JP7298206B2 - 端子台および電力変換装置 - Google Patents

端子台および電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7298206B2
JP7298206B2 JP2019044511A JP2019044511A JP7298206B2 JP 7298206 B2 JP7298206 B2 JP 7298206B2 JP 2019044511 A JP2019044511 A JP 2019044511A JP 2019044511 A JP2019044511 A JP 2019044511A JP 7298206 B2 JP7298206 B2 JP 7298206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
fixing portion
ground plane
electrical device
internal electrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019044511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020149809A (ja
Inventor
敏幸 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2019044511A priority Critical patent/JP7298206B2/ja
Publication of JP2020149809A publication Critical patent/JP2020149809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7298206B2 publication Critical patent/JP7298206B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

この発明は、端子台および電力変換装置に関し、特に、装置の筐体に収納される内部電気機器の配線に設けられる端子が接続可能な端子台本体部を備える端子台および電力変換装置に関する。
従来、装置の筐体に収納される内部電気機器の配線に設けられる端子が接続可能な端子台本体部を備える端子台および電力変換装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、インバータ装置に搭載されている主回路端子台が記載されている。主回路端子台は、インバータ装置のケースに組み付けられている。また、主回路端子台は、ケース内部に収納された主回路基板および制御回路基板に接続されているとともに外部の電線と配線されている。
特開2014-22054号公報
ここで、上記特許文献1には明記されていないが、装置(上記特許文献1ではインバータ装置)の筐体(ケース)に収納された内部電気機器(たとえば回生抵抗器およびリアクトルなど)から延びる配線に設けられている端子が主回路端子台に接続されている場合がある。この場合において、たとえば回生抵抗器の抵抗値の変更およびリアクトルのインダクタンスを変更するために内部電気機器の端子を主回路端子台から取り外すとともに、上記内部電気機器とは異なる他の電気機器に設けられる端子を主回路端子台に接続する場合がある。この際、内部電気機器に設けられる端子が、装置の活電部(装置内の電流が流れている部分)に接触することに起因して装置に不具合が生じることを防止するために、たとえば端子に絶縁性のテープを巻き付けたり、端子をねじ等により固定することが考えられる。この場合、内部電気機器の端子に絶縁性のテープを巻き付けたり、内部電気機器の端子をねじ等により固定するなどの作業が必要となる。このため、主回路端子台に接続する端子を他の電気機器の端子に交換する作業が煩雑化するのを抑制することが可能な端子台および電力変換装置が望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、端子台本体部に接続される端子を内部電気機器の内部電気機器用端子から他の電気機器の端子に交換する際の作業が煩雑化するのを抑制することが可能な端子台および電力変換装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による端子台は、装置の筐体内に収納されている内部電気機器から延びる内部電気機器用配線に設けられる内部電気機器用端子が接続可能に構成され、装置に設けられた端子台本体部と、端子台本体部とは別個に離間して装置に設けられ、筐体とにより内部電気機器用端子を挟み込むことによって内部電気機器用端子を固定する、弾性変形可能な端子固定部と、を備え、端子台本体部に接続される端子を内部電気機器用端子から他の電気機器の端子に交換する際に、交換される内部電気機器用端子を端子固定部に固定するように構成されている
この発明の第1の局面による端子台では、上記のように、端子台本体部とは別個に装置に設けられた端子固定部が備えられることにより、内部電気機器とは異なる電気機器の端子を端子台本体部に接続させる場合に、端子台本体部から取り外された内部電気機器用端子が、装置の活電部に接触しないように内部電気機器用端子を端子固定部により固定することができる。また、端子固定部を弾性変形させることによって筐体と端子固定部とにより内部電気機器用端子を挟み込むだけで、内部電気機器用端子を固定することができる。これにより、内部電気機器用端子と上記活電部との接触を防止するために、内部電気機器用端子に絶縁性のテープを巻き付けたり、内部電気機器用端子をねじ固定する場合に比べて、作業を簡素化することができる。その結果、端子台本体部に接続される端子を内部電気機器の内部電気機器用端子から他の電気機器の端子に交換する際の作業が煩雑化するのを抑制することができる。
上記第1の局面による端子台において、好ましくは、端子固定部は、筐体に含まれる導電体に設けられる、接地電位に固定されている接地面とにより内部電気機器用端子を挟み込むことにより、内部電気機器用端子を固定するように構成されている。このように構成すれば、内部電気機器用端子の電位を接地電位に固定しながら、端子固定部により内部電気機器用端子を固定することができる。
この場合、好ましくは、端子固定部は、接地面とにより内部電気機器用端子を挟み込む固定部分と、固定部分から端子固定部の先端側に向かって、接地面と離間する方向に傾斜するように延びるとともに内部電気機器用端子をガイドするガイド部分と、を有する。このように構成すれば、ガイド部分により、固定部分と接地面との間に内部電気機器用端子を挿入する作業を容易化することができる。
上記端子固定部が固定部分およびガイド部分を有する端子台において、好ましくは、端子固定部と一体的に形成されている端子固定部本体部をさらに備え、端子固定部は、端子固定部本体部から複数に分岐されるとともに分岐された部分の各々に、固定部分およびガイド部分が設けられている。このように構成すれば、複数の内部電気機器用端子を、分岐された部分の各々に設けられる固定部分により固定することができる。また、分岐された部分の各々に設けられるガイド部分により、各々の固定部分と接地面との間に内部電気機器用端子を挿入する作業を容易化することができる。
また、固定部分と接地面との間に挿入するだけで内部電気機器用端子を容易に固定することができるので、内部電気機器用端子に絶縁テープを巻き付けたり、内部電気機器用端子をねじにより固定する場合等に比べて、ユーザは、複数の内部電気機器用端子を把持した状態で作業を容易に行うことができる。その結果、ユーザの作業時間を短縮することができる。
上記端子固定部が固定部分およびガイド部分を有する端子台において、好ましくは、固定部分の接地面側には、内部電気機器用端子に設けられた孔部に係合される端子固定部側突起部が設けられている。このように構成すれば、端子固定部側突起部との係合により内部電気機器用端子の移動が規制されるので、端子固定部側突起部が設けられていない場合に比べて、内部電気機器用端子をより安定的に固定することができる。
上記端子固定部が接地面とにより内部電気機器用端子を挟み込む端子台において、好ましくは、接地面から端子固定部側に突出するように設けられる接地面側突起部が、内部電気機器用端子に設けられた孔部に係合された状態で、端子固定部は、接地面とにより内部電気機器用端子を挟み込むように構成されている。このように構成すれば、接地面側突起部に対する内部電気機器用端子の孔部の係合により、内部電気機器用端子の移動が規制されるので、接地面側突起部が設けられていない場合に比べて、内部電気機器用端子をより安定的に固定することができる。
この場合、好ましくは、接地面側突起部が内部電気機器用端子の孔部に係合されるとともに、接地面において接地面側突起部を取り囲むように設けられる凹部に内部電気機器用端子が配置され、凹部のうちの少なくとも一部により内部電気機器用端子が位置決めされた状態で、端子固定部は、接地面とにより内部電気機器用端子を挟み込むように構成されている。このように構成すれば、接地面側突起部および凹部の両方により内部電気機器用端子の移動を規制することができるので、内部電気機器用端子をより一層安定的に固定することができる。
上記第1の局面による端子台において、好ましくは、端子固定部は、絶縁性の樹脂により形成されている。このように構成すれば、端子固定部を介して、内部電気機器用端子から他の部分に電流が流れるのを抑制することができる。
また、内部電気機器用端子を端子固定部により固定することにより、内部電気機器用端子に絶縁テープを巻き付ける場合に比べて、作業者によるばらつきが生じるのを抑制することができるので、内部電気機器用端子の絶縁性にばらつきが生じるのを抑制することができる。
この発明の第2の局面による電力変換装置は、筐体と、筐体に収納されている電力変換用の内部電気機器と、内部電気機器から延びる内部電気機器用配線に設けられる内部電気機器用端子が接続可能に構成される端子台本体部と、端子台本体部とは別個に離間して設けられ、筐体とにより内部電気機器用端子を挟み込むことによって内部電気機器用端子を固定する、弾性変形可能な端子固定部と、を備え、端子台本体部に接続される端子を内部電気機器用端子から他の電気機器の端子に交換する際に、交換される内部電気機器用端子を端子固定部に固定するように構成されている
この発明の第2の局面による電力変換装置は、上記のように、端子台本体部とは別個に装置に設けられた端子固定部が備えられることにより、内部電気機器とは異なる電気機器の端子を端子台本体部に接続させる場合に、端子台本体部から取り外された内部電気機器用端子が装置の活電部に接触しないように内部電気機器用端子を端子固定部により固定することができる。また、端子固定部を弾性変形させることによって筐体と端子固定部とにより内部電気機器用端子を挟み込むだけで、内部電気機器用端子を固定することができる。これにより、内部電気機器用端子と上記活電部との接触を防止するために、内部電気機器用端子に絶縁性のテープを巻き付けたり、内部電気機器用端子をねじ固定する場合に比べて、作業を簡素化することができる。その結果、端子台本体部に接続される端子を内部電気機器の内部電気機器用端子から他の電気機器の端子に交換する際の作業が煩雑化するのを抑制することが可能な電力変換装置を提供することができる。
上記第2の局面による電力変換装置において、好ましくは、筐体は、接地電位に固定されている接地面が設けられる導電体を含み、接地面には、端子固定部側に突出するとともに、内部電気機器用端子に設けられた孔部に係合される接地面側突起部が設けられている。このように構成すれば、接地面側突起部に対する内部電気機器用端子の孔部の係合により、内部電気機器用端子の移動が規制されるので、接地面側突起部が設けられていない電力変換装置に比べて、内部電気機器用端子がより安定的に固定される電力変換装置を提供することができる。
この場合、好ましくは、接地面には、接地面側突起部を取り囲むように設けられる凹部が設けられ、凹部は、内部電気機器用端子が凹部に配置されるとともに孔部が接地面側突起部に係合された状態で、凹部のうちの少なくとも一部により内部電気機器用端子を位置決めするように構成されている。このように構成すれば、接地面側突起部および凹部の両方により内部電気機器用端子の移動を規制することができるので、内部電気機器用端子をより一層安定的に固定することが可能な電力変換装置を提供することができる。
本発明によれば、上記のように、端子台本体部に接続される端子を内部電気機器の内部電気機器用端子から他の電気機器の端子に交換する際の作業が煩雑化するのを抑制することができる。
第1実施形態によるインバータ装置の斜視図である。 図1の部分拡大図である。 第1実施形態による端子台本体部および端子固定部の平面図である。 図2の200-200線に沿った断面図である。 第1実施形態による圧着端子および凹部の平面図である。 図4の部分拡大図である。 第1実施形態による圧着端子の端子固定部への取り付け方法を説明するための図である。 第1実施形態による圧着端子の端子固定部からの取り外し方法を説明するための図である。 第2実施形態による固定部分および凹部の近傍の拡大図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1~図8を参照して、第1実施形態による端子台10およびインバータ装置20の構成について説明する。なお、インバータ装置20は、特許請求の範囲の「装置」および「電力変換装置」の一例である。
(端子台およびインバータ装置の構成)
図1に示すように、インバータ装置20には、端子台10が備えられている。
インバータ装置20は、箱型の筐体21を備える。また、インバータ装置20は、筐体21に収納(内蔵)されている回生抵抗器22を備える。回生抵抗器22は、インバータ装置20における電力変換用に設けられている。回生抵抗器22からは、複数(第1実施形態では2つ)の配線22aが延びている。配線22aの端部には、圧着端子22bが設けられている。なお、回生抵抗器22は、特許請求の範囲の「内部電気機器」の一例である。また、配線22aおよび圧着端子22bは、それぞれ、特許請求の範囲の「内部電気機器用配線」および「内部電気機器用端子」の一例である。
また、図2に示すように、端子台10(インバータ装置20)(図1参照)は、圧着端子22bが接続可能に構成される端子台本体部11を備える。端子台本体部11には、端子(圧着端子22bおよび後述する圧着端子101b)をねじ固定するための複数の接続端子11aが設けられている。複数の接続端子11aは、筐体21の上下方向(Z方向)に延びる側面21aに沿って一列に(X方向に)並んで配置されている。
第1実施形態では、端子台本体部11(接続端子11a)には、筐体21に収納されていない外部の回生抵抗器101(図1参照)から延びる配線101aに設けられている圧着端子101bが接続されている。回生抵抗器101は、回生抵抗器22とは異なる種類であってもよいし、同じ種類であってもよい。
また、図2では、圧着端子22bは、接続端子11aから取り外されている。そして、複数の接続端子11aのうちの2つに、回生抵抗器101の圧着端子101bが接続されている。
また、端子台10(インバータ装置20)は、端子台本体部11とは別個に設けられる端子固定部12を備える。第1実施形態では、端子固定部12は、複数(2つ)設けられている。また、端子固定部12は、端子台本体部11の下方(Z2方向側)に設けられている。なお、端子固定部12は、X方向側から見て略J字形状(図4参照)を有している。
また、端子固定部12は、弾性変形可能に構成されている。具体的には、端子固定部12は、筐体21の内部側(Y1方向側)および筐体21の内部側と反対側(Y2方向側)の各々に撓むように構成されている。
ここで、第1実施形態では、端子固定部12は、絶縁性の樹脂により形成されている。具体的には、端子固定部12は、PPE(Poly Phenylene Ether)により形成されている。
また、端子台10(インバータ装置20)は、端子固定部12と一体的に形成されている端子固定部本体部13を備える。端子固定部本体部13および端子固定部12は、単一の板状部材により一体的に形成されている。すなわち、端子固定部本体部13は、端子固定部12と同様に、PPEにより形成されている。
また、図3に示すように、端子固定部本体部13は、複数の接続端子11aが並ぶ方向(X方向)に沿って延びるように設けられている。具体的には、平面視において(Z1方向側から見て)、端子固定部本体部13は、複数の接続端子11aの列に対して筐体21の内部側とは反対側(Y2方向側)において、複数の接続端子11aの列に沿うように設けられている。
また、筐体21には、放熱フィン23a(図2参照)が下部(Z2方向側)に取り付けられている放熱板23を含む。放熱板23は、接地電位に固定されている接地面23bを含む。接地面23bは、放熱板23のうちの、放熱フィン23aが取り付けられている面(図示せず)とは反対側の面に含まれる。なお、放熱板23は、特許請求の範囲の「導電体」の一例である。
また、接地面23bは、側面21a(図1参照)に対して水平方向に突出して延びるように設けられている。具体的には、接地面23bは、側面21aよりも、筐体21の内部側とは反対側(Y2方向側)に突出している。また、接地面23bは、側面21aと直交するように設けられている。
詳細には、端子台本体部11は、側面21aに対して、筐体21の内部側とは反対側(Y2方向側)に突出する(図1参照)ように設けられている。また、図3に示すように、接地面23bは、端子台本体部11に対して、筐体21の内部側とは反対側(Y2方向側)に突出するように設けられている。
また、接地面23bは、複数の端子固定部12の下方(Z2方向側)に設けられている。具体的には、平面視において(Z1方向側から見て)、端子固定部12は、接地面23bとオーバラップするように設けられている。
ここで、第1実施形態では、図2および図3に示すように、端子固定部12は、筐体21とにより圧着端子22bを挟み込むことによって圧着端子22bを固定するように構成されている。すなわち、端子固定部12は、回生抵抗器101に設けられている圧着端子101bが端子台本体部11に接続されることにより端子台本体部11から取り外された圧着端子22bを固定するように構成されている。
具体的には、端子固定部12は、接地面23bとにより圧着端子22bを挟み込むことによって圧着端子22bを固定するように構成されている。言い換えれば、端子固定部12は、端子固定部12と接地面23bとの間に挿入され、接地面23bに配置された圧着端子22bの移動を妨げる(抑制する)ように設けられている。
また、図4に示すように、端子固定部12は、接地面23b(具体的には接地面23bに設けられる後述する凹部23f)とにより圧着端子22bを挟み込む固定部分12aを有する。固定部分12aは、接地面23bに沿って水平方向に延びるように設けられている。また、固定部分12aは、後述する接続部分12cから、筐体21の内部側とは反対側(Y2方向側)に突出するように設けられている。
また、端子固定部12は、圧着端子22bをガイドするガイド部分12bを有する。具体的には、ガイド部分12bは、圧着端子22bの端子固定部12への挿入、および、圧着端子22bの端子固定部12からの抜き出しをガイドするように構成されている。ガイド部分12bは、端子固定部12の先端12d側に向かって、接地面23bとは離間する方向(Z1方向側)に傾斜するように延びる。また、ガイド部分12bは、固定部分12aから、筐体21の内部側とは反対側(Y2方向側)に突出するように設けられている。なお、ガイド部分12bは、接地面23bに対して角度θ(たとえば45度)だけ傾斜している。
また、端子固定部12は、固定部分12aと端子固定部本体部13とを接続する接続部分12cを含む、接続部分12cは、上下方向(Z方向)に延びるように設けられている。接続部分12cは、上下方向において長さL1を有する。長さL1は、端子固定部12(ガイド部分12b)の先端12dの接地面23bからの高さHよりも大きい。
また、固定部分12aの、接続部分12cからの突出長さL2は、ガイド部分12bの、固定部分12aからの突出長さL3よりも大きい。この場合、端子固定部12(ガイド部分12b)の先端12dは、放熱板23のY2方向側の端部230よりも、筐体21の内部側に位置している。言い換えれば、平面視において(Z1方向側から見て)、先端12dを含むガイド部分12bの全体は、接地面23bとオーバラップしている。
また、第1実施形態では、図2および図3に示すように、端子固定部12は、端子固定部本体部13から複数に分岐されるように設けられている。そして、端子固定部本体部13から複数に分岐された部分(端子固定部12)の各々に、固定部分12a(図3参照)およびガイド部分12b(図3参照)が設けられている。端子固定部本体部13から複数に分岐された部分(端子固定部12)の各々には、接続部分12cも設けられている。また、端子固定部本体部13から複数に分岐された端子固定部12同士の間には、スリット部12e(図3参照)が設けられている。スリット部12eは、互いに隣り合う端子固定部12同士の、接続部分12c、固定部分12a、および、ガイド部分12bの各々の間に設けられる。
また、図2に示すように、端子固定部12の、筐体21の内部側(Y1方向側)には、配線22aを筐体21内から筐体21外へ配線するための開口24が設けられている。開口24は、端子固定部本体部13と接地面23bとの間に設けられている。言い換えると、開口24は、接地面23bの上方に配置された端子固定部本体部13と、接地面23bとの間の隙間により形成されている。
また、第1実施形態では、図4に示すように、接地面23bには、端子固定部12側(Z1方向側)に突出する突起部23cが設けられている。突起部23cは、圧着端子22bに設けられた孔部22cに係合されるように構成されている。端子固定部12は、突起部23cが孔部22cに係合された状態で、接地面23bとにより圧着端子22bを挟み込む(固定する)ように構成されている。なお、突起部23cは、特許請求の範囲の「接地面側突起部」の一例である。
具体的には、図5に示すように、圧着端子22bの孔部22cは、略円形形状を有しているとともに、突起部23cは、略円柱形状を有している。圧着端子22bの孔部22cの直径r1は、突起部23cの直径r2よりも大きい。
また、突起部23cの上面23dの外周縁には、周状に面取り加工された面取り部23eが設けられている。
また、接地面23bには、突起部23cを取り囲むように設けられる凹部23fが設けられている。凹部23fは、先端側(Y1方向側)の部分が円弧形状を有する圧着端子22bの形状に合わせて、筐体21の内部側(Y1方向側)の部分が円弧形状を有するように形成されている。凹部23fの円弧部分の直径r3は、圧着端子22bの円弧部分の直径r4よりも大きい。なお、凹部23fの円弧部分の直径r3と圧着端子22bの円弧部分の直径r4との差分(r3-r4)は、孔部22cの直径r1と突起部23cの直径r2との差分(r1-r2)よりも大きい(r3-r4>r1-r2)。
ここで、第1実施形態では、凹部23fは、圧着端子22bが凹部23fに配置されるとともに孔部22cが突起部23cに係合された状態で、凹部23fのうちの少なくとも一部により圧着端子22bを位置決めするように構成されている。端子固定部12は、突起部23cが孔部22cに係合されるとともに凹部23fに圧着端子22bが配置され、凹部23fのうちの少なくとも一部により圧着端子22bが位置決めされた状態で、接地面23bとにより圧着端子22bを挟み込む(固定する)ように構成されている。
具体的には、凹部23fは、筐体21の内部側とは反対側(Y2方向側)に向かって先細るように形成されている。そして、圧着端子22bは、圧着端子22bが凹部23fに配置された状態で、凹部23fの(Y2方向側の)端部23gに当接する。これにより、端部23gにより、凹部23fに配置された圧着端子22bの、Y2方向側への移動が規制される。なお、圧着端子22bをガイド部分12bに沿って凹部23fに配置される(凹部23fから抜き出される)場合には、圧着端子22bと端部23gとの干渉を回避することが可能である。
また、固定部分12a(図5では一点鎖線で図示)のX方向の幅W1、および、ガイド部分12b(図5では一点鎖線で図示)のX方向の幅W2は略等しい。そして、固定部分12aの幅W1およびガイド部分12bの幅W2は、凹部23f(圧着端子22b)の円弧部分の直径r3(r4)よりも大きい。これにより、平面視において(Z1方向側から見て)、凹部23f(圧着端子22b)は、固定部分12a(ガイド部分12b)からX方向にはみ出さないように設けられている。なお、平面視において(Z1方向側から見て)、固定部分12aの端部12f(固定部分12aとガイド部分12bとの接続箇所)は、突起部23cの中央近傍と重なるように位置している。
また、図6に示すように、圧着端子22bの厚みt1は、突起部23cの厚みt2(凹部23fの深さd1)よりも小さい。この場合、圧着端子22bが凹部23fに配置された状態では、圧着端子22bと固定部分12aとの間に所定の大きさの隙間Cが設けられる。隙間Cの上下方向(Z方向)の長さL4は、1mm以下である。なお、端子固定部12(固定部分12a)と接地面23bとにより圧着端子22bを挟み込むとは、圧着端子22bが、端子固定部12(固定部分12a)と接地面23bとの間に挿入された場合に、端子固定部12(固定部分12a)と圧着端子22bとの間、および、接地面23bと圧着端子22bとの間の少なくとも一方に、僅かな(1mm以下の)隙間が形成された状態をも含む広い意味である。
ここで、図7を参照して、圧着端子22bの端子固定部12への取り付け方法について説明する。図7に示すように、圧着端子22bの先端がガイド部分12bに押し付けられながら、圧着端子22bはガイド部分12bの傾斜に倣って挿入される。この際、圧着端子22bは、端子固定部12(ガイド部分12bおよび固定部分12a)を筐体21の内部側(Y1方向側)に撓ませながら、筐体21の内部側(Y1方向側)に挿入される。
次に、図8を参照して、圧着端子22bの端子固定部12からの取り外し方法について説明する。図8に示すように、圧着端子22bが上方(Z1方向側)に持ち上げられることにより、端子固定部12(ガイド部分12bおよび固定部分12a)は筐体21の内部側(Y1方向側)に撓ませられる。そして、端子固定部12が撓んだ状態で、圧着端子22bは筐体21の内部側とは反対側(Y2方向側)に引き抜かれる。
[第1実施形態の効果]
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、端子台本体部11とは別個に装置に設けられ、筐体21とにより圧着端子22bを挟み込むことによって圧着端子22bを固定する、弾性変形可能な端子固定部12を備えるように、端子台10を構成する。これにより、端子台本体部11とは別個に装置に設けられた端子固定部12が備えられることにより、回生抵抗器22とは異なる電気機器の端子を端子台本体部11に接続させる場合に、端子台本体部11から取り外された圧着端子22bがインバータ装置20の活電部に接触しないように圧着端子22bを端子固定部12により固定することができる。また、端子固定部12を弾性変形させることによって筐体21と端子固定部12とにより圧着端子22bを挟み込むだけで、圧着端子22bを固定することができる。これにより、圧着端子22bと上記活電部との接触を防止するために、圧着端子22bに絶縁性のテープを巻き付けたり、圧着端子22bをねじ固定する場合に比べて、作業を簡素化することができる。その結果、端子台本体部11に接続される端子を回生抵抗器22の圧着端子22bから他の電気機器の端子に交換する際の作業が煩雑化するのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、端子固定部12が、接地電位に固定されている接地面23bとにより圧着端子22bを挟み込むことにより、圧着端子22bを固定するように、端子台10を構成する。これにより、圧着端子22bの電位を接地電位に固定しながら、端子固定部12により圧着端子22bを固定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、端子固定部12が、接地面23bとにより圧着端子22bを挟み込む固定部分12aと、固定部分12aから端子固定部12の先端12d側に向かって、接地面23bと離間する方向に傾斜するように延びるとともに圧着端子22bをガイドするガイド部分12bと、を有するように、端子台10を構成する。これにより、ガイド部分12bにより、固定部分12aと接地面23bとの間に圧着端子22bを挿入する作業を容易化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、端子固定部12が、端子固定部本体部13から複数に分岐されるとともに分岐された部分の各々に、固定部分12aおよびガイド部分12bが設けられるように、端子台10を構成する。これにより、複数の圧着端子22bを、分岐された部分の各々に設けられる固定部分12aにより固定することができる。また、分岐された部分の各々に設けられるガイド部分12bにより、各々の固定部分12aと接地面23bとの間に圧着端子22bを挿入する作業を容易化することができる。
また、固定部分12aと接地面23bとの間に挿入するだけで圧着端子22bを容易に固定することができるので、圧着端子22bに絶縁テープを巻き付けたり、圧着端子22bをねじにより固定する場合等に比べて、ユーザは、複数の圧着端子22bを把持した状態で作業を容易に行うことができる。その結果、ユーザの作業時間を短縮することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、接地面23bから端子固定部12側に突出するように設けられる突起部23cが、圧着端子22bに設けられた孔部22cに係合された状態で、端子固定部12が、接地面23bとにより圧着端子22bを挟み込むように、端子台10を構成する。これにより、突起部23cに対する圧着端子22bの孔部22cとの係合により、圧着端子22bの移動が規制されるので、突起部23cが設けられていない場合に比べて、圧着端子22bをより安定的に固定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、突起部23cが圧着端子22bの孔部22cに係合されるとともに、凹部23fに圧着端子22bが配置され、凹部23fのうちの少なくとも一部により圧着端子22bが位置決めされた状態で、端子固定部12が、接地面23bとにより圧着端子22bを挟み込むように、端子台10を構成する。これにより、突起部23cおよび凹部23fの両方により圧着端子22bの移動を規制することができるので、圧着端子22bをより一層安定的に固定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、端子固定部12が、絶縁性の樹脂により形成されるように、端子台10を構成する。これにより、端子固定部12を介して、圧着端子22bから他の部分に端子固定部12を介して電流が流れるのを抑制することができる。
また、圧着端子22bを端子固定部12により固定することにより、圧着端子22bに絶縁テープを巻き付ける場合に比べて、作業者によるばらつきが生じるのを抑制することができるので、圧着端子22bの絶縁性にばらつきが生じるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、端子台本体部11とは別個に設けられ、筐体21とにより圧着端子22bを挟み込みことによって圧着端子22bを固定する、弾性変形可能な端子固定部12を備えるように、インバータ装置20を構成する。これにより、端子台本体部11とは別個に装置に設けられた端子固定部12が備えられることにより、回生抵抗器22とは異なる電気機器の端子を端子台本体部11に接続させる場合に、端子台本体部11から取り外された圧着端子22bがインバータ装置20の活電部に接触しないように圧着端子22bを端子固定部12により固定することができる。また、端子固定部12を弾性変形させることによって筐体21と端子固定部12とにより圧着端子22bを挟み込むだけで、圧着端子22bを固定することができる。これにより、圧着端子22bと上記活電部との接触を防止するために、圧着端子22bに絶縁性のテープを巻き付けたり、圧着端子22bをねじ固定する場合に比べて、作業を簡素化することができる。その結果、端子台本体部11に接続される端子を回生抵抗器22の圧着端子22bから他の電気機器の端子に交換する際の作業が煩雑化するのを抑制することが可能なインバータ装置20を提供することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、接地面23bに、端子固定部12側に突出するとともに、圧着端子22bに設けられた孔部22cに係合される突起部23cが設けられるように、インバータ装置20を構成する。これにより、突起部23cに対する圧着端子22bの孔部22cとの係合により、圧着端子22bの移動が規制されるので、突起部23cが設けられていないインバータ装置に比べて、圧着端子22bがより安定的に固定されるインバータ装置20を提供することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、凹部23fが、圧着端子22bが凹部23fに配置されるとともに孔部22cが突起部23cに係合された状態で、凹部23fのうちの少なくとも一部により圧着端子22bを位置決めするように、インバータ装置20を構成する。これにより、突起部23cおよび凹部23fの両方により圧着端子22bの移動を規制することができるので、圧着端子22bをより一層安定的に固定することが可能なインバータ装置20を提供することができる。
[第2実施形態]
次に、図6および図9を参照して、第2実施形態による端子台110の構成についてについて説明する。第2実施形態の端子台110では、接地面23bに突起部23cが設けられている上記第1実施形態と異なり、端子固定部120に突起部120cが設けられている。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
(端子台の構成)
図9に示すように、端子台110は、端子固定部120を備える。端子固定部120は、放熱板123の接地面123bとにより圧着端子22bを挟み込む固定部分120aを有する。また、端子固定部120は、圧着端子22bをガイドする120bを有する。固定部分120aは、ガイド部分120bに接続されている。
ここで、第2実施形態では、固定部分120aの接地面123b側(Z2方向側)には、圧着端子22bに設けられた孔部22cに係合される突起部120cが設けられている。具体的には、突起部120cは、固定部分120aの接地面123b側(Z2方向側)の面120dから接地面123b側(Z2方向側)に突出している。突起部120cは、略円柱形状を有している。なお、突起部120cは、特許請求の範囲の「端子固定部側突起部」の一例である。
圧着端子22bは、突起部120cが圧着端子22bの孔部22cに係合された状態で、端子固定部120と接地面123bとに挟み込まれることにより固定される。
また、突起部120cの厚みt3は、凹部123fの深さd2以下である。なお、凹部123fの深さd2は、圧着端子22bの厚みt1(図6参照)よりも大きい。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、固定部分120aの接地面123b側に、圧着端子22bに設けられた孔部22cに係合される突起部120cが設けられるように、端子台110を構成する。これにより、突起部120cとの係合により圧着端子22bの移動が規制されるので、突起部120cが設けられていない場合に比べて、圧着端子22bをより安定的に固定することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、筐体21の外部の回生抵抗器101(外部電気機器)が、端子台本体部11に接続される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、筐体21の内部の回生抵抗器22(内部電気機器)とは異なる、筐体21の内部に配置される回生抵抗器が、端子台本体部11に接続されてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、端子台本体部11から取り外された回生抵抗器22(内部電気機器)の圧着端子22b(内部電気機器用端子)が、端子固定部(12、120)に固定される例を示したが、本発明はこれに限られない。端子台本体部11から取り外された回生抵抗器以外の電気機器(たとえばリアクトル)の端子が、端子固定部12(120)に固定される構成であってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、圧着端子22b(内部電気機器用端子)が、端子固定部12(120)と接地面23b(123b)とにより挟まれる例を示したが、本発明はこれに限られない。圧着端子22b(内部電気機器用端子)が接触することに起因してインバータ装置20(電力変換装置、装置)の動作が異常にならないのであれば、圧着端子22b(内部電気機器用端子)が、端子固定部12(120)と非接地部分(接地電位とは異なる電位を有する部分)とにより挟まれてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、圧着端子22b(内部電気機器用端子)が、端子固定部12(120)と、放熱板23(導電体)に設けられる接地面23b(123b)とにより挟まれる例を示したが、本発明はこれに限られない。圧着端子22b(内部電気機器用端子)が、端子固定部12(120)と、絶縁体とにより挟まれてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、端子固定部12(120)が、端子固定部本体部13から複数(2つ)に分岐されている例を示したが、本発明はこれに限られない。端子固定部12(120)が、1つだけ設けられている構成であってもよい。この場合、1つの端子固定部12(120)により、複数の圧着端子22b(内部電気機器用端子)を固定してもよい。また、端子固定部12(120)が、3つ以上設けられていてもよい。
また、上記第1実施形態では、突起部23c(接地面側突起部)が設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。突起部23c(接地面側突起部)が設けられていなくてもよい。この場合、接地面23bに凹部23fが設けられていなくてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、端子固定部12(120)が、絶縁性である例を示したが、本発明はこれに限られない。端子固定部12(120)が導電性であってもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、インバータ装置20(電力変換装置)に端子台11(110)が設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。インバータ装置20以外の装置(たとえばコンバータ装置)に端子台11(110)が設けられていてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、接地面23b(123b)が水平方向に延びる例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、接地面23b(123b)が上下方向に延びるように設けられていてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、端子固定部12(120)は、接続部分12cを含む例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、端子固定部12(120)は、接続部分12cを含んでいなくてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、孔部22cが設けられた丸型の圧着端子22b(内部電気機器用端子)が、端子固定部12(120)により固定される例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、孔部が設けられていない圧着端子(たとえば、切り欠きが設けられるY型形状の端子等)が、端子固定部12(120)により固定されるように構成されていてもよい。また、圧着端子以外の端子(たとえばUSB端子)が端子固定部12(120)により固定されてもよい。
10、110 端子台
11 端子台本体部
12、120 端子固定部
12a 固定部分
12b ガイド部分
12d 先端
13 端子固定部本体部
20 インバータ装置(装置)(電力変換装置)
21 筐体
22 回生抵抗器(内部電気機器)
22a 配線(内部電気機器用配線)
22b 圧着端子(内部電気機器用端子)
22c 孔部
23 放熱板(導電体)
23b 接地面
23c 突起部(接地面側突起部)
23f、123f 凹部
120c 突起部(端子固定部側突起部)

Claims (11)

  1. 装置の筐体内に収納されている内部電気機器から延びる内部電気機器用配線に設けられる内部電気機器用端子が接続可能に構成され、前記装置に設けられた端子台本体部と、
    前記端子台本体部とは別個に離間して前記装置に設けられ、前記筐体とにより前記内部電気機器用端子を挟み込むことによって前記内部電気機器用端子を固定する、弾性変形可能な端子固定部と、を備え
    前記端子台本体部に接続される端子を前記内部電気機器用端子から他の電気機器の端子に交換する際に、交換される前記内部電気機器用端子を前記端子固定部に固定するように構成されている、端子台。
  2. 前記端子固定部は、前記筐体に含まれる導電体に設けられる、接地電位に固定されている接地面とにより前記内部電気機器用端子を挟み込むことにより、前記内部電気機器用端子を固定するように構成されている、請求項1に記載の端子台。
  3. 前記端子固定部は、前記接地面とにより前記内部電気機器用端子を挟み込む固定部分と、前記固定部分から前記端子固定部の先端側に向かって、前記接地面と離間する方向に傾斜するように延びるとともに前記内部電気機器用端子をガイドするガイド部分と、を有する、請求項2に記載の端子台。
  4. 前記端子固定部と一体的に形成されている端子固定部本体部をさらに備え、
    前記端子固定部は、前記端子固定部本体部から複数に分岐されるとともに分岐された部分の各々に、前記固定部分および前記ガイド部分が設けられている、請求項3に記載の端子台。
  5. 前記固定部分の前記接地面側には、前記内部電気機器用端子に設けられた孔部に係合される端子固定部側突起部が設けられている、請求項3または4に記載の端子台。
  6. 前記接地面から前記端子固定部側に突出するように設けられる接地面側突起部が、前記内部電気機器用端子に設けられた孔部に係合された状態で、前記端子固定部は、前記接地面とにより前記内部電気機器用端子を挟み込むように構成されている、請求項2~4のいずれか1項に記載の端子台。
  7. 前記接地面側突起部が前記内部電気機器用端子の前記孔部に係合されるとともに、前記接地面において前記接地面側突起部を取り囲むように設けられる凹部に前記内部電気機器用端子が配置され、前記凹部のうちの少なくとも一部により前記内部電気機器用端子が位置決めされた状態で、前記端子固定部は、前記接地面とにより前記内部電気機器用端子を挟み込むように構成されている、請求項6に記載の端子台。
  8. 前記端子固定部は、絶縁性の樹脂により形成されている、請求項1~7のいずれか1項に記載の端子台。
  9. 筐体と、
    前記筐体に収納されている電力変換用の内部電気機器と、
    前記内部電気機器から延びる内部電気機器用配線に設けられる内部電気機器用端子が接続可能に構成される端子台本体部と、
    前記端子台本体部とは別個に離間して設けられ、前記筐体とにより前記内部電気機器用端子を挟み込むことによって前記内部電気機器用端子を固定する、弾性変形可能な端子固定部と、を備え
    前記端子台本体部に接続される端子を前記内部電気機器用端子から他の電気機器の端子に交換する際に、交換される前記内部電気機器用端子を前記端子固定部に固定するように構成されている、電力変換装置。
  10. 前記筐体は、接地電位に固定されている接地面が設けられる導電体を含み、
    前記接地面には、前記端子固定部側に突出するとともに、前記内部電気機器用端子に設けられた孔部に係合される接地面側突起部が設けられている、請求項9に記載の電力変換装置。
  11. 前記接地面には、前記接地面側突起部を取り囲むように設けられる凹部が設けられ、
    前記凹部は、前記内部電気機器用端子が前記凹部に配置されるとともに前記孔部が前記接地面側突起部に係合された状態で、前記凹部のうちの少なくとも一部により前記内部電気機器用端子を位置決めするように構成されている、請求項10に記載の電力変換装置。
JP2019044511A 2019-03-12 2019-03-12 端子台および電力変換装置 Active JP7298206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019044511A JP7298206B2 (ja) 2019-03-12 2019-03-12 端子台および電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019044511A JP7298206B2 (ja) 2019-03-12 2019-03-12 端子台および電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020149809A JP2020149809A (ja) 2020-09-17
JP7298206B2 true JP7298206B2 (ja) 2023-06-27

Family

ID=72429817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019044511A Active JP7298206B2 (ja) 2019-03-12 2019-03-12 端子台および電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7298206B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009211903A (ja) 2008-03-04 2009-09-17 Omron Corp 丸型端子用スクリューレス端子台
JP2016116324A (ja) 2014-12-15 2016-06-23 富士電機株式会社 電気設備システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009211903A (ja) 2008-03-04 2009-09-17 Omron Corp 丸型端子用スクリューレス端子台
JP2016116324A (ja) 2014-12-15 2016-06-23 富士電機株式会社 電気設備システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020149809A (ja) 2020-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7026025B2 (ja) コネクタ組立体及びコネクタ
US10297998B2 (en) Electrical junction box
JP6720042B2 (ja) ケーブル接続用構造体およびケーブル用コネクタ
JP4136924B2 (ja) 同軸電気コネクタ
EP1589620A1 (en) Coaxial Cable Connector
JP4964218B2 (ja) 光電気変換装置、及び、これに用いる光電気複合型コネクタ
JP6603264B2 (ja) 端子台
KR20150041119A (ko) 커넥터
JP2017168445A (ja) 電気コンタクトデバイス、電気コンタクトユニット、ならびに電気コネクタ
JP2019185858A (ja) L形同軸端子を備えたコネクタおよびその製造方法
JP4911257B1 (ja) ねじ端子台、電動機制御装置及び電気機器
JP6120168B2 (ja) コネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケット
TWI555280B (zh) Electrical connector
JP7298206B2 (ja) 端子台および電力変換装置
JP2020071954A (ja) 電気コネクタおよび電子デバイス
KR20100083413A (ko) 버스바조립체
JP6395163B1 (ja) 電子機器
US20100112857A1 (en) Conducting device for the electric contact of a conducting shielding sheath
JP4347365B2 (ja) 多極コネクタ
US10873140B1 (en) Cable connection structure used in vehicle antenna device
JP6832446B2 (ja) 絶縁カバー
JP2011134924A (ja) 電子部品
TW201112511A (en) Module structure of power connector
JP2012524365A (ja) 壁を通して配線を導く電気端子
JP7151923B1 (ja) 電力変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7298206

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150