JP2005293373A - 改竄検出システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】改竄検出システム100は、記入情報に含まれるドットパターン上の位置座標に基づいて座標情報を参照することにより、記入情報から、項目の構成要素である各フィールドへの記入開始時刻と記入終了時刻を抽出する。また、改竄検出システム100は、記入開始時刻及び記入終了時刻に基づいて、記入者が帳票の各フィールドへの記入に要した時間を算出する。さらに、改竄検出システム100は、算出した時間と、予め設定された各フィールドへの正当記入時間とを比較し、記入者が所定のフィールドへの記入に要した時間が正当記入時間よりも長い場合、改竄の可能性があると判断する。
【選択図】図7
Description
図1は電子ペンの使用形態を模式的に示す図であり、図2は電子ペンの構造を示す機能ブロック図である。図1に示すように、電子ペン10は、ドットパターンが印刷された専用ペーパー20と組み合わせて使用される。電子ペン10は、通常のインクペンと同様のペン先部17を備えており、利用者は通常のインクペンと同様に専用ペーパー20上に文字などを書くことになる。
次に、本発明の改竄検出システムについて説明する。図7に改竄検出システム100の概略構成を示す。図7に示す改竄検出システム100は、利用者が電子ペン用帳票において改竄を行った場合に、記入情報から改竄を行ったストロークデータを抽出し、表示することができるものである。
次に、領収書3について説明する。本発明のシステムでは、図9に示すような領収書3の控え50は、上述した専用ペーパーとして作成されている。即ち、図5に例示するように台紙30上に所定のドットパターン32が印刷されており、その上に所定のページ番号や罫線などが印刷されている。先に述べたように、ドットパターン32は電子ペン10が認識することができるように、カーボンを含んだインキにより印刷されている。一方、罫線などの図案34は、通常の(カーボンを含まない)インキにより印刷されているため、電子ペン10がそれを認識することはない。
次に、サーバ5について詳しく説明する。図11は、改竄検出システム100における、特にサーバ5の内部構成を示す。図示のように、サーバ5は、改竄検出プログラム500、記入情報取得機能501、座標テーブル502、フィールド情報抽出機能504、時間抽出機能505、記入情報記憶機能506、改竄検出機能507、取扱者情報抽出機能508、データ一覧作成機能509、追加ストロークデータ抽出機能510、記載イメージ作成機能511から構成されている。なお、各機能は、サーバ5が有するCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
次に、改竄検出方法について詳しく説明する。
まず、予め領収書3への正当記入時間を設定して改竄を検出する方法について説明する。例えば、様々な事情を考慮して、図10に示すような領収書の記入に要する正当な時間が「15分」であると想定した場合、サーバ5は、領収書3の正当記入時間として予め「15分」を設定しておく。なお、利用者は、図10(a)に示すような領収書3の正本51を取引相手に渡した後、図10(b)に示すような破線部分を追加した改竄を行ったものとする。この場合、サーバ5は、記入情報を、図13に示すような、記入情報DB7において記憶・管理しているものとする。
次に、予め各項目への正当記入時間を設定して改竄を検出する方法について説明する。例えば、図10に示すような領収書3の各項目への記入に要する正当な時間が「3分」であると想定した場合、サーバ5は、領収書3の各項目への正当記入時間として予め「3分」を設定しておく。なお、利用者は、図10(a)に示すような領収書3の正本51を取引相手に渡した後、図10(b)に示すような破線部分を追加した改竄を行ったものとする。この場合、サーバ5は、記入情報を、図13に示すような、記入情報DB7において記憶・管理しているものとする。
次に、予め各フィールドへの正当記入時間を設定して改竄を検出する方法について説明する。例えば、図10に示すような領収書3の各フィールドへの記入に要する正当な時間が「15秒」であると想定した場合、サーバ5は、領収書3の各フィールドへの正当記入時間として予め「15秒」を設定しておく。なお、利用者は、図10(a)に示すような領収書3の正本51を取引相手に渡した後、図10(b)に示すような破線部分を追加した改竄を行ったものとする。この場合、サーバ5は、記入情報を、図13に示すような、記入情報DB7において記憶・管理しているものとする。
次に、予め各項目への正当移行時間を設定して改竄を検出する方法について説明する。この場合、領収書3における各項目への記入順序が設定されているものとする。具体的に、図10に示すような領収書3においては、領収書番号項目、宛名項目、金額項目、日付項目、取扱者項目の順序で記入順序が設定されているものとする。
(v)各フィールドへの正当移行時間の設定
次に、予め各フィールドへの正当移行時間を設定して改竄を検出する方法について説明する。例えば、領収書3の所定のフィールドから次のフィールドへの移行に要する正当な時間が「10秒」であると想定した場合、サーバ5は、領収書3の各フィールドへの正当移行時間として予め「10秒」を設定しておく。
次に、改竄検出システム100により実行される改竄検出処理について説明する。図17は、改竄検出処理のフローチャートである。
上述の実施形態では、図13に示すような記入情報DB7により記入情報を記憶・管理し、正当記入時間及び/又は正当移行時間を設定することによる改竄検出方法を適用することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、図18に示すような記入情報DB7により記入情報を記憶・管理し、控え50を構成する複数の項目の中にロック項目を設定することによる改竄検出方法を適用することもできる。なお、記入情報DB7及び改竄検出方法以外については、上述の実施形態とほぼ同様であるため、便宜上説明は省略する。
3…領収書
5…サーバ
7…記入情報DB
8…取扱者情報DB
10…電子ペン
11…プロセッサ
12…メモリ
13…データ通信ユニット
14…バッテリー
25…端末装置
26…問い合わせサーバ
27…サービスサーバ
100…改竄検出システム
Claims (15)
- 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を使用した改竄検出システムにおいて、
前記電子ペン用帳票は、記入者が前記電子ペンにより記入を行うものであり、
前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、
前記記入情報から、前記帳票への記入開始時刻と記入終了時刻を抽出する時刻抽出手段と、
前記時刻抽出手段が抽出した前記記入開始時刻及び前記記入終了時刻に基づいて、前記帳票への記入に要した時間を算出する記入時間算出手段と、
前記帳票への記入に要する正当な時間を設定する正当記入時間設定手段と、
前記記入時間算出手段が算出した時間が、前記正当記入時間よりも長いか否かを判定する記入時間判定手段と、
前記記入時間判定手段が長いと判定した場合に、前記記入情報から、当該正当記入時間内に記入された正当ストロークデータと、当該正当記入時間以降に記入された追加ストロークデータとを区別して抽出するストロークデータ抽出手段と、
前記正当ストロークデータと、前記追加ストロークデータとに基づいて、記入者が改竄したか否かを検出する改竄検出手段と、を備えることを特徴とする改竄検出システム。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を使用した改竄検出システムにおいて、
前記電子ペン用帳票は、記入者が前記電子ペンにより記入を行うものであって、複数の項目から構成されており、
前記電子ペン用帳票の各項目と、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標とを対応付けた座標情報を記憶する座標情報記憶手段と、
前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、
前記記入情報から、前記座標情報に基づいて、前記各項目への記入開始時刻と記入終了時刻をそれぞれ抽出する時刻抽出手段と、
前記各項目への記入開始時刻及び前記記入終了時刻に基づいて、記入者が改竄したか否かを検出する改竄検出手段と、を備えることを特徴とする改竄検出システム。 - 前記項目毎に、各項目への記入に要する正当な時間を設定する正当記入時間設定手段と、
前記記入開始時刻及び前記記入終了時刻に基づいて、前記各項目への記入に要した時間を算出する記入時間算出手段と、
前記記入時間算出手段が算出した時間が、前記正当記入時間よりも長いか否かを判定する記入時間判定手段と、
前記記入時間判定手段が長いと判定した場合に、前記正当記入時間内に記入された正当ストロークデータと、前記正当記入時間以降に記入された追加ストロークデータとを区別して前記記入情報から抽出するストロークデータ抽出手段と、
前記ストロークデータ抽出手段が抽出した、前記正当ストロークデータと、前記追加ストロークデータとを区別して、それぞれの記入時刻及び前記帳票上の位置関係が分かるように表示するストロークデータ表示手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の改竄検出システム。 - 前記電子ペン用帳票は、各項目への正当記入順序が予め設定されており、
前記改竄検出システムは、
前記正当記入順序に従って、特定の項目から次の項目への正当移行時間を設定する正当移行時間設定手段と、
前記時刻抽出手段が抽出した記入終了時刻と記入開始時刻とに基づいて、前記特定の項目から次の項目への移行時間を算出する移行時間算出手段と、
前記移行時間算出手段が算出した時間と、前記正当移行時間とに基づいて、前記記入者による記入順序が前記正当記入順序か否かを判定する移行順序判定手段と、
前記移行順序判定手段が前記正当記入順序でないと判定した場合に、前記記入情報から、前記正当移行時間内に移行した正当ストロークデータと、当該正当移行時間を超えて移行した追加ストロークデータとを区別して抽出するストロークデータ抽出手段と、
前記ストロークデータ抽出手段が抽出した、前記正当ストロークデータと、前記追加ストロークデータとを区別して、それぞれの記入時刻及び前記帳票上の位置関係が分かるように表示するストロークデータ表示手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の改竄検出システム。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を使用した改竄検出システムにおいて、
前記電子ペン用帳票は、記入者が前記電子ペンにより記入を行うものであって、複数の項目から構成されており、
前記項目は、さらに複数のフィールドから構成されるものであって、
前記電子ペン用帳票の各フィールドと、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標と対応付けされた座標情報を記憶する座標情報記憶手段と、
前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、
前記記入情報から、各フィールドへの記入開始時刻と記入終了時刻を抽出する時刻抽出手段と、
前記フィールド毎に、各フィールドへの記入に要する正当な時間を設定する正当記入時間設定手段と、
前記記入開始時刻及び前記記入終了時刻に基づいて、各フィールドへの記入に要した時間を算出する記入時間算出手段と、
前記記入時間算出手段が算出した時間が、前記正当記入時間よりも長いか否かを判定する記入時間判定手段と、
前記記入時間判定手段が長いと判定した場合に、前記記入情報から、前記正当記入時間内に記入された正当ストロークデータと、前記正当記入時間以降に記入された追加ストロークデータとを区別して抽出するストロークデータ抽出手段と、
前記ストロークデータ抽出手段が抽出した、前記正当ストロークデータと、前記追加ストロークデータとに基づいて、記入者が改竄したか否かを検出する改竄検出手段と、を備えることを特徴とする改竄検出システム。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を使用した改竄検出システムにおいて、
前記電子ペン用帳票は、記入者が前記電子ペンにより記入を行うものであって、複数の項目から構成されており、
前記項目は、さらに複数のフィールドから構成されるものであって、各フィールドへの正当記入順序が予め設定されており、
前記電子ペン用帳票の各フィールドと、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標と対応付けされた座標情報を記憶する座標情報記憶手段と、
前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、
前記記入情報から、各フィールドへの記入開始時刻と記入終了時刻を抽出する時刻抽出手段と、
前記正当記入順序に従って、特定のフィールドから次のフィールドへの正当移行時間を設定する正当移行時間設定手段と、
前記時刻抽出手段が抽出した記入終了時刻と、記入開始時刻とに基づいて、前記特定のフィールドから次のフィールドへの移行時間を算出する移行時間算出手段と、
前記移行時間算出手段が算出した時間と、前記正当移行時間とに基づいて、前記記入者による記入順序が正当記入順序か否かを判定する記入順序判定手段と、
前記記入順序判定手段が正当記入順序でないと判定した場合に、前記記入情報から、前記正当移行時間内に移行した正当ストロークデータと、前記正当移行時間を超えて移行した追加ストロークデータとを区別して抽出するストロークデータ抽出手段と、
前記ストロークデータ抽出手段が抽出した、前記正当ストロークデータと、前記追加ストロークデータとに基づいて、記入者が改竄したか否かを検出する改竄検出手段と、を備えることを特徴とする改竄検出システム。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を使用した改竄検出システムにおいて、
前記電子ペン用帳票は、記入者が前記電子ペンにより記入を行うものであって、複数の項目から構成されており、
前記電子ペン用帳票の各項目と、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標とが対応付けされた座標情報を記憶する座標情報記憶手段と、
前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段と、
特定の項目をロック項目に設定するロック項目設定手段と、
前記記入情報から、前記座標情報に基づいて、前記ロック項目への記入終了時刻を抽出し、ロック時刻に設定するロック時刻設定手段と、
前記記入情報に、前記ロック時刻以降に記入されたかストロークデータが含まれているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が含まれていると判定した場合に、前記ロック時刻より前に記入された正当ストロークデータと、前記ロック時刻以降に記入された追加ストロークデータとを区別して前記記入情報から抽出するストロークデータ抽出手段と、
前記ストロークデータ抽出手段が抽出した、前記正当ストロークデータと、前記追加ストロークデータとに基づいて、記入者が改竄したか否かを検出する改竄検出手段と、を備えることを特徴とする改竄検出システム。 - 前記ロック項目設定手段は、複数の項目をロック項目に設定し、
前記ロック時刻設定手段は、前記ロック項目に設定された少なくとも1つ以上の項目への記入が終了した時刻をロック時刻に設定することを特徴とする請求項7に記載の改竄検出システム。 - 記入者が使用する電子ペンの識別情報に対応付けて、当該記入者が使用可能な電子ペン用帳票の識別情報を記憶する帳票情報記憶手段と、
前記記入情報から記入者が使用する前記電子ペンの識別情報を抽出するペン情報抽出手段と、
前記ペン情報抽出手段が抽出した電子ペンの識別情報に基づいて、前記帳票情報記憶手段から前記帳票の識別情報を抽出する帳票情報抽出手段と、
前記記入情報に含まれる電子ペン用帳票の識別情報が、前記帳票情報抽出手段が抽出した帳票の識別情報に含まれるか否かを判定する帳票判定手段と、
前記帳票判定手段が含まれないと判定した場合に、前記記入情報を無効とする無効手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか一項に記載の改竄検出システム。 - 記入者が使用する電子ペンの識別情報に対応付けて、当該記入者の筆圧に関する筆圧情報を記憶する筆圧情報記憶手段と、
前記電子ペン識別情報抽出手段が抽出した識別情報に基づいて、前記筆圧情報記憶手段から前記筆圧情報を抽出する筆圧情報抽出手段と、
前記記入情報に含まれるストロークデータの筆圧が、前記筆圧情報に含まれる筆圧と一致するか否かを判定する筆圧判定手段と、をさらに備え、
前記無効手段は、前記筆圧判定手段が一致しないと判定した場合に、前記記入情報を無効とすることを特徴とする請求項9に記載の改竄検出システム。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を使用したコンピュータにより実行されるプログラムにおいて、
前記電子ペン用帳票は、記入者が前記電子ペンにより記入を行うものであり、
前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段、
前記記入情報から、前記帳票への記入開始時刻と記入終了時刻を抽出する時刻抽出手段、
前記時刻抽出手段が抽出した前記記入開始時刻及び前記記入終了時刻に基づいて、前記帳票への記入に要した時間を算出する記入時間算出手段、
前記帳票への記入に要する正当な時間を設定する正当記入時間設定手段、
前記記入時間算出手段が算出した時間が、前記正当記入時間よりも長いか否かを判定する記入時間判定手段、
前記記入時間判定手段が長いと判定した場合に、前記記入情報から、当該正当記入時間内に記入された正当ストロークデータと、当該正当記入時間以降に記入された追加ストロークデータとを区別して抽出するストロークデータ抽出手段、
前記正当ストロークデータと、前記追加ストロークデータとに基づいて、記入者が改竄したか否かを検出する改竄検出手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を使用したコンピュータにより実行されるプログラムであって、
前記電子ペン用帳票は、記入者が前記電子ペンにより記入を行うものであって、複数の項目から構成されており、
前記電子ペン用帳票の各項目と、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標とを対応付けた座標情報を記憶する座標情報記憶手段、
前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段、
前記記入情報から、前記座標情報に基づいて、前記各項目への記入開始時刻と記入終了時刻をそれぞれ抽出する時刻抽出手段、
前記各項目への記入開始時刻及び前記記入終了時刻に基づいて、記入者が改竄したか否かを検出する改竄検出手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を使用したコンピュータにより実行されるプログラムにおいて、
前記電子ペン用帳票は、記入者が前記電子ペンにより記入を行うものであって、複数の項目から構成されており、
前記項目は、さらに複数のフィールドから構成されるものであって、
前記電子ペン用帳票の各フィールドと、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標と対応付けされた座標情報を記憶する座標情報記憶手段、
前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段、
前記記入情報から、各フィールドへの記入開始時刻と記入終了時刻を抽出する時刻抽出手段、
前記フィールド毎に、各フィールドへの記入に要する正当な時間を設定する正当記入時間設定手段、
前記記入開始時刻及び前記記入終了時刻に基づいて、各フィールドへの記入に要した時間を算出する記入時間算出手段、
前記記入時間算出手段が算出した時間が、前記正当記入時間よりも長いか否かを判定する記入時間判定手段、
前記記入時間判定手段が長いと判定した場合に、前記記入情報から、前記正当記入時間内に記入された正当ストロークデータと、前記正当記入時間以降に記入された追加ストロークデータとを区別して抽出するストロークデータ抽出手段、
前記ストロークデータ抽出手段が抽出した、前記正当ストロークデータと、前記追加ストロークデータとに基づいて、記入者が改竄したか否かを検出する改竄検出手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を使用したコンピュータにより実行されるプログラムにおいて、
前記電子ペン用帳票は、記入者が前記電子ペンにより記入を行うものであって、複数の項目から構成されており、
前記項目は、さらに複数のフィールドから構成されるものであって、各フィールドへの正当記入順序が予め設定されており、
前記電子ペン用帳票の各フィールドと、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標と対応付けされた座標情報を記憶する座標情報記憶手段、
前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段、
前記記入情報から、各フィールドへの記入開始時刻と記入終了時刻を抽出する時刻抽出手段、
前記正当記入順序に従って、特定のフィールドから次のフィールドへの正当移行時間を設定する正当移行時間設定手段、
前記時刻抽出手段が抽出した記入終了時刻と、記入開始時刻とに基づいて、前記特定のフィールドから次のフィールドへの移行時間を算出する移行時間算出手段、
前記移行時間算出手段が算出した時間と、前記正当移行時間とに基づいて、前記記入者による記入順序が正当記入順序か否かを判定する記入順序判定手段、
前記記入順序判定手段が正当記入順序でないと判定した場合に、前記記入情報から、前記正当移行時間内に移行した正当ストロークデータと、前記正当移行時間を超えて移行した追加ストロークデータとを区別して抽出するストロークデータ抽出手段、
前記ストロークデータ抽出手段が抽出した、前記正当ストロークデータと、前記追加ストロークデータとに基づいて、記入者が改竄したか否かを検出する改竄検出手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 電子ペンにより認識可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を使用したコンピュータにより実行されるプログラムにおいて、
前記電子ペン用帳票は、記入者が前記電子ペンにより記入を行うものであって、複数の項目から構成されており、
前記電子ペン用帳票の各項目と、前記ドットパターン上のそれぞれの位置座標とが対応付けされた座標情報を記憶する座標情報記憶手段、
前記電子ペン用帳票に記入された記入情報を取得する記入情報取得手段、
特定の項目をロック項目に設定するロック項目設定手段、
前記記入情報から、前記座標情報に基づいて、前記ロック項目への記入終了時刻を抽出し、ロック時刻に設定するロック時刻設定手段、
前記記入情報に、前記ロック時刻以降に記入されたかストロークデータが含まれているか否かを判定する判定手段、
前記判定手段が含まれていると判定した場合に、前記ロック時刻より前に記入された正当ストロークデータと、前記ロック時刻以降に記入された追加ストロークデータとを区別して前記記入情報から抽出するストロークデータ抽出手段、
前記ストロークデータ抽出手段が抽出した、前記正当ストロークデータと、前記追加ストロークデータとに基づいて、記入者が改竄したか否かを検出する改竄検出手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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