JP2001344919A - ヘッド支持機構及びこれを備えた磁気ヘッド組立体 - Google Patents
ヘッド支持機構及びこれを備えた磁気ヘッド組立体Info
- Publication number
- JP2001344919A JP2001344919A JP2000156926A JP2000156926A JP2001344919A JP 2001344919 A JP2001344919 A JP 2001344919A JP 2000156926 A JP2000156926 A JP 2000156926A JP 2000156926 A JP2000156926 A JP 2000156926A JP 2001344919 A JP2001344919 A JP 2001344919A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- support mechanism
- head support
- supporting mechanism
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
することにより、大容量の情報記録装置を実現するこ
と。 【解決手段】 情報の記録又は再生を行うヘッドと前記
ヘッドを移動させるアクチュエータとを繋ぐヘッド支持
機構において、ヘッド支持機構の基材の1箇所乃至複数
箇所に板厚を他の箇所より薄くした窪みを形成し、窪み
に振動減衰材7及び/又は固体アクチュエータを配置す
ること。また、ヘッド支持機構の両側部にその固有振動
数を高めるフランジ8を設け、ヘッド支持機構の基材に
板厚を他の箇所より薄くした窪みを形成して窪みに振動
減衰材7を配置し、振動減衰材7の高さをフランジ8の
高さ範囲内にするヘッド支持機構。
Description
部記録装置や家電製品に用いられる磁気ディスク装置等
の情報記録装置、並びにその部品である磁気ヘッド組立
体及びヘッド支持機構に関する。
ドビームと呼ばれるヘッド支持機構の基材上にVEM
(Visco elastic material)や
ダンパと呼ばれる振動減衰材が貼られていたり、サスペ
ンション駆動型2段アクチュエータでは、ロードビーム
やロードビームに接合されたヒンジ部材の上に固体アク
チュエータの1種であるピエゾアクチュエータ(PZT
アクチュエータ)が貼られていた。ロードビームやヒン
ジ部材(ピエゾアクチュエータの載置台)と言ったヘッ
ド支持機構の基材の厚さは、振動減衰材や固体アクチュ
エータが貼られている部分もいない部分も同じであっ
た。
体アクチュエータを貼りつけたヘッド支持機構は、減衰
材や固体アクチュエータを用いないヘッド支持機構に比
べ、円板半径方向のヘッド位置決め精度が良く、円板半
径方向の記録密度を上げ、記録装置の記録容量を向上さ
せることができる。その反面、ヘッド支持機構が厚くな
り円板間隔を広くする必要が発生する。
情報記録装置に入る円板枚数が減り、情報記録面積が狭
くなる。情報記録装置の記録容量は記録密度と記録面積
との積のため、基材に減衰材や固体アクチュエータを貼
りつけたヘッド支持機構を用いることにより、記録密度
は高いのだが記録容量が大きくできないという課題が発
生する。
減らさない様にすると円板の板厚を薄くする必要が発生
する。その結果、円板の振動が大きくなる。円板の径方
向の記録密度は円板振動とヘッド位置決め精度の相互作
用で定まる。基材に減衰材や固体アクチュエータを貼り
つけたヘッド支持機構を用いると、目標位置に対するヘ
ッド追従性という意味でのヘッド位置決め精度は良くな
るが、目標位置である円板の振れ回りが大きくなるの
で、円板半径方向の記録密度が上がらず、基材に減衰材
や固体アクチュエータを貼りつけたヘッド支持機構を用
いた利点がなくなる。
に、本発明は主として次のような構成を採用する。
ッドを移動させるアクチュエータとを繋ぐヘッド支持機
構において、前記ヘッド支持機構の基材の1箇所乃至複
数箇所に板厚を他の箇所より薄くした窪みを形成し、前
記窪みにヘッド支持機構の構成要素を配置するヘッド支
持機構。
構成要素は振動減衰材及び/又は固体アクチュエータで
あるヘッド支持機構。
前記ヘッドを移動させるアクチュエータとを繋ぐヘッド
支持機構において、前記ヘッド支持機構の両側部にその
固有振動数を高めるフランジを設け、前記ヘッド支持機
構の基材に板厚を他の箇所より薄くした窪みを形成して
前記窪みに振動減衰材を配置し、前記振動減衰材の高さ
を前記フランジの高さ範囲内にするヘッド支持機構。
持機構について図面を用いて以下説明する。図1は本発
明の実施形態に係るヘッド支持機構を備えて磁気ディス
ク装置の斜視図であり、図2は図1に示した磁気ディス
ク装置のヘッド支持機構の平面図であり、図3は図2の
A−A断面図であり、図4は図2に示すヘッド支持機構
の側面図である。
再生するヘッド2が設置されており、ヘッド支持機構1
の根元側はヘッド2を移動させるアクチュエータ3に接
合されている。ヘッド支持機構1のロードビーム4に
は、ヘッド2配置面5の反対方向に開口を有す窪み6が
形成されており(図4参照)、ヘッド支持機構1の振動
を抑える減衰材7が窪み6の中に接着されている。窪み
6の底の板厚は、ロードビーム4の他の部分より薄くな
っている。即ち、図3を参照して、窪み6部の板厚はロ
ードビームの他の部分よりdだけ薄い。
全体構造を表していて、ロードビーム4とベースプレー
ト13を有している。また、後述するヘッド組立体は前
記ヘッド支持機構とヘッドスライダを備えたものを云
う。更に、ロードビーム4はそれ自体が弾性部材であっ
ても良いし、ベースプレート13とロードビームとを繋
ぐ箇所に弾性部材を設けて全体的に弾性機能を備えさせ
ても良い。図2〜図4に示すフランジ8は、ロードビー
ムの質量を上げずに剛性を高めてヘッド支持機構の固有
振動数を高くするものであり、ロードビーム4の両側部
に図示する形状で形成されている。
減衰材7が窪み6に中に配置されているため、減衰材7
がロードビーム4のフランジ8より高くならず、ヘッド
支持機構1の厚さは減衰材7がないヘッド支持機構と同
じにできる。窪み6を形成しないで減衰材7をロードビ
ーム4上に貼ると、減衰材7の表面がフランジ9より高
くなり、ヘッド支持機構1の厚さが厚くなる。
たように、振動減衰材7をロードビーム4の窪み6に配
置した構成例を示したが、これに限らず、前記窪み6に
R/WIC(記録再生処理のIC回路)をも配置しても
良いし、窪み6をロードビーム4の長手方向に沿って形
成してその窪みにヘッド2との接続配線を配置しても良
い。
構を図5〜図7を用いて以下説明する。図5は本発明の
他の実施形態に係るヘッド支持機構の平面図である。図
6は図5のB−B断面図であり、図7は図5のC−C断
面図である。
ド駆動用のアクチュエータ3(図1参照)との間に固体
アクチュエータの1つであるピエゾアクチュエータ(P
ZTアクチュエータ)9を配置するヒンジ台10が設け
られており、ヒンジ台10の窪み11の中に固体アクチ
ュエータの1種であるピエゾアクチュエータ9が接着、
配置されている。ヒンジ台10の窪み11の中には、穴
12が空いている。このヘッド支持機構1は、米国の
Hutchinson TechnologyInc.
の Magnum 5Eと同様の「サスペンション駆動
型2段アクチュエータ」と呼ばれるヘッド支持機構であ
り、ピエゾアクチュエータ9を差動駆動することによ
り、ヘッド支持機構1の先端がヘッド支持機構1の短手
方向に微動するものである。
ていないが、図1に示すアクチュエータ3が設置されて
いて、このアクチュエータ3でヘッド2を粗動させ、更
に、ピエゾアクチュエータ9でヘッド2を微動駆動させ
る。ピエゾアクチュエータ9を載置するヒンジ台10は
図示するように弓形形状を有し、この弓形形状を有する
が故に2つの圧電素子の差動駆動によってヘッドが微小
移動できるようになっている。
の窪み11の中に配置されているため、ヒンジ台10の
窪み11を形成しない場合に比べ、ヘッド支持機構1を
薄くできる。更に、ヒンジ台10の厚さ方向の中心に近
い位置で、ピエゾアクチュエータ9を動作させることが
できるので、ピエゾアクチュエータ9を駆動することに
より発生する、ヘッド支持機構1の上下方向やねじれ方
向のクロスアクションを小さくできる。本実施形態にお
いても、図7に示すように振動減衰材7は、ロードビー
ム4の窪み6の中に配置されている。
エータを載置する構成例を示したが、これに限らず、磁
歪アクチュエータ、光歪アクチュエータ、バイメタルア
クチュエータ、形状記憶合金アクチュエータ等を載置す
る場合にも適用できるものである。
ビームの窪み6及びヒンジ台10の窪み11は、ハーフ
エッチングや圧延加工などにより形成可能である。ま
た、これらのヘッド支持機構1のヘッド配置面5にヘッ
ド2を接合することにより、HGA(Head Gin
bal Assembly)と呼ばれる、ヘッド組立て
体が形成され、このヘッド組立体にも当然に本発明の技
術が適用できるものである。
ッド支持機構の窪みに配置して、ヘッド支持機構の厚さ
を薄くしたことにより、高記録密度で大容量の情報記録
装置を実現できる。
て磁気ディスク装置の斜視図である。
構の平面図である。
平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 情報の記録又は再生を行うヘッドと前記
ヘッドを移動させるアクチュエータとを繋ぐヘッド支持
機構において、 前記ヘッド支持機構の基材の1箇所乃至複数箇所に板厚
を他の箇所より薄くした窪みを形成し、 前記窪みにヘッド支持機構の構成要素を配置することを
特徴とするヘッド支持機構。 - 【請求項2】 請求項1に記載のヘッド支持機構におい
て、 前記構成要素は振動減衰材及び/又は固体アクチュエー
タであることを特徴とするヘッド支持機構。 - 【請求項3】 情報の記録又は再生を行うヘッドと前記
ヘッドを移動させるアクチュエータとを繋ぐヘッド支持
機構において、 前記ヘッド支持機構の両側部にその固有振動数を高める
フランジを設け、 前記ヘッド支持機構の基材に板厚を他の箇所より薄くし
た窪みを形成して前記窪みに振動減衰材を配置し、 前記振動減衰材の高さを前記フランジの高さ範囲内にす
ることを特徴とするヘッド支持機構。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載のヘッド支持
機構にヘッドスライダを取り付けたヘッド組立体。 - 【請求項5】 請求項4に記載のヘッド組立体を備えた
磁気ディスク装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000156926A JP2001344919A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | ヘッド支持機構及びこれを備えた磁気ヘッド組立体 |
US09/649,614 US6614627B1 (en) | 2000-02-14 | 2000-08-29 | Magnetic disk apparatus |
US10/637,493 US6927947B2 (en) | 2000-02-14 | 2003-08-11 | Magnetic disk apparatus |
US11/154,544 US7130159B2 (en) | 2000-02-14 | 2005-06-17 | Magnetic disk apparatus |
US11/588,366 US20070041129A1 (en) | 2000-02-14 | 2006-10-27 | Magnetic disk apparatus |
US12/292,428 US20090080117A1 (en) | 2000-02-14 | 2008-11-19 | Magnetic disk apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000156926A JP2001344919A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | ヘッド支持機構及びこれを備えた磁気ヘッド組立体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001344919A true JP2001344919A (ja) | 2001-12-14 |
JP2001344919A5 JP2001344919A5 (ja) | 2005-08-11 |
Family
ID=18661633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000156926A Pending JP2001344919A (ja) | 2000-02-14 | 2000-05-26 | ヘッド支持機構及びこれを備えた磁気ヘッド組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001344919A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100744142B1 (ko) | 2006-07-24 | 2007-08-01 | 삼성전자주식회사 | 헤드 스택 구조체 및 이를 구비한 하드 디스크 드라이브 |
JP2010262697A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Nhk Spring Co Ltd | ディスク装置用サスペンションおよびその製造方法 |
JP2012048793A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Suncall Corp | 磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法 |
JP2012113797A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-06-14 | Suncall Corp | 磁気ヘッドサスペンション |
-
2000
- 2000-05-26 JP JP2000156926A patent/JP2001344919A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100744142B1 (ko) | 2006-07-24 | 2007-08-01 | 삼성전자주식회사 | 헤드 스택 구조체 및 이를 구비한 하드 디스크 드라이브 |
JP2010262697A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Nhk Spring Co Ltd | ディスク装置用サスペンションおよびその製造方法 |
JP2012048793A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Suncall Corp | 磁気ヘッドサスペンション及びその製造方法 |
JP2012113797A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-06-14 | Suncall Corp | 磁気ヘッドサスペンション |
US8472144B2 (en) | 2010-11-02 | 2013-06-25 | Suncall Corporation | Magnetic head suspension having a load beam part with bending lines |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7903369B1 (en) | Method of fabricating disk drives using a common disk drive base with an attached weight plate, and a disk drive including the same | |
JP4790410B2 (ja) | マイクロアクチュエータ、ヘッドジンバルアッセンブリ、及びこれを用いたディスクドライブ | |
US6078498A (en) | Low sway space isolation chassis adapter for a disc drive | |
US5982580A (en) | Acoustic noise control in a disc drive | |
US6005750A (en) | Head suspension including coupled flexure and damper constraint layer | |
JP2004296074A (ja) | ハードディスクドライブのヘッドジンバル組立体 | |
US5914836A (en) | Cantilevered support for the magnetic circuit of a disc drive voice coil motor | |
JP2002050140A (ja) | ディスク装置用サスペンション | |
US5943191A (en) | Head suspension with resonance damping extension | |
US7697241B2 (en) | Resonant frequency separation for an actuator assembly of a disc drive | |
US6697213B2 (en) | Cover including multiple cover plates with damped layers | |
US6674609B2 (en) | Anechoic chamber noise reduction for a disc drive | |
US6961208B2 (en) | Acoustically improved disc drive cover made of porous metal matrix with ceramic constrained within pores of matrix | |
US5940251A (en) | Head suspension with dynamic vibration absorption extension | |
US20020135945A1 (en) | Parallel spring design for acoustic damping of a disc drive | |
US6687094B2 (en) | Head actuator for a data storage head having a low mass with lateral stiffness | |
US6674608B1 (en) | Damped protective cover to improve disc drive acoustics | |
KR100438933B1 (ko) | 댐퍼, 디스크 드라이브 장치 및 하드 디스크 드라이브 | |
JP3597822B2 (ja) | ヘッド支持装置およびこれを備えた記録再生装置 | |
JP2001344919A (ja) | ヘッド支持機構及びこれを備えた磁気ヘッド組立体 | |
US6501614B1 (en) | Acoustic insulator for controlling noise generated in a mass storage device | |
JP4167690B2 (ja) | ディスク装置 | |
US6493180B1 (en) | Hard disk drive cover that contains a helmholtz resonator which attenuates acoustic energy | |
JPH0395783A (ja) | 固定ディスクドライブのヘッドおよびディスクのアセンブリ | |
JPH05325459A (ja) | 磁気ディスクヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050126 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061024 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |