JP2010264015A - 浴槽 - Google Patents

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良彦 川畑
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Abstract

【課題】介護者が浴槽の長辺側から入浴補助を行う場合であっても、浴槽の短辺側から入浴補助を行う場合と同程度に肉体的負担を軽減させること。
【解決手段】平面視で長方形状をした浴槽3の長手方向Aの片側部分を入浴者2の頭2a側を位置させる浴槽頭部4とし、長手方向Aの他側部分を入浴者2の足2b側を位置させる浴槽足部5とする。洗い場9に面する一方の長辺6のうち浴槽頭部4に位置する頭部側長辺部分6Aを、その下端部10dから上端部10cに向かうに従って平面視で浴槽3の長手方向Aと直交する洗い場方向Bに向かう突出寸法が大となるように膨出させて、内面部が入浴者2の入浴方向Cに沿って滑らかな下り勾配30となった出入用膨出部10を形成すると共に、該出入用膨出部10の上端部10cに浴槽頭部4及び浴槽足部5のそれぞれの浴槽フランジ4a,5a上面と面一状に連続した腰掛け面11を形成した浴槽3である。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽に関し、詳しくは洗い場と連設される浴槽形状に関するものである。
平面視で互いに対向する一対の長辺と一対の短辺とを有する長方形状の浴槽が一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、自力で入浴するのが困難な高齢者、病人等の入浴に際しては入浴補助を必要とする。介護施設等での入浴補助を行う場合は、図5(a)に示すように、介護者1が入浴者2を支えながら浴槽3a´の短辺7側から入浴させている。この場合、浴槽3a´内に足2bを入れる入浴方向が足2bを伸ばす座り方向Dと一致しているため、入浴補助が楽にできるようになる。
ところが、一般住宅等の浴室では、図5(b)に示すように、浴槽3a´の短辺7側に浴室壁8が存在している場合が多く、介護者1は浴槽3a´の長辺6側(洗い場側)から入浴させるしかなく、この場合、入浴者2が浴槽3a´内に足2bを入れる入浴方向Cと足2bを伸ばす座り方向Dとが平面視で90°異なるため、介護者1は、無理な介護姿勢を強いられ、特に腰をかなり屈める必要があるなど、その肉体的負担がきわめて大きいものである。
特開2007−159671号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、介護者が浴槽の長辺側(洗い場側)から入浴補助を行う場合であっても、浴槽の短辺側から入浴補助を行う場合と同程度に肉体的負担を軽減させることができる浴槽を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明は、平面視で長方形状をした浴槽3の長手方向Aの片側部分を入浴者2の頭2a側を位置させる浴槽頭部4とし、長手方向Aの他側部分を入浴者2の足2b側を位置させる浴槽足部5とする。浴槽3の洗い場9に面する一方の長辺6のうち浴槽頭部4に位置する頭部側長辺部分6Aを、その下端部10dから上端部10cに向かうに従って平面視で浴槽3の長手方向Aと直交する洗い場方向Bに向かう突出寸法が大となるように膨出させて、内面部が入浴者2の入浴方向Cに沿って滑らかな下り勾配30となった出入用膨出部10を形成すると共に、該出入用膨出部10の上端部10cに浴槽頭部4及び浴槽足部5のそれぞれの浴槽フランジ4a,5a上面と面一状に連続した腰掛け面11を形成してなることを特徴としている。
このような構成とすることで、介護者1が一方の長辺6側(洗い場9側)から入浴補助を行うにあたって、出入用膨出部10の腰掛け面11に入浴者2を一旦腰掛けさせて入浴者2の足2bを浴槽頭部4内部に向けた状態とし、この状態から入浴者2の腰部を出入用膨出部10内面の下り勾配30に沿って滑らせながら足2bを浴槽頭部4側から浴槽足部5側へと方向変換させるだけで、浴槽3内部に体全体をスムーズに移動させて足2bを伸ばした座り姿勢とすることができる。従って、入浴者2の入浴方向Cと座り方向Dとが平面視で90°異なる場合であっても、介護者1に肉体的な負担がかからず、無理に腰を屈めることもなくなる。
本発明は、浴槽の洗い場に面した一方の長辺のうち浴槽頭部に位置する頭部側長辺部分を膨出させて、内面部が入浴者の入浴方向に沿って下り勾配となり且つ上端部が腰掛け面となった出入用膨出部を構成したことにより、介護者は浴槽の長辺側(洗い場側)から入浴補助を行う場合であっても、出入用膨出部を利用することで、浴槽の短辺側から入浴補助を行う場合と同程度に肉体的負担を軽減させることができる効果が得られる。
本発明の一実施形態の浴槽と洗い場とが連設された浴室ユニットの斜視図である。 同上の浴槽の頭部側長辺部分を洗い場方向に膨出させて構成される出入用膨出部を利用して、介護者が浴槽の長辺側(洗い場側)から入浴補助を行う場合の一例を説明する斜視図である。 同上の浴槽エプロンの堰部への取り付けを説明する分解斜視図である。 (a)は同上の浴室ユニットの概略平面図、(b)は床パンの概略側面図である。 (a)は従来の浴槽の短辺側から入浴補助を行う場合の説明図、(b)は従来の浴槽の長辺側(洗い場側)から入浴補助を行う場合の説明図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1は、浴槽3と洗い場9とが連設された浴室ユニット12の一例を示している。平面視矩形状の浴室ユニット12を左右に略2分して、片側を浴槽3、他側を洗い場9としている。図中の13は排水口である。
浴槽3は、平面視で互いに向かい合う一対の長辺6と一対の短辺7とを有する。本発明においては、長手方向Aの片側部分を入浴者2の頭2a側を位置させる浴槽頭部4とし、長手方向Aの他側部分を入浴者2の足2b側を位置させる浴槽足部5とする。
洗い場9に面した一方の長辺6のうち、浴槽頭部4に位置する頭部側長辺部分6Aを、平面視で浴槽3の長手方向Aと直交する洗い場方向Bに向かって膨出させて、出入用膨出部10を形成している。この出入用膨出部10は、図2に示すように、下端部10dから上端部10cに向かうに従って平面視で浴槽3の長手方向Aと直交する洗い場方向Bに向かう突出寸法が大となるように膨出しており、出入用膨出部10の内面部には、入浴者2の入浴方向Cに沿って滑らかな下り勾配30が形成されている。なお、出入用膨出部10の後壁10aは浴槽頭部4の短辺7と直線状に連なっており、出入用膨出部10の前壁10bは浴槽足部5に位置する足部側長辺部分6Bと直交状に連なっている。
ここで、図1に示す例では、出入用膨出部10の上端部10cの洗い場方向Bへの突出寸法Eは、浴槽頭部4の内寸法Gの約半分程度とされ、出入用膨出部10の横巾寸法Fは、浴槽頭部4の内寸法Gと略同寸法とされる。さらに図4(a)に示すように、浴槽3の全長Hが1600mm、全巾Lが800mmの場合、出入用膨出部10の突出寸法Kは450mmとされ、これにより浴槽頭部4側の全巾Jは1250mm(=800mm+450mm)とされる。さらに出入用膨出部10と浴室ドア14間の洗い場寸法Mは800mm、浴槽足部5側とドア袖壁8´間の洗い場寸法Nは1250mmとされる。これらの数値は一例であり、浴槽3形状に合わせて適宜に設計変更自在である。
上記出入用膨出部10の上端部10cには腰掛け面11が形成されている。この腰掛け面11は、図3に示すように、同一水平面上に連なる平面視コ字状のフランジ面11a,11b,11cからなり、フランジ面11aが浴槽頭部4側の浴槽フランジ4a上面と面一に連なり、フランジ面11cが浴槽足部5側の浴槽フランジ5a上面と面一に連なっている。
ここで、出入用膨出部10内面の下り勾配30をできるだけ緩やかな傾斜にするため、つまり、出入用膨出部10の突出寸法をできるだけ大きく確保するために、突出方向に位置するフランジ面11cの巾を他のフランジ面11a、11bの巾よりも狭くしてある。この場合において、出入用膨出部10の外側方に図1に示すようなフランジ面11cと同じ高さの水平面15aを有する踏み台15を設置し、フランジ面11cと踏み台15との組み合わせによってフランジ面11c上の腰掛け面積を広く確保できるようにしている。勿論、フランジ面11cの巾を他のフランジ面11a、11bの巾と同じ巾としてもよいものである。
しかして、上記構成の浴槽3において介護者1が洗い場9側から高齢者、病人等の入浴補助を行う場合は、図2に示すように、入浴者2を出入用膨出部10の腰掛け面11に腰掛けさせて足2bを浴槽頭部4内部に向けた状態とし、この状態から入浴者2の腰部を出入用膨出部10内面の下り勾配30に沿って滑らせながら、足2bを図2の矢印Pで示すように浴槽頭部4から浴槽足部5へと方向変換させることで、従来の図5(b)で示されているような足2bを伸ばした座り姿勢にスムーズに移行させることができる。またこのとき浴槽足部5の底部に溺れ防止用の段部40(図1)を突設させることで、より安定した入浴姿勢となる。一方、浴槽3から出る場合の補助も上記と逆の順で出入用膨出部10を介して行うことができる。
従って、図2に示すように、入浴者2の入浴方向Cと座り方向Dとが平面視で90°異なる場合であっても、洗い場方向Bに向けて膨出する出入用膨出部10を利用することで、介護者1は洗い場9側から無理に腰を屈めたりすることなく、入浴補助を行うことができる。この結果、従来の図5(a)で示したような短辺7側から入浴補助する場合と同程度にその肉体的負担を軽減できる利点が得られる。
また、出入用膨出部10を洗い場方向Bに膨出させた形状としても、出入用膨出部10と浴室ドア14間の狭くなったスペースS1(図1)を介護スペースとして利用でき、浴槽足部5と浴室壁8との間の広いスペースS2(図1)を身体を洗う洗い場として利用できるので、浴槽3と洗い場9の双方を使い勝手よくコンパクトに配置できる。また、健常者が入浴する場合にも出入用膨出部10が邪魔にならず且つ洗い場9が狭くなることもないものである。
また本例では、図4(b)に示すように、洗い場部16Aとそれよりも低い浴槽載置部16Bとを一体に備える床パン16の一例を示している。床パン16は例えばFRPで一体成形されており、洗い場部16Aと浴槽載置部16Bとがそれぞれアジャスターボルト17を介して床面50上に高さ調整可能に支持されていると共に、頭部側長辺部分6Aに形成される出入用膨出部10の腰掛け面11の下面を別のアジャスターボルト18を介して洗い場部16A上面にて高さ調整可能に支持されている。なお図4(a)ではアジャスターボルト17、18の位置をそれぞれ×印で示している。このように浴槽載置部16Bと洗い場部16Aとを共通の床パン16を用いて構成しているので、金型費の低減、生産効率の向上が図られると共に、既設の浴室ユニット12において既存の浴槽から本浴槽3への交換が容易にできる利点がある。しかも、本浴槽3の出入用膨出部10をアジャスターボルト18を用いて洗い場部16Aにて支持しているので、共通の床パン16を設計変更する必要もない。
さらに本例では図3に示すように、浴槽エプロン18が、浴槽3の足部側長辺部分6Bから出入用膨出部10の前方を覆うL形エプロン18Aと、出入用膨出部10の側方を覆う平板エプロン18Bとで構成されている。床パン16の洗い場部16Aと浴槽載置部16Bとの境界に沿って堰部19が配置される。堰部19は、床パン16とは別体で構成され、上記L形エプロン18A及び平板エプロン18Bのそれぞれの下端部を取付け金具(図示せず)を介して着脱可能に取り付ける直線状堰部19A及びL形堰部19Bとで構成される。L形堰部19Bの一端部19aは浴室壁8の鉛直面にビス固定され、L形堰部19Bの他端部19bは直線上堰部19Aの一端部と共に浴槽3外壁の鉛直面にビス固定される。従って、床パン16側に堰部19を取り付けるための穴あけ加工や接着等をしなくて済む利点がある。
1 介護者
2 入浴者
2a 頭
2b 足
3 浴槽
4 浴槽頭部
5 浴槽足部
6 長辺
6A 頭部側長辺部分
6B 足部側長辺部分
7 短辺
10 出入用膨出部
10c 上端部
10d 下端部
11 腰掛け面
30 下り勾配
A 長手方向
B 洗い場方向
C 入浴方向
D 座り方向

Claims (1)

  1. 平面視で長方形状をした浴槽の長手方向の片側部分を入浴者の頭側を位置させる浴槽頭部とし、長手方向の他側部分を入浴者の足側を位置させる浴槽足部とし、浴槽の洗い場に面する一方の長辺のうち浴槽頭部に位置する頭部側長辺部分を、その下端部から上端部に向かうに従って平面視で浴槽の長手方向と直交する洗い場方向に向かう突出寸法が大となるように膨出させて、内面部が入浴者の入浴方向に沿って滑らかな下り勾配となった出入用膨出部を形成すると共に、該出入用膨出部の上端部に浴槽頭部及び浴槽足部のそれぞれの浴槽フランジ上面と面一状に連続した腰掛け面を形成してなることを特徴とする浴槽。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014061138A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Sekisui Chemical Co Ltd 浴室構造およびこの浴室構造に用いる浴槽

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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