JP2010272391A - 平面型同軸ケーブルの端末部構造 - Google Patents

平面型同軸ケーブルの端末部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】平面型同軸ケーブルを他の同軸ケーブルに接続可能とし、更にケーブル端末部に取り付けられるケーブル端末処理部材からのケーブル抜け防止を図る。
【解決手段】本発明の平面型同軸ケーブルの端末部構造は、ケーブル端末処理部材2を構成する第1部材8と第2部材9に形成した把持固定部14,15でケーブル端末部1Aを把持し、このケーブル端末処理部材2に設けたコネクタ19に他の同軸ケーブル3を接続して、前記平面型同軸ケーブル1と該同軸ケーブル3とを電気的に接続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、平面型同軸ケーブルの端末部構造に関し、詳細には平面型同軸ケーブルと他の同軸ケーブルとの接続技術及びケーブル端末部に取り付けられるケーブル端末処理部材からのケーブル抜け防止技術に関する。
例えば、同軸ケーブルには、断面形状が矩形状の平面型同軸ケーブル(例えば、特許文献1等に記載)と、断面形状が円形状の円筒型同軸ケーブル(例えば、特許文献2等に記載)とがある。
特開昭63−260302公報 特開平5−121125公報
しかし、これまでに平面型同軸ケーブルを他の同軸ケーブルに接続する技術や平面型同軸ケーブルを終端する技術は開示されていない。それ故、これまでは、平面型同軸ケーブルのケーブル端末部を把持する部材からのケーブル抜け防止を考慮する必要がない。
そこで、本発明は、平面型同軸ケーブルを他の同軸ケーブルに接続させ又は平面型同軸ケーブルを終端させると共に、ケーブル端末部に取り付けられるケーブル端末処理部材からのケーブル抜け防止を図ることのできる平面型同軸ケーブルの端末部構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、中心導体と、該中心導体の周囲を絶縁体を介して取り囲む平面型外部導体と、該平面型外部導体を絶縁被覆する外被と、を備えた平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、前記平面型同軸ケーブルのケーブル端末部に、該ケーブル端末部を把持して取り付けられる導電性金属からなるケーブル端末処理部材を設け、前記ケーブル端末処理部材に、他の同軸ケーブルを前記平面型同軸ケーブルと接続させるケーブル接続手段を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、前記ケーブル端末処理部材は、前記ケーブル端末部を収容配置させる端末部収容凹部が形成された第1部材及び第2部材と、前記ケーブル端末部のうち前記平面型外部導体と前記外被とを挟み込んで固定する把持固定部とを有したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、前記ケーブル接続手段は、前記平面型同軸ケーブルの前記中心導体と電気的に接続される中心導体接続部と、前記平面型同軸ケーブルの前記平面型外部導体に対して前記ケーブル端末処理部材を介して電気的に接続される外部導体部と、を有したコネクタからなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、前記中心導体接続部は、前記第1部材と前記第2部材に形成された前記端末部収容凹部内に突出するように設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、前記ケーブル接続手段は、前記端末部収容凹部に収容配置された前記平面型同軸ケーブルと直接接続される前記他の同軸ケーブルを収容配置させる他の端末部収容凹部と、前記他の同軸ケーブルの中心導体の周囲を絶縁体を介して取り囲む外部導体とこの外部導体を絶縁被覆する外被とを挟み込んで固定する他の把持固定部とを、前記ケーブル端末処理部材に形成して構成され、前記平面型同軸ケーブルの前記中心導体と前記他の同軸ケーブルの前記中心導体が直接電気的に接続されると共に、前記平面型同軸ケーブルの前記平面型外部導体と前記他の同軸ケーブルの前記外部導体が前記ケーブル端末処理部材を介して電気的に接続されたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、中心導体と、該中心導体の周囲を絶縁体を介して取り囲む平面型外部導体と、該平面型外部導体を絶縁被覆する外被と、を備えた平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、前記平面型同軸ケーブルのケーブル端末部に、該ケーブル端末部を把持して取り付けられる導電性金属からなるケーブル端末処理部材を設け、前記ケーブル端末処理部材に、前記ケーブル端末部を終端させる終端手段を設けたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、前記ケーブル端末処理部材は、前記ケーブル端末部を収容配置させる端末部収容凹部が形成された第1部材及び第2部材と、前記ケーブル端末部のうち前記平面型外部導体と前記外被とを挟み込んで固定する把持固定部とを有したことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は請求項7に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、前記終端手段は、前記端末部収容凹部に絶縁板を介して配置される終端抵抗器を有し、この終端抵抗器に、前記平面型同軸ケーブルの前記中心導体と前記平面型同軸ケーブルの前記平面型外部導体とを接続して前記ケーブル端末部を終端させたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、前記終端抵抗器と前記平面型外部導体との接続は、前記ケーブル端末処理部材に設けた接続端子部を前記終点抵抗器に接触させることにより、該ケーブル端末処理部材を介して電気的に接続したことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、少なくとも請求項1から請求項9の何れか1項に記載の平面型同軸ケーブルであって、前記平面型同軸ケーブルは、前記平面型外部導体の片面に電磁波放射用スロットを有した漏洩同軸ケーブルであり、前記電磁波放射スロットが形成された面を表示する指標が前記ケーブル端末処理部材に設けられたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、平面型同軸ケーブルのケーブル端末部に取り付けたケーブル端末処理部材に、他の同軸ケーブルをこの平面型同軸ケーブルと接続させるケーブル接続手段を設けたので、このケーブル接続手段によって平面型同軸ケーブルに対して他の同軸ケーブルを容易に接続させることができる。また、請求項1に記載の発明によれば、前記ケーブル端末処理部材によってケーブル端末部を把持して固定するので、接続されたケーブルに引っ張り力や押し込み力或いはねじり応力が加わっても把持部分でその応力を遮断することができ、ケーブル端末処理部材からのケーブル自体の抜けを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、平面型同軸ケーブルのケーブル端末部に取り付けたケーブル端末処理部材に、このケーブル端末部を終端させる終端手段を設けたので、この終端手段によって該ケーブル端末部を容易に終端させることができる。また、請求項6に記載の発明によれば、ケーブル端末処理部材によってケーブル端末部を把持して固定するので、接続されたケーブルに引っ張り力や押し込み力或いはねじり応力が加わっても把持部分でその応力を遮断することができ、ケーブル端末処理部材からのケーブル自体の抜けを防止することができる。
図1は実施形態1の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は端末部構造の平面図、(B)は端末部構造の側面図である。 図2は実施形態1の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は第2部材を第1部材から取り外した状態の端末部構造を示す平面図、(B)はその端末部構造の断面図である。 図3は実施形態2の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は電磁波放射スロットが形成された面を表示する指標を形成した端末部構造の平面図、(B)はその端末部構造の側面図である。 図4は実施形態3の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は端末部構造の平面図、(B)は端末部構造の側面図である。 図5は実施形態3の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は第2部材を第1部材から取り外した状態の端末部構造を示す平面図、(B)はその端末部構造の断面図である。 図6は実施形態4の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は第2部材を第1部材から取り外した状態の端末部構造の平面図、(B)はその端末部構造の断面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
「実施形態1」
図1は実施形態1の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は端末部構造の平面図、(B)は端末部構造の側面図、図2は実施形態1の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は第2部材を第1部材から取り外した状態の端末部構造を示す平面図、(B)はその端末部構造の断面図である。
実施形態1の平面型同軸ケーブルの端末部構造は、図1及び図2に示すように、平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aに、このケーブル端末部1Aを把持して取り付けるケーブル端末処理部材2を設け、そのケーブル端末処理部材2に他の同軸ケーブル3を前記平面型同軸ケーブル1と接続させるケーブル接続手段を設けた構造である。
前記平面型同軸ケーブル1は、中心導体4と、この中心導体4を絶縁体5を介して取り囲む平面型外部導体6と、この平面型外部導体6を絶縁被覆する外被(シース)7と、から形成されている。中心導体4は、その断面形状を円形状又は矩形状或いは円形状以外の多角形状として形成されている。絶縁体5は、中心導体4を取り囲むようにしてその周囲に形成され、該中心導体4と後述の平面型外部導体6間の導通を遮断する。平面型外部導体6は、断面形状を矩形状として形成されており、前記絶縁体5の周囲を取り囲んで設けられている。外被7は、平面型外部導体6を絶縁被覆して設けられ、この平面型外部導体6を保護する。外被7は、例えばポリエチレンや塩化ビニル等からなる。この平面型同軸ケーブル1は、その全体形状が、縦横比を不均一とする偏平形状をなす帯状ケーブルとして形成されている。
このように構成された平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aは、外被7が剥がされることにより、平面型外部導体6と、絶縁体5と、中心導体4とがそれぞれ所定長さに露出されている。露出する平面型外部導体6、絶縁体5、中心導体4のうち平面型外部導体6が最も広い範囲で露出されている。これは、平面型外部導体6を、後述する第1部材8と第2部材9とで挟み込んで、これらの間で良好な電気的接触を得るためである。
前記ケーブル端末処理部材2は、前記ケーブル端末部1Aをその厚み方向から把持して前記平面型同軸ケーブル1に取り付けられる導電性金属からなる第1部材8と第2部材9とからなる。第1部材8及び第2部材9は、共に平面視矩形状をなし、締結手段であるネジ10により着脱自在に結合されている。前記第1部材8及び第2部材9を構成する導電性金属には、例えば黄銅やステンレス鋼などが用いられ、耐食性を向上させる目的で、その表面にニッケルメッキや金メッキなどが行われる場合がある。
これら第1部材8と第2部材9には、前記ケーブル端末部1Aを収容配置させる端末部収容凹部11が形成されている。端末部収容凹部11は、前記第1部材8と前記第2部材9との対向面にそれぞれ凹み形状として形成されている。この端末部収容凹部11には、外被7を剥いて露出させた平面型外部導体6の長手方向両側縁をガイドする第1ガイド面11aと、平面型外部導体6と外被7との境界部位の外被端部7Aの長手方向両側縁をガイドする第2ガイド面11bとが形成されている。また、第1部材8には、前記第2部材9をこの第1部材8に前記ネジ10により取り付けるための締結用ネジ穴12が形成されている。
前記第2部材9は、第1部材8に取り付けられたときに、この第1部材8に対して位置ずれを起こさないように、前記第1部材8の前記第2部材9との対向面(重ね合わせ面)8aからこの第2部材9側に向かって突出する突出部13に突き当たるようになっている。
前記第1部材8及び前記第2部材9には、ケーブル端末部1Aのうち平面型外部導体6と外被7(外被端部7A)とを挟み込んで固定する把持固定部14、15が形成されている。第1部材8に形成される把持固定部14は、前記端末部収容凹部11に形成されており、平面型外部導体6が配置される部位に形成される外部導体把持固定部14Aと、平面型外部導体6と外被7との境界である外被端部7Aが配置される部位に形成される外被把持固定部14Bとからなる。外部導体把持固定部14Aは、外被7の厚み分だけ前記端末部収容凹部11の底面11c(第1部材8側に形成される端末部収容凹部11の底面)から突出して形成されている。一方、外被把持固定部14Bは、前記端末部収容凹部11の底面11cと同一高さとして形成されている。
前記第2部材9に形成される把持固定部15は、前記端末部収容凹部11に配置されたケーブル端末部1Aのうち平面型外部導体6が配置される部位に形成される外部導体把持固定部15Aと、平面型外部導体6と外被7との境界である外被端部7Aが配置される部位に形成される外被把持固定部15Bとからなる。外部導体把持固定部15Aは、外被7の厚み分だけ前記端末部収容凹部11の天面11d(第2部材9側に形成される端末部収容凹部11の天面)から突出して形成されている。一方、外被把持固定部15Bは、前記端末部収容凹部11の天面11dと同一高さとして形成されている。
前記平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aは、前記端末部収容凹部11に配置されて第2部材9が第1部材8にネジ10にて締結固定されることにより、第1部材8及び第2部材9のそれぞれに形成された外部導体把持固定部14A、15Aで平面型外部導体6がその厚み方向から把持されると共に、同じく第1部材8及び第2部材9のそれぞれに形成された外被把持固定部14B、15Bで外被端部7Aがその厚み方向から把持されて固定される。これにより、ケーブル端末部1Aは、外被端部7Aと平面型外部導体6の両方が第1部材8と第2部材9で把持されることになり、把持部位が増えることにより強い把持力で前記ケーブル端末処理部材2に固定される。なお、これら平面型外部導体6と外被端部7Aのうち外被端部7Aが、主に第1部材8及び第2部材9による機械的な把持部位となる。
前記ケーブル接続手段は、前記平面型同軸ケーブル1の中心導体4と電気的に接続される中心導体接続部16と、前記平面型同軸ケーブル1の平面型外部導体6に対してケーブル端末処理部材2を介して電気的に接続される外部導体部17と、ケーブル端末処理部材2への取付け部18と、を有したコネクタ19からなる。
前記コネクタ19の中心導体接続部16は、第1部材8に形成された端末部収容凹部11内に突出するように設けられている。この中心導体接続16は、第1部材8の突出部13に貫通形成された貫通孔(図示は省略する)を通して前記端末部収容凹部11内に突き出るように突出している。また、この中心導体接続部16は、その貫通孔の内壁に接触して導通しないように少なくとも貫通孔内において絶縁体20でその表面が覆われている。そして、この中心導体接続部16は、端末部収容凹部11に配置されたケーブル端末部1Aの中心導体4と半田やレーザによって電気的に接続されている。なお、実施形態1では、前記中心導体接続部16を平板形状としている。
前記コネクタ19の外部導体部17は、前記第1部材8の突出部13の一面である外面13aにネジ21で取り付けられた取付け部18に一体化されている。そして、この外部導体17は、周面にネジ部22が形成された円筒体として形成され、他の同軸ケーブル3の先端に取り付けられた接続コネクタ23と接続される。
前記コネクタ19は、前記ケーブル端末処理部材2と同じく黄銅やステンレス鋼(こられの表面にニッケルメッキや金メッキが施されたものを含む)等の導電性金属からなる。そのため、コネクタ19の外部導体17は、前記ケーブル端末処理部材2に対して電気的に導通されている。また、前記コネクタ19では、他の同軸ケーブル3の中心導体(図示は省略する)を前記中心導体接続部16に接続させ、他の同軸ケーブル3の外部導体(同じく図示を省略する)を前記外部導体部17に接続させている。
以上のように構成された平面型同軸ケーブルの端末部構造では、平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aがケーブル端末処理部材2に形成された端末部収容凹部11に位置決めされて配置され、第1部材8及び第2部材9にそれぞれ形成された把持固定部14、15によって平面型外部導体6と外被端部7Aとが共に強固に把持された構造になっている。また、この平面型同軸ケーブルの端末部構造では、ケーブル接続手段であるコネクタ19によって他の同軸ケーブル3が接続され、平面型同軸ケーブル1と他の同軸ケーブル3とが電気的に接続されるように構成されている。具体的には、平面型同軸ケーブル1の中心導体4と他の同軸ケーブル3の中心導体は、コネクタ19の中心導体接続部16を介して電気的に接続されている。また、平面型同軸ケーブル1の平面型外部導体6と他の同軸ケーブル3の外部導体は、導電性金属からなる第1部材8及び第2部材9からなるケーブル端末処理部材2及びコネクタ19の外部導体17を介して接続されている。
実施形態1によれば、平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aに取り付けたケーブル端末処理部材2に、他の同軸ケーブル3をこの平面型同軸ケーブル1と接続させるケーブル接続手段(コネクタ19)を設けたので、このケーブル接続手段によって平面型同軸ケーブル1に対して他の同軸ケーブル3を容易に接続させることができる。これまでは、平面型同軸ケーブル1を他の同軸ケーブル3に接続させた構造のものが無かったが、本実施形態1では、平面型同軸ケーブル1を他の同軸ケーブル3と接続させることができるようになった。
また、実施形態1によれば、ケーブル端末処理部材2によってケーブル端末部1Aを把持して固定するので、接続されたケーブル1に引っ張り力や押し込み力或いはねじり応力が加わっても把持部分でその応力を遮断することができ、ケーブル端末処理部材2からのケーブル自体の抜けを防止することができる。また、平面型同軸ケーブル1の中心導体4と他の同軸ケーブル3の中心導体接続部16との接続部に応力が作用し難くなるため、前記接続部の離脱が無くなり機械的信頼性を高めることができる。
また、実施形態1によれば、ケーブル端末処理部材2を構成する第1部材8と第2部材9に形成した端末部収容凹部11に平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aを配置しているので、この端末部収容凹部11でケーブル端末部1Aをガイドすることができる。
また、実施形態1によれば、平面型同軸ケーブル1と他の同軸ケーブル3を電気的に接続するケーブル接続手段としてコネクタ19を用いたので、他の同軸ケーブル3に取り付けた接続コネクタ23を前記コネクタ19に対して接続させることが容易となる。
また、実施形態1によれば、コネクタ19の中心導体接続部16を端末部収容凹部11内に突き出るように突出させて設けているので、ケーブル端末部1Aを端末部収容凹部11に配置したときに、前記中心導体接続部16と前記平面型同軸ケーブル1の中心導体4とが接触して電気的に接続されることになり、これらの間の電気的接続信頼性を確保することができる。
「実施形態2」
図3は実施形態2の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は電磁波放射スロットが形成された面を表示する指標を形成した端末部構造の平面図、(B)はその端末部構造の側面図である。
実施形態2では、平面型同軸ケーブル1として平面型外部導体6の片面に電磁波放射用スロット24を形成した漏洩同軸ケーブルを使用した時に、その電磁波放射用スロット24が形成された面を示すための指標25をケーブル端末処理部材2に設けている。この実施形態2の平面型同軸ケーブルの端末部構造は、ケーブル端末処理部材2に指標25を設けた点を除けば、その他の構造は、実施形態1と全く同一構造である。
前記漏洩同軸ケーブルに形成される電磁波放射用スロット24は、一般に2面あるうちの片方の面に形成されているが、黒色のポリエチレンシースや塩化ビニルシースからなる外被7で被覆されているため表からは目視することができない。そのため、ケーブル端末処理部材2を構成する第2部材9の表面9bに、例えばSLOT等の如き文字を刻印した指標25を形成し、その指標25が設けられた側に電磁波放射用スロット24が形成された面が表を向くようにして前記平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aを前記ケーブル端末処理部材2に取り付ける。平面型同軸ケーブル1をケーブル端末処理部材2に取り付けるに際しては、予め電磁波放射用スロット24が形成された面が判るように外被7の一部に何らかの刻印或いはマーカーを付けておく。なお、前記指標25は、第2部材9に形成したが、必要に応じて第1部材8に形成しても構わない。
実施形態2の平面型同軸ケーブルの端末部構造によれば、電磁波放射用スロット24を有した漏洩同軸ケーブルを平面型同軸ケーブル1とした場合に、ケーブル端末処理部材2に電磁波放射用スロット24が形成された面を表示する指標25を設けたので、この指標25を見てケーブル端末部1Aをケーブル端末処理部材2に取り付ければ、電磁波放射用スロット24が形成されているスロット側を容易に判別することができ、この平面型同軸ケーブル1を布設工事する際に電磁波放射用スロット24の向き確認をする必要が無くなる。なお、電磁波放射用スロット24の向きを間違った向きとして平面型同軸ケーブル1を布設してしまうと、所望の特性が得られなくなる。したがって、電磁波放射用スロット24の向きを示す指標25をケーブル端末処理部材2に設けておくことは、電波特性にとって極めて重要である。
「実施形態3」
図4は実施形態3の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は端末部構造の平面図、(B)は端末部構造の側面図、図5は実施形態3の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は第2部材を第1部材から取り外した状態の端末部構造を示す平面図、(B)はその端末部構造の断面図である。
実施形態3は、コネクタ19を使用して他の同軸ケーブル3を平面型同軸ケーブル1に接続させる構造とした実施形態1とは異なり、他の同軸ケーブル26を平面型同軸ケーブル1にケーブル端末処理部材2に形成したケーブル接続手段によって直接接続させた例である。そのため、実施形態3では、図4に示すようにコネクタ19がケーブル端末処理部材2に取り付けられておらず、ケーブル端末処理部材2を構成する第1部材8及び第2部材9自体にケーブル接続手段を形成している。
実施形態3のケーブル接続手段は、図5に示すように、一方の端末部収容凹部11に収容配置された平面型同軸ケーブル1と直接接続される他の同軸ケーブル26を収容配置させる他の端末部収容凹部27と、前記他の同軸ケーブル26の中心導体28の周囲を絶縁体29を介して取り囲む外部導体30とこの外部導体30を絶縁被覆する外被31とを挟み込んで固定する他の把持固定部32、33とを、第1部材8及び第2部材9に形成して構成されている。
実施形態3の他の同軸ケーブル26は、例えば円形状の中心導体28と、その中心導体28の外周を絶縁体29を介して取り囲む外部導体30と、この外部導体30を絶縁被覆する外被31と、を備えた円形状をなす同軸ケーブルである。
前記他の同軸ケーブル26を収容配置させる他の端末部収容凹部27は、平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aを収容配置させる一方の端末部収容凹部11と連通するようにして前記第1部材8と前記第2部材9との対向面にそれぞれ凹み形状として形成されている。この端末部収容凹部27は、ストレート形状とされており、外部導体30を両側からガイドするガイド面27aを有している。
前記第1部材8及び前記第2部材9には、ケーブル端末部1Aのうち平面型外部導体6と外被7とを挟み込んで固定する把持固定部14、15が形成されている。第1部材8に形成される把持固定部14は、前記端末部収容凹部11に形成されており、平面型外部導体6が配置される部位に形成される外部導体把持固定部14Aと、平面型外部導体6と外被7との境界である外被端部7Aが配置される部位に形成される外被把持固定部14Bとからなる。外部導体把持固定部14Aは、外被7の厚み分だけ前記端末部収容凹部11の底面11c(第1部材8側に形成される端末部収容凹部11の底面)から突出して形成されている。一方、外被把持固定部14Bは、前記端末部収容凹部11の底面11cと同一高さとして形成されている。
前記第2部材9に形成される把持固定部15は、前記端末部収容凹部11に配置されたケーブル端末部1Aのうち平面型外部導体6が配置される部位に形成される外部導体把持固定部15Aと、平面型外部導体6と外被7との境界である外被端部7Aが配置される部位に形成される外被把持固定部15Bとからなる。外部導体把持固定部15Aは、外被7の厚み分だけ前記端末部収容凹部11の天面11d(第2部材9側に形成される端末部収容凹部11の天面)から突出して形成されている。一方、外被把持固定部15Bは、前記端末部収容凹部11の天面11dと同一高さとして形成されている。
前記第1部材8に形成される他の把持固定部32は、前記端末部収容凹部27に形成されており、外部導体30が配置される部位に形成される外部導体把持固定部32Aと、外部導体30と外被31との境界である外被端部31Aが配置される部位に形成される外被把持固定部32Bとからなる。外部導体把持固定部32Aは、外被31の厚み分だけ前記端末部収容凹部27の底面27b(第1部材8側に形成される端末部収容凹部27の底面)から突出して形成されている。一方、外被把持固定部32Bは、前記端末部収容凹部27の底面27bと同一高さとして形成されている。なお、平面型同軸ケーブル1と他の同軸ケーブル26は、その厚み寸法と直径寸法が異なっていることから、前記端末部収容凹部11と他方の前記端末部収容凹部27の形状が異なっている。
前記第2部材9に形成される把持固定部33は、前記端末部収容凹部27に配置されたケーブル端末部26Aのうち外部導体30が配置される部位に形成される外部導体把持固定部33Aと、外部導体30と外被31との境界である外被端部31Aが配置される部位に形成される外被把持固定部33Bとからなる。外部導体把持固定部33Aは、外被31の厚み分だけ前記端末部収容凹部27の天面27c(第2部材9側に形成される端末部収容凹部27の天面)から突出して形成されている。一方、外被把持固定部33Bは、前記端末部収容凹部27の天面27cと同一高さとして形成されている。
前記他の同軸ケーブル26のケーブル端末部26Aは、前記端末部収容凹部27に配置されて第2部材9が第1部材8にネジ10にて締結固定されることにより、第1部材8及び第2部材9のそれぞれに形成された外部導体把持固定部32A、33Aで外部導体30がその厚み方向から把持されると共に、同じく第1部材8及び第2部材9のそれぞれに形成された外被把持固定部32B、33Bで外被端部31Aがその厚み方向から把持されて固定される。これにより、ケーブル端末部31Aは、外被端部31Aと外部導体30の両方が第1部材8と第2部材9で把持されることになり、把持部位が増えることにより強い把持力で前記ケーブル端末処理部材2に固定される。
一方の端末部収容凹部11に収容配置された平面型同軸ケーブル1と他方の端末部収容凹部27に収容配置された同軸ケーブル26は、互いの中心導体4、28が直接接続されて半田やレーザによって電気的に接続されている。この一方、平面型同軸ケーブル1の平面型外部導体6と他の同軸ケーブル26の外部導体30が前記ケーブル端末処理部材2を介して電気的に接続されている。
なお、実施形態3では、電磁波放射用スロット24を形成した漏洩同軸ケーブルを使用する場合には、実施形態1で形成した指標25をケーブル端末処理部材2に形成するようにする。
実施形態3によれば、他の同軸ケーブル26をこの平面型同軸ケーブル1に対して直接接続させるケーブル接続手段をケーブル端末処理部材2に設けたので、このケーブル接続手段によって平面型同軸ケーブル1に対して他の同軸ケーブル26を直接的に接続させることができる。したがって、実施形態3によれば、実施形態1で使用したコネクタを用いる必要がないので、実施形態1の端末構造に比べて部品点数の削減を図ることができる。
また、実施形態3によれば、他の同軸ケーブル26のケーブル端末部26Aもケーブル端末処理部材2に形成した把持固定部32、33で固定しているので、接続されたケーブル26に引っ張り力や押し込み力或いはねじり応力が加わっても把持部分でその応力を遮断することができ、ケーブル端末処理部材2からのケーブル自体の抜けを防止することができる。また、平面型同軸ケーブル1の中心導体4と他の同軸ケーブル26の中心導体28との接続部に応力が作用し難くなるため、前記接続部の離脱が無くなり機械的信頼性を高めることができる。
「実施形態4」
図6は実施形態4の平面型同軸ケーブルの端末部構造を示し、(A)は第2部材を第1部材から取り外した状態の端末部構造の平面図、(B)はその端末部構造の断面図である。
実施形態4は、平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aを把持して取り付けた導電性金属からなるケーブル端末処理部材2に、ケーブル端末部1Aを終端させる終端手段を設けた例である。
実施形態4のケーブル端末処理部材2は、基本的には実施形態1と同様、第1部材8と第2部材9を有し、その第1部材8及び第2部材9に平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aのうち平面型外部導体6と外被端部7Aを把持する把持固定部14、15を形成している。この把持固定部14、15の構造は、実施形態1と同一であるので、ここではその説明は省略するものとする。
前記終端手段は、ケーブル端末部1Aを収容配置させる端末部収容凹部11に絶縁板34を介して配置される終端抵抗器35を有し、この終端抵抗器35に、前記平面型同軸ケーブル1の中心導体4と前記平面型同軸ケーブル1の平面型外部導体6とを接続して該ケーブル端末部1Aを終端させる構造となっている。
前記絶縁板34は、前記端末部収容凹部11の底面11cから一段下がった部位11eに配置されている。この絶縁板34は、例えばポリエチレン等からなり、終端抵抗器35と第1部材8間を電気的に遮断する。
前記第1部材8には、前記終端抵抗器35と電気的に接続される接続端子部36がこの端末部収容凹部11内に突出するように設けられている。この接続端子部36は、第1部材8の突出部13から終端抵抗器35の上に重ねるように突き出ている。
実施形態4の平面型同軸ケーブルの端末部構造では、平面型同軸ケーブル1の中心導体4が終端抵抗器35の一端部に半田又はレーザで電気的に接続されると共に、前記接続端子部36が終端抵抗器35の他端部に半田又はレーザで電気的に接続される。この構造により、第1部材8及び第2部材9で把持固定された平面型同軸ケーブル1の平面型外部導体6は、導電性金属からなる第1部材8を介して接続端子部36を接点として前記終端抵抗器35と電気的に接続されることになる。したがって、実施形態4の平面型同軸ケーブルの端末部構造は、平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aを終端した構造となる。
なお、実施形態4では、電磁波放射用スロット24を形成した漏洩同軸ケーブルを使用する場合には、実施形態1で形成した指標25をケーブル端末処理部材2に形成するようにする。
実施形態4によれば、ケーブル端末処理部材2にケーブル端末部1Aを終端させる終端手段を設けたので、この終端手段によって簡単に平面型同軸ケーブル1を終端させることができる。これまでは、平面型同軸ケーブル1を終端させた構造のものが無かったが、本実施形態4では、平面型同軸ケーブル1を終端させることができるようになった。
また、実施形態4によれば、ケーブル端末処理部材2の端末部収容凹部11に絶縁板34を配置して終端抵抗器35を設けることでケーブル端末部1Aを終端する構造であるため、このケーブル端末部1Aを端末部収容凹部11に配置したときケーブル端末部1Aの中心導体4を前記終端抵抗器35に接続するだけで簡単にケーブル端末部1Aを終端させることができる。
また、実施形態4によれば、平面型同軸ケーブル1のケーブル端末部1Aを把持固定部14、15で固定しているので、接続されたケーブル1に引っ張り力や押し込み力或いはねじり応力が加わっても把持部分でその応力を遮断することができ、ケーブル端末処理部材2からのケーブル自体の抜けを防止することができる。
また、実施形態4によれば、終端抵抗器35に接触させる接続端子部36をケーブル端末処理部材2である第1部材8と一体化して形成すれば、この接続端子部36を第1部材8に対して別部品として用意する必要がなく、部品点数を減らすことができる。その他、この接続端子部36は、第1部材8に対して別部品として設けるようにしてもよい。
本発明は、平面型同軸ケーブルを他の同軸ケーブルと接続し又は平面型同軸ケーブルのケーブル端末部を終端させるのに利用することができる。
1、26A…平面型同軸ケーブル
1A…ケーブル端末部
2…ケーブル端末処理部材
3,26…他の同軸ケーブル
4…平面型同軸ケーブルの中心導体
6…平面型同軸ケーブルの平面型外部導体
7…平面型同軸ケーブルの外被
8…第1部材(ケーブル端末処理部材)
9…第2部材(ケーブル端末処理部材)
11,27…端末部収容凹部
14,15,32,33…把持固定部
19…コネクタ(ケーブル接続手段)
24…電磁波放射用スロット
25…指標
35…終端抵抗器
36…接続端子部

Claims (10)

  1. 中心導体と、該中心導体の周囲を絶縁体を介して取り囲む平面型外部導体と、該平面型外部導体を絶縁被覆する外被と、を備えた平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、
    前記平面型同軸ケーブルのケーブル端末部に、該ケーブル端末部を把持して取り付けられる導電性金属からなるケーブル端末処理部材を設け、
    前記ケーブル端末処理部材に、他の同軸ケーブルを前記平面型同軸ケーブルと接続させるケーブル接続手段を設けた
    ことを特徴とする平面型同軸ケーブルの端末部構造。
  2. 請求項1に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、
    前記ケーブル端末処理部材は、前記ケーブル端末部を収容配置させる端末部収容凹部が形成された第1部材及び第2部材と、前記ケーブル端末部のうち前記平面型外部導体と前記外被とを挟み込んで固定する把持固定部とを有した
    ことを特徴とする平面型同軸ケーブルの端末部構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、
    前記ケーブル接続手段は、前記平面型同軸ケーブルの前記中心導体と電気的に接続される中心導体接続部と、前記平面型同軸ケーブルの前記平面型外部導体に対して前記ケーブル端末処理部材を介して電気的に接続される外部導体部と、を有したコネクタからなる
    ことを特徴とする平面型同軸ケーブルの端末部構造。
  4. 請求項3に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、
    前記中心導体接続部は、前記第1部材と前記第2部材に形成された前記端末部収容凹部内に突出するように設けられている
    ことを特徴とする平面型同軸ケーブルの端末部構造。
  5. 請求項2に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、
    前記ケーブル接続手段は、前記端末部収容凹部に収容配置された前記平面型同軸ケーブルと直接接続される前記他の同軸ケーブルを収容配置させる他の端末部収容凹部と、前記他の同軸ケーブルの中心導体の周囲を絶縁体を介して取り囲む外部導体とこの外部導体を絶縁被覆する外被とを挟み込んで固定する他の把持固定部とを、前記ケーブル端末処理部材に形成して構成され、
    前記平面型同軸ケーブルの前記中心導体と前記他の同軸ケーブルの前記中心導体が直接電気的に接続されると共に、前記平面型同軸ケーブルの前記平面型外部導体と前記他の同軸ケーブルの前記外部導体が前記ケーブル端末処理部材を介して電気的に接続された
    ことを特徴とする平面型同軸ケーブルの端末部構造。
  6. 中心導体と、該中心導体の周囲を絶縁体を介して取り囲む平面型外部導体と、該平面型外部導体を絶縁被覆する外被と、を備えた平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、
    前記平面型同軸ケーブルのケーブル端末部に、該ケーブル端末部を把持して取り付けられる導電性金属からなるケーブル端末処理部材を設け、
    前記ケーブル端末処理部材に、前記ケーブル端末部を終端させる終端手段を設けた
    ことを特徴とする平面型同軸ケーブルの端末部構造。
  7. 請求項6に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、
    前記ケーブル端末処理部材は、前記ケーブル端末部を収容配置させる端末部収容凹部が形成された第1部材及び第2部材と、前記ケーブル端末部のうち前記平面型外部導体と前記外被とを挟み込んで固定する把持固定部とを有した
    ことを特徴とする平面型同軸ケーブルの端末部構造。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、
    前記終端手段は、前記端末部収容凹部に絶縁板を介して配置される終端抵抗器を有し、この終端抵抗器に、前記平面型同軸ケーブルの前記中心導体と前記平面型同軸ケーブルの前記平面型外部導体とを接続して前記ケーブル端末部を終端させた
    ことを特徴とする平面型同軸ケーブルの端末部構造。
  9. 請求項8に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、
    前記終端抵抗器と前記平面型外部導体との接続は、前記ケーブル端末処理部材に設けた接続端子部を前記終点抵抗器に接触させることにより、該ケーブル端末処理部材を介して電気的に接続した
    ことを特徴とする平面型同軸ケーブルの端末部構造。
  10. 少なくとも請求項1から請求項9の何れか1項に記載の平面型同軸ケーブルの端末部構造であって、
    前記平面型同軸ケーブルは、前記平面型外部導体の片面に電磁波放射用スロットを有した漏洩同軸ケーブルであり、
    前記電磁波放射スロットが形成された面を表示する指標が前記ケーブル端末処理部材に設けられた
    ことを特徴とする平面型同軸ケーブルの端末部構造。
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