JP5528740B2 - 浴槽 - Google Patents

浴槽 Download PDF

Info

Publication number
JP5528740B2
JP5528740B2 JP2009188597A JP2009188597A JP5528740B2 JP 5528740 B2 JP5528740 B2 JP 5528740B2 JP 2009188597 A JP2009188597 A JP 2009188597A JP 2009188597 A JP2009188597 A JP 2009188597A JP 5528740 B2 JP5528740 B2 JP 5528740B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
handrail
side wall
long side
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009188597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011036557A (ja
Inventor
隆 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aron Kasei Co Ltd
Original Assignee
Aron Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aron Kasei Co Ltd filed Critical Aron Kasei Co Ltd
Priority to JP2009188597A priority Critical patent/JP5528740B2/ja
Publication of JP2011036557A publication Critical patent/JP2011036557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5528740B2 publication Critical patent/JP5528740B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、要介助者補助のための手摺りを取り付けた浴槽に関するものである。
従来から、高齢者、障害者等のような足腰に不安のある要介助者の浴槽への出入りを補
助するために、特許文献1〜特許文献3に示されるような手摺りを取り付けた浴槽が提供
されている。このような浴槽では、手摺りを浴槽本体の長側壁の上端面から、あるいは長
側壁の内面上から突出して形成している。また該浴槽においては、長側壁の上端面又は長
側壁の内面と該手摺りの間に手を入れるための隙間が形成されているものが多い。
特開平11−18980号公報 特開2006−263231号公報 特開2000−152889号公報
ところが、上記従来の浴槽については、浴槽への出入りのために手摺りを設けることが
、要介助者にとって却って危険になるおそれがあった。これは、要介助者は運動機能が低
下しているのみならず、反射速度、視力もまた低下している可能性が高く、極僅かな突起
でさえも要介助者の足が容易に引っ掛かってしまうためである。
すなわち、要介助者が浴槽本体の長側壁を跨ごうとするとき、長側壁の上端よりもさら
に上に手摺りが存在するため、足が上がりきらずに該手摺に引っ掛かってしまう。特に、
一部の浴槽は該浴槽の底が浴室の床に比べて低くなっており、このような浴槽の側壁上端
に手摺りを取り付けると、浴槽から外へ出ようとする要介助者が該手摺りに頻繁に引っ掛
かる。
浴槽本体の長側壁の内面上に手摺りが存在する場合には、水による光の屈折等で手摺り
の位置が把握しづらくなっているため、要介助者は該手摺りを避けたつもりで該手摺に足
を引っ掛かけたり、該手摺で膝や脛を打ってしまう。また多くの要介助者は、長側壁の内
面に足を接触させつつ滑らせながら上げ下ろしすることで浴槽の縁や浴槽の底を確認して
いるため、長側壁の内面上に手摺りを突出して取り付けると、該手摺りに手を掛けるため
に形成された隙間に足や膝が入り込み易く、特に高い確率で要介護者が引っ掛かってしま
う。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その
目的とするところは、要介助者が浴槽へ出入りするときに手摺に足が引っ掛かることを抑
制することができる浴槽を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の浴槽の発明は、桶状のバスタブを有し
ており、該バスタブの側壁の内面の上端部には複数の取付凹部が凹設されており、該取付
凹部の内側には要介護者の入浴を補助するための手摺り棒が、その全体が該取付凹部の内
側に収容されるようにして、設けられていることを要旨とする。
上記構成の浴槽によれば、バスタブの側壁の内面に凹設された取付凹部に手摺りユニット全体が取付凹部の内側に収容接合されるようにして設ける構成となっている。このため、手摺り棒は、取付凹部の内側からバスタブ内に突出することなく、バスタブの側壁内に配されている。また取付凹部内に設けられた手摺り棒は、バスタブの側壁の内面の上端部、つまり該バスタブの開口の直近位置であって要介護者がバスタブに出入りするときに確認がしやすい部位に配置されている。従って、要介護者がバスタブに出入りするときに手摺り棒に引っ掛かることを抑制することができる。
また、上記手摺りユニットは、バスタブと、少なくとも上記手摺り棒及び該手摺り棒の両端に取り付けられた一対の固定板と、該一対の固定板の間に架設される断面L字状の連結板とを備えてなる手摺りユニットを有しており、該手摺りユニットは、その全体が該取付凹部の内側に収容された状態で該バスタブに固定されている。
このため、手摺りユニットを構成する固定板、連結板及び手摺り棒は、取付凹部の内側からバスタブ内に突出することなく、バスタブの側壁内に配されている。またバスタブと手摺りユニットとを別体で構成したことにより、バスタブと手摺り棒を一体で構成することに比べて、成形時の浴槽形状が複雑になることを抑制することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の浴槽の発明において、該取付凹部は、側壁の内面に臨む部位と、側壁の上端面に臨む部位と、の2面が開放された形状となるように、該側壁の内面の上縁に凹設されていることを要旨とする。
上記構成の浴槽によれば、側方に加えて上方からも手摺りユニットの手摺り棒に触れて
、これを把持することができる。特に上方から手摺り棒を把持できるようになると、手摺
り棒を該側壁の上端から突出させることなく設けることができるとともに、要介護者が側
壁を跨いでバスタブに出入りするときに該手摺り棒を支えとすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の浴槽の発明において、該バスタブにおいて、同じ側壁の内面上に設けられた複数の該取付凹部は、該側壁の幅方向における中央線を基準として、線対称の位置関係となるように配置されていることを要旨とする。
上記構成の浴槽によれば、バスタブの設置方向、設置位置が異なる浴室に該浴槽を設置
する場合であっても、例えば取付凹部の位置を変更する等のようなバスタブの設計変更を
行わずともよく、対応することができる。
本発明によれば、要介助者が浴槽へ出入りするときに手摺に足が引っ掛かることを抑制
することができる浴槽を提供することができる。
(a)は実施形態の浴槽を示す分解斜視図、(b)は図1(a)中のA−A線における断面図。 手摺りユニットを示す斜視図。 バスタブを示す断面図。 別形態の浴槽を示す斜視図。 別形態の浴槽を示す斜視図。 浴槽にオプションユニットの一例を装着した状態を示す斜視図。 浴槽にオプションユニットの一例を装着した状態を示す斜視図。 オプションユニットの一例を示す断面図。 浴槽にオプションユニットの一例を装着した状態を示す斜視図。 浴槽にオプションユニットの一例を装着した状態を示す斜視図。
以下、本発明の浴槽を具体化した一実施形態について説明する。
図1(a)に示すように、浴槽10は、バスタブ11と、要介護者の入浴を補助するた
めに設けられた手摺りユニット12と、を有している。
該バスタブ11は、平面視で長方形状をなす底板21と、該底板21の両長辺側縁に立
設された第1及び第2長側壁22a,22bと、該底板21の両短辺側縁に立設された第
1及び第2短側壁23a,23bと、によって桶状に形成されている。そして要介護者等
は、該バスタブ11内に入り込み、底板21上に座って該バスタブ11内に溜められた湯
に浸かることで入浴する。
なお本実施形態のバスタブ11は、浴室の隅角で蛇口13が設けられた壁に図中で左奥
側の第2短側壁23bが接し、該蛇口13が設けられた壁と隣接する壁に図中で右奥側の
第2長側壁22bが接するように配置されており、主に要介護者は、第1短側壁23a側
に頭を向けて入浴する。またバスタブ11には、各側壁が中空のものと、中実のものとが
あるが、何れのものであってもよい。
該バスタブ11の内側となる面を内面として、第1及び第2長側壁22a,22bの内
面の上端部であって上縁には、上記手摺りユニット12を取り付けるための複数の取付凹
部24が凹設されている。
図1(b)に示すように、該取付凹部24は、例えば第1及び第2長側壁22a,22
bをその内面が凹むように成形したり、一部を切除したり等して形成されたものであり、
第1及び第2長側壁22a,22bの内面の上縁で角部に凹設され、その内面の断面形状
がL字状をなしている。従って、該取付凹部24は、第1及び第2長側壁22a,22b
の内面に臨む部位である前面24aと、第1及び第2長側壁22a,22bの上端面に臨
む部位である上面24bと、の2面が開放された形状となる。
なお、該取付凹部24は、第1及び第2長側壁22a,22bを貫通するように形成さ
れた穴ではなく、第1及び第2長側壁22a,22bを凹ませる等することで凹所として
形成されたものである。これは、該取付凹部24を穴として形成した場合には、湯が該穴
から外へ抜け出てしまうことで該バスタブ11内に溜めることが出来る湯量が減ってしま
うためである。
図2に示すように、上記手摺りユニット12は、対向配置された一対の固定板31と、
該一対の固定板31間を繋ぐ手摺り棒32と、該一対の固定板31の周縁の間に架設された断面L字状をなす連結板33とを備えている。該手摺り棒32は、要介護者が握りやすいように丸棒形状とされている。また該手摺り棒32は、該バスタブ11の取付凹部24に手摺りユニット12を取り付けた状態で、第1及び第2長側壁22a,22bの内面から該バスタブ11の内部へ突出しないようにするため、該固定板31の略中央位置に繋がるように配設されている。さらに該手摺りユニット12においては、上記したように一対の固定板31の周縁の間に断面L字状をなす連結板33が架設されており、該手摺りユニット12の強度を向上させている。
なお、該手摺りユニット12は、合成樹脂、金属等を材料に用いて一体成形してもよく
、また、例えば固定板31及び連結板33を合成樹脂で一体成形したうえで、金属製の手
摺り棒32をボルト固定、接着等して接合してもよい。
当該浴槽10において、上記手摺りユニット12は、上記バスタブ11の取付凹部24
に嵌め込まれたうえで、固定板31を該取付凹部24の内面に、上記手摺りユニット12の少なくとも上記一対の固定板31が接着、溶着、超音波接着、ボルト締め等による螺着などの方法により接合することで固定される。また手摺りユニット12のバスタブ11に対する固定強度を上げたい場合は、連結板33を固定板31と同様の方法で取付凹部24の内面に接合してもよい。
該固定板31は、取付凹部24の内面で接合される部位と略等しい大きさに形成されて
いる。また上述したように、手摺り棒32は固定板31の略中央位置に繋がるように配設
されている。従って、手摺りユニット12は、その全体が取付凹部24の内側に収容され
た状態でバスタブ11に固定されているため、第1及び第2長側壁22a,22bの内面
から突出しておらず、さらには第1及び第2長側壁22a,22bの上面からも突出して
いない。
図1(a)及び図3に示すように、本実施形態の取付凹部24は、第1長側壁22aの
内面上縁に2つ、第2長側壁22bの内面上縁に2つの計4つが設けられている。第1長
側壁22aに設けられた2つ、あるいは第2長側壁22bに設けられた2つのように、同
じ側壁に設けられた複数の取付凹部24は、互いの間に間隔を空けて配設され配設されて
いる。このように取付凹部24同士の間に間隔を空けることで、第1長側壁22aの上面
あるいは内面で手摺りユニット12同士の間に平面部25が形成されるため、該平面部2
5に座ったり、手をついたり等することができ、使い勝手を向上させることができる。
該バスタブ11において、同じ側壁の内面上に設けられた2つの取付凹部24は、該側
壁の幅方向における中央線(図3中に一点鎖線Cで示す)を基準として、線対称の位置関
係となるように配置されている。このため該バスタブ11に手摺りユニット12を取り付
けた当該浴槽10は、第1短側壁23a側に頭を向けて入浴する場合と、第2短側壁23
b側に頭を向けて入浴する場合とで手摺りユニット12の位置関係に差異が無いように構
成されている。従って当該浴槽10を設計の異なる浴室(例えば蛇口13が設けられた壁
に第1短側壁23aが接し、該蛇口13が設けられた壁と隣接する壁に第2長側壁22b
が接するようにバスタブ11を配置する必要がある浴室)に設置する場合であっても、当
該浴槽10の設計を変更することなく同一のものを設置することができる。
さて上記浴槽10に要介助者が入浴するとき、要介助者は介助者に介添えされながら、
第1長側壁22aの上面で開放された取付凹部24の内側に手を差し入れ、手摺り棒32
を握り、体を支える。この後、要介助者は、該手摺り棒32を握って体を支えたまま、足
を上げて第1長側壁22aを跨ぎ越す。このとき第1長側壁22aの上面に手摺りユニッ
ト12が突出していないため、要介助者は手摺りを跨ぐために足を上げ直したり、あるい
は足を上げ損なって手摺りに引っ掛かったり等することなく、第1長側壁22aを楽に跨
ぎ越すことができる。
第1長側壁22aを跨ぎ越した後、要介助者は足を、該第1長側壁22aの内面上で滑
り伝わらせながら、あるいは第1長側壁22aの内面の直近位置で移動させながら、バス
タブ11の底板21上に下ろす。このとき第1長側壁22aの内面に手摺りユニット12
が突出していないため、要介助者は手摺りに引っ掛かったり、当たったり、あるいは手摺
りを避けるために一旦足をバスタブ11の外に戻して再び第1長側壁22aの跨ぎ越しを
やり直したり等することなく、底板21上に足を楽に下ろすことができる。
以下、上記実施形態とは異なる別形態の浴槽について説明する。
図4に示すように、手摺りユニット12を使用しない場合、カバー体41を取付凹部2
4に取り付けることで、該取付凹部24を塞いでもよい。該カバー体41は、取付凹部2
4の前面と上面を塞ぐことが出来るように、断面逆L字状に形成されている。また該カバ
ー体41は、取付凹部24から手摺りユニット12が取り外されたうえで該取付凹部24
に接合してもよく、あるいは取付凹部24に手摺りユニット12が取り付けられたままの
状態で該手摺りユニット12を覆うように取付凹部24に嵌着されてもよい。
図5に示すように、取付凹部24は、第1及び第2長側壁22a,22bの上縁に設け
られることに限らず、上端部であれば上縁よりも下方に設けてもよい。この場合、取付凹
部24の内面形状は。前面が開放されたコ字状となる。またコ字状をなす該取付凹部24
に上記のようなカバー体41を取り付けるように構成してもよく、このような場合のカバ
ー体41は、板状に形成される。
上記実施形態の浴槽10は、手摺りユニット12を取付用フックとして用いることによ
り、種々のオプションユニットを装着することが可能である。該オプションユニットは、
該手摺りユニット12の手摺り棒32に嵌着される環状固定体51を備えていることが必
須となる。該環状固定体51は、C環筒状をなし、その開環部位から内側に手摺りユニッ
ト12の手摺り棒32を嵌入するように構成されている(例えば図8参照)。該環状固定
体51においては、開環部位からの手摺り棒32の抜け出しを規制するために該開環部位
を閉塞する閉塞手段を設けてもよく、また手摺り棒32上での摺動を抑制するために内周
面に滑り止め手段を設けてもよく、さらに手摺り棒32を締め付けることで環状固定体5
1を手摺り棒32に固定する緊結手段を設けてもよい。
上記オプションユニットとして、図6に示すように、一対の該環状固定体51と、これ
ら環状固定体51を連結する棒体52と、を備えているサポート手摺りユニット42が挙
げられる。該サポート手摺りユニット42は、棒体52が対向配置された第1及び第2長
側壁22a,22bの間に架設されるように構成されている。そして要介護者は、入浴中
に該棒体52を掴むことで体を支えたり、あるいは棒体52を握ることで立ち上がったり
等する。
また該サポート手摺りユニット42は、例えば要介護者がバスタブ11内に入るとき等
に必要に応じて着脱されるが、該着脱時には環状固定体51を手摺り棒32の上方から嵌
め入れ、あるいは手摺り棒32の上方へ取り外すことができる。加えて、該サポート手摺
りユニット42は、着脱のために大きく上下移動させる必要が無く、さらに一方の環状固
定体51を手摺りユニット12に取り付けておいて、この手摺りユニット12に取り付け
られた環状固定体51を中心に他方の環状固定体51を上下に回動させることで、着脱作
業を容易に行うことが出来る。
上記オプションユニットとして、図7、図8に示すように、環状固定体51と、該環状
固定体51から上方に延設された支持杆53と、該支持杆53の上方に支持された鞍台5
4と、該鞍台54から立設された手摺杆55と、を備えている出入り補助用サポート手摺
りユニット43が挙げられる。該出入り補助用サポート手摺りユニット43において鞍台
54は、支持杆53の上端から側方へ延設された上壁部54aと、該上壁部54aの先端
から垂下された前垂壁部54bと、によって側面視で横L字状に形成されており、第1長
側壁22aの上端に被さるように構成されている。また鞍台54の前垂壁部54bには、
外側から内側に向かってねじ込むことにより第1長側壁22aの外面に圧接されて、該鞍
台54を第1長側壁22aに固定する固定手段56が螺着されている。
該出入り補助用サポート手摺りユニット43は、第1長側壁22aの上端に固定装着さ
れるように構成されている。そして要介護者は、バスタブ11内に入るべく該第1長側壁
22aを跨ごうとするとき、該出入り補助用サポート手摺りユニット43の手摺杆55を
握り掴むことで体を支えることができる。
該出入り補助用サポート手摺りユニット43においては、固定手段56をねじ込むとき
に、環状固定体51が手摺り棒32の上方から嵌め入れられていることから横方向へ移動
しづらくなっている。このため、例えば壁体を第1長側壁22aの内面に押し当てながら
固定手段56をねじ込むことで壁体と固定手段56の間に第1長側壁22aを挟み込む固
定方式のものに比べ、該出入り補助用サポート手摺りユニット43は、第1長側壁22a
への固定が確実であり、使用時における外れ、ぐらつきを抑えることができる。特に、該
環状固定体51に上記のような開環部位を閉塞する閉塞手段を設けた場合には、環状固定
体51が手摺り棒32の上方向へ移動しづらくなるため、該環状固定体51が該手摺り棒
32から外れたり、該環状固定体51がぐらついたりすることを抑制することができ、手
摺り棒32に対する該環状固定体51の固定をより確実なものとすることができる。
上記オプションユニットとして、図9に示すように、一対の環状固定体51と、これら
環状固定体51から下方に延設された一対の吊下杆57と、一対の吊下杆57の間に架設
された座板58と、を備えているバスボードユニット44が挙げられる。
該バスボードユニット44は、座板58が対向配置された第1及び第2長側壁22a,
22bの間に架設されるように構成されている。そして要介護者は、入浴中に該座板58
に座ることで体を支えたり、あるいは該座板58を踏み台とすることでバスタブ11内へ
出入りする。
該バスボードユニット44においては、環状固定体51が手摺り棒32の上方から下方
へ向かって嵌め入れられており、要介護者の使用時には座板58から吊下杆57を介して
環状固定体51に下方への加重が加わることになるめ、該使用時に誤って外れることを防
止することができる。
上記オプションユニットとして、図10に示すように、環状固定体51と、該環状固定
体51から横方向に延設された介助板59と、該介助板59の端部から垂下された支持脚
60と、を備えている介助ユニット45が挙げられる。
該介助ユニット45は、介助板59が第1長側壁22aの上端から側方へ張り出すよう
に構成されている。そして介助者は、入浴時に要介護者を介助板59に座らせる等して体
重を預けさせることにより、要介護者の体の方向を変えたり、足を持ち上げたり等する。
該介助ユニット45においては、環状固定体51が手摺り棒32の上方から嵌め入れら
れており、要介護者を座らせると介助板を介して環状固定体51に下方への加重が加わる
ことになるため、足を持ち上げたり等するときに誤って外れることを防止することができ
る。
削除
10 浴槽
11 バスタブ
12 手摺りユニット
22a 第1長側壁
22b 第2長側壁
24 取付凹部
31 固定板
32 手摺り棒
C 中央線

Claims (3)

  1. 樋状のバスタブを有しており、
    該バスタブの側壁の内面の上端部には複数の取付凹部が凹設されており、
    該取付凹部の内側には要介護者の入浴を補助するための丸棒形状の手摺り棒と、該手摺り棒の両端に取り付けられた一対の固定板と、該一対の固定板の周縁の間に架設される断面L字状をなす連結板と、を備えてなる手摺りユニットが、その全体が該取付凹部の内側に収容接合された状態で該バスタブに固定されている
    ことを特徴とする浴槽。
  2. 該取付凹部は、側壁の内面に臨む部位と、側壁の上端面に臨む部位と、の2面が開放さ
    れた形状となるように、該側壁の内面の上縁に凹設されている
    請求項1に記載の浴槽。
  3. 該バスタブにおいて、同じ側壁の内面上に設けられた複数の該取付凹部は、該側壁の幅
    方向における中央線を基準として、線対称の位置関係となるように配置されている
    請求項1又は請求項2に記載の浴槽。
JP2009188597A 2009-08-17 2009-08-17 浴槽 Active JP5528740B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009188597A JP5528740B2 (ja) 2009-08-17 2009-08-17 浴槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009188597A JP5528740B2 (ja) 2009-08-17 2009-08-17 浴槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011036557A JP2011036557A (ja) 2011-02-24
JP5528740B2 true JP5528740B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=43764975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009188597A Active JP5528740B2 (ja) 2009-08-17 2009-08-17 浴槽

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5528740B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101692617B1 (ko) * 2015-04-17 2017-01-03 최형섭 가변식 욕조

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08131356A (ja) * 1994-11-08 1996-05-28 Sekisui Chem Co Ltd 浴 槽
JPH1014801A (ja) * 1996-07-03 1998-01-20 Sekisui Chem Co Ltd 浴 槽
JP2001081927A (ja) * 1999-07-12 2001-03-27 Masaki Tando 壁面埋め込み手すり

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011036557A (ja) 2011-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5528740B2 (ja) 浴槽
KR102040522B1 (ko) 장애인 또는 노약자를 위한 목욕의자
JP6128633B2 (ja) 浴室構造およびこの浴室構造に用いる浴槽
JP2019170930A (ja) 浴室
JP6128634B2 (ja) 浴室ユニット
JP2001299614A (ja) 浴 槽
JP2007023516A (ja) 浴室の出窓構造
JP3117600U (ja) 幼児髪洗補助台
JP5371455B2 (ja) 置き台、及び浴室構造
JP3022876B1 (ja) 浴槽用監視ボックス及び浴槽装置
JPH0349169Y2 (ja)
JPS6026708Y2 (ja) 浴槽
JP2503583Y2 (ja) 椅子付き浴槽及び浴室
JP2566265Y2 (ja) 浴槽設備
JP3070542U (ja) 介護用バスボード
JP3302659B2 (ja) 浴 槽
JP5322291B2 (ja) 浴室
JP2019170932A (ja) 浴槽
JP2008307240A (ja) 入浴用の腰掛け
JP2015139500A (ja) 入浴介護装置
JPH0623653Y2 (ja) ユニットバスルーム
JP2023062853A (ja) 傾倒防止具
JP2004222796A (ja) 浴槽装置
JPS6028309Y2 (ja) 浴槽
JP5150693B2 (ja) 浴室構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5528740

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250