JP2010257470A - 検証システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子ペンにより記入された報告内容のデジタルデータと、当該デジタルデータを送信する携帯端末の位置情報とを取得して分析することで、報告内容の正当性を検証するシステムを提供する。
【解決手段】検証システム100において利用者は、所定の報告を行う場合、電子ペン10を使用して帳票3に記入を行う。検証サーバ4は、ネットワーク2を介して電子ペン10から取得した記入情報に含まれる時間情報に基づいて、利用者が記入に要した時間を算出する。これを、あらかじめ設定された所要時間と比較することで、利用者の報告内容の正当性を検証する。
【選択図】図10

Description

本発明は、電子ペンを利用して帳票に記入された情報の正当性を検証する技術に関する。
従来、訪問先で営業や点検作業を行うフィールド系業務の担当者が、出先から紙媒体の報告書や伝票で報告を行う場合、企業側が報告内容の正当性を確認できる範囲には限度があった。そのため、例えば保険営業における領収書の偽造や点検作業における虚偽報告などの不正が発生していた。
昨今では、IT(Information Technology)技術の発展に伴い、携帯電話やモバイルPCによる報告業務のデジタル化が一部で進んでいる(例えば、特許文献1乃至3)。デジタルデータの報告であれば、報告時の時刻データを取得して報告時刻の正当性を検証することが可能であるが、業界の規制や報告要件の特殊性から必ずしも全ての報告業務に適用できるものではない。
一方、近年、「電子ペン」、「デジタルペン」などと呼ばれるペン型入力デバイスが登場しており(以下、本明細書では「電子ペン」と呼ぶ。)、その代表的なものとしてスウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン(Anoto pen)」が知られている。アノトペンは、所定のドットパターンが印刷された専用紙(以下、「専用ペーパー」と呼ぶ。)とペアで使用される。アノトペンは、通常のインクタイプのペン先部に加えて、専用紙上のドットパターンを読み取るための小型カメラと、データ通信ユニットを搭載している。利用者が専用紙上にアノトペンで文字などを書いたり、専用紙上に図案化されている画像をチェックしたりすると、ペンの移動に伴って小型カメラが専用紙上のドットパターンを検出し、利用者が書き込んだ文字、画像などの記入データ(「ストロークデータ」ともいう)が取得される。この記入データが、データ通信ユニットによりアノトペンから近くのパーソナルコンピュータや携帯電話などの端末装置に送信される。よって、このアノトペンを利用したシステムは、キーボードに代わる入力デバイスとして利用することが可能である。
そこで、フィールド系業務の担当者が、出先から上述の電子ペンを利用して紙媒体の報告書や伝票に記入を行うことで、報告内容をデジタルデータとして取得することができれば便利である。
特開2003−242315号公報 特開2004−78643号公報 特開2003−132165号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、電子ペンにより記入された報告内容のデジタルデータと、当該デジタルデータを送信する携帯端末の所在地情報とを取得して分析することで、報告内容の正当性を検証することができる検証システムを提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、利用者が携帯端末を携帯し電子ペンにより電子ペン用帳票に記入することで取得した報告内容を検証する検証サーバを有する検証システムであって、前記電子ペンは、前記利用者が前記報告内容を前記帳票に記入することで、ストロークデータを生成して前記携帯端末へ送信し、前記携帯端末は、GPS機能を有し、受信したストロークデータを前記検証サーバへ送信し、前記検証サーバは、前記携帯端末により送信されたストロークデータを記入情報として取得する記入情報取得手段と、前記記入情報が送信される予定の所在地に関する所在地情報を記憶する記憶手段と、前記記入情報取得手段が前記記入情報を取得した際に、前記携帯端末の前記GPS機能に基づき算出された前記携帯端末の所在地情報を取得する所在地情報取得手段と、前記記憶手段に記憶された予定の所在地に関する前記所在地情報と、前記所在地情報取得手段により取得した前記所在地情報とを比較することにより不正があるか否かを検証する所在地検証手段とを備える。
上記の検証システムの一態様では、前記検証サーバは、さらに、前記電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された前記電子ペン用帳票上に設けられた項目と、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標と、各項目への記入に必要な項目所要時間とを対応付けた座標情報を記憶する座標情報記憶手段と、前記座標情報に基づいて前記記入情報から、各項目に記入された項目記入情報を抽出する項目記入情報抽出手段と、前記項目記入情報に含まれる時間情報に基づいて、各項目への記入に要した項目記入時間を算出する項目記入時間算出手段と、前記座標情報の項目所要時間と、前記項目記入時間算出手段により算出した項目記入時間とを比較することにより不正があるか否かを検証する項目所要時間検証手段と、を備える。
上記の検証システムの他の一態様では、前記検証サーバは、さらに、前記電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された前記電子ペン用帳票上に設けられた項目と、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標と、前記帳票への記入に必要な帳票所要時間とを対応付けた座標情報を記憶する座標情報記憶手段と、前記座標情報に基づいて前記記入情報から、各項目に記入された項目記入情報を抽出する項目記入情報抽出手段と、前記項目記入情報に含まれる時間情報に基づいて、各項目への記入に要した項目記入時間を算出する項目記入時間算出手段と、前記項目記入情報に含まれる時間情報に基づいて、前記帳票への記入に要した帳票記入時間を算出する帳票記入時間算出手段と、前記座標情報の帳票所要時間と、前記帳票記入時間算出手段により算出した帳票記入時間とを比較することにより不正があるか否かを検証する帳票所要時間検証手段と、を備える。
上記の検証システムの他の一態様では、前記検証サーバにおいて、前記記憶手段は、前記記入情報が送信される送信予定時刻をさらに記憶し、前記記入情報に含まれる時間情報に基づいて、前記記入情報が前記検証サーバへ送信された送信時刻を特定する送信時刻特定手段と、前記送信予定時刻と、前記送信時刻特定手段によって特定した送信時刻とを比較することにより不正があるか否かを検証する送信時刻検証手段と、さらに備える。
上記の検証システムの他の一態様では、前記座標情報は、さらに各項目へ記入する順番が対応付けられており、前記検証サーバは、前記項目記入情報に含まれる時間情報と、前記順番とに基づいて不正があるか否かを検証する追記検証手段をさらに備える。
上記の検証システムの他の一態様では、前記検証サーバは、前記記入情報に基づいて確認画面を作成する確認画面作成手段と、作成した確認画面を前記携帯端末に送信する確認画面送信手段と、前記確認画面送信手段により送信された前記確認画面を受信して表示する前記携帯端末から、表示された前記確認画面の内容に対する利用者の署名情報を取得する署名情報取得手段と、前記確認画面の内容の真正性を確認するために、取得した署名情報を検証する署名検証手段と、をさらに備える。
上記の検証システムの他の一態様では、前記帳票は、各所在地に設置された機器の点検結果を報告内容として記入するものである。
本発明の他の観点では、利用者が携帯端末を携帯し電子ペンにより電子ペン用帳票に記入することで取得した報告内容を検証する検証サーバを有する検証システムであって、前記電子ペンは、前記利用者が前記報告内容を前記帳票に記入することで、ストロークデータを生成して前記携帯端末へ送信し、前記携帯端末は、GPS機能を有し、受信したストロークデータを前記検証サーバへ送信する検証システムにおける前記検証サーバにより実行されるプログラムであって、前記携帯端末により送信されたストロークデータを記入情報として取得する記入情報取得手段、前記記入情報が送信される予定の所在地に関する所在地情報を記憶する記憶手段、前記記入情報取得手段が前記記入情報を取得した際に、前記携帯端末の前記GPS機能に基づき算出された前記携帯端末の所在地情報を取得する所在地情報取得手段、前記記憶手段に記憶された予定の所在地に関する前記所在地情報と、前記所在地情報取得手段により取得した前記所在地情報とを比較することにより不正があるか否かを検証する所在地検証手段として前記検証サーバを機能させる。
上記プログラムをコンピュータにより実行することにより、上述の検証システムの検証サーバを実現することができる。
本発明によれば、電子ペンにより記入された報告内容のデジタルデータと、当該デジタルデータを送信する携帯端末の所在地情報とを取得して分析することで、報告内容の正当性を検証することができる。
電子ペンの使用形態を模式的に示す図である。 電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。 専用ペーパーに印刷されたドットパターンによる情報の表現方法を説明する図である。 ドットパターン及びそれに対応する情報の例である。 専用ペーパーにより構成される帳票の構造を示す。 電子ペン用帳票の例を示す。 本実施形態における検証システムの概略構成を示す図である。 検証システムにおいて使用する帳票の例である。 所定の記入が行われた帳票の例である。 図7に示す検証システムに含まれる検証サーバの機能ブロック図である。 座標テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。 タイムテーブルのデータ構造を模式的に示す図である。 利用者DBのデータ構造を模式的に示す図である。 所在地DBのデータ構造を模式的に示す図である。 検証DBのデータ構造を模式的に示す図である。 帳票DBのデータ構造を模式的に示す図である。 本実施形態における検証処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。まず、本実施形態のシステムにおいて入力デバイスとして使用される電子ペンの概要について説明する。
[電子ペン]
図1は電子ペンの使用形態を模式的に示す図であり、図2は電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。図1に示すように、電子ペン10は、ドットパターンが印刷された専用ペーパー20と組み合わせて使用される。電子ペン10は、通常のインクペンと同様のペン先部17を備えており、利用者は通常のインクペンと同様に専用ペーパー20上に文字などを書くことになる。
図2に示すように、電子ペン10は、その内部にプロセッサ11、メモリ12、データ通信ユニット13、バッテリー14、LED15、カメラ16及び圧力センサ18を備える。また、電子ペン10は通常のインクペンと同様の構成要素としてインクカートリッジ(図示せず)などを有する。
電子ペン10は、ペン先部17により専用ペーパー20上に描かれたインクの軌跡をデータ化するのではなく、専用ペーパー20上で電子ペン10が移動した軌跡座標をデータ化する。LED15が専用ペーパー20上のペン先部17近傍を照明しつつ、カメラ16が専用ペーパー20に印刷されているドットパターンを読み取り、データ化する。つまり、電子ペン10は専用ペーパー20上で利用者が電子ペン10を移動させることにより生じるストロークを画像データ又はベクトルデータとして取得することができる。
圧力センサ18は、利用者が電子ペン10により専用ペーパー上に文字などを書く際にペン先部17に与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、プロセッサ11へ供給する。プロセッサ11は、圧力センサ18から与えられる筆圧データに基づいて、LED15及びカメラ16のスイッチオン/オフの切換を行う。即ち、利用者が電子ペン10で専用ペーパー20上に文字などを書くと、ペン先部17には筆圧がかかる。よって、所定値以上の筆圧が検出されたときに、利用者が記述を開始したと判定して、LED15及びカメラ16を作動する。
カメラ16は専用ペーパー20上のドットパターンを読み取り、そのパターンデータをプロセッサ11に供給する。プロセッサ11は、供給されたドットパターンから、専用ペーパー20上でのX,Y座標を算出する。
プロセッサ11は、利用者の記述が行われる間に、筆圧の配列データ及びX,Y座標データを取得し、タイムスタンプ(時間情報)と関連付けてメモリ12に記憶していく。よって、メモリ12内には利用者の記述内容に対応するデータが時系列で記憶されていく。メモリ12の容量は例えば1Mバイト程度とすることができる。
利用者により送信指示がなされるまでは、取得された全てのデータはメモリ12内に保持される。そして、利用者が送信指示を行うと、データ通信ユニット13により、電子ペン10と所定距離内にある端末装置25へメモリ12内のデータが送信される。基本的には、一度送信指示がなされると、電子ペン10はメモリ12内に記憶していた全てのデータを端末装置25へ送信するため、メモリ12内はクリアされる。よって、送信後にもう一度同じ情報を端末装置25へ送信したい場合には、利用者は専用ペーパー20上に再度記述を行う必要がある。なお、この場合、利用者は専用ペーパー20上にインクペンで書かれた文字などをなぞればよいことになる。
電子ペン10自体は、送信ボタンなどの機能ボタンを備えておらず、送信指示その他の指示は、利用者が専用ペーパー20上の所定位置に設けられた専用ボックスを電子ペン10でチェックすることにより実行される。専用ボックスの位置座標には、予め送信指示が対応付けられており、プロセッサ11は専用ボックスの位置座標を受信すると、データ通信ユニット13にメモリ12内のデータを供給し、端末装置25への送信を行わせる。なお、電子ペン10は、データの送信完了を電子ペンの振動により示すことができる。
バッテリー14は電子ペン10内の各要素に電源供給するためのものであり、例えば電子ペンのキャップ(図示せず)により電子ペン10自体の電源のオン/オフを行うことができる。
このように、電子ペン10は利用者が専用ペーパー20上に記述した文字などに対応する座標データ及び筆圧データを取得して近傍の端末装置25へ送信する機能を有するが、電子ペン10のペン先部17は通常のインクペンとなっているため、専用ペーパー20上に記述した内容はオリジナルの原本として残るという特徴がある。即ち、紙の原本に対して記述するのと同時に、その内容を座標データなどの形態でリアルタイムに電子化することができる。
なお、電子ペン10の標準機能によれば、電子ペン10により得られるデータは、原則として座標データ又はベクトルデータの形態であり、テキストデータではない。但し、電子ペン10は標準機能として、専用ペーパー20上に設けられた専用エリアに記述することにより、英数字に限りテキスト化する機能は備えている。
また、電子ペン10内には、ペン自体及びその所有者に関するプロパティ情報(ペン情報及びペン所有者情報)を保持することができ、アプリケーションから参照することができる。ペン情報としては、バッテリーレベル、ペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン、サブスクリプションプロバイダのIDなどを保持できる。また、ペン所有者情報としては、国籍、言語、タイムゾーン、emailアドレス、空きメモリ容量、名称、住所、ファックス/電話番号、携帯電話番号などを保持することができる。
なお、上記の例におけるデータ通信ユニット13では、Bluetooth(登録商標)の無線伝送、USBケーブルを使用した有線伝送、端子などの接触によるデータ伝送など、各種の方法によって電子ペン10から端末装置25へのデータ送信を行うことが考えられる。
次に、電子ペンにより利用者が記述した内容のX,Y座標データを取得する方法について説明する。前述のように専用ペーパー20には、所定のドットパターンが印刷されている。電子ペン10のカメラ16は、利用者が専用ペーパー20上に記述したインクの軌跡を読み取るのではなく、専用ペーパー20上のドットパターンを読み取る。実際、図1に示すように、LED15による照明エリア及びカメラ16の撮影エリア(照明エリア内に位置する)は、ペン先部17が専用ペーパー20に接触する位置とはずれている。
ドットパターンはカーボンを含む専用インキなどで印刷されており、カメラ16はその専用インキによるパターンのみを認識することができる。専用インキ以外のインキ(カーボンを含まない)により、専用ペーパー上に罫線や枠などを印刷しても、電子ペンはそれらを認識することはない。よって、専用ペーパーを利用して各種申込書などの帳票を作成する際は、専用インキ以外のインキで入力枠や罫線、注意書きなどを印刷する。
ドットパターンは、図3に例示するように、各ドットの位置がデータに対応付けされている。図3の例では、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右にシフトすることにより、0〜3の2ビット情報を表示した例である。このようにして表現された情報の組合せにより、専用ペーパー上の位置座標が決定される。図4(a)に例示するように、縦横2mmの範囲内に36個のドットが格子状に配置され、これらのドットにより示されるデータの配列(図4(b))が、その専用ペーパー上の位置座標と対応付けされている。よって、電子ペン10のカメラ16が図4(a)に示すようなドットパターンを撮影すると、プロセッサ11はカメラ16から入力されるドットパターンのデータに基づいて図4(b)に示すデータ配列を取得し、それに対応する専用ペーパー上の位置座標(即ち、そのドットパターンがその専用ペーパー上のどの位置にあるのか)をリアルタイムで算出する。なお、ドットパターンを認識する最小単位は2mm×2mmであり、カメラ16は毎秒100回程度の撮影を行う。
次に、専用ペーパーについて説明する。専用ペーパーの構造の一例を図5に示す。図示のように、専用ペーパー20は、台紙30上にドットパターン32が印刷され、その上に罫線などの図案34が印刷されている。台紙30は通常は紙であり、ドットパターン32は前述のようにカーボンを含んだ専用インキにより印刷される。また、通常のインキなどにより図案34が印刷される。ドットパターンと図案とは同時に印刷してもよいし、いずれかを先に印刷してもよい。
図案34の例を図6に示す。図6は、ある申込書36の例であり、複数の記入欄38や送信ボックス39が印刷されている。図6には明確に図示されておらず、詳細は後述するが、実際にはドットパターンが申込書36の全面に印刷されており、その上に記入欄38や送信ボックス39が通常のインキにより印刷されている。利用者は、ドットパターンを意識することなく、従来からある申込書と同様に、電子ペン10を使用して必要事項を申込書36の各記入欄38に記入すればよい。
専用ペーパー20上のエリアは大きく2種類のエリアに分けることができる。1つは記入エリアであり、電子ペン10による記述内容をそのまま情報として取り扱うエリアである。図6の例では複数の記入欄38がこれに該当する。もう1つは機能エレメントであり、対応するエリア内を電子ペン10でチェックした際に、予めそのエリアに対して定義されているアクション、指示などを実行するようになっている。図6の例における送信ボックス39がこれに該当する。
送信ボックス39は前述したように電子ペン10内に記憶されているデータを近傍の端末装置25へ送信するための指示を行う際に使用される。利用者が送信ボックス39内に電子ペン10でチェックを入れると、電子ペン10が送信ボックス内のドットパターンを読み取る。当該パターンは送信指示に対応付けられており、電子ペン10内のプロセッサ11はデータ通信ユニット13にメモリ12内の記憶データの送信命令を発する。
ドットパターンの割り当ては、通常、アプリケーション(用紙の種類)毎に行われる。即ち、ある申込書内のドットパターンは1枚の用紙の中で重複することはないが、同一の申込書には全て同じドットパターンが印刷されている。よって、利用者が電子ペン10で必要事項を入力すると、その入力事項がその申込書のどの項目に対するものであるかを、申込書上の座標データから特定することができる。
このように、ドットパターンを印刷した専用ペーパー上に所定の図案を印刷することにより、専用ペーパーを利用した各種申込書が作成できる。利用者は電子ペン10を使用して通常の要領で必要事項を記入すれば、その電子データが自動的に取得される。
上記の例では、ドットパターンは専用ペーパー上にカーボンを含むインキにより印刷されているが、プリンタ及びカーボンを含むインクを使用してドットパターンを通常の紙上にプリントすることも可能である。さらに、専用ペーパー上の図案も印刷ではなく、プリンタにより形成することも可能である。ドットパターンをプリンタにより紙上に形成する場合には、1枚1枚に異なるドットパターンを形成することが可能である。よって、形成されたドットパターンの違いにより、それらの用紙1枚1枚を識別し、区別することが可能となる。
なお、本明細書においては、「印刷」の語は、通常の印刷のみならず、プリンタによるプリントも含む概念とする。
次に、電子ペンにより取得したデータの送信処理について図2を参照して説明する。電子ペン10が取得したデータは、主として利用者が入力した事項のデータであるが、通常はそのデータの送信先であるサービスサーバがどこであるかの情報は含まれていない。その代わりに、その専用ペーパーに関するアプリケーションやサービスを特定する情報が専用ペーパー上のドットパターンに含まれており、利用者の入力作業中に専用ペーパーからその情報が取得されている。よって、電子ペン10から記入データを受け取った端末装置25は、まず、問い合わせサーバ26に対して、その専用ペーパーに対して入力されたデータをどのサービスサーバ27へ送信すべきかの問い合わせを行う。問い合わせサーバ26は、専用ペーパー毎に、対応するサービスサーバの情報を有しており、端末装置25からの問い合わせに応じて、当該専用ペーパーに関するサービスなどを行うサービスサーバ27の情報(URLなど)を端末装置25へ回答する。それから、端末装置25は、電子ペンから取得した記入データをそのサービスサーバ27へ送信することになる。
なお、上記の例では端末装置25、問い合わせサーバ26及びサービスサーバ27が別個に構成されているが、これらの幾つか又は全てを1つの装置として構成することも可能である。本実施形態において、後述する検証サーバは、問い合わせサーバ26及びサービスサーバ27を兼ねているものとする。
[検証システム]
次に、本実施形態の検証システムについて説明する。図7に検証システム100の概略構成を示す。図7に示す検証システム100は、利用者が電子ペン用帳票(以下、「帳票」と呼ぶ。)3に記入した報告内容をデジタルデータとして取得すると共に、当該デジタルデータを送信する携帯端末28の所在地情報を取得することで、報告内容の正当性を検証することができるものである。
図7に示すように、検証システム100は、携帯端末28、検証サーバ4及びGPSサーバ5がネットワーク2を通じて接続されることにより構成される。ここで、ネットワーク2の1つの好適な例はインターネットである。また、携帯端末28とは、利用者が使用する端末装置であって、特に携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)といったネットワーク2を介してデータの授受が可能な端末である。なお、携帯端末28は、GPS機能及び署名機能を有する端末である。GPS機能とは、地球の周回軌道を回る衛星から発信される位置測定用の電波を利用して、携帯端末28の所在地情報(緯度・経度・高度)を取得することができる機能である。署名機能とは、USIMに格納されたクライアント認証用電子証明書を利用して、電子署名を付与する機能である。
検証サーバ4は、利用者データベース(以下、「DB」と呼ぶ。)6、所在地DB7、検証DB8及び帳票DB9に接続されており、携帯端末28から帳票3に記入された報告内容のデジタルデータを、GPSサーバ5から携帯端末28の所在地情報を取得し、報告内容の正当性を検証するサーバである。また、GPSサーバ5は、携帯端末28からの緯度及び経度に基づき所在地情報を算出し、検証サーバ4へ送信するサーバである。なお、図7は、便宜上1つの携帯端末28を構成要素として含むこととしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の携帯端末28を構成要素として含むこととしてもよい。
まず、図8及び図9を参照して、本システムにおける検証方法の概要を述べておく。図8(a)は、フィールド系業務を行った利用者が、電子ペン10を使用して報告内容を記入する帳票3の例である。図8(b)は、各項目を識別する項目IDが割り当てられた帳票3の例である。図9は、利用者が実際に記入を行った帳票3の例である。なお、本実施形態において利用者は所定の点検作業を行い、図8(a)に示すような点検表に点検内容を記入するものとする。
帳票3は、上述の専用ペーパーとして作成されたものであり、図8(a)に示すように、複数の項目から構成されている。具体的に、帳票3は、開始ボックス50、終了ボックス51、送信ボックス39、点検ボックス52a乃至52d、問題箇所ボックス53という項目から構成されている。各項目には、図8(b)に示すように、「K01」や「K02」といった各項目を識別する項目IDが割り当てられている。
開始ボックス50は、利用者が帳票3への記入を開始するときにチェックマーク(レ等)を記入する項目であり、終了ボックス51は、利用者が帳票3への記入を終了するときにチェックマーク(レ等)を記入する項目である。送信ボックス39は、上述のとおり、電子ペン10内に記憶されているデータを近傍の携帯端末28へ送信するための指示を行う際にチェックマーク(レ等)を記入する項目である。
点検ボックス52a乃至52dは、対応する点検事項に問題があるか否かを示す記号を記入する項目である。例えば、点検事項に問題がある場合にバツ(×)を、点検事項に問題がない場合に丸(○)を記入することが考えられる。問題箇所ボックス53は、点検の結果問題がある箇所を図示する項目である。
利用者は、所定の点検作業の結果を報告するため、図9に示すように、電子ペン10を使用して帳票3に記入を行う。電子ペン10は、記入された内容に対応するストロークデータを取得し、電子ペン10内のメモリに一時的に記憶した後、当該ストロークデータを携帯端末28へ送信する。携帯端末28は、電子ペン10から利用者が記入したストロークデータを受信し、ネットワーク2を通じて検証サーバ4へ送信する。検証サーバ4は、ストロークデータを、利用者が帳票3上の各項目に記入した内容に関する記入情報として取得する。なお、記入情報には、ストロークデータの他に、各項目への記入時刻に関する時間情報や電子ペン10のペンIDも含まれているものとする。
検証サーバ4は、後述する座標テーブルに基づいて、取得した記入情報から各項目に記入された項目記入情報を抽出する。そして、検証サーバ4は、項目記入情報に含まれる時間情報に基づいて、送信時刻の特定、項目記入時間の算出及び帳票記入時間の算出を行う。ここで、送信時刻とは、利用者が帳票3に記入した内容をデジタルデータとして検証サーバ4へ送信した時刻であり、送信ボックス39にチェックマークが記入された時刻である。また、項目記入時間とは、各点検ボックス52に記号が記入されるまでの記入時間であり、直前に記入されたボックスへの記入時刻との差分に基づき算出することができる。この項目記入時間は、各点検事項に対する点検時間と擬制することができる。一方、帳票記入時間とは、帳票3への記入に要する時間であり、開始ボックス50への記入時刻と、終了ボックス51への記入時刻との差分に基づき算出することができる。
次に、検証サーバ4は、GPSサーバ5から、記入情報送信時の携帯端末28の所在地情報を取得する。そして、検証サーバ4は、取得した所在地情報及び特定した送信時刻とに基づいて、後述するタイムテーブルを参照することにより、利用者の報告内容の正当性を検証する。ここで、タイムテーブルには、利用者が所定の点検作業を行う予定の場所と時刻が予め設定されている。つまり、検証サーバ4は、取得した所在地情報及び特定した送信時刻とに基づいて、利用者がタイムテーブルに沿ってスケジュールどおりに点検作業を行ったか否かを検証することができる。また、検証サーバ4は、算出した項目記入時間及び帳票記入時間に基づいて、後述する座標テーブルを参照することにより、利用者の報告内容の正当性を検証する。ここで、座標テーブルには、帳票の記入に要する帳票所要時間と、各項目の記入に要する項目所要時間とが予め設定されている。つまり、検証サーバ4は、算出した項目記入時間及び帳票記入時間と、座標テーブルに設定された項目所要時間及び帳票所要時間とを比較することで、時間をかけてきちんと点検作業を行ったか否かを検証することができる。
そして、検証サーバ4は、記入情報と、帳票3のフォーマットデータとに基づいて報告内容の確認画面を作成し、当該確認画面を携帯端末28へ送信する。利用者は、確認画面の内容に間違いがなければ、携帯端末28内の電子証明書及び電子署名用アプリケーションを起動し、電子署名を付与して署名情報とした上でネットワーク2を介して検証サーバ4へ送信する。利用者は、署名情報の送信により、報告内容を確定する。検証サーバ4は、携帯端末28から取得した署名情報を検証することにより、利用者の報告内容に対する真正性を一層向上させることができる。
[検証サーバ]
次に、検証サーバ4について詳しく説明する。図10は、検証システム100における、特に検証サーバ4の内部構成を示す。図示のように、検証サーバ4は、検証プログラム200、記入情報取得機能101、座標テーブル102、タイムテーブル103、項目記入情報抽出機能104、時間情報抽出機能105、所在地情報取得機能106、検証機能107、確認画面作成・送信機能109及び署名検証機能110から構成されている。なお、各機能は、検証サーバ4が有するCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
検証プログラム200は、利用者が電子ペン10を使用して帳票3に記入した報告内容のデジタルデータと、当該デジタルデータを送信する携帯端末28の所在地情報とに基づいて、報告内容の正当性を検証するプログラムである。また、検証プログラム200は、報告内容の確認画面を作成し、当該確認画面に対する利用者の署名情報に基づいて、報告内容の真正性を検証するプログラムである。
記入情報取得機能101は、検証プログラム200を実行することにより、利用者が電子ペン10を使用して帳票3に記入した記入情報を取得する機能である。なお、記入情報には、帳票3に記入された時刻に関する時間情報や電子ペン10のペンIDが含まれているものとする。
ここで、座標テーブル102について図11を参照して説明する。図11は、座標テーブル102のデータ構造を模式的に示す図である。図示のとおり、座標テーブル102は、帳票ID、帳票所要時間、項目ID、項目種別、項目所要時間及び座標データから構成されている。帳票IDは、帳票3を識別する情報であり、帳票所要時間は、帳票3に記入するために要する時間の標準である。帳票3が図8(a)に示すような点検表の場合、帳票所要時間は、点検作業に要する平均時間と擬制することができる。そのため、検証サーバ4は、後述する時間情報抽出機能105が特定する帳票記入時間が帳票所要時間と比較して極端に短い場合、「空点検の疑いがある」と判定する。
項目IDは、帳票3を構成する各項目を識別する情報であり、項目種別は、各項目の種別を示す情報である。項目所要時間は、項目種別が「点検」の項目にのみ設定されており、各点検事項に対応する記号を記入するために要する時間の標準である。帳票3が図8(a)に示すような点検表の場合、項目所要時間は、各点検項目に対応する点検作業に要する平均時間と擬制することができる。そのため、検証サーバ4は、後述する時間情報抽出機能105が特定する項目記入時間が項目所要時間と比較して極端に短い場合、帳票記入時間に問題がなくても「空点検の疑いがある」と判定する。なお、項目種別が「点検」以外の項目は、項目への記入と、実質的な点検作業とに密接な関連性がないため、項目所要時間は設定されていない。座標データは、帳票3に印刷されたドットパターン上における各項目の配置を示す位置情報である。
また、ここで、タイムテーブル103について図12を参照して説明する。図12は、タイムテーブルのデータ構造を模式的に示す図である。図示のとおり、タイムテーブル103は、利用者が点検作業や営業を行う予定の場所や時刻が設定されており、利用者ID、訪問先ID及び時刻から構成されている。利用者IDとは、利用者を識別する情報である。なお、利用者DB6は、図13に示すように、利用者IDをキーとして、氏名や所属といった利用者に関する情報を記憶している。よって、タイムテーブル103の利用者IDに基づいて利用者DB6を参照することにより、誰の予定であるかを容易に把握することができる。訪問先IDとは、訪問する予定の会社や家を識別する情報である。なお、所在地DB7は、図14に示すように、訪問先IDをキーとして、訪問先名称や訪問先の緯度・経度に関する所在地情報を記憶している。よって、タイムテーブル103の訪問先IDに基づいて所在地DB7を参照することにより、訪問先の所在地情報を容易に取得することができる。時刻とは、対応する訪問先で点検作業や営業を行った後に記入情報の送信を行う送信予定時刻である。
項目記入情報抽出機能104は、記入情報取得機能101が取得した記入情報から、座標テーブル102の座標データを参照することで、各項目に記入された記入情報を項目記入情報として抽出する機能である。
時間情報抽出機能105は、図10に示すように、さらに送信時刻特定機能、項目記入時間算出機能及び帳票記入時間算出機能から構成されている。送信時刻特定機能は、送信ボックス39に対応する項目記入情報から時間情報を抽出し、電子ペン10が帳票3に記入された記入情報を検証サーバ4に送信した時刻を特定する機能である。項目記入時間算出機能は、項目種別が「点検」である各項目への記入時間を算出する機能である。具体的に、項目記入時間算出機能は、直前に記入された項目への記入時刻と、当該項目への記入時刻との差分に基づいて項目記入時間を算出する。帳票記入時間算出機能は、開始ボックス50及び終了ボックス51に対応する項目記入情報から時間情報を抽出し、それぞれの記入時刻の差分に基づいて帳票3への記入時間を算出する機能である。
所在地情報取得機能106は、検証プログラム200を実行することにより、記入情報取得機能101が記入情報を取得した際に、GPSサーバ5から携帯端末28の所在地情報を取得する機能である。つまり、所在地情報取得機能106は、電子ペン10が記入情報を検証サーバ4に送信した時点における携帯端末28の緯度・経度に関する情報を取得する。
検証機能107は、図10に示すように、さらにタイムテーブル検証機能及び所要時間検証機能から構成されている。タイムテーブル検証機能は、時間情報抽出機能105が特定した送信時刻と、所在地情報取得機能106が取得した所在地情報とに基づいて、タイムテーブル103を参照することにより、スケジュールに問題があるか否かを検証する。つまり、検証機能107は、送信時刻がタイムテーブル103の時刻と大幅に異なる場合、所在地情報がタイムテーブル103の訪問先の所在地情報と大幅に異なる場合に「不正の疑いあり」と判定する。このとき参照するタイムテーブル103は、電子ペン10により帳票3に記入を行った利用者に対応するものである。例えば、電子ペン10が各利用者に1本ずつ割り当てられている場合、検証機能107は、記入情報に含まれるペンIDに基づいて利用者IDを特定し、当該利用者IDに基づいてタイムテーブル103を参照することになる。
所要時間検証機能は、時間情報抽出機能105が算出した帳票記入時間と、座標テーブル102に設定された帳票所要時間とを比較することにより、問題があるか否かを検証する。つまり、検証機能107は、帳票記入時間が帳票所要時間より大幅に短い場合に「空点検の疑いあり」と判定する。また、所要時間検証機能は、時間情報抽出機能105が算出した項目記入時間と、座標テーブル102に設定された項目所要時間とを比較することにより、問題があるか否かを検証する。つまり、検証機能107は、項目記入時間が項目所要時間より大幅に短い場合に「空点検の疑いあり」と判定する。
さらに、検証機能107は、図15に示すような検証DB8に、記入情報取得機能101が取得した記入情報と、検証機能107による検証結果とを記憶する。図15は、検証DB8のデータ構造を模式的に示す図である。図15に示すように、検証DB8は、利用者ID、帳票ID、送信時刻、所在地情報、帳票記入時間、項目ID、項目記入時間及び検証フラグから構成されている。検証フラグは、さらに項目所要時間、帳票所要時間及びタイムテーブルから構成されている。検証機能107は、図示のとおり、記入情報に基づいて利用者ID、帳票ID、送信時刻、所在地情報、帳票記入時間、項目ID及び項目記入時間を記憶する。ここで、利用者IDは、例えば各利用者に1本ずつ電子ペン10が割り当てられている場合に、記入情報に含まれるペンIDから特定することができる。帳票IDは、記入情報に基づいて座標テーブル102の座標データを参照することで特定することができる。また、検証機能107は、図示のとおり、タイムテーブル検証機能及び所要時間検証機能の結果を、検証フラグの項目所要時間、帳票所要時間及びタイムテーブルとして記憶する。これにより、検証サーバ4は、検証DB8を参照することで、どの利用者がどのような不正を行った可能性があるかを容易に把握することができる。
確認画面作成・送信機能109は、さらにフォーマットデータ抽出機能及び筆圧検知機能から構成されている。フォーマットデータ抽出機能は、帳票DB9から帳票3に対応するフォーマットデータを抽出する機能である。帳票DB9は、図16に示すように、帳票IDをキーとして帳票名及びフォーマットデータを記憶している。よって、フォーマットデータ抽出機能は、帳票3の帳票IDに基づいて帳票DB9から対応するフォーマットデータを抽出する。筆圧検知機能は、記入情報に含まれるストロークデータの筆圧を検知する機能である。具体的に、図9の問題箇所ボックス53のように利用者が電子ペン10によって任意の図を記入する場合、筆圧検知機能の検知結果に基づいて、帳票3上で強く記入したストロークを確認画面上で太字や別の色で表示させることができる。確認画面作成・送信機能109は、フォーマットデータ、記入情報及び筆圧の検知結果に基づいて、確認画面を作成し、携帯端末28に送信する機能である。
なお、本実施形態では、筆圧検知機能を利用して強調表示(太字や色替え等)を行うことを記載しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、電子ペン10を使用して帳票3に記入した文字列の下部に二重線を記入する等により確認画面上で強調表示を行うこととしてもよい。
署名検証機能110は、確認画面に対して行われた電子署名に関する署名情報を携帯端末28から取得し、検証する機能である。これにより、署名情報の検証結果に問題がなければ、報告内容に対する真正性が一層向上する。
[検証処理]
次に、検証システム100により実行される検証処理について説明する。図17は、検証処理のフローチャートである。
利用者は、所定の点検作業を行った後、電子ペン10を使用して帳票3に記入を行う。帳票3への記入が終了すると、利用者は、送信ボックス39にチェックマークを記入することにより、携帯端末28を介して記入情報を検証サーバ4へ送信する。
検証サーバ4は、携帯端末28から記入情報を取得し(ステップS1)、座標テーブル102に基づいて、各項目への記入情報を項目記入情報として抽出する。そして、検証サーバ4は、送信ボックス39に対応する項目記入情報に含まれる時間情報に基づき、送信時刻を特定する(ステップS2)。さらに、検証サーバ4は、開始ボックス50及び終了ボックス51に対応する項目記入情報に含まれる時間情報に基づき、帳票記入時間を算出する(ステップS3)。また、検証サーバ4は、各項目記入情報に含まれる時間情報に基づき、各項目の項目記入時間をそれぞれ算出する(ステップS4)。さらに、検証サーバ4は、GPSサーバ5から携帯端末28の所在地情報を取得する(ステップS5)。そして、検証サーバ4は、記入情報に基づいて、必要事項を検証DB8へ記憶する(ステップS6)。
次に、検証サーバ4は、座標テーブル102に基づいて検証を行う(ステップS7)。まず、検証サーバ4は、座標テーブル102の帳票所要時間と、特定した帳票記入時間とを比較することにより問題があるか否かを判定する(ステップS8)。問題がある場合(ステップS8;Yes)、検証サーバ4は、検証DB8において帳票所要時間の検証フラグに問題がある旨設定し、ステップS9へ進む(ステップS17)。一方、問題がない場合(ステップS8;No)、検証サーバ4は、座標テーブル102の項目所要時間と、特定した項目記入時間とを比較することにより問題があるか否かを判定する(ステップS9)。問題がある場合(ステップS9;Yes)、検証サーバ4は、検証DB8において項目所要時間の検証フラグに問題がある旨設定し、ステップS11へ進む(ステップS18)。
一方、問題がない場合(ステップS9;No)、検証サーバ4は、タイムテーブル103に基づいて検証を行う(ステップS11)。検証サーバ4は、特定した送信時刻及び取得した所在地情報に基づいて、タイムテーブル103を参照することにより、スケジュールに問題があるか否かを判定する(ステップS12)。問題がある場合(ステップS12;Yes)、検証サーバ4は、検証DB8においてタイムテーブルの検証フラグに問題がある旨設定し、ステップS14へ進む(ステップS20)。一方、問題がない場合(ステップS12;No)、検証サーバ4は、確認画面を作成し、携帯端末28へ送信する(ステップS14)。
携帯端末28は、ブラウザ若しくは専用アプリケーションを通じて確認画面を表示する。利用者は、確認画面に間違いがなければ、携帯端末28が有する電子証明書及び電子署名用アプリケーションを起動し、確認画面に対して電子署名を付与した上で署名情報として検証サーバ4へ送信する。これにより、利用者は報告内容を確定する。検証サーバ4は、携帯端末28から署名情報を取得して、検証する(ステップS15)。これにより、利用者による報告内容の真正性が一層向上する。
なお、本実施形態では記載していないが、座標テーブル102に予め各項目への記入する順番を設定しておき、当該順番と時間情報とに基づいて、不自然な追記の有無を検証することも可能である。これにより、例えば営業において契約者と別れてから利用者が領収証の金額を改竄する等といった不正を的確に検出することができる。
また、本実施形態では、図8(a)に示すような帳票3を利用する点検作業の報告に本発明を適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意にデザインされた帳票3を利用する種々の報告に適用することができる。具体的には、製造・インフラ業の修理・点検報告、金融業の領収証や取引報告、各業界の営業活動や商談結果報告等に本発明を適用することができる。
また、本実施形態では、図12に示すようにタイムテーブル103に訪問先ID及び時刻が設定されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、訪問先ID又は時刻のいずれか一方を設定することとしてもよい。即ち、タイムテーブル103に設定する項目は任意に設定することができる。
本実施形態によれば、電子ペン10、帳票3、GPS機能を備えた携帯端末28及びGPSサーバ5を連携することにより、訪問先で行う営業や点検作業といったフィールド系業務の報告の正当性を企業側が容易に検証することができる。換言すると、企業側における報告の正当性確認の精度を向上させることができる。具体的には、本実施形態によって企業側は、報告内容のデジタルデータを瞬時に取得するだけでなく、時間情報や所在地情報を分析することで改竄や追記の有無を検知することが可能となる。
また、本実施形態によれば、キーボードやマウスを使用するのではなく、電子ペン10を使用して紙媒体の帳票3に記入することにより報告を行う。これによれば、自由に任意の図を記入することができるため、PCやPDA等に比べて非定形な情報の伝達を容易に行うことができる。さらに、利用者の筆圧に基づいて強調表示を行うことができるため、利用者は複雑な操作を覚えることなく、営業や点検作業の報告を容易且つ明確に行うことができる。
さらに、本実施形態によれば、利用者は、携帯端末28が有するクライアント認証用電子証明書を利用して、報告内容の確認画面に対して電子署名を付与することが可能である。よって、報告内容の真正性を一層向上させることができる。
このように、電子ペンにより記入された報告内容のデジタルデータと、当該デジタルデータを送信する携帯端末の位置情報とを取得して分析することで、報告内容の正当性を検証することができる。
2…ネットワーク
10…電子ペン
11…プロセッサ
12…メモリ
13…データ通信ユニット
14…バッテリー
25…端末装置
26…問い合わせサーバ
27…サービスサーバ
100…検証システム

Claims (13)

  1. 利用者が携帯端末を携帯し電子ペンにより電子ペン用帳票に記入することで取得した報告内容を検証する検証サーバを有する検証システムであって、
    前記電子ペンは、前記利用者が前記報告内容を前記帳票に記入することで、ストロークデータを生成して前記携帯端末へ送信し、
    前記携帯端末は、GPS機能を有し、受信したストロークデータを前記検証サーバへ送信し、
    前記検証サーバは、
    前記携帯端末により送信されたストロークデータを記入情報として取得する記入情報取得手段と、
    前記記入情報が送信される予定の所在地に関する所在地情報を記憶する記憶手段と、
    前記記入情報取得手段が前記記入情報を取得した際に、前記携帯端末の前記GPS機能に基づき算出された前記携帯端末の所在地情報を取得する所在地情報取得手段と、
    前記記憶手段に記憶された予定の所在地に関する前記所在地情報と、前記所在地情報取得手段により取得した前記所在地情報とを比較することにより不正があるか否かを検証する所在地検証手段とを備える
    ことを特徴とする検証システム。
  2. 前記検証サーバは、さらに、
    前記電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された前記電子ペン用帳票上に設けられた項目と、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標と、各項目への記入に必要な項目所要時間とを対応付けた座標情報を記憶する座標情報記憶手段と、
    前記座標情報に基づいて前記記入情報から、各項目に記入された項目記入情報を抽出する項目記入情報抽出手段と、
    前記項目記入情報に含まれる時間情報に基づいて、各項目への記入に要した項目記入時間を算出する項目記入時間算出手段と、
    前記座標情報の項目所要時間と、前記項目記入時間算出手段により算出した項目記入時間とを比較することにより不正があるか否かを検証する項目所要時間検証手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の検証システム。
  3. 前記検証サーバは、さらに、
    前記電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された前記電子ペン用帳票上に設けられた項目と、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標と、前記帳票への記入に必要な帳票所要時間とを対応付けた座標情報を記憶する座標情報記憶手段と、
    前記座標情報に基づいて前記記入情報から、各項目に記入された項目記入情報を抽出する項目記入情報抽出手段と、
    前記項目記入情報に含まれる時間情報に基づいて、各項目への記入に要した項目記入時間を算出する項目記入時間算出手段と、
    前記項目記入情報に含まれる時間情報に基づいて、前記帳票への記入に要した帳票記入時間を算出する帳票記入時間算出手段と、
    前記座標情報の帳票所要時間と、前記帳票記入時間算出手段により算出した帳票記入時間とを比較することにより不正があるか否かを検証する帳票所要時間検証手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の検証システム。
  4. 前記検証サーバにおいて、
    前記記憶手段は、前記記入情報が送信される送信予定時刻をさらに記憶し、
    前記記入情報に含まれる時間情報に基づいて、前記記入情報が前記検証サーバへ送信された送信時刻を特定する送信時刻特定手段と、
    前記送信予定時刻と、前記送信時刻特定手段によって特定した送信時刻とを比較することにより不正があるか否かを検証する送信時刻検証手段と、さらに備えることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の検証システム。
  5. 前記座標情報は、さらに各項目へ記入する順番が対応付けられており、
    前記検証サーバは、
    前記項目記入情報に含まれる時間情報と、前記順番とに基づいて不正があるか否かを検証する追記検証手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の検証システム。
  6. 前記検証サーバは、
    前記記入情報に基づいて確認画面を作成する確認画面作成手段と、
    作成した確認画面を前記携帯端末に送信する確認画面送信手段と、
    前記確認画面送信手段により送信された前記確認画面を受信して表示する前記携帯端末から、表示された前記確認画面の内容に対する利用者の署名情報を取得する署名情報取得手段と、
    前記確認画面の内容の真正性を確認するために、取得した署名情報を検証する署名検証手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の検証システム。
  7. 前記帳票は、各所在地に設置された機器の点検結果を報告内容として記入するものであることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の検証システム。
  8. 利用者が携帯端末を携帯し電子ペンにより電子ペン用帳票に記入することで取得した報告内容を検証する検証サーバを有する検証システムであって、前記電子ペンは、前記利用者が前記報告内容を前記帳票に記入することで、ストロークデータを生成して前記携帯端末へ送信し、前記携帯端末は、GPS機能を有し、受信したストロークデータを前記検証サーバへ送信する検証システムにおける前記検証サーバにより実行されるプログラムであって、
    前記携帯端末により送信されたストロークデータを記入情報として取得する記入情報取得手段、
    前記記入情報が送信される予定の所在地に関する所在地情報を記憶する記憶手段、
    前記記入情報取得手段が前記記入情報を取得した際に、前記携帯端末の前記GPS機能に基づき算出された前記携帯端末の所在地情報を取得する所在地情報取得手段、
    前記記憶手段に記憶された予定の所在地に関する前記所在地情報と、前記所在地情報取得手段により取得した前記所在地情報とを比較することにより不正があるか否かを検証する所在地検証手段
    として前記検証サーバを機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 前記電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された前記電子ペン用帳票上に設けられた項目と、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標と、各項目への記入に必要な項目所要時間とを対応付けた座標情報を記憶する座標情報記憶手段、
    前記座標情報に基づいて前記記入情報から、各項目に記入された項目記入情報を抽出する項目記入情報抽出手段、
    前記項目記入情報に含まれる時間情報に基づいて、各項目への記入に要した項目記入時間を算出する項目記入時間算出手段、
    前記座標情報の項目所要時間と、前記項目記入時間算出手段により算出した項目記入時間とを比較することにより不正があるか否かを検証する項目所要時間検証手段、
    をさらに備える前記検証サーバとして機能させることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された前記電子ペン用帳票上に設けられた項目と、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標と、前記帳票への記入に必要な帳票所要時間とを対応付けた座標情報を記憶する座標情報記憶手段、
    前記座標情報に基づいて前記記入情報から、各項目に記入された項目記入情報を抽出する項目記入情報抽出手段、
    前記項目記入情報に含まれる時間情報に基づいて、各項目への記入に要した項目記入時間を算出する項目記入時間算出手段、
    前記項目記入情報に含まれる時間情報に基づいて、前記帳票への記入に要した帳票記入時間を算出する帳票記入時間算出手段、
    前記座標情報の帳票所要時間と、前記帳票記入時間算出手段により算出した帳票記入時間とを比較することにより不正があるか否かを検証する帳票所要時間検証手段
    をさらに備える前記検証サーバとして機能させることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  11. 前記記憶手段は、前記記入情報が送信される送信予定時刻をさらに記憶し、
    前記記入情報に含まれる時間情報に基づいて、前記記入情報が前記検証サーバへ送信された送信時刻を特定する送信時刻特定手段、
    前記送信予定時刻と、前記送信時刻特定手段によって特定した送信時刻とを比較することにより不正があるか否かを検証する送信時刻検証手段、
    をさらに備える前記検証サーバとして機能させることを特徴とする請求項8〜10のうちいずれか一項に記載のプログラム。
  12. 前記座標情報は、さらに各項目へ記入する順番が対応付けられており、
    前記項目記入情報に含まれる時間情報と、前記順番とに基づいて不正があるか否かを検証する追記検証手段
    をさらに備える前記検証サーバとして機能させることを特徴とする請求項8〜11のうちいずれか一項に記載のプログラム。
  13. 前記記入情報に基づいて確認画面を作成する確認画面作成手段、
    作成した確認画面を前記携帯端末に送信する確認画面送信手段、
    前記確認画面送信手段により送信された前記確認画面を受信して表示する前記携帯端末から、表示された前記確認画面の内容に対する利用者の署名情報を取得する署名情報取得手段、
    前記確認画面の内容の真正性を確認するために、取得した署名情報を検証する署名検証手段
    をさらに備える前記検証サーバとして機能させることを特徴とする請求項8〜12のうちいずれか一項に記載のプログラム。
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