JPH08236222A - 同軸ケーブル用コネクタ - Google Patents

同軸ケーブル用コネクタ

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JPH08236222A
JPH08236222A JP7039949A JP3994995A JPH08236222A JP H08236222 A JPH08236222 A JP H08236222A JP 7039949 A JP7039949 A JP 7039949A JP 3994995 A JP3994995 A JP 3994995A JP H08236222 A JPH08236222 A JP H08236222A
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JP
Japan
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coaxial cable
split
guide
conductor
coaxial
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JP7039949A
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Osamu Kawasaki
修 河崎
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルがフレキシブルであると否とにかか
わらず、非常に簡単に接続することができる同軸ケーブ
ル用コネクタを提供すること。 【構成】 絶縁性の二分割型1,1 からなり、各分割型1
の相対する面には、両分割型1を重ねた状態において接
続すべき各同軸ケーブル2の端部がそれぞれ収まる収納
溝10が形成され、各収納溝10は、同軸ケーブルの外部導
体の外形部が案内される第1の案内部12と、この第1の
案内部と連続して同軸ケーブルの内部導体の外形部が案
内される第2の案内部13とをそれぞれ有し、少なくとも
一方の分割型の第1の各案内部12と第2の各案内部13に
はそれぞれ電極14,15が設けられ、第1の各案内部の電
極相互、及び第2の各案内部の電極相互はそれぞれ電気
的に接続されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同軸ケーブル相互を
接続するコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な同軸ケーブルは、ケーブルの中
心に沿う内部導体と、この内部導体の外周に被着された
絶縁層と、この絶縁層の外周に被着された外部導体と、
この外部導体に被着された絶縁被覆層とから構成されて
いる。また、電気毛布等に使用される同軸ケーブルや火
災検知に使用される同軸ケーブルである感熱線は、折り
曲げ性ないしフレキシブル性を向上させるため、テトロ
ン等の芯糸の回りに薄い導電性テープからなる内部導体
を巻き付け、この内部導体の外周に被着した感熱絶縁層
に薄い導電性テープからなる外部導体を巻き付け、さら
にその外周を絶縁被覆している。
【0003】特開昭53−26980号公報には、同軸
ケーブル端部相互の内部導体相互を突き合わせてろう付
け接続するとともに、外部導体相互を分割形の導体スリ
ーブで接続し、その外周を絶縁層で被覆する接続手段が
開示されている。この場合、接続しようとする各同軸ケ
ーブル端部の絶縁被覆層、外部導体及び中間の絶縁層
は、予め部分的に剥ぎ取って内部導体と外部導体とを部
分的に露出させる。
【0004】また、例えば特開平5−315031号公
報には、同軸ケーブル相互の端部を、長さ方向に沿って
一定長さにわたり二つ割状に切り欠き、この二つ割状の
切り欠き部分相互を全体が円柱状になるように重ね合わ
せ、その部分の外周を締付け性を有する絶縁スリーブで
締めつける接続手段が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭53−2698
0号公報に記載された接続手段は、内部導体相互をろう
付けし、次いで外部導体相互を分割形の導体スリーブで
接続し、さらにその外周を絶縁層で被覆するので手間が
かかる問題があった。特に同軸ケーブルが前記感熱線の
ように、内部導体が薄い導電性テープで形成されている
場合には、その内部導体相互をろう付け接続するのは一
層困難である。特開平5−315031号公報に記載さ
れた接続手段は、対象とする同軸ケーブルが小径である
場合、それらの端部の一部を正確に二つ割に加工するの
は困難でもあるし手間がかかる問題があった。特に、同
軸ケーブルが感熱線のように導体が腰のない金属箔で形
成されている場合には、このような接続手段は採用する
ことができない。この発明の目的は、前記感熱線のよう
に導体が腰のない金属箔で形成されている同軸ケーブル
であっても非常に簡単に、かつ確実に接続することがで
きる同軸ケーブル用コネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるコネクタ
は、前述の目的を達成するため以下のように構成したも
のである。すなわち、重ね合わせ状態で使用される絶縁
性の二つの分割型1,1から構成されている。各分割型
1の相対する面には、両分割型1,1を重ね合わせた状
態において、接続すべき各同軸ケーブル2の端部がそれ
ぞれ収まる収納溝10が形成されている。各収納溝10
には、同軸ケーブル2の外部導体23の外形部が案内さ
れる第1の案内部12と、この第1の案内部12と連続
して同軸ケーブル2の内部導体21の外形部が案内され
る第2の案内部13とをそれぞれ形成されている。少な
くとも一方の分割型1において、前記第1の各案内部1
2には一つの同軸ケーブル2の外部導体23と接続され
る電極14が、前記第2の各案内部13には当該同軸ケ
ーブル2の内部導体21と接続される電極15がそれぞ
れ設けられている。そして、前記外部導体23と接続さ
れる各電極14相互、及び前記内部導体21と接続され
る各電極15相互はそれぞれ電気的に接続されている。
【0007】使用時に重ね合わせたとき接触する各分割
型1の相対する面、及び前記各収納溝10における同軸
ケーブル2の絶縁被覆層外面と接する部分には、防水層
を形成するのが好ましい。この防水層は、吸水膨張する
コンパウンド材をコーティングすることによって形成す
るのがさらに好ましい。
【0008】前記各電極14,15は、適当な弾性部材
により当該案内部下ら浮上する方向へ付勢されているの
が好ましい。また、二つの分割型1,1は、両方の分割
型1を使用状態に重ね合わせたとき対応する各収納溝1
0が正確に一致するように、外周縁の一部がヒンジ部で
連結され、あるいはそれらの表面に適当なマーキングが
付されているのが好ましい。
【0009】
【作用】この発明の同軸ケーブル用コネクタにり同軸ケ
ーブル2を接続するには、先ず、接続しようとする各同
軸ケーブル2の端部を、当該端部の絶縁被覆層24、外
部導体23及び外部導体23の内側の絶縁層22を順々
に剥いて切除することにより、先端に内部導体21の端
部が、次いで外部導体23の端部が、それぞれ第3の案
内部13,第2の案内部12とほぼ同じ長さ程度露出す
る状態に予め加工する。次いで、一方の分割型1の各収
納溝10へ接続すべき同軸ケーブル2の端部をそれぞれ
案内する。このとき、収納溝10の第1の案内部12へ
当該ケーブル2端部の剥き出された外部導体23が、第
2の案内部13へ当該ケーブル2端部の剥き出された内
部導体21がそれぞれ収まる状態にする。そして、他方
の分割型1を両者の各収納溝10が一致する状態で前記
一方の分割型1と重ね合わせ、例えば、両分割型1,1
を外周から締めつけるように結束して両分割型を一体化
させる。あるいは、両分割型1,1の所要の箇所に雄雌
状の嵌合部ないし係止部を形成しておき、これらの嵌合
部ないし係止部を互いに嵌合ないし係止させて、両分割
型を容易に離脱しない状態に組み合わせる。
【0010】この発明のコネクタの前記構成によって、
前述のように接続された各同軸ケーブル2の内部導体2
1及び外部導体23はそれぞれの案内部12,13の電
極14,15と接触し、各同軸ケーブル2の内部導体2
1相互及び外部導体23相互は、それぞれ電気的に導通
される。
【0011】この発明のコネクタによれば、対象とする
同軸ケーブルが感熱線のように腰のない金属箔で導体が
形成されていても、良好な電気的接続が確保される。ま
た、この発明による同軸ケーブル用コネクタは、接続し
ようとする各同軸ケーブル2の端部を一方の分割型のそ
れぞれの収納溝10へ案内し、他方の分割型1をこれに
重ね合わせ合体させるだけで接続できるので、接続作業
が非常に簡単である。
【0012】
【実施例】以下図面を参照しながら、この発明による同
軸ケーブル用コネクタの好ましい実施例を説明する。 実施例−1 図1はその実施例−1を示す部分分解斜視図である。こ
の実施例のコネクタは、図1のように三本の感熱線2
(以下「同軸ケーブル2」と言う。この同軸ケーブル2
は一本のみ示し、他は図示しない。)相互を接続するも
のである。各同軸ケーブル2は、テトロンやビニロン等
の糸を撚った芯糸20の外周へ螺旋状に巻まかれた薄い
導電性テープからなる内部導体21と、その外周に被着
されたナイロン等の絶縁感熱層22と、その外周へ螺旋
状に巻かれた薄い導電性テープからなる外部導体23
と、その外周へ被着された絶縁被覆層24を有する。
【0013】このコネクタは、重ね合わせ状態で使用さ
れる合成樹脂製の二つの分割型1,1で構成され、各分
割形1,1は平面T字形に一体成形されている。各分割
型1,1の相対する面には、両分割型1,1を重ね合わ
せた状態において、接続すべき各同軸ケーブル2の端部
がそれぞれ収まるような断面形状及び寸法の収納溝1
0,10,10が、T字形を形成するようにそれぞれ配
置されている。
【0014】各収納溝10には、当該分割型1の外周に
連続していて、同軸ケーブル1の外形部(絶縁被覆層2
4の外形部)が案内されるケーブル外形案内部11と、
この案内部11と連続して同軸ケーブル2の外部導体2
3の外形部が案内される第1の案内部12と、この第1
の案内部12と連続して同軸ケーブル2の内部導体21
の外形部が案内される第2の案内部13とがそれぞれ形
成されている。そして、各収納溝10において、第1の
案内部12と第2の案内部13には電極14,15がそ
れぞれ設けられている。三つの収納溝10,10,10
の各電極14相互及び各電極15相互は、それぞれの接
続リード16,17によって電気的に接続されている。
この実施例の電極14,15は、いずれも厚み0.2mm
以下の金属箔で構成されており、それぞれ半円弧溝状の
各案内部12,13の内面へそれぞれ接着されている。
そして、最も外側のケーブル外形案内部11には、同軸
ケーブル2の絶縁被覆層24にくい込んで当該同軸ケー
ブル2の抜けを防止する突起40がそれぞれ設けられて
いる。
【0015】この実施例の分割型1,1には、使用時に
重ね合わせたとき接触する面、及び前記各収納溝10の
第1の案内部11に、吸水膨張する性質を有する防水性
コンパウンド材をコーティングすることにより、防水層
18を形成している。
【0016】両分割型1,1の相対する面のコーナ部近
傍には、所要の箇所に雄雌状の嵌合部(又は係止部)1
9が形成してあり、両方の分割型1,1を重ね合わせて
押し付けると、先端がやや膨らんだ一方の凸部が、奥部
がやや広がった凹部へ嵌合されて、分離しない状態に組
み合わされるようになっている。
【0017】実施例−1のコネクタを使用して、三本の
同軸ケーブル2を接続する要領を以下説明する。先ず、
接続しようとする各同軸ケーブル2の端部を、当該端部
の絶縁被覆層24、外部導体23及び外部導体23の内
側の絶縁感熱層22を順々に剥いて切除する。このよう
にして、図1のように、先端に芯糸20とともに内部導
体21の端部が、次いで絶縁感熱層22とともに外部導
体23の端部が、それぞれ第2の案内部13及び第1の
案内部12とほぼ同じ長さ程度露出する状態に予め加工
する。
【0018】次いで、一方の分割型1の各収納溝10へ
接続すべき同軸ケーブル2の端部をそれぞれ案内し、各
収納溝10の外形案内部11へ同軸ケーブル端部の絶縁
被覆層24が、第1の案内部12へ当該ケーブル2端部
の外部導体23が、第2の案内部13へ当該ケーブル2
端部の内部導体21がそれぞれ収まる状態にセットす
る。このようにセットすると、各同軸ケーブル2の内部
導体21はそれぞれの電極15へ接触し、外部導体23
はそれぞれの電極14へ接触する。
【0019】他方の分割型1と前記一方の分割型1と
を、両者のそれぞれ対応する収納溝10,10が一致す
る状態で重ね合わせて押し付けると、両分割型1,1は
それぞれ対応する嵌合部19によって結合一体化し、離
れ難くなる。同時に、各同軸ケーブル2の内部導体21
相互及び外部導体23相互は、前記各電極15と接続リ
ード17、及び各電極14と各接続リート16を介して
それぞれ電気的に導通する。
【0020】前述の接続状態は、対象とする各ケーブル
2の導体21,22が金属箔のような腰のない材料で形
成されている場合であっても、充分に確保される。この
実施例による同軸ケーブル用コネクタは、接続しようと
する各同軸ケーブル2の端部を、内部導体21及び外部
導体23が所定長さ剥き出るように加工し、これらの端
部を一方の分割型1のそれぞれの収納溝10へ案内し、
他方の分割型をこれに重ね会わせて合体させるだけで簡
単かつ確実に接続できる。
【0021】また、この実施例の同軸ケーブル用コネク
タは、分割型1,1相互の各収納溝10が防水層18に
よって液密になるので、各同軸ケーブル2の防水接続が
可能である。
【0022】実施例−2 図2は、図示しない四本の同軸ケーブルを十字状に接続
するのに適するコネクタの一方の分割型の斜視図であ
る。この実施例において、各分割型1の収納溝10,1
0,10,10が十字状に配置されている点以外の構
成、作用及び効果は、実施例−1のコネクタと同様であ
るからそれらの説明は省略する。
【0023】実施例−3 図3及び図4は、図示しない二本の同軸ケーブルを直線
状に接続するのに適するコネクタの一方の分割型の斜視
図である。この実施例の一方の分割型1及びその各収納
溝10,10の第1の案内部12、及び第2の案内部1
3は、以下の要領で形成している。合成樹脂によりケー
ブル外形案内部11とほぼ同寸法の溝11aを分割型1
の全長にわたって有する基礎型1aを成形する。一方の
第1の案内部12の外端部から他方の第1の案内部12
の外端部にまで達する長さを有するとともに、内径が第
1の案内部12とほぼ同じで外径が溝11aと適合する
樋状の第1の挿入型1bを、例えばゴム又は柔軟な合成
樹脂などのように、弾性を有する絶縁材料によって成形
する。第1の挿入型1bの所要の箇所に、外部導体導通
用の電極14,14を両端部へ一体に有する樋状の接続
リード16を接着し、この第1の挿入型1bを、基礎型
1aの所要の箇所に内貼りして、各案内部11,11及
び第1の案内部12,12を形成するとともに、電極1
4,14と接続リード16とを設置する。また、一方の
第2の案内部13の外端部から他方の第2の案内部13
の外端部にまで達する長さを有するとともに、内径が第
2の案内部13とほぼ同じで外径が第1の案内部12と
ほぼ同じ樋状の第2の挿入型1cを、第1の挿入型1b
と同様に弾性を有する絶縁部材によって成形する。第2
の挿入型1cの所要の箇所に、内部導体導通用の電極1
5,15を両端部へ一体に有する樋状の接続リード17
を接着し、この第2の挿入型1cを、第1の挿入型1b
の電極14と14の中間部に内貼りして、第2の案内部
13,13を形成するとともに、電極15,15と接続
リード17とを設置する。
【0024】実施例−3のコネクタは、一方の分割型1
が前述のように構成されているので、各同軸ケーブルを
セットし、分割型1相互を重ね合わせて合体させたとき
に、各電極15,14が、それぞれの挿入型1b,1c
の弾性により導軸ケーブルの内外部導体へ押し付けられ
る。その結果、各電極15とそれに対応する内部導体2
1、及び各電極14とそれに対応する外部導体23と
が、それぞれ好ましい接触状態になる。
【0025】実施例−3のコネクタの他の構成、及び他
の作用及び効果は、実施例−1のコネクタとほぼ同様で
あるので、それらの説明は省略する。
【0026】その他の実施例 一方又は双方の分割型1を実施例−3のように構成する
ことにより、各電極14と各外部導体23、及び各電極
15と各内部導体21とをそれぞれ押し付け状態で接触
させるのに代えて、例えば以下のように構成することが
できる。その1は、例えば図5及び図7のように、案内
部12,13の底部にポケット1dを形成し、このポケ
ット1d内に電極14,15と連係させたばね(図
5),ゴムやスポンジ体(図7)その他の弾性体1eを
設けることである。その2は、例えば図6のように各電
極14,15自体にばね弾性を付与することである。
【0027】実施例−1においては、三つの各収納溝1
0がT字状に配置されているが、これらはY字状に配置
されていても、あるいは図8のように、分割型1の一方
の側辺から二つの収納溝10,10が形成されており、
他方の側辺から他の収納溝10が形成されていてもよ
い。また、一方向へ平行に配線されている多数の同軸ケ
ーブル相互の端部を接続する場合には、各分割型にそれ
ぞれ平行に並ぶようにそれぞれ対応する収納溝を形成す
ることができる。
【0028】前記各実施例においては、各分割型1を重
ね合わせたとき、それぞれ対応する収納溝10が正確に
一致するように、両分割側1の重ね合わせ面の反対面に
図示しないマーカを付したり、あるいは、両分割型1相
互を図示しないヒンジ又はヒンジ部を介して連結しても
実施することができる。
【0029】この発明におけるその他の技術的思想 この発明による同軸ケーブル用コネクタは、前記実施例
の説明によって明らかなように、特許請求の範囲に記載
されている事項の他に以下のような技術的思想を含むも
のである。その1は、使用時に重ね合わせたとき接触す
る各分割型の相対する面、及び前記各収納溝の外側の端
部には、例えば吸水膨張する性質を有する防水コンパウ
ンド材をコーティングするなどにより防水層を形成する
ことである。このように構成することによって、同軸ケ
ーブル相互を防水接続することができる。
【0030】その2は、前記各電極を適当な弾性部材に
より当該案内部下ら浮上する方向へ付勢されるように構
成することである。このように構成することにより、各
電極がそれぞれ対応する導体に押し付けられ、両者の接
触がより好ましくかつ確実になる。
【0031】その3は、両方の分割型を使用状態で重ね
合わせたとき対応する各収納溝が合致するように、両分
割型をヒンジ又はヒンジ部を介して連結することであ
る。このように構成することにより、二つの分割型は取
扱い中に分離されず、かつ、重ね合わせたとき対応する
収納溝が正確に一致する。
【0032】その4は、両分割型の相対する所要の箇所
に雄雌状の嵌合部ないし係止部を形成設けることであ
る。このように構成することにより、両分割型を重ね合
わせて押し付けると、前記嵌合部ないし係止部において
両分割は簡単に結合するので、両分割型を離脱しない状
態に組み合わせるのが容易になる。
【0033】
【発明の効果】この発明による同軸ケーブル用コネクタ
は、接続しようとする各同軸ケーブルの端部を、一方の
分割型のそれぞれの収納溝へ案内し、他方の分割型をこ
れに重ね併せて結合させるだけで確実に接続でき、か
つ、その接続作業も非常に簡単である。また確実な接続
が確保できること、及び接続作業が非常に簡単であると
いう効果は、対象とする各ケーブルの導体が金属箔のよ
うに腰のない部材である場合にも同様に奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による同軸ケーブル用コネクタの一例
を示す部分分解斜視図である。
【図2】この発明による同軸ケーブル用コネクタの他の
実施例を示す一方の分割型の斜視図である。
【図3】この発明による同軸ケーブル用コネクタのさら
に他の実施例を示す一方の分割型の平面図である。
【図4】図3の矢印A−Aに沿う拡大断面図である。
【図5】この発明による同軸ケーブル用コネクタのさら
に他の実施例を示す一方の分割型の部分拡大断面図であ
る。
【図6】この発明による同軸ケーブル用コネクタのさら
に他の実施例を示す一方の分割型の部分拡大断面図であ
る。
【図7】この発明による同軸ケーブル用コネクタのさら
に他の実施例を示す一方の分割型の部分拡大断面図であ
る。
【図8】この発明による同軸ケーブル用コネクタのさら
に他の実施例を示す一方の分割型の平面図である。
【符号の説明】
1 分割型 10 収納溝 11 ケーブル外形案内部 12 第2の案内部 13 第3の案内部 14,15 電極 16,17 接続リード 18 防水層 19 嵌合部(係合部) 1a 基礎型 1b 第1の挿入型 1c 第2の挿入型 1d ポケット 1e 弾性体 1f 突起 11a 溝 2 同軸ケーブル 20 芯糸 21 内部導体 22 絶縁感熱材 23 外部導体 24 絶縁被覆層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の同軸ケーブルを電気的に接続する
    コネクタであって、重ね合わせ状態で使用される絶縁性
    の二分割型1,1からなり、 各分割型1の相対する面には、両分割型1,1を重ね合
    わせた状態において接続すべき各同軸ケーブル2の端部
    がそれぞれ収まる収納溝10が形成され、 各収納溝10には、同軸ケーブル2の外部導体23の外
    形部が案内される第1の案内部12と、この第1の案内
    部12と連続して同軸ケーブル2の内部導体21の外形
    部が案内される第2の案内部13とをそれぞれ有し、 少なくとも一方の分割型1において、前記第1の各案内
    部12には一つの同軸ケーブル2の外部導体23と接続
    される電極14が、前記第2の各案内部13には当該同
    軸ケーブル2の内部導体21と接続される電極15が、
    それぞれ設けられ、 前記外部導体23と接続される各電極14相互、及び前
    記内部導体21と接続される各電極15相互はそれぞれ
    電気的に接続されていることを特徴とする、 同軸ケーブル用コネクタ。
JP7039949A 1995-02-28 1995-02-28 同軸ケーブル用コネクタ Pending JPH08236222A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010272391A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Fujikura Ltd 平面型同軸ケーブルの端末部構造

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JP2010272391A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Fujikura Ltd 平面型同軸ケーブルの端末部構造

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