JP2010266233A - 磁界検出装置 - Google Patents

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Masashi Omuro
雅司 大室
Hiroshi Kitada
浩志 北田
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Abstract

【課題】磁界検出装置における磁界の検出感度を高める。
【解決手段】磁界検出装置3を基板5とコイル状導電部9とから構成し、各ビアホール12,19,21および各ボンディングワイヤ18,23等を、O−Oを軸線とする螺旋状に配置することによりコイル状導電部9を形成する。これにより、コイル状導電部9におけるループの面積を大きくすることができ、磁界検出の際に、コイル状導電部9に発生する起電力を大きくすることができ、磁界の検出感度を高めることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば磁界プローブ等に用いることができる磁界検出装置に関する。
プリント回路基板や集積回路等を備えた電子機器における電磁干渉妨害(EMI)の評価または抑制対策の検討等のために近傍磁界測定が行われる。例えばこのような近傍磁界測定に用いられる測定機器として磁界プローブが知られている。
磁界プローブに適用可能な従来技術による磁界検出装置として、金属パターンおよびワイヤボンディングにより形成されたコイル状導電部中に磁性膜を配置すると共に、前記磁性膜にバイアス磁界を印加するための永久磁石を設ける構成を有するものが知られている(特許文献1参照)。
この従来技術による磁界検出装置は、ガラス基板の表面に複数の金属平板からなる短冊アレイ状の金属パターンを設け、該金属パターン上に第1の絶縁膜、磁性膜および第2の絶縁膜を順次積層し、前記絶縁膜等の一部を除去して前記各金属平板の端部を露出させ、互いに隣接する前記金属平板の端部同士を、前記磁性膜を跨ぐようにワイヤボンディングにより接続する構成を有する。さらに、前記ガラス基板の裏面には、前記磁性膜にバイアス磁界を印加するための永久磁石が設けられている。
また、磁界プローブに適用可能な従来技術による他の磁界検出装置として、導体柱およびボンディングワイヤからなるコイル状導電部中に磁性圧粉体を配置する構成を有するものが知られている(特許文献2参照)。
この従来技術による磁界検出装置は、絶縁性磁性粒子の粉末を固めることにより平板状の磁性圧粉体を形成し、該磁性圧粉体に、該磁性圧粉体の表面と直交する方向に直線状に伸びる複数の導体柱を埋め込み、前記磁性圧粉体の表面に露出した前記複数の導体柱の端面同士を、前記磁性圧粉体の表面に沿って直線状に伸びるボンディングワイヤにより接続すると共に、前記磁性圧粉体の裏面に露出した前記複数の導体柱の端面同士を、前記磁性圧粉体の裏面に沿って直線状に伸びるボンディングワイヤにより接続する構成を有する。
国際公開第2004/086073号パンフレット 特開2006−196801号公報
上述したように、従来技術による磁界検出装置はいずれも、コイル状導電部中に磁性体を配置する構成である。
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術による磁界検出装置は、コイル状導電部が、ガラス基板の表面に配置された複数の金属平板と、これら金属平板の端部同士を接続するワイヤボンディングとから形成された、いわば薄膜状コイルである。このため、コイル状導電部におけるループの面積が小さい。
また、特許文献2に記載の従来技術による磁界検出装置のコイル状導電部は、磁性圧粉体の表面と直交する方向に直線状に伸びる複数の導体柱と、磁性圧粉体の表面に沿って直線状に伸びる複数のボンディングワイヤと、磁性圧粉体の裏面に沿って直線状に伸びる複数のボンディングワイヤとから形成された薄板状のコイルである。このため、このコイル状導電部もループの面積が小さい。
このように従来技術による磁界検出装置はコイル状導電部のループの面積が小さいため、磁界の検出を行うときに、コイル状導電部に発生する起電力が小さく、磁界の検出感度が低い。この結果、上述した従来技術による磁界検出装置を適用して、磁界を高感度に検出可能な磁気プローブを実現することは難しい。
一方、従来技術による磁界検出装置はいずれも、コイル状導電部中に配置する物体が磁性体である。また、特許文献1に記載の磁界検出装置は、磁性膜にバイアス磁界を印加するための永久磁石を有する。
高周波帯域では磁性体が電磁界を妨げるため、磁性体または永久磁石を有する磁界検出装置では、高周波磁界の検出感度を高めることは困難である。この結果、上述した従来技術による磁界検出装置を適用して、高周波の磁界を高感度に検出可能な磁界プローブを実現することは難しい。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、磁界の検出感度を高めることができる磁界検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の磁界検出装置は、互いに直交するX方向、Y方向、Z方向のうちZ方向が厚さ方向となり、X方向およびY方向に平行な表面および裏面を有する基板と、前記基板に設けられ、Y方向に伸びる軸線を有する螺旋状に形成され、Y方向の磁界を検出するためのコイル状導電部とを備え、前記コイル状導電部は、前記基板をZ方向に貫き前記基板に互いにX方向に離間して配置された1対の貫通導電部を互いにY方向に離間して複数対配置し、前記基板の表面側に位置する前記各対の貫通導電部の端部間を接続すると共に前記基板の表面からZ方向に外向きに突出する円弧状の第1の導線を設け、前記基板の裏面側に位置する前記各対の貫通導電部の端部間を接続すると共に前記基板の裏面からZ方向に外向きに突出する円弧状の第2の導線を設けることにより構成されている。
また、請求項2に係る発明の磁界検出装置は、前記基板が誘電体により形成されている。
また、請求項3に係る発明の磁界検出装置は、前記各貫通導電部が前記基板をZ方向に貫くビアホールにより構成されている。
また、請求項4に係る発明の磁界検出装置は、前記基板が複数の層をZ方向に積層した多層基板であり、前記各貫通導電部が前記基板の複数の層のそれぞれをZ方向に貫く複数のビアホールを前記基板の表面から裏面にかけて円弧状に配列することにより形成されている。
上述した請求項1に係る発明の磁界検出装置によれば、磁界を検出するためのコイル状導電部を、基板の表面からZ方向に外向きに突出する円弧状の第1の導線と、基板の裏面からZ方向に外向きに突出する円弧状の第2の導線とを設ける構成としたことにより、コイル状導電部の形状を、軸線上に中心点を有する円を描きながらY方向に伸張する螺旋の形状に類似した形状とすることができる。これにより、コイル状導電部におけるループの面積を大きくすることができる。したがって、Y方向の磁界の検出を行うときに、コイル状導電部に発生する起電力を大きくすることができ、磁界の検出感度を高めることができる。
また、請求項2に係る発明の磁界検出装置によれば、基板を磁性体ではなく誘電体により形成することにより、高周波帯域において磁性体が電磁界を妨げるといった従来技術における現象を排除することができる。これにより、高周波帯域における磁界の検出感度を高めることができる。
また、請求項3に係る発明の磁界検出装置によれば、コイル状導電部を、基板の表面から突出する円弧状の第1の導線と、基板の裏面から突出する円弧状の第2の導線と、ビアホールとから形成したことにより、大きいループ面積を有するコイル状導電部を容易に形成することができ、磁界の検出感度が高い磁界検出装置を容易に実現することができる。
また、請求項4に係る発明の磁界検出装置によれば、コイル状導電部の各貫通導電部を、多層基板の複数の層のそれぞれを貫く複数のビアホールを基板の表面から裏面にかけて円弧状に配列する構成としたことにより、コイル状導電部の形状を、軸線上に中心点を有する円を描きながらY方向に伸張する螺旋の形状に一層類似した形状とすることができる。これにより、コイル状導電部におけるループの面積を大きくすることができ、磁界検出時において、コイル状導電部に発生する起電力を大きくすることができ、磁界の検出感度を高めることができる。
本発明の第1の実施形態による磁界検出装置を搭載した磁界プローブを信号処理回路と共に示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態による磁界検出装置を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態による磁界検出装置を示す正面図である。 図3中の矢示IV−IV方向から見た磁界検出装置を示す横断面図である。 図3中の矢示V−V方向から見た磁界検出装置を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態による磁界検出装置を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態による磁界検出装置を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態による磁界検出装置を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。まず、本発明の第1の実施形態について図1ないし図5に従って説明する。
図1において、1は本発明の第1の実施形態による後述の磁界検出装置3が搭載された磁界プローブであり、該磁界プローブ1は、例えば、プリント回路基板や集積回路等を備えた電子機器の近傍磁界測定に用いられる。
そして、磁界プローブ1は、筒状のケース2(説明の便宜上、二点鎖線で図示)と、該ケース2の先端部分に搭載された後述する磁界検出装置3とから大略構成されている。さらに、磁界検出装置3は、磁界プローブ1に搭載され、または磁界プローブ1の外部に設けられた信号処理回路4に電気的に接続されている。この信号処理回路4は、後述するコイル状導電部9を流れる検出電流に基づいて磁界の検出、解析等を行う回路である。
3は本発明の第1の実施形態による磁界検出装置であり、該磁界検出装置3は、後述する基板5およびコイル状導電部9から大略構成され、上述した電子機器等の測定対象における垂直方向(Y方向)の磁界を検出するものである。
図2において、5は基板であり、該基板5は誘電体により形成され、互いに直交するX方向、Y方向、Z方向のうちZ方向が厚さ方向となり、X方向およびY方向に平行な表面5Aおよび裏面5Bを有する。そして、該基板5は、例えば短辺の長さ寸法がおよそ1.5mm、長辺の長さ寸法がおよそ3mm、厚さ寸法がおよそ600μmの平板状に形成されている。また、基板5の下端は、磁界検出装置3がケース2に取り付けられた状態で、図1に示すように磁界プローブ1の先端部分に配置され、磁界検出時に、電子機器等の測定対象に接近し、当該測定対象と対向する。
また、基板5は例えば3層の多層基板であり、いずれも誘電体により形成された第1の層6、第2の層7、第3の層8をZ方向に積層することにより形成されている。そして、層6は表側面6Aおよび裏側面6Bを有する。なお、層6の表側面6Aは基板5の表面5Aに当たる。同様に、層7は表側面7Aおよび裏側面7Bを有し、層8は表側面8Aおよび裏側面8Bを有する。なお、裏側面8Bは基板5の裏面5Bに当たる。
9は上述した電子機器等の測定対象における垂直方向(Y方向)の磁界を検出するコイル状導電部であり、該コイル状導電部9は、基板5に設けられ、Y方向に伸びる軸線O−Oを有する螺旋状に形成されている。具体的には、該コイル状導電部9は、後述する複数個のビアホール12,19,21、および複数本のボンディングワイヤ18,23等を、図2に示すように、これらが全体として、軸線O−O上に中心点を有する円(例えば真円)を描きながらY方向に伸張する螺旋の形状に類似した形状となるように基板5に配置し、それぞれ接続することにより形成されている。ここで、軸線O−Oは、基板5のX方向中間位置およびZ方向中間位置を通過してY方向に伸びている。
即ち、10は図2、図3において基板5の表面5Aの左下側に設けられ、コイル状導電部9の始端側に位置する始端電極である。11は基板5の表面5Aの左下側から左上側に向けて伸びる始端配線パターンであり、該始端配線パターン11の下端側は始端電極10と接続され、上端側は図示しない電線等を介して信号処理回路4に接続されている。
12は層6をZ方向に貫く4個のビアホールである。即ち、層6にはX方向に離間して配置された1対のビアホール12が互いにY方向に離間して2対配置されており、第1の対が、右下側に配置されたビアホール12と左下側に配置されたビアホール12とからなり、第2の対が、右上側に配置されたビアホール12と左上側に配置されたビアホール12とからなる。
また、各ビアホール12において、表面5A側の端部は、表面5A上に設けられた表面電極13に接続され、裏側面6B側の端部は、層6と層7との間に設けられた中間電極14に接続されている。これにより、各表面電極13と各中間電極14との間は各ビアホール12を介して電気的に接続されている。なお、各ビアホール12は、後述する各ビアホール19,21と共に、基板5の表面5Aと裏面5Bとの間をZ方向に貫く貫通導電部を構成する。
15はコイル状導電部9の終端側に位置する終端ビアホールであり、該終端ビアホール15は、層6において各ビアホール12よりもさらに上側に配設され、層6をZ方向に貫いている。そして、該終端ビアホール15において、表面5A側の端部は、表面5A上に設けられた終端表面電極16に接続され、裏側面6B側の端部は、層6と層7との間に設けられた終端中間電極17に接続されている。これにより、終端表面電極16と終端中間電極17との間は終端ビアホール15を介して電気的に接続されている。
18は基板5の表面5AからZ方向に外向きに突出する円弧状に形成された3本のボンディングワイヤであり、これらボンディングワイヤ18のうち、下側に位置するボンディングワイヤ18は、その一端が始端電極10に接続され、他端が右下側に位置する表面電極13に接続され、これにより、表面5A側において、始端電極10と右下側に位置するビアホール12の端部との間を電気的に接続している。また、中間に位置するボンディングワイヤ18は、その一端が左下側に位置する表面電極13に接続され、他端が右上側に位置する表面電極13に接続され、これにより、表面5A側において、左下側に位置するビアホール12の端部と右上側に位置するビアホール12の端部との間を電気的に接続している。さらに、上側に位置するボンディングワイヤ18は、その一端が左上側に位置する表面電極13に接続され、他端が終端表面電極16に接続され、これにより、表面5A側において、左上側に位置するビアホール12の端部と終端表面電極16との間を電気的に接続している。
図2において、19は層7をZ方向に貫く4個のビアホールである。即ち、層7にはX方向に離間して配置された1対のビアホール19が互いにY方向に離間して2対配置されており、第1の対が、右下側に配置されたビアホール19と左下側に配置されたビアホール19とからなり、第2の対が、右上側に配置されたビアホール19と左上側に配置されたビアホール19とからなる。これら4個のビアホール19は、層6に設けられた4個のビアホール12とそれぞれほぼ対応する位置に配置されている(なお、後述するように、各ビアホール12の位置と各ビアホール19の位置とは完全には対応していない)。
また、各ビアホール19において、表側面7A側の端部は、層6と層7との間に設けられた中間電極14に接続され、裏側面7B側の端部は、層7と層8との間に設けられた中間電極20に接続されている。これにより、各中間電極14と各中間電極20との間は各ビアホール19を介して電気的に接続されている。また、互いにほぼ対応する位置に配置された各ビアホール12と各ビアホール19との間は中間電極14を介して電気的に接続されている。
21は層8をZ方向に貫く4個のビアホールである。即ち、層8にはX方向に離間して配置された1対のビアホール21が互いにY方向に離間して2対配置されており、第1の対が、右下側に配置されたビアホール21と左下側に配置されたビアホール21とからなり、第2の対が、右上側に配置されたビアホール21と左上側に配置されたビアホール21とからなる。これら4個のビアホール21は、層8に設けられた4個のビアホール19とそれぞれほぼ対応する位置に配置されている(なお、後述するように、各ビアホール19の位置と各ビアホール21の位置とは完全には対応していない)。
また、各ビアホール21において、表側面8A側の端部は、層7と層8との間に設けられた中間電極20に接続され、裏面5B側の端部は、裏面5B上に設けられた表面電極22に接続されている。これにより、各中間電極20と各表面電極22との間は各ビアホール21を介して電気的に接続されている。また、互いにほぼ対応する位置に配置された各ビアホール19と各ビアホール21との間は中間電極20を介して電気的に接続されている。
23は基板5の裏面5BからZ方向に外向きに突出する円弧状に形成された2本のボンディングワイヤであり、これらボンディングワイヤ23のうち、下側に位置するボンディングワイヤ23は、その一端が右下側に位置する表面電極22に接続され、他端が左下側に位置する表面電極22に接続され、これにより、裏面5B側において、右下側に位置するビアホール21の端部と左下側に位置するビアホール21の端部との間を電気的に接続している。また、上側に位置するボンディングワイヤ23は、その一端が右上側に位置する表面電極22に接続され、他端が左上側に位置する表面電極22に接続され、これにより、裏面5B側において、右上側に位置するビアホール21の端部と左上側に位置するビアホール21の端部との間を電気的に接続している。
24は終端中間電極17から基板5の上側端面に向けて層6と層7との間を伸びる終端配線パターンであり、該終端配線パターン24の下端側は終端中間電極17と接続され、上端側は図示しない電線等を介して信号処理回路4に接続されている。
ここで、コイル状導電部9を構成する各ビアホール12,19,21、および各ボンディングワイヤ18,23等は、上述したように、これらが全体として、軸線O−O上に中心点を有する円を描きながらY方向に伸張する螺旋の形状に類似した形状となるように基板5に配置されている。これら各ビアホール12,19,21、および各ボンディングワイヤ18,23のこのような配置についてさらに詳細に説明する。
即ち、図4に示すように、各ボンディングワイヤ18、23は、軸線O−O上に中心点を有する円C(図4において二点鎖線で図示)の円周の一部とほぼ重なり合うように、当該円周の一部とほぼ同一の曲率をもって湾曲している。
さらに、互いにほぼ対応する位置に配置され、中間電極14,20を介して順次接続された各ビアホール12,19,21は、基板5の表面5Aから裏面5BにかけてZ方向に、円Cの円周の一部とほぼ重なり合うように円弧状に配列されている。即ち、基板5の右側に配置された各ビアホール12,19,21において、ビアホール19がビアホール12,21よりも右方向にずれた位置に配置されている。また、基板5の左側に配置された各ビアホール12,19,21において、ビアホール19がビアホール12,21よりも左方向にずれた位置に配置されている。
また、図5に示すように、各ボンディングワイヤ18、23は、軸線O−Oを有し、始端電極10から終端中間電極17に向けて、基板5の下側から上側に向けて伸びる螺旋S(図5において二点鎖線で図示)の一部とほぼ重なり合うように配置されている。
さらに、互いにほぼ対応する位置に配置され、中間電極14,20を介して順次接続された各ビアホール12,19,21は、螺旋Sの一部とほぼ重なり合うように配列されている。即ち、基板5の右側に配置された各ビアホール12,19,21において、ビアホール19はビアホール12よりも上方向にずれた位置に配置され、ビアホール21はこのビアホール19よりも上方向にずれた位置に配置されている。また、基板5の左側に配置された各ビアホール12,19,21において、ビアホール19はビアホール21よりも上方向にずれた位置に配置され、ビアホール12はこのビアホール19よりも上方向にずれた位置に配置されている。
本発明の第1の実施形態による磁界検出装置3は以上のような構成を有するものであり、磁界測定時において次のように動作する。即ち、磁界測定対象である例えば電子機器のプリント回路基板または集積回路等に磁界プローブ1の先端部分を接近させると、プリント回路基板または集積回路等から発生する垂直方向(Y方向)の磁界により、磁界検出装置3のコイル状導電部9、即ち、各ビアホール12,19,21および各ボンディングワイヤ18,23等に検出電流が流れる。そして、信号処理回路4は、この検出電流に基づいてプリント回路基板または集積回路等から発生する磁界の検出を行う。
以上説明したとおり、本発明の第1の実施形態による磁界検出装置3によれば、コイル状導電部9、即ち、各ビアホール12,19,21および各ボンディングワイヤ18,23等を、全体として、軸線O−O上に中心点を有する円を描きながらY方向に伸張する螺旋の形状と類似した形状に配置したことにより、コイル状導電部9におけるループの面積を、従来技術による薄膜状コイルまたは薄板状コイルのループ面積と比較して大きくすることができる。
特に、各ボンディングワイヤ18,23を、基板5の両面から外向きにそれぞれ大きく突出する円弧状としたことにより、コイル状導電部9の形状を、軸線O−O上に中心点を有する円(例えば真円)を描きながらY方向に伸張する螺旋の形状とほぼ一致させることができ、コイル状導電部9におけるループの面積を大きくすることができる。
さらに、基板5の表面5Aと裏面5Bとの間において互いにほぼ対応する位置に配置された各ビアホール12,19,21を、軸線O−O上に中心点を有する円(例えば真円)を描きながらY方向に伸張する螺旋の軌跡(即ち、図4に示す円C、および図5に示す螺旋S)に沿うように、相互にずらして円弧状に配列したことにより、コイル状導電部9におけるループの面積を大きくすることができる。
そして、このようにコイル状導電部9におけるループの面積を大きくすることにより、磁界の検出を行うときに、コイル状導電部9に発生する起電力を大きくすることができ、磁界の検出感度を高めることができる。
また、各ビアホール12,19,21および各ボンディングワイヤ18,23等を、軸線O−O上に中心点を有する円を描きながらY方向に伸張する螺旋の形状に類似した形状となるように基板5に配置し、それぞれを接続することでコイル状導電部9を形成することにより、大きなループ面積を有するコイル状導電部9を容易に形成することができ、磁界を高感度に検出可能な磁界検出装置3ないし磁界プローブ1を容易に実現することができる。
また、基板5を磁性体ではなく誘電体により形成することにより、高周波帯域において磁性体が電磁界を妨げるといった従来技術における現象を排除することができ、高周波帯域における磁界の検出感度を高めることができる。
即ち、仮に、従来技術のように、基板5を、磁性体を用いて形成した場合には、数百MHz〜数GHz程度の高周波帯域において磁性体が高周波の磁界の通過を妨げるから、磁界の検出感度が低下する。また、基板5に磁性体を用いた場合には、高周波帯域でコイル状導電部9のインダクタンスが大きくなり、そのインピーダンスが配線パターン11,24の正規インピーダンス(例えば50Ω)を超えてしまう。このため、高周波帯域でコイル状導電部9と配線パターン11,24との間のインピーダンス整合を取ることができず、高周波の磁界を検出するのが難しくなる。これに対し、本実施形態では、基板5を、誘電体を用いて形成したので、このような問題が生じることがなく、高周波の磁界に対する検出感度を高めることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図6に従って説明する。なお、図6において、図2に示す第1の実施形態による磁界検出装置3と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図2に示す第1の実施形態による磁界検出装置3では、始端配線パターン11が基板5の表面5A上の左端側に設けられ、この始端配線パターン11がコイル状導電部9のループの外に配置されている。これに対し、図6に示す第2の実施形態による磁界検出装置31では、始端配線パターン32が始端配線パターン11と比較して右方向に移動しており、始端配線パターン32がコイル状導電部9のループ内に配置されている。
このような構成を有する第2の実施形態による磁界検出装置31によっても、第1の実施形態による磁界検出装置3とほぼ同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態について図7に従って説明する。即ち、図2に示す第1の実施形態による磁界検出装置3では、基板5が多層基板であり、ビアホール12,19,21が層6,7,8ごとに設けられ、基板5の表面5Aと裏面5Bとの間を貫く各貫通導電部を、これらビアホール12,19,21を順次接続することにより形成している。これに対し、図7に示す第3の実施形態による磁界検出装置41は、後述するように、基板42が一層であり、基板42の表面42Aと裏面42Bとの間を貫く各貫通導電部を単一のビアホール46により構成している。
即ち、磁界検出装置41において、42は誘電体により形成され、Z方向が厚さ方向となり、X方向およびY方向に平行な表面42Aおよび裏面42Bを有する1層の基板である。また、43は該基板42に設けられ、Y方向に伸びる軸線O−Oを有する螺旋状に形成され、磁界を検出するためのコイル状導電部である。そして、コイル状導電部43は、複数個のビアホール46および複数本のボンディングワイヤ53,54等により構成されている。
即ち、44は基板42の表面42A上の左下側に設けられた始端電極であり、45は始端配線パターンである。そして、46は基板42をZ方向に貫く貫通導電部としての4個のビアホールである。即ち、基板42にはX方向に離間して配置された1対のビアホール46が互いにY方向に離間して2対配置されており、第1の対が、右下側に配置されたビアホール46と左下側に配置されたビアホール46とからなり、第2の対が、右上側に配置されたビアホール46と左上側に配置されたビアホール46とからなる。そして、各ビアホール46は、基板42の表面42Aに設けられた各表面電極47と、裏面42Bに設けられた各表面電極48との間を電気的に接続している。
49は終端ビアホールであり、基板42をZ方向に貫き、基板42の表面42Aに設けられた終端電極50と、裏面42Bに設けられた終端電極51との間を電気的に接続している。52は終端電極51に接続された終端配線パターンである。
53は基板42の表面42AからZ方向に外向きに突出する円弧状に形成された3本のボンディングワイヤであり、これらボンディングワイヤ53のうち、下側に位置するボンディングワイヤ53は、その一端が始端電極44に接続され、他端が右下側に位置する表面電極47に接続され、これにより、表面42A側において、始端電極44と右下側に位置するビアホール46の端部との間を電気的に接続している。また、中間に位置するボンディングワイヤ53は、その一端が左下側に位置する表面電極47に接続され、他端が右上側に位置する表面電極47に接続され、これにより、表面42A側において、左下側に位置するビアホール46の端部と右上側に位置するビアホール46の端部との間を電気的に接続している。さらに、上側に位置するボンディングワイヤ53は、その一端が左上側に位置する表面電極47に接続され、他端が終端電極50に接続され、これにより、表面42A側において、左上側に位置するビアホール46の端部と終端電極50との間を電気的に接続している。
54は基板42の裏面42BからZ方向に外向き突出する円弧状に形成された2本のボンディングワイヤであり、これらボンディングワイヤ54のうち、下側に位置するボンディングワイヤ54は、その一端が右下側に位置する表面電極48に接続され、他端が左下側に位置する表面電極48に接続され、これにより、裏面42B側において、右下側に位置するビアホール46の端部と左下側に位置するビアホール46の端部との間を電気的に接続している。また、上側に位置するボンディングワイヤ54は、その一端が右上側に位置する表面電極48に接続され、他端が左上側に位置する表面電極48に接続され、これにより、裏面42B側において、右上側に位置するビアホール46の端部と左上側に位置するビアホール46の端部との間を電気的に接続している。
このような構成を有する第3の実施形態による磁界検出装置41によっても、基板42が第1の実施形態における基板5と比較して薄い場合等には、第1の実施形態による磁界検出装置3とほぼ同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第4の実施形態について図8に従って説明する。なお、図8において、図7に示す第3の実施形態による磁界検出装置41と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7に示す第3の実施形態による磁界検出装置41では、始端配線パターン45が基板42の表面42A上の左端側に設けられ、この始端配線パターン45がコイル状導電部43のループの外に配置されている。これに対し、図8に示す第4の実施形態による磁界検出装置61では、始端配線パターン62が始端配線パターン45と比較して右方向に移動しており、始端配線パターン62がコイル状導電部43のループ内に配置されている。
このような構成を有する第4の実施形態による磁界検出装置61によっても、第3の実施形態による磁界検出装置41とほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、上述した第1および第2の実施形態では、基板5が3層の多層基板である場合を例にあげたが、本発明はこれに限らない。基板5として2層または4層以上の多層基板を用いてもよい。このような場合でも、各層ごとにビアホールを設け、基板の表面と裏面との間において互いにほぼ対応する位置に配置された各ビアホールを、軸線上に中心点を有する円を描くようにY方向に伸びる螺旋の軌跡に沿うように、互いにずらして円弧状に配列することが望ましい。
また、上述した各実施形態では、コイル状導電部9(43)の巻数をおよそ2.5巻としたが、コイル状導電部9(43)の巻数を1巻、2巻または3巻以上としてもよい。
また、各実施形態では、コイル状導電部9(43)を、基板5(42)の下端から基板5(42)のY方向における中間部までの間に設ける場合を例に挙げたが、これに限らず、コイル状導電部9(43)を基板5(42)の下端の近傍のみに設けてもよいし、コイル状導電部9(43)を基板5(42)の下端から上端にかけて全体的に設けてもよい。
3,31,41,61 磁界検出装置
5,42 基板
5A,42A 表面
5B,42B 裏面
6,7,8 層
6A,7A,8A 表側面
6B,7B,8B 裏側面
9,43 コイル状導電部
12,19,21,46 ビアホール(貫通導電部)
18,53 ボンディングワイヤ(第1の導線)
23,54 ボンディングワイヤ(第2の導線)

Claims (4)

  1. 互いに直交するX方向、Y方向、Z方向のうちZ方向が厚さ方向となり、X方向およびY方向に平行な表面および裏面を有する基板と、
    前記基板に設けられ、Y方向に伸びる軸線を有する螺旋状に形成され、Y方向の磁界を検出するためのコイル状導電部とを備え、
    前記コイル状導電部は、
    前記基板をZ方向に貫き前記基板に互いにX方向に離間して配置された1対の貫通導電部を互いにY方向に離間して複数対配置し、
    前記基板の表面側に位置する前記各対の貫通導電部の端部間を接続すると共に前記基板の表面からZ方向に外向きに突出する円弧状の第1の導線を設け、
    前記基板の裏面側に位置する前記各対の貫通導電部の端部間を接続すると共に前記基板の裏面からZ方向に外向きに突出する円弧状の第2の導線を設けることにより構成してなる磁界検出装置。
  2. 前記基板は誘電体により形成してなる請求項1に記載の磁界検出装置。
  3. 前記各貫通導電部は前記基板をZ方向に貫くビアホールである請求項1または2に記載の磁界検出装置。
  4. 前記基板は複数の層をZ方向に積層した多層基板であり、
    前記各貫通導電部は前記基板の複数の層のそれぞれをZ方向に貫く複数のビアホールを前記基板の表面から裏面にかけて円弧状に配列することにより形成してなる請求項1または2に記載の磁界検出装置。
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