯1の2サイクル目で、伝達ベルト9、クランクプーリ3等による位相遅れが大きい運転条件では、発電デューティ値を増加する一方、第2気筒♯2の2サイクル目で、伝達ベルト9、クランクプーリ3等による位相遅れが小さい運転条件では、発電デューティ値を減少させる。これら発電デューティ値(可変発電デューティ値)は、内燃機関回転数と内燃機関負荷とのマップによって算出される。このデューティ比設定制御は、第1のステップと第2のステップとで行う。
図12に示すように、第1のステップにおける第1の発電デューティ値D1と、第2のステップにおける第2の発電デューティ値D2とは、通常発電状態におけるデューティ値Dcurに対する加算量で設定する。従って、発電デューティ絶対値は、第1のステップではD1+Dcur、第2のステップではD2+Dcurとなる。
ここで、メイン抑制制御の第2の発電デューティD2は、図12に示すように、内燃機関回転数と内燃機関負荷とのマップから算出した基準デューティ値Dbseと、水温による補正テーブル(図9参照)より算出した水温補正デューティ値Dthwとする。
D2=Dbse+Dthw
内燃機関回転数と内燃機関負荷とのマップは、事前の試験において適合しておく。これにより、例えば、伝達ベルト9、クランクプーリ3のゴムダンパ3Aの弾性変化によって位相遅れが大きくなる運転条件では、基準デューティ値Dbseを大きく設定し、そうでない条件では、基準デューティ値Dbseを小さく設定することで、内燃機関1の運転条件に応じて適切な抑制制御が可能になる。
さらに、水温による補正テーブル(図9参照)は、高温側はデューティ補正を大きく設定することで、暖機によってクランクプーリ3のゴムダンパ3Aが軟化した際も、これによって大きくなる位相遅れを補完することができる。
また、第1の発電デューティ値D1については定数で設定するか、若しくは、第2の発電デューティ値D2に対してすべり係数βを乗算して算出してもよい。なお、デューティ絶対値Dcur+D2が100%を超える場合は、100%で制御を実施する。
次いで、図2の前記ステップB05における開始時期設定制御を、図14のフローチャートに沿って説明する。
図14に示すように、開始時期設定制御のプログラムがスタートすると(ステップE01)、制御装置14は、抑制制御を開始する基準クランク角θbseを設定する(ステップE02)。この基準クランク角θbseは、予め設定された値を用いる。
そして、制御装置14は、オフセットクランク角マップを参照し、オフセットクランク角θoftを設定する(ステップE03)。上述のオフセットクランク角マップは、内燃機関回転数と内燃機関負荷に基づき、予め実験等によって求め、記憶部14Bに保存される。
さらに、制御装置14は、水温センサ18の出力値に基づき、水温補正係数Compθを設定する(ステップE04)。
そして、制御装置14は、開始時期θstを、θst=θbse+θoft×Compθで算出し、これを設定する(ステップE05)。
そして、図2に前記ステップB06に移行する(ステップE06)。
この開始時期設定制御による励磁電流の変化は、図15に示す。
この図15においては、TDC(上死点)を制御基準とすると(θ=0)、この制御基準(θ=0)から開始時期θstになったら、励磁電流が段階的に増加し、そして、所定の期間が経過したら、励磁電流が元に戻る。
この結果、この実施例1においては、内燃機関1の発電機5の発電制御において、伝達ベルト9の張力変動、あるいはクランクプーリ3のゴムダンパ3Aによる位相遅れを考慮した制御を、発電機5の発電制御に取り込むことにより、クランク角速度の変動を効率的に抑制することができる。
この実施例1においては、主に以下のような構成及び作用効果がある。
抑制制御部14Aは、燃機関1の振動を抑制するために内燃機関1の運転状態に基づいて発電機5の発電トルクを第1のステップと第1のステップよりも発電トルクが大きく設定された第2のステップとで連続して出力させ、発電を行う。このような構成により、例えば、内燃機関1の運転状態が、低負荷状態から高負荷状態に変化した場合であっても、発電トルクが不足することなく、適切な振動抑制効果を発揮させることができる。つまり、事前に内燃機関1の適合を行って、内燃機関1の運転条件ごとに最適な制御要求値をマップやテーブルに持たせ、これにより、内燃機関1の運転状況によって制御要求値を変化させることで、過度に抑制制御を行って燃費が悪化したり、抑制制御が不十分となって振動レベルが悪化したりすることを防止することができる。
抑制制御部14Aは、内燃機関1の運転状態に基づいて発電トルクの発生期間を調整する。このような構成により、内燃機関回転数や内燃機関負荷が変化した場合に、振動を抑制するために必要な発電トルクが出力されるよう、発生期間を調整することができる。
抑制制御部14Aは、内燃機関1の運転状態に基づいて発電トルクの出力を調整する。このような構成により、内燃機関回転数や内燃機関負荷が変化した場合に、振動を抑制するために必要な発電トルクを増減させることができる。
抑制制御部14Aは、内燃機関1の運転状態に基づいて発電トルクの発生開始時期を調整する。このような構成により、内燃機関回転数や内燃機関負荷の変動に伴い振動を抑制するために適切な発電トルクの開始時期が変化する場合であっても、適切な時期に発電トルクを発生させることができる。
上記の内燃機関1の運転状態は、内燃機関回転数と内燃機関負荷率とを含むものである。このような構成により、例えば、高回転低負荷の状態は、低回転高負荷状態などの運転状態に応じて生じる振動を適切に抑制することができる。
図16〜図19は、この発明の実施例2を示すものである。
この実施例2においては、上述の実施例1と同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
この実施例2の特徴とするところは、以下の点にある
抑制制御部14Aは、内燃機関1の振動を抑制するために内燃機関1の運転状態に基づいて発電機5の発電トルクをフィードバック制御して発電を行う。
具体的には、抑制制御部14Aは、前記フィードバック制御において、フィードバック実行条件が成立した後、クランク角速度の最大値ωxyが目標値ωaを超えている場合に、フィードバック補正値(フィードバック期間θfb、フィードバックデューティ値Dfb)を加算して発電機5の発電トルクを調整して発電を行う。
また、抑制制御部14Aは、前記フィードバック制御において、フィードバック実行条件が成立した後、クランク角速度の最大値ωxyが目標値ωaに近づくように、発電機5の発電トルクを調整して発電を行う。
即ち、一般的に、内燃機関1には個体差があり、あるいは伝達ベルト9には経年劣化などによる伸びが発生する。従って、抑制制御に求められる最適な抑制制御期間(出力期間)や発電デューティ(発電要求デューティ)は、内燃機関個体やベルト伸び状況によっても異なる。
しかし、上記の実施例1の説明では、オープン制御であるため、内燃機関個体によっては抑制制御期間が不足してクランク角速度の変動を十分に抑えられなかったり、あるいは、クランク角速度の変動を過度に抑制して燃費悪化につながる可能性もある。
このための解決手法としては、クランク角速度の変動が目標値ωaに近づくように、出力期間設定制御及び発電デューティ制御(発電要求デューティ制御)でのフィードバック制御を行うことで、燃焼サイクル毎に適正な抑制制御を行う。
出力期間設定制御のフィードバック制御の構成としては、各気筒の各燃焼サイクルにおいてクランク角速度の最大値ωxyと目標値ωaとを比較し、この状況に応じて第2の出力期間θ2を拡大・短縮することで、常に目標値ωaに近いクランク角速度で制御することができる。
この出力期間設定制御のフィードバック制御の流れとしては、先ず、フィードバック制御実行条件成立後、最初のサイクルではオープンで算出した制御区間(初期値)で制御を行う。次いで、最初のサイクルでのクランク角速度の最大値ωxyと目標値ωaとを比較し、クランク角速度の最大値ωxyが目標値ωa以下になっていない場合(クランク角速度の最大値ωxyが目標値ωaを超えている場合)は、次のサイクルで第2の出力期間θ2を拡大する一方、クランク角速度の最大値ωxyが目標値ωa以下となっている場合は、第2の出力期間θ2を短縮する。なお、目標値ωaは、各サイクル毎に、内燃機関回転数と内燃機関負荷率とより算出・更新する。それ以降では、この繰り返しで制御を行う。
また、発電デューティ制御のフィードバック制御の構成としては、各気筒の各燃焼サイクルにおいてクランク角速度の最大値ωxyと目標値ωaとを比較し、この状況に応じて第2の発電デューティ値D2を拡大・縮小することで、常に目標値ωaに近いクランク角速度で制御することができる。
この発電デューティ制御のフィードバック制御の流れとしては、先ず、フィードバック制御実行条件成立後、最初のサイクルではオープンで算出したデューティ値(初期値)で制御を行う。次いで、最初のサイクルでのクランク角速度の最大値ωxyと目標値ωaとを比較し、クランク角速度の最大値ωxyが目標値ωa以下になっていない場合(クランク角速度の最大値ωxyが目標値ωaを超えている場合)は、次のサイクルで第2の発電デューティ値D2を拡大し、クランク角速度の最大値ωxyが目標値ωa以下となっている場合は、第2の発電デューティ値D2を縮小する。なお、目標値ωaは、各サイクル毎に、内燃機関回転数と内燃機関負荷率とより算出・更新する。それ以降では、この繰り返しで制御を行う。
次に、この実施例2に係る発電制御を、図16のメインフローチャートに沿って説明する。
図16に示すように、制御装置14は、発電制御のプログラムがスタートすると(ステップF01)、各センサ15〜18及び変速制御装置19から出力される信号を取得する(ステップF02)。具体的には、クランク角センサ15、カム角センサ16、バッテリセンサ17、水温センサ18の各出力値を取得し、変速制御装装置19からロックアップの状態情報を取得する。
制御装置14は、変速制御装置19からの情報に基づき、変速機がロックアップ中であるか否かを判断する(ステップF03)。
このステップF03がYESの場合は、バッテリセンサ17からの出力値に基づき、バッテリ電圧(残存容量)が設定値VBlowを超えているか否かを判断する(ステップF04)。
制御装置14は、バッテリ電圧がVBlowを超えて、ステップF04がYESの場合には、バッテリ11の残存容量が枯渇する心配が無いので、バッテリ11の上限電圧(充電容量)を設定値VB2に設定し(ステップF05)、抑制制御を実行する(ステップF06)。
設定値VB2は、抑制制御が停止中である場合に設定される上限電圧の設定値VB1よりも高い値である。上限電圧が設定値VB2に設定されると、バッテリ11では、バッテリ電圧が設定値VB2に達するまで充電が実行される。
すなわち、制御装置14は、上限電圧を設定値VB1から設定値VB2へ引き上げることで、バッテリ11の最大充電容量を増加させる。このように、抑制制御を実行するにあたり、バッテリ11の最大充電容量を増加させることで、バッテリ11が満充電状態となり、抑制制御が実行不能となることを防止できる。
そして、フィードバック制御を実施し(ステップF07)、信号の取得にリターンする(ステップF08)。
一方、前記ステップF03がNO(変速機がロックアップ中でない)の場合、又は、前記ステップF04がNO(バッテリ電圧がVBlow以下)の場合には、制御装置14は、抑制制御が実行中であれば抑制制御を停止し(ステップF09)、変速制御装置18へ回転数を上昇させるように要求信号を出力し(ステップF10)、バッテリ11の上限電圧を設定値VB1に設定し(ステップF11)、信号の取得にリターンする(ステップF08)。なお、要求信号を受信した変速制御装置19は、変速比を制御して回転数を上昇させる。
図16の前記ステップF07におけるフィードバック制御を、図17のフローチャートに沿って説明する。
図17に示すように、フィードバック制御のプログラムがスタートすると(ステップG01)、制御装置14は、フィードバック制御実行条件が成立したか否かを判断する(ステップG02)。
このステップG02がYESの場合には、内燃機関回転数と内燃機関負荷率とのマップ(図8参照)から目標値ωaを設定する(ステップG03)。
そして、制御装置14は、クランク角速度の最大値ωxyが目標値ωaを超えたか否か(ωxy>ωa)をか否かを判断する(ステップG04)。
このステップG04がYESの場合には、第2の出力期間θ2にフィードバック補正値としてのフィードバック期間θfbを加算する(ステップG05)。
さらに、第2の発電デューティ値D2にフィードバック補正値としてのフィードバックデューティ値Dfbを加算する(ステップG06)。
このステップG06の処理後、又は、前記ステップG02がNOの場合、又は、前記ステップG04がNOの場合には、プログラムをリターンする(ステップG07)。
上記の出力期間設定制御のフィードバック制御においては、図18のタイムチャートに示すように、内燃機関回転数と内燃機関負荷率のマップ(図8参照)から目標値ωaを求め、例えば、第2気筒♯2の1サイクル目で、ω11がωaを満足していないため、期間を拡大し、第1気筒♯1の2サイクル目で、ω21がωaを満足していないため、期間を拡大し、一方、第2気筒♯2の2サイクル目で、ω12がωaを満足したため、期間を短縮する。
また、上記の発電デューティ制御のフィードバック制御においては、図19のタイムチャートに示すように、内燃機関回転数と内燃機関負荷率のマップ(図8参照)から目標値ωaを求め、例えば、第2気筒♯2の1サイクル目で、ω11がωaを満足していないため、第2の発電デューティ値D2を拡大し、第1気筒♯1の2サイクル目で、ω21がωaを満足していないため、第2の発電デューティ値D2を拡大し、一方、第2気筒♯2の2サイクル目で、ω12がωaを満足したため、第2の発電デューティ値D2を縮小する。
この結果、この実施例2の構成によれば、出力期間設定制御及び発電デューティ制御をフィードバック制御することにより、内燃機関1の個体差や内燃機関1の運転条件や環境により最適な期間及び発電デューティ値が、事前に設定した内燃機関回転数と内燃機関負荷とのマップで求まる制御要求値から変化した場合であっても、最も抑制効果がある条件で制御することが可能になる。
この発明に係る発電機の制御装置を、各種内燃機関に適用可能である。
1 内燃機関
2 クランクシャフト
3 クランクプーリ
3A ゴムダンパ
5 発電機
7 発電機プーリ
9 伝達ベルト
10 出力線
11 バッテリ
12 接地線
13 電気負荷
14 制御装置
14A 抑制制御部
14B 記憶部
15 クランク角センサ
16 カム角センサ
17 バッテリセンサ
18 水温センサ
19 変速制御装置

Claims (8)

  1. 内燃機関の駆動力により発電を行う発電機と、
    前記内燃機関の振動を抑制するために前記内燃機関の運転状態に基づいて前記発電機の発電トルクを第1のステップと前記第1のステップよりも発電トルクが大きく設定された第2のステップとで連続して出力させ、発電を行う抑制制御部と
    を備えることを特徴とする発電機の制御装置。
  2. 前記抑制制御部は、前記内燃機関の運転状態に基づいて前記発電機の発電トルクの発生期間を調整することを特徴とする請求項1に記載の発電機の制御装置。
  3. 前記抑制制御部は、前記内燃機関の運転状態に基づいて前記発電機の発電トルクの出力を調整することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発電機の制御装置。
  4. 前記抑制制御部は、前記内燃機関の運転状態に基づいて前記発電機の発電トルクの発生開始時期を調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発電機の制御装置。
  5. 前記内燃機関の運転状態は、前記内燃機関の内燃機関回転数と内燃機関負荷率とを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発電機の制御装置。
  6. 前記内燃機関の運転状態は、前記内燃機関の冷却水温を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の発電機の制御装置。
  7. 前記抑制制御部は、前記内燃機関の冷却水温が高い程、前記発電機の発電トルクの加算量を増加させることを特徴とする請求項6に記載の発電機の制御装置。
  8. 前記抑制制御部は、加算された前記発電機の発電トルクが発電トルクの所定値を超えた場合、前記発電機の発電トルクを所定値にすることを特徴とする請求項7に記載の発電機の制御装置。
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