JP2010262697A - ディスク装置用サスペンションおよびその製造方法 - Google Patents

ディスク装置用サスペンションおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010262697A
JP2010262697A JP2009111329A JP2009111329A JP2010262697A JP 2010262697 A JP2010262697 A JP 2010262697A JP 2009111329 A JP2009111329 A JP 2009111329A JP 2009111329 A JP2009111329 A JP 2009111329A JP 2010262697 A JP2010262697 A JP 2010262697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suspension
load beam
recess
flexure
damping material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009111329A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5396138B2 (ja
Inventor
Akira Nojima
晃 野嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2009111329A priority Critical patent/JP5396138B2/ja
Priority to US12/766,043 priority patent/US8369046B2/en
Priority to CN2010101748454A priority patent/CN101877224B/zh
Publication of JP2010262697A publication Critical patent/JP2010262697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5396138B2 publication Critical patent/JP5396138B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4833Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4826Mounting, aligning or attachment of the transducer head relative to the arm assembly, e.g. slider holding members, gimbals, adhesive

Landscapes

  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

【課題】制振材をロードビームの所定位置に容易に取り付けることができ、かつ、重量の増加を小さくすることが可能なディスク装置用サスペンションを提供する。
【解決手段】ベースプレート11と、ロードビーム12と、フレキシャ13とを有するディスク装置用サスペンション10において、ロードビーム12の厚み方向の一方の面12aに形成された凹部31と、該凹部31に収容された制振材39と、凹部31の少なくとも一部を覆った状態で制振材39に重ねて配置される蓋部38とを備えている。蓋部38は、フレキシャ13の一部である。フレキシャ13は、サスペンション構成部材の一例である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、制振材を有したディスク装置用サスペンション、および、その製造方法に関する。
回転するディスクに情報を記録したり再生したりするためのハードディスク装置(HDD)には、ディスク装置用サスペンションが使用されている。
ディスク装置用サスペンションは、キャリッジにベースプレートを介して固定されるロードビーム(load beam)と、ロードビームに重ねて配置されるフレキシャ(flexure)などを有している。フレキシャに形成されたタング部にスライダが取付けられている。スライダにはデータの読取りあるいは書込みを行なうための素子(トランスジューサ)が設けられている。前記ベースプレートとロードビームとの間に、ばね性を有するヒンジ部材が設けられることもある。
上記サスペンションの共振等の動特性を向上させるために、例えば下記特許文献1に開示されるようなダンパが使われている。特許文献1に示されたダンパは、金属板などからなる拘束板と粘弾性体との積層構造をなし、サスペンションの中央部などの平面に貼着される。
特開平9−91909号公報
上述したダンパを、例えばロードビームに貼着する場合、ダンパの粘弾性体をロードビームの表面に押し付けることによって、粘弾性体の接着力によりロードビームに固定される。しかしながら、ロードビームは非常に薄い部材であるため、ダンパを貼着する際の押付力により、ロードビームが変形してしまう場合がある。
ロードビームが変形すると、サスペンションの静的特性、および、共振等の動的特性が変わってしまう。このため、製造されたサスペンションの静的特性および動的特性にばらつきが生じてしまう。
また、ロードビームの厚さ方向にダンパを貼着するため、ロードビームの板厚に加えてダンパの厚さが加わる。このため、サスペンション全体の厚さが大きくなるだけでなく、ダンパの質量分だけサスペンションが重くなってしまう。さらに、ダンパをサスペンションの所定の位置に貼着するには、高い位置決め精度が要求される。このため、ダンパをサスペンションに貼着するには、高精度な位置決めが行なえるように、特殊な貼付機が必要となる。
従って、本発明の目的は、ダンパをロードビームの所定位置に容易に取り付けることができ、ダンパを取り付ける際にロードビームが変形することを防止でき、かつ、重量の増加を小さくすることが可能な制振構造を有したディスク装置用サスペンション、および、その製造方法を提供することにある。
本発明の一つの形態にかかるディスク装置用サスペンションは、ベースプレートと、ロードビームとを有するディスク装置用サスペンションであって、前記ロードビームの厚み方向の一方の面に形成された凹部と、該凹部に収容された制振材と、前記凹部の少なくとも一部を覆った状態で前記制振材に重ねて配置される板状のサスペンション構成部材の一部からなる蓋部とを具備している。前記板状のサスペンション構成部材は、例えばフレキシャ、あるいはヒンジ部材である。
本発明の別の形態にかかるディスク装置用サスペンションは、上記の凹部が前記ベースプレートの厚み方向の一方の面に形成されている。
本発明の一つの形態に係るディスク装置用サスペンションの製造方法は、ロードビームの厚さ方向の一方の面に凹部を形成する工程と、前記凹部に制振材を収容する工程と、前記制振材の上からフレキシャの一部からなる蓋部を重ねることにより前記制振材を保持する工程と、前記フレキシャを前記ロードビームに固定する工程とを具備している。
本発明の好ましい形態では、前記凹部を形成する工程は、プレスの一種であるコイニングにより行なわれる。本発明の別の形態では、前記凹部を形成する工程は、パーシャルエッチングにより行なわれる。
本発明の制振材を有するディスク装置用サスペンションによれば、ロードビームに形成された凹部に粘弾性体等の制振材を収容するため、ロードビームの所定位置に制振材を容易に配置することができる。また、凹部に収容された制振材をフレキシャ等の拘束板を兼ねる板状の部材によって保持できるため、制振材をロードビームに取り付ける際に強く押圧する必要が無くなり、ロードビームの変形を防止することができる。また、ロードビームに形成された凹部に制振材を収容するため、重量の増加を小さくすることができる。
本発明の第1の実施形態に係るサスペンションの平面図。 図1に示すサスペンションのロードビームの平面図。 図1中のF3−F3線に沿うサスペンションの断面図。 凹部が形成される前のロードビームの断面図。 図1に示すロードビームにフレキシャを固定する前の状態を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係るロードビームの平面図。 本発明の第3の実施形態に係るベースプレートの平面図。 本発明の第4の実施形態に係るサスペンションの平面図。
以下に本発明の第1の実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
図1は、ディスク装置用サスペンション(以下、単にサスペンションと称する)10の一例を示している。サスペンション10は、ベースプレート11と、ロードビーム12と、フレキシャ13などのサスペンション構成部材によって構成されている。フレキシャ13は、本発明でいう板状のサスペンション構成部材として機能する。
ベースプレート11は、例えばステンレス鋼などの金属からなる。ベースプレート11は、例えば厚さが150〜200μmの板状であり、平坦なプレート部21と、プレート部21の一方の面から突出して設けられる円筒形のボス部22などを有している。ボス部22は、図示しないキャリッジアーム等に固定される。
図2は、ロードビーム12の一例を示している。ロードビーム12は、例えば厚さが25〜100μm前後の薄い板ばねであり、例えばステンレス鋼などの金属からなる。ロードビーム12は、基部24、ヒンジ部25、ビーム部26、先端部27などからなる。ロードビーム12の厚み方向の一方の面12aには、フレキシャ13が配置され、他方の面12bには、ベースプレート11が配置される。
ロードビーム12の基部24の他方の面12bがベースプレート11に重ねられる。そしてこの基部24は、複数の溶接部29において、例えばレーザー溶接等の固定手段によってベースプレート11に固定される。ヒンジ部25は、ベースプレート11の近傍に形成され、ロードビーム12の厚み方向に撓むことができる。ビーム部26は、ヒンジ部25と先端部27との長手方向中間部に形成されている。
ロードビーム12の一方の面12aには、厚さ方向の内側に凹んだ凹部31が形成されている。本実施形態において、凹部31は、ビーム部26に設けられており、ロードビーム12の長手方向中間部に位置する。
図1に示すフレキシャ13は、ロードビーム12の一方の面12aに重ねられている。フレキシャ13は、例えばロードビーム12よりも薄いステンレス鋼板からなり、ばね性を有している。フレキシャ13の厚さは、例えば15〜25μm前後である。フレキシャ13は、複数の溶接部33において、例えばレーザー溶接等の固定手段によってロードビーム12に固定される。
フレキシャ13の先端部付近には、タング部(ジンバル部)35が形成されている。タング部35には、磁気ヘッドとして機能するスライダ(図示せず)が取付けられる。フレキシャ13は、ロードビーム12の一方の面12aと対向する蓋部38を有している。蓋部38は、フレキシャ13の一部に形成された平坦な面であり、ロードビーム12の凹部31の開口全体を覆って配置される。
図3は、図1中のF3−F3線に沿ったサスペンション10の断面図を示している。凹部31には、粘弾性体39が収容されている。粘弾性体39は、本発明でいう制振材として機能する。粘弾性体39は、粘着性と弾性および流動性を有しており、変形の大きさに応じた粘性抵抗を発揮する高分子材料である。粘弾性体39には、例えばアクリル系の樹脂が適用される。
フレキシャ13の蓋部38は、凹部31の開口全体を覆った状態で、粘弾性体39に重ねて配置されている。これにより、粘着性を有する粘弾性体39は、凹部31の内面と、蓋部38とに粘着した状態でロードビーム12の所定位置に保持されている。
次に、前記構成のサスペンション10の製造方法を説明する。
図4は、図3に示す断面位置において、凹部31が形成される前のロードビーム12の断面図を示している。ロードビーム12は、例えばパーシャルエッチングによって、図4中の二点鎖線で囲まれる領域Eが溶解させられる。ロードビーム12の厚さ方向の一部である領域Eが溶解することにより、ロードビーム12の厚さ方向の一方の面12aに凹部31が形成される。凹部31が形成された後、プレスによってロードビーム12に折曲部12e,12f等が形成される。
ロードビーム12に凹部31を形成する方法は、パーシャルエッチングに限らず、例えばプレスの一種であるコイニングによるものでもよい。コイニングにより凹部31を形成する場合、凹部31は、プレスによってロードビーム12を成形する前に形成されてもよいし、その後に形成されてもよい。また、ロードビーム12を成形する工程と同時に、凹部31を形成してもよい。
図5は、図3に示す断面位置において、サスペンション10を組立てる前のロードビーム12と、フレキシャ13と、粘弾性体39との断面を示している。ロードビーム12の一方の面12aに、パーシャルエッチング等により凹部31が形成された後、粘弾性体39が凹部31に収容される。
凹部31を満たすことができる量の粘弾性体39が、例えば図示しないノズルなどから凹部31に供給される。粘弾性体39は粘着性を有しているため、凹部31に供給されると、凹部31の内面に粘着する。粘弾性体39は流動性を有しているため、図5のように凹部31内に広がる。
凹部31に粘弾性体39が収容された後、フレキシャ13が、図5中の矢印A方向からロードビーム12の一方の面12aに重ねられる。これに伴い、フレキシャ13の一部である蓋部38が、粘弾性体39の上から重ねられる。
フレキシャ13の一部である蓋部38が粘弾性体39の上から重ねられる際に、粘弾性体39が蓋部38によって押圧されることにより、流動性を有する粘弾性体39が凹部31内でさらに広がり、図3のように凹部31の内面のほぼ全域に粘着するとともに、蓋部38にも粘着する。これにより、粘弾性体39は、凹部31の内面と蓋部38とに囲まれて保持される。
こうして粘弾性体39がロードビーム12とフレキシャ13との間に保持された後、ロードビーム12の一方の面12aに、フレキシャ13を固定する。例えばこのフレキシャ13は、図1に示す複数の溶接部33において、例えばレーザー溶接等の固定手段によりロードビーム12に固定される。
前記製造工程によれば、サスペンション10は、凹部31に粘弾性体39を収容し、粘弾性体39の上からフレキシャ13の一部である蓋部38を重ねることで、制振構造を得ることができる。このため従来のように、ダンパをロードビームの表面に押し付けることで貼着していた製造方法に比べて、粘弾性体39を設ける際にサスペンション10に与える力が小さくてすみ、サスペンション10の変形を防ぐことができるため、サスペンション10の特性劣化を防止することができる。
さらに本実施形態の製造方法によれば、ロードビーム12に形成された凹部31を利用して粘弾性体39をサスペンション10の所定位置に設けることができる。
次に、前記構成のサスペンション10の作用を説明する。
本実施形態のサスペンション10は、ロードビーム12の凹部31に粘弾性体39が収容され、フレキシャ13によって構成される蓋部38が凹部31を覆った状態で粘弾性体39に重ねられている。
粘弾性体39は、凹部31と蓋部38とに粘着しており、弾性と流動性を有しているため、サスペンション10を振動させる力が入力したとき、この粘弾性体39は、振動するロードビーム12およびフレキシャ13の変形に伴って変形する。粘弾性体39は、変形すると分子の摩擦による内部抵抗を生じ、ロードビーム12およびフレキシャ13の振動エネルギーを熱エネルギーに変換する。
上記の働きにより、粘弾性体39は、サスペンション10の振動を抑制する。すなわち、ロードビーム12と、フレキシャ13と、粘弾性体39とは、協働してサスペンション10の振動を抑制する制振構造として働く。この場合、フレキシャ13が拘束板として機能することになる。
本実施形態のサスペンション10では、フレキシャ13が拘束板としての機能を兼用できる。これにより、サスペンション10の部品点数が削減され、サスペンション10の質量増加を最小限に抑えることができる。
以下に本発明の第2の実施形態について、図6を参照して説明する。
図6は、第2の実施形態のロードビーム12を示している。ロードビーム12の厚み方向の一方の面12aには、複数の凹部31が形成されている。複数の凹部31のそれぞれに、粘弾性体39が収容される。これ以外の構成と作用については、前記第1の実施形態のサスペンション10と共通であるから、第1の実施形態と共通の部位に第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
以下に本発明の第3の実施形態について、図7を参照して説明する。
図7に示されたベースプレート11のプレート部21の厚み方向の一方の面11aに複数の凹部41が形成されている。凹部41は、例えばパーシャルエッチングによって形成される。なお、凹部41はコイニングにより形成されてもよい。複数の凹部41のそれぞれに、粘弾性体39が収容される。
本実施形態の場合、ロードビーム12が本発明でいう板状のサスペンション構成部材として機能する。すなわち、ロードビーム12の他方の面12bが蓋部として機能し、この蓋部によって凹部41の少なくとも一部が覆われた状態で、粘弾性体39が保持される。これ以外の構成と作用については、前記第1の実施形態のサスペンション10と共通であるから、第1の実施形態と共通の部位に第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
以下に本発明の第4の実施形態について、図8を参照して説明する。
図8は、第4の実施形態のサスペンション10Aを示している。本実施形態のサスペンション10Aは、ベースプレート11と、ヒンジ部材45と、ロードビーム46と、フレキシャ13とを有している。ヒンジ部材45は、本発明でいう板状のサスペンション構成部材として機能する。
ロードビーム46の厚み方向の一方の面46aに複数の凹部48が形成されている。本実施形態において、凹部48は、ベースプレート11の近傍に位置している。複数の凹部48のそれぞれに、粘弾性体39が収容される。
ヒンジ部材45は、例えばステンレス鋼などの金属からなり、ばね性を有している。ヒンジ部材45は、例えば厚さが25〜50μm前後であり、厚さ方向に撓むことができる。ヒンジ部材45は、第1の固定部51と、第2の固定部52とを有している。
第1の固定部51は、ベースプレート11の一部に重ねられ、複数の溶接部54においてベースプレート11に固定される。第2の固定部52は、凹部48を覆った状態でロードビーム46の一方の面46aの一部に重ねられ、複数の溶接部54において、例えばレーザー溶接等の固定手段によってロードビーム46に固定される。
ヒンジ部材45の第2の固定部52のうち、凹部48と対応する部位が、平坦な蓋部として利用されている。この蓋部によって、凹部48の少なくとも一部が覆われた状態で、粘弾性体39が保持される。これ以外の構成と作用については、前記第1の実施形態のサスペンション10と共通であるから、第1の実施形態と共通の部位に第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
また、本発明を実施するに当たって、サスペンションを構成するロードビーム、ヒンジ部、ベースプレート、凹部および粘弾性体をはじめとして、サスペンションの構成要素の構造および配置を適宜に変更して実施できることは言うまでもない。
10,10A…サスペンション
11…ベースプレート
12…ロードビーム
12a…一方の面
12b…他方の面
13…フレキシャ
31…凹部
38…蓋部
39…粘弾性体
41…凹部
45…ヒンジ部材

Claims (7)

  1. ベースプレートと、ロードビームとを有するディスク装置用サスペンションにおいて、
    前記ロードビームの厚み方向の一方の面に形成された凹部と、
    該凹部に収容された制振材と、
    前記凹部の少なくとも一部を覆った状態で前記制振材に重ねて配置される板状のサスペンション構成部材の一部からなる蓋部と、
    を具備したことを特徴とするディスク装置用サスペンション。
  2. ベースプレートと、ロードビームとを有するディスク装置用サスペンションにおいて、
    前記ベースプレートの厚み方向の一方の面に形成された凹部と、
    該凹部に収容された制振材と、
    前記凹部の少なくとも一部を覆った状態で前記制振材に重ねて配置される板状のサスペンション構成部材の一部からなる蓋部と、
    を具備したことを特徴とするディスク装置用サスペンション。
  3. 前記板状のサスペンション構成部材がフレキシャであることを特徴とする請求項1または2に記載のディスク装置用サスペンション。
  4. 前記板状のサスペンション構成部材がヒンジ部材であることを特徴とする請求項1または2に記載のディスク装置用サスペンション。
  5. ロードビームの厚さ方向の一方の面に凹部を形成する工程と、
    前記凹部に制振材を収容する工程と、
    前記制振材の上からフレキシャの一部からなる蓋部を重ねることにより前記制振材を保持する工程と、
    前記フレキシャを前記ロードビームに固定する工程と、
    を具備したことを特徴とするディスク装置用サスペンションの製造方法。
  6. 前記凹部を形成する工程が、コイニングにより行なわれることを特徴とする請求項5に記載のディスク装置用サスペンションの製造方法。
  7. 前記凹部を形成する工程が、パーシャルエッチングにより行なわれることを特徴とする請求項5に記載のディスク装置用サスペンションの製造方法。
JP2009111329A 2009-04-30 2009-04-30 ディスク装置用サスペンションおよびその製造方法 Active JP5396138B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009111329A JP5396138B2 (ja) 2009-04-30 2009-04-30 ディスク装置用サスペンションおよびその製造方法
US12/766,043 US8369046B2 (en) 2009-04-30 2010-04-23 Disk drive suspension having a recess in a load beam or baseplate to contain damping material, and a lid portion for the recess formed by a plate-like constituent member of the suspension
CN2010101748454A CN101877224B (zh) 2009-04-30 2010-04-29 盘驱动器悬架及其制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009111329A JP5396138B2 (ja) 2009-04-30 2009-04-30 ディスク装置用サスペンションおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010262697A true JP2010262697A (ja) 2010-11-18
JP5396138B2 JP5396138B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=43019760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009111329A Active JP5396138B2 (ja) 2009-04-30 2009-04-30 ディスク装置用サスペンションおよびその製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8369046B2 (ja)
JP (1) JP5396138B2 (ja)
CN (1) CN101877224B (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101807407B (zh) * 2009-02-17 2015-09-09 日本发条株式会社 负载杆、具备该负载杆的悬架以及悬架的制造方法
US8885299B1 (en) 2010-05-24 2014-11-11 Hutchinson Technology Incorporated Low resistance ground joints for dual stage actuation disk drive suspensions
JP5042340B2 (ja) * 2010-06-07 2012-10-03 サンコール株式会社 磁気ヘッドサスペンション
JP5051931B2 (ja) * 2010-06-15 2012-10-17 サンコール株式会社 磁気ヘッドサスペンション
US8896969B1 (en) 2013-05-23 2014-11-25 Hutchinson Technology Incorporated Two-motor co-located gimbal-based dual stage actuation disk drive suspensions with motor stiffeners
US9330697B2 (en) * 2013-12-05 2016-05-03 Hutchinson Technology Incorporated Constrained dimple pad damper for disk drive head suspension
US9070392B1 (en) 2014-12-16 2015-06-30 Hutchinson Technology Incorporated Piezoelectric disk drive suspension motors having plated stiffeners
US9318136B1 (en) 2014-12-22 2016-04-19 Hutchinson Technology Incorporated Multilayer disk drive motors having out-of-plane bending
US9296188B1 (en) 2015-02-17 2016-03-29 Hutchinson Technology Incorporated Partial curing of a microactuator mounting adhesive in a disk drive suspension
WO2017003782A1 (en) 2015-06-30 2017-01-05 Hutchinson Technology Incorporated Disk drive head suspension structures having improved gold-dielectric joint reliability
US9646638B1 (en) 2016-05-12 2017-05-09 Hutchinson Technology Incorporated Co-located gimbal-based DSA disk drive suspension with traces routed around slider pad
JP7183076B2 (ja) * 2019-02-28 2022-12-05 日本発條株式会社 ディスク装置用サスペンション

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0249279A (ja) * 1987-12-21 1990-02-19 Hutchinson Technol Inc サスペンションアーム組立体およびサスペンション取り付け組立体
JPH039192Y2 (ja) * 1983-07-21 1991-03-07
JPH0449583A (ja) * 1990-06-18 1992-02-18 Hitachi Ltd トランスデューサ支持装置
JP2000090614A (ja) * 1998-09-11 2000-03-31 Fujitsu Ltd ヘッドアセンブリ及びディスク装置
JP2001344919A (ja) * 2000-05-26 2001-12-14 Hitachi Ltd ヘッド支持機構及びこれを備えた磁気ヘッド組立体
JP2007026575A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Fujitsu Ltd ヘッドスライダ用サスペンション
JP2008159197A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク・ドライブ装置及びそれに使用されるアクチュエータのキャリッジ
JP2010250879A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Fujitsu Ltd ヘッドスタックアセンブリを有する記憶装置及び記憶装置の製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2904731B2 (ja) 1995-09-19 1999-06-14 日東電工株式会社 制振材およびそれを用いたヘッドサスペンション
US6271996B1 (en) * 1997-11-10 2001-08-07 Hutchinson Technology Incorporated Damper with unconstrained surface for a disk drive head suspension
US6005750A (en) * 1997-11-12 1999-12-21 Hutchinson Technology Incorporated Head suspension including coupled flexure and damper constraint layer
US6147831A (en) * 1998-06-18 2000-11-14 Western Digital Corporation Servo track writer having a servo writer positioning arm with a vibration damper and a method of making a head disk assembly
US6297933B1 (en) * 1999-04-23 2001-10-02 Magnecomp Corporation Disk drive suspension with encapsulated damping material
JP2005509236A (ja) 2001-11-05 2005-04-07 シーゲイト テクノロジー エルエルシー アクチュエータ・アームに取り付けるロード・ビーム・アタッチメント
JP4104957B2 (ja) * 2002-11-07 2008-06-18 日本発条株式会社 サスペンション用部品の接合処理装置
US6937444B1 (en) * 2003-02-28 2005-08-30 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive rotary actuator assembly having a constrained layer damper attached to a flat actuator coil
JP2006221726A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Fujitsu Ltd 磁気ヘッドアセンブリ
US20080158725A1 (en) * 2006-12-29 2008-07-03 Toshiki Hirano Vibration damping utilizing a patterned visco-elastic polymer

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039192Y2 (ja) * 1983-07-21 1991-03-07
JPH0249279A (ja) * 1987-12-21 1990-02-19 Hutchinson Technol Inc サスペンションアーム組立体およびサスペンション取り付け組立体
JPH0449583A (ja) * 1990-06-18 1992-02-18 Hitachi Ltd トランスデューサ支持装置
JP2000090614A (ja) * 1998-09-11 2000-03-31 Fujitsu Ltd ヘッドアセンブリ及びディスク装置
JP2001344919A (ja) * 2000-05-26 2001-12-14 Hitachi Ltd ヘッド支持機構及びこれを備えた磁気ヘッド組立体
JP2007026575A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Fujitsu Ltd ヘッドスライダ用サスペンション
JP2008159197A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク・ドライブ装置及びそれに使用されるアクチュエータのキャリッジ
JP2010250879A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Fujitsu Ltd ヘッドスタックアセンブリを有する記憶装置及び記憶装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101877224A (zh) 2010-11-03
JP5396138B2 (ja) 2014-01-22
US8369046B2 (en) 2013-02-05
CN101877224B (zh) 2012-11-21
US20100277834A1 (en) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5396138B2 (ja) ディスク装置用サスペンションおよびその製造方法
JP7183076B2 (ja) ディスク装置用サスペンション
JP5933402B2 (ja) ディスク装置用サスペンション
JP5604128B2 (ja) サスペンション及びサスペンションの製造方法
CN112802503B (zh) 用于硬盘装置的悬挂装置
JP5138635B2 (ja) ヘッドサスペンション
KR100793218B1 (ko) 자기 헤드 어셈블리
JP7314081B2 (ja) ディスク装置用サスペンション
JP5934572B2 (ja) ディスク装置用サスペンションと、その製造方法
JP2011060361A (ja) ディスク装置用サスペンション
JP2008021374A (ja) ヘッドサスペンションアセンブリおよび記憶装置
JP7314072B2 (ja) ディスク装置用サスペンション
JPH11232805A (ja) ディスク装置及びヘッドサスペンション装置
JP2014089781A (ja) ヘッドジンバルアッセンブリおよびこれを備えたディスク装置
JP2008243359A (ja) マイクロアクチュエータ及びその製造方法
JP2006194712A (ja) 慣性センサ
JP5306887B2 (ja) ディスク装置用サスペンション
JP6019201B2 (ja) ディスク装置用サスペンション
JP3921440B2 (ja) キャリッジ
JP2006048833A (ja) 磁気ディスク装置
JP2003022631A (ja) アクチュエータ
JP2010176729A (ja) ヘッドサスペンションアッセンブリ
JP2002334534A (ja) 磁気ヘッドスライダ支持機構、磁気ヘッド組立体及び磁気ディスク装置
JP2010102763A (ja) 光ピックアップの対物レンズアクチュエータ
JP2008199834A (ja) モータおよびディスク型記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5396138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250