JP2010264279A - ファスナーストリンガ連続製造機における務歯用金属線材の送り装置 - Google Patents

ファスナーストリンガ連続製造機における務歯用金属線材の送り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】金属線材を送出しローラから外れにくくし、仮にローラから一時的に外れても瞬時に元の軌道に戻り、線材やラチェットホイールなどに損傷を与えず、金属線材を安定して確実に送り出すことを可能にするファスナーストリンガの連続製造機の金属線材の送り装置を提供する。
【解決手段】金属線材の送り装置は、固定位置に回転可能に支持された第1及び第2のローラ43,44と、前記第1及び第2の各ローラに対向し、可動のローラ支持部材55の両端部に回転可能に支持された第3及び第4のローラ45,46とを備えている。前記ローラ支持部材は、その中央部を中心に回転可能に支持されるとともに、付勢手段により前記第1及び第2ローラのローラ軸中心を結ぶ直線に対して直交する方向に弾性的に付勢されている。前記第3及び第4ローラを前記ローラ支持部材とともに前記第1及び第2ローラに離接させる離接手段60を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、圧延などにより予め成形された略Y形状断面を有するスライドファスナーの務歯用金属線材を務歯の植付け部へと間欠的に送り出すファスナーストリンガ連続製造機に適用される金属線材の送り装置に関する。
この種のスライドファスナー用務歯は、円形断面を有する長尺の金属線材を複数の圧延ロールを通して横断面を略Y形状に成形したのち、務歯1個分だけを間欠的に送り出し、カッティングパンチとカッティングダイとによって所定の厚みに順次切断して務歯素材を得たのち、その務歯頭部にフォーミングパンチとフォーミングダイとにより山出し成形して務歯(以下、単に線材製務歯という。)を成形する。通常、前記カッティングパンチは機枠の一部に固設されており、前記カッティングダイ及びフォーミングダイはラムと一体化されて、その後退時に前記カッティングパンチとの間で線材を切断し、その後退停止端においてフォーミングパンチを作動させて山出し成形する。その後、前記ラムがファスナーテープの務歯取着部に向けて前進し、その前進停止端位置にて加締パンチによって務歯の左右脚部をファスナーテープの務歯取着部に加締め付ける。ファスナーテープに務歯が取着されると、間欠送出部が作動してファスナーテープを等ピッチで間欠的に送り出す。かかる線材製務歯の成形方法は、例えば特公昭59−51813号公報(特許文献1)に開示されている。
前記金属線材を務歯1個分だけ間欠的に送り出す線材送り装置の概略構成が前記特許文献1の第5図に示されている。従来の線材送り装置は、主軸に取り付けられたカムの回転により往復動するカム従接機構の先端に設けられたラチェット爪によりラチェットホイールを間欠的に回転させる。このラチェットホイールの回転は、同ラチェットホイールを支軸を共有する前記線材送り装置の駆動ローラに伝達され、金属線材を前記駆動ローラと従動ローラとからなる一対のローラ間に挟んで上記務歯の取着に合わせて間欠的に送り出す。このとき、駆動ローラと従動ローラとの間の間隔は一旦設定されると、その間隔は不動とされる。
特公昭59−51813号公報
ところで上述の金属線材は、既述したとおり務歯の頭部を形成する頭部部分と務歯の左右脚部を形成する脚部部分をもつ断面が略Y字状とされているため、前述の駆動ローラの周面に沿って連続する凸条が形成され、従動ローラの周面に沿って連続する凹溝が形成されている。一方で、金属線材が異形断面をもつため、前記駆動ローラに到るまでに僅かではあっても捩じれた状態で送り込まれるケースがある。前記駆動ローラと従動ローラとの間で金属線材を送り出すときは、前記駆動ローラの凸条を前記金属線材の左右脚部部分の間に嵌入させるとともに、前記従動ローラの凹溝を金属線材の前記頭部部分に外嵌させ、金属線材を駆動ローラの凸条と従動ローラの凹溝とにより挟着した状態で送り出す。
しかるに、上述のような一対の駆動ローラと従動ローラとの挟着によって、異形断面の金属線材をスリップせずに確実に送り出すには、金属線材に対するローラ間の接触圧を大きくする必要がある。一方し、前述の異形断面をもつ金属線材の頭部部分及び左右脚部部
分の断面積は双方ともに小さく、しかも前記駆動ローラ及び従動ローラに到達する間に線材が僅かではあっても捩じれた状態となって導入されることも多い。このように捩じれた状態で前記ローラ間に導入されてもローラは、回転を続け同ローラ間に金属線材が捩じれた状態で噛み込まれて送り出されてしまい、金属線材に大きな損傷を与えてしまう。
また異形の金属線材は、高速化に伴って前記駆動ローラと従動ローラとの嵌合から外れやすくなる。この嵌合が一旦外れると、なかなか元の正常な嵌合状態に戻れず、金属線材の断面形状を変形させたり、或いは前述と同様に金属線材が駆動ローラと圧接ローラとに噛み込まれると、駆動ローラに過大な負荷を与え、遂には、その回転を停止させてしまうこともある。このとき、当然に金属線材に損傷を与えるだけでなく、駆動ローラを回転させている上記ラチェットホイール或いはラチェット爪が破損してしまう。
こうした不具合を解消するため、従動ローラを駆動ローラに向けて弾性的に付勢することも考えられるが、従来のように単に一組の駆動ローラと従動ローラとにより金属線材を送り出すだけでは、金属線材に対する各ローラの接触圧は、上述のようにスリップを排除するために、弾力を強力にしなければならず、金属線材を両ローラ間に噛み込んだときに、従動部ローラは強力な弾力に抗して動くことができず、相変わらず金属線材やラチェットホイールなどを破損させることになる。また、一対の駆動ローラと従動ローラだけでは、ローラから金属線材が一旦外れると、外れた線材は軌道が変わってしまうため、元の挟着状態には戻り切れず、前述と同様の不具合が発生する。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、その具体的な目的は、この種の金属線材の送り装置にあって、金属線材を送出しローラから外れにくくすると同時に、例え一時的に外れたとしても瞬時にもとの軌道に戻り、線材やラチェットホイールなどに損傷を与えることなく、異形断面を有する金属線材であるにも関わらず、確実に送り出すことを可能にしたファスナーストリンガの連続製造機に適用される金属線材の送り装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の基本構成は、ファスナーストリンガの連続製造機に適用される異形断面をもつ務歯用金属線材の送り装置であって、固定位置に回転可能に支持された第1及び第2のローラと、前記第1及び第2の各ローラに対向し、可動のローラ支持部材の両端部に回転可能に支持された第3及び第4のローラとを備え、前記ローラ支持部材(55)は、その中央部に形成された軸遊挿孔に遊挿される偏心軸部材に回動可能に支持されるとともに、付勢手段により前記第1及び第2ローラのローラ軸中心を結ぶ直線に対して直交する方向に弾性的に付勢されてなり、前記第3及び第4ローラを前記ローラ支持部材とともに前記第1及び第2ローラに離接させる離接手段を有し、前記偏心軸部材は、一端部が不動位置にて回転可能に支持されるとともに、他端部が前記一端部に対する偏心位置にて回動可能に支持される軸部材を有し、前記離接手段は、前記偏心軸部材の前記他端部に固定支持され、同偏心軸部材を前記ローラ支持部材とともに前記一端部を中心として回転操作する操作部を有してなる、ことを特徴としている。
更に、前記第1及び第2ローラは、その周面に沿って連続する凸条を有し、前記第3及び第4ローラは、その周面に沿って連続する凹溝を有しているとよい。また、前記ローラ支持部材をV字状の杆材から構成することが好ましい。そして、前記第1〜第4ローラの全てを同期して駆動させる駆動機構を有しており、その駆動機構の公的な態様は前記第1及び第2ローラが同一構造を有し、前記第3及び第4ローラが同一構造を有し、対向する前記第1及び第3ローラと第2及び第4ローラとが互いに噛合する歯車を有してなり、前記第1及び第2ローラの各歯車が同じ駆動歯車と噛合されているようにするとよい。
作用効果
本発明の金属線材の送り装置が作動して、間欠的に務歯の1個分だけを上方に送り出す。線材の送りが完了したとき、線材は務歯1個の厚みに相当する長さをカッティングダイ上に突出させている。次いで、カッティングダイが後退を開始し線材の突出部分をカッティングパンチにより切断すると共に、カッティングダイの後端停止位置において務歯をカッティングダイからフォーミングダイへと移行させる。このとき、加締ハンマーは停止状態にあり、務歯の水平方向の動きを規制するため、フォーミングダイが務歯の取付脚部を両側から支持している。
その後、フォーミングパンチが下降すると共にプレッシャーパットが下降し、噛合頭部の山出し成形を行う。このとき送出し装置は作動を停止している。次いで、カッティングダイとフォーミングダイが共動して前進すると、左右一対の加締パンチが作動を開始し、務歯の取付脚部を加締パンチに形成された加締面により押圧されて互いに接近する方向へと変形し、間欠的に供給されて待機するファスナーテープの務歯取着部に務歯が取着されたのち、間欠送出し装置が作動してテープガイドに案内されながらファスナーテープの次位の務歯取着部が加締パンチの加締部へと送り出される。
ところで、近年、この種のファスナーストリンガの製造装置に限らず、あらゆる製造技術分野における製造工程の高速化は著しく、従来の製造速度であれば主作動部と連動する作動部が主作動部の作動タイミングによく追随して作動することができたにも関わらず、高速化に伴い追随することができなくなり、逆に生産性を低下させるケースが多い。前記金属線材の送り装置にあっても同様であり、特に高速で回転する主軸の回転速度に金属線材の間欠的な送りのタイミングが合わなくなり、或いは上述のように一対の駆動ローラと従動ローラだけで確実な送りを実現しようとしても、高速化ゆえに金属線材がそれらのローラから更に外れやすくなり、金属線材だけでなく駆動ローラの駆動源であるラチェットホイールやラチェット爪をも損傷させてしまい、ファスナーストリンガの製造自体を中止せざるを得なくする。
本発明にあっては、第1及び第2のローラからなる一対のローラと第3及び第4のローラからなる他の一対のローラによって金属線材を4点で挟持しながら送り出すため、何らかの拍子で、例えば金属線材が第1ローラと第3ローラとの挟着から外れそうになった場合にも、第2及び第4ローラによる挟着が確保される確率が高く、第1及び第3ローラによる挟着から外れそうになっても金属線材は再び第1及び第3ローラによる挟着される。更に、本発明にあっては、単一のローラ支持部材の端部に支持された第3及び第4ローラが、同ローラ支持部材の中央部を第1及び第2ローラに向けて弾性的に押圧する。
その結果、第3及び第4ローラによる第1及び第2のローラに対する押圧力は常に均等となり、しかも従来の一対のローラによるときよりも弱い弾性的な付勢とすることができるため、金属線材が仮に僅かに捩じれた状態で送り込まれたとしても、その捩じれ部分が送り込まれたローラ対のうち第3又は第4ローラが付勢に抗して後退して金属線材を送り続けることにより、その捩じれ姿勢が自動的に矯正され、金属線材に損傷を与えることもない。こうして、金属線材が第1〜第4ローラに強く噛み込まれることがなくなるため、駆動源であるラチェットホイール及びラチェット爪の損傷をも免れる。
更に本発明にあって、離接手段を操作して前記第3及び第4ローラをローラ支持部材とともに第1及び第2ローラから離間させることを可能にすると、金属線材の交換や送りローラの点検が容易となる。また、前記ローラ支持部材をV字状の杆材から構成して、その両端に第3及び第4ローラ対を支承するとともに、その両端を回転可能に中央屈曲部を支持するようにすると、前記中央屈曲部を第1及び第2ローラの軸中心を結ぶ直線に対して直交させて上記付勢手段により第1及び第2ローラに向けて付勢したとき、第3及び第4
ローラの第1及び第2ローラに対する押圧力が均等になりやすく、金属線材の送り出しを確実なものとする。
そして、前記第1〜第4ローラの全てを同期して駆動させる駆動機構として、前記第1及び第2ローラと第3及び第4ローラとの各ローラ対を、それぞれ同一構造とするとともに、対向する前記第1及び第3ローラと第2及び第4ローラとが互いに噛合する歯車を有してなり、前記第1及び第2ローラの各歯車が単一の駆動歯車と噛合された機構を採用している。この場合、第1〜第4ローラの各歯車の歯間ピッチを同一に設定しておけば、全てのローラによる金属線材送出速度が一致し、円滑な送り出しが可能となる。
本発明が適用されるファスナーストリンガの連続製造機の要部を示す斜視図である。 同装置の務歯成形部の縦断面図である。 本発明の好適な実施形態である務歯用の異形金属線材の送り装置を拡大して示す斜視図である。 同送り装置の第3及び第4ローラの支持軸部の一例を示す斜視図である。 第1及び第2ローラと第3及び第4ローラの構造及び配置を示す断面図である。 第1及び第2ローラと第3及び第4ローラによる金属線材の挟着状態を拡大して示す要部断面図である。 第1〜第4ローラの各歯車及び駆動歯車の噛合状態と離接手段との連動関係とを一部切開して示す正面図である。 前記離接手段の離間時の状態説明図である。 本発明の送り装置における第3及び第4ローラの支持構造の変形例を示す要部斜視図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1及び図2は、本発明のファスナーストリンガ製造装置の要部の一例を模式的に示している。図示装置の構造は、上記特許文献1に開示された装置と実質的に変わるところがない。そのため、以下に述べる装置の概要は、前記公報の説明に基づいている。これらの図において、架台1には第1ラム2がラムガイド3を介して水平方向に往復動自在に支持され、この第1ラム2の前端部には横断面が例えばY字形を成す務歯用の異形金属線材Wが挿通する挿通孔4aを有するカッティングダイ4および務歯Eの噛合頭部の山出し成形用のフォーミングダイ5が第1ラム2の前進方向に向かって順に設けられている。
第1ラム2の前部における上方には架台1に支持されたセットプレート6が配され、このセットプレート6にはラムガイド7が取着されている。ラムガイド7には、第2ラム8が第1ラム2の水平往復動に対し垂直上下動自在に設けられている。この第2ラム8の前面にはパンチホルダ9を介して務歯Eの噛合頭部の山出し成形用のフォーミングパンチ10及び山形成形時に務歯Eの両脚部を押えるプレッシャーパット11が取り付けられている。更に、前記ラムガイド7の下端には第1ラム2の前部上面と摺接できるカッティングパンチ12が固定されている。フォーミングダイ5の両側には一対の加締パンチ13が設けられ、これにより噛合頭部を成形した務歯Eの取付脚部を左右両側から挾圧して加締め、務歯EをファスナーテープTに取着する。
図1に示すように、カッティングダイ4の線材挿通孔4aには断面Y字状の務歯用線材Wが第1〜第4ローラ43〜46によって1つの務歯Eの厚さ分だけ間歇的に供給される。ファスナーテープTは下部から供給されテープガイド16に案内されて、務歯Eが取り
付けられスライドファスナーストリンガSとなり、間欠送出部の間欠駆動ローラ17とプレッシャーローラ18とによって間欠的に引き上げられる。
第1ラム2の後部の上方には駆動主軸19が設けられ、この主軸19には、第1ラム駆動用カム20、フォーミングパンチ作動用カム21、加締パンチ作動用カム22、ストリンガフィード用カム23および線材フィード用カム24が設けられている。各カム20〜24は、それぞれカム従節機構25〜29により第1ラム2、フォーミングパンチ10、加締パンチ13、間欠駆動ローラ17及びプレッシャーローラ18と接続され、これら各部を作動させる。
第1ラム2のカム従節機構25は、第1ラム駆動用カム20に転接する第1転接ローラ25aを有し、この転接ローラ25aは第1ラム2の後部に軸支されている。第1ラム2は圧縮ばね30により前進方向に付勢されており、前記第1ラム駆動用カム20の回転により水平方向に往復動する。更に、前記第1ラム駆動用カム20のカム面は、第1ラム2が前端位置と後端位置で所定時間を停止するように形成されている。
一方、フォーミングパンチ10のカム従節機構26は、フォーミングパンチ作動用カム21に転接する第2転接ローラ26aと、このローラ26aが一端に軸支され、且つ中央部が装置本体に軸着されたレバー26bと、このレバー26bの他端に取着けられかつ第2ラム8の頭部に当接するピン26cとレバー26bを復帰させる圧縮ばね26dとからなる。また、第2ラム8にはこのラムを上方に付勢する圧縮ばね31が内蔵されており、カム21によりレバー26bが揺動して第2ラム8が下降し、圧縮ばね31により元位置に復帰することになる。
加締パンチ13のカム従節機構27は、カム22に転接する第3転接ローラ27aと、この転接ローラ27aを上端に軸支し、下方に向かって延在するとともに中央部が架台1に軸着されたレバー27bと、このレバー27bの下端に中央部が軸着されたリンク27cと、このリンク27cの先端部を後部に軸着している第3ラム27dと、加締パンチ13が上部において当接し、且つ中央部が軸着された作動レバー27eとから構成されている。第5図に示すように第3ラム27dの先端部における側面は外方に向かって広がるカム面27fとされるとともに作動レバー27eの下端部にはカム受け27gが設けられ、このカム面27fとカム受け27gにより第3ラム27dが後退すると作動レバー27eが揺動し、加締パンチ13を作動させる。第3ラム27dの元の位置への復帰は圧縮ばね32によってなされる。
ストリンガフィード用のカム従節機構28は、図1に示すようにストリンガフィード用カム23に転接する第4の転接ローラ28aと、この転接ローラ28aが一端に軸支されるとともに他端にも第5の転接ローラ28cが軸支され、且つ中央部が軸着された第1レバー28bと第5転接ローラ28cにより下方に揺動し、且つ引張りばね33によって上方に付勢される第2レバー28dとから構成される。このような第2レバー28dの基端には図示せぬ一方向クラッチが中間部に介装された上記間欠駆動ローラ17の伝達軸34aが接続され、これにより間欠駆動ローラ17を一方向にのみ間歇的に回転させてファスナーストリンガSを送り出す。
線材フィード用のカム従節機構29は、カム24に転接する第6転接ローラ29aと、この転接ローラ29aが一端に軸着されたスライダー29bと、このスライダー29bの他端に取着けられたラチェット爪29cと、このラチェット爪29cによって一方向にのみ所定角度づつ間歇回転するラチェットホイール29dとからなる。ラチェットホイール29dの支軸34bの他端には図4に示す線材フィード用の駆動歯車42が取着されている。この駆動歯車42の間欠的な回転により、本発明の主要な構成をなす第1〜第4ロー
ラ43〜46を介して異形金属線材Wを間欠的に供給する。スライダー29bの元位置への復帰は圧縮ばね29eによってなされる。
第1ラム2の前進が停止すると異形金属線材Wの送りも完了し、異形金属線材Wを所定厚さだけカッティングダイ4上に突出させる。この工程の前半において既にファスナーテープTへの務歯Eの取着が完了しており、ファスナーストリンガSは加締パンチ13、13が務歯脚部から離れると直ちに引き上げられ、務歯Eの噛合頭部がフォーミングダイ5から外れた時点で第1ラム2が後退を開始する。そのため、取着された務歯は第1ラム2によって後退作動するフォーミングダイ5に引っかかることはない。
第1ラム2の後退により線材Wの切断が行なわれる。この後退の際に、ファスナーストリンガの引上げが完了する。第1ラム2が後退位置にあって噛台頭部が成形されるとき、加締パンチ13が作動して務歯Eを脚部を介して両側から挾持する。第1ラム2の前進途中から加締パンチ13により務歯の取着が開始されたのち、第1ラム2が前進端位置へと前進し、以下上述の手順が繰り返される。
図3は本発明の好適な実施形態である金属線材の間欠送り装置の外観構成を示す斜視図であり、図4は第3〜第4ローラの構造とその歯車の支持状態を示す斜視図、図5は第1〜第4ローラの嵌合状態を拡大して示す要部断面図、図6は線材Wが保持される状態を拡大して示す要部断面図、図7及び図8はそのボックス内の歯車列の配置例と第3及び第4ローラの接離手段の機構例を示す説明図である。
本実施形態による金属線材送り装置40はユニット化されており、第1〜第4ローラ43〜46は外部に露呈しているが、これらのローラ43〜46にそれぞれ一体的に取着された第1〜第4歯車47〜50と前記ローラ43〜46に駆動を与えるための駆動歯車42はボックス41に内蔵されている。ここで、本実施形態による前記第1及び第2ローラ43,44同士は同一形状、同一構造を有しており、前記第3及び第4ローラ45,46同士も同一形状、同一構造を有している。
そのため、以下の説明では第1ローラ43と第3ローラ45とを詳しく説明するに止める。図5又は図6に示すように異形金属線材Wの断面が噛合頭部部分WHと左右取付脚部部分WLとからなる略Y字状を呈している。そのため、図2、図5及び図6に示すように第1ローラ43の周面には同第1ローラ43の周面に沿って連続し、前記噛合頭部部分WHと左右脚部部分WLの股部付近とが嵌合する凸条43aが形成されている。一方の第3ローラ45の周面には、同第3ローラ45の周面に沿って連続し、前記左右脚部部分WLの間に嵌合する凹溝45aが形成されている。第2ローラ44にも、第1ローラ43と同様の凸条44aが形成され、第4ローラ46には凹溝46aが形成されている。ここで、前記第1及び第2ローラ43,44の各凸条43a,44aは、金属線材Wの前記脚部部分WLの股部底面部分だけに接触できる遊嵌形状とされる。逆に、第3及び第4ローラ45,46に形成される凹溝45a,46aは前記噛合頭部WHを密着嵌合する形状とされ、脚部部分WLの変形を防いでいる。
本実施形態による前記第1〜第4ローラ43〜46には、各ローラ43〜46の中心線上に中心をもつ上記第1〜第4の歯車47〜50が一体に形成されている。図7は、それらの歯車47〜50と、上記ラチェットホイール29dの支軸34bの一端に取着された駆動歯車42との間の噛合状態を示している。同図によれば、前記第1及び第2ローラ43,44の各歯車47,48のそれぞれに、単一の前記駆動歯車42が常に噛合しており、第3及び第4ローラ45,46が金属線材Wの送り位置にあるとき、第3及び第4の各歯車49,50は、相対する第1及び第2の各ローラ43,44のそれぞれの歯車47,48と噛合する。
図示例による第1及び第2ローラ43,44は同一構造を有しており、そのローラ径は第1及び第2歯車47,48の径とほぼ同じであり、その歯数も同じである。一方、第3及び第4ローラ45,46も同一構造を有しているが、そのローラ径は第1及び第2ローラ43,44のローラ径よりも小さく設定されており、そのローラ径は第3及び第4歯車49,50の径とほぼ同じである。また、第3及び第4歯車49,50の歯数は第1及び第2歯車47,48の歯数よりも少ないが、全ての歯間ピッチは同じである。そのため、第1及び第2ローラ43,44の回転速度は第3及び第4ローラ45,46よりも遅くなるが、異形金属線材Wの送り量は同じとなる。
図5に示すように、以上の構成を備えた第1及び第2ローラ43,44は、上記ボックスの一部に一端部が固設された第1及び第2の固定支軸51,52に図示せぬ軸受を介して回転自在に支承されている。一方、上記第3及び第4のローラ45,46は、図3及び図4に示すように、偏平なV字状のローラ支持部材55の両端部に固設された第3及び第4の固定支軸53,54によって図示せぬ軸受を介して回転自在に支持されている。このローラ支持部材55は、図4に示すとおり、2枚のV字状板片をその中央屈曲部において所要の間隙を持たせて平行に配した構造を有し、その中央屈曲部に軸遊挿孔55aが形成され、両端部に前記固定支軸53,54の両端を固定支持するそれぞれ一対の軸支孔55b,55b;55c,55cが形成されており、その各軸支孔55b,55b;55c,55c間の空間部に、前記第3及び第4ローラ45,46がそれぞれの前記固定支軸53,54によって回転自在に支承されている。
さて本実施形態にあっては、図4に示すように、円盤部56aの一表面の中心部に一端を固設した軸体56bを有し、前記円盤部56aの他表面の偏心位置に一端を固設した偏心軸体56cを有する偏心軸部材56に、前記ローラ支持部材55を回転自在に支承させている。前記偏心軸部材56は、前記軸体56bの他端を前記ボックス41の一部に回転自在に支承し、前記偏心軸体56cを前記ローラ支持部材55の中央屈曲部に形成した軸遊挿孔55aに遊挿する。そして、前記偏心軸体56cの前記軸遊挿孔55aから外部に突出する軸端に、本発明における離接手段が固設される。
本実施形態による前記離接手段は、図3及び図7に示すように、前記偏心軸体56cの軸端に固設される本体57と、同本体57の下端部に形成されたピン孔57aに挿通されたピン58の表面側端部に固着されたハンドル部59と、前記ピン58の背面側端部に固設された矩形状板片からなる離接部材60と、前記本体57の前記ピン孔57aの上方にあって同ピン孔57aに直交して形成され、底面を前記第1及び第2ローラ43,44の軸中心を結ぶ直線方向に向けるとともに同底面と離間する方向に開口して形成された離接スプリング部材摺動孔57bと、離接スプリング部材摺動孔57bに摺動可能に嵌挿された離接スプリング部材61とを備えている。前記離接スプリング部材61は、前記離接スプリング部材摺動孔57bに摺嵌されるカップ状部材61aと、前記離接スプリング部材摺動孔57bの底面とカップ状部材61aの空洞部に挿入され、前記離接スプリング部材摺動孔57b内で前記カップ状部材61aを外部に付勢する圧縮スプリング61bとを備えている。
以上の構成を備えた本実施形態による異形金属線材の間欠送り装置40によれば、ストリンガ製造装置の製造時で異形金属線材Wを間欠的に送り出しているときは、図7に示すように、上記離接スプリング部材摺動孔57bに摺嵌したカップ状部材61aが隣接位置に配されたフレーム62に圧縮スプリング61bを収縮させた状態で当接しており、その反力がローラ支持部材55の中央屈曲部の軸遊挿孔55aに挿通された偏心軸体56cに固設された離接手段本体57を介して前記ローラ支持部材55の中央屈曲部に作用して、第3及び第4ローラ45,46を異形金属線材Wを介して第1及び第2ローラ43,44を均等に押し付けている。
このように、本実施形態による異形金属線材Wの間欠送り装置では、異形金属線材Wをその送り方向に配された全てのローラが同期して積極駆動される2組の圧接ローラ対により4点で支持されながら均等な付勢力をもって、弾性的に圧接されて送り出されるため、仮に異形金属線材が僅かな捩じれをもって送りローラ列に導入されたとしても、前記付勢力に抗して瞬間的に第3及び第4ローラ45,46が第1及び第2ローラ43,44から離間する方向に移動することもが手伝って、4点支持の全てが同時に外れることはなく、2組のうちのいずれか1組が常に異形金属線材Wを正常な状態に矯正しながら挟着して送られるようになる。その結果、異形金属線材Wが外れそうになったローラ組に速やかに元のとおりに挟着されるようになり、異形金属線材Wのローラ組への噛み込みがなく、駆動源であるラチェットホイールへの過度な負荷も働かず、線材の総称は勿論、前記ラチェットホイール29d及びラチェット爪29cを損傷させることがなくなり、円滑で且つ正確な間欠送りが可能となる。
また、図7に示す状態で上記離接手段のハンドル部59を時計方向に回動させると、円盤部56a及び軸体56bがその軸心を中心に回転して、図8に示すように前記偏心軸体56cが前記軸心の回りを時計方向に回動する。その結果、偏心軸体56cに支持された離接手段本体57も円盤部56a及び軸体56bの軸心の回りを時計方向に回動して、前記フレーム62にカップ状部材61aが押し付けられ、同カップ状部材61aを圧縮スプリング61bを圧縮しながら離接スプリング部材摺動孔57bの内部へと摺動し、離接手段本体57の下部がフレーム62から離間して、ローラ支持部材55に支承された第3及び第4のローラ45,46を第1及び第2ローラ43,44から離間させる。この離間操作により、第1及び第2ローラ43,44と第3及び第4ローラ45,46との間の間隙に異形金属線材Wを挿入しやすくなり、或いは送り装置の点検などが容易に行えるようになる。
なお、本発明は前記離接手段を省略して、図9に示すように上記ローラ支持部材55の中央屈曲部の背面を直接圧縮スプリング61cなどにより付勢するようにすることもできる。この場合には、ローラ支持部材55に偏心軸部材は不要であって、直線状の通常の軸部材でよい。また、この変形例にあっても、ローラ支持部材55は前記直線状の軸部材に対して回転可能とされている。
1 架台
2 第1ラム
3 ラムガイド
4 カッティングダイ
4a 務歯用線材挿通孔
5 フォーミングダイ
6 セットプレート
7 ラムガイド
8 第2ラム
9 パンチホルダ
10 フォーミングパンチ
11 プレッシャーパット
12 カッティングパンチ
13 加締パンチ
16 テープガイド
17 間欠駆動ローラ
18 プレッシャーローラ
19 駆動主軸
20 第1ラム駆動用カム
21 フォーミングパンチ作動用カム
22 加締パンチ作動用カム
23 ストリンガフィード用カム
24 線材フィード用カム
25〜29 カム従節機構
25a 第1転接ローラ
26a 第2転接ローラ
26b レバー
26c ピン
26d 圧縮ばね
27a 第3転接ローラ
27b レバー
27c リンク
27d 第3ラム
27e 作動レバー
27f カム面
27g カム受け
28a,28c 第4及び第5転接ローラ
28b 第1レバー
28d 第2レバー
29a 第6転接ローラ
29b スライダー
29c ラチェット爪
29d ラチェットホイール
29e, 30〜32 圧縮ばね
33 引張りばね
34a 伝達軸
34b 支軸
40 金属線材送り装置
41 ボックス
42 駆動歯車
43〜46 第1〜第4ローラ
43a,44a 凸条
45a,46a 凹溝
47〜50 第1〜第4歯車
51〜54 第1〜第4の固定支軸
55 ローラ支持部材
55a 軸遊挿孔
55b,55c 軸支孔
56 偏心軸部材
56a 円盤部
56b 軸体
56c 偏心軸体
57 (離接手段の)本体
57a ピン孔
57b 離接スプリング部材摺動孔
58 ピン
59 ハンドル部
60 離接部材
61 離接スプリング部材
61a カップ状部材
61b,61c 圧縮スプリング
62 フレーム
WH 噛合頭部部分
WL 取付脚部部分
W 務歯用線材
S ファスナーストリンガ
T ファスナーテープ
E 務歯

Claims (5)

  1. ファスナーストリンガ(S) の連続製造機に適用される異形断面をもつ務歯用金属線材(W) の送り装置であって、
    固定位置に回転可能に支持された第1及び第2のローラ(43,44) と、前記第1及び第2の各ローラ(43,44) に対向し、可動のローラ支持部材(55)の両端部に回転可能に支持された第3及び第4のローラ(45,46) とを備え、
    前記ローラ支持部材(55)は、その中央部に形成された軸遊挿孔(55a) に遊挿される偏心軸部材(56)に回動可能に支持されるとともに、付勢手段(61b,61c) により前記第1及び第2ローラ(43,44) のローラ軸中心を結ぶ直線に対して直交する方向に弾性的に付勢されてなり、
    前記第3及び第4ローラ(45,46) を前記ローラ支持部材(55)とともに前記第1及び第2ローラ(43,44) に離接させる離接手段(60)を有し、
    前記偏心軸部材(56)は、一端部が不動位置にて回転可能に支持されるとともに、他端部が前記一端部に対する偏心位置にて回動可能に支持される軸部材(56a〜56c)を有し、
    前記離接手段(60)は、前記偏心軸部材(56)の前記他端部に固定支持され、同偏心軸部材(56)を前記ローラ支持部材(55)とともに前記一端部を中心として回転操作する操作部を有してなる、
    ことを特徴とする務歯用金属線材の送り装置。
  2. 前記第1及び第2ローラ(43,44) は、その周面に沿って連続する凸条(43a,44a) を有してなり、前記第3及び第4ローラ(45,46) は、その周面に沿って連続する凹溝(45a,46a) を有してなる請求項1記載の送り装置。
  3. 前記ローラ支持部材(55)がV字状の杆材からなる請求項1又は2記載の送り装置。
  4. 前記第1〜第4ローラ(43 〜46) の全てを同期して駆動させる駆動機構(42,47〜50) を有してなる請求項1又は2記載の送り装置。
  5. 前記第1及び第2ローラ(43,44) が同一構造を有するとともに、前記第3及び第4ローラ(43,44) が同一構造を有し、対向する前記第1及び第3ローラ(43,45) と第2及び第4ローラ(44,46) とが互いに噛合する歯車(47 〜50) をそれぞれに有してなり、前記第1及び第2ローラ(43,44) の各歯車(47,48) が同じ駆動歯車(42)と噛合されてなる請求項4記載の送り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019021409A1 (ja) * 2017-07-27 2019-01-31 Ykk株式会社 ファスナーストリンガー製造装置
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