JP2010261292A - 自転車用ワイヤー錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】施錠し易い角度に回転維持しながら、容易に施錠開錠できる自転車用ワイヤー錠を提供する。
【解決手段】自転車フォーク部Fに取り付けるためのフォーク部取付金具7と第一取付金具ヒンジ4を設ける。この第一取付金具ヒンジ4を介してワイヤー15を結合したシリンダーシャフト4aを回転可能な状態で挟持固定して回転ラチェットヒンジを形成する。シリンダーシャフト4aと連結したシリンダー本体10の有する複数の先端受け口を施錠時、収納時に、右横、上、左横、等の各面に姿勢を回転移動させて、ワイヤー錠を自由な位置からシリンダー本体10に施錠することが出来る様にする。収納時には、施錠した左の車輪面からワイヤー15を開放して、そのまま右側の車輪面へワイヤー15を移動して簡単に収納することが出来る。これにより自転車走行時にもワイヤー15が横に広がらず安全に持ち運ぶことができる。
【選択図】図5

Description

この発明は、ワイヤー錠を固定錠として固定して、複数の先端受け口と回転ラチェットヒンジ(3)の回転によりワイヤーの施錠収納操作が、容易に対応出来るようにしたことに関する。
市販ワイヤー錠の多くは図7、に示すようにワイヤー(15f)の一端に設けられる施錠開錠機能を有するシリンダー本体(10f)と、ワイヤーの他端に設けられる先端ロック部(14f)を備えている。
従来、市販ワイヤー錠のワイヤー(15f)は、フレキシブルで他の自転車、柱などの固定物等に自転車の車体を係留することも出来るが、直線状のワイヤーを円弧状に両手で屈曲させて、車輪スポーク の間を横通させ両手にて施錠していた。開錠時にシリンダーに円弧状にロックされたワイヤーはワイヤーの有する直線的な復元弾性力により開放されるが、また直線状のワイヤーを円弧状に両手にて屈曲させて収納していた。
この公知のシリンダー本体の機構については、図7、に示す様に、クサビ状に回転するロック片(8r)とロック片がロックするワイヤーの先端ロック部(14f)とそのロック片を回転させて先端ロック部(14f)を開錠するシリンダー(8f)機構と施錠開錠操作をする鍵(17f)とにより構成されている。
ワイヤー錠を、車輪の面に対して垂直方向すなわち、自転車の横方向に取り付けて、ワイヤーを上下させ施錠操作するものとしては、自転車フレーム又は、サドル又は、シートポストを利用して固定するか、ホルダーブラケットを利用して、携帯する例が有った。例えば、ホルダーブラケットを自転車(J)に固定して利用するものとしては、下記の特許文献1に記載されたもの図10、が提案されていた。
10図、に示すホルダーブラケット2(Hb)は、シリンダー本体部(A)を車輪より外周外側の位置で固定し、自転車の横方向にシリンダー本体部(A)をホルダーブラケット2(Hb)に差し入れて突片等のずれ防止を備えることにより、ワイヤー2(C)、の先端ロック部2(B)を車輪スポークの間を横通して施錠する例である。
ホルダーブラケットを利用したものでは、下記特許文献2に記載されたもの図11、がある。
このワイヤー錠は、図11、に示す様に自転車(J)の有するパイプフレーム に取り付けた取付金具(G)と、取付金具の他端に有するパイプ状のホルダーブラケット3(H)と、そのホルダーブラケットに固定されていないワイヤー錠のシリンダー部(D)をホルダーブラケット内へ差し入れて収納携帯するものであり、差し入れたワイヤー錠のシリンダー部(D)の有するワイヤー3(I)の他端、先端ロック部3(K)をパイプ状のホルダーブラケット3(H)の側面2箇所に有する挿通孔1(L1)、挿通孔2(L2)、に通すことによりホルダーブラケット内に差し入れたシリンダー本体とワイヤーを円弧状に結合させワイヤー錠を収納し自転車走行時携行する例である。
もっとも、タイヤより内側内周に自転車の車輪の面に対してほぼ平行にワイヤー錠を固定して取り付ける固定式の自転車用ワイヤー錠は無かった。
特開平7−293087号公報 特開平11−105760号公報
しかしながら、以上の技術によれば、固定金具に固定されていない市販ワイヤー錠は、両手にて施錠開錠操作をしなければならなかった。また、ワイヤー錠を、置き忘れる事も有った。
図10、において、シリンダー本体が節度なく自由に回転する為、施錠開錠操作時に鍵を使用してシリンダー本体部(A)を回転させる事が出来ず、両手にてシリンダー本体とワイヤーを施錠する操作をしなければならなかった。
ワイヤー錠収納時にワイヤー2(C)も車輪の面に対して垂直方向、すなわち自転車の側面方向へ広がる状態で収納され、走行時路上の突起物等に当たり走行状態が、不安定になる時も有る。
図10、図11、に示す一例において、ワイヤー錠を交換できる例、別体に構成されている例、では、ホルダーからワイヤー錠を外した時にワイヤー錠を置き忘れる事がある。
また、図11、において、施錠開錠時に鍵を使用してシリンダー本体(D)を回転させる事が出来ない。この為、シリンダーをホルダーに差し入れるには、両手にて差し入れていたが、突片(30)がホルダーブラケット3(H)に引っかかる可能性がある。ホルダーの有する突片導入部(30a)、(30b)、とシリンダー本体の有する突片(30)を目視確認して差し入れる動作を必要とした。
そこで、この発明は、以上の問題点を解決し、ワイヤー錠の収納時と施錠時の操作を容易にできる、固定式の自転車用ワイヤー錠を提供することを課題とする。
本発明は、ワイヤー(15)と、このワイヤー(15) の一端とに設けられるシリンダー本体(10)と、このシリンダー本体(10)に挿入されてロックされる前記ワイヤー(15)の他端と、を有するワイヤー錠を、自転車に固定するための取付手段とシリンダー本体(10)を回転させる機構とを組み合わせたワイヤー錠であって、自転車のフォーク部に取り付けるための第一取付金具(1)と、この第一取付金具(1)に対して節度感を伴って回転する回転ラチェットヒンジ(3)と、回転ラチェットヒンジ(3)に有したシリンダーシャフト(4a)と、このシリンダーシャフトの一端に結合して設けられる前記ワイヤー錠のシリンダー本体(10)と、このシリンダーシャフト(4a)の他端に結合して設けられた前記ワイヤー錠のワイヤー(15)と、を有することを特徴とする自転車用ワイヤー錠。
また、第二発明は、前記、回転ラチェットヒンジ(3)によるシリンダー本体(10)の回転により、施錠時、シリンダー本体(10)に、挿入されロックされる、前記ワイヤー(15)の他端が、自転車の車輪の面に対してほぼ垂直に突出する方向へ回転した姿勢を維持でき、そして、回転ラチェットヒンジ(3)によるシリンダー本体(10)の回転により、収納時、シリンダー本体(10)に挿入されロックされる前記ワイヤー(15)の他端が収納される方向へ回転した姿勢を維持できることを特徴とする請求項1、に記載の自転車用ワイヤー錠である。
また、第三発明は、一つの鍵に、連動して 前記ワイヤーの、挿入されロックされる機構が、複数シリンダー本体(10)に設置されることを、特徴とする請求項1、請求項2、に記載の自転車用ワイヤー錠。
第一発明、または、第二発明、によれば、フォーク部取付金具(7)を自転車フォーク部(F)に取り付けることができる。これにより、フォーク部取付金具(7)は、回転ラチェットヒンジを、介してワイヤー錠のシリンダー本体(10)を自転車に固定する事が出来るようになる。直線状のワイヤーを円弧状に屈曲させて、自転車フレーム等に巻きつけて携帯する必要も無くなる。
第一発明、または第二発明、によれば、節度感を伴って回転する回転ラチェットヒンジ(3)の機構によりシリンダー本体が、回転する事が出来るようになり、施錠時および開錠時に図2、図3、に示すよう、シリンダー本体(10)の鍵穴(13)に鍵(17)を差し入れ、鍵(17)と、シリンダー本体(10)と、が一時的に一体になった状態を維持しながら、片手にて鍵を回転させることによりシリンダー本体を同じく回転させることが可能となる。これにより、シリンダー本体の有する先端受け口1(20a),先端受け口2(20b)を施錠開錠の指定位置へ節度感を伴って回転移動させる事が出来る。
そして、第三発明より、シリンダー本体(10)に備えた複数の角度を変えたロック機構の配置角度により、ワイヤーを施錠開錠の操作容易な位置に配置する事が出来るため、シリンダー本体を回転させることなく施錠開錠の操作をすることも可能となる。
第一発明、または第二発明、第三発明によれば、複数の角度を変えたロック機構と回転ラチェットヒンジ(3)の構成は、シリンダー本体(10)の多様なワイヤー施錠位置を、配置する事が出来る様になる。これにより形状の異なる固定物(9)にもワイヤーを巻きつけて多様な位置からワイヤーをシリンダー本体に施錠することが出来るようになる。図12、に示すように、ワイヤー錠の本来持つフレキシブルな利点を利用して、他の自転車、柱、等にワイヤーを通して自転車の車体を係留して多様な施錠位置から、施錠固定することが、容易になる。
第一発明、または第二発明、第三発明によれば、自転車走行時の収納においては図2、に示す様にシリンダー本体の有する先端受け口1(20a)先端受け口2(20b)を収納の位置へ回転移動させた状態で、ワイヤーを図3、の様にシートポスト自転車フレーム等に回り込ませた状態でワイヤー先端ロック部(14)をシリンダー本体(10)に上から下へ施錠固定することが簡単に出来る。収納時にワイヤーと自転車フレームが交差して自転車フレームを跨ぐ事も無くなる。施錠した左の車輪面からワイヤーを開放して、そのまま収納する右側の車輪面へワイヤー先端ロック部(14)を移動することだけで収納することが出来る。これにより自転車走行時には、ワイヤーを自転車フレーム等に回り込ませるだけで、ほぼ水平で横に広がらず簡単に持ち運ぶことができる。
図1はフォーク部取付金具(7)と第一取付金具(1)との取り付け角度を変えて一体成形としこの発明の一実施形態を示す全体図である。 図2は、自転車のフォーク部に自転車用ワイヤー錠を取り付けて、収納して走行可能状態にした説明図である。 図3は、自転車のフォーク部に自転車用ワイヤー錠を取り付けて、施錠車輪ロック状態にした説明図である。 図4は、自転車用ワイヤー錠を正面から見た図である。 図5は自転車用ワイヤー錠の一実施形態の斜視図である。 図6は、市販ワイヤー錠を有する固定取付金具を自転車フォーク部(F)に取り付け、自転車後方より前方を見た状態を示す説明図である。 図7は、市販ワイヤー錠の一実施形態である。 図8は、本発明の実施例を示す分解斜視図である。 図9は、第二取付金具(2a)と保持部(6)を付けた他の実施形態の一例である。 図10は、従来技術の自転車用ワイヤー錠の一実施形態例である。 図11は、従来技術の自転車用ワイヤー錠ホルダーの一実施形態例である。 図12は他の自転車、柱、などの固定物(9)等にワイヤーを巻き付けて自転車の車体を係留固定した図である。
この発明の一実施形態を全体図1、に示す。
全体図1、は本発明の自転車用ワイヤー錠を自転車に操作しやすい角度で取り付けた側面図一実施形態の例であり全体図1、の取り付け角度を変えた状態で実施形態を拡大した図が図2、図3、である。
図2、は自転車用ワイヤー錠を自転車に取り付け、収納した状態を側面から見た状態を示し、また図3、は自転車用ワイヤー錠を施錠した状態を側面から見た状態を示す。
図4、は自転車用ワイヤー錠本体の正面からの図であり図5、は自転車用ワイヤー錠の斜視図である。フォーク部取り付け金具(7)そして、他の部品は一体成形された合成樹脂製もしくは、金属製でもよく、取り付け角度形状等は実施形態例と必ずしも全く同じにする必要は無い。
図8、に示す分解斜視図において、フォーク引き込み部(11)は、右挟片(11a)と、同じく左挟片(11b)とに分かれた両片が左右に分岐して自転車フォーク部(F)のパイプを引き込み受容する形態をフォーク部取付金具(7)に形成する。半円円弧状の断面、を有して向き合う左右の右挟片と左挟片との間に備わる円形状の断面によりフォーク部挟込穴(12)を形成する。フォーク部取付金具(7)は、前記、右挟片と左挟片とを挿通する取付ネジ穴(7b)を有し取付ネジ穴(7b)を挿通するフォーク部取付ネジ(7a)とピッチ対応する取付ボルト(7c)を締め付けることにより右挟片と左挟片との隙間が圧縮縮小してフォーク引き込み部(11)とフォーク部挟込穴(12)の断面径とを同じく圧縮縮小する事が出来る様に構成されている。これにより、フォーク取付金具(7)を介して同じく第一取付金具(1)も第一取付金具ネジ穴(1a)を挿通するフォーク部取付ネジ(7a)とピッチ対応する取付ボルト(7c)を締め付けることにより自転車フォーク部(F)に固定される様なされている。
図8、において、第一取付金具(1)の有する第一取付金具ネジ穴(1a)の他端に車輪の面と平行に軸心を持つ円形断面の挿通孔(3a)を有した第一取付金具ヒンジ(4)を設ける。この第一取付金具ヒンジ(4)の挿通孔(3a)には、回転可能となるシリンダーシャフト(4a)を差し入れることが出来る様なされている。
図8、において挿通孔を挿通した、シリンダーシャフトの一端には抜け止め部(2)を有するシリンダー本体(10)を結合する事ができる。また、シリンダーシャフトの他端にはシリンダーネジ(5a)を設け、ワイヤーを挿通できるシリンダー固定ナット(5)によりシリンダーネジ(6a)を締め付ける事により、第一取付金具ヒンジ(4)にシリンダーシャフトを、挟み込みシリンダーシャフトを回転可能な状態で挟持固定することができる回転ラチェットヒンジ(3)を構成する。
図8、に示す様に第一取付金具ヒンジ(4)にシリンダーシャフトの軸心に対して垂直にバネ(6a)を受容収納するバネ収納部(6b)を設ける、バネ収納部(6b)に収納固定されたバネ(6a)の他端にバネ圧力をシリンダーシャフト軸に対して垂直方向へ加えることの可能なプレート片(6d)を設置する、また筒状の第一取付金具ヒンジ(4)にはプレート片(6d)に対応するバネ開口部(6c)を設け、プレート片(6d)はバネ開口部より、第一取付金具ヒンジ(4)を挿通したシリンダーシャフトの有するシリンダーカム(5b)を垂直に押すことが出来るようになされている。
第一取付金具ヒンジ(4)が、回転可能で挟持固定したシリンダーシャフト(4a)にはシャフト軸に軸心と平行に溝を配置してシリンダーカム(5b)を備える。シリンダーシャフト面に配置されたシリンダーカム(5b)によってシリンダーシャフトは変心軸を形成し、バネによる力でプレート片(6d)がシリンダーカム(5b)を圧縮する様なされている。これによりラチェット機構を持った回転ラチェットヒンジ(3)を構成するが、シリンダーシャフト(4a)の周面に配置する複数のシリンダーカム(5b)の配置位置により、ラチェットヒンジのラチェット角度が設定されるものとする。すなわち溝の配置角度は、シリンダー本体の施錠開錠容易な操作角度と同じ角度に設置する事が可能となる様なされている。
図7、に示す一般的な公知のシリンダー本体(10f)が有するひとつのロック片(8r)を、複数連結結合する。すなわち、図8に示す、複数のロック片(8a)、(8b)と、ひとつのシリンダー(8)と、シリンダーに対応する鍵(17)と、により施錠開錠できるシリンダーロック機構(19)を構成する。
図4、図8、の図より、施錠時に、先端受け口1(20a)、又は先端受け口2(20b)にワイヤー先端ロック部(14)を差し入れると先端ロック部(14)が、半円形状のロック片1(8a)又は、ロック片2(8b)を押しながら回転させて各シリンダーロック片は、差し入れたワイヤーの先端ロック部をクサビ状にロックして施錠する。また、開錠するには、シリンダー(8)に対応する鍵(17)を差し入れて、各ロック片を、回転開錠することにより、ワイヤーの先端ロック部(14)が先端受け口1(20a)又は先端受け口2(20b)の内面に沿わせた状態でロック片から開放され、開錠させることが出来る様になされている。
シリンダーロック機構(19)に有するロック片(8a)とロック片(8b)と、の結合角度は、
先端ロック部(14)を差し入れる角度と同じになる、また、先端ロック部(14)を差し入れる各先端受け口の配置角度も各ロック片に対応した同じ位置になる。各ロック片の結合角度は、先端ロック部(14)を差し入れる操作し易いワイヤー操作角度と同じ角度になる様に結合されている
「実施形態の効果」
フォーク部取付金具により、安全にワイヤーが後ろ車輪の面に対して垂直にロック出来る取り付け位置であれば、自転車フォーク部以外の位置に取り付ける事も出来る。節度感を伴って回転する回転ラチェットヒンジ(3)によりワイヤー錠のワイヤーを片手にて車輪を横通させ、シリンダー本体の各先端受け口1及び2、にワイヤーの先端ロック部を片手にて差し入れる事が出来る取り付け位置で有れば取付け可能となる。
シリンダーカム(5b)の設定角度に対応した、ラチェット動作角度 を構成することが出来るため、シリンダー本体(10)の先端受け口1及び2、の先端受け口をワイヤー操作し易い位置角度に設定する事ができる。
ワイヤー錠、施錠時には、図6、に示す様にシリンダー本体の各先端受け口が自転車の車輪の面に対して垂直すなわち横面に回転移動する、これにより、ワイヤーの先端ロック部(14)を片手に持ったまま車輪スポーク間から車輪を横通してシリンダー本体の先端受け口(20a)にワイヤーの先端ロック部(14)を差し込むことが容易になる。
収納時には、長いワイヤーであっても、シートポスト等に回り込ませたワイヤーはフレームを交差して跨がす必要が無くワイヤー先端部だけ、図2から図3の様に動かせば良い。そして、シリンダー本体の先端受け口1(20a)又は先端受け口2(20b)の先端受け口をシリンダー本体の上面へ回転移動させる事により、上から下へワイヤーの先端ロック部(14)を片手にて収納することが容易となる。
複数の施錠角度の異なる、ロック機構により、シリンダー本体を回転させること無くワイヤー錠を車輪の面に対して横、上、の位置から施錠収納することも可能であるが、複数のロック機構と共に、ラチェット回転機構の二機能を設置する事により、より多くのシリンダー本体の施錠受け入れ角度を設定する事が出来るようになる。これにより図12、に示すように、柱等に自転車を係留する時には、柱等の固定物(9)の形状配置等に比較的制限されずにワイヤー錠を自由な位置からシリンダー本体に施錠することが出来る。
シリンダー本体を回転させるには、鍵(17)をシリンダー本体の鍵穴(13)に差し入れ鍵を回し、ワイヤーの先端ロック部(14)を開放する。そのまま一時的に鍵とシリンダー本体とが、結合一体化した状態を維持して、鍵(17)を使用して、シリンダー本体をシリンダーシャフト(4a)が有する軸心を中心に回転させることが出来る。この機構を利用して、シリンダーシャフト(4a)の一部をブラッケト状に延設してブラケット末端にシリンダー本体と鍵とを取り付け、節度感を伴って回転するワイヤー錠を設けることが出来るが、シリンダー本体は安価な市販されているワイヤー錠を使用して、低コストに作成することも可能になる。
泥除け等の無いスポーツ車等で、ワイヤー錠取付金具の取り付け位置が、タイヤの延長線上にある時には、遠心力により汚れが飛散して取付金具に付着しやすいが、本願自転車用ワイヤー錠は、車輪の面の横にワイヤーを回り込ませるだけで、車輪の面と、ほぼ平行に収納されるため走行中に汚れが付着しにくい。
「他の実施形態」
発明を実施するための最良の形態における図4、フォーク部取付金具(7)では、材質が合成樹脂製であるが他の実施形態では金属性その他のものでも良い。そして図4、におけるフォーク部取付金具(7)と、第一取付金具(1)は別体にて組み立てるが同一材質による一体部品でも良い。また、図6、に示す回転ラチェットヒンジ(3)の有するバネ(6a)は、押しバネによるラッチ機構で有るが押しバネ以外の弾性を有する材質でも良い。また、先端ロック部(14)とワイヤー(15)をつなげる連結部を金属等の曲げ強度の強い材質を利用して長めに持ちやすく加工し、各先端受け口に差し入れし易くする事もできる。
図4、図5、において、筒状の第一取付金具ヒンジ(4)に差し入れたシリンダーシャフト(4a)を挟み込むには、筒状の第一取付金具ヒンジ(4)もしくは、シリンダーシャフト(4a)に溝を設ける、または、対する面に、突片を突出させる、など公知のヒンジ形態を形成しシリンダーシャフト(4a)を挟み込む様にすればよい。
図4、図5、において、シリンダーシャフト(4a)は、軸心に対して垂直にバネ圧で押される様設置されているが、軸心に対して水平方向にバネ等の圧力でシリンダーシャフト(4a)を押す様設置し、水平にスライドさせ水平方向の変心カムを設けることも出来る。
図4,図5、では、シリンダーシャフト(4a)とシリンダー本体は、結合一体であり軸心が同一であるが、必ずしも結合一体ではなく、シリンダーシャフト(4a)とシリンダー本体の軸心が自転車の車輪の面に対して平行に回転する様に設置すればよい。すなわち、図9、に示す様に、シリンダーシャフトの一部を外周に延設する、または、シリンダーシャフトに第二取付金具(2a)を結合する、そして延設シリンダーシャフト の一部または、第二取付金具(2a)に図7、に示す市販ワイヤー錠の本体または、曲げ強度の強いワイヤーの極めて本体に近いワイヤー基部(6f)等を固定することが出来る図9、に示す保持部(6)を設けることが出来るものとする、これにより、安価な市販ワイヤー錠を、ブラケット、保持部(6)に固定して節度感を伴って回転する低コストの自転車用ワイヤー錠として使用することも出来る。
図4、に示すように、ワイヤー(15)の先端ロック部(14)または、シリンダー本体(10)の各先端受け口 に開放用バネ(18)を取り付けて開錠時に先端ロック部(14)をバネ等の反発力によりシリンダー本体から開放する事もできる。
ワイヤー錠取付金具の取り付け位置は、ブレーキ台座や荷台取付パイプ等の、シリンダー本体を回転させて施錠収納可能となる位置であれば、取り付け可能となる。シリンダー本体には、雨水排水用の溝または、穴を設け野外での使用における錆対策、注油などに対応する。
図4、図8、に示す、ロック機構(19)は、各ロック片が配置角度を変えて連結結合し、シリンダーロック機構を構成するようになればよく、ロック片(8a)使用以外の公知のシリンダーロック機構やロック片を利用しても良い。
1 第一取付金具 1a 第一取付金具ネジ穴
2 抜け止め部 2a 第二取付金具
3 回転ラチェットヒンジ 3a 挿通孔
4 第一取付金具ヒンジ 4a シリンダーシャフト
5 シリンダー固定ナット 5a シリンダーネジ
5b シリンダーカム 6 保持部
6a バネ 6b バネ収納部
6c バネ開口部 6d プレート片
6f ワイヤー基部 7 フォーク部取付金具
7a フォーク部取付ネジ 7b 取付ネジ穴
7c 取付ボルト 8 シリンダー
8a ロック片1 8b ロック片2
8f シリンダー 8r ロック片
9 固定物 10 シリンダー本体
10f シリンダー本体 11 フォーク引き込み部
11a 右狭片 11b 左狭片
12 フォーク部狭込穴 13 鍵穴
13f 鍵穴 14 先端ロック部
14f先端ロック部 15 ワイヤー
15f ワイヤー 17 鍵
17f 鍵 18 開放用バネ
19 ロック機構 20a 先端受け口1
20b 先端受け口2 20f 先端受け口
30 突片 30a 突片導入部1
30b 突片導入部2 A シリンダー本体部
B 先端ロック部2 C ワイヤー2
D シリンダー部 F 自転車フォーク部
G 取付金具 H ホルダーブラケット3
Hb ホルダーブラケット2 I ワイヤー3
J 自転車 K 先端ロック部3
L1 挿通孔1 L2 挿通孔2
S 車輪スポーク T タイヤ
U 泥除け

Claims (3)

  1. ワイヤー(15)と、このワイヤー(15) の一端とに設けられるシリンダー本体(10)と、このシリンダー本体(10)に挿入されてロックされる前記ワイヤー(15)の他端、とを有するワイヤー錠を、自転車に固定するための取付手段とシリンダー本体(10)を回転させる機構とを組み合わせたワイヤー錠であって、自転車のフォーク部に取り付けるための第一取付金具(1)と、この第一取付金具(1)に対して節度感を伴って回転する回転ラチェットヒンジ(3)と、回転ラチェットヒンジ(3)に有したシリンダーシャフト(4a)と、このシリンダーシャフトの一端に結合して設けられる前記ワイヤー錠のシリンダー本体(10)と、このシリンダーシャフト(4a)の他端に結合して設けられた前記ワイヤー錠のワイヤー(15)と、を有することを特徴とする自転車用ワイヤー錠。
  2. 前記、回転ラチェットヒンジ(3)によるシリンダー本体(10)の回転により、施錠時、シリンダー本体(10)に、挿入されロックされる、前記ワイヤー(15)の他端 が、自転車の車輪の面に対してほぼ垂直に突出する方向へ回転した姿勢を維持でき、そして、回転ラチェットヒンジ(3)によるシリンダー本体(10)の回転により、収納時、シリンダー本体(10)に挿入されロックされる前記ワイヤー(15)の他端 が収納される方向へ回転した姿勢を維持できることを特徴とする請求項1、に記載の自転車用ワイヤー錠である。
  3. 一つの鍵に、連動して 前記ワイヤーの、挿入されロックされる機構が、複数シリンダー本体(10)に設置されることを、特徴とする請求項1、請求項2、に記載の自転車用ワイヤー錠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108465758A (zh) * 2018-05-07 2018-08-31 江苏巨力钢绳有限公司 一种钢丝绳加工用金属丝锁死装置
CN113044140A (zh) * 2021-04-05 2021-06-29 杭州呈景贸易有限公司 一种用于电动自行车的人离开车时的延时自动锁车装置

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