JP4566203B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関に対してトルクを付与し、またはトルクを吸収することにより内燃機関の燃料消費量を減らし、内燃機関の回転速度低下に伴う振動の増加を抑制する内燃機関の制御装置に関するものである。
内燃機関の回転速度はアイドル時においてほぼ一定であるが、細かく見ると1サイクル中は燃焼行程における燃焼によって、往復運動をトルクに変換しており、燃焼周期に同期した振動を発生している。
この振動を低減する装置として、内燃機関の回転速度が時間平均値より大きいときに発電機を動作させて内燃機関のトルクを吸収し、内燃機関の回転速度が時間平均値より小さいときには電動機を動作させて内燃機関に対しトルクを付与する内燃機関の発電制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、内燃機関の回転速度を上昇させる回転変動が生じたときに発電機を動作させて内燃機関のトルクを吸収し、内燃機関の回転速度を低下させる回転変動が生じたときには電動機を動作させて内燃機関に対しトルクを付与するエンジントルク変換吸収装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平2−146977号公報(作用の欄、第7図) 特開平7−305635号公報(段落0011、図2)
しかし、上記特許文献1により提案された内燃機関の発電制御装置は、発電機や電動機の応答遅れについて考慮されておらず、内燃機関の燃焼に伴いトルクが減少して、内燃機関の回転速度が落ち込む領域で発電を行っているため、内燃機関に対して吸収トルクが増大し、時間平均回転速度が低下してしまう課題がある。さらに、内燃機関の燃焼に伴うトルクの増大時期に電動機を用いてトルクを付与した場合、内燃機関の回転速度変動が大きくなる方向へ働くため、結果的に振動の増大を招く課題もある。
また、発電機あるいは電動機を動作させる界磁電流の時定数は大きく、指令から目標値に達するまでに時間遅れが生じるものである。そのため、上記特許文献2により提案されたエンジントルク変換吸収装置は、内燃機関の回転変動を検出してから指令を変更した場合、振動低減に最適なトルクが発生するまでに時間遅れを生じるため、内燃機関の振動を効果的に低減することができない課題がある。また、界磁電流の時間遅れのため、電動機を発電から駆動へ、あるいは駆動から発電へ切り替える際、必要以上に界磁電流が流れることにより、動作を切り替える際に電動機が振動を発生してしまい、振動を抑制するためのトルク制御装置を動作させることで、かえって振動の増大を招く課題がある。
一般に発電機で吸収することのできるトルクは、発電電流に依存することが知られている。また、バッテリなどの蓄電装置は、蓄えられている電気エネルギが大きければ大きいほど、充電時に流れる電流は少なくなる。上記2つに代表される従来装置は、発電時に発生した電力を全て蓄電あるいは充電に使われる以上の余分な電力を全て消費するための手段を伴わない場合、内燃機関のトルクを吸収するために必要十分なトルクを発生させることができない。
また、一般に内燃機関は燃焼行程において、何らかの原因で燃料に着火せず、特定の気筒のみトルクが発生しないことがある。このような場合、内燃機関の気筒毎に発生するトルクがばらつくため、大きな振動を発生する要因となっている。
この発明は上記課題を解決するために成されたもので、内燃機関に連結され蓄電装置から電気エネルギを得て駆動することによりトルクを発生し、または内燃機関からの運動エネルギにより発電を行い蓄電装置に電気エネルギを蓄電することで内燃機関のトルクを吸収するトルク発生吸収装置を用いて、内燃機関の燃焼行程周期毎に発生する振動を好適に低減する内燃機関の制御装置を提供するものである。
この発明に係る内燃機関の制御装置は、燃料の燃焼により動力を発生する内燃機関に連結されると共に、蓄電装置から電気エネルギを得てトルクを発生し、または上記内燃機関からの運動エネルギにより発電して上記蓄電装置に電気エネルギを蓄電することにより上記内燃機関のトルクを吸収するトルク発生吸収装置と、上記内燃機関の回転角度を検出するクランク角度検出手段と、上記クランク角度検出手段によって得られた回転角度を基に上記トルク発生吸収装置のトルクを発生させるタイミングを演算して設定するトルク発生タイミング設定手段と、上記クランク角度検出手段によって得られた回転角度を基に上記トルク発生吸収装置の必要なトルクの発生量を設定するトルク発生量設定手段と、上記トルク発生タイミング設定手段によって設定されたトルク発生タイミングと、上記トルク発生量設定手段によって設定されたトルク発生量とに基づき、上記トルク発生吸収装置にトルクを発生させるトルク発生吸収装置制御手段と、を備え、上記トルク発生吸収装置のトルクの変化量が上記内燃機関のトルクの変化量よりも小さくなるように、上記トルク発生吸収装置を制御することを特徴とするものである。
この発明に係る内燃機関の制御装置によれば、トルク発生吸収装置が付与し、または吸収するトルクを、内燃機関のトルクよりも小さくできるため、上記トルク発生吸収装置から発生する振動を小さく抑えることができ、内燃機関が発生する振動を小さくすることができる効果がある。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る内燃機関の制御装置について好適な実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る内燃機関の制御装置を示すシステム構成図で、このシステム100は、供給される燃料の燃焼により動力を発生する内燃機関であるエンジン1、このエンジン1に連結されるトルク発生吸収装置であるモータジェネレータ2、蓄電装置であるバッテリ3、クランク角度センサ4、及びモータジェネレータ2を制御するモータジェネレータ制御装置5を備えている。また、モータジェネレータ制御装置5は、トルク発生タイミング設定手段6、トルク発生量設定手段7、トルク発生吸収装置制御手段8を備えている。
モータジェネレータ2は、ベルト9を介してエンジン1の出力軸1aに連結され、モータジェネレータ制御装置5を介してバッテリ3と図示しないハーネスで接続されている。また、モータジェネレータ2は、バッテリ3からの電力により電動機として動作し、エンジン1の出力軸1aに対してトルクを付与し、またはエンジン1からの運動エネルギにより発電機として動作し、バッテリ3を充電してエンジン1の出力軸1aに対してトルクを吸収する。
モータジェネレータ2は、その制御に三相交流を用いており、制御に必要な界磁コイルと三相コイル(いずれも図示せず)を具備している。そして、駆動時には界磁コイルと三相コイルに電流を流して動作させ、発電時には界磁コイルに電流を流し、三相コイルから発電された電力を得る構成になっている。
クランク角度センサ4は、エンジン1の出力軸1aに取り付けられた歯車1bの歯数に応じたパルスを出力するように歯車1bに対向して設けられている。トルク発生タイミング設定手段6は、クランク角度センサ4によって得られたパルスを回転角度に変換し、その回転角度を基にトルクの発生タイミングを演算して設定する。また、トルク発生量設定手段7は、クランク角度センサ4によって得られたパルスを回転角度に変換し、その回転角度を基に必要なトルクの発生量を演算して設定する。
トルク発生吸収装置制御手段8は、トルク発生タイミング設定手段6によって設定されたトルク発生タイミングと、トルク発生量設定手段7によって設定されたトルク発生量を基にしてモータジェネレータ2にトルクを発生させるための指令を出力する。モータジェネレータ制御装置5は、上記のようにトルク発生タイミング設定手段6、トルク発生量設定手段7、トルク発生吸収装置制御手段8を備えており、モータジェネレータ2を動作させるための信号を出力する。また、モータジェネレータ制御装置5は、マイクロコンピュータ10、RAM11、ROM12、及びI/F回路13を備え、バッテリ3の電力によってトルク発生タイミング設定手段6、トルク発生量設定手段7、トルク発生吸収装置制御手段8の動作を制御する。なお、ROM12には後述するように各種の制御マップが予め格納されている。
実施の形態1に係る内燃機関の制御装置は上記のように構成されており、次にその動作を表すタイムチャートについて図2により説明する。図2(a)は時刻により変化するクランク角度20を表す図である。この実施の形態においては、1点火周期を制御上の基本周期としており、クランク角度20は1周期毎にその値がリセットされる。
図2(b)は時刻により変化するエンジン回転速度21を表す図で、その時間平均値を符号22として表している。エンジン回転速度21は、クランク角度20を時間微分することにより求められる。エンジン1は最低回転速度付近で点火し、燃焼することによりエンジン回転速度21が上昇している。
図2(c)はモータジェネレータ2の運転指令値23を表す図で、運転指令値23が駆動の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流と相電流が供給されて駆動し、エンジン1に対しトルクを付与する。また、運転指令値23が発電の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流が供給されて発電し、エンジン1に対しトルクを吸収する。運転指令値23は、モータジェネレータ制御装置5のROM12内に予め記憶された後述する図2(g)の制御マップを基に決定される。
運転指令値23が発電を指令し始める時刻t0、t2、t4におけるクランク角度20を発電開始角度とし、運転指令値23が発電を示す最後の時刻t1、t3におけるクランク角度20を発電終了角度とする。駆動開始角度は発電終了角度に等しく、駆動終了角度は発電開始角度に等しい。なお、このときの発電開始角度あるいは発電終了角度、駆動開始角度あるいは駆動終了角度を運転モード切替角度と言う。
図2(d)はモータジェネレータ2の三相コイルに流れる相電流24、及びモータジェネレータ2の界磁コイルに流れる界磁電流25を表す図である。モータジェネレータ2は、相電流24と界磁電流25の大きさとバッテリ3の電圧により動作が決定する。相電流24と界磁電流25はモータジェネレータ制御装置5によって制御され、その大きさはモータジェネレータ制御装置5のROM12内に予め記憶された後述する図2(h)の制御マップを基に決定される。
図2(e)はエンジン1が発生するトルク26の大きさを表す図である。エンジントルク26は平均エンジン回転速度22毎に予め計測され、モータジェネレータ制御装置5のROM12内に予め記憶された後述する図2(j)の制御マップを基に計算される。
図2(f)はモータジェネレータ2が運転することにより発生するトルク27の大きさを表す図である。モータジェネレータトルク27は、モータジェネレータ制御装置5のROM12内に予め記憶された後述する図2(i)の制御マップを基にして計算されたトルク発生量に従い、モータジェネレータ制御装置5から出力される相電流24、界磁電流25、及びバッテリ3の電圧によってその大きさが決定する。エンジントルク26に対してモータジェネレータトルク27を付与し、または吸収することによりエンジン1の出力軸1aにおけるトルクの変動を小さくすることができ、これによりエンジン1の振動を低減することができる。
図2(g)はモータジェネレータ2の発電開始角度28、及び発電終了角度29を表す図である。発電開始角度28と発電終了角度29はモータジェネレータ制御装置5のROM12内に記憶されており、平均エンジン回転速度22を基に値が決定される。
図2(h)はモータジェネレータ2のトルク発生量に対するモータジェネレータ2の三相コイル内に流れる相電流30及び界磁コイルに流れる界磁電流31を表す図である。相電流30と界磁電流31はモータジェネレータ制御装置5のROM12内に予め記憶された後述する図2(i)の制御マップを基に計算されたトルク発生量により決定される。
図2(i)は平均エンジン回転速度22に対するモータジェネレータ2で発生するトルク32の大きさを表す図である。図2(i)はX軸に平均エンジン回転速度22をとり、Z軸にクランク角度20をとっている。モータジェネレータトルク32は単位クランク角度毎に値を持っていて、X軸とZ軸の線形補間によりその値が算出される。
図2(j)はエンジン回転速度21に対するエンジン1で発生するトルク33を表す図である。エンジントルク33は、平均エンジン回転速度22毎に予め計測され、モータジェネレータ制御装置5のROM12内に予め記憶されており、エンジン回転速度21を基に値が決定される。
次に、実施の形態1に係る内燃機関の制御装置の動作について説明する。図3は実施の形態1に係る内燃機関の制御装置の動作フローチャートである。ステップS301において、クランク角度センサ4から算出されるクランク角度をもとに、トルク発生タイミング設定手段6においてエンジン1の回転速度を算出する。ステップS302では、トルク発生タイミング設定手段6において、エンジン1の回転速度をもとに発電を開始させる発電開始角度と発電を終了させる発電終了角度を演算して設定する。ステップS303では、トルクの発生量をトルク発生量設定手段7で演算して設定する。このトルク発生量演算処理については後述する。
ステップS304では、ステップS303で設定されたトルク発生量を基に、トルク発生吸収装置制御手段8においてモータジェネレータ2の動作に必要な界磁電流と相電流の指令値を演算する。ステップS305において、クランク角度センサ4で得られたクランク角度が、ステップS302で設定された発電開始角度から発電終了角度の範囲内にあるかをトルク発生吸収装置制御手段8により判定し、範囲外であるときはステップS306においてモータジェネレータ2を電動機として動作させ、範囲内にあるときはステップS307において、モータジェネレータ2を発電機として動作させる。
図4は、トルク発生量設定手段7におけるトルク発生量演算処理の動作フローチャートである。前述のように、モータジェネレータ制御装置5のROM12内には、回転速度毎に計測されたエンジン1のトルク変化量が記憶されている。また、ROM12内には、回転速度とモータジェネレータ2の界磁電流とモータジェネレータ2の相電流を変化させた場合に発生するモータジェネレータ2のトルク量も記憶されている。
ステップS401において、振動を低減するために必要なモータジェネレータ2のトルク発生量を、エンジン1の回転速度とクランク角度から算出する。ステップS402において、エンジン1の回転速度を基に、前回演算時からのエンジントルクT1を算出する。ステップS403において、エンジン1の回転速度とモータジェネレータ2の界磁電流とモータジェネレータ2の相電流を基に、モータジェネレータ2の現在のトルクT2を算出する。ステップS404において、モータジェネレータ2の現在のトルクT2が前回演算時からのエンジントルクT1を超えているかを判定し、超えていればステップS405において、上記演算されたT2がT1を超えないようにモータジェネレータ2の発生トルクを制限する。
以上のように、実施の形態1に係る内燃機関の制御装置よれば、モータジェネレータ2の付与または吸収するトルクを、エンジン1の発生するトルクよりも小さく制御するため、モータジェネレータ2から発生する余分な振動を小さく抑えることができ、エンジン1が発生する振動を効果的に小さくすることができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る内燃機関の制御装置について図5及び図6を用いて説明する。実施の形態2に係る内燃機関の制御装置は、トルク発生量演算処理が実施の形態1と異なるのみである。なお、システム構成は図1に示す実施の形態1のシステム構成と同様である。
図5は実施の形態2に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。このタイムチャートにおいて、(a)〜(d)は実施の形態1に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートの(a)〜(d)と同様であり省略している。
図5(e)は時刻により変化するエンジン1のトルク34を表し、図2(e)のエンジントルク26と同様に図2(b)のエンジン回転速度21を基に、図2(i)に示したROM12内に予め記憶された制御マップから計算される。
図5(f)はエンジントルク34を時間微分したエンジントルク微分値35を表し、このエンジントルク微分値35は、微分値35aあるいは35bで正方向に最大となり、微分値35c、35dあるいは35eにおいて負方向に最大となっている。
図5(g)はモータジェネレータ2が運転されることにより発生するトルク36の大きさを表す。このモータジェネレータトルク36は、図2(f)のモータジェネレータトルク27と同様に、図2(i)に示したモータジェネレータ制御装置5のROM12内に予め記憶されている制御マップを基に計算されたトルク発生量と、モータジェネレータ制御装置5から出力される相電流24、界磁電流25、及びバッテリ3の電圧から計算される。
図5(h)はモータジェネレータトルク36を時間微分したモータジェネレータトルク微分値37を表し、このモータジェネレータトルク微分値37は、微分値37aあるいは37bで負方向に最大となり、微分値37cあるいは37dあるいは37eにおいて正方向に最大となっている。時刻t2において、過去1燃焼周期前のエンジントルク微分値35及びモータジェネレータトルク微分値37の絶対値の最大値を求める。時刻t0から時刻t2におけるエンジントルク微分値35の絶対値の最大値が35aで、時刻t0から時刻t2におけるモータジェネレータトルク微分値37の絶対値の最大値が37aである。このとき、35a>37aとなるようにモータジェネレータトルク36の値を制限することで、モータジェネレータトルク36の変化をエンジントルク34の変化よりも小さく抑えることができる。
次に、実施の形態2に係る内燃機関の制御装置の動作について説明する。図6は実施の形態2に係る内燃機関の制御装置の動作フローチャートであって、トルク発生量設定手段7におけるトルク発生量演算処理の動作フローチャートである。なお、トルク発生量演算処理以外の動作フローチャートは、図3に示した実施の形態1における動作フローチャートと同様であり省略されている。
ステップS601において、振動を低減するために必要なモータジェネレータ2のトルク発生量を、エンジン1の回転速度とクランク角度から算出する。ステップS602において、回転速度からエンジン1のトルクを算出する。ステップS603において、ステップS602で求めたエンジン1のトルクを、過去所定期間内について微分演算を行う。ステップS604において、ステップS603で求めた微分値の絶対値を求め、絶対値の最大値d1を算出する。
ステップS605において、モータジェネレータ2の界磁電流とモータジェネレータ2の相電流を基に、モータジェネレータ2で発生しているトルクを算出する。ステップS606において、ステップS605で求めたモータジェネレータ2のトルクを、過去所定期間内について微分演算を行う。ステップS607において、ステップS606で求めた微分値の絶対値を求め、絶対値の最大値d2を算出する。
ステップS608において、ステップS604で求めたd1とステップS607で求めたd2の比較を行い、d1−d2の値が所定値未満であれば、ステップS609において、ステップS601で求めたモータジェネレータ2のトルク発生量を制限する。
以上のように、実施の形態2に係る内燃機関の制御装置よれば、モータジェネレータ2のトルクの微分値を演算する構成としたので、エンジン1のトルク変動を精度良く検出でき、モータジェネレータ2が付与し、または吸収するトルクを、エンジン1のトルクよりも小さくできるため、モータジェネレータ2から発生する振動を小さく抑えることができ、エンジン1が発生する振動を効果的に小さくすることができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3に係る内燃機関の制御装置について図7乃至図9を用いて説明する。実施の形態3に係る内燃機関の制御装置は、モータジェネレータ駆動処理が実施の形態1と異なるのみである。なお、システム構成は図1に示す実施の形態1のシステム構成と同様である。
図7はこの発明の実施の形態3に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。図7(a)は時刻により変化するエンジン回転速度38を表す図で、符号39はその時間平均値を表している。エンジン回転速度38は、図2(a)に示すクランク角度20を時間微分することにより求められる。エンジン1は最低回転速度付近で点火し、燃焼することによりエンジン回転速度38が上昇している。
図7(b)はモータジェネレータ2の運転指令値40を表す図で、運転指令値40が駆動の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流と相電流が供給されて駆動し、エンジン1に対しトルクを付与する。また、運転指令値40が発電の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流が供給されて発電し、エンジン1に対しトルクを吸収する。運転指令値40は、モータジェネレータ制御装置5のROM12内に予め記憶された図2(g)の制御マップを基に決定される。
図7(c)は運転指令切替前後所定期間41を表す図で、運転指令切替前後所定期間41は運転指令値40が駆動から発電に切り替わる前記運転モード切替角度前後の所定期間である。
図7(d)は実施の形態3における界磁電流42を表す図で、実施の形態1で説明した界磁電流24と異なるもので、この界磁電流42は前記運転モード切替角度に先立って、運転指令切替前後所定期間41で界磁電流42の指令値を発電時の界磁電流指令値に設定する。
次に、実施の形態3に係る内燃機関の制御装置の動作について説明する。図8は実施の形態3に係る内燃機関の制御装置の動作フローチャートである。
ステップS801において、クランク角度センサ4から算出されるクランク角度をもとに、トルク発生タイミング設定手段6においてエンジン1の回転速度を算出する。ステップS802では、トルク発生タイミング設定手段6において、エンジン1の回転速度を基に発電を開始させる発電開始角度と発電を終了させる発電終了角度を演算して設定する。特別な指定がない限り駆動時以外は発電しているものとし、発電終了角度は駆動開始角度に等しく、発電開始角度は駆動終了角度に等しいこととする。
ステップS803では、振動を低減するために必要なモータジェネレータ2のトルク発生量を、トルク発生量設定手段7においてエンジン1の回転速度とクランク角度から算出する。
ステップS804では、トルク発生吸収装置制御装置8においてステップS803で設定されたトルク発生量を基に、モータジェネレータ2の動作に必要な界磁電流と相電流の指令値を演算する。
ステップS805において、クランク角度センサ4で得られたクランク角度とステップS804で設定されたモータジェネレータ2の指令値を基にモータジェネレータ2を電動機または発電機として動作させる。次に、このトルク発生吸収装置制御装置8におけるモータジェネレータ駆動処理について説明する。
図9はトルク発生吸収装置制御装置8におけるモータジェネレータ駆動処理の動作フローチャートである。ステップS901において、クランク角度センサ4で得られたクランク角度が、モータジェネレータ2の運転指令値切替角の前後の所定角度期間内であるかどうかを判定する。所定角度期間内であればステップS905に進み、所定角度期間外であればステップS902に進む。
ステップS902において、モータジェネレータ2の運転指令値を判定する。クランク角度が駆動開始角度から駆動終了角度の範囲にあるときは、ステップS903においてモータジェネレータ2を電動機として動作させ、クランク角度が発電開始角度から発電終了角度の範囲にあるときは、ステップS904においてモータジェネレータ2を発電機として動作させる。
ステップS905において、現在の運転指令値が駆動である場合は、運転指令値の変更に先立ってモータジェネレータ2の界磁電流を発電時の界磁電流の目標値に設定する。モータジェネレータ2の界磁電流は図示しない電流センサによって検出される。
ステップS906において、モータジェネレータ2の界磁電流が目標値と一致したかを判定し、目標値に一致していればステップS902に進み、運転指令値を変更する。目標値に一致していなければ、ステップS907に進みモータジェネレータ2の界磁電流が目標値に一致するまで運転指令値を変更しないようにする。
以上のように、実施の形態3に係る内燃機関の制御装置よれば、モータジェネレータ2の動作の切り替えに先んじて界磁電流の目標値を切り替える構成としたので、モータジェネレータ2を応答性良く制御でき、モータジェネレータ2が駆動から発電に切り替わる際に発生するトルク変動と、それに起因する振動を小さく抑えることができ、エンジン1が発生する振動を効果的に小さくすることができる。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4に係る内燃機関の制御装置について図10及び図11を用いて説明する。実施の形態4に係る内燃機関の制御装置は、モータジェネレータ駆動処理が実施の形態3と異なるのみである。なお、システム構成は図1に示す実施の形態1のシステム構成と同様である。
図10はこの発明の実施の形態4に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。図10(a)は時刻により変化するエンジン回転速度43を表す図で、符号44はその時間平均値を表している。エンジン回転速度43は、図2(a)に示すクランク角度20を時間微分することにより求められる。エンジン1は最低回転速度付近で点火し、燃焼することによりエンジン回転速度43が上昇している。
図10(b)はモータジェネレータ2の運転指令値44を表し、運転指令値44が駆動の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流と相電流が供給され駆動し、エンジン1に対しトルクを付与する。また、運転指令値44が発電の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流が供給され発電し、エンジン1に対しトルクを吸収する。運転指令値44は、モータジェネレータ制御装置5のROM12内に予め記憶された図2(g)の制御マップを基に決定される。
図10(c)は運転指令切替前後所定期間45を表し、運転指令切替前後所定期間45は運転指令値44が駆動から発電、あるいは発電から駆動に切り替わる前記運転モード切替角度前後の所定期間である。
図10(d)は実施の形態4における界磁電流46を表す図で、符号47は界磁電流46の制限値である。この界磁電流46は、運転指令値44にかかわらず運転指令切替前後所定期間45内であるときには、界磁電流46の指令値を界磁電流の制限値47以下となるように設定する。このように界磁電流46の運転モード切替角度付近で運転指令値44が変更された場合において、モータジェネレータ2のトルクを緩やかに変化させることができる。
次に、実施の形態4に係る内燃機関の制御装置の動作について説明する。図11は実施の形態4に係る内燃機関の制御装置におけるトルク発生吸収装置制御装置8のモータジェネレータ駆動処理の動作フローチャートで、このモータジェネレータ駆動処理以外については、図8に示した実施の形態3における動作フローチャートと同様である。
ステップS1101において、クランク角度センサ4で得られたクランク角度が、モータジェネレータ2の運転指令値切替角の前後の所定角度期間内であるかどうかを判定し、所定角度期間内であればステップS1104に進み、所定角度期間外であればステップS1102に進む。
ステップS1102において、モータジェネレータ2の運転指令値を判定する。クランク角度が駆動開始角度から駆動終了角度の範囲にあるときは、ステップS1103においてモータジェネレータ2を電動機として動作させ、クランク角度が発電開始角度から発電終了角度の範囲にあるときは、ステップS1105においてモータジェネレータ2を発電機として動作させる。
ステップS1104において、クランク角度がモータジェネレータ2の運転指令値切り替角の前後の所定角度期間内であれば、モータジェネレータ2の界磁電流目標値を所定値以下に制限する。
以上のように、実施の形態4に係る内燃機関の制御装置よれば、モータジェネレータ2を応答性良く制御することが可能で、モータジェネレータ2が発電から駆動、あるいは駆動から発電に切り替わる際に発生するトルク変動とそれに起因する振動を小さく抑えることができ、エンジン1が発生する振動を効果的に小さくすることができる。
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5に係る内燃機関の制御装置について図12及び図13を用いて説明する。実施の形態5に係る内燃機関の制御装置は、モータジェネレータ駆動処理が実施の形態3と異なるのみである。なお、システム構成は図1に示す実施の形態1のシステム構成と同様である。
図12はこの発明の実施の形態5に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。図12(a)は時刻により変化するエンジン回転速度48を表す図で、符号49はその時間平均値を表している。エンジン回転速度48は、図2(a)に示すクランク角度20を時間微分することにより求められる。エンジン1は最低回転速度付近で点火し、燃焼することによりエンジン回転速度48が上昇している。
図12(b)はモータジェネレータ2の運転指令値50を表し、運転指令値50が駆動の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流と相電流が供給され駆動し、エンジン1に対しトルクを付与する。また、運転指令値50が発電の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流が供給され発電し、エンジン1に対しトルクを吸収する。
図12(c)は運転指令切替前後所定期間51を表し、運転指令切替前後所定期間51は、運転指令値50が駆動から発電、あるいは発電から駆動に切り替わる前記運転モード切替角度前後の所定期間である。運転指令切替前後所定期間51内を運転準備モードと言う。
図12(d)は実施の形態5における界磁電流52を表す図で、符号53は界磁電流52の制限値である。この界磁電流52は、運転指令値50が運転準備モード内であるときには、界磁電流52の指令値が界磁電流の制限値53以下となるか、あるいは相電流が所定値以下となるようにする。
次に、実施の形態5に係る内燃機関の制御装置の動作について説明する。図13は実施の形態5に係る内燃機関の制御装置におけるトルク発生吸収装置制御装置8のモータジェネレータ駆動処理の動作フローチャートで、このモータジェネレータ駆動処理以外については、図8に示した実施の形態3における動作フローチャートと同様である。
ステップS1301において、クランク角度センサ4で得られたクランク角度が、モータジェネレータ2の運転指令値切替角の前後の所定角度期間内であるかどうかを判定し、所定角度期間内であればステップS1303に進み、所定角度期間外であればステップS1302に進む。
ステップS1302において、クランク角度がモータジェネレータ2の運転指令値切替角の前後の所定角度期間内でないときには、運転指令値を変更しない。
ステップS1303において、モータジェネレータ2の運転指令値を判定し、運転指令値が運転準備モードであれば、ステップS1304に進み運転指令値の変更を行い、運転指令値が運転準備モードでなければステップS1307においてモータジェネレータ2の運転指令値を運転準備モードに変更する。
ステップS1304において、モータジェネレータ2の運転指令値を判定し、クランク角度が駆動開始角度から駆動終了角度の範囲にあるときは、ステップS1305においてモータジェネレータ2を電動機として動作させ、クランク角度が発電開始角度から発電終了角度の範囲にあるときは、ステップS1306においてモータジェネレータ2を発電機として動作させる。
以上のように、実施の形態5に係る内燃機関の制御装置よれば、モータジェネレータ2の動作をニュートラルな状態にできることから、モータジェネレータ2を応答性良く制御することが可能で、モータジェネレータ2が発電から駆動、あるいは駆動から発電に切り替わる際に発生するトルク変動と、それに起因する振動を小さく抑えることができ、エンジン1が発生する振動を効果的に小さくすることができる。
実施の形態6.
次に、この発明の実施の形態6に係る内燃機関の制御装置について図14及び図15を用いて説明する。実施の形態6に係る内燃機関の制御装置は、モータジェネレータ駆動処理が実施の形態3と異なるのみである。なお、システム構成は図1に示す実施の形態1のシステム構成と同様である。
図14はこの発明の実施の形態6に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。図14(a)は時刻により変化するエンジン回転速度54を表す図で、符号55はその時間平均値を表している。エンジン回転速度54は、図2(a)に示すクランク角度20を時間微分することにより求められる。エンジン1は最低回転速度付近で点火し、燃焼することによりエンジン回転速度54が上昇している。
図14(b)はモータジェネレータ2の運転指令値56を表し、運転指令値56が駆動の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流と相電流が供給され駆動し、エンジン1に対しトルクを付与する。また、運転指令値56が発電の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流が供給され発電し、エンジン1に対しトルクを吸収する。
図14(c)は運転指令切替前後所定期間57を表し、運転指令切替前後所定期間57は、運転指令値56が駆動から発電、あるいは発電から駆動に切り替わる前記運転モード切替角度前後の所定期間である。運転指令切替前後所定期間57内を運転準備モードと言う。運転指令値56が運転準備モード内であるときには、界磁電流の指令値及び相電流が所定値以下となるようにする。運転準備モードは平均エンジン回転速度55が高くなったときは、平均エンジン回転速度55が低いときよりも長くなるように設定する。
次に、実施の形態6に係る内燃機関の制御装置の動作について説明する。図15は実施の形態6に係る内燃機関の制御装置におけるトルク発生吸収装置制御装置8のモータジェネレータ駆動処理の動作フローチャートで、このモータジェネレータ駆動処理以外については、図8に示した実施の形態3における動作フローチャートと同様である。
ステップS1501において、クランク角度センサ4で得られたクランク角度が、モータジェネレータ2の運転指令値切替角の前後の所定角度期間内であるかどうかを判定し、所定角度期間内であればステップS1503に進み、所定角度期間外であればステップS1502に進む。
ステップS1502において、クランク角度がモータジェネレータ2の運転指令値切替角の前後の所定角度期間内でないときには、運転指令値56を変更しない。
ステップS1503において、モータジェネレータ2の運転指令値56を判定し、運転指令値56が運転準備モードであれば、ステップS1504に進み、運転指令値56が運転準備モードでなければS1508に進む。
ステップS1504において、モータジェネレータ2の運転指令値56が運転準備モードであった場合、運転準備モードからの経過時間をタイマを用いて判定する。
モータジェネレータ2の運転指令値56が発電もしくは駆動から運転準備モードに切り替わってから所定時間が経過していれば、ステップS1505に進み運転指令値56を変更し、所定時間が経過していなければステップS1509に進み、モータジェネレータ2の運転指令値56を運転準備モードに変更する。
ステップS1505において、モータジェネレータ2の運転指令値が発電であるか、または駆動であるかを判定する。クランク角度が駆動開始角度から駆動終了角度の範囲にあるときは、ステップS1506においてモータジェネレータ2を電動機として動作させ、クランク角度が発電開始角度から発電終了角度の範囲にあるときは、ステップS1507においてモータジェネレータ2を発電機として動作させる。なお、ステップS1508において、運転準備モード動作時間を計測するためのタイマを設定する。
モータジェネレータ2に流れる界磁電流の動きは遅く、エンジン1の回転速度が高い方へ推移しても同様の効果を得ようとすると、出力トルクを増加させなければならない。しかし、出力トルクを増加させるとモードの切り替えの際にトルクの急変を引き起こし、それに起因して本来想定していない振動が発生してしまう。
実施の形態6に係る内燃機関の制御装置よれば、エンジン1の回転速度が高い方へ推移した場合に運転準備モードを経由することで、モータジェネレータ2を時間遅れなく動作させることができ、モータジェネレータ2が発電から駆動、あるいは駆動から発電に切り替わる際に発生するトルク変動と、それに起因する振動を小さく抑えることができ、かつエンジン1が発生する振動を効果的に小さくすることができる。
実施の形態7.
次に、この発明の実施の形態7に係る内燃機関の制御装置について図16乃至図18を用いて説明する。実施の形態7に係る内燃機関の制御装置は、トルク発生タイミング演算処理が実施の形態1と異なるのみである。なお、システム構成は図1に示す実施の形態1のシステム構成と同様である。
図16はこの発明の実施の形態7に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。図16(a)は時刻により変化するエンジン回転速度58を表す図で、符号59はその時間平均値を表している。
図16(b)はモータジェネレータ2の運転指令値60を表し、運転指令値60が駆動の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流と相電流が供給され駆動し、エンジン1に対しトルクを付与する。また、運転指令値60が発電の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流が供給され発電し、エンジン1に対しトルクを吸収する。
エンジン1は時刻t0付近で点火して燃焼によりエンジン回転速度58が上昇している。時刻t2付近において点火を行ったが、何らかの原因で点火せず、燃焼によるエンジン回転速度58の上昇はおこらなかった。モータジェネレータ制御装置5はエンジン回転速度58の上昇が検出されなかったため、発電終了角度を早め、時刻t3においてモータジェネレータ2の駆動を開始した。これによりエンジン1は本来上昇するべき回転速度まで上昇することができ、着火ミスによる回転変動を未然に防ぐことができる。
図16(c)は時刻により変化するエンジン回転速度にこの実施の形態を適用した場合のエンジン回転速度61を表し、62はその時間平均値を表している。
次に、実施の形態7に係る内燃機関の制御装置の動作について説明する。図17は実施の形態7に係る内燃機関の制御装置の動作フローチャートである。
ステップS1701において、クランク角度センサ4から算出されるクランク角度をもとに、トルク発生タイミング設定手段6においてエンジン1の回転速度を算出する。
ステップS1702では、エンジン1の回転速度を基に発電を開始させる発電開始角度と発電を終了させる発電終了角度をトルク発生タイミング設定手段6において演算して設定する。特別な指定がない限り駆動時以外は発電しているものとし、発電終了角度は駆動開始角度に等しく、発電開始角度は駆動終了角度に等しくする。
ステップS1703では、振動を低減するために必要なモータジェネレータ2のトルク発生量を、トルク発生量設定手段7においてエンジン1の回転速度と角度から算出する。このトルク発生タイミング演算処理については後述する。
ステップS1704では、ステップS1703で設定されたトルク発生量をもとに、モータジェネレータ2の動作に必要な界磁電流と相電流の指令値をトルク発生吸収装置制御手段8において演算する。
S1705において、トルク発生吸収装置制御手段8は、クランク角度センサ4で得られたクランク角度が、ステップS1702で設定された発電開始角度から発電終了角度の範囲内にあるかを判定し、範囲外であるときはステップS1706においてモータジェネレータ2を電動機として動作させ、範囲内にあるときはステップS1707において、モータジェネレータ2を発電機として動作させる。
図18はトルク発生タイミング設定手段7におけるトルク発生タイミング演算処理の動作フローチャートで、ステップS1801において、運転気筒数を判定する。運転気筒の判定にはエンジン1に具備された内燃機関の筒内圧力を計測してもよいし、エンジン1に具備される内燃機関の制御装置から通信によって情報を受け取ってもよい。
ステップS1802において、ステップS1801で判定されたエンジン1の運転気筒数に関して、運転気筒数が4気筒であればステップS1803にすすみ、運転気筒数が3気筒であればS1804に進む。
ステップS1803において、エンジン1の運転気筒数が4気筒であった場合、4気筒用データを用いて駆動開始角度と駆動終了角度を設定する。
ステップS1804において、エンジン1の運転気筒数が3気筒であった場合、3気筒用データを用いて駆動開始角度と駆動終了角度を設定する。
以上のように、実施の形態7に係る内燃機関の制御装置よれば、エンジン1の特定気筒で着火ミスによるトルク変動が発生した際に、エンジン1の出力軸にトルクを付加する期間を、通常燃焼している気筒よりも着火ミスが発生している気筒において長く設定することにより、エンジン1のトルクばらつきを抑えることができ、特定気筒で発生した着火ミスによる振動を効果的に小さくすることができる。
実施の形態8.
次に、この発明の実施の形態8に係る内燃機関の制御装置について図19乃至図21を用いて説明する。実施の形態8に係る内燃機関の制御装置は、トルク発生タイミング演算処理が実施の形態1と異なるのみである。なお、システム構成は図1に示す実施の形態1のシステム構成と同様である。
図19は実施の形態8に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートで、図19(a)から図19(c)はエンジン1の第1運転状態を表し、図19(d)から図19(f)はエンジン1の第2運転状態を表している。
図19(a)、図19(d)はそれぞれ時刻により変化するエンジン回転速度62、63を表し、符号64、65はその時間平均値を表している。なお、第1運転状態の時間平均値64に対し、第2運転状態の時間平均値65が高くなっている。
図19(b)、図19(e)はそれぞれモータジェネレータ2の運転指令値66、67を表し、運転指令値66あるいは運転指令値67が駆動の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流と相電流が供給され駆動し、エンジン1に対しトルクを付与する。また、運転指令値66あるいは運転指令値67が発電の時にはモータジェネレータ制御装置5からモータジェネレータ2に界磁電流が供給され発電し、エンジン1に対しトルクを吸収する。
図19(c)、図19(f)はそれぞれ駆動開始角度において算出されたモータジェネレータトルクの指令値68、69を表す図である。第1運転状態の時間平均値64に対し、第2運転状態の時間平均値65が高くなっているため、第1運転状態におけるモータジェネレータ2の駆動時間(t2−t1)より、第2運転状態におけるモータジェネレータ2の駆動時間(t5−t4)の時間の方が短くなっている。モータジェネレータ2の仕事量wをトルク指令値×駆動時間とおき、wが所定値以下となった場合はトルク指令値を増加するか、あるいは駆動期間を長くしてwが所定値以上となるように設定する。
次に、実施の形態8に係る内燃機関の制御装置の動作について説明する。図20は実施の形態8に係る内燃機関の制御装置の動作フローチャートである。
ステップS2001において、クランク角度センサ4から算出されるクランク角度をもとに、トルク発生タイミング設定手段6においてエンジン1の回転速度を算出する。
ステップS2002では、エンジン1の回転速度を基に発電を開始させる発電開始角度と発電を終了させる発電終了角度をトルク発生タイミング設定手段6において演算して設定する。特別な指定がない限り駆動時以外は発電しているものとし、発電終了角度は駆動開始角度に等しく、発電開始角度は駆動終了角度に等しくする。さらに、トルクの発生量をトルク発生量設定手段7で設定する。このトルク発生量タイミング演算処理については後述する。
ステップS2003では、ステップS2002で設定されたトルク発生量をもとに、モータジェネレータ2の動作に必要な界磁電流と相電流の指令値をトルク発生吸収装置制御手段8において演算する。
ステップS2004において、トルク発生吸収装置制御手段8は、クランク角度センサ4で得られたクランク角度が、ステップS2002で設定された発電開始角度から発電終了角度の範囲内にあるかを判定し、範囲外であるときはステップS2005においてモータジェネレータ2を電動機として動作させ、範囲内にあるときはステップS2006において、モータジェネレータ2を発電機として動作させる。
図21はトルク発生量設定手段7におけるトルク発生量タイミング演算処理の動作フローチャートで、ステップS2101において、エンジン1の回転速度とROM12に記憶されているモータジェネレータ2のベース駆動開始角度とROM12に記憶されているモータジェネレータ2のベース駆動終了角度から、モータジェネレータ2の駆動時間を求める。
ステップS2102において、ROM12に記憶されているモータジェネレータ2のベース出力トルクを読み出す。
ステップS2101で算出されたモータジェネレータ2の駆動時間とステップS2102で算出されたモータジェネレータ2のベース出力トルクを掛け合わせて、ベースエネルギ量Aを算出する。
ステップS2104において、ベースエネルギ量Aが所定値未満かどうかを判定し、所定値未満であればS2106に進み、所定値以上であればステップS2105に進む。
ステップS2105において、ベースエネルギ量Aが所定値を超えているかどうかを判定し、所定値を超えていればステップS2108に進み、所定値と等しければモータジェネレータ2のトルク発生量とタイミング角度の設定を終了する。
ステップS2106において、モータジェネレータ2の出力トルク設定値を増やし、ステップS2107において、モータジェネレータ2の駆動期間を延長する設定とし、ステップS2101から再度計算を行う。
ステップS2108において、モータジェネレータ2の出力トルク設定値を減らし、S2107において、モータジェネレータ2の駆動期間を短縮する設定とし、ステップS2101から再度計算を行う。
以上のように、実施の形態8に係る内燃機関の制御装置よれば、内燃機関の回転速度が高い方へ推移しても、モータジェネレータ2を時間遅れなく動作させ、かつモータジェネレータ2の出力を内燃機関の回転速度に依存することなく動作させることができ、内燃機関が発生する振動を効果的に小さくすることができる。
なお、上記各実施の形態ではトルク発生吸収装置をモータジェネレータ2として説明したが、トルク発生吸収装置を発電機と電動機の組み合わせで実現してもよい。
なお、上記各実施の形態ではエンジン1とモータジェネレータ2のトルク伝達経路に、ベルトを用いて示したが、エンジン1とモータジェネレータ2の出力軸は一体構造をなすものとしてもよい。
なお、上記各実施の形態ではトルク発生吸収装置をモータジェネレータ2として示したが、トルク発生吸収装置を発電機の機能と電動機の機能を併せ持つ直流モータで実現してもよく、また、発電機の機能と電動機の機能を併せ持つ交流モータで実現してもよい。
なお、上記各実施の形態では蓄電装置をバッテリ3として示したが、蓄電装置をキャパシタで実現してもよい。
なお、上記各実施の形態ではクランク角度検出手段を角度センサ4として示したが、クランク角度検出手段をエンジン1の制御装置からトルク発生タイミング設定手段6に対し、タイミング信号を定期的に送信することで実現してもよい。
なお、上記各実施の形態ではクランク角度検出手段を角度センサ4として示したが、クランク角度検出手段を回転周期センサで実現してもよく、また、回転速度検出センサで実現してもよい。
なお、上記各実施の形態ではクランク角度検出手段を角度センサ4として示したが、クランク角度検出手段を内燃機関の出力トルクを検出するトルクセンサで実現してもよく、また、内燃機関の筒内圧センサで実現してもよい。
以上のように、この発明に係る内燃機関の制御装置は、内燃機関に対してトルクを付与し、またはトルクを吸収することにより内燃機関の燃料消費量を減らし、内燃機関の回転速度低下に伴う振動の増加を抑制する内燃機関の制御装置として利用できる。
この発明の実施の形態1に係る内燃機関の制御装置を示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態1に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。 この発明の実施の形態1に係る内燃機関の制御装置の動作フローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る内燃機関の制御装置におけるトルク発生量演算処理の動作フローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。 この発明の実施の形態2に係る内燃機関の制御装置の動作フローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。 この発明の実施の形態3に係る内燃機関の制御装置の動作フローチャートである。 この発明の実施の形態3に係るモータジェネレータ駆動処理の動作フローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。 この発明の実施の形態4に係る内燃機関の制御装置におけるモータジェネレータ駆動処理の動作フローチャートである。 この発明の実施の形態5に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。 この発明の実施の形態5に係る内燃機関の制御装置におけるモータジェネレータ駆動処理の動作フローチャートである。 この発明の実施の形態6に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。 この発明の実施の形態6に係る内燃機関の制御装置におけるモータジェネレータ駆動処理の動作フローチャートでである。 この発明の実施の形態7に係る内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。 この発明の実施の形態7に係る内燃機関の制御装置の動作フローチャートである。 この発明の実施の形態7に係る内燃機関の制御装置におけるトルク発生タイミング演算処理の動作フローチャートである。 この発明の実施の形態8における内燃機関の制御装置の動作を表すタイムチャートである。 この発明の実施の形態8に係る内燃機関の制御装置の動作フローチャートである。 この発明の実施の形態8に係る内燃機関の制御装置におけるトルク発生量タイミング演算処理の動作フローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 モータジェネレータ
3 バッテリ
4 クランク角度センサ
5 モータジェネレータ制御装置
6 トルク発生タイミング設定手段
7 トルク発生量設定手段
8 トルク発生吸収装置制御手段
9 ベルト
10 マイクロコンピュータ
11 RAM
12 ROM
13 I/F回路
100 制御システム

Claims (9)

  1. 燃料の燃焼により動力を発生する内燃機関に連結されると共に、蓄電装置から電気エネルギを得てトルクを発生し、または上記内燃機関からの運動エネルギにより発電して上記蓄電装置に電気エネルギを蓄電することにより上記内燃機関のトルクを吸収するトルク発生吸収装置と、
    上記内燃機関の回転角度を検出するクランク角度検出手段と、
    上記クランク角度検出手段によって得られた回転角度を基に上記トルク発生吸収装置のトルクを発生させるタイミングを演算し、設定するトルク発生タイミング設定手段と、
    上記クランク角度検出手段によって得られた回転角度を基に上記トルク発生吸収装置の必要なトルクの発生量を設定するトルク発生量設定手段と、
    上記トルク発生タイミング設定手段によって設定されたトルク発生タイミングと、上記トルク発生量設定手段によって設定されたトルク発生量とに基づき、上記トルク発生吸収装置にトルクを発生させるトルク発生吸収装置制御手段と、を備え、
    上記トルク発生吸収装置のトルクの変化量が上記内燃機関のトルクの変化量よりも小さくなるように、上記トルク発生吸収装置を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 上記トルク発生吸収装置制御手段は、上記トルク発生吸収装置の界磁電流、上記蓄電装置と上記トルク発生吸収装置の間に流れる出力電流、及び上記トルク発生吸収装置に流れる相電流の少なくとも何れかの制御により上記トルク発生吸収装置を制御することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 上記トルク発生吸収装置制御手段は、過去所定時間中における上記内燃機関のトルク変化の微分値の絶対値の最大値と、過去所定時間中における上記トルク発生吸収装置によって付与し、または吸収するトルク変化の微分値の絶対値の最大値との差の値が所定値以上となるように、上記トルク発生吸収装置を制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載内燃機関の制御装置。
  4. 上記トルク発生吸収装置制御手段は、上記トルク発生吸収装置の運転状態を駆動から発電へ切り替える直前に、上記トルク発生吸収装置の界磁電流の目標値を発電時の目標界磁電流量に設定し、上記トルク発生吸収装置の界磁電流が目標界磁電流となった後に運転状態を発電に切り替えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の内燃機関の制御装置。
  5. 上記トルク発生吸収装置制御手段は、上記トルク発生吸収装置の運転状態を駆動から発電へ、または発電から駆動へ切り替える際に、上記トルク発生吸収装置の界磁電流、上記蓄電装置と上記トルク発生吸収装置の間に流れる出力電流、上記トルク発生吸収装置に流れる相電流の少なくとも一つを所定値以下となるように制御するものであることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の内燃機関の制御装置。
  6. 上記トルク発生吸収装置制御手段は、上記トルク発生吸収装置の運転状態を駆動から発電へ、または発電から駆動へ切り替える際に、上記トルク発生吸収装置の界磁電流指令値と、上記トルク発生吸収装置の相電流指令値とのいずれか一方若しくは両方が、所定値以下となる条件が成立する運転準備モードを経由するものであることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の内燃機関の制御装置。
  7. 上記運転準備モードの期間は上記内燃機関の平均回転速度が高くなるにつれて長くなるように切り替えることを特徴とする請求項6記載の内燃機関の制御装置。
  8. 上記トルク発生タイミング設定手段において設定される上記トルク発生吸収装置の駆動開始角度と上記トルク発生吸収装置の駆動終了角度とのいずれか一方若しくは両方を、上記内燃機関の運転気筒数に応じて切り替えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の内燃機関の制御装置。
  9. 上記トルク発生吸収装置の駆動開始角度と上記トルク発生吸収装置の駆動終了角度が上記内燃機関の回転速度によらず一定である場合、上記内燃機関の1燃焼サイクル中における上記トルク発生吸収装置の出力最大値を、上記内燃機関の回転速度が低いときよりも上記内燃機関の回転速度が高いときに大きくし、上記トルク発生吸収装置の上記内燃機関の1燃焼サイクル中における出力最大値が上記内燃機関の回転速度によらず一定である場合は、上記トルク発生吸収装置の駆動開始角度と上記トルク発生吸収装置の駆動終了角度の間の駆動期間を、上記内燃機関の回転速度が低いときよりも上記内燃機関の回転速度が高いときに広くすることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の内燃機関の制御装置。
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