JP2010265052A - 後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム Download PDF

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Yuji Sone
勇治 曽根
Fukutoshi Uchida
福年 内田
Ryota Morimoto
亮太 森本
Tatsuji Machida
達至 町田
Tetsuhiko Mizuyama
哲彦 水山
Masami Aoki
雅実 青木
Nozomi Yokoi
望 横井
Shun Kawanaga
俊 河永
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Abstract

【課題】本発明は、後処理で発生する残滓を効率的に回収する後処理装置、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
【解決手段】画像形成システム1は、複合装置FUで画像形成済の用紙に対して残滓の発生する後処理を実行する複数の後処理ユニットGUa〜GUcから、残滓を格納する後処理ユニットGUa〜GUcよりも少ない数の残滓回収箱13に残滓輸送パイプ16a〜16cで輸送する。したがって、後処理ユニットGUa〜GUcを小型化することができるとともに、残滓を纏めて廃棄して残滓の処理を効率的に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、後処理装置、画像形成装置及び画像形成システムに関し、詳細には、残滓の発生する後処理装置、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
用紙写装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置、複合装置等の画像形成装置は、多機能化してきており、画像形成装置の多機能化に伴って、画像形成された用紙に対して、ステープル処理、パンチ処理、綴じ処理、折り処理等の後処理を施す後処理装置(後処理ユニット)を備えた画像形成装置や後処理装置が着脱可能に接続可能な画像形成装置も出現してきている。
このような後処理装置、後処理装置を内蔵する画像形成装置、または、後処理装置が画像形成装置に接続されている画像形成システムは、その後処理として、パンチ処理や断裁処理等の残滓の発生する後処理があり、このような残滓の発生する後処理においては、従来、残滓の発生する各後処理部、例えば、パンチ処理部や断裁処理部毎に、発生する残滓を収納する残滓収納部と残滓発生部で発生した残滓を残滓収納部に搬送する残滓搬送部等からなる残滓処理機構部を備えている。
一方、画像形成装置や後処理装置にあっては、小型化・省スペース化の要望があり、残滓処理機構部の残滓収納性の向上、小型化及び残滓処理の作業の効率化が要望されている。
そこで、従来、パンチ処理手段で発生したパンチ屑をエアー送風手段によってパンチ屑収納箱に搬送する残滓処理機構部を搭載したシート処理装置、画像形成装置及びシート処理方法が提案されている(特許文献1参照)。すなわち、この従来技術は、パンチ処理装置において、パンチ処理によって発生するパンチ屑をエアー送風手段によって効率的にパンチ屑収納箱に収納する残滓処理機構部を用いることで、パンチ屑の収容力を拡大しようとしている。
しかしながら、上記従来技術にあっては、残滓処理機構部によって1つのパンチ処理装置のパンチ発生手段で発生したパンチ屑をパンチ屑収納箱に効率的に収納することはできるが、今日、後処理で残滓の発生する後処理装置は、1つのみではなく、例えば、断裁装置等もあり、これらの残滓を発生する後処理ユニットを複数備えた後処理装置の場合、各後処理ユニットに従来の残滓処理機構部を設けると、各後処理ユニットにエアー送風手段と残滓収納箱を設ける必要がある。その結果、複数の後処理ユニットを備えた後処理装置の場合、後処理装置全体として大型化するとともに、各後処理ユニットの残滓収納箱に収納される残滓の量を管理して個別に廃棄処理する必要があり、作業性を向上させる上で、改良の必要があった。特に、複数備えている後処理ユニットが常に同じように使用され、同じように残滓を排出するとは限らず、画像形成作業の内容によって後処理ユニットによってその使用頻度が異なり、特定の後処理ユニットに残滓が集中して発生する等の事態が発生することととなり、各後処理ユニット毎に残滓収納箱の残滓の量を管理して個別に廃棄処理することは、後処理装置の管理性、作業性が悪いという問題がある。
そこで、本発明は、小型化を確保しつつ、後処理で発生する残滓の収集・管理を効率的に行うことのできる後処理装置、画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、画像形成済の用紙に対して残滓の発生する後処理を実行する複数の後処理手段から、該後処理で発生した残滓を、前記後処理手段よりも少ない数の残滓格納手段に輸送手段で輸送することを特徴としている。
また、本発明は、前記輸送手段が、複数の前記後処理手段と前記残滓格納手段を連通する連通手段と、複数の前記後処理手段から前記連通手段を通して前記残滓格納手段へと空気の流れを発生させて該空気の流れによって該後処理手段で発生した残滓を該連通手段を通して該残滓格納手段へと輸送させる空気流発生手段と、を備えていることを特徴としていてもよい。
さらに、本発明は、前記残滓格納手段が、前記後処理装置の外部に配設されており、複数の前記後処理手段と前記連通手段によって連通されていることを特徴としていてもよい。
また、本発明は、前記連通手段が、前記残滓格納手段の設置位置の変更に対して追従可能な所定の柔軟性を有していることを特徴としていてもよい。
本発明によれば、画像形成済み用紙に対して行う後処理で発生する残滓を、小型化を図りつつ、効率的に収集・管理することができる。
本発明の一実施例を適用した画像形成システムの正面概略構成図。 残滓回収ユニットの概略構成図。 残滓回収ユニットの斜視図。 複合装置の要部ブロック構成図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図4は、本発明の後処理装置、画像形成装置及び画像形成システムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明の後処理装置、画像形成装置及び画像形成システムの一実施例を適用した画像形成システム1の正面概略構成図である。
図1において、画像形成システム1は、複合装置(画像形成装置)FU、給紙ユニットKU1、大容量給紙ユニットKU2、後処理ユニット群GU及び残滓回収ユニットZK等を備えており、後処理ユニット群GUは、複数の後処理ユニット(後処理手段)GUa〜GUc等を備えている。
複合装置FUは、その上部に操作表示部が設けられており、操作表示部は、複合装置FU及び複合装置FUに接続されている後処理ユニット群GUの各後処理ユニットGUa〜GUcを使用した画像形成処理等の各種画像処理に必要な各種操作を行う操作キー(例えば、テンキー、スタートキー、ファンクションキー等)の設けられた操作部を備えているとともに、タッチパネル付きディスプレイDP備えている。タッチパネル付きディスプレイDPは、複合装置FUから操作者に通知する各種情報を表示するとともに、各種操作に必要な機能ボタンを表示して、該機能ボタンがタッチ操作されると、操作された該機能ボタンが反転表示等によって操作されたことを明示する表示を行う。
給紙ユニットKU1及び大容量給紙ユニットKU2は、それぞれ複数の給紙トレイを備え、各給紙トレイには、それぞれ用紙サイズ、用紙厚等の用紙種別の異なる複数枚の用紙を収納可能である。給紙ユニットKU1及び大容量給紙ユニットKU2は、画像形成に際して指定された給紙トレイ内の用紙を1枚ずつ複合装置FUに搬送する。
複合装置FUは、用紙に画像データに基づいて所定の画像形成方式、例えば、電子写真方式で画像形成する画像形成部、給紙ユニットKU1及び大容量給紙ユニットKU2の用紙を画像形成部に搬送する用紙搬送部、画像形成部で画像の形成された画像形成済みの用紙を、接続されている後処理ユニット群GUの1段目の後処理ユニットGUaまたは図示しない排紙トレイに送り出す排紙搬送部等を備えており、また、原稿の画像を読み取る画像読み取り部、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続するネットワーク接続部、ネットワーク上のコンピュータ等の端末装置と通信を行って文書データ等のデータの送受信を行うデータ通信部、公衆回線等に接続する回線接続部、回線接続部を介して相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部等のコピー動作、プリンタ動作、ファクシミリ動作、データ配信動作等の複合動作を実行するのに必要な各部を備えている。
後処理ユニットGUa〜GUcとしては、例えば、インサーター、折り処理機能ユニット、パンチ機能ユニット、フィニッシャー等である。インサーターは、複合装置FUで画像形成された用紙の途中に製本用の表紙や合紙を挿入する合紙挿入処理を施し、折り処理機能ユニットは、画像形成された用紙を折り込む折り処理を行う。パンチ処理機能ユニットは、複数のパンチユニット(穴開けユニット)を切り換えて、また、組み合わせて動作させ、用紙に対して種々の位置、数、大きさ等の穴開け条件に対応するパンチ穴を開けるパンチ処理を行う。フィニッシャーは、画像形成済の用紙を複数枚まとめて、該用紙の所定の位置(例えば、左端2カ所、左上隅等)にステープル処理、テープ製本やリング製本、シュア製本等を施し、また、製本した用紙を最終的なサイズに断裁する断裁処理を施して側面に設けられている排紙トレイTLに排出、または、後処理機能ユニットGUbから送り込まれてきた用紙をそのまま排紙トレイTLに排出する。また、後処理ユニット群GUは、フィニッシャーが、ステープラ処理用のステープル、背を紙工用ボンドで固める無線綴じ製本(くるみ製本)のための接着剤、テープ製本のためのテープ、リング製本のためのリング、シュア製本のためのバインドストリップ等の製本用消耗品を格納する消耗品格納ユニット(図示略)を備えていてもよい。
残滓回収ユニットZUは、後処理ユニット群GUのうち残滓Zp(図2参照)を発生する後処理を実行する後処理ユニット、図1では、後処理ユニットGUbと後処理ユニットGUcから該後処理ユニットGUb、GUcで発生した残滓Zpを回収するように示されているが、後処理ユニットGUaにおいても残滓Zpの発生する処理を行ってもよい。すなわち、後処理ユニットGUa〜GUcでは、ステープラ処理で発生する画像形成済み用紙の枚数によってステープルをカットする際のステープル切り屑、パンチ処理で発生する画像形成済み用紙にパンチ穴を開ける際のパンチ屑、製本処理で発生する三方仕上げ裁ちや無線綴じにおけるミーリング処理の際の断裁屑のような残滓Zpが発生し、残滓回収ユニットZUは、後処理ユニットGUa〜GUcで発生した残滓Zpを回収する。
すなわち、残滓回収ユニットZUは、図2に示すように、本体筐体10内に、吸引ファン11、フィルタ12及び残滓回収箱(残滓格納手段)13等が収納されており、本体筐体10の正面には、図3に示すように、メインスイッチ14と出力切替スイッチ15が設けられている。
残滓回収ユニットZUの本体筐体10の上面には、残滓搬送パイプ16a、16b、16c(図1〜図3では、残滓搬送パイプ16b、16cのみが明示されているが、残滓回収ユニットZUと後処理ユニットGUaを接続する残滓搬送パイプ16aも配設されていてもよい。)が本体筐体10内に連通する状態で接続されており、残滓搬送パイプ16a〜16cの他端は、後処理ユニットGUa〜GUcの残滓発生部に接続されている。
吸引ファン11は、本体筐体10内の上部の側面に設けられており、図示しない駆動モータによって回転駆動されることで、本体筐体10内の空気を吸引して本体筐体10外に排出する。フィルタ12は、吸引ファン11によって吸引される空気の通過経路上に設けられており、吸引ファン11によって本体筐体10外に排出される空気の異物を除去して清浄にする。
残滓回収箱13は、上部が開放した箱状に形成されていて、本体筐体10内において、吸引ファン11及びフィルタ12よりも下方に配設されており、図3に示すように、本体筐体10から引き出し/挿入可能に配設されている。
残滓回収ユニットZUは、吸引ファン11が駆動することによって本体筐体10内に吸引力が発生し、この吸引力によって残滓搬送パイプ16a〜16cを通して、後処理ユニットGUa〜GUcの残滓発生源から残滓Zpを本体筐体10内に搬送する。残滓回収ユニットZUは、残滓搬送パイプ16a〜16cを通して本体筐体10内に取り込んだ残滓Zpを残滓回収箱13内に回収するとともに、吸引ファン11から外部に排出されるのをフィルタ12によって防止する。
残滓搬送パイプ16a〜16cは、残滓回収ユニットZUの配置位置を適宜の配置位置に移動可能な所定の柔軟性を有するとともに、吸引ファン11の吸引力に対して内部通路の形状を維持する剛性を有している。
すなわち、上記吸引ファン11及び残滓搬送パイプ16a〜16cは、全体として輸送手段として機能している。そして、吸引ファン11は、空気流発生手段及び吸気手段として機能し、残滓搬送パイプ16a〜16cは、連通手段として機能している。
メインスイッチ(スイッチ手段)14は、吸引ファン11の動作のオン/オフを設定するスイッチであり、メインスイッチ14をオフにすると、吸引ファン11の動作がオフとなって、後処理ユニットGUa〜GUcが使用中であっても、残滓Zpを吸引しないため、残滓回収箱13を引き出して残滓Zpの回収を行うことができる。
出力切替スイッチ15は、吸引ファン11の強度を切り替えるスイッチであり、本実施例では、高出力と低出力に切り替えることができる。例えば、画像形成システム1では、例えば、出力切替スイッチ15を低出力に設定することで、吸引ファン11を低出力で駆動させて長時間連続して残滓Zpを回収させ、また、出力切替スイッチ15を高出力に設定することで、吸引ファン11を高出力で短時間だけ駆動させて残滓Zpの回収を行うことができる。また、出力切替スイッチ15の高出力側の駆動設定を、通常用いる低出力側の駆動設定よりも遥かに強力な吸引力に設定することで、残滓Zpが残滓搬送パイプ16a〜16cに詰まってしまった場合に、出力切替スイッチ15を高出力側に切り替えることで、残滓搬送パイプ16a〜16cに詰まった残滓zpを除去して詰まりを解消させるように利用することもできる。
本実施例の画像形成システム1は、残滓回収ユニットZUが、複合装置FUの操作表示部を操作するのに操作者が位置する場所の近くであって、給紙ユニットKU1や大容量給紙ユニットKU2の給紙作業と干渉しない位置に設置される。そして、残滓輸送パイプ16a〜16cは、残滓回収ユニットZUの設置位置の変更に対して適切に対応できるように、柔軟性を有している。
そして、複合装置FUは、図4に示すように、コントローラ部20とエンジン制御部30を備えており、エンジン制御部30は、CPU(Central Processing Unit )31、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)32、ROM(Read Only Memory)33、RAM(Random Access Memory)34及び不揮発性メモリ35等を備えていて、各部はバス36により接続されている。
コントローラ部20は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成され、具体的には、ROMやEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory )並びに磁気ディスクや光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPUの制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによって構成される。コントローラ部20は、CPUがROM内のプログラムに基づいて複合装置FUの各部を制御して、複合装置FUとしての基本処理を実行するとともに、画像形成システム1としての処理、特に、後処理ユニット群GUを利用した後処理及び後処理ユニットGUa〜GUcで発生した残滓Zpの回収処理を行う。
エンジン制御部30は、ROM33内に、複合装置FUのエンジンである画像形成部、画像読み取り部等の制御に必要なプログラム及び制御に必要なデータを格納しており、CPU31が、ROM33内のプログラムに基づいてRAM34をワークメモリとして利用しつつエンジン各部の動作を制御する。不揮発性メモリ35は、EEPROM等の書き換えが可能な不揮発性メモリであり、複合装置FUの電源が切断されている間も記憶内容を保持すべきデータが格納される。
そして、画像形成システム1は、複合装置FUが、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Video Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の後処理制御方法を実行する後処理制御プログラムを読み込んでROMやハードディスク等の不揮発性メモリに導入することで、後述する後処理ユニット群GUで発生する残滓Zpの処理制御を適切に行う後処理制御方法を実行する画像形成装置として構築されている。この後処理制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
また、後処理ユニット群GUは、この後処理制御プログラムが、後処理ユニット群GUの少なくとも1つの後処理ユニットGUa〜GUcに導入されることで、後処理ユニット群GUのみで、残滓処理を適切に実行する後処理装置として構築してもよい。
さらに、画像形成システム1は、後処理制御プログラムが、複合装置FUまたは後処理ユニット群GUの少なくとも1つの後処理ユニットGUa〜GUcに導入されることで、複合装置FUで画像形成した用紙に後処理ユニット群GUで後処理した際に発生する残滓Zpを適切に処理する画像形成システムとして構築されていてもよい。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成システム1は、複合装置FUで画像形成した用紙に対して後処理ユニット群GUの後処理ユニットGUa〜GUcで後処理を施すとともに、この後処理において、残滓Zpの発生する後処理、例えば、ステープル処理、パンチ処理、断裁処理を実行して発生した残滓Zpを残滓回収ユニットZUで1カ所に集中的に回収する。
すなわち、画像形成システム1は、複合装置FUに複数の後処理ユニットGUa〜GUcからなる後処理ユニット群GU及び後処理ユニットGUa〜GUcで発生した残滓Zpを集中的に回収する残滓回収ユニットZUが後処理ユニットGUa〜GUcに接続されており、複合装置FUに投入される印刷ジョブに後処理ユニット群GUの後処理ユニットGUa〜GUcの必要な後処理機能を使用した後処理の実行が指定されると、該後処理機能を使用した後処理を実行するが、後処理ユニット群GUの後処理ユニットGUa〜GUcで残滓Zpが発生すると、発生した残滓Zpを1カ所の残滓回収ユニットZUに集中的に回収する。
画像形成システム1の利用者は、コピー等の画像形成動作を画像形成システム1に行わせる場合、例えば、複合装置FUの操作表示部によって必要な設定操作を行い、スタートキーを投入して、コピー動作やプリント動作等を行わせる。このとき、後処理ユニット群GUの後処理ユニットGUa〜GUcを利用する場合には、後処理ユニットGUa〜GUcで実行させる後処理の内容の設定を操作表示部で行う。
画像形成システム1は、複合装置FUで必要な設定操作が行われて、スタートキーが投入されると、該設定操作で行われた設定内容に応じた処理を行う。例えば、画像形成システム1は、複合装置FUの操作表示部でコピー設定操作が行われると、複合装置FUが、画像読み取り部にセットされた原稿の読み取りを画像読み取り部に読み取らせ、該画像読み取り部の読み取った原稿の画像データに基づいて画像形成部に給紙ユニットKU1または大容量給紙ユニットKU2から搬送されてきた用紙に画像形成部で画像形成する。複合装置FUは、画像形成した用紙を排紙搬送部によって後処理ユニット群GUの1段目の後処理ユニットGUaに送り出す。
後処理ユニット群GUは、操作表示部で設定された後処理を、該後処理を実行するのに必要な後処理ユニットGUa〜GUcを駆動させて実行し、後処理の完了した用紙を排紙トレイTLに排出する。
そして、画像形成システム1の利用者は、操作表示部で設定した設定内容が残滓Zpの発生する後処理を含んでいるときには、残滓回収ユニットZUのメインスイッチ14をオン操作する。
残滓回収ユニットZUは、メインスイッチ14がオンされると、ファンモータを駆動させて吸引ファン11を回転駆動させ、後処理ユニットGUa〜GUcで後処理を実行することで発生する残滓Zpを、残滓搬送パイプ16a〜16cを通して残滓回収ユニットZUの本体筐体10内の残滓回収箱13内に回収する。
このとき、複数の後処理ユニットGUa〜GUcで後処理が行われて複数の後処理ユニットGUa〜GUcで残滓Zpが発生しても、全ての後処理ユニットGUa〜GUcから残滓Zpを吸引して残滓搬送パイプ16a〜16cを通して残滓回収ユニットZUの残滓回収箱13内に回収する。
そして、画像形成システム1の利用者は、後処理ユニットGUa〜GUcにおける後処理で発生した残滓Zpを廃棄するときには、全ての後処理ユニットGUa〜GUcで発生した残滓Zpを残滓回収ユニットZUの残滓回収箱13内に収集しているため、残滓回収ユニットZUの残滓回収箱13内の残滓Zpを廃棄するのみで、残滓Zpの廃棄を完了することができる。
また、画像形成システム1において複合装置FUで画像形成を行って、後処理ユニットGUa〜GUcで後処理を行っている途中に残滓回収ユニットZUの残滓回収箱13内の残滓Zpの廃棄を行う必要が発生した場合、残滓回収ユニットZUのメインスイッチ14をオフにし、残滓回収箱13を本体筐体10から引き出して、残滓Zpの廃棄を行う。このとき、複合装置FUにおける画像形成処理及び後処理ユニットGUa〜GUcにおける後処理を中断することなく、継続して処理を行うことができる。すなわち、残滓回収ユニットZUは、メインスイッチ14がオフにされることで、吸引ファン11の回転が停止し、残滓回収ユニットZUの本体筐体10内が負圧とはなっておらず、各後処理ユニットGUa〜GUcで発生した残滓Zpが残滓搬送パイプ16a〜16cを通して本体筐体10内に搬送されてくることがなく、残滓回収箱13を本体筐体10から引き出しても残滓Zpが散らばったり、後処理ユニットGUa〜GUcでの後処理に支障をきたすことがない。
その後、残滓回収ユニットZUは、残滓Zpの廃棄の完了した残滓回収箱13が本体筐体10内に戻されてメインスイッチ14がオン操作されると、吸引ファン11を駆動させて、全ての後処理ユニットGUa〜GUcから残滓Zpの回収を再開する。
そして、画像形成システム1の利用者は、残滓回収ユニットZUの出力切替スイッチ15を低出力と高出力に適宜切替操作する。残滓回収ユニットZUは、出力切替スイッチ15が高出力に切替操作されると、吸気ファン11を高出力で回転駆動させ、上記画像形成や後処理の途中での残滓回収箱13内の残滓Zpの廃棄作業を行った後、残滓搬送パイプ16a〜16c内での残滓Zpの詰まり発生時、さらには、後処理ユニットGUa〜GUcからの短時間での残滓Zpの回収を行う場合等において、残滓搬送パイプ16a〜16cを通して、後処理ユニットGUa〜GUcから残滓Zpを適切にかつ速やかに回収することができる。また、残滓回収ユニットZUは、出力切替スイッチ15が低出力に切替操作されると、比較的低出力で吸引ファン11を回転駆動させて、消費電力を削減しつつ、各後処理ユニットGUa〜GUcから残滓Zpを残滓回収ユニットZUに回収する。したがって、画像形成システム1の利用者の選択に応じて、出力切替スイッチ15を低出力と高出力に適宜切替操作することで、低出力で長時間連続して残滓Zpを回収させたり、高出力で短時間で速やかに残滓Zpを回収させたりすることができる。
このように、本実施例の画像形成システム1は、複合装置FUで画像形成済の用紙に対して残滓Zpの発生する後処理を実行する複数の後処理ユニットGUa〜GUcから、後処理ユニットGUa〜GUcよりも少ない数の残滓回収ユニットZUの残滓回収箱13に残滓回収ユニットZU及び残滓輸送パイプ16a〜16cで残滓Zpを輸送している。
したがって、残滓Zpを発生する後処理ユニットGUa〜GUcよりも少ない数の残滓回収箱13に各後処理ユニットGUa〜GUcで発生した残滓Zpを回収することができ、後処理ユニットGUa〜GUcそれぞれに残滓回収箱を設けるよりも小型化することができるとともに、残滓Zpを纏めて廃棄して残滓Zpの処理を効率的に行うことができる。
また、本実施例の画像形成システム1は、各後処理ユニットGUa〜GUcで発生した残滓Zpを残滓回収箱13に輸送する輸送手段が、複数の後処理ユニットGUa〜GUcと残滓回収箱13を連通する残滓輸送パイプ(連通手段)16a〜16cと、複数の後処理ユニットGUa〜GUcから残滓輸送パイプ16a〜16cを通して残滓格納箱13へと空気の流れを発生させて該空気の流れによって後処理ユニットGUa〜GUcで発生した残滓Zpを残滓輸送パイプ16a〜16cを通して残滓回収箱13へと輸送させる吸気ファン(空気流発生手段、吸気手段)と、を備えている。
したがって、残滓Zpを発生する後処理ユニットGUa〜GUcよりも少ない数の残滓回収箱13に各後処理ユニットGUa〜GUcで発生した残滓Zpを簡単な構成で回収することができ、後処理ユニットGUa〜GUcそれぞれに残滓回収箱を設けるよりもより一層小型化することができるとともに、残滓Zpを纏めて廃棄して残滓Zpの処理をより一層効率的に行うことができる。
さらに、本実施例の画像形成システム1は、残滓回収箱13が、後処理ユニットGUa〜GUcの外部に配設されており、複数の後処理ユニットGUa〜GUcと残滓搬送パイプ16a〜16cによって連通されている。
したがって、後処理ユニットGUa〜GUcをより一層小型化することができるとともに、各種後処理ユニットに適用することができ、利用性及び汎用性を向上させることができる。
また、本実施例の画像形成システム1は、残滓回収ユニットZUに設けた吸引ファン11によって、複数の後処理ユニットGUa〜GUcから残滓輸送パイプ16a〜16cを通して残滓格納箱13へと空気の流れを発生させて、該空気の流れによって後処理ユニットGUa〜GUcで発生した残滓Zpを残滓輸送パイプ16a〜16cを通して残滓回収箱13へと輸送させている。
したがって、吸引ファン11を用いて残滓Zpを残滓回収箱13に安価にかつ効率的に回収することができる。
さらに、本実施例の画像形成システム1は、残滓輸送パイプ16a〜16cが、残滓回収箱13の設置位置の変更に対して追従可能な所定の柔軟性を有している。
したがって、後処理ユニット群GUの構成や複合装置FUの配置等に合わせて残滓回収箱13の位置を適宜変更することができ、利用性をより一層向上させることができる。
また、本実施例の画像形成システム1は、残滓回収ユニットZUの吸引ファン11の駆動をオン/オフするメインスイッチ14を備えている。
したがって、後処理ユニットGUa〜GUcの利用状況や残滓回収箱13内の残滓Zpの回収状況等に応じて適宜メインスイッチ14によって吸引ファン11のオン/オフを行って作業を行うことができ、より一層利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例の画像形成システム1は、吸引ファン11の出力を高出力と低出力に切り替える出力切替スイッチ15を備えている。
したがって、後処理ユニットGUa〜GUcの利用状況、残滓回収箱13内の残滓Zpの回収状況及び輸送パイプ16a〜16cの詰まり等に応じて出力切替スイッチ15によって吸引ファン11の出力を適宜切り替えて作業を行うことができ、より一層利用性を向上させることができる。
なお、上記説明では、画像形成装置である複合装置FUに着脱可能に複数の後処理手段である後処理ユニットGUa〜GUcが接続されている画像形成システム1について説明したが、後処理ユニットは、複合装置FU等の画像形成装置が内蔵していてもよい。
また、上記説明では、残滓回収ユニットZUは、全ての残滓搬送パイプ16a〜16cが対応する後処理ユニットGUa〜GUcに常に連通しており、吸引ファン11が回転駆動されると、全ての後処理ユニットGUa〜GUcから残滓Zpを吸引する状態となる場合について説明したが、残滓搬送パイプ16a〜16cは、対応する後処理ユニットGUa〜GUcに常に連通している必要はない。例えば、処理設定操作で設定された後処理で使用する後処理ユニットGUa〜GUcとのみ選択的に接続する構成であってもよい。この場合、例えば、後処理ユニットGUa〜GUc側の残滓搬送パイプ16a〜16cの入口部分または/及び残滓搬送パイプ16a〜16cの本体筐体10への出口部分に、開閉蓋を設け、実行する後処理に応じて残滓Zpの発生する後処理ユニットGUa〜GUcと残滓回収ユニットZUとを接続する残滓搬送パイプ16a〜16cについてのみ該開閉蓋を開けて連通させるようにしてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、後処理で発生する残滓を効率的に処理する後処理装置、画像形成装置及び画像形成システムに利用することができる。
1 画像形成システム
FU 複合装置
KU1 給紙ユニット
KU2 大容量給紙ユニット
GU 後処理ユニット群
GUa〜GUc 後処理ユニット
DP タッチパネル付きディスプレイ
TL 排紙トレイ
10 本体筐体
11 吸引ファン
12 フィルタ
13 残滓回収箱
14 メインスイッチ
15 出力切替スイッチ
16a〜16c 残滓搬送パイプ
20 コントローラ部
30 エンジン制御部
31 CPU
32 ASIC
33 ROM
34 RAM
35 不揮発性メモリ
36 バス
Zp 残滓
特開2008−168993号公報

Claims (8)

  1. 画像形成済の用紙に対して残滓の発生する後処理を実行する複数の後処理手段と、
    残滓を格納する前記後処理手段よりも少ない数の残滓格納手段と、
    複数の前記後処理手段で発生する残滓を前記残滓格納手段に輸送する輸送手段と、
    を備えていることを特徴とする後処理装置。
  2. 前記輸送手段は、
    複数の前記後処理手段と前記残滓格納手段を連通する連通手段と、
    複数の前記後処理手段から前記連通手段を通して前記残滓格納手段へと空気の流れを発生させて該空気の流れによって該後処理手段で発生した残滓を該連通手段を通して該残滓格納手段へと輸送させる空気流発生手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
  3. 前記残滓格納手段は、前記後処理装置の外部に配設されており、複数の前記後処理手段と前記連通手段によって連通されていることを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
  4. 前記空気流発生手段は、前記残滓格納手段に設けられた吸気手段であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の後処理装置。
  5. 前記連通手段は、前記残滓格納手段の設置位置の変更に対して追従可能な所定の柔軟性を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の後処理装置。
  6. 前記後処理装置は、前記輸送手段の駆動をオン/オフするスイッチ手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の後処理装置。
  7. 用紙に画像を形成する画像形成装置において、請求項1から請求項5のいずれかに記載の後処理装置を、外付けまたは内蔵で備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 用紙に画像を形成する画像形成装置に、該画像形成装置で画像形成された用紙に対して所定の後処理を実行する後処理装置が着脱可能に接続される画像形成システムにおいて、
    前記後処理装置は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の後処理装置であることを特徴とする画像形成システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014091882A1 (ja) * 2012-12-10 2014-06-19 グラドコジャパン株式会社 用紙後処理装置
JP2014113746A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Gradco Japan Ltd 用紙後処理装置
JP2017213642A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 キヤノン株式会社 シート裁断装置

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