JP4710996B2 - 電流センサ - Google Patents

電流センサ Download PDF

Info

Publication number
JP4710996B2
JP4710996B2 JP2009055274A JP2009055274A JP4710996B2 JP 4710996 B2 JP4710996 B2 JP 4710996B2 JP 2009055274 A JP2009055274 A JP 2009055274A JP 2009055274 A JP2009055274 A JP 2009055274A JP 4710996 B2 JP4710996 B2 JP 4710996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
conductor
line portion
insulating base
conductors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009055274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009135523A (ja
Inventor
明実 塩川
安男 市村
英司 岩見
孝明 忠澤
和久 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009055274A priority Critical patent/JP4710996B2/ja
Publication of JP2009135523A publication Critical patent/JP2009135523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4710996B2 publication Critical patent/JP4710996B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

本発明は、電気、電子部品、磁気検出センサ等に用いられる空芯のコイルを用いた電流センサに関するものである。
空芯のコイルは鉄心が無いため軽量で、また鉄心による飽和がないという利点がある。その代表的な空芯のコイルとしてはロゴスキーコイルがある。このロゴスキーコイルは、分電盤内で主幹ブレーカだけでなく各々の分岐ブレーカに流れる電流計測に従来用いられていた変流器(CT)のような電流センサに代わり、電流検出用コイルとして用いられ、その特徴である鉄心の飽和がなく点を生かしたダイナミックレンジが広く、大電流まで検出できる電流センサを実現している。
ロゴスキーコイルの説明を、空芯のトーラス状の巻線で、コイルの中心を通って戻る構造をもった一例により行う。このロゴスキーコイルの場合、コイルを突き抜ける電流が変化すると電磁誘導によりコイルの両端に電圧が誘起されることで、電流検出用コイルとして機能するようになっている。
更に詳説するとロゴスキーコイルの出力電圧Vは、測定対象となる電線に流れる被測定電流を微分したものであり、以下の式で表され、この出力電圧Vを積分すれば電流波形が得られる。
ここで、Iは被測定電流、Sはロゴスキーコイルのコイルの断面積、μ0は真空の透磁率、Nはロゴスキーコイルの単位長さ当たりの巻数である。
Figure 0004710996
この式で得られる出力電圧Vは、μ0(=4π×10−7)が係数として乗算されるため、例えば上述のような分電盤の各ブレーカに流れる一般的な負荷電流(数A〜)を検出しようとする場合、非常に小さい電圧となる。この出力電圧Vを大きくするには、コイルの単位長さ当たりの巻数Nやコイル断面積Sを大きくすれば良いが、電流検出用コイルとしてロゴスキーコイルを用いる場合、1次側の電流が流れる電線の貫通位置による影響を抑えるため、巻きピッチのばらつきを抑え、精度良く巻く必要がある。
近年、前記の問題を解決する空芯のコイル(ロゴスキーコイル)の構造として、プリント基板の両面を用いて、裏面側と表面側とをスルーホールで接続しコイル状になるようにパターニングしてコイルを形成する構成が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−50254号公報(図1、段落番号0039〜0040)
ところで上述の特許文献1に開示されているようなプリント回路基板を用いたコイルでは、ピッチのばらつき精度といった点についてはコイル巻きと比較して良いものの、プリント基板の表裏の接続を1ターン毎にスルーホールで行うために、穴あけ、メッキ等工程が多く、コストが高いといった問題があった。また、スルーホールは範囲にランドが必要であり、これがピッチを細かくする妨げとなっていた。
本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、ピッチ精度が良く、且つ高ピッチ形成可能で、安価に製造可能なコイルを用いた電流センサを提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1の電流センサの発明では、中央辺が並行するように等間隔にパターン形成された略Z字状の複数の第1の導体を片側の板面に形成した平板状の絶縁体と、前記各第1の導体を覆うように前記絶縁体の前記板面に重ねられて配設される絶縁性薄膜とで構成された絶縁ベースと、隣接する二つの前記第1の導体の一方の一端と他方の他端との間を電気的に接続する第2の導体を前記絶縁性薄膜表面に形成して前記第1の導体と前記第2の導体とで蛇行状に構成されたコイル線路部と、前記コイル線路部近傍の前記板面に設けられ、前記コイル線路部の始端、終端を夫々接続する第1、第2の出力端子とから成るコイルを用い、前記絶縁ベースを円筒状に形成するとともに前記コイル線路部の終端をコイル巻き戻し線路部により始端側に戻したロゴスキーコイルを構成して電流検出用コイルとし、前記絶縁ベースの裏面に導体箔を貼り付けてシールド部を構成し、前記コイル線路部の終端を前記導体箔に接続するとともに、前記第2の出力端子を前記コイル線路部の始端付近で前記導体箔に電気的に接続し、前記導体箔を前記コイル巻き戻し線路部として用いたことを特徴とする。
請求項1の電流センサの発明によれば、絶縁ベースの片面のみへの加工であるから、従来のスルーホールを用いた両面基板のときのように表裏の位置合わせが不要となって製造が容易となり、しかも絶縁ベースの裏面を別の用途に使用することが可能な上に、上述のスルーホールを設けるときに必要であったランドが不要な上に、ピッチを細かくすることができ、更にまた変形部の形成を例えば絶縁ベースの成形する金型により形成することで、変形部の間隔を精度良することができ、しかも構造が簡単なので、歩留まりが良く、安価に製造することが可能であり、特に平板状の絶縁体上に導体のパターン形成と、絶縁性薄膜の積層及び導体のパターン形成とを順次行うことで形成することができ、多層のコイル形成を可能とする。また、このコイルの特徴を生かしたロゴスキーコイルにより高精度で、低コスト、更に小型化が可能な電流検出用コイルを備えた電流センサを提供できる。さらに、配線とコイル線路部との間の静電結合によって商用周波数の静電ノイズが発生するのを導体箔のシールド部で防ぐことができる。また、ロゴスキーコイルのコイル巻き戻し線路部をシールド部の導体箔で兼用することによって、構成を無駄の無い構成とすることができる。
請求項の電流センサの発明では、請求項の発明において、前記導体箔に並行する複数条の絶縁用切り込みを形成していることを特徴とする。
請求項の電流センサの発明によれば、外部からの磁束がシールド部の導体箔に鎖交する際の渦電流の発生を抑制することができ、そのため渦電流によって生じる不均一な電位差を起因とするシールド性能の低下を防ぐことができる。
本発明は、絶縁ベースの片面のみへの加工であるから、従来のスルーホールを用いた両面基板のときのように表裏の位置合わせが不要となって製造が容易となり、しかも絶縁ベースの裏面を別の用途に使用することが可能で、その上スルーホールを設けるときに必要であったランドが不要となるため、ピッチを細かくすることができ、更にまた絶縁ベースを成形すると同時に同じ金型により変形部を成形することで、変形部の間隔を精度良することができ、しかも構造が簡単なので、歩留まりが良く、安価に製造することが可能であるという効果を奏するコイルを用いた電流センサを提供することができる。
実施形態の製造プロセスの説明図である。 参考例1の一部省略せる斜視図である。 (a)は図2のA−A断面図、(b)は図2のB−B断面図で、(c)は参考例1の変形部の別の例の断面図である。 参考例1の変形例に用いる絶縁ベースの斜視図である。 参考例1の別の変形例に用いる絶縁ベースを示すもので、(a)は斜視図、(b)は平面断面図である。 参考例1の他の変形例に用いる絶縁ベースの平面図である。 参考例1の別の導体形成例を示すもので、(a)は一部破断省略せる斜視図、(b)は同上の拡大斜視図である。 (a)は参考例1に用いる別の絶縁ベース例の断面図、(b)は参考例1に用いる他の絶縁ベース例の断面図である。 参考例1の他の絶縁ベースを用いた例を示すもので、(a)は一部破断省略せる斜視図、(b)は(a)のC−C断面図である。 実施形態1の一部省略せる斜視図である。 実施形態1による電流センサの回路構成図である。 実施形態1の変形例の模式図である。 (a)は実施形態2の模式図、(b)は実施形態3の模式図、(c)は実施形態4の模式図である。 参考例2を示すものであって、(a)は模式図、(b)は一部省略せる斜視図である。 参考例3を示すものであって、(a)は模式図、(b)は一部省略せる斜視図である。 参考例4を示すものであって、(a)は模式図、(b)は一部省略せる斜視図である。 参考例の一部省略せる分解斜視図である。
以下本発明を実施形態により説明する。
(参考例1)
本参考例のコイルは、図2に示すように非磁性材で絶縁性を有する樹脂成形品からなる平板状の絶縁ベース1の片側の板面(表面)側に蛇行したコイル線路部2を形成したものであって、コイル線路部2の一対の出力端子3a,3bはコイル線路部2近傍の絶縁ベースの一対の対角部付近の板面上に夫々設けてある。
絶縁ベース1は長手方向に絶縁ベース1の平坦な板面を基準面として凹形状(溝状)に変位させた変形部4を等間隔で長手方向が並行するように複数形成しており、コイル線路部2は絶縁ベース1上に形成されたものである。つまり各変形部4の長手両端間の表面(内面)に図3(a)に示すように形成した第1の導体5と、各隣接する変形部4,4間の絶縁ベース1の板面部位上に図3(b)に示すように形成し、且つ一端を隣接する一方側の変形部4の第1の導体5の一端に、他端を隣接する他方側の変形部4の第1の導体5の他端に電気的に接続するように延長形成した第2の導体6とで全体が蛇行状に構成され、始端側の導体5の端部を前記基準面上に形成した接続用導体6aを介して第1の出力端子3aに、終端側の導体5の端部を前記基準面上に形成した接続用導体6bを介して第2の出力端子3bに電気的に接続している。
そして変形部4の底面と基準面たる板面との高低差の間隔が絶縁ベース1の長手方向に連なることでコイルの空芯たる中心透孔が形成されることになる。
ここで第1の導体5のパターンは変形部4の内面に導電性インクを噴射してパターニングが可能なインクジェット印刷(或いはスタンプ方法)によって形成し、絶縁ベース1の板面上に形成する第2の導体6及び接続用導体6a,6bは銅箔によるパターニングが可能なエッチング工法により形成する。勿論第2の導体6,6a,6bを導電性インクによって形成しても良い。
上述のインクジェット印刷によるパターニングを行う場合、パターニングを確実に行うために、導電性インクの噴射方向に対して変形部4の印刷部位がなるべく直角になるように印刷部位に勾配を設ける必要がある。インクジェット印刷を採用することで、パターニング幅を数十μm程度まで微細化できるので、変形部4の形状の形状に対して余裕のあるパターニングが可能である。
これにより変形部4での導体形成が容易に行える上に、導電率の低い導電性インクの導体のみではコイル線路部の抵抗値が高くなるのを、基準面となる板面での導体6,6a,6bを導電性の高い銅箔によって形成することでコイル線路部の抵抗値を低く抑えることができ、製造上の容易性と良好な電気的特性の確保とを同時に図れる。
而して本参考例では、絶縁ベース1の片側板面(表面)側のみへの加工によりコイル線路部2を形成することができるから、製造が容易上に線間のピッチを細かくすることができ、更にまた変形部4を絶縁ベース1の成形する金型により形成することで、変形部4の間隔を精度良することができる。また上述のようにインクジェット印刷によるパターニングを確実にするために変形部4の長手両端内面を上り傾斜した斜面(勾配)とすれば、変形部4と基準面との境界部位(エッジ部位)での導体破断も起きにくく、歩留まりの向上が図れる。更に長手両端内面に勾配を形成する代わりに、図3(c)に示すように変形部4の長手両端方向の内面全体をなだらかなR面とすることで、勾配と同様にインクジェット印刷によるパターニングが確実になり、導体破断をも同様に防ぐことができる。導体材料によって破断が生じにくい場合には変形部4の両端の内面を底面から垂直に立ち上がる面としても勿論良く、勾配やR面に形成することに限定されるものではない。
ところで図2のコイルは絶縁ベース1が平板状のままであるが、絶縁ベース1をフレキシブルな絶縁性の樹脂成形体で形成して両端を図4に示すように突き合わせるよう円筒形状とすることで、トロイダル状のコイルを構成することもできる。
また図5(a),(b)に示すように円筒状に成形した絶縁性樹脂成形品で絶縁ベース1を構成し、その絶縁ベース1の平坦な板面である表面若しくは裏面を基準面として、上述と同様な変形部4を円周方向に等間隔で形成し、図2の場合と同様な導体5,6を設けることでコイル線路部2を形成してもトロイダル状のコイルを形成することができる。
更に絶縁ベース1を図6に示すように円環状に形成して、その基準面に周方向に等間隔に変形部4を形成し、図2の場合と同様な導体5,6を設けてコイル線路部2を形成してもトロイダル状のコイルを実現できる。
また図2の場合には導体5,6,6a,6bは幅広なパターンであったが、図7(a),(b)に示すように線状のパターンにより形成しても良い。この場合、上述したようにインクジェット印刷を採用して導電性インクによって微細な導体5,6、6a,6bを形成しても良い。この場合も導体5を導電性インクのパターンで形成し、導体6,6a,6bをエッチング工法にて形成した銅箔パターンで形成することで、製造上の容易性の確保と、コイル線路部の抵抗値が高くなるのを抑えることもできる。勿論導体6,6a,6bを導電性インクで形成しても良い。
尚変形部4の底面に導電性インクにより導体5を形成する場合には、変形部4の底面に長手両端方向に図8(a),(b)に示すように横断面形状がV字又はU字に形成してパターン形成ガイド用溝7とし、これにより導電性インクにより導体5を形成する際に導電性インクを溝7内に集めることができ、そのため折り曲げ等の応力により断線がしにくい導体5を形成することができ、またパターニングの位置精度を高めることができる。尚図8では導体6も導電性インクで形成する場合に対応させて導体6を形成する板面(基準面)にも同様なパターン形成ガイド用溝7’を設けてある。
更に図2の場合には導体6は変形部4,4間の絶縁ベース1の基準面上に変形部4の導体5と並行させる形で形成しているが、図9(a),(b)に示すように変形部4,4間に凸形状の変形部40を形成し、この変形部40の長手方向に導体6を形成するようにしても良い。この構成の場合基準面たる絶縁ベース1の基準面に対して小さな高低差でコイルの空芯部の断面積を大きくすることができる。尚変形部40に形成する導体6は導電性インクをインクジェット印刷によって吹き付けることによってパターン形成したもので、凸形状の表面へのパターニングを容易としている。また変形部40にあっても両端面に勾配(若しくはR面)を持たせることで導体6の破断を防ぐようになっている。
(実施形態1)
上述の参考例1は、一般的な空芯のコイルであったが、空芯のコイルの一つである所謂ロゴスキーコイルを構成し、このロゴスキーコイルを用いて電流センサとしたのが本実施形態である。
ここで本実施形態のロゴスキーコイルは、図10に示すように第1,第2の出力端子3a,3bを絶縁ベース1の一端側に配置し、コイル線路部2の始端側を第1の出力端子3aに接続し、コイル線路部2と並行するように絶縁ベース1の片側の基準面上に形成したコイル巻き戻し線路部8を介して、コイル線路部2の終端側を第2の出力端子3bに接続したものである。
そして絶縁ベース1としてフレキシブルな絶縁性の樹脂成形体(例えば可撓性を有し、変形部4の形成加工が容易で導体のパターニングができるものであれば良く、特に熱可塑性樹脂が適している)を用い、図11に示すように充電部が露出するコイル線路部2を内側とし、且つコイル線路部2の端部を合わせために、絶縁ベース1の両端部が一部重なるようにして円筒形状に曲げて、ロゴスキーコイルからなる電流検出用コイルAを構成している。コイル線路部2の充電部が露出するコイル線路部2を保護するために実際に使用する場合には保護用構造体に入れると良い。
尚コイル巻き戻し線路部8の導体形成は導体6、6aとともにエッチング工法によって銅箔により形成している。勿論これら導体6,6aとともに導電性インクで形成しても良い。その他の構成は参考例1の構成と同じであるので、同じ構成要素には同じ符号を付して説明は省略する。
図11は上述の電流検出用コイルAを用いた電流センサ全体の構成を示しており、電流検出用コイルAの出力端子3a,3bからの出力電圧を積分する積分回路9aと、積分出力をセンサ仕様に応じた電圧まで増幅する増幅回路9bとからなる信号処理部9を設け、電流検出用コイルAで検出する電流に対応した電流波形に復元した検出出力を出力するようなっている。尚ロゴスキーコイルからなる電流検出用コイルAの出力電圧が微小なため、電流検出用コイルAと信号処理回路部9との接続には、外部ノイズの影響を防ぐためにツイストペアシールド線等を用いることが望ましく、理想的には電流検出用コイルAと信号処理回路部9とを一体化させて接続線を無くすことが望ましい。
更に電流検出用コイルAとしての感度を上げるために、並行する導体5,6の間隔をなるべく微細化し、また凹形状の変形部4の基準面からの深さ(後述する凸形状の変形部の場合には高さ)が大きい程、出力電圧が大きくなり感度がよくなる。例えば、間隔を200μmとし、絶縁ベース1の変形部4の深さを100μm、変形部4の長手両端方向の長さを20mmとして、円筒形状に丸めてトロイダルコイル型の電流検出用コイルAとした場合、出力電圧は約3.9μV/A(1次側の周波数が50Hz時)の電圧が発生する。この場合、絶縁ベース1の大きさは、例えば100mm×25mm、厚さが0.2mmが適当である。勿論絶縁ベース1の大きさは、電流検出用コイルAが設置される場所の形状等の物理的制約、貫通する1次側の電線の直径等当該コイルが使用される外的条件に応じて変更することができる。
更に絶縁ベース1としては図5に示すような円筒状に成形したものを用いても良い。また電流検出用コイルAとしては円筒状でなく、図6のような円環状であっても良い。更に変形部4の形状としては図4(a),(c)のような構成を、更に図8(a),(b)のようなパターン形成ガイド用溝7を用いた構成を採用しても良い。更にまた図7に示すような線状の導体パターンを採用しても良い。また更に図9のような構成の絶縁ベース1を用いても良い。
コイル巻き戻し線路部8を図12に示すように絶縁ベース1の裏面の中央に長手方向に形成し、その一端に絶縁ベース1の表面側のコイル線路部2の終端をスルーホールを介して接続し、他端に絶縁ベース1の表面側の出力端子3bをスルーホールを介して接続するようにしても良い。尚図12ではコイル線路部2を模式的に示しているが、コイル線路部2を構成する第1,第2の導体5,6及び接続構成の構造は参考例1に準ずるものとする。
(実施形態2)
ところで実施形態1のように電流センサの電流検出用コイルAとしては用いる場合、静電ノイズの影響を考慮しなければならない。そこで本実施形態では図13(a)に示すようにコイル線路部2の形成部位に対応した絶縁ベース1の裏面に導体箔10を貼り付けてシールド部を構成している。そしてグランド側の出力端子3b側のコイル巻き戻し線路部8の端部を絶縁ベース1に形成したスルーホール11を利用して裏面側に導体箔10に電気的に接続している。
而して本実施形態では導体箔10からなるシールド部で静電ノイズによる影響を排除することができ、またコイル線路部2が設けられない絶縁ベース1の裏面を有効に活用できる。
尚コイル線路部2を図13(a)では模式的に示しているが、コイル線路部2を構成する第1、第2の導体5,6及び接続構成の構造は参考例1に準ずるものとする。
(実施形態3)
前記実施形態2ではコイル巻き戻し線路部8を絶縁ベース1の表面側に形成しているが、本実施形態では、図13(b)に示すようにコイル線路部2の終端をスルーホール12aを用いて絶縁ベース1の長手方向の一端側の裏面に位置する導体箔10の端部中央に電気的に接続し、また出力端子3bに一端を接続した導体6cの他端をスルーホール12bを用いて絶縁ベース1の長手方向の他端側の裏面に位置する導体箔10の端部中央に電気的に接続することで、シールド部を構成する導体箔10をコイル巻き戻し線路部として兼用している。
而して本実施形態では導体箔10によって静電ノイズの影響を排除することができる上に、コイル巻き戻し線路部をパターニング形成する必要が無い。
尚コイル線路部2を図13(b)では模式的に示しているが、コイル線路部2を構成する第1,第2の導体5,6及び接続構成の構造は参考例1に準ずるものとする。
(実施形態4)
実施形態2,3では絶縁ベース1の裏面に導体箔10によるシールド部を形成しているが、導体箔10を貫く磁界によって導体箔10に渦電流が発生してノイズ増大の恐れがあるので、本実施形態では、図13(c)に示すように長手方向に切れ込み13を複数並行形成し、この切れ込み13によって渦電流に対する絶縁効果を図り、ノイズ低減を図っている。つまり渦電流による電位差によってノイズが発生するのを防ぐようになっている。
尚本実施形態は、コイル巻き戻し線路部を導体箔10により構成した実施形態3の構成を利用しているが、実施形態2の導体箔10に対して切れ込み13を入れても勿論良い。
参考例2
実施形態1,2ではロゴスキーコイルとして構成するためのコイル巻き戻し線路部8とコイル線路部2とを絶縁ベース1の同一面(表面)に形成しているが、本参考例では図14(a)に示すように同一面側にコイル線路部2と同じ形状で、絶縁ベース1の短手方向に位置をずらしてコイル線路部2と並行するようにコイル巻き戻し線路部8を形成することで、スルーホール等を利用する必要が無く、しかも外乱磁界を防ぐ効果を上げている。
図14(a)は線路部構成を模式的に示したものであるが、本参考例では、実際には図14(b)に示すように絶縁ベース1の成形時に凹形状の変形部4を形成するとともに、隣接する変形部4,4間に絶縁ベース1の基準面を基準面として上向きに突出させた凸形状の変形部40を形成して、この変形部4を交互にコイル巻き戻し線路部8の導体80の形成部と、コイル線路部2の第1の導体5の形成部とするとともに、変形部40をコイル戻し線路8の導体80’の形成部と、コイル線路部2の第2の導体6の形成部として使用するようになっている。
そして導体5,6の接続を絶縁ベース1の基準面に形成した導体60a、60bにより行って蛇行状のコイル線路部2を構成している。同様に体80,80’間の接続を絶縁ベース1の基準面に形成した導体80a、80bにより行うことで蛇行状のコイル巻き戻し線路部8を構成している。
尚導体5,6及び80、80’は共にインクジェット印刷工法による導電性インクのパターンで形成する。また本参考例では工程を簡略化するために導体60a、60b,80a、80bもインクジェット印刷によって形成しているが、エッチング工法による銅箔によって形成することで低抵抗値を図っても良い。
参考例3
上述のように実施形態2〜4及び参考例2では導体箔10を用いてシールド部を構成しているが、本参考例では、図15(a)に示すようにコイル戻し線路部8からコイル線路部2の並行する導体5,6間に介在するシールド線路81を延出形成し、これらシールド線路81により静電ノイズに対するシールド部を構成して、静電ノイズに対する対策を図っている。このシールド線路81は、具体的には図15(b)に示すように絶縁ベース1の基準面上に形成された第2の導体6と並行するように基準面上に形成してある。
参考例4
参考例3ではコイル戻し線路部8から延出したシールド線路81をコイル線路部2の並行する導体5,6間に片方から介在させた構成であるが、本参考例は図16(a)に示すようにコイル戻し線路部8に対してコイル線路部2を挟んで反対側の絶縁ベース1の基準面上にコイル戻し線路8と並行する形でグランド線路部8’を形成し、このグランド線路部8’からもシールド線路81’を延出させてシールド線路81とは反対方向からコイル線路部2の導体5,6間に介在させている。グランド線路部8’は出力端子3b付近でコイル戻し線路部8に対して接続してある。シールド線路81’は、具体的には図16(b)に示すように変形部4内に導体5と並行するように延出形成してある。
(参考例
前記各実施形態および参考例1〜4の絶縁ベース1は一枚の絶縁性樹脂成形品により構成したものであったが、本参考例では図17に示すように絶縁ベース1を、スリット状の貫通孔14を等間隔に複数並行形成し、前記各貫通孔14の一端側から当該貫通孔14に並行隣接する表面上を介して隣接する貫通孔の他端側に至るZ字状の第2の導体6を形成した板状の第1の絶縁体1aと、貫通孔14の長手方向の長さよりやや長く、また開口形状の幅と略同一の幅で且つ貫通孔14の間隔と同じ間隔で並行する複数の第1の導体5を表面に形成した第2の絶縁体1bとで構成した点に特徴があり、第1の絶縁体1aの各貫通孔14に対応する各第1の導体5を臨ませ且つ第1の導体5の一端を両側に隣接する第2の導体6の一方の一端に接続し、他端を他方の他端に臨ませるように第1の絶縁体1aの裏面に第2の絶縁体1bを貼り合わせることで、貫通孔14と貫通孔14の底部となる絶縁体1bによって実施形態1と同様な凹形状の変形部4を夫々形成するようになっている。
ここで第2の導体6の端部は各貫通孔14の両端の傾斜面(勾配)上に延長形成しており、絶縁体1a,1bの貼り合わせ時には導体5の端部と接触して電気的に接続されるが、接触信頼性を高めるために貼り合わせ後電気接続部位に導電性インクをインクジェット印刷により塗布して両者の電気的接続を確実にしている。
ここで本参考例でもロゴスキーコイルの電流検出用コイルAとするため、絶縁体1aにはコイル戻し線路8を配線してある。また円筒状に形成するために絶縁体1a,1bは、何れも可撓性を有する絶縁性体により構成してある。例えば貫通孔14を設ける絶縁ベース1aは、例えば厚さ200μmのフィルムでありポリイミドフィルム等を用いることができる。この絶縁フィルムからなる絶縁体1aの導体6は、例えばスパッタリング工法を用いて銅箔で形成することも、インクジェット印刷方法を用いて導電性インクによって形成することもできる。また絶縁体1bは表面が平坦面であるので、導体5はスパッタリング工法によって形成することもできるが、プリント回路基板の工法であるエッチングによるパターニングも可能である。この場合、厚さが例えば18μm程度の銅箔で導体5を形成できるので、導体5,6を共に銅箔で形成すれば、コイル線路部2の抵抗値を非常に低抵抗値とすることが可能である。尚両絶縁体1a,1bの材料としては貼り合わせることを考えると、互いに接着力が強く、熱などに対する変形に対して同等の性質を有するものが好ましい。
尚図17では出力端子の図示を省略してあるが、実施形態1の場合と同様にコイル線路部2の始端を接続する出力端子と、コイル戻し線路8を介してコイル線路部2の終端とを接続する出力端子とを設けてある。
而して本参考例によるコイルでは、両面基板を用いてコイルを構成する場合のようにスルーホールのランドの存在によって導体5,6間隔を微細化することは難しいが本参考例のような構造ではランド等のスペースを必要としないため、間隔を細かくすることが可能である。
(実施形態
本実施形態では、変形部4を凸状形状とするものであって、図1(a)に示すように中央辺が並行するように等間隔にパターン形成された略Z字状の複数の導体6を片側の基準面となる表面に形成した平板状の絶縁体1cと、前記各導体6の両端部以外を覆うように絶縁体1c上に図1(b)に示すように貼り合わせて絶縁ベース1を構成する絶縁性薄膜たる絶縁フィルム1dとからなり、この図1(b)に示すように絶縁体1c上に絶縁フィルム1dを貼り合わせ後に、隣接する二つの前記導体6の一方の一端と他方の他端との間を電気的に接続する導体5をインクジェット印刷方法により導体インクを絶縁フィルム1d上に噴射してパターン形成し、図1(c),(d)に示すように導体5,6とで蛇行状のコイル線路部2を構成するようになっている。
而して本実施形態では絶縁体1cの表面を基準面としたときに絶縁フィルム1dの厚み分だけが基準面より高くなり、絶縁フィルム1dが変形部として機能することになる。
尚本実施形態でもロゴスキーコイルとして電流検出用コイルAとするため、絶縁体1aにはコイル戻し線路8を配線してある。また図1では出力端子の図示を省略してあるが、実施形態1の場合と同様にコイル線路部2の始端を接続する出力端子と、コイル戻し線路8を介してコイル線路部2の終端とを接続する出力端子とを設けてある。
ここで絶縁体1cが平坦面を有する平板状の絶縁性樹脂成形体で形成しているので、導体6の形成方法としてはスパッタリング工法を用いることもエッチング工法を用いることもできる。また絶縁フィルム1dも表面が平坦面であるため導体5の形成にはインクジェット印刷による方法以外にスパッタリング等を採用することもできる。
1 絶縁ベース
1c 絶縁体
1d 絶縁フィルム(絶縁性薄膜)
2 コイル線路部
5 導体(第2の導体)
6 導体(第1の導体)

Claims (2)

  1. 中央辺が並行するように等間隔にパターン形成された略Z字状の複数の第1の導体を片側の板面に形成した平板状の絶縁体と、前記各第1の導体を覆うように前記絶縁体の前記板面に重ねられて配設される絶縁性薄膜とで構成された絶縁ベースと、隣接する二つの前記第1の導体の一方の一端と他方の他端との間を電気的に接続する第2の導体を前記絶縁性薄膜表面に形成して前記第1の導体と前記第2の導体とで蛇行状に構成されたコイル線路部と、前記コイル線路部近傍の前記板面に設けられ、前記コイル線路部の始端、終端を夫々接続する第1、第2の出力端子とから成るコイルを用い、前記絶縁ベースを円筒状に形成するとともに前記コイル線路部の終端をコイル巻き戻し線路部により始端側に戻したロゴスキーコイルを構成して電流検出用コイルとし、前記絶縁ベースの裏面に導体箔を貼り付けてシールド部を構成し、前記コイル線路部の終端を前記導体箔に接続するとともに、前記第2の出力端子を前記コイル線路部の始端付近で前記導体箔に電気的に接続し、前記導体箔を前記コイル巻き戻し線路部として用いたことを特徴とする電流センサ
  2. 前記導体箔に並行する複数条の絶縁用切り込みを形成していることを特徴とする請求項1記載の電流センサ
JP2009055274A 2009-03-09 2009-03-09 電流センサ Expired - Fee Related JP4710996B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009055274A JP4710996B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 電流センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009055274A JP4710996B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 電流センサ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005008239A Division JP4301168B2 (ja) 2005-01-14 2005-01-14 コイル及びそれを用いた電流センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009135523A JP2009135523A (ja) 2009-06-18
JP4710996B2 true JP4710996B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=40867032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009055274A Expired - Fee Related JP4710996B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 電流センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4710996B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6544738B2 (ja) * 2015-09-03 2019-07-17 大電株式会社 電磁界センサ
JP6995879B2 (ja) * 2017-11-24 2022-01-17 新電元工業株式会社 検出用基板、組合体及び検出用基板の製造方法
WO2020008544A1 (ja) * 2018-07-04 2020-01-09 新電元工業株式会社 電子モジュール
JP7258526B2 (ja) * 2018-11-30 2023-04-17 株式会社東芝 電流検出装置

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5284452A (en) * 1975-12-31 1977-07-14 Fujitsu Ltd Method of manufacturing coil
JPS53103147U (ja) * 1977-01-25 1978-08-19
JPS60158341A (ja) * 1983-12-30 1985-08-19 エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン 無線周波コイル装置
JPS62137569A (ja) * 1985-12-11 1987-06-20 Toshiba Corp 電流センサ
JPH02272753A (ja) * 1989-04-14 1990-11-07 Kawasaki Steel Corp 半導体装置
JPH09270657A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Mitsubishi Materials Corp ノイズ吸収素子
JPH10125548A (ja) * 1996-10-21 1998-05-15 Toshiba Corp 接地形計器用変圧器
JPH11186693A (ja) * 1997-12-25 1999-07-09 Kyocera Corp 高周波回路基板
JP2002221538A (ja) * 2001-01-25 2002-08-09 Chuo Electric Works Ltd 電流センサ及び電流測定回路
JP2003077745A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Mitsubishi Electric Corp 零相変流器
JP2004056133A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Xerox Corp グランドプレーン構造をもつ平面外マイクロコイル
JP2004055973A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Keisoku Kenkyusho:Kk コイル装置およびその製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6417414A (en) * 1987-07-10 1989-01-20 Fuji Electric Co Ltd Current transformer

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5284452A (en) * 1975-12-31 1977-07-14 Fujitsu Ltd Method of manufacturing coil
JPS53103147U (ja) * 1977-01-25 1978-08-19
JPS60158341A (ja) * 1983-12-30 1985-08-19 エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン 無線周波コイル装置
JPS62137569A (ja) * 1985-12-11 1987-06-20 Toshiba Corp 電流センサ
JPH02272753A (ja) * 1989-04-14 1990-11-07 Kawasaki Steel Corp 半導体装置
JPH09270657A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Mitsubishi Materials Corp ノイズ吸収素子
JPH10125548A (ja) * 1996-10-21 1998-05-15 Toshiba Corp 接地形計器用変圧器
JPH11186693A (ja) * 1997-12-25 1999-07-09 Kyocera Corp 高周波回路基板
JP2002221538A (ja) * 2001-01-25 2002-08-09 Chuo Electric Works Ltd 電流センサ及び電流測定回路
JP2003077745A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Mitsubishi Electric Corp 零相変流器
JP2004056133A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Xerox Corp グランドプレーン構造をもつ平面外マイクロコイル
JP2004055973A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Keisoku Kenkyusho:Kk コイル装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009135523A (ja) 2009-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4301168B2 (ja) コイル及びそれを用いた電流センサ
CN100543405C (zh) 非接触电容传感器和带有双层主动屏蔽的电缆
CN1988076B (zh) 交流电探测线圈
JP4965402B2 (ja) 電流センサ
CN107490715B (zh) 电流传感器和制造电流传感器的方法
US20120146620A1 (en) Current sensor
JP4677861B2 (ja) 交流電流検出用コイル
JP4710996B2 (ja) 電流センサ
US11549969B2 (en) Low-noise, large dynamic-range sensor for measuring current
JP6300016B2 (ja) トロイダルコイル装置およびそれを用いた電流計測装置
JP7016238B2 (ja) 方向性結合器
JP4220727B2 (ja) 空芯コイル
JP4715419B2 (ja) 電流検出用コイル
JP6621581B2 (ja) 渦電流形変位センサ
JP2010266233A (ja) 磁界検出装置
JP2014085259A (ja) ひずみゲージ、ひずみ測定装置及びひずみゲージ式変換器
JP2015059838A (ja) 配線電流検出構造
JP4780249B2 (ja) 電流検出用コイル
JP5139822B2 (ja) 磁界プローブ
JP2014202737A (ja) 電流センサ
JP2006038712A (ja) 電流センサ
JP6390966B2 (ja) 磁束密度センサ
JPS58148978A (ja) 磁気検出素子
JP2015075471A (ja) センサ用電磁コイル、及び、センサ
JP2014202575A (ja) 磁界プローブ、及び磁界プローブの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140401

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees