JP2010250879A - ヘッドスタックアセンブリを有する記憶装置及び記憶装置の製造方法 - Google Patents

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保夫 鈴木
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Abstract

【課題】ヘッドスタックアセンブリに不要振動が発生することを防止し、磁気ヘッドの位置決めを高精度に行なうことを可能とすることにより、信頼性を高められ、記録密度の向上を図る。
【解決手段】支軸を中心に回動可能に取り付けられ、支軸の回転軸に対して略垂直な平坦面を有し、一つの先端に段差を有するキャリッジアーム6と、平坦面を有し、該平坦面がキャリッジアームの平坦面に取り付けられたベースプレート13と、一端がベースプレートの平坦面に取り付けられ、他端にヘッドが取り付けられたヘッドサスペンション9と、段差の平面とベースプレートとの間に挟まれた粘弾性体とを有する。
【選択図】図5

Description

本件は、例えば記憶装置に組み込まれるヘッドスタックアセンブリに係り、特に、振
動を抑制するヘッドスタックアセンブリを有する記憶装置に関する。
記憶装置である磁気ディスク装置は、強磁性体で構成される磁気ディスクを回転させ、磁気ディスク上に磁気ヘッドを走査させることによって情報の記録と再生を行うものであり、コンピュータにおける補助記憶装置として一般的に使用されている。
近年、磁気ディスク装置の大容量化に伴い、記録密度の高密度化の必要性が増大している。記録密度を高めるには、信頼性が高く、正確な位置決めを実現できるヘッドスタックアセンブリが望まれる。
しかし、磁気ディスク装置では、磁気ディスクが高速回転することにより空気の流れが発生し、磁気ヘッドを搭載するヘッドスタックアセンブリが振動する。ナノメートル単位の位置決めを要求される磁気ディスク装置においては、空気流による振動の影響によって正確に位置決めを行うことが困難となり、位置決め用の基準に対して磁気ヘッドの位置がずれるオフトラックの原因となっている。オフトラックが頻発するとデータ記録再生のエラー発生頻度が高くなり、データ転送レートの低下を招いてしまう。
ヘッドスタックアセンブリの振動を抑制するための従来技術としては、特許文献1に記載がある。図1に示したヘッドスタックアセンブリの構成図に示すように、ヘッド10を有するヘッドサスペンション9とキャリッジアーム6に取り付けられた、ベースプレート13に制振部材20を貼り付けることによって、ヘッドスタックアセンブリの振動を制振する技術がある。なお、すべての図において同一部分は同一符号で示す。
図2に制振部材の構成図を示す。制振部材20は粘弾性層22と拘束層21の2層で形成される。拘束層と弾性層の厚さは共に50μm程度である。
特開2006−221726号公報 特開2003−7016号公報 WO2004/040572 特開平11−232805号公報 特開平5−325459号公報 特開2003−151223号公報 特開2007−26575号公報
実開平1−170398号公報
磁気ディスク装置の大容量化に伴い、記録密度の高密度化の必要性が増大している。磁気ディスクのサイズを変えずに記憶容量を増やすためには、記録トラックのピッチを狭くして記録トラックの数を増やす必要がある。記録トラックのピッチが現在の3μmから例えば約1μmへと狭くなると、ヘッドスライダの位置決め精度をナノオーダにまで向上させる必要がある。
ヘッドスライダの位置決め精度を向上させるためには、ヘッドスライダを支持するアームのディスク面方向(ヘッドスライダのシークする方向)の振動の共振時における振幅を小さくする必要があり、このためには、アームの剛性を高めて、振動の共振点を高くする必要がある。記録密度を高めるために、より正確な位置決めを実現できるヘッドスタックアセンブリが望まれている。
不要な振動を抑制するために、キャリッジに拘束層と粘弾性層の2層に重ね合わせた制振部材が貼り付けられているが、制振効果をより高めるためには、拘束層はより高剛性であることが望ましい。拘束層をより厚くすることにより剛性が大きくなる。制振部材の拘束層としては、ポリイミド(PI)やステンレススティール(SST)が用いられる。拘束層の厚さは50μm程度である。
しかし、図1に示したように制振部材20をベースプレート13夫々に独立して貼り付けると、ベースプレート13とベースプレート13の間の空間を有効利用できない。拘束層を含む制振部材をベースプレート等、キャリッジ上の空間を効率的に利用して配
置することが必要である。
よって、本発明の目的は、キャリッジに不要振動が発生することを防止し、磁気ヘッドの位置決めを高精度に行なうことを可能とすることにより、信頼性を高められ、記録密度の向上を図ることが可能な記憶装置を提供することである。
本件開示の記憶装置は、支軸を中心に回動可能に取り付けられ、支軸の回転軸に対して略垂直な平坦面を有し、一つの先端に段差を有するキャリッジアームと、平坦面を有し、該平坦面がキャリッジアームの平坦面に取り付けられたベースプレートと、一端がベースプレートの平坦面に取り付けられ、他端にヘッドが取り付けられたヘッドサスペンションと、段差の平面とベースプレートとの間に挟まれた粘弾性体とを有する。
以上のように、本件開示の記憶装置によれば、磁気ディスクの回転に伴い発生する空気流によるキャリッジの不要振動の発生を防止でき、キャリッジによる磁気ヘッドの位置決めを高精度に行なうことが可能となり、磁気ディスク装置の信頼性を高めることができる。
キャリッジアーム先端部の構成図である。 制振部材の構成図である。 ハードディスク駆動装置の内部構造概略図である。 ヘッドスタックアセンブリの概略図である。 粘弾性体を有したヘッドスタックアセンブリの概略図である。 粘弾性体を有したヘッドスタックアセンブリの概略図である。 ベースプレートに粘弾性体を取り付けた概略図である。 キャリッジアームに粘弾性体を取り付けた概略図である。 粘弾性体を有したヘッドスタックアセンブリの概略図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
図3に記録、再生が可能な記憶装置の一実施例であるハードディスク駆動装置の内部構造を概略的に示す。このハードディスク駆動装置1は筐体すなわちハウジング2を有する。ハウジング2は箱形のベース3およびカバー(図示せず)から構成される。ベース3は例えば平らな直方体の内部空間すなわち収容空間を形成する。ベース3は例えばアルミニウムといった金属材料から鋳造若しくはプレス加工に基づき成形される。カバーはベース3の開口に結合される。カバーとベース3との間で収容空間は密閉される。カバーは例えばプレス加工に基づき1枚の板材から成形される。
収容空間には、記録媒体としての1枚以上のディスク媒体4が収容される。ディスク媒体4はスピンドルモータ5の回転軸に装着される。スピンドルモータ5は例えば5400rpmや7200rpm、10000rpm、15000rpmといった高速度でディスク媒体4を回転させることができる。
HDDは、典型的に、ディスクと、ヘッドを支持してディスクの所望の位置に移動するヘッドスタックアッセンブリ(Head StackAssembly:HSA)とを有する。HSAは、モータによって軸周りに揺動するキャリッジアームと、キャリッジの支持部であるアームに取り付けられたサスペンションと、サスペンションに支持された磁気ヘッド部とを有する。磁気ヘッド部は、信号を記録及び再生する微小なヘッドとこれを支持するスライダとから構成される。
サスペンションは、ヘッドスライダをディスクに所定の押付力で押し付ける板ばね機能も有する。ディスクが回転すると回転に伴う空気流(エア・ベアリング)がヘッドスライダとディスクとの間に形成され、ヘッドスライダをディスク面から浮上させる。浮上したヘッドスライダは、浮上力と押付力との釣り合いにより、ディスクから一定距離だけ離間する。かかる状態において、キャリッジアームが旋回してヘッドをディスク上の所望の位置へ移動(シーク)して情報の読み出し及び書き込みを行う。
収容空間にはキャリッジアーム6がさらに収容される。キャリッジアーム6はキャリッジ軸受け部7を備える。キャリッジ軸受け部7は、垂直方向に延びる支軸8に回転自在に連結される。キャリッジ軸受け部7には、支軸8から水平方向に延びる複数のキャリッジアーム6が形成される。キャリッジ軸受け部7は例えば押し出し成型に基づきアルミニウムから成型される。
個々のキャリッジアーム6の先端にはヘッドサスペンション9が取り付けられる。ヘッドサスペンション9はキャリッジアーム6の先端から前方に延びる。ヘッドサスペンション9の先端にはいわゆるジンバルばね(図示せず)が接続される。ジンバルばねの表面にヘッドスライダ10は固定される。こうしたジンバルばねの働きでヘッドスライダ10はヘッドサスペンション9に対する姿勢変動を許容することができる。後述されるように、ヘッドスライダ10には磁気ヘッドすなわち電磁変換素子が搭載される。
ディスク媒体4の回転に基づきディスク媒体4の表面で気流が生成されると、気流の働きでヘッドスライダ10には正圧すなわち浮力および負圧が作用する。浮力および負圧とヘッドサスペンション9の押し付け力とが釣り合うことでディスク媒体4の回転中に比較的に高い剛性でヘッドスライダ10は浮上し続けることができる。
こういったヘッドスライダ10の浮上中にキャリッジ6が支軸8回りで回転すると、ヘッドスライダ10はディスク媒体4の半径線に沿って移動することができる。その結果、ヘッドスライダ10上の電磁変換素子は最内周記録トラックと最外周記録トラックとの間でデータゾーンを横切ることができる。こうしてヘッドスライダ10上の電磁変換素子は目標の記録トラック上に位置決めされる。
キャリッジ軸受け部7には例えばボイスコイルモータ(VCM)11といった動力源が接続される。このVCM11の働きでキャリッジ軸受け部7は支軸8回りで回転することができる。こうしたキャリッジ軸受け部7の回転に基づきキャリッジアーム16およびヘッドサスペンション9の回転駆動は実現される。
キャリッジ軸受け部7上には、フレキシブルプリント基板(FPC)ユニット14が配置される。FPCユニットは、FPCに実装されるヘッドIC(集積回路)すなわちプリアンプICを備える。磁気情報の読み出し時には、このプリンアンプICから電磁変換素子の読み出しヘッド素子に向けてセンス電流が供給される。同様に、磁気情報の書き込み時には、プリアンプICから電磁変換素子の書き込みヘッド素子に向けて書き込み電流が供給される。FPC基板ユニットのプリアンプICには、収容空間内に配置される小型の回路基板12や、ベース3の底板の裏側に取り付けられるプリント配線基板(図示せず)からセンス電流や書き込み電流が供給される。
上述のセンス電流や書き込み電流の供給にあたってフレキシブルプリント基板が用いられる。フレキシブルプリント基板は個々のヘッドスライダ10ごとに配置される。フレキシブルプリント基板は、例えばステンレス鋼といった金属薄板と、金属薄板上に順番に積層される絶縁層、導電層および保護層とを備える。導電層は、フレキシブルプリント基板上で延びる配線パターン(図示せず)を構成する。導電層には例えば銅といった導電材料が用いる。絶縁層および保護層には例えばポリイミド樹脂といった樹脂材料が用いる。
フレキシブルプリント基板上の配線パターンはヘッドスライダ10に接続される。フレキシブルプリント基板はヘッドサスペンション9上に接着剤等で貼り付けられればよい。フレキシブルプリント基板はヘッドサスペンション9からキャリッジアーム16に沿って後方に延びる。フレキシブルプリント基板は他端でFPCユニットに連結される。配線パターンはFPCユニット上の配線パターン(図示せず)に接続される。こうしてヘッドスライダ10はFPC基板ユニットに電気的に接続される。
図4にヘッドスタックアセンブリの構成図について示す。上面図と側面図である。ヘッドスライダ10を有するヘッドサスペンション9と、ヘッドサスペンション9の表面にレーザスポット溶接される金属板であるベースプレート13と、ベースプレート13が取り付けられ、先端部に凸型の段差である凸部15を有し、支軸8を中心にヘッドスライダ10を回転移動させるキャリッジアーム6とでヘッドスタックアセンブリを形成する。
図5に粘弾性体を有したヘッドスタックアセンブリの概略図について示す。粘弾性体30の一面がベースプレートの表面に貼り付けられ、一方の面がキャリッジアームの凸部の飛び出した部分の面に貼り付けられる。ここで使用される制振部材である粘弾性体30は、粘弾性体としてVEM(Viscoelastic Material)を使用している。VEMは、粘性と弾性を併せ持った力学的挙動をする高分子化合物である。振動体の表面にVEMを貼り、さらにその上に拘束板を貼ると、VEMが変形を受け内部抵抗を生じ、これを熱エネルギーに変換することによって、振動を減衰する働きをする。振動を熱エネルギーにして吸収するため、振動や固体音が無くなり、共鳴振動や騒音が防げる。また、優れた接着性があり、加工性、耐熱性、耐候性が優れ、高温下でも溶け出さない。
例えば、キャリッジアームを挟んで向かい合ったベースプレート13の間隔が700μmであった場合、粘弾性体を従来と同程度、50μmとした場合、拘束層の働きをする凸部は600μmの厚さにすることが可能である。
ベースプレートと凸部に挟み込まれた粘弾性体の形状は、図5では、ベースプレート13と凸部が重なった範囲全体に挟み込まれた形となっているが、全体でなくとも制振効果は得られるため、ベースプレート13と凸部の幅が異なる場合には、図5の形状に限らず、図6の粘弾性体を有したヘッドスタックアセンブリの概略図に示したように、キャリッジアーム6aの凸部15aから粘弾性体30がはみ出している形状でも良く、粘弾性体の面積が大きいほうが制振効果は高くなる。
図7は、ベースプレートに粘弾性体を取り付けた概略図である。ヘッドスライダ10を有するヘッドサスペンション9と、ヘッドサスペンション9の表面に貼り付けられるベースプレート13と、ベースプレート13が取り付けられ側の先端部に凸部15を有し、支軸8を中心にヘッドスライダ10を回転移動させるキャリッジアーム9と、一面がベースプレート13の表面に貼り付けられ、該一面に略水平な面がキャリッジアーム9の凸部15に貼り付けられる粘弾性体とを有するヘッドスタックアセンブリであって、ベースプレート13に粘弾性体30を取り付ける粘弾性体取り付け工程は、ベースプレート13にキャリッジアーム9を取り付けるキャリッジアーム取り付け工程より先に行われる。これは、粘弾性体を先に取り付けておくことによって、ヘッドサスペンション製造時に取り付けることが可能であるとともに、ヘッドスタックアセンブリ組み立て時に粘弾性体を取り付ける工程が必要なくなる。
図8は、キャリッジアームに粘弾性体を取り付けた概略図である。キャリッジアーム9に粘弾性体30を取り付ける粘弾性取り付け工程と、キャリッジアーム9にベースプレート13を取り付けるベースプレート取り付け工程とを有している。ここで、粘弾性取り付け工程はベースプレート取り付け工程よりも先に行われる。これは、粘弾性体を先に取り付けておくことによって、ヘッドサスペンション製造時に取り付けることが可能であるとともに、ヘッドスタックアセンブリ組み立て時に粘弾性体を取り付ける工程が必要なくなる。
ここで、拘束層としての働きをする凸部と従来の拘束層について説明する。制振効果には拘束層の剛性が関係する。はりの曲げ剛性についてはヤング率(E)、断面2次モーメント(I)、断面の幅(b)、断面の高さ(h)によって求められる。ヤング率(mN/mm2)については、ポリイミド(PI)は6.00×10^6であり、ステンレススティール(SUS304)では、1.86×10^8であり、アルミニウム(A6061)では、7.00×10^7である。同じ曲げ剛性を得るための高さ(厚み)の関係式(幅は同じと仮定)(h2/h1) = (E1/E2)^(1/3)である。PIと同じ曲げ剛性を得るのに必要なアルミニウムの厚さは、PI厚さの0.433倍である。SUSと同じ曲げ剛性を得るのに必要なアルミの厚さは、SUS厚さの1.385倍である。
キャリッジアームとして、アルミニウム合金を用いた場合について説明する。アルミニウム合金の質量はステンレス鋼の質量に比べて3分の1程度に設定される。剛性の確保の観点から、凸部の厚さは、ステンレス鋼製のベース板や板部材の板厚に比べて1.5倍程度に設定されればよい。こうして凸部の質量はステンレス鋼製の拘束板の質量に比べて2分の1程度に設定されることができる。同時に、凸部の剛性はステンレス鋼製のベース板や板部材の剛性と同等に維持される。つまり、凸部の厚さを1.5倍以上に設定すれば、軽量化した上に、剛性を高められる。軽量化により、キャリッジの慣性モーメントは低減される。ヘッドスライダ23上の電磁変換素子は目標の記録トラックにこれまで以上に短時間で位置決めされる。
図9は、本件の記憶装置の別の観点からの実施例である粘弾性体を有したヘッドスタックアセンブリの概略図を示す。ヘッドスライダ10を有するヘッドサスペンション9と、ヘッドサスペンション9の表面に貼り付けられるベースプレート13と、二つのベースプレート13が同一面を向き合わせて取り付けられ、支軸8を中心にヘッドスライダ10を回転移動させるキャリッジアーム9と、二つのベースプレート13夫々に貼り付けられ、二つのベースプレート13の間に設けられた粘弾性体30とを有するヘッドスタックアセンブリである。
ベースプレート同士で挟み込むことによって、ベースプレートが拘束層の役割を果たし、制振する。ベースプレート13は200μm程度のものが用いられており、そのまま使用しても高剛性な拘束層として用いることができる。
(付記1)支軸を中心に回動可能に取り付けられ、前記支軸の回転軸に対して略垂直な平坦面を有し、一つの先端に段差を有するキャリッジアームと、平坦面を有し、該平坦面が前記キャリッジアームの前記平坦面に取り付けられたベースプレートと、一端が前記ベースプレートの平坦面に取り付けられ、他端にヘッドが取り付けられたヘッドサスペンションと、前記段差の前記平面とベースプレートとの間に挟まれた粘弾性体とを有する記憶装置。
(付記2)支軸を中心に回動可能に取り付けられ、前記支軸の回転軸に対して略垂直な2つの平坦面を有するキャリッジアームと、平坦面を有し、該平坦面が前記キャリッジアームの前記平坦面夫々に対して取り付けられた2つのベースプレートと、前記2つのベースプレート夫々に貼り付けられ、前記2つのベースプレートの間に挟まれた粘弾性体と、一端に前記ベースプレートが取り付けられ、他端にヘッドが取り付けられたヘッドサスペンションとを有する記憶装置。
(付記3)前記キャリッジアームはアルミニウム合金で形成されることを特徴とする付記1または2に記載の記憶装置。
1.ハードディスク駆動装置
2.ハウジング
3.ベース
4.ディスク媒体
5.スピンドルモータ
6.キャリッジアーム
7.キャリッジ軸受け部
8.支軸
9.ヘッドサスペンション
10.ヘッドスライダ
11.ボイスコイルモータ
13.ベースプレート
14.FPC
15.凸部
20.制振部材
21.拘束材
22.粘弾性体
30.制振部材

Claims (2)

  1. 支軸を中心に回動可能に取り付けられ、前記支軸の回転軸に対して略垂直な平坦面を有し、一つの先端に段差を有するキャリッジアームと、
    平坦面を有し、該平坦面が前記キャリッジアームの前記平坦面に取り付けられたベースプレートと、
    一端が前記ベースプレートの平坦面に取り付けられ、他端にヘッドが取り付けられたヘッドサスペンションと、
    前記段差の前記平面とベースプレートとの間に挟まれた粘弾性体とを有する記憶装置。
  2. 支軸を中心に回動可能に取り付けられ、前記支軸の回転軸に対して略垂直な2つの平坦面を有するキャリッジアームと、
    平坦面を有し、該平坦面が前記キャリッジアームの前記平坦面夫々に対して取り付けられた2つのベースプレートと、
    前記2つのベースプレート夫々に貼り付けられ、前記2つのベースプレートの間に挟まれた粘弾性体と、
    一端に前記ベースプレートが取り付けられ、他端にヘッドが取り付けられたヘッドサスペンションとを有する記憶装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010262697A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Nhk Spring Co Ltd ディスク装置用サスペンションおよびその製造方法

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