JP2010258269A - 高密度基板収納装置 - Google Patents

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哲也 西▲崎▼
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Abstract

【課題】クロスバータイプの基板収納装置やバックサポートタイプの基板収納装置よりも基板の収納効率の良いワイヤーカセットタイプの基板収納装置で、しかも更に従来のワイヤーカセットタイプよりも収納効率を高めた高密度基板収納装置を提供する。
【解決手段】基板を前面側から出し入れして、複数枚の基板を載置して収納、保持する基板収納装置であって、基板を載置するワイヤーを水平に複数本張架配列したワイヤー列を複数段有し、ワイヤーの張力を変化させる機構を備え、前記ワイヤー列の単位でワイヤーの張力を変化させて基板の出し入れを行うことを特徴とする高密度基板収納装置。
【選択図】図13

Description

本発明は、例えばフラットパネルディスプレイ等に用いられるガラス基板を複数枚載置して収納、保持するために用いられる基板収納装置に関するものである。
図1は、例えばカラー液晶表示装置に用いられるカラーフィルタの一例を断面で示した図である。カラーフィルタ1は、ガラス基板2上にブラックマトリックス(以下、BM)3、レッドRの着色画素(以下、R画素)4a、グリーンGの着色画素(以下、G画素)4b、ブルーBの着色画素(以下、B画素)4c、透明電極5、及びフォトスペーサー(Photo Spacer)(以下、PS)6、バーテイカルアライメント(Vertical Alignment)(以下、VA)7が順次形成されたものである。
上記構造のカラーフィルタの製造方法は、フォトリソグラフィー法、印刷法、インクジェット法が知られているが、図2は一般的に用いられている顔料分散フォトレジストによるフォトリソグラフィー法の一例を示す工程のフロー図である。カラーフィルタは、先ず、ガラス基板上にBMを形成処理する工程(C−1)、ガラス基板を洗浄処理する工程(C−2)、着色フォトレジストを塗布および予備乾燥処理する工程(C−3)、着色フォトレジストを乾燥、硬化処理するプリベーク工程(C−4)、露光処理する工程(C−5)、現像処理する工程(C−6)、着色フォトレジストを硬化処理する工程(C−7)、透明電極を成膜処理する工程(C−8)、PS、VAを形成処理する工程(C−9)がこの順に行われ製造される。
フラットパネルディスプレイ等に用いられるガラス基板の製造工程は、上記に示すように多くの工程があり、工程間におけるガラス基板の収納や運搬等のために、このガラス基板を複数枚収納して保持する基板収納装置が使用されている。一般的に知られている基板収納装置は、クロスバー(ワイヤー列式)タイプ、バックサポートタイプ及びワイヤーカセットタイプの3種類である。
基板として、液晶ディスプレイ装置に用いられるガラス基板を例として、ガラス基板を収納して保持する基板用収納装置について説明する。
図3はクロスバータイプの基板収納装置の一例を示す図である。図3(a)は、クロスバータイプの基板収納装置10を正面から見た図である。側壁部材11にL字金具14によって固定された支持部材12と、支持部材12上に所定間隔で設けられた支持ピン13を備えている。図3(b)は、クロスバータイプの基板収納装置10の支持ピン13上にガラス基板8を載置した状態を正面から見た図である。
クロスバータイプの基板収納装置10の場合、基板収納装置へのガラス基板8の収納は、一般的には、いわゆるロボットアームによるロボットアクセスによって行われる。ロボットアームに載置されたガラス基板8をロボットアームごと上下の支持部材12間に挿入して、ガラス基板8を支持ピン13に載置したところで、ロボットアームを引き出してガラス基板8をクロスバータイプの基板収納装置へ収納する。また、ガラス基板8を取り出す場合は、ロボットアームがガラス基板8に接触しないように、ガラス基板8と支持部材12との間にロボットアームを挿入し、ロボットアームを持ち上げてロボットアーム上にガラス基板8を載置して、ロボットアームを引き出すことによって、ガラス基板8をクロスバータイプの基板収納装置から取り出す。
上記クロスバータイプの基板収納装置10の場合、ガラス基板8を基板収納装置の自由な位置へ収納すること、及び基板収納装置の自由な位置からガラス基板8を取り出すことができるランダムアクセス性に優れているが、ロボットアーム上に載置してガラス基板8を収納する場合、または基板を取り出す場合は、ロボットアームの上下の動作範囲はガラス基板8と支持部材12との間となるため、支持部材12間の間隔はある程度とる必要があり、基板の収納効率は決して良いものではない。
クロスバータイプの基板収納装置の収納効率を上げるために、バックサポートタイプの基板収納装置が導入されている。
図4は、バックサポートタイプの基板収納装置の一例を示す図である。図4(a)は、バックサポートタイプの基板収納装置20を側面から見た図である。後壁部材21と、支持部材22と、支持部材22上に所定の間隔で設けられた支持ピン23を備えている。図4(b)は、バックカセットタイプの基板収納装置20の支持ピン23上に、ガラス基板8を載置した状態を正面から見た図である。
バックカセットタイプの基板収納装置20は、支持部材22が後壁部材21の所定の位置にL字型金具24で固定されており、支持部材22を片持ちで保持したものである。
バックカセットタイプの基板収納装置20の場合、支持部材22が後壁部材21に片持ちで保持されているために、ガラス基板8の収納時は、前記クロスバータイプの基板収納装置の場合と同じように、いわゆるロボットアームによるロボットアクセスによって行われる。載置されたガラス基板8をロボットアームごと上下の支持部材22と左右の支持部材22間に挿入して、ガラス基板8を支持ピン23に載置したところで、ロボットアームを引き出してガラス基板8をバックサポートタイプの基板収納装置20へ収納する。また、ガラス基板8を取り出す場合は、ロボットアームがガラス基板8に接触しないように、ガラス基板8と支持部材22との間にロボットアームを挿入し、ロボットアームを持ち上げてロボットアーム上にガラス基板8を載置して、ロボットアームを引き出すことによって、ガラス基板8をバックサポートタイプの基板収納装置20から取り出す。
上記バックサポートタイプの基板収納装置20の場合、ロボットアームは、支持部材22の左右の間に挿入でき、ロボットアームの上下の動作範囲はガラス基板とガラス基板の間となるため、クロスバータイプの基板収納装置よりも基板の収納枚数を増やすことが出来る。
しかしながら近年のガラス基板の大型化により、大型のガラス基板を支持部材22を片持ちで保持した上記バックサポートタイプの基板収納装置の場合は、支持部材22の材料選定を含めてかなり大掛かりなものとなって、コスト的な問題を有している。
上記収納効率とコストの観点から、クロスバータイプの基板収納装置の他の構造を有した基板収納装置が導入されている。他の構造を有したクロスバータイプの基板収納装置の一例を図5に示す。図5(a)は箱形の枠体31の1対の相対向する側面に溝付き側板32を備えたクロスバータイプの基板収納装置30を正面から見た図である。図5(b)はガラス基板8を載置した基板収納装置30を正面から見た図である。ガラス基板8を溝付き側板32の溝間に挿入して保持するようにしたものがある。しかしながら図5に示されるクロスバータイプの基板収納装置30においては、コスト的な問題は解決されるが、大型の基板では、基板の撓みが発生してしまうために、大型の基板の場合には採用することが出来ない。
このため、図5に示される溝付き側板32の代わりに、更に側板の両側面から内方に向
かって延びる長尺リブを張り出させ、基板の両側面で基板を保持するものが提案されている。
図6(a)は箱形の枠体36の1対の相対向する側面フレームに長尺リブ37を備えたクロスバータイプの基板収納装置35を正面から見た図である。図6(b)はガラス基板8を載置した基板収納装置35を正面から見た図である。ガラス基板8を長尺リブ37によって支えるが両側から延びる長尺リブ37の先端がガラス基板8の撓んだ中央部分を点受けする状態となり、ガラス基板8の支持が不安定であったり、ガラス基板が破損するといった問題がある。
上記の問題に対応するため、大型ガラス基板に対応でき、収納効率を上げたワイヤーカセットタイプの基板収納装置が提案されている。
図7は、ワイヤーカセットタイプの基板収納装置の一例を示す図である。図7(a)は、側面フレーム51と側面フレーム54間にワイヤー52がワイヤー留め金具55によって張架されたワイヤーカセットタイプの基板収納装置50を上面から見た図であって、図7(b)は、ワイヤーカセットタイプの基板収納装置50のワイヤー52上にガラス基板8を載置した状態を正面から見た図である。
上記ワイヤーカセット方式の基板収納装置は、大型ガラス基板に対応でき、収納効率が前記クロスバー(ワイヤー列式)タイプ、バックサポートタイプよりも改善されたものであるが、ワイヤーカセット方式の基板収納装置においては、ガラス基板を収納時、または取り出し時には前記ロボットアームは使用出来ない。そのため、ガラス基板8の出し入れのための別の装置が必要になり、別の装置によってガラス基板8を出し入れするための開口部、例えば図7のワイヤー52とワイヤー56との間隔を設け、ガラス基板8がワイヤーに接触しないように出し入れする必要がある。
特開2002−154648号公報 特開2005−235743号公報 特開2008−204996号公報
そこで本発明が解決する課題は、クロスバータイプの基板収納装置やバックサポートタイプの基板収納装置よりも基板の収納効率の良いワイヤーカセットタイプの基板収納装置で、しかも更に従来のワイヤーカセットタイプよりも収納効率を高めた高密度基板収納装置を提供することである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、基板を前面側から出し入れして、複数枚の基板を載置して収納、保持する基板収納装置であって、基板を載置するワイヤーを水平に複数本張架配列したワイヤー列を複数段有し、ワイヤーの張力を変化させる機構を備え、前記ワイヤー列の単位でワイヤーの張力を変化させて基板の出し入れを行うことを特徴とする高密度基板収納装置である。
また、請求項2に記載の発明は、前記ワイヤー列の単位で変化させたワイヤー列を含む上方の全てのワイヤー列を上方に移動させるワイヤー列移動機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の高密度基板収納装置である。
また、請求項3に記載の発明は、基板の出し入れを行うワイヤー列において、基板を持ち上げるピンナップ機構を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の高密度基板収納装置である。
本発明によれば、任意のワイヤー列のワイヤーの張力を変化させることのできる機構を備えることによって、ガラス等の基板を出し入れしたいワイヤー列の上部に前記ガラス基板等の基板を出し入れするための開口部を設けることができる。その結果、従来の様にロボットアクセス用カセット等のための開口部を広く設ける必要が無く、基板収納用のワイヤー列数を増大させることができ、その結果、基板収納効率の高い高密度基板収納装置を提供することができる。
カラー液晶表示装置に用いられるカラーフィルタの一例を断面で示した図。 顔料分散フォトレジストによるフォトリソグラフィー法の一例を示す工程のフロー図。 クロスバータイプの基板収納装置の一例を示す図。 (a)は、クロスバータイプの基板収納装置を正面から見た図。 (b)は、クロスバータイプの基板収納装置の支持ピン上にガラス基板を載置した状態を正面から見た図。 バックサポートタイプの基板収納装置の一例を示す図。 (a)は、バックサポートタイプの基板収納装置を側面から見た図。 (b)は、バックカセットタイプの基板収納装置の支持ピン上にガラス基板を載置した状態を正面から見た図。 クロスバータイプの基板収納装置の一例を示す図。 (a)は、クロスバータイプの基板収納装置を正面から見た図。 (b)は、クロスバータイプの基板収納装置にガラス基板を載置した状態を正面から見た図。 別のクロスバータイプの基板収納装置48を正面から見た図。 (a)は、箱形の枠体の1対の相対向する側面に長尺リブ備えたクロスバータイプの基板収納装置を示す。 (b)は、別のクロスバータイプの基板収納装置にガラス基板を載置した状態を正面から見た図。 ワイヤーカセットタイプの基板収納装置の一例を示す図。 (a)は、ワイヤーカセットタイプの基板収納装置を上面から見た図。 (b)は、ワイヤーカセットタイプの基板収納装置のワイヤー上にガラス基板を載置した状態を正面から見た図。 本発明に係る高密度基板収納装置の概略を示す図。 本発明に係る高密度基板収納装置のインデックスプランジャ機構を示す図。 (a)−(1)は、インデックスプランジャーの頭部を90度回転することを説明するための図。 (a)−(2)は、留め金具を移動し、ワイヤーの張力を変えたことを説明するための図。 (b)は、高密度基板収納装置を上面から見た部分図で、すぐばかさ歯車によってインデックスプランジャーを回転させる機構を説明する。 本発明に係る高密度基板収納装置を基板を出し入れする前面側から見た図。 本発明に係る高密度基板収納装置のワイヤー列を上方向に移動させることを説明するための図。 本発明に係る高密度基板収納装置のワイヤー列を上方向に持ち上げる持ち上げ爪を設置したことを示す図。 本発明に係る高密度基板収納装置のワイヤー列の上下駆動機構の詳細を示す図。 本発明に係る高密度基板収納装置のピンナップ機構を説明する図。
以下、図面を参照して液晶ディスプレイ装置に用いられるガラス基板を例として、本発明に係る高密度基板収納装置の実施形態を説明する。
図8は本発明に係る高密度基板収納装置の概略を示すもので、基板を出し入れする前面側から見た図である。
本発明に係る高密度基板収納装置60は、上面フレーム61と底面フレーム62と側面フレーム63と側面フレーム64と後面フレーム(図示せず)からなる箱型の架台に、ワイヤー67がワイヤー留め金具65とワイヤー留め金具66によって張架され、張架されたワイヤー列からなるワイヤー列が設けられている(図8では8段からなるワイヤー列からなるワイヤー列を示している)。
本発明に係る高密度基板収納装置60は、ガラス基板(図示せず)を前面側から出し入れして、複数枚のガラス基板をワイヤー67で構成されたワイヤー列に載置して収納、保持する基板収納装置である。ワイヤー67は、ワイヤー留め金具65及びワイヤー留め金具66に張架されている。ワイヤー留め金具66は側面フレーム64を隔ててインデックスプランジャ機構68に繋がれている。インデックスプランジャ機構68には軸の回転方向を変化させるためのすぐばかさ歯車69が繋がれている。すぐばかさ歯車69は固定架台70に固定されている。側面フレーム63と側面フレーム64は、その側面フレーム間が、ガラス基板を収納できる間隔に配置されている。ワイヤー67には、ガラス基板を載置できる強度を持つ材料のワイヤーを使用する。
図9(a)は前記インデックスプランジャ機構68を示す図である。ワイヤー62は留め金具66に固定され、側面フレーム64を隔ててインデックスプランジャー68に繋がれている。インデックスプランジャー68は、図9(a)−(1)に示すようにその頭部68−1を90度回転することによって、図9(a)−(2)に示すように留め金具66を5mm〜8mm移動することができ、その結果、ワイヤー62の張力を変えることが出来る。
図9(b)は図8の高密度基板収納装置60を上面から見た部分図で、すぐばかさ歯車69によってインデックスプランジャー68を回転させる機構を示している。ワイヤー列には複数本のワイヤー67が張架されて、ワイヤー1本毎に留め金具66、インデックスプランジャー68が繋がれている。
更にインデックスプランジャー68は、ネジ溝を有するネジ棒71とすぐばかさ歯車69とネジ溝を有するネジ棒72に繋がれている。ネジ棒72を回転駆動装置(図示せず)で回転方向73で示す方向に回転すると、すぐばかさ歯車69が回転することによって、ネジ棒71が回転方向74に示す回転方向に回転し、その結果、全てのインデックスプランジャー68が移動して、ワイヤー67の張力を変えることが出来る。このようにすぐばかさ歯車69を有する機構をワイヤー列毎に設けることによって、ワーヤー列毎のワイヤー67の張力が変えられる。
図10は、高密度基板収納装置60を基板を出し入れする前面側から見た図で、すぐばかさ歯車69によって張力が変えられ緩められたワイヤー列87を示す図である。このよ
うに、ワイヤー列87の張力を変化させることができる機構を備えることで、ガラス等の基板を出し入れしたいワイヤー列87の上部に広い開口81を設けることができる。
更に、図11に示すように上記の緩められたワイヤー列87より上部に設置されてある各ワイヤー列82を矢印83で示すように上方向に移動させることで、ワイヤー列87の下部に広い開口86を設けることが出来、緩み撓んだワイヤー列87がその真下にあるワイヤー列84、もしくはガラス基板85に接触することを防ぐことが出来る。尚、張力が変えられ緩められたワイヤー列87上に載置されたガラス基板85は自重によって撓み、下方向に凸形状となる。
緩めたワイヤー列87より上部に設置されてある各ワイヤー列を上方向に移動させる上下駆動機構としては、一例として図12に示すようにLMガイド(Linear Motion Guide)90にワイヤー列を持ち上げることのできる持ち上げ爪91を設置する。LMガイド90によって持ち上げ爪91は精密に位置を再現しながら持ち上げ爪91を上下方向にスライドすることが出来る。更にインデックスプランジャ68に設置してある冶具92に引っ掛け用の冶具93を取り付け、上記持ち上げ爪91と接触させ、上下駆動装置(図示せず)によってワイヤー列を上方向に持ち上げる。
図13にワイヤー列の上下駆動機構の詳細を示す。ワイヤー列を形成する各ワイヤーに対して固定用且つワイヤー列の区切り部にて切り離し可能な軸94を設置しておく。これにより、図13(a)に示すように、持ち上げ爪91にて持ち上げられたワイヤー列より上部のワイヤー列は、図13(b)に示すように、自動的に矢印98で示す上方に持ち上げることができる。前記ワイヤー列を形成する各ワイヤーに対して縦方向に固定用且つワイヤー列の区切り部にて切り離し可能な軸94は、軸94−1と軸94−2に切り離される。軸94−1と軸94−2には、はめ込みピン95とはめ込み孔96が備えられており、はめ込みピン95とはめ込み孔96が嵌合することによって、切り離し可能な軸94は固定される。
更に図14に示すように、ピンナップ機構97を有することで、出し入れしたいガラス基板85の下部にできた開口99にロボットハンド等を挿入し、ガラス基板85の出し入れを行うことができる。上記ピンナップ機構97は上下にスライド移動できる構造となっており、出し入れしたいガラス基板85の位置まで移動した後、ガラス基板85の左右の両端部にピンが接触してガラス基板85を上方に持ち上げることが出来る。
尚、図14の紙面の奥方向に左右それぞれ複数個のピンナップ機構97を設けることが望ましく、それによってガラス基板85を安定した状態で持ち上げることが出来る。ピンナップ機構97を備えることで、従来技術のように予めガラス基板を収納または取り出しのための広い開口部を設ける必要が無く、その結果、基板収納用のワイヤー列数を増大させることができ基板収納密度を上げることができる。
一例として2160mm×2460mmのガラス基板を収納する基板収納装置の場合、ワイヤー列間隔を20mmとすることが可能で、約87段のワイヤー列を構成することが出来る。
以上のように本発明によれば、ワイヤーの張力を緩めた後、ワイヤーの張力を緩めたワーヤー列を含めた上方のワイヤー列を持ち上げ、更には出し入れしたいガラス基板をピンナップ機構によって持ち上げることによって、出し入れしたいガラス基板の下方にロボットアームを挿入可能なスペースを作ることが出来、ワイヤーや他のガラス基板に触れることなく容易にガラス基板を出し入れすることが可能な、ガラス基板の収納効率を高めた高密度基板収納装置を提供することが出来る。
1・・・カラーフィルタ
2・・・ガラス基板
3・・・ブラックマトリックス
4a・・・レッドRの着色画素
4b・・・グリーンGの着色画素
4c・・・ブルーBの着色画素
5・・・透明電極
6・・・フォトスペーサー
7・・・バーテイカルアライメント
8・・・ガラス基板
10・・・クロスバータイプの基板収納装置
11・・・側壁部材
12・・・支持部材
13・・・支持ピン
14・・・L字金具
20・・・バックサポートタイプの基板収納装置
21・・・箱形の枠体
22・・・溝付き側板
23・・・支持ピン
24・・・L字型金具
30・・・クロスバータイプの基板収納装置
31・・・後壁部材
32・・・支持部材
35・・・クロスバータイプの長尺リブを使った基板収納装置
36・・・箱形の枠体
37・・・長尺リブ
50・・・ワイヤーカセットタイプの基板収納装置
51・・・側面フレーム
52・・・ワイヤー
53・・・上面フレーム
54・・・側面フレーム
55・・・ワイヤー留め金具
56・・・ワイヤー
60・・・高密度基板収納装置
61・・・上面フレーム
62・・・底面フレーム
63・・・側面フレーム
64・・・側面フレーム
65・・・ワイヤー留め金具
66・・・ワイヤー留め金具
67・・・ワイヤー
68・・・インデックスプランジャ機構
68−1・・・インデックスプランジャの頭部
69・・・すぐばかさ歯車
70・・・固定架台
71・・・ネジ溝を有するネジ棒
72・・・ネジ溝を有するネジ棒
73・・・回転方向を示す矢印
74・・・回転方向を示す矢印
81・・・広い開口
82・・・複数のワイヤー列
83・・・移動の上方向を示す矢印
84・・・広い開口の真下にあるワイヤー列
85・・・張力が変えられた緩められたワイヤー列上に載置されたガラス基板
86・・・広い開口
87・・・張力が変えられ緩められたワイヤー列
90・・・LMガイド
91・・・持ち上げ爪
92・・・インデックスプランジャに設置してある冶具
93・・・引っ掛け用の冶具
94・・・切り離し可能な軸
94−1・・・軸
94−2・・・軸
95・・・はめ込みピン
96・・・はめ込み孔
97・・・ピンナップ機構
98・・・上方に持ち上げる方向を示す矢印
99・・・出し入れしたいガラス基板の下部にできた開口

Claims (3)

  1. 基板を前面側から出し入れして、複数枚の基板を載置して収納、保持する基板収納装置であって、基板を載置するワイヤーを水平に複数本張架配列したワイヤー列を複数段有し、ワイヤーの張力を変化させる機構を備え、前記ワイヤー列の単位でワイヤーの張力を変化させて基板の出し入れを行うことを特徴とする高密度基板収納装置。
  2. 前記ワイヤー列の単位で変化させたワイヤー列を含む上方の全てのワイヤー列を上方に移動させるワイヤー列移動機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の高密度基板収納装置。
  3. 基板の出し入れを行うワイヤー列に、基板を持ち上げるピンナップ機構を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の高密度基板収納装置。
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